JP2020177558A - 運賃収受システム、登録装置、管理サーバおよび改札機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の電子マネーを搭載する1つの携帯可能電子装置を用いて円滑な改札処理が実現できる運賃収受システム、登録装置、管理サーバおよび改札機を提供する。【解決手段】運賃収受システム1は、登録装置13、14と管理サーバ15と改札機12とを有する。登録装置13,14は、入力デバイスに入力された設定情報と携帯可能電子装置の識別情報とを対応づけて管理サーバ15へ送信する。管理サーバ15は、設定情報と携帯可能電子装置の識別情報とを対応づけて記憶部に記憶し、記憶部に記憶した設定情報に基づいて改札機12での決済に用いる電子マネーのブランドを選定し、選定した電子マネーのブランドを示す情報を改札機12へ送信する。改札機12は、携帯可能電子装置の識別情報を管理サーバ15へ送信し、管理サーバ15から指定されるブランドの電子マネーで料金の決済を行う。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、運賃収受システム、登録装置、管理サーバおよび改札機に関する。
鉄道などの交通機関では、交通機関等が発行する専用のカード(以下、交通専用カード)を用いて運賃収受を行う改札システムが実用化されている。従来の交通専用カードを用いた改札システムでは、改札機が、交通専用カードに入場または出場の情報を記録したり、交通専用カードが保持する金額情報で運賃を精算したりする。これに対して、近年では、交通専用カード以外の媒体を用いて交通機関における運賃を収受するアカウント型運賃収受システムと称するシステムが提案されている。アカウント型運賃収受システムでは、利用者が所持する携帯可能電子装置(ICカードまたはICカードと同様な機能を有する携帯端末)が有する電子マネーによって、運賃の収受を行うことで改札機を通行することを可能とする。
一方、現状において、電子マネーとしては、複数の種類(ブランド)が存在している。1つの携帯可能電子装置には、複数のブランドの電子マネーを搭載することが可能である。このため、利用者が所持する1つの携帯可能電子装置には、複数のブランドの電子マネーを搭載されていることがありうる。一般に、小売店などで電子マネーを用いて料金を決済する決済装置(例えば、POSレジ)では、利用者が提示する携帯可能電子装置が複数の種類の電子マネーを搭載する場合、利用者自身または利用者に意向に応じてオペレータ(店員)が操作キー(例えば、ボタンまたはタッチパネル)で指定するブランドの電子マネーで決済を行う。
しかしながら、駅などの改札口で改札業務を行う改札機では、改札口を通過する際に使用する電子マネーのブランドを操作キーで利用者自身に選択させるという運用は現実的でない。つまり、従来のアカウント型運賃収受システムでは、複数のブランドの電子マネーが搭載される1つの携帯可能電子装置を用いた円滑な改札処理を実現することが難しいという問題がある。
特開2003−256751号公報
本発明は、上述した課題を解決するため、複数種類の電子マネーを搭載する1つの携帯可能電子装置を用いて円滑な改札処理が実現できる運賃収受システム、登録装置、管理サーバおよび改札機を提供することを目的とする。
実施形態によれば、運賃収受システムは、登録装置と管理サーバと改札機とを有する。登録装置は、第1の通信部と第1のリーダと入力デバイスと第1の制御部とを有する。管理サーバは、第2の通信部と記憶部と第2の制御部とを有する。改札機は、第3の通信部と第2のリーダと第3の制御部とを有する。第1の通信部は、管理サーバと通信する。第1のリーダは、利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を読み取る。入力デバイスは、第1のリーダが識別情報を読み取った携帯可能電子装置が改札機での料金の決済に用いる電子マネーのブランドを選定するための設定情報を入力する。第1の制御部は、入力デバイスに入力された設定情報と携帯可能電子装置の識別情報とを対応づけて管理サーバへ送信する。第2の通信部は、登録装置および改札機と通信する。記憶部は、登録装置から受信する設定情報と携帯可能電子装置の識別情報とを対応づけて記憶する。第2の制御部は、改札機から利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を受信した場合、記憶部が記憶する設定情報に基づいて利用者が所持する携帯可能電子装置が改札機での決済に用いる電子マネーのブランドを選定し、選定した電子マネーのブランドを示す情報を改札機へ送信する。第3の通信部は、管理サーバと通信する。第2のリーダは、利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を読み取る。第3の制御部は、第2のリーダが読み取った携帯可能電子装置の識別情報を管理サーバへ送信し、管理サーバから指定されるブランドの電子マネーで利用者が所持する携帯可能電子装置を用いた料金の決済を行う。
図1は、実施形態に係る運賃収受システム全体の構成例を概略的に示す図である。 図2は、実施形態に係る運賃収受システムにおける改札機の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る運賃収受システムにおける登録装置としての係員端末の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る運賃収受システムにおける登録装置としての券売機の構成例を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る運賃収受システムにおける登録装置としての券売機の構成例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係る運賃収受システムにおける使用する電子マネーの利用設定を示す登録情報を登録する登録処理の流れを説明するためのシーケンスである。 図7は、実施形態に係る運賃収受システムにおける入場処理の流れを説明するためのシーケンスである。 図8は、実施形態に係る運賃収受システムにおける出場処理の流れを説明するためのシーケンスである。
以下、図面を参照して実施形態に係る運賃収受システム1について説明する。
図1は、実施形態に係る運賃収受システム1の構成例を示す概念図である。
運賃収受システム1は、例えば、鉄道又はバスなどの交通機関における改札システムに適用される。また、運賃収受システム1は、各種の施設(有料施設)などにおける入出場システムなどにも適用することができる。以下、運賃収受システムを交通機関(例えば、鉄道)の改札システムに適用するケースを中心に説明する。
図1に示すように、運賃収受システム1は、改札機12、係員端末13、券売機14、管理サーバ15、および、決済サーバ16(16A、16B、16C)を有する。
改札機12は、通過(入場または出場)しようとする利用者の通行を制御する改札処理を実行する。改札機12は、例えば、駅などの各改札口に1台又は複数台が設置される。改札機12は、利用者が所持する電子マネー機能を有する携帯可能電子装置に応じて改札処理を実行する。
実施形態において、改札機12が処理対象とする携帯可能電子装置は、例えば、非接触式のICカードまたは非接触式のICカードと同等の機能を有する携帯端末(携帯電話機、スマートフォン、タブレットPC等)などである。改札機12が処理対象とする携帯可能電子装置は、改札処理を実施する交通機関以外の事業者(例えば、金融機関)が運用する電子マネー機能を具備する。また、1つの携帯可能電子装置は、複数の種類(ブランド)の電子マネー機能を具備することができるものとする。
また、携帯可能電子装置が具備する電子マネーとしては、予めチャージした金額で決済を行うプリペイド型であっても良いし、予め設定した口座などから金額を後払いで決済するクレジットカードなどにポストペイ型であっても良い。また、電子マネーとして利用可能な金額情報は、サーバで管理するものでっても良いし、携帯可能電子装置自身に記憶して管理するものであっても良い。
なお、改札機12は、交通機関が発行する専用のカード(交通専用カード)を用いて改札処理を実行する機能も具備するものであっても良い。また、本実施形態において、運賃収受システム1は、改札機12として入場処理専用の改札機と出場処理専用の改札機とを有するものであっても良いし、入出場兼用の改札機を有するものであっても良い。
係員端末13は、運賃収受システム1を運用する事業者の係員が操作する端末装置である。係員端末13は、利用者が所持する携帯可能電子装置に搭載された電子マネーに関する設定情報を管理サーバ15に登録するための登録装置としての機能を有する。係員端末13は、係員が操作するための操作部を具備し、利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報(カードID)を取得する機能、および、管理サーバ15と通信する機能を有するものであれば良い。係員端末13は、例えば、駅の係員窓口内に設定される装置である。また、係員端末13は、係員が携帯する端末装置であっても良い。
券売機14は、利用者自身が操作する装置である。券売機14は、利用者が所持する携帯可能電子装置に搭載された電子マネーに関する設定情報を管理サーバ15に登録するための登録装置としての機能を有する。券売機14は、利用者自身が操作するためのユーザインターフェースを具備し、利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報(カードID)を取得する機能、および、管理サーバ15と通信する機能を有するものであれば良い。例えば、券売機14は、乗車券、特急券又は定期券などを発券する発券機、運賃を精算する精算機、あるいは、利用者が所持する携帯可能電子装置としてのICカードを処理するためのカード処理機などである。
管理サーバ15は、改札機12による改札処理に必要な処理としての運賃計算を実行する。管理サーバ15は、1台又は複数台のサーバ装置によって構成される。管理サーバ15は、各改札機12、係員端末13および券売機14などの駅務機器とネットワークを介して接続される。管理サーバ15は、各改札機12との間で各種のデータを送受信する。管理サーバ15は、改札機12からの情報に応じて改札処理に必要な処理としての運賃計算を実行し、運賃計算の結果を改札機12へ供給する。
複数の改札機12、係員端末13、券売機14および管理サーバ15は、携帯可能電子装置が具備する電子マネー機能による運賃などを決済することで利用者に対する改札口における通行制御を含む駅務を行う駅務システムを構成する。すなわち、駅務システムを構成する複数の改札機12、係員端末13、券売機14および管理サーバ15は、鉄道などの交通機関が運用するシステムである。本実施形態において、駅務システムは、アカウント型運賃収受システムが適用されるシステムであるため、駅の改札口などの入出場口に配置した各改札機12が個々の利用者に対して円滑な通行制御を行えるように、各改札機12と管理サーバ15とが高速なデータ通信を行うように構成される。また、駅務システムは、管理サーバ15が各改札機12、係員端末13および券売機14などの駅務機器とセキュアな通信を保つようにローカルなネットワークによって構築される。
決済サーバ16は、電子マネーによる決済を行うためのサーバである。決済サーバ16は、1台又は複数台のサーバ装置によって構成される。本実施形態において、決済サーバ16は、利用者が所持する1つの携帯可能電子装置に対して読取および書込みを行う機能を有する改札機12と通信することにより、当該携帯可能電子装置に搭載されている何れかの電子マネーで決済を行うものとする。
決済サーバ16は、上述したような駅務システムを運用する交通機関などの事業者とは別の事業者が提供する電子マネーによる決済を行うためのサーバであり、交通機関などの事業者とは別の事業者が運用するサーバである。本実施形態に係る運賃収受システム1は、各改札機12と決済サーバ16とがセキュアに通信できる構成であれば良い。ただし、図1に示す構成例では、決済サーバ16は、それぞれの改札機12に接続する構成としたが、決済サーバ16は、管理サーバ15を介して各改札機12と通信する構成としても良い。
また、上述したように、改札機12による改札処理に用いる携帯可能電子装置は、複数種類の電子マネーを具備するものを想定する。このため、運賃収受システム1としては、改札処理に利用できる各種(ブランド)の電子マネーごとに決済サーバ16A、16B、16Cが存在する。改札機12は、これらの各決済サーバ16に通信接続される。
また、改札処理に利用できる電子マネーには、携帯可能電子装置は、決済サーバを介さずに決済する方式の電子マネーを含めても良い。この場合、決済サーバを介さずに決済する電子マネーについては、改札機12は、決済サーバなどの外部のサーバと通信せずに決済を実施するようにして良い。
なお、以下、複数種類の電子マネーを搭載する利用者が所持する携帯可能電子装置が非接触式のICカード(以下、単にICカードと称する)であるものとして説明するものとする。
次に、実施形態に係る運賃収受システム1における改札機12の構成について説明する。
図2は、実施形態に係る改札機12の構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、改札機12は、制御部21、記憶部22、第1通信部23、第2通信部24、リーダライタ(R/W)25、ディスプレイ26、スピーカ27、および、通行制御機構28を備える。
制御部21は、改札機12における各種の動作を制御する。制御部21は、プログラムを実行するプロセッサを有する。例えば、制御部21は、プロセッサ、メモリおよびインターフェースなどで構成する。制御部21は、プロセッサが記憶部22または制御部21内のメモリに記憶するプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。
制御部21は、リーダライタ25を介して通信する利用者が所持するICカード(携帯可能電子装置)から当該ICカードを特定する識別情報を取得する。例えば、ICカードから取得する識別情報は、ICカードからの初期応答に含まれるノンセキュアな識別情報である。ICカードからの初期応答に含まれる識別情報は、個々の電子マネーに付与される識別情報ではなく、1つのICカードを特定するための情報である。例えば、ICカードを特定する識別情報は、カードの製造番号(又は発行番号)である。ここでは、初期応答に含まれる1つの携帯可能電子装置としてのICカードを特定する識別情報をカードIDと称するものとする。
また、制御部21は、ICカードに搭載されている電子マネーのうち使用する電子マネーを認証する認証処理を行う。例えば、制御部21は、上記問合せに応じて管理サーバ15が指定する電子マネーの認証処理を実行する。また、制御部21は、管理サーバ15から取得する運賃を電子マネーで決済するために、当該電子マネーの決済用データを当該ICカードから取得し、決済用データによる決済を決済サーバ16へ依頼する。また、制御部21は、決済サーバ16における運賃の決済結果に応じて通行制御機構28を制御して利用者の通行を制御する。
記憶部22は、データを記憶する。記憶部22は、HDD(ハードディスクドライブ)あるいはSSD(ソリッドステートドライブ)などの書き換え可能な不揮発性のメモリで構成する。
第1通信部23は、管理サーバ15と通信するための通信インターフェースである。また、第2通信部24は、決済サーバ16と通信するための通信インターフェースである。第1通信部23および第2通信部24は、制御部21の制御に応じて管理サーバ15および決済サーバ16と通信できるものであれば良い。例えば、第1通信部23および第2通信部24は、1つのハードウエアで実現しても良い。
リーダライタ25は、利用者が所持する携帯可能電子装置としてのICカードに対してデータの読取および書込みを実行する。リーダライタ25は、利用者が所持するICカードと非接触で通信することによって、当該ICカードが記憶するデータを読み取ったり、当該ICカードにデータを書き込んだりする。
ディスプレイ26は、情報を表示する。ディスプレイ26は、当該改札機12を通行(入場または出場)しようとする利用者が視認可能な位置に設ける。ディスプレイ26は、制御部21によって表示内容が制御される。例えば、ディスプレイ26は、利用者が提示する媒体から読み取った情報、および、通行の可否を示す情報などを表示する。
スピーカ27は、音を出力する。スピーカ27は、当該改札機12を通行しようとする利用者が認識できるような音を出力する。スピーカ27は、制御部21によって出力する音が制御される。例えば、スピーカ27は、リーダライタ25による媒体との通信状態を示す音を出力したり、通行を不可する利用者に対するアラートを音声出力したりする。
通行制御機構28は、改札機12が形成する改札用の通路(入場用または出場用の通路)における利用者の通行を制御するものである。通行制御機構28は、制御部21の指示に応じて利用者の通行を制御するように駆動する。例えば、通行制御機構28は、ドアおよびドアの開閉を制御する駆動機構を有する。通行制御機構28は、利用者の通行を阻止する場合にはドアを閉鎖し、利用者の通行を許可する場合にはドアを開放するように動作する。
次に、実施形態に係る運賃収受システム1における登録装置としての係員端末13の構成について説明する。
図3は、実施形態に係る登録装置としての係員端末13の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、係員端末13は、制御部31、記憶部32、通信部33、リーダライタ(R/W)35、ディスプレイ36、および、操作部37などを備える。
制御部31は、係員端末13における各種の動作を制御する。制御部31は、プログラムを実行するプロセッサを有する。例えば、制御部31は、プロセッサ、メモリおよびインターフェースなどで構成する。制御部31は、プロセッサが記憶部32または制御部31内のメモリに記憶するプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。例えば、本実施形態では、制御部31は、利用者が所持するICカードに搭載される電子マネーのうち改札機12での決済に用いる電子マネーを選定するための設定情報を管理サーバ15に登録する登録処理を行う。
記憶部32は、各種のデータを記憶する。記憶部32は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)あるいはSSD(ソリッドステートドライブ)などの書き換え可能な不揮発性のメモリで構成する。記憶部32は、例えば、制御部31が実行するプログラムなどを記憶する。
通信部33は、管理サーバ15と通信するための通信インターフェースである。通信部33は、制御部31の制御に応じて管理サーバ15と通信できるものであれば良い。なお、係員端末13は、各改札機12の動作状態を監視するために、各改札機12と通信する通信部を具備するものであっても良い。
リーダライタ35は、利用者が所持する携帯可能電子装置としてのICカードに対してデータの読取および書込みを実行する。リーダライタ35は、利用者が所持するICカードと非接触で通信することによって、当該ICカードが記憶するデータを読み取ったり、当該ICカードにデータを書き込んだりする。
ディスプレイ36は、情報を表示する。ディスプレイ36は、操作部37を操作する係員を視認可能な位置に設ける。ディスプレイ36は、制御部21によって表示内容が制御される。
操作部37は、係員が操作する入力インターフェースである。操作部37は、係員が情報を入力できるものであれば良い。例えば、操作部37は、ボタンで構成しても良いし、ディスプレイ36の表示画面に設けたタッチパネルで構成しても良い。
次に、実施形態に係る運賃収受システム1における登録装置としての券売機14の構成について説明する。
図4は、実施形態に係る登録装置としての券売機14の構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、券売機14は、制御部41、記憶部42、通信部43、発券機構44、リーダライタ(R/W)45、ディスプレイ46、操作部47、および、現金処理部48などを備える。
制御部41は、券売機14における各種の動作を制御する。制御部41は、プログラムを実行するプロセッサを有する。例えば、制御部41は、プロセッサ、メモリおよびインターフェースなどで構成する。制御部41は、プロセッサが記憶部42または制御部41内のメモリに記憶するプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。例えば、本実施形態では、制御部41は、利用者が所持するICカードに搭載される電子マネーのうち改札機12での決済に用いる電子マネーを選定するための設定情報を管理サーバ15に登録する登録処理を行う。
記憶部42は、各種のデータを記憶する。記憶部42は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)あるいはSSD(ソリッドステートドライブ)などの書き換え可能な不揮発性のメモリで構成する。記憶部42は、例えば、制御部41が実行するプログラムなどを記憶する。
通信部43は、管理サーバ15と通信するための通信インターフェースである。通信部43は、制御部41の制御に応じて管理サーバ15と通信できるものであれば良い。
発券機構44は、乗車券を発券するためのものである。発券機構44は、例えば、普通乗車券、特急券、指定券、定期券、あるいは、精算券などの券を発券する。また、発券機構44は、発券した券に対する決済結果を示すレシートなどを発券する機能を有するものであっても良い。
リーダライタ45は、利用者が所持する携帯可能電子装置としてのICカードに対してデータの読取および書込みを実行する。リーダライタ45は、利用者が所持するICカードと非接触で通信することによって、当該ICカードが記憶するデータを読み取ったり、当該ICカードにデータを書き込んだりする。
ディスプレイ46は、情報を表示する。ディスプレイ46は、例えば、利用者に対する操作案内などを表示する。ディスプレイ36は、制御部21によって表示内容が制御される。
操作部47は、利用者が操作する入力インターフェースである。操作部47は、利用者が情報を入力できるものであれば良い。例えば、操作部47は、ボタンで構成しても良いし、ディスプレイ46の表示画面に設けたタッチパネルで構成しても良い。
現金処理部48は、現金を処理するものである。現金処理部48は、利用者が投入する現金を受け入れたり、利用者に対して返金する現金(お釣りなど)を放出したりする。例えば、現金処理部48は、発券する券の代金としての現金を受け入れ、利用者に対して支払うお釣りとしての現金を放出する。
次に、実施形態に係る運賃収受システム1における管理サーバ15の構成について説明する。
図5は、実施形態に係る管理サーバ15の構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、管理サーバ15は、制御部51、記憶部52、通信部53を備える。
制御部51は、管理サーバ15における各種の動作を制御する。制御部51は、プログラムを実行するプロセッサを有する。例えば、制御部51は、プロセッサ、メモリおよびインターフェースなどで構成する。制御部51は、プロセッサが記憶部52または制御部51内のメモリに記憶するプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。
例えば、制御部51は、登録装置としての係員端末13または券売機14からの情報に基づいてカードIDに対応する電子マネーの設定情報を記憶部32に記憶する。また、制御部31は、改札機12からカードIDを受信した場合、当該カードIDの携帯可能電子装置が改札機12での決済に用いる電子マネーを選定し、選定した電子マネーを示す情報を改札機12へ返す。また、制御部51は、入場用の改札機12から入場情報を受信した場合、カードIDに対応づけて入場情報を記憶部32に記憶する。また、制御部51は、出場用の改札機12から出場情報を受信した場合、出場情報に対応するカードIDと一致する入場情報を検索し、カードIDが一致する入場情報と出場情報とに基づいて運賃を計算し、運賃の計算結果を出場用の改札機12へ返す。
記憶部52は、各種のデータを記憶する。記憶部52は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)あるいはSSD(ソリッドステートドライブ)などの書き換え可能な不揮発性のメモリで構成する。記憶部52は、運賃計算を行うためのデータを記憶する。例えば、記憶部52は、入場用の改札機12から供給される決済用の媒体の識別情報に対応づけた入場情報を記憶する。また、記憶部52は、運賃計算を実行するための運賃などの情報を示す運賃テーブルなどを記憶しても良い。なお、運賃を計算するための運賃テーブルなどの情報を管理サーバ15とは別のサーバが保持しても良い。この場合、管理サーバ15は、通信部を介して運賃テーブルなどの情報を取得するようにすれば良い。
通信部53は、各改札機12、係員端末13、および、券売機14などの駅務機器と通信するための通信インターフェースである。通信部53は、制御部51の制御に応じて駅務機器と通信できるものであれば良い。
次に、実施形態に係る運賃収受システム1における利用者が所持する携帯可能電子装置としてのICカードに対する電子マネーの設定情報の登録処理について説明する。
図6は、実施形態に係る運賃収受システム1における利用者が所持するICカードに対する電子マネーの設定情報の登録処理の流れを説明するためのシーケンス図である。
ここでは、利用者が所持するICカードには、複数種類の電子マネーが搭載されているものとして説明する。
複数種類の電子マネーを搭載するICカードを所持する利用者は、当該ICカードを用いて改札機での決済を含む改札処理を行う場合に決済に使用する電子マネーを決定するための設定情報を登録する登録処理を行う。設定情報の登録処理は、係員端末13または券売機14で実行する。ここでは、係員端末13で設定情報の登録処理を行う場合を想定して説明するものとする。なお、券売機14では、操作者が利用者自身となるだけで係員端末3と同様な手順にて設定情報の登録処理が実施できるものする。
まず、利用者は、係員端末13を操作する係員に、電子マネーの設定を申し出て、自身が所持するICカードを手渡す。これに応じて、係員は、係員端末13の操作部37を操作して電子マネーの設定情報の登録処理を指示する。係員端末13の制御部31は、係員に操作に応じて登録処理を行うためのプログラムを起動する。制御部31は、使用する電子マネーの設定を行う旨の案内をディスプレイ36に表示し、設定の対象となるICカードをリーダライタ35に提示することを案内する(ST11)。
リーダライタ35は、ICカードに対して応答の要求を発信する。係員が利用者から宇受け取ったICカードをリーダライタ35の読取位置に提示すると、ICカードは、リーダライタ35からの応答要求に応じてカードIDを含む初期応答を発信する。これにより、リーダライタ35がICカードからの初期応答を受信する(ST12)。制御部31は、リーダライタ35がICカードから受信する初期応答によって当該ICカードのカードIDを取得する。
ICカードからの応答を受信すると、係員端末13の制御部31は、リーダライタ35を介して当該ICカードが具備している電子マネーのブランドを示すリストを要求する(ST13)。ICカードは、リーダライタ35からの要求に応じて当該ICカードが具備している電子マネーのブランドのリストを生成し、生成したリストを示す情報をリーダライタ35へ送信する。
係員端末13のリーダライタ35は、ICカードからの電子マネーのブランドのリストを示す情報を受信して制御部31へ供給する(ST14)。制御部31は、ICカードが具備する電子マネーのブランドを示す情報を取得すると、当該ICカードが具備する電子マネーのブランドをディスプレイ36に表示する(ST15)。ここで、制御部31は、ICカードが具備する電子マネーのブランドのうち改札機12での決済が可能なブランドだけを表示するようにしても良い。
制御部31は、ディスプレイ36に電子マネーのブランドを表示した状態において、表示した電子マネーの改札機12での利用に関する設定情報の入力を受け付ける(ST16)。係員は、利用者の意向を聞いて操作部37にて設定内容(電子マネーの利用設定)を入力する。電子マネーの利用設定は、管理サーバ15が使用する電子マネーのブランドを選定できるものであれば良い。
例えば、電子マネーの利用設定としては、ICカードが具備する電子マネーのブランドのうちで1つのブランドの電子マネーを改札機12の決済に使用するものとして指定するようにしても良い。また、電子マネーの利用設定としては、ICカードが具備する電子マネーのブランドのうちで使用不可とする電子マネーのブランドを指定するようにしても良い。この場合、管理サーバ15では、設定情報で使用不可に指定されたブランド以外から電子マネーのブランドを選定するようにする。
また、電子マネーの利用設定としては、使用する電子マネーのブランドを選定するための条件を設定するようにしても良い。条件としては、例えば、決済額に応じて使用する電子マネーのブランドが選定されるように設定しても良い。この場合、第1の設定金額未満は第1のブランドとし、第1の設定金額以上は第2のブランドとするような設定が可能である。また、条件としては、決済を実施する日時に応じて使用するブランドが選定されるように設定しても良い。この場合、土曜日と日曜日とは第1のブランドとし、それ以外の平日は第2のブランドとするような設定であったり、毎月1〜15日は第1のブランドとし、それ以外の日は第2のブランドとするような設定が可能である。
さらに、電子マネーの利用設定としては、複数のブランドの電子マネーに対して使用する優先順位を付与しても良い。例えば、電子マネーを選択する優先順位としては、利用可能な残額が多い順番に電子マネーのブランドを選択するようにしても良いし、決済額を満たすブランドのうち残額が少ない順番に電子マネーのブランドを選択するようにしても良い。
係員が設定内容の入力完了を指示すると、制御部31は、係員が操作部37にて入力した電子マネーの利用設定に応じて設定情報を生成する。制御部31は、入力された設定内容に応じた設定情報に対して当該ICカードから取得したカードIDを付与し、設定情報の登録を管理サーバ15へ依頼する(ST17)。
管理サーバ15は、通信部53により係員端末13からの設定情報の登録の依頼を受信する。設定情報の登録の依頼を受信すると、管理サーバ15の制御部51は、受信した設定情報をカードIDに対応づけて記憶部52に記憶する。記憶部52には、カードIDをキーに検索できるように設定情報が記憶される。設定情報を記憶部52に記憶すると、制御部51は、依頼元の係員端末13へ設定情報の登録完了を示す通知を送信する(ST19)。
係員端末13の制御部31は、通信部33により管理サーバ15から設定情報の登録完了の通知を受けると、設定完了をディスプレイ36に表示し(ST20)、設定情報の登録処理を終了する。また、設定完了がディスプレイ36に表示されると、係員は、利用者から提示された当該ICカードを利用者へ返却して一連の操作を終了する。
以上の処理により、管理サーバ15には、利用者が所持するICカードごとに改札機での決済に使用する電子マネーを選定するための設定情報が記憶される。管理サーバ15は、ICカードの識別情報としてのカードIDに対応づけて電子マネーの利用設定を示す設定情報を保存しておくことにより、改札機からのカードIDを含む問合せに対してカードIDに対応する設定情報を検索でき、設定情報に基づいて改札機での決済に使用すべき電子マネーのブランドを選定できる。
次に、実施形態に係る運賃収受システム1における改札処理について説明する。
まず、実施形態に係る運賃収受システム1における入場処理について説明する。
図7は、実施形態に係る運賃収受システム1における入場処理の流れを説明するためのシーケンス図である。
ここでは、利用者が複数種類の電子マネーを具備するICカードを所持し、当該ICカードに対して電子マネーの利用設定が管理サーバ15に登録済みであることを想定して説明するものとする。また、図7では、入場時に所定料金(初乗り運賃など)を収受する運用である場合の入場処理の例を示すものである。なお、入場時に料金の収受を行わない運用である場合は、図7に示す処理のうち電子マネーによる決済に係る処理は省略され、改札機12で読み取るICカードの識別情報に対応づけて入場情報を管理サーバ15が保存する入場処理となる。
待機状態において、改札機12のリーダライタ25は、通行する利用者が所持するICカードに対して応答を要求する電波を発信する(ST31)。例えば、入場口(改札口)に設けられた改札機12は、センサなどにより入場しようとする利用者(入場者)を検知する。入場しようとする利用者を検知した場合、改札機12の制御部21は、リーダライタ25により利用者が所持するICカードに対して応答を要求する電波を発信する。利用者が所持するICカードは、リーダライタ25からの電波を受けて起動し、初期応答としてカードIDを含む応答を発信する。
改札機12は、リーダライタ25によって利用者が所持するICカードからのカードIDを含む初期応答を受信する(ST32)。リーダライタ25がICカードからの初期応答を受信すると、制御部21は、ICカードから初期応答として取得した当該ICカードの識別情報としてのカードIDとともに使用する電子マネーの問合せを管理サーバ15へ送信する(ST33)。
なお、制御部21は、リーダライタ25が読み取るICカードが1つのブランドの電子マネーしか搭載しない場合には管理サーバ15への問合せを省略しても良い。すなわち、制御部21は、リーダライタ25が読み取るICカードが複数のブランドの電子マネーを搭載している場合に管理サーバ15への問合せを行うようにして良い。
管理サーバ15は、通信部53により改札機12からのカードIDを含む使用する電子マネーの問合せを受信する。問合せを受信すると、管理サーバ15の制御部51は、記憶部52に記憶した設定情報のなかから問合せに含まれるカードIDに対応する設定情報を検索する。問合せを受けたカードIDに対応する設定情報を取得すると、制御部51は、取得した設定情報に基づいて改札機12の決済に使用すべき電子マネーのブランドを選定する(ST34)。
例えば、設定情報で使用する1つの電子マネーのブランドが指定されていれば、制御部51は、指定されている電子マネーのブランドを選定する。また、設定情報で使用を禁止する電子マネーのブランドが指定されている場合、制御部51は、使用の禁止として指定されているブランド以外から使用すべき電子マネーのブランドを選定する。また、設定情報で使用する電子マネーのブランドを選定するための条件が設定されている場合、制御部51は、設定されている条件に従って使用すべき電子マネーのブランドを選定する。
設定情報に基づいて使用すべき電子マネーのブランドを選定すると、制御部51は、選定した電子マネーのブランドを示す情報を問合せ元の改札機12へ送信する(ST35)。
使用すべき電子マネーのブランドを示す情報を取得すると、改札機12の制御部21は、管理サーバ15が設定情報に基づいて選定(指定)したブランドの電子マネーを使用するための認証処理を実行する(ST36)。認証処理は、当該ICカードに搭載されている指定されたブランドの電子マネーが正当なものであるかを認証するための処理である。認証処理として、制御部21は、ICカードに対して指定するブランドの電子マネーの認証要求を送信し(ST36)ICカードから指定するブランドの電子マネーの認証完了を示す通知を受信する(ST37)。
指定ブランドの電子マネーの認証が完了すると、制御部21は、リーダライタ25を介して決済用データの読み出しをICカードへ送信する(ST38)。ICカードは、リーダライタ25からの読み出し要求に応じて指定ブランドの電子マネーの決済用データを読み出し、読み出した決済用データをリーダライタ25へ送信する。これに応じて、改札機12の制御部21は、リーダライタ25によってICカードから読み出した指定ブランドの電子マネーの決済用データを受信する(ST39)。
改札機12の制御部21は、リーダライタ25により受信する決済用データを用いて所定料金(例えば初乗り運賃)の決済依頼を指定ブランドの電子マネーに対応する決済サーバ16へ送信する(ST40)。決済サーバ16は、改札機12からの依頼に応じて決済用データに基づく所定料金の決済処理を実行し、決済結果を改札機12へ返信する。これにより、改札機12は、指定ブランドの電子マネーに対応する決済サーバ16から決済結果を示す情報を取得する(ST41)。
料金の決済結果を受信すると、制御部21は、利用者が所持するICカードに対して決済に係る書込み処理を実行する。すなわち、制御部21は、リーダライタ25によってICカードに対して決済結果に応じた書き込みを要求する(ST42)。ICカードは、改札機12のリーダライタ25からの書き込み要求に応じて決済結果に応じたデータを書き込み、書込み完了(書込み結果)を示す通知をリーダライタ25へ送信する(ST43)。これにより、制御部21は、リーダライタ25によりICカードからの書込み完了の通知を受けると、利用者が所持するICカードを用いた決済を完了する。
決済が正常に完了すると、制御部21は、利用者に対する通行制御として当該利用者を入場させる制御を実行する(ST44)。この場合、制御部21は、利用者の入場を許可する旨の案内をディスプレイ26に表示し、通行制御機構28としてのドアを開放することで当該利用者を入場させる。これにより、改札機12は、当該利用者に対して入場を促すとともに、当該ICカードを用いた入場を許可する。
また、利用者を入場させる場合、制御部21は、初期応答としてICカードから読み取ったカードIDに対応づけて入場情報を生成し、生成した入場情報を管理サーバ15に送信する(ST45)。管理サーバ15は、改札機12からの入場情報を受信し、受信した入場情報をカードIDに対応づけて保存する(ST46)。すなわち、管理サーバ15の制御部51は、通信部53により入場用の改札機12から受信するカードIDに対応づけた入場情報を記憶部32に記憶する。管理サーバ15は、出場用の改札機12からの運賃計算の要求に応じてカードIDに基づいて入場情報を検索できるように、カードIDに対応づけて入場情報を記憶する。
以上の処理によって、実施形態に係る運賃収受システムは、複数種類の電子マネーを搭載したICカードであっても予め設定した設定情報に基づいて選定されるブランドの電子マネーを用いた入場処理が実行できる。また、上述した入場処理によれば、運賃収受システムは、複数種類の電子マネーを搭載したICカードであっても、管理サーバが入場情報を当該ICカードのカードIDに対応づけて記憶および管理できる。
次に、本実施形態に係る運賃収受システムにおける出場処理について説明する。
図8は、実施形態に係る運賃収受システムにおける出場処理の流れを説明するためのシーケンス図である。
ここでは、利用者が複数種類の電子マネーを具備するICカードを所持し、当該ICカードに対する電子マネーの利用設定を示す設定情報が管理サーバ15に登録済みであることを想定して説明するものとする。
待機状態において、改札機12のリーダライタ25は、通行する利用者が所持するICカードに対して応答を要求する電波を発信する(S51)。例えば、出場口(改札口)に設けられた改札機(出場用の改札機)12は、センサなどにより出場しようとする利用者(出場者)を検知する。出場しようとする利用者を検知した場合、改札機12の制御部21は、リーダライタ25により利用者が所持するICカードに対して応答を要求する電波を発信する。
利用者が所持するICカードは、リーダライタ25からの電波を受けて起動し、カードIDを含む初期応答を発信する。ICカードは、初期応答としてICカードの識別情報としてのカードIDを含む情報を送信する。利用者が所持するICカードが初期応答を発信すると、改札機12のリーダライタ25は、ICカードからのカードIDを含む初期応答を受信する(ST52)。
リーダライタ25によりICカードからの初期応答を受信すると、制御部21は、初期応答に含まれるカードIDとともに使用する電子マネーの問合せを管理サーバ15へ送信する(ST53)。
なお、初期応答を受信した時点で出場駅などの出場情報が確定するため、改札機12の制御部21は、使用する電子マネーの問合せとともに、出場駅などを示す出場情報を管理サーバ15へ送信するようにしても良い。この場合、管理サーバ15の制御部51は、カードIDに対応づけた出場情報を受信した時点でカードIDが一致する入場情報に基づいて運賃などを計算しておくようにしても良い。
管理サーバ15は、通信部53により改札機12からのカードIDを含む使用する電子マネーの問合せを受信する。問合せを受信すると、管理サーバ15の制御部51は、問合せに含まれるカードIDに対応する設定情報を検索する。問合せを受けたカードIDに対応する設定情報を取得すると、制御部51は、取得した設定情報に基づいて改札機12の決済に使用すべき電子マネーのブランドを選定する(ST54)。
例えば、設定情報で使用する1つの電子マネーのブランドが指定されていれば、制御部51は、指定されている電子マネーのブランドを選定する。また、設定情報で使用する電子マネーのブランドの条件が設定されている場合、制御部51は、設定されている条件に従って使用すべき電子マネーのブランドを選定する。
なお、図7に示すような入場時に所定料金(例えば、初乗り運賃)を決済する運用である場合、出場処理において出場用の改札機12での決済に使用する電子マネーのブランドは、入場時に使用したブランドと必ずしも一致しなくても良い。つまり、同一のICカードであっても、入場時の決済に使用する電子マネーのブランドと出場時に使用する電子マネーのブランドとが別のブランドになるような電子マネーの利用設定を示す設定情報を登録するようにしても良い。例えば、入場時に決済したブランドの電子マネーでは、出場時に決済が必要な残額が不足する場合には、別のブランドの電子マネーで出場時の決済を行うような設定情報が登録できるようにしても良い。また、入場処理における決済に使用する電子マネーのブランドと出場処理における決済に使用する電子マネーのブランドとをそれぞれ指定するような設定情報が登録できるようにしても良い。
カードIDに対応する設定情報に基づいて使用すべき電子マネーのブランドを選定すると、制御部51は、選定した電子マネーのブランドを示す情報を問合せ元の改札機12へ送信する(ST55)。
管理サーバ15から電子マネーのブランドを示す情報を取得すると、改札機12の制御部21は、管理サーバ15から指定されたブランドの電子マネー(指定ブランドの電子マネー)を使用するための認証処理を実行する(ST56−57)。認証処理は、当該ICカードに搭載されている指定ブランドの電子マネーが正当なものであるかを認証するための処理である。認証処理として、制御部21は、ICカードに対して指定ブランドの電子マネーの認証要求を送信し(ST56)ICカードから指定ブランドの電子マネーの認証完了を示す通知を受信する(ST57)。
指定ブランドの電子マネーの認証が完了すると、制御部21は、リーダライタ25を介して指定ブランドの電子マネーによる決済用データの読み出しをICカードへ送信する(ST58)。ICカードは、リーダライタ25からの読み出し要求に応じて指定ブランドの電子マネーの決済用データを読み出し、読み出した決済用データをリーダライタ25へ送信する。これに応じて、改札機12のリーダライタ25は、ICカードから指定ブランドの電子マネーの決済用データを受信する(ST59)。
また、制御部21は、利用者が当該ICカードを用いて出場するための精算額(運賃)を管理サーバ15へ問い合わせる(ST60)。例えば、制御部21は、利用者が所持するICカードのカードIDと出場情報とを含む運賃の問合せを管理サーバ15へ送信する。ここで、出場情報は、運賃を計算するために必要な情報であり、出場駅、出場日時、改札機の機体コードなどを含む情報である。
管理サーバ15は、通信部53により出場用の改札機12からカードIDと出場情報とを含む運賃の問合せ(運賃計算の依頼)を受信する。運賃の問合せを受信すると、管理サーバ15の制御部51は、運賃の問合せと共に受信したカードIDと一致するカードIDに対応づけられた入場情報を記憶部52から特定する。カードIDが一致する入場情報を特定すると、制御部51は、入場情報が示す入場駅から出場情報が示す出場駅までの運賃を計算する。なお、入場時に初乗り料金を徴収する運用である場合には、制御部51は、入場駅と出場駅との間の運賃から初乗り料金を差し引いた金額を精算額(運賃)として計算すれば良い。
カードIDが一致する入場情報と出場情報とに基づいて運賃を計算すると、制御部51は、改札機12での決済が必要となる精算額(運賃)の計算結果を示す運賃情報を問合せ元(依頼元)の改札機12へ送信する。これにより、運賃の問合せを行った改札機12は、管理サーバ15からの運賃情報を通信部23によって受信する(ST61)。
改札機12の制御部21は、管理サーバ15が算出した運賃を取得すると、運賃を指定ブランドの電子マネーで決済する処理を実行する。すなわち、制御部21は、管理サーバ15が算出した運賃の決済の依頼を認証が完了している指定ブランドの電子マネーに対応する決済サーバ16へ送信する(ST62)。決済サーバ16は、改札機12からの依頼に応じて決済用データに基づく運賃の決済処理を実行し、決済結果を改札機12へ返信する。これにより、改札機12は、指定ブランドの電子マネーに対応する決済サーバ16から運賃の決済結果を示す情報を取得する(ST63)。
運賃の決済結果を受信すると、制御部21は、利用者が所持するICカードに対して決済に係るデータの書込み処理を実行する。すなわち、制御部21は、リーダライタ25によってICカードに対して決済結果に応じた書き込みを要求する(ST64)。ICカードは、改札機12のリーダライタ25からの書き込み要求に応じて決済結果に応じたデータを書き込み、書込み完了(書込み結果)を示す通知をリーダライタ25へ送信する(ST65)。これにより、制御部21は、リーダライタ25によりICカードからの書込み完了の通知を受けると、利用者が所持するICカードを用いた決済を完了する。
運賃の決済が正常に完了すると、制御部21は、利用者に対する通行制御として当該利用者を出場(通過)させる制御を実行する(ST66)。この場合、制御部21は、利用者の出場を許可する旨の案内をディスプレイ26に表示し、通行制御機構28としてのドアを開放することで当該利用者を出場させる。これにより、改札機12は、当該ICカードを用いた出場を許可するとともに、当該利用者に対して出場を促す。
利用者を出場させると、制御部21は、出場完了通知を管理サーバ15に送信する(ST67)。管理サーバ15の通信部33は、改札機12からの出場完了通知を受信する。管理サーバ15の制御部31は、通信部33により受信した出場完了通知に基づいてカードIDに対応づけた出場情報を記憶部32に記憶する(ST68)。これにより、管理サーバ15は、カードIDに対応する入場情報に出場情報を対応づけて記憶でき、入場情報が出場済みであることを示すことができる。なお、管理サーバ15の制御部51は、カードIDを含む出場完了通知に応じて出場が完了したカードIDと一致する入場情報を記憶部32から削除するようにしても良い。
以上の処理によって、実施形態に係る運賃収受システムは、複数種類の電子マネーを搭載したICカードであっても予め設定した設定情報に基づいて選定されるブランドの電子マネーを用いた出場処理が実行できる。また、上述した出場処理によれば、運賃収受システムは、利用者が改札機に対して操作を行うことなく、ICカードのカードIDに対応づけた入場情報と出場情報とから管理サーバ15が計算する運賃を設定情報に基づいて選定されるブランドの電子マネーで決済できる。これにより、実施形態に係る運賃収受システムは、複数種類の電子マネーを搭載したICカードであっても、利用者の操作なしで、利用者の意向に応じて選定されるブランドの電子マネーを用いて改札機での決済を行うことができる。
なお、上記した各処理はいくつかのソフトウェアによって実行することが可能である。このため、上記処理の手順を実行するいくつかのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこれらプログラムを運賃収受システム(改札機12、係員端末13、券売機14及び管理サーバ15)へインストールして実行することで、上記処理を容易に実現することができる。例えば、改札機、係員端末、券売機および管理サーバは、プログラムをネットワーク経由でダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを記憶することで、プログラムをインストールするようにしても良い。また、改札機、係員端末、券売機および管理サーバは、上記プログラムを各種の情報記憶媒体から読み取り、読み取ったプログラムを記憶することで、プログラムをインストールするようにしても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…運賃収受システム、12…改札機、13…係員端末(登録装置)、14…券売機(登録装置)、15…管理サーバ、16(16A、16B、16C)…決済サーバ、21…制御部(第3の制御部、第2の制御部)、22…記憶部、23…第1通信部(第3の通信部、第2の通信部)、24…第2通信部、25…リーダライタ(第2のリーダ、リーダ)、28…通行制御機構、31、41…制御部(第1の制御部)、32、42…記憶部、33、43…通信部(第1の通信部)、35…リーダライタ(第1のリーダ、リーダ)、36、46…ディスプレイ、37、47…操作部、51…制御部(第2の制御部)、52…記憶部、53…通信部(第2の通信部、第1の通信部)。

Claims (7)

  1. 登録装置と管理サーバと改札機とを有する運賃収受システムであって、
    前記登録装置は、
    前記管理サーバと通信する第1の通信部と、
    利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を読み取る第1のリーダと、
    前記第1のリーダが識別情報を読み取った前記携帯可能電子装置が前記改札機での料金の決済に用いる電子マネーのブランドを選定するための設定情報を入力する入力デバイスと、
    前記入力デバイスに入力された設定情報と前記携帯可能電子装置の識別情報とを対応づけて前記管理サーバへ送信する第1の制御部と、を有し、
    前記管理サーバは、
    前記登録装置および前記改札機と通信する第2の通信部と、
    前記登録装置から受信する設定情報と携帯可能電子装置の識別情報とを対応づけて記憶する記憶部と、
    前記改札機から利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を受信した場合、前記記憶部が記憶する設定情報に基づいて前記利用者が所持する前記携帯可能電子装置が前記改札機での決済に用いる電子マネーのブランドを選定し、選定した電子マネーのブランドを示す情報を前記改札機へ送信する第2の制御部と、を有し、
    前記改札機は、
    前記管理サーバと通信する第3の通信部と、
    利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を読み取る第2のリーダと、
    前記第2のリーダが読み取った前記携帯可能電子装置の識別情報を前記管理サーバへ送信し、前記管理サーバから指定されるブランドの電子マネーで前記利用者が所持する携帯可能電子装置を用いた料金の決済を行う第3の制御部と、を有する、
    運賃収受システム。
  2. 前記設定情報は、前記識別情報で特定される携帯可能電子装置が具備する複数のブランドの電子マネーのうち前記改札機での決済に用いる電子マネーのブランドを示す情報であり、
    前記管理サーバの前記第2の制御部は、前記設定情報が示す電子マネーのブランドを選定する、
    請求項1に記載の運賃収受システム。
  3. 前記設定情報は、
    前記識別情報で特定される携帯可能電子装置が具備する複数のブランドの電子マネーのうち前記改札機での決済に用いる電子マネーのブランドを選定するための条件を示す情報である、
    前記管理サーバの前記第2の制御部は、前記設定情報が示す条件に従って電子マネーのブランドを選定する、
    請求項1に記載の運賃収受システム。
  4. 管理サーバと改札機とを有する運賃収受システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記改札機と通信する第1の通信部と、
    携帯可能電子装置の識別情報に対応づけて前記携帯可能電子装置が具備する複数のブランドの電子マネーのうち前記改札機での決済に用いる電子マネーのブランドを決定するための設定情報を記憶する記憶部と、
    前記改札機から利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を受信した場合、前記記憶部が記憶する設定情報に基づいて前記利用者が所持する携帯可能電子装置が前記改札機での決済に用いる電子マネーのブランドを選定し、選定した電子マネーのブランドを示す情報を前記改札機へ送信する第1の制御部と、を有し、
    前記改札機は、
    前記管理サーバと通信する第2の通信部と、
    利用者が所持する携帯可能電子装置から識別情報を読み取るリーダと、
    前記リーダが読み取った前記携帯可能電子装置の識別情報を前記管理サーバへ送信し、前記管理サーバから指定される電子マネーのブランドで前記利用者が所持する携帯可能電子装置を用いた料金の決済を行う第2の制御部と、を有する、
    運賃収受システム。
  5. 管理サーバが管理する情報によって料金の決済を含む改札処理を行う改札機を含む運賃収受システムに用いられる登録装置であって、
    前記管理サーバと通信する通信部と、
    利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を読み取るリーダと、
    前記リーダが識別情報を読み取った前記携帯可能電子装置が前記改札機での料金の決済に用いる電子マネーを選定するための設定情報を入力する入力デバイスと、
    前記入力デバイスに入力された設定情報を前記携帯可能電子装置の識別情報と対応づけて前記管理サーバへ送信する制御部と、
    を有する登録装置。
  6. 改札機が料金の決済を含む改札処理を行うための情報を管理する管理サーバであって、
    前記改札機と通信する通信部と、
    利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報に対応づけて当該携帯可能電子装置が具備する複数のブランドの電子マネーのうち前記改札機での決済に用いる電子マネーのブランドを決定するための設定情報を記憶する記憶部と、
    前記改札機から利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を受信した場合、前記記憶部が記憶する設定情報に基づいて受信した識別情報の携帯可能電子装置が前記改札機での決済に用いる電子マネーのブランドを選定し、選定した電子マネーのブランドを示す情報を前記改札機へ送信する制御部と、
    を有する管理サーバ。
  7. 管理サーバが管理する情報に基づいて料金の決済を含む改札処理を行う改札機であって、
    前記管理サーバと通信する通信部と、
    利用者が所持する携帯可能電子装置の識別情報を読み取るリーダと、
    前記リーダが読み取った携帯可能電子装置の識別情報を前記管理サーバへ送信し、前記管理サーバから指定されるブランドの電子マネーで前記利用者が所持する携帯可能電子装置を用いた料金の決済を実行する制御部と、
    を有する改札機。
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