JPH1129559A - レゾルシニルトリアジン類 - Google Patents

レゾルシニルトリアジン類

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JPH1129559A
JPH1129559A JP10132786A JP13278698A JPH1129559A JP H1129559 A JPH1129559 A JP H1129559A JP 10132786 A JP10132786 A JP 10132786A JP 13278698 A JP13278698 A JP 13278698A JP H1129559 A JPH1129559 A JP H1129559A
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JP10132786A
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Juerg Haase
ハーセ ユーグ
Helmut Luther
ルーサー ヘルムート
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Novartis AG
BASF Schweiz AG
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Ciba Geigy AG
Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/14Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom
    • C07D251/24Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to three ring carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
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    • A61K8/4966Triazines or their condensed derivatives
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/04Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 UV遮蔽効果を有する新規なレゾルシニルト
リアジン化合物及びそれを用いた化粧用組成物の提供。 【解決手段】 式(1) [R1 およびR2 は各々独立にヒドロキシル、無置換ま
たは1個以上のOHで置換されたC1 −C5 アルキル、
1 −C5 アルコキシ、アミノ、モノまたはジ−(C1
−C5 アルキル)アミノ、ビタミンA残基、dl−α−
トコフェロール残基、グリコシルアミノ基、四級アミノ
アルコキシ基、四級アミノオキシ基または、カルボキシ
アニリノ基を有するカルボニルアルキル基であり、Al
は置換アルコキシフェニル基、1−アルキル−2−ピラ
ゾリル基または置換レゾルシニル基]で表わされる新規
なレゾルシニルトリアジン化合物、その製法及びそれを
用いた化粧用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なレゾルシニルトリアジ
ン、その製法および化粧用組成物への選んだレゾルシニ
ルトリアジンの使用に関する。新規なレゾルシニルトリ
アジンは、下記式(1)
【化11】 〔式中、R1 およびR2 は各々独立に下記式(1a)の
基であり、
【化12】 (式中、R3 はヒドロキシル、無置換または1個以上の
OHで置換されたC1 −C5 アルキル、C1 −C5 アル
コキシ、アミノ、モノ−またはジ(C1 −C5 アルキ
ル)アミノ、M、下記式(1b)乃至(1g)の基であ
り)、
【化13】 (式中、R’,R”,R''' は各々独立に無置換または
1個以上のOHで置換されたC1 −C14アルキルであ
り、R4 は水素、M、C1 −C5 アルキルまたは式−
(CH2 m2−O−T1 の基である)、A1 は下記式
(1g)乃至(1k)の基であり、
【化14】 (式中、R5 は水素、C1 −C10アルキル、−(CH2
CHR6 −O)n1−R4、または式−CH2 −CH(O
H)−CH2 −O−T1 の基であり、R6 は水素または
メチルであり、T1 は水素またはC1 −C8 アルキルで
あり、Q1 はC1−C18アルキルであり、Mは金属カチ
オンであり、m1は1乃至3であり、m2は1乃至4であ
り、m3は2乃至14であり、n1は1乃至16である)〕
に相当する。C1 −C5 アルキル、C1 −C8 アルキ
ル、C1 −C18アルキルは直鎖または枝分かれアルキル
基、たとえばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチ
ル、アミル、イソアミルまたはtert−アミル、ヘプ
チル、オクチル、イソオクチル、ノニル、デシル、ウン
デシル、ドデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキ
サデシル、ヘプタデシルまたはオクタデシルである。
【0002】C1 −C5 アルコキシは、直鎖または枝分
かれ基、たとえばメトキシ、エトキシ、n−プロポキ
シ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキ
シ、tert−ブトキシ、アミルオキシ、イソアミルオ
キシまたはtert−アミルオキシである。モノ−また
はジ(C1 −C5 アルキル)アミノの例は、メチルアミ
ノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、n−ブチルアミ
ノ、sec−ブチルアミノ、tert−ブチルアミノ、
ペンチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ
プロピルアミノ、ジブチルアミノまたはメチルエチルア
ミノである。金属カチオンの例は、リチウム、カリウ
ム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、銅または
亜鉛イオンである。
【0003】A1 が下記式の基
【化15】 (式中、R1 およびR5 は式(1h)および(1k)で
定義したとおりである)である式(1)のレゾルシニル
化合物が好ましい。
【0004】本発明の重要なレゾルシニル化合物は、下
記式(2)
【化16】 〔式中、R1 およびR2 は各々独立に下記式の基であり
【化17】 (式中、R3 は水素またはC1 −C5 である)、R5
1 −C10アルキルである〕に相当する。別の重要なレ
ゾルシニルトリアジン化合物は、下記式(3)
【化18】 〔式中、R1 ,R2 ,R5 は各々独立に次式の基である
【化19】 (式中、R3 は水素またはC1 −C5 である)〕に相当
する。式(3)の化合物ではR1 ,R2 ,R5 が同じ基
であるものが特に好ましい。
【0005】本発明のトリアジン誘導体の例を表1に示
す。
【表1】
【表2】
【表3】
【0006】新規なレゾルシニルトリアジンは、種々の
方法により製造できる。たとえば、A1 が式(1h)の
基であり、R1 ,R2 が同じ基である式(1)の化合物
は、塩化シアヌルから出発し、3工程反応で製造でき
る。その反応では、適当なフェニルマグネシウムブロミ
ド化合物と塩化シアヌルとをグリニャール反応させて、
下記式のジクロロトリアジン化合物をつくる。
【化20】
【0007】この中間物の製法は既知であり、たとえば
EP-A-0577559に記載されている。次いで、よく知られて
いるように、ルイス酸、特に塩化アルミニウムの存在下
で、レゾルシノールのフリーデル−クラフツアシル化に
より、2個のレゾルシノール基を導入する。第3工程で
は、基R1 ,R2 の意味に依存して、アルキル化または
グリシジルエーテルの酸接触付加により、遊離のp−位
水酸基のエーテル化を行う。これに関する詳細な情報
は、製造実施例にある。
【0008】式(1l)のジクロロトリアジン中間物
は、グリニヤール試薬を使わずに、閉環反応によっても
得られる。このためには、適当な置換ベンゾニトリルと
ジシアノジアミドとを反応させて、6−アリール−1,
3,5−トリアジン−2,4−ジオンを形成し、これを
塩化チオニルで式(1l)の塩素誘導体に変換する。ま
たは、適当に置換したN,N−ジメチルカルボン酸アミ
ドと、オキシ塩化リンとN−シアノクロロホルムアミジ
ンとの反応によっても、式(1l)の化合物が得られ
る。上記反応は既知であり、たとえばDyes and Pigment
s 7 , 419-443 (1986)に記載されている。
【0009】A1 が式(1h)の基である式(1)の化
合物は、また下記式(1m)のフェニル−置換ベンゾキ
サジン−4−オンと、下記式(1n)のベンズアミジン
化合物との反応によっても得ることができる。
【化21】
【化22】 (式中、R1 、R2 、R5 は式(1)で定義したとおり
である)。上記ベンゾキサジノン中間物の製造およびア
ミジンとの反応は、Helv. Chim. Acta 55 , 1566-1595
(1972)に記載されている。
【0010】式(1)において、A1 が式(1g)の基
であり、R1 ,R2 が同一基であるときは、本発明のレ
ゾルシニルトリアジンは、たとえば塩化シアヌルから出
発して、3工程反応で製造できる。この反応では、適当
なアミノ安息香酸エステルと塩化シアヌルとを反応させ
て、式(10)のジクロロトリアジン化合物を形成す
る。
【化23】 次いで、一般に既知の方法で、ルイス酸、特に塩化アル
ミニウムの存在下で、レゾルシノールのフリーデル−ク
ラフツアシル化により、2個のレゾルシノール基を導入
する。これらの反応は、たとえばEP-A-165608 に記載さ
れている。最後に、基R1 ,R2 の意味するところに従
い、アルキル化またはグリシジルエーテルの酸接触付加
により、遊離のp−位水酸基のエーテル化を行う。これ
に関する詳細な情報は、合成実施例にある。
【0011】本発明の式(1)の化合物は、また下記式
(1p)のジヒドロトリアジン化合物の脱水素によって
も製造できる。
【化24】 (式中、R1 ,R2 ,A1 は式(1)で定義したとおり
である)。
【0012】使う脱水素化剤は普通クロラニルである。
クロラニルの助けをかりたジヒドロトリアジン化合物の
脱水素化による1,3,5−トリアジンの形成は、たと
えばKhim. Geteritsikl. Soedin. (2), p.350-353 (196
9)から既知である。
【0013】A1 が式(1l)の基であり、R1 ,R2
が同一である式(1)の化合物は、たとえば塩化シアヌ
ルから出発し、3工程反応で製造できる。この反応で
は、適当なN−アルキルピロールと塩化シアヌルとを選
択的にフリーデル−クラフツ反応させて、式(1q)の
ジクロロトリアジン化合物を形成する。
【化25】 (式中、Q1 は式(1)で定義したとおりである)。
【0014】次いで、一般に既知の方法で、ルイス酸、
特に塩化アルミニウムの存在下で、レゾルシノールのフ
リーデル−クラフツアシル化により、2個のレゾルシノ
ール基を導入する。これらの反応は、たとえばEP-A-165
608 に記載されている。アルキル化またはグリシジルエ
ーテルの酸接触付加により、遊離のp−位水酸基のエー
テル化を行う。これに関する詳細な情報は、合成実施例
にある。
【0015】本発明の式(1)の化合物は、UVフィル
ターとして、すなわち紫外線に敏感な有機物質を保護す
るため、特に紫外線の損傷効果からヒトや動物の毛や皮
膚を保護するために、特に適している。従って、これら
の化合物は、化粧用、製薬用、獣医用組成物の、光安定
剤として適している。これらの化合物は、溶解形でおよ
び微粉状で使用できる。従って、本発明は、また少なく
とも1種の式(1)の化合物と、化粧用に許容されるキ
ャリヤーまたは補助剤からなる化粧用組成物に関する。
【0016】化粧用には、本発明の光安定剤は、普通は
0.02乃至2μの、好ましくは0.05乃至1.5μ
の、特に0.1乃至1.0μの範囲の平均粒度をもつ。
本発明の不溶性UV吸収剤は、常法で、たとえばジェッ
トミル、ボールミル、振動ミルまたはハンマーミルを使
い粉砕することにより、望む粒度にすることができる。
UV吸収剤基準で、0.1乃至30重量%、特に0.5
乃至15重量%の粉砕助剤、たとえばアルキル化ビニル
ピロリドン重合体、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重
合体、グルタミン酸アシル、または特にリン脂質の存在
で、粉砕を実施するのが好ましい。
【0017】化粧用組成物は、本発明のUV吸収剤に加
え、次に分類されるUVスクリーン剤の1種以上を含ん
でもよい。 1.p−アミノ安息香酸誘導体、たとえば4−ジメチル
アミノ安息香酸2−エチルヘキシル、 2.サリチル酸誘導体、たとえばサリチル酸2−エチル
ヘキシル、 3.ベンゾフェノン誘導体、たとえば2−ヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノンおよびその5−スルホン酸
誘導体、 4.ジベンゾイルメタン誘導体、たとえば1−(ter
t−ブチルフェニル)−3−(4−メトキシフェニル)
プロパン−1,3−ジオン、 5.ジフェニルアクリラート、たとえば2−エチルヘキ
シル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリラートお
よび3−(ベンゾフラニル)−2−シアノアクリラー
ト、 6.3−イミダゾール−4−イルアクリル酸およびその
エステル、 7.ベンゾフラン誘導体、特にEP-A-582189, US-A-5338
539, US-A-5518713, EP-A-613893に記載の2−(p−ア
ミノフェニル)ベンゾフラン誘導体、 8.ポリマーUV吸収剤、たとえば EP-A-709080に記載
のベンジリデンマロナート誘導体、 9.ケイ皮酸誘導体、たとえば4−メトキシケイ皮酸2−
エチルヘキシルおよびイソアミルエステルまたはUS-A-5
601811, WO 97/00851 に開示のケイ皮酸誘導体、 10.ショウノウ誘導体、たとえば3−(4’−メチ
ル)ベンジリデンボルナン−2−オン、3−ベンジリデ
ンボルナン−2−オン、N−〔2(および4)−2−オ
キシボルン−3−イリデンメチル)ベンジル〕アクリル
アミド重合体、3−(4’−トリメチルアンモニウム)
ベンジリデンボルナン−2−オンメチルスルファート、
3,3’−(1,4−フェニレンジメチン)ビス(7,
7−ジメチル−2−オキソビシクロ〔2.2.1〕ヘプ
タン−1−メタンスルホン酸) およびその塩、3−
(4’−スルホ)ベンジリデンボルナン−2−オンおよ
びその塩、 11.トリアニリノ−s−トリアジン誘導体、たとえば
2,4,6−トリアニリン(p−カルボ−2’−エチル
−1’−オキシ)−1,3,5−トリアジン、US-A-533
2568, EP-A-517104, EP-A-507691, WO 93/17002, EP-A-
570838に開示のUV吸収剤、 12.2−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール誘導
体、 13.2−フェニルベンゾイミダゾール−5−スルホン
酸およびその塩、 14.o−アミノ安息香酸メンチル、 15.TiO2 (種々に被覆された)、ZnO,雲母。
【0018】"Sunscreens", Eds. N.J. Lowe, N.A. Sha
ath, Marcel Dekker, Inc., (NewYorkおよびBasle )
あるいはCosmetics and Toiletries (107), 50ff (199
2) に記載のUV吸収剤も、本発明の処方物において、
追加のUVスクリーン剤として使用できる。
【0019】更に、本発明の化粧用組成物は、既知の酸
化防止剤、たとえばビタミンE、カロチノイドまたはH
ALS(=立体妨害のあるアミン光安定剤)化合物と共
に使用もできる。
【0020】本発明の化粧用組成物は、組成物の全重量
基準で、0.1乃至15重量%の、好ましくは0.5乃
至10重量%のUV吸収剤またはその混合物、および化
粧用に許容される補助剤を含む。化粧用組物の製造は、
UV吸収剤と補助剤とを、常法で物理的に混合すること
により、たとえば単に個々の成分を撹拌することにより
実施できる。
【0021】本発明の化粧用組成物は、油中水型または
水中油型乳濁液、アルコール中油型ローション、イオン
または非イオン両親媒性液の小胞状分散液、ゲル固形棒
またはエーロゾル処方物として処方できる。油中水型ま
たは水中油型乳濁液としては、化粧用に許容される補助
剤は、好ましくは油相5乃至50%、乳化剤5乃至20
%、水30乃至90%を含む。油相は、化粧用処方物に
適する油、たとえば1種以上の炭化水素油、ワックス、
天然油、シリコーン油、脂肪酸エステルまたは脂肪アル
コールを含む。好ましいモノまたはポリオールは、エタ
ノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、ヘ
キシレングリコール、グリセリン、ソルビトールであ
る。普通に使用できる乳化剤ならば本発明の化粧用組成
物に使用でき、たとえば天然誘導体のエトキシル化エス
テルの1種以上、たとえば水素化ひまし油ポリエトキシ
ル化エステル、またはシリコーン油乳濁液、たとえばシ
リコーンポリオール、所望によりエトキシル化された脂
肪酸石鹸、エトキシル化脂肪アルコール、所望によりエ
トキシル化されたソルビタンエステル、エトキシル化脂
肪酸またはエトキシル化グリセリドを使用できる。
【0022】化粧用組成物は、更なる成分、たとえばエ
モリエント、乳化安定剤、皮膚湿潤剤、皮膚日焼け促進
剤、キサンタンのようなシックナー、グリセリンのよう
な水分保持剤、防腐剤、香料、着色剤からなることもで
きる。本発明の化粧用組成物は、日光の損傷効果からヒ
トの皮膚を保護するのに優れている。
【実施例】次の実施例では、パーセントは重量である。
使用したレゾルシニルトリアジンの量は純品に基づく。
【0023】新規化合物の製造実施例 実施例1
【化26】 2,4−ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)−6−
(4−メトキフェニル)−1,3,5−トリアジン5.
05g、ジメチルホルムアミド(DMF)40g、ナト
リウムメタノラート30%溶液5.1gを反応器に入
れ、減圧下95℃に加熱した。約10gのDMF/メタ
ノール混合物を留去し、減圧を窒素で解除し、DMF1
0g中にクロロ酢酸tert−ブチル3.96gをとか
した溶液を十分にかきまぜながら加える。反応混合物を
90℃で12時間撹拌する。反応物を回転蒸発器で濃縮
し、半固体残渣をアセトンで抽出する。粗生成物のアセ
トン溶液を減圧で濃縮し、残渣をトルエン/シクロヘキ
サン(17.5:12.5)混合物から2回再結晶す
る。収量 :2.6g,黄色結晶、 融点:88−94℃.
【0024】実施例2 実施例1に従い、クロロ酢酸tert−ブチルに代わり
に、4−クロロアセトアミド安息香酸n−ブチル6.9
5gを用いる。粗生成物をジオキサン/水およびメトキ
シエタノールで抽出して仕上げた。下記式(102)の
化合物が得られる。
【化27】 収量:5.5g、黄色結晶、 融点:280℃.
【表4】 UVスペクトル(DMF中で測定): λmax1:286nm;ε=57800 λmax2:338nm;ε=49600.
【0025】実施例3a 実施例1に従い、塩基としてDMF中の30%ナトリウ
ムメタノラートを使い、トリレゾルシニルトリアジン2
2.3gとクロロ酢酸メチル16.8gを反応させる。
粗生成物を、ジオキサン/メトキシエタノール(1:1
混合物)から再結晶する。 収量:トリレゾルシニルモノグリコール酸メチル9g.
【0026】実施例3b:トリカルボン酸への加水分解 得られたメチルエステル9gを、1N NaOH150
mlおよびジオキサン50mlからなる混合物中で6時
間還流下撹拌した。冷却後、反応物をHClでpH3.
0に調節する。下記式(103)
【化28】 のトリカルボン酸が、三水和物形で、溶液から徐徐に分
離する。 収量:3g,灰色粉末。
【表5】 UVスペクトル(DMF中で測定): λmax1:300nm;ε=27700 λmax2:348nm;ε=44300。
【0027】実施例4a 2,4−ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)−6−
(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン4
0.0gをDMF750mlに溶かし、NaHCO3
1.8gを加え、撹拌しながら混合物を減圧(420m
bar)下121℃に加熱する。約3時間にわたり、約
100mlのDMF/水が、反応物から留去された。2
0℃に冷却後、減圧を解除し、撹拌しながらDMF15
0mlに溶かしたクロロ酢酸エチル33gを滴下する。
室温で12時間撹拌を続け、反応を完結し、反応物を8
0℃に加熱する。懸濁液を濾過し、ギ酸3gを添加後、
高真空で濃縮した。蒸発残留物をメチルエチルケトンで
抽出し、下記式(104a)の化合物34gを得る。
【化29】
【0028】実施例4b:式(104a)の化合物の加
水分解 式(104a)の化合物22.5gを、水50mlおよ
び2N NaOH50ml中で95℃で10時間撹拌す
る。橙赤色溶液を20℃に冷し、1NHCl100ml
を加える。遊離酸が析出する。濾過残留物を減圧で乾燥
すると下記式(104b)の化合物20gが得られる。
【化30】
【0029】実施例4c:式(104b)の化合物を、
メトキシエタノールに溶かし、トリエタノールアミン2
当量を加える。溶液を蒸発により濃縮すると下記式(1
04c)の化合物が得られる。
【化31】 式(104c)の化合物のスペクトルデータ: 水中のUVスペクトル:λmax1=340nm;ε=34
268 λmax2=325nm;ε=36973.
【0030】実施例4d 式(104c)の化合物11.5gを、N,N−ジメチ
ルアミノプロピルアミン50mlに懸濁し、ナトリウム
メタノラートを加え、混合物をN2 気流下130℃で1
6時間かきまぜた。反応物を蒸発により濃縮すると下記
式(104d)の化合物が得られる。
【化32】
【0031】実施例4e 式(104d)の化合物6gを、ジオキサン50ml中
でクロロアセトアミドと75℃で12時間かきまぜた。
反応物を蒸発により濃縮し、粗生成物をアセトンで抽出
し、下記式(104e)の化合物7.1gが得られる。
【化33】 スペクトルデータ: エタノール中のUVスペクトル:λmax 339nm;ε
=36803 λmax 320nm;ε=32104.
【0032】実施例4f 式(104e)の化合物6gを、ジオキサン50ml中
で硫酸ジメチル2.64gと75℃で反応させた。反応
物を蒸発により濃縮し、アセトンで抽出し、下記式(1
04f)の化合物7.2gを得る。
【化34】 スペクトルデータ: 水中のUVスペクトル: λmax1328nm;ε=31
763 λmax2306nm;ε=30836.
【0033】実施例5 実施例4aに従い、2,4−ビス(2,4−ジヒドロキ
シフェニル)−6−(4−メトキシフェニル)−1,
3,5−トリアジン40.4gと、D,L−α−トコフ
ェロールクロロアセタート(ピリジン/アセトン中トコ
フェロールと塩化アセチルから製造)137gとを反応
させる。反応物をメチルエチルケトンから結晶化し、下
記式(105)の化合物84gを得る。
【化35】 スペクトルデータ: ジオキサン中のUVスペクトル:λmax1336nm;ε
=45999 λmax2306nm;ε=43748.
【0034】応用実施例 実施例6 :日焼け止めローション(W/O)の製造
【表6】 A部の成分を75−80℃に加熱し、80℃で予備混合
したB部を撹拌しながら加える。C部の成分を約80−
90℃に加熱し、激しく撹拌しながらA+B部中へ加え
て均質化する。ゆっくりかきまぜながら、混合物を室温
に冷し、その中へD部を均質にまぜ混む。日焼け止めロ
ーションは、有効な化粧用光安定性を示した。
【0035】実施例7:日焼け止めローション(O/
W)の製造
【表7】 A部およびB部の成分を、各々約80℃に加熱し、注意
して撹拌混合する。次いでC部を添加し、均質化する。
冷却後、D部を撹拌しながら加える。日焼け止めローシ
ョンは、有効な化粧用光安定性を示した。
【0036】実施例8:UV保護性をもつヘアコンデシ
ョナー(フォーム)の製造
【表8】 A部およびB部の成分を、約50℃で共に混合し、冷却
後、C部および必要なときは香料油を加える。混合物
を、エーロゾル容器に導入し、推進薬を加える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07H 5/04 C07H 5/04 C09K 3/00 104 C09K 3/00 104B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)のレゾルシニルトリアジン 【化1】 〔式中、R1 およびR2 は各々独立に式(1a)の基で
    あり、 【化2】 (式中、R3 はヒドロキシル、無置換または1個以上の
    OHで置換されたC1 −C5 アルキル、C1 −C5 アル
    コキシ、アミノ、モノまたはジ−(C1 −C5 アルキ
    ル)アミノ、M、下記式(1b)乃至(1g)の基であ
    り)、 【化3】 (式中、R’,R”,R''' は各々独立に無置換または
    1個以上のOHで置換されたC1 −C5 アルキルであ
    り、R4 は水素、M、C1 −C5 アルキルまたは式−
    (CH2 m2−O−T1 の基であり)、A1 は下記式
    (1g)乃至(1k)の基であり、 【化4】 (式中、R5 は水素、C1 −C10アルキル、−(CH2
    CHR6 −O)n1−R4または式−CH2 −CH(O
    H)−CH2 −O−T1 の基であり、R6 は水素または
    メチルであり、T1 は水素またはC1 −C8 アルキルで
    あり、Q1 はC1−C18アルキルであり、Mは金属カチ
    オンであり、m1は1乃至3であり、m2は1乃至4であ
    り、m3は2乃至14であり、n1は1乃至16であ
    る)〕。
  2. 【請求項2】 A1 が下記式の基である 【化5】 (式中、R1 、R5 は請求項1で定義したとおりであ
    る)、請求項1のレゾルシニルトリアジン。
  3. 【請求項3】 下記式(2) 【化6】 〔式中、R1 およびR2 は各々独立に下記式の基であ
    り、 【化7】 (式中、R3 は水素またはC1 −C5 アルキルであ
    る)、R5 はC1 −C10アルキルである〕、の請求項1
    または2のレゾルシニルトリアジン。
  4. 【請求項4】 下記式(3) 【化8】 〔式中、R1 ,R2 、R5 は各々独立に下記式の基であ
    る、 【化9】 (式中、R3 は水素またはC1 −C5 アルキルであ
    る)〕の請求項1または2のレゾルシニルトリアジン。
  5. 【請求項5】 R1 ,R2 ,R5 が同一基を表わす、請
    求項4のレゾルシニルトリアジン。
  6. 【請求項6】 適当なフェニルマグネシウムブロミド化
    合物と、塩化シアヌルとをグリニャール反応させて、下
    記式(1l)のジクロロトリアジン化合物を形成し、 【化10】 ルイス酸、特に塩化アルミニウムの存在でレゾルシノー
    ルのフリーデル−クラフツアシル化によりレゾルシノー
    ル基を導入し、基R1 、R2 に応じて、アルキル化また
    はグリシジルエーテルの酸接触付加により、遊離p位の
    水酸基をエーテル化することからなる、A1 が式(1
    a)の基であり、R1 およびR2 が同一基を表わす式
    (1)のレゾルシニルトリアジンの製法。
  7. 【請求項7】 ヒトおよび動物の毛および皮膚を紫外線
    の損傷効果から保護するための式(1)のレゾルシニル
    トリアジンの使用。
  8. 【請求項8】 少なくとも1種以上の請求項1の式
    (1)の化合物と、化粧用に許容されるキャリヤーまた
    は補助剤からなる、化粧用組成物。
  9. 【請求項9】 更にUVスクリーン剤からなる、請求項
    8の組成物。
  10. 【請求項10】 更に、UVスクリーン剤として、トリ
    アジン、オキサニリド、トリアゾール、ビニル基含有ア
    ミドまたはケイ皮酸アミドを含む、請求項8または9の
    組成物。
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