JPH11300144A - 回転式除湿材への再生空気加熱装置 - Google Patents
回転式除湿材への再生空気加熱装置Info
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- JPH11300144A JPH11300144A JP10116342A JP11634298A JPH11300144A JP H11300144 A JPH11300144 A JP H11300144A JP 10116342 A JP10116342 A JP 10116342A JP 11634298 A JP11634298 A JP 11634298A JP H11300144 A JPH11300144 A JP H11300144A
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Abstract
均一な熱風温度にならずバラツキがあったためその加熱
温度の低い処では効率よく水分を取り出すことはできな
かった。 【解決手段】 ケース5側部の開口部6からの再生空気
を、略90度送風方向を変更させ、段付の遮熱板7を経
て、その一部を、遮熱部7の下流側にある加熱部9で加
熱して排出するもので、加熱部9を経由しない経路の送
風上流部はケース5と遮熱板7との間隔を広く、加熱部
9を経由する経路の送風下流部はケース5と遮熱板7と
の間隔を狭くし、遮熱板7の開口面積により送風量を調
整したものである。
Description
えた除湿機の回転式除湿材への再生空気加熱装置に関す
るものである。
置(再生空気加熱部構造)が使用される回転式除湿材を
備えた除湿機の構成についてまず説明する。
除湿ローター31は平面シートに片波成形体を巻回した
ハニカムローターの表面や内部にゼオライト(吸湿剤)
を担持させたもので、ゼオライトには潮解現象がなく、
結晶質で安定した細孔構造を持ち、水分吸着に対して劣
化が少なく、長期間安定した吸湿作用を有する。
れ、フィルター33で粗いゴミを取り去り、凝縮器34
を通過し、後述のように、暖かく湿った凝縮器内部の再
生空気を冷却し、再生空気中の水分を結露させる。凝縮
器34を通過した被除湿空気32は除湿ローター31を
通過し、吸湿剤に吸湿させ、乾燥空気36となり、熱回
収熱交換器35にて熱回収後、室内に放出される。
させるため、再生ヒーターである加熱部9にて再生空気
を200°C〜250°Cに加熱した後、除湿ローター
31に再生ファン38により送風する。加熱された再生
空気は除湿ローター31の吸湿剤から水分を受け取り、
暖かく湿った空気となり、凝縮器34にて冷却され、水
分を結露させて排出する。結露水39は水受タンク40
に導かれる。水受タンク40には水位を検知するフロー
トスイッチを備え、所定の水位を検知すると、備えられ
ている揚水ポンプ41を運転し、揚水チューブ58を経
て貯水タンク42に結露水39を蓄える。
ず)で回転されており、被除湿空気32が通過する除湿
部46と加熱された熱風が通過する再生部47は少しづ
つ回転移動しており、吸湿してもまた再生され、連続的
に使用可能である。
し少しづつ回転移動するため、除湿ローター31は暖め
られている。ここに被除湿空気32が通過するため、通
過後の暖められた乾燥空気36で、熱回収熱交換器35
に熱を回収する。熱回収熱交換器35の内部には凝縮器
34で結露水39を排出した後の再生空気が通過し、暖
められた分だけ、再生ヒーターである加熱部9の電力を
節約できる。再生空気は上記のように、閉回路になっ
て、繰り返し使用されている。
であれば、加熱装置の加熱にては除湿ローターに対して
均一な熱風温度にならずバラツキがあったためその加熱
温度の低い処では効率よく水分を取り出すことはできな
かった。
の再生空気加熱装置は上記課題を解決するために、吸湿
した回転式除湿材に、加熱された再生空気を吹きかけ、
水分を取り出して該回転式除湿材を再生するものにおい
て、ケースの開口部から送り込まれる再生空気を、加熱
量の大きい第1の経路と加熱量の小さい第2の経路とに
分けて排出すると共に、前記第1及び第2の経路の上流
側に設けられた遮熱板の複数個の貫通穴よりなる開口面
積により送風量を調整したものである。
開口部から該ケース内部に送り込まれる再生空気を、略
90度送風方向を変更させ、段付の複数個の貫通穴を備
えた遮熱板を経て、該遮熱部の下流側にある加熱部で加
熱して排出するものであって、加熱量の小さい第2の経
路に排出する前記開口部に近い送風上流部は前記ケース
と前記遮熱板との間隔を広く、加熱量の大きい第1の経
路に排出する送風下流部は前記ケースと前記遮熱板との
間隔を狭くし、前記遮熱板の複数個の貫通穴よりなる開
口面積により送風量を調整したものである。
開け加工したものである。
した遮熱板のパンチング穴径が複数種類で構成され、該
遮熱板の位置によっては、穴径が異なることにより、送
風量を調整したものである。
風量を前記加熱量の小さい第2の経路の送風量より大き
くしたものである。
熱無しの経路としたものである。
た再生空気を吹きかけ、水分を取り出して該回転式除湿
材を再生するものの加熱用ヒーター組品であって、前記
回転式除湿材の回転中心を中心として或る角度を為す略
扇型形状に、ヒーター線を、前記回転中心よりの同心円
と交差する角度で配設したものである。
にヒーター線を設け、該上下段それぞれの隣り合うヒー
ター線を、違いに交差する角度に配設したものである。
路を通過した熱風の再生空気が吸湿した回転式除湿材か
ら、水分を取り出してを再生すると共に、回転式除湿材
が回転し、熱風が通過し、その余熱で暖まっている回転
式除湿材の部分に、加熱量の小さい第2の経路を通過し
た再生空気が送風され、更に、水分を取り出して再生
し、前記第1及び第2の経路の排出部の上流側に設けら
れた、遮熱板の開口面積により、それぞれの経路の送風
量を調整できる。
グはファン軸に直交する面の面積が大きいため、再生空
気加熱装置のケース側部に開口部を設け、該ケース内部
に再生空気を送風する方が製品奥行(厚み)が小さくで
きる。
近い送風上流部はケースと遮熱板との間隔を広くし、加
熱量の小さい再生空気の第2の経路とし、送風下流部は
ケースと遮熱板との間隔を狭くし、加熱量の大きい第1
の経路とする。再生空気は略90度送風方向を変更する
ため、メインとなる、第1の経路の送風量がサブとな
る、第2の経路の送風量より大きくなる。
隔を狭くしているから、遮熱板の段付部分などからも通
風し、加熱部から熱を奪う。また、遮熱板の開口面積に
より送風量を調整できる。
穴開け加工した金属板であるから、加熱部の輻射熱を回
転式除湿材の再生部側へ反射し、パンチング穴の穴径を
適当な寸法にすることで、遮熱板の開口面積を適当にし
て送風量を調整できる。
で構成し、遮熱板の位置により、穴径を異にして、送風
量を位置毎に調整でき、熱風を均一にできる。
の加熱量によっては、その余熱だけで十分であるから、
加熱無しの経路とすることもできる。
の回転中心を中心として或る角度を為す略扇形に構成
し、そのヒーター線を、前記回転中心よりの同心円と交
差する角度で配設したから、回転式除湿材の回転中心近
傍より、外径部近傍までヒーター線が配設され、加熱ム
ラがなく、均一な熱風となる。もし、回転中心よりの同
心円に平行にヒーター線を配設したなら、ヒーター線の
ある部分と無い或いは少ない部分とでは加熱ムラができ
易い。
にヒーター線を設け、該上下段それぞれの隣り合うヒー
ター線を、違いに交差する角度に配設したから、さらに
均一な熱風となる。もし、上下段それぞれの隣り合うヒ
ーター線が重なる位置に配設されていたなら、加熱ムラ
を避け難い。
生空気加熱装置(再生空気加熱部構造)の実施の形態に
ついて、以下説明する。本発明に係る再生空気加熱装置
が使用される回転式除湿材を備えた除湿機の構成につい
ては、従来の技術欄で記載したので重複部分の説明は省
略し、実施の形態の説明においても、同じ部品は同じ符
号を使用して、以下記載する。
分を吐き出させ、再生する再生部47について、図7を
用いて説明すると、再生部47に送風する再生空気はそ
のすべてを再生ヒーターである加熱部9にて加熱した熱
風とすることは必ずしも必要ではない。
の再生空気52と、加熱量の小さい第2の経路を通過し
た再生空気53とに再生空気を分けて除湿ローター31
の再生部47に送風する。
の再生空気52が通過した再生部49は暖められてい
る。除湿ローター31は回転しているから、次には暖め
られている除湿ローター31の再生部49に、加熱量の
小さい第2の経路を通過した再生空気53が、通過して
も、余熱を有効に利用して、更に水分を取り出し再生さ
せることができる。
の加熱量によっては、その余熱だけで十分であるから、
加熱無しの経路とすることもできる。
熱装置周辺の構成斜視図であり、図1において、吸湿剤
を担持した除湿ローター31、この除湿ローター31の
再生部47に再生空気を送るシロッコファンケーシング
1、モータ2を備えた再生ファン38を熱回収熱交換器
35に取り付け、これらを仕切り板3に固定する。再生
空気加熱部構造4は除湿ローター31の再生部47に対
応する部分の仕切り板3に係止されており、再生空気加
熱装置(再生空気加熱部構造)4のケース5は再生ファ
ン38により送風される再生空気を除湿ローター31の
再生部47に導く送風ダクトの役割をもっている。
再生空気を集め、冷却して結露させ、水分を取り除く凝
縮器34に送り込む送風ダクト構造を、除湿ローター3
1の再生部47に対応する部分で、再生空気加熱装置4
の反対側に設けた、不図示の再生ボックス44で果たし
ている。
除湿ローター31を両側から挟み込み、仕切り板3の中
央部の軸に、除湿ローター31を軸支している。除湿ロ
ーター31を回転駆動する駆動モーター48は再生ボッ
クス44に取り付けられる。除湿ローター31の外周に
は歯車を設け、この歯車と噛み合うプーリーで駆動モー
ター48のギアで減速された回転軸からの動力で除湿ロ
ーターはゆっくりと回転する。被除湿空気32が通過す
る除湿部46と加熱された熱風が通過する再生部47は
少しづつ回転移動しており、吸湿してもまた再生され、
連続的に使用可能である。
に、カルプ入りのポリプロピレン耐熱樹脂成型品であ
る。軸支される除湿ローター31に対応する仕切り板3
の部分は空気が流れるように、骨組みのみで残りは開口
部分としている。
31の再生部47に対応する部分から見た平面図を、図
3に図2のA−A断面図を示している。実施の形態にお
いては、加熱量の大きい第1の経路を加熱部9を通過す
る経路とし、加熱量の小さい第2の経路を加熱無しの経
路即ち、加熱部9を通過しない経路としている。
より送風される再生空気はその送風方向を略90度曲げ
られて図3に矢視Bの如く、パンチング穴8の開けられ
た遮熱板7を通過して排出される、加熱部9を経由しな
い第2の経路と、矢視Cの如く、パンチング穴8の開け
られた遮熱板7を通過した後、加熱部9を通過し熱風と
なって排出される、加熱部9を経由する第1の経路とに
分けて除湿ローター31の再生部47に送風される。
気はパンチング穴8の開けられた遮熱板7の段付部10
やケース5の内壁にぶつかり、その送風方向を略90度
曲げられるが、どうしても障害物にぶつかるまでは直進
しようとするため、図3にて矢示Bの如く、パンチング
穴8の開けられた遮熱板7を通過して送風される加熱部
9を経由しない第2の経路を通過する再生空気53よ
り、矢示Cの如く、パンチング穴8の開けられた遮熱板
7を通過した後、加熱部9を通過し熱風となって排出さ
れる加熱部9を経由する第1の経路の再生空気52の風
量が多くなって、除湿ローター31の再生部47に送風
される。遮熱板7の段付部10にもパンチング穴8が開
いているため、送風され、ヒーター組品16のヒーター
ケース15からも熱を奪っていく。
遮熱板7の段付部10の段付き長さF、パンチング穴8
の穴径大きさによる開口面積により、それぞれの経路へ
の送風量を調整できる。なお、図2の遮熱板7にて図示
のように、部分によってパンチング穴8の穴径を変え、
その部分への送風風量を調整できる。
しではなく、多少の加熱量の経路とするには、図3にて
矢示Bの遮熱板7を通過して後に、多少の加熱量となる
加熱部を加熱部9に準じて設けることは容易である。
載しておくと、ケース5はステンレス鋼板を絞ったもの
で、同じくステンレス鋼板の遮熱板7の両端には複数個
の突起を備え、ケース5の係合する位置に設けられてい
る複数個の小さい長方形の穴に上記突起を挿入して、遮
熱板7をケース5に固定している。
外径を変えて送風量の調節、位置により、異なった穴の
外径として、位置による風量のバラツキを是正して均一
の送風を可能とする機能の他に、加熱部9のヒーター線
12、13の発熱による輻射熱を除湿ローター31側に
反射させる機能、加熱部9の熱を送風上流側に逃がす量
を減らす遮熱機能がある。加熱部9の熱は再生ファン3
8による送風で伝熱の他に、輻射による伝熱があり、こ
の輻射による伝熱が大きいだけに、遮熱板7の効果は大
である。
す。図4は除湿ローター31の再生部47に対応する部
分から見た正面図、図5は図4を上部より見た上面図、
図6は図4を側面より見た側面図である。
るマイカ板11に、コイル状ニクロム線ヒーターであっ
て、100V−200Wのヒーター線12と、100V
−300Wのヒーター線13の2個のヒーター線を、上
下2段に、それぞれつずら折り状に折り曲げ固定したヒ
ーター組品16とする。
て、ヒーター線の配設について説明する。図8に示すよ
うに、ヒーター組品16は除湿ローター31の回転中心
位置に対応する中心21にて角度αの略扇形に構成され
る。なお、略扇形といっても、実際は図4に示すよう
に、台形となり、該形状を含む概念である。除湿ロータ
ー31の回転中心は回転軸であり、除湿剤は存在せず、
円周部も直線で構成しても特に不具合はないからであ
る。
1よりの同心円と交差する角度で配設したつづら折りと
なっている。もし、図10に示すように、同心円と略平
行につづら折りされると、ヒーター線の有る同心円上と
ヒーター線の無い同心円上とで熱分布が不均一になる。
ヒーター組品に対して除湿ローター31はその回転中心
にて回転しているからである。図8のようにヒーター線
12が同心円と交差する角度で配設してあれば、除湿ロ
ーター31の回転中心からのどの距離の同心円上におい
てもヒーター線の熱が均等に届くことになる。
心円と交差する角度で、且つ、図8のヒーター線と違い
に交差する角度に配設されているから、ヒーター線12
と、ヒーター線13とを上下に配置した図4に示すヒー
ター組品16では、送風方向の上流側と下流側に2段に
ヒーター線を設け、上下段それぞれの隣り合うヒーター
線12、13を、違いに交差する角度に配設したから、
さらに均一な熱風となる。もし、上下段それぞれの隣り
合うヒーター線12、13が重なる位置に配設されてい
たなら、加熱ムラを避け難い。
2、13の実施の形態の場合であるが、図11、図12
に示すように、単に直線を曲げた場合であっても、それ
ぞれのヒーター線を同心円と交差する角度で配設し、且
つ、上下段それぞれの隣り合うヒーター線を、違いに交
差する角度に配設し、均一な熱風となすことができる。
方側が接続され、他端は並列に接続されており、ヒータ
ー線12、13のどちらか1方又は両方に選択的に通電
可能である。つまり、200W,300W,500Wの
加熱量が選択できる。
14と、台形状のその他の辺となる3つ折りのヒーター
ケース15とでヒーター組品16の側部を囲っている。
ヒーターケース14、15の内面側には絶縁のために、
マイカ板25、26がハトメ端子30で固定されてい
て、万一ヒーター線12、13が接触したり、絶縁距離
が小さくなっても、危険でないように配慮されている。
6の3枚のマイカ板11の端部に設けられた突起に係合
する小さな長方形の穴が、ヒーターケース15の台形状
の幅狭の上辺にあたる辺の中央部には上記3枚のマイカ
板11の他端が1カ所に集まり、設けられた突起が係合
する長方形の穴が、それぞれ設けられ、これらの穴にヒ
ーター組品16のマイカ板11の突起を挿入させ、ヒー
ターケース14の両端の係合穴に、ヒーターケース15
端部の突起を挿入してカシメ係止している。なお、3枚
のマイカ板11は大中小3枚のマイカ板22、23、2
4で、その相互位置を保つべく連結されている。
板25には温度ヒューズ27、サーモスタット28が配
設され、ヒーター線12、13の共通端子29に直列に
接続されている。万一の異常発熱の際は、このサーモス
タット28が動作してヒーター線12、13への通電を
停止する。また、サーモスタット28が不良となり、動
作しないときは温度ヒューズ27が動作し、ヒーター線
12、13への通電を停止する。
も、適宜箇所に過熱防止のためのサーミスターを複数個
配置して安全には配慮している。なお、除湿機とはいっ
ても室温を感知するルームサーミスターを備え、室温
と、別途湿度を感知するセンサーによる室内湿度とで、
カビが生えると心配されるときには、カビ注意の警告表
示を行っている。このルームサーミスターを用いて、被
除湿空気32の温度が所定温度になれば、除湿機全体の
運転を停止する機能を備えることもできる。
どうしても湿気を含んでおり、温度が下がると結露が心
配される。そこで、ケース5、遮熱板7はステンレス鋼
板を使用し、結露しても、錆びることのないように配慮
している。ヒーターケース14、15はヒーター線1
2、13の近傍にあり、機器の運転中に低温になること
はなく、アルミメッキ鋼板を使用している。
るものではない。
加熱装置は、加熱量の大きい第1の経路を通過した熱風
の再生空気が吸湿した回転式除湿材から、水分を取り出
してを再生すると共に、回転式除湿材が回転し、熱風が
通過し、その余熱で暖まっている回転式除湿材の部分
に、加熱量の小さい第2の経路を通過した再生空気が送
風され、更に、水分を取り出して再生し、前記第1及び
第2の経路の排出部の上流側に設けられた、遮熱板の開
口面積により、それぞれの経路の送風量を調整できる。
グはファン軸に直交する面の面積が大きいため、再生空
気加熱装置のケース側部に開口部を設け、該ケース内部
に再生空気を送風する方が製品奥行(厚み)が小さくで
きる。
近い送風上流部はケースと遮熱板との間隔を広くし、加
熱量の小さい再生空気の第2の経路とし、送風下流部は
ケースと遮熱板との間隔を狭くし、加熱量の大きい第1
の経路とする。再生空気は略90度送風方向を変更する
ため、メインとなる、第1の経路の送風量がサブとな
る、第2の経路の送風量より大きくなる。
隔を狭くしているから、遮熱板の段付部分などからも通
風し、加熱部から熱を奪う。また、遮熱板の開口面積に
より送風量を調整できる。
穴開け加工した金属板であるから、加熱部の輻射熱を回
転式除湿材の再生部側へ反射し、パンチング穴の穴径を
適当な寸法にすることで、遮熱板の開口面積を適当にし
て送風量を調整できる。
で構成し、遮熱板の位置により、穴径を異にして、送風
量を位置毎に調整でき、熱風を均一にできる。
の加熱量によっては、その余熱だけで十分であるから、
加熱無しの経路とすることもできる。
の回転中心を中心として或る角度を為す略扇形に構成
し、そのヒーター線を、前記回転中心よりの同心円と交
差する角度で配設したから、回転式除湿材の回転中心近
傍より、外径部近傍までヒーター線が配設され、加熱ム
ラがなく、均一な熱風となる。
にヒーター線を設け、該上下段それぞれの隣り合うヒー
ター線を、違いに交差する角度に配設したから、更に均
一な熱風となる。
辺の概略構成斜視図である。
除湿ローターの再生部に対応する部分から見た平面図で
ある。
である。
である。
である。
風再生空気と加熱部を経由しない再生空気とを回転式除
湿材(除湿ローター)に送風する状況説明図である。
である。
である。
折りに配設された場合の説明図である。
配設についての説明図である。
重ねて配設した場合の説明図である。
除湿材を備えた除湿機の全体構成説明図である。
路)を通過した再生空気
Claims (8)
- 【請求項1】 吸湿した回転式除湿材に、加熱された再
生空気を吹きかけ、水分を取り出して該回転式除湿材を
再生するものにおいて、ケースの開口部から送り込まれ
る再生空気を、加熱量の大きい第1の経路と加熱量の小
さい第2の経路とに分けて排出すると共に、前記第1及
び第2の経路の上流側に設けられた遮熱板の複数個の貫
通穴よりなる開口面積により送風量を調整した回転式除
湿材への再生空気加熱装置。 - 【請求項2】 吸湿した回転式除湿材に、加熱された再
生空気を吹きかけ、水分を取り出して該回転式除湿材を
再生するものにおいて、再生空気加熱装置のケース側部
の開口部から該ケース内部に送り込まれる再生空気を、
略90度送風方向を変更させ、段付の複数個の貫通穴を
備えた遮熱板を経て、該遮熱板の下流側にある加熱部で
加熱して排出するものであって、加熱量の小さい第2の
経路に排出する前記開口部に近い送風上流部は前記ケー
スと前記遮熱板との間隔を広く、加熱量の大きい第1の
経路に排出する送風下流部は前記ケースと前記遮熱板と
の間隔を狭くし、前記遮熱板の複数個の貫通穴よりなる
開口面積により送風量を調整した回転式除湿材への再生
空気加熱装置。 - 【請求項3】 前記遮熱板が金属板にパンチング穴開け
加工したものである請求項1又は請求項2に記載の回転
式除湿材への再生空気加熱装置。 - 【請求項4】 前記金属板にパンチング穴開け加工した
遮熱板のパンチング穴径が複数種類で構成され、該遮熱
板の位置によっては、穴径が異なることにより、送風量
を調整した請求項3に記載の回転式除湿材への再生空気
加熱装置。 - 【請求項5】 前記加熱量の大きい第1の経路の送風量
を前記加熱量の小さい第2の経路の送風量より大きくし
た請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の回転式除湿
材への再生空気加熱装置。 - 【請求項6】 前記加熱量の小さい第2の経路を加熱無
しの経路とした請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
の回転式除湿材への再生空気加熱装置。 - 【請求項7】 吸湿した回転式除湿材に、加熱された再
生空気を吹きかけ、水分を取り出して該回転式除湿材を
再生するものの加熱用ヒーター組品であって、前記回転
式除湿材の回転中心を中心として或る角度を為す略扇形
に、ヒーター線を、前記回転中心よりの同心円と交差す
る角度で配設した回転式除湿材への再生空気加熱装置。 - 【請求項8】 送風方向の上流側と下流側の複数段にヒ
ーター線を設け、該上下段それぞれの隣り合うヒーター
線を、違いに交差する角度に配設した請求項7に記載の
回転式除湿材への再生空気加熱装置。
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