JPH11296701A - 発券端末装置及び発券システム - Google Patents

発券端末装置及び発券システム

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JPH11296701A
JPH11296701A JP9741298A JP9741298A JPH11296701A JP H11296701 A JPH11296701 A JP H11296701A JP 9741298 A JP9741298 A JP 9741298A JP 9741298 A JP9741298 A JP 9741298A JP H11296701 A JPH11296701 A JP H11296701A
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JP
Japan
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customer
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ticketing
medium
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JP9741298A
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English (en)
Inventor
Takayuki Tsubakihara
隆之 椿原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乗車券等を購入可能とすると共に、所定の入場
処理も可能とすることにより、顧客における改札の手間
を軽減する。 【解決手段】本発明は、顧客により入力された無線カー
ドの情報の読み出し及び書き込みを行うための無線カー
ドリーダライタ７と、上記顧客が所望とする処理を指示
可能とすると共に上記顧客に対して各種情報を表示する
ための接客表示パネル１２と、発券処理が指示された場
合に、上記無線カードの情報に基づいて、発券処理を行
い、当該発券処理中において、上記顧客が入場処理を所
望とする場合、上記顧客に対して、上記入場処理に必要
な所定の案内表示を上記接客表示パネル１２に行うと共
に、上記無線カードリーダライタ７により、入場処理に
係る情報を上記無線カードに書き込むよう制御するメイ
ンＣＰＵ１とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、駅業務に
使用され、乗車券等の発券を行うための装置に係り、特
に駅構内への入場処理まで可能ならしめる発券端末装置
及び発券システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、駅務システムのうち、発券装置で
は、現金、無線カード等の各種カードなどにより、乗車
券を購入することが可能となっている。例えば、一例に
係る発券端末装置では、無線カードを発券端末装置の所
定位置にかざすと、当該装置内の制御部が当該カードに
係る情報を読み取り、当該情報を通信部を介してホスト
コンピュータに送信し、両者の照合を行い、当該照合の
結果が正常である場合には、乗車券に係る所定金額の引
き去り処理を行った後、顧客が所望とする乗車券を発行
していた。従って、顧客は、以上の過程を経て発券端末
装置で乗車券を購入し、改札機若しくは有人通路で検札
を受けることとにより、実際に駅構内に入場を行うこと
になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術に係る発券端末装置では、発券端末装置自身
は駅構内への入場を許可する権能を有していなかったの
で、顧客は乗車券購入の作業と駅構内への入場のための
作業を別々の装置により個別に行わなければならず、入
場時の改札の手間がかかり、顧客にとって煩雑なもので
あった。
【０００４】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、乗車券等を購入可能とす
ると共に、所定の入場処理も可能とすることにより、顧
客における改札の手間を軽減する発券装置及び発券シス
テムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第１の態様では、顧客による操作に基づい
て発券処理を行う発券処理手段と、上記発券処理手段の
発券処理中において、上記顧客が入場処理を所望とする
か否かを判別するための判別手段と、上記判別手段によ
り、上記顧客が入場処理を所望とすると判別されたと
き、上記顧客に対して、上記入場処理に必要な所定の案
内表示を行う案内表示手段とを具備することを特徴とす
る発券端末装置が提供される。
【０００６】第２の態様では、顧客により入力された媒
体の情報の読み出し及び書き込みを行うための情報読み
出し／書き込み手段と、上記顧客が所望とする処理を指
示するための操作入力手段と、上記顧客に対して各種情
報を表示するための表示手段と、上記操作入力手段によ
り発券処理が指示された場合に、上記情報読み出し／書
き込み手段により得られた情報に基づいて、発券処理を
行う発券処理手段と、上記発券処理手段の発券処理中に
おいて、上記顧客が入場処理を所望とするか否かを判別
するための判別手段と、上記判別手段により、上記顧客
が入場処理を所望とすると判別されたとき、上記顧客に
対して、上記入場処理に必要な所定の案内表示を行うと
共に、上記情報読み出し／書き込み手段により入場処理
に係る情報を上記媒体に書き込むよう制御する制御手段
とを具備することを特徴とする発券端末装置が提供され
る。
【０００７】第３の態様では、顧客により入力された媒
体の情報の読み出し及び書き込みを行うための情報読み
出し／書き込み手段と、上記顧客が所望とする処理を指
示するための操作入力手段と、上記顧客に対して各種情
報を表示するための表示手段と、上記操作入力手段によ
り発券処理が指示された場合に、上記情報読み出し／書
き込み手段により得られた情報に基づいて発券処理を行
う発券処理手段と、上記発券処理手段の発券処理中にお
いて、上記顧客が入場処理を所望とするか否かを判別す
るための判別手段と、上記判別手段により、上記顧客が
入場処理を所望とすると判別されたとき、上記顧客に対
して、上記媒体の情報を上記情報読み出し／書き込み手
段により再び入力するための案内表示を行い、上記媒体
と同一の媒体の情報が入力されなかった場合には、上記
表示手段に所定の警告表示を行い、同一の媒体の情報が
入力された場合には、上記情報読み出し／書き込み手段
により入場処理に係る情報を上記媒体に書き込むよう制
御する制御手段とを具備することを特徴とする発券端末
装置が提供される。
【０００８】第４の態様では、顧客により入力された媒
体の情報の読み出し及び書き込みを行うための情報読み
出し／書き込み手段と、上記顧客が所望とする処理を指
示するための操作入力手段と、上記顧客に対して各種情
報を表示するための表示手段と、上記操作入力手段によ
り発券処理が指示された場合に、上記情報読み出し／書
き込み手段により得られた情報に基づいて発券処理を行
う発券処理手段と、上記発券処理手段の発券処理中にお
いて、上記顧客が入場処理を所望とするか否かを判別す
るための判別手段と、上記判別手段により、上記顧客が
入場処理を所望とすると判別されたとき、上記顧客に対
して、上記媒体の情報を上記情報読み出し／書き込み手
段により再び入力するための案内表示を行い、上記媒体
と同一の媒体の情報が入力されなかった場合には、上記
表示手段に所定の警告表示を行い、同一の媒体の情報が
入力された場合には、上記表示手段に所定の案内表示を
行うと共に、上記情報読み出し／書き込み手段により入
場処理に係る情報を上記媒体に書き込むよう制御する制
御手段とを具備することを特徴とする発券端末装置が提
供される。
【０００９】第５の態様では、顧客により入力された媒
体の情報の読み出し及び書き込みを行うための情報読み
出し／書き込み手段と、上記顧客が所望とする処理を指
示するための操作入力手段と、上記顧客に対して各種情
報を表示するための表示手段と、上記操作入力手段によ
り発券処理が指示された場合に、上記情報読み出し／書
き込み手段により得られた情報に基づいて発券処理を行
う発券処理手段と、上記発券処理手段の発券処理中にお
いて、上記顧客が入場処理を所望とするか否かを判別す
るための判別手段と、顧客に対して所定の音声による案
内を行う音声出力手段と、上記判別手段により、上記顧
客が入場処理を所望とすると判別されたとき、上記顧客
に対して、上記媒体の情報を上記情報読み出し／書き込
み手段により再び入力するための案内表示を行い、上記
媒体と同一の媒体の情報が入力されなかった場合には、
上記表示手段に所定の警告表示を行い、同一の媒体の情
報が入力された場合には、上記表示手段に所定の案内表
示を行うと共に、上記情報読み出し／書き込み手段によ
り入場処理に係る情報を上記媒体に書き込むよう制御す
る制御手段とを具備し、上記一連の処理において適宜、
上記音声出力手段による音声案内を行うことを特徴とす
る発券端末装置が提供される。
【００１０】第６の態様では、ホストコンピュータと、
当該ホストコンピュータと通信自在に接続され顧客が所
望とする処理を実行する発券端末装置とで構成される発
券システムであって、上記発券端末装置が、顧客による
操作に基づいて発券処理を行う発券処理手段と、上記発
券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入場処理
を所望とするか否かを判別するための判別手段と、上記
判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とすると判
別されたとき、上記顧客に対して、上記入場処理に必要
な所定の案内表示を行う案内表示手段とを具備すること
を特徴とする発券システムが提供される。
【００１１】第７の態様では、ホストコンピュータと、
当該ホストコンピュータと通信自在に接続され顧客が所
望とする処理を実行する発券端末装置とで構成される発
券システムであって、上記発券端末装置が、顧客により
入力された媒体の情報の読み出し及び書き込みを行うた
めの情報読み出し／書き込み手段と、上記顧客が所望と
する処理を指示するための操作入力手段と、上記顧客に
対して各種情報を表示するための表示手段と、上記操作
入力手段により発券処理が指示された場合に、上記情報
読み出し／書き込み手段により得られた情報を上記ホス
トコンピュータに送信し、当該ホストコンピュータにて
予め保持している情報との照合が行われ、当該照合の結
果が正常である場合には、当該情報に基づいて発券処理
を行う発券処理手段と、上記発券処理手段の発券処理中
において、上記顧客が入場処理を所望とするか否かを判
別するための判別手段と、上記判別手段により、上記顧
客が入場処理を所望とすると判別されたとき、上記顧客
に対して、上記入場処理に必要な所定の案内表示を行う
と共に、上記情報読み出し／書き込み手段により入場処
理に係る情報を上記媒体に書き込むよう制御する制御手
段とを具備することを特徴とする発券システムが提供さ
れる。
【００１２】第８の態様では、ホストコンピュータと、
当該ホストコンピュータと通信自在に接続され顧客が所
望とする処理を実行する発券端末装置とで構成される発
券システムであって、上記発券端末装置が、顧客により
入力された媒体の情報の読み出し及び書き込みを行うた
めの情報読み出し／書き込み手段と、上記顧客が所望と
する処理を指示するための操作入力手段と、上記顧客に
対して各種情報を表示するための表示手段と、上記操作
入力手段により発券処理が指示された場合に、上記情報
読み出し／書き込み手段により得られた情報を上記ホス
トコンピュータに送信し、当該ホストコンピュータにて
予め保持している情報との照合が行われ、当該照合の結
果が正常である場合には、当該情報に基づいて発券処理
を行う発券処理手段と、上記発券処理手段の発券処理中
において、上記顧客が入場処理を所望とするか否かを判
別するための判別手段と、上記判別手段により、上記顧
客が入場処理を所望とすると判別されたとき、上記顧客
に対して、上記媒体の情報を上記情報読み出し／書き込
み手段により再び入力するための案内表示を行い、上記
媒体と同一の媒体の情報が入力されなかった場合には、
上記表示手段に所定の警告表示を行い、同一の媒体の情
報が入力された場合には、記情報読み出し／書き込み手
段により入場処理に係る情報を上記媒体に書き込むよう
制御する制御手段とを具備することを特徴とする発券シ
ステムが提供される。
【００１３】第９の態様では、ホストコンピュータと、
当該ホストコンピュータと通信自在に接続され顧客が所
望とする処理を実行する発券端末装置とで構成される発
券システムであって、上記発券端末装置が、顧客により
入力された媒体の情報の読み出し及び書き込みを行うた
めの情報読み出し／書き込み手段と、上記顧客が所望と
する処理を指示するための操作入力手段と、上記顧客に
対して各種情報を表示するための表示手段と、上記操作
入力手段により発券処理が指示された場合に、上記情報
読み出し／書き込み手段により得られた情報を上記ホス
トコンピュータに送信し、当該ホストコンピュータにて
予め保持している情報との照合が行われ、当該照合の結
果が正常である場合には、当該情報に基づいて発券処理
を行う発券処理手段と、上記発券処理手段の発券処理中
において、上記顧客が入場処理を所望とするか否かを判
別するための判別手段と、上記判別手段により、上記顧
客が入場処理を所望とすると判別されたとき、上記顧客
に対して、上記媒体の情報を上記情報読み出し／書き込
み手段により再び入力するための案内表示を行い、上記
媒体と同一の媒体の情報が入力されなかった場合には、
上記表示手段に所定の警告表示を行い、同一の媒体の情
報が入力された場合には、上記表示手段に所定の案内表
示を行うと共に、上記情報読み出し／書き込み手段によ
り入場処理に係る情報を上記媒体に書き込むよう制御す
る制御手段とを具備することを特徴とする発券システム
が提供される。
【００１４】第１０の態様では、ホストコンピュータ
と、当該ホストコンピュータと通信自在に接続され顧客
が所望とする処理を実行する発券端末装置とで構成され
る発券システムであって、上記発券端末装置が、顧客に
より入力された媒体の情報の読み出し及び書き込みを行
うための情報読み出し／書き込み手段と、上記顧客が所
望とする処理を指示するための操作入力手段と、上記顧
客に対して各種情報を表示するための表示手段と、上記
操作入力手段により発券処理が指示された場合に、上記
情報読み出し／書き込み手段により得られた情報を上記
ホストコンピュータに送信し、当該ホストコンピュータ
にて予め保持している情報との照合が行われ、当該照合
の結果が正常である場合には、当該情報い基づいて発券
処理を行う発券処理手段と、上記発券処理手段の発券処
理中において、上記顧客が入場処理を所望とするか否か
を判別するための判別手段と、顧客に対して所定の音声
による案内を行う音声出力手段と、上記判別手段によ
り、上記顧客が入場処理を所望とすると判別されたと
き、上記顧客に対して、上記媒体の情報を上記情報読み
出し／書き込み手段により再び入力するための案内表示
を行い、上記媒体と同一の媒体の情報が入力されなかっ
た場合には、上記表示手段に所定の警告表示を行い、同
一の媒体の情報が入力された場合には、上記表示手段に
所定の案内表示を行うと共に、上記情報読み出し／書き
込み手段により入場処理に係る情報を上記媒体に書き込
むよう制御する制御手段とを具備し、上記一連の処理に
おいて適宜、上記音声出力手段による音声案内を行うこ
とを特徴とする発券システムが提供される。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図１は本発明の実施の形
態に係る発券端末装置の構成を示す図である。この図１
に於いて、全体の制御を司るメインＣＰＵ１は、制御バ
スを介して、各機構部と通信自在に接続されている。
【００１６】即ち、上記メインＣＰＵ１は、フロッピー
ディスクなどの外部記録媒体への接続制御を行う外部Ｉ
／Ｏ９と、購入操作の度に若しくは日計締切時等に購入
情報や日計情報を集計して集計用ホストコンピュータに
伝送する伝送部１０と、ホストコンピュータ１５と通信
自在に接続するための伝送部１１、顧客に対し各種表示
を行う接客表示パネル１２、各種の音声案内を行う音声
案内部１３、購入操作時、異常発生時、日計締切時など
において係員が黙視確認できるよう各種情報を表示制御
を行う係員操作パネル１４が接続されている。
【００１７】上記接客表示パネル１２と、係員操作パネ
ル１４は、ＣＲＴタッチパネルなどにより構成されてお
り、所定の表示を行うと共に、各種操作を可能ならしめ
ている。上記音声案内部１３は、スピーカなどにより構
成される。
【００１８】一方、上記メインＣＰＵ１は、各種情報を
記憶するためのメモリ２と、接客側機構部の制御を司る
サブＣＰＵ３とに接続されている。このメモリ２は、発
売条件や発売区間情報、各表示文字情報などを記憶す
る。
【００１９】そして、上記サブＣＰＵ３は、発券メカ
４、コインメカ５、ビルメカ６、無線カードリーダライ
タ７、レシート発行部８にそれぞれ接続されている。上
記発券メカ４は、乗車券の発券等を管理するものであ
る。
【００２０】上記コインメカ５、ビルメカ６は、それぞ
れ硬貨と紙幣の入出金の管理を行うものである。上記無
線カードリーダライタ７は、無線カードの情報を読み出
し、各種情報を書き込むためのものである。上記レシー
ト発行部８は、取引後にレシートを発行するものであ
る。
【００２１】以下、図２のフローチャートを参照して、
本実施の形態の動作を説明する。ここで、図３の各種表
示態様を適宜参照しつつ説明する。顧客が券売機に無線
カードをかざすと、無線カードリーダライタ７より無線
カードにカード与信情報要求が発信され、当該無線カー
ドからの与信情報を無線カードリーダライタ７が読み取
る（ステップＳ１）。当該与信情報は、サブＣＰＵ３を
介し、更に伝送部１１を経由して、与信先のホストコン
ピュータ１５に送信され、これにより与信照会が行われ
る（ステップＳ２）。
【００２２】上記与信照会の回答を伝送部１１が受信す
ると、メインＣＰＵ１は当該回答情報を処理し（ステッ
プＳ３）、照会正常の回答である場合、接客表示パネル
１２に、図３（ａ）に示されるような表示を行う（ステ
ップＳ５）。即ち、ここでは、行先もしくは料金を選択
する旨の表示、料金の投入を示唆する表示、カードの与
信照会正常終了である旨の表示を行う。
【００２３】一方、照会異常の回答である場合には、メ
インＣＰＵ１は接客表示パネル１２に、図３（ｂ）に示
されるような表示を行う（ステップＳ４）。即ち、ここ
では、カードが取り扱い不能である旨を表示する。尚、
上記ステップＳ４，Ｓ５のいずれの表示を行う場合にお
いても、メインＣＰＵ１は、音声案内部１３に対し、所
定の各音声案内を行うように制御する。
【００２４】上記ステップＳ３において、与信照会が正
常である場合には、発券端末装置の接客表示パネル１２
には、前述したように、図３（ａ）に示されるような行
先（駅名）もしくは料金額釦が表示され（ステップＳ
５）、釦操作及び領域の投入待ちとなる（ステップＳ
６，Ｓ７）。ここで、行先もしくは料金釦が押下され、
料金が投入され（釦押下と領の投入の順序は問わな
い）、料金≧投入金額の条件を充足しているときは、メ
インＣＰＵ１は、各部に対して、券の発行制御、釣り銭
の準備制御を行う（ステップＳ８）。
【００２５】上記券の発行は、発券メカ４により行われ
る。釣り銭準備は、コインメカ５及びビルメカ６により
行われる。これらの動作が正常に完了すると、各機構部
より、メインＣＰＵ１に対して、正常終了の情報が送信
され、当該メインＣＰＵ１が全ての機構部より正常終了
を受信すると、該メインＣＰＵ１はレシート発行部８に
レシートの発券開始を指示する。
【００２６】レシート発行部８が、上記指示に基づいて
レシートの発券を正常に終了すると、メインＣＰＵ１に
対して、正常終了の信号を送信し、当該メインＣＰＵ１
がこの正常終了の信号を受信すると、接客表示パネル１
２に対して、図３（ｃ）に示される画面例を表示するよ
う制御がなされる。即ち、入場を済ませるか否かを示唆
する表示がなされる。ここで、「はい」もしくは「いい
え」が押下されると、メインＣＰＵ１より伝送部１１を
介して、購入情報を与信先のホストコンピュータ１５に
当該情報が送信される（ステップＳ９）。
【００２７】上記ステップＳ９にて、「はい」が押下さ
れた場合、メインＣＰＵ１から無線カードリーダライタ
７に対して、購入情報の引去金額、入場情報等を無線カ
ードより引き去るよう指示がなされ（ステップＳ１
０）、「いいえ」が押下された場合、メインＣＰＵ１か
ら無線カードリーダライタ７に対して、購入情報の引去
金額を引き去るように指示がなされる（ステップＳ１
１）。
【００２８】次いで、無線カードの再読み取りを行うべ
く、図３（ｄ）に示されるような表示、即ちカードを再
び券売機にかざす旨を指示する表示を行い、カード情報
の再読み取りを行う（ステップＳ１２）。ここで、同一
カードを受信していれば、上記カードの再読み取りは正
常に行われるので、図３（ｆ）に示されるような表示を
行い、全ての動作を終了する（ステップＳ１７）。上記
図３（ｆ）に示される表示では、引き去り金額、入場処
理の有無、そして、入場処理がなされている場合には、
改札入場時間を表示する。
【００２９】但し、上記ステップＳ９にて、「いいえ」
が選択された場合には、入場処理「未」を表示し、「９
９：９９・・・」などの案合文書は表示しないものとす
る。この「９９：９９・・・」などの案内文言は各種条
件に合わせ、各種の文言を接客表示パネル１２に搭載さ
れている記憶媒体（ＲＯＭなど）で管理し、購入条件に
より表示が切換自在であるものとする。
【００３０】一方、同一の無線カードが受信されなけれ
ば、図３（ｅ）に示されるような所定の警告表示、即
ち、無線カードが違う旨を示す表示をなし（ステップＳ
１４）、再び同一の無線カードが受信されたかを判断
し、同一の無線カードが受信された場合には、上記ステ
ップＳ１６へ移行し、上記同様の表示をなし、全ての動
作を終了するが、同一の無線カードが受信されない場合
には、上記ステップＳ４へ移行し、接客表示パネル１２
に所定の警告表示を行い、動作を終了する。
【００３１】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能である。例え
ば、１枚のカードで複数人が一度に多種の券を購入でき
る機能を付加することもできる。即ち、例えばＡ所有の
カードで、Ａ，Ｂ，Ｃの３名が、Ａ：定期券、Ｂ：乗車
券、Ｃ：回数券を一度に購入することもできる。但し、
定期券は、購入者の個人情報が必要なため、カード所有
者の本人のみ発行可能とする。
【００３２】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
乗車券等を購入可能とすると共に、所定の入場処理も可
能とすることにより、顧客における改札の手間を軽減す
る発券装置及び発券システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る券売機の構成を示
すブロック図である。
【図２】本発明の一実施の形態に係る券売機の動作を示
すフローチャートである。
【図３】本発明の一実施の形態に係る券売機による各種
表示態様を示す図である。
【符号の説明】
１ メインＣＰＵ ２ メモリ ３ サブＣＰＵ ４ 発券メカ ５ コインメカ ６ ブルメカ ７ 無線カードリーダライタ ８ レシート発行部 ９ 外部Ｉ／Ｏ １０ 伝送部 １１ 伝送部 １２ 接客表示パネル １３ 音声案内部 １４ 係員操作パネル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 顧客による操作に基づいて発券処理を行
    う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記入場処理に
    必要な所定の案内表示を行う案内表示手段と、を具備す
    ることを特徴とする発券端末装置。
  2. 【請求項２】 顧客により入力された媒体の情報の読み
    出し及び書き込みを行うための情報読み出し／書き込み
    手段と、 上記顧客が所望とする処理を指示するための操作入力手
    段と、 上記顧客に対して各種情報を表示するための表示手段
    と、 上記操作入力手段により発券処理が指示された場合に、
    上記情報読み出し／書き込み手段により得られた情報に
    基づいて、発券処理を行う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記入場処理に
    必要な所定の案内表示を行うと共に、上記情報読み出し
    ／書き込み手段により入場処理に係る情報を上記媒体に
    書き込むよう制御する制御手段と、を具備することを特
    徴とする発券端末装置。
  3. 【請求項３】 顧客により入力された媒体の情報の読み
    出し及び書き込みを行うための情報読み出し／書き込み
    手段と、 上記顧客が所望とする処理を指示するための操作入力手
    段と、 上記顧客に対して各種情報を表示するための表示手段
    と、 上記操作入力手段により発券処理が指示された場合に、
    上記情報読み出し／書き込み手段により得られた情報に
    基づいて発券処理を行う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記媒体の情報
    を上記情報読み出し／書き込み手段により再び入力する
    ための案内表示を行い、上記媒体と同一の媒体の情報が
    入力されなかった場合には、上記表示手段に所定の警告
    表示を行い、同一の媒体の情報が入力された場合には、
    上記情報読み出し／書き込み手段により入場処理に係る
    情報を上記媒体に書き込むよう制御する制御手段と、を
    具備することを特徴とする発券端末装置。
  4. 【請求項４】 顧客により入力された媒体の情報の読み
    出し及び書き込みを行うための情報読み出し／書き込み
    手段と、 上記顧客が所望とする処理を指示するための操作入力手
    段と、 上記顧客に対して各種情報を表示するための表示手段
    と、 上記操作入力手段により発券処理が指示された場合に、
    上記情報読み出し／書き込み手段により得られた情報に
    基づいて発券処理を行う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記媒体の情報
    を上記情報読み出し／書き込み手段により再び入力する
    ための案内表示を行い、上記媒体と同一の媒体の情報が
    入力されなかった場合には、上記表示手段に所定の警告
    表示を行い、同一の媒体の情報が入力された場合には、
    上記表示手段に所定の案内表示を行うと共に、上記情報
    読み出し／書き込み手段により入場処理に係る情報を上
    記媒体に書き込むよう制御する制御手段と、を具備する
    ことを特徴とする発券端末装置。
  5. 【請求項５】 顧客により入力された媒体の情報の読み
    出し及び書き込みを行うための情報読み出し／書き込み
    手段と、 上記顧客が所望とする処理を指示するための操作入力手
    段と、 上記顧客に対して各種情報を表示するための表示手段
    と、 上記操作入力手段により発券処理が指示された場合に、
    上記情報読み出し／書き込み手段により得られた情報に
    基づいて発券処理を行う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 顧客に対して所定の音声による案内を行う音声出力手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記媒体の情報
    を上記情報読み出し／書き込み手段により再び入力する
    ための案内表示を行い、上記媒体と同一の媒体の情報が
    入力されなかった場合には、上記表示手段に所定の警告
    表示を行い、同一の媒体の情報が入力された場合には、
    上記表示手段に所定の案内表示を行うと共に、上記情報
    読み出し／書き込み手段により入場処理に係る情報を上
    記媒体に書き込むよう制御する制御手段と、を具備し、
    上記一連の処理において適宜、上記音声出力手段による
    音声案内を行うことを特徴とする発券端末装置。
  6. 【請求項６】 ホストコンピュータと、当該ホストコン
    ピュータと通信自在に接続され顧客が所望とする処理を
    実行する発券端末装置とで構成される発券システムであ
    って、 上記発券端末装置が、 顧客による操作に基づいて発券処理を行う発券処理手段
    と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記入場処理に
    必要な所定の案内表示を行う案内表示手段と、を具備す
    ることを特徴とする発券システム。
  7. 【請求項７】 ホストコンピュータと、当該ホストコン
    ピュータと通信自在に接続され顧客が所望とする処理を
    実行する発券端末装置とで構成される発券システムであ
    って、 上記発券端末装置が、 顧客により入力された媒体の情報の読み出し及び書き込
    みを行うための情報読み出し／書き込み手段と、 上記顧客が所望とする処理を指示するための操作入力手
    段と、 上記顧客に対して各種情報を表示するための表示手段
    と、 上記操作入力手段により発券処理が指示された場合に、
    上記情報読み出し／書き込み手段により得られた情報を
    上記ホストコンピュータに送信し、当該ホストコンピュ
    ータにて予め保持している情報との照合が行われ、当該
    照合の結果が正常である場合には、当該情報い基づいて
    発券処理を行う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記入場処理に
    必要な所定の案内表示を行うと共に、上記情報読み出し
    ／書き込み手段により入場処理に係る情報を上記媒体に
    書き込むよう制御する制御手段と、を具備することを特
    徴とする発券システム。
  8. 【請求項８】 ホストコンピュータと、当該ホストコン
    ピュータと通信自在に接続され顧客が所望とする処理を
    実行する発券端末装置とで構成される発券システムであ
    って、 上記発券端末装置が、 顧客により入力された媒体の情報の読み出し及び書き込
    みを行うための情報読み出し／書き込み手段と、 上記顧客が所望とする処理を指示するための操作入力手
    段と、 上記顧客に対して各種情報を表示するための表示手段
    と、 上記操作入力手段により発券処理が指示された場合に、
    上記情報読み出し／書き込み手段により得られた情報を
    上記ホストコンピュータに送信し、当該ホストコンピュ
    ータにて予め保持している情報との照合が行われ、当該
    照合の結果が正常である場合には、当該情報い基づいて
    発券処理を行う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記媒体の情報
    を上記情報読み出し／書き込み手段により再び入力する
    ための案内表示を行い、上記媒体と同一の媒体の情報が
    入力されなかった場合には、上記表示手段に所定の警告
    表示を行い、同一の媒体の情報が入力された場合には、
    上記情報読み出し／書き込み手段により入場処理に係る
    情報を上記媒体に書き込むよう制御する制御手段と、を
    具備することを特徴とする発券システム。
  9. 【請求項９】 ホストコンピュータと、当該ホストコン
    ピュータと通信自在に接続され顧客が所望とする処理を
    実行する発券端末装置とで構成される発券システムであ
    って、 上記発券端末装置が、 顧客により入力された媒体の情報の読み出し及び書き込
    みを行うための情報読み出し／書き込み手段と、 上記顧客が所望とする処理を指示するための操作入力手
    段と、 上記顧客に対して各種情報を表示するための表示手段
    と、 上記操作入力手段により発券処理が指示された場合に、
    上記情報読み出し／書き込み手段により得られた情報を
    上記ホストコンピュータに送信し、当該ホストコンピュ
    ータにて予め保持している情報との照合が行われ、当該
    照合の結果が正常である場合には、当該情報い基づいて
    発券処理を行う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記媒体の情報
    を上記情報読み出し／書き込み手段により再び入力する
    ための案内表示を行い、上記媒体と同一の媒体の情報が
    入力されなかった場合には、上記表示手段に所定の警告
    表示を行い、同一の媒体の情報が入力された場合には、
    上記表示手段に所定の案内表示を行うと共に、上記情報
    読み出し／書き込み手段により入場処理に係る情報を上
    記媒体に書き込むよう制御する制御手段と、を具備する
    ことを特徴とする発券システム。
  10. 【請求項１０】 ホストコンピュータと、当該ホストコ
    ンピュータと通信自在に接続され顧客が所望とする処理
    を実行する発券端末装置とで構成される発券システムで
    あって、 上記発券端末装置が、 顧客により入力された媒体の情報の読み出し及び書き込
    みを行うための情報読み出し／書き込み手段と、 上記顧客が所望とする処理を指示するための操作入力手
    段と、 上記顧客に対して各種情報を表示するための表示手段
    と、 上記操作入力手段により発券処理が指示された場合に、
    上記情報読み出し／書き込み手段により得られた情報を
    上記ホストコンピュータに送信し、当該ホストコンピュ
    ータにて予め保持している情報との照合が行われ、当該
    照合の結果が正常である場合には、当該情報い基づいて
    発券処理を行う発券処理手段と、 上記発券処理手段の発券処理中において、上記顧客が入
    場処理を所望とするか否かを判別するための判別手段
    と、 顧客に対して所定の音声による案内を行う音声出力手段
    と、 上記判別手段により、上記顧客が入場処理を所望とする
    と判別されたとき、上記顧客に対して、上記媒体の情報
    を上記情報読み出し／書き込み手段により再び入力する
    ための案内表示を行い、上記媒体と同一の媒体の情報が
    入力されなかった場合には、上記表示手段に所定の警告
    表示を行い、同一の媒体の情報が入力された場合には、
    上記表示手段に所定の案内表示を行うと共に、上記情報
    読み出し／書き込み手段により入場処理に係る情報を上
    記媒体に書き込むよう制御する制御手段と、を具備し、
    上記一連の処理において適宜、上記音声出力手段による
    音声案内を行うことを特徴とする発券システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325168A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Nec Corp サービス提供システム及びサービス提供方法

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