JPH11292229A - 枠組棚 - Google Patents

枠組棚

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JPH11292229A
JPH11292229A JP9377998A JP9377998A JPH11292229A JP H11292229 A JPH11292229 A JP H11292229A JP 9377998 A JP9377998 A JP 9377998A JP 9377998 A JP9377998 A JP 9377998A JP H11292229 A JPH11292229 A JP H11292229A
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JP9377998A
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Tetsuro Yokota
哲朗 横田
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接した支柱の上部間や下部間の連結を行う
横方向材は、製作工程をほとんど変えることなく得ら
れ、下部の横方向材は、格納のための有効スペースを向
上させて配設した組立棚を提供する。 【解決手段】 縦材部分22を下向きとして支柱10間
の連結を行う上部横方向材19と、上向きとして支柱1
0間の連結を行う下部横方向材20との縦材部分22
に、支柱10の連結部14に対し係合可能な被連結部2
7を形成している。両横方向材19,20は、被連結部
27の向きのみが異なる状態で同一状に形成でき、プレ
ス成形などによる被連結部27の成形は、両横方向材1
9,20の向きを変えるだけで、製作工程をほとんど変
えることなく行える。下部横方向材20は、縦材部分2
2を上向きとして配設することで、その上面を床面に対
して接近できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば複数の支
柱と、隣接した支柱間の連結を行う横方向材と、隣接し
た支柱間に配設された荷受け部とにより構成され、この
荷受け部上に荷(物品)を載置して格納を行うのに使用
される枠組棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の組立棚としては、たとえ
ば実公平5年22488号公報に見られる構成が提供さ
れている。すなわち従来構成は、前後ならびに左右に複
数の支柱が立設され、左右で隣接される支柱の上部間な
らびに下部間に左右ビームが設けられ、また前後で隣接
される支柱の上部間ならびに下部間に前後ビームが設け
られている。そして隣接される支柱間には棚受が設けら
れるとともに、棚受を介して棚板が取り付けられてい
る。
【0003】前記支柱に対してビームを連結させるため
に、ビームの両端部には係合突起が設けられ、これら係
合突起は、上部および下部がビームから連続して支柱側
に突出する突出部と、この突出部から左右に張出す爪部
とから形成されている。他方、筒状の支柱には連結穴が
設けられ、この連結穴は、前記係合突起が挿入可能な挿
入穴部と、この挿入穴部から下方に連続して形成されか
つ前記挿入穴部が上方から嵌入可能で前記爪部により抜
止めされる係止穴部とから形成されている。
【0004】このような従来の構成において、一対の支
柱間にビームを連結する際には、係合突起を連結穴の挿
入穴部に挿入し、その後、ビームを下降して係合突起を
係止穴部に嵌入させ、係止穴部の両側に爪部を係止させ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、左右で隣接される支柱の上部間ならびに
下部間に設けられる左右ビームは、左右方向のビーム本
体と、このビーム本体の両端部から下方へ連続して形成
される幅広状の連結面板とにより構成されており、この
場合、上下の両左右ビームは同じ形状のものを使用でき
るが、その反面、下部の左右ビームは、下向きの連結面
板の存在によって、床面(設置面)に対してかなり上方
に配設されることになる。その結果、左右ビームと上面
どうしが同レベルに配設される最下段の棚板が床面(設
置面)に対してかなり上位となって、枠組棚の格納のた
めの有効スペースが低下されることになる。
【0006】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、隣接した支柱の上部間や下部間の連結を行う横方向
材は、製作工程をほとんど変えることなく得られ、しか
も下部の横方向材は、格納のための有効スペースを向上
させて配設し得る組立棚を提供することを目的としたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の枠組棚は、前後
ならびに左右に複数の支柱が立設され、隣接した支柱間
が横方向材により連結される枠組棚であって、前記支柱
には連結部が形成され、前記横方向材は、横材部分と、
この横材部分の両端部から同方向へ直角状に伸びる縦材
部分とにより門形状に形成され、そして横方向材は、両
縦材部分を下向きとして隣接した支柱の上部間の連結を
行う上部横方向材と、両縦材部分を上向きとして隣接し
た支柱の下部間の連結を行う下部横方向材とを有し、両
横方向材の各縦材部分には、前記支柱の連結部に対して
上方から係合可能な被連結部が形成されていることを特
徴としたものである。
【0008】したがって請求項1の発明によると、支柱
と横方向材との連結は、支柱の連結部に対して横方向材
の被連結部を上方から係合させることで行える。その際
に上部横方向材と下部横方向材とは、被連結部の向きの
みが異なる状態で、同一状に形成し得、しかも被連結部
の成形は、たとえばプレス成形などにより、上部横方向
材と下部横方向材との向きを変えるだけの、製作工程を
ほとんど変えることなく行える。そして下部横方向材
を、両縦材部分を上向きとして配設することで、下部横
方向材の上面を床面(設置面)に対して接近させ得る。
【0009】また本発明の請求項2記載の枠組棚は、上
記した請求項1記載の構成において、連結部は、矩形状
の挿入孔部と、この挿入孔部から下方に連通して形成さ
れた幅狭矩形状の係止孔部とからなる連結孔により形成
され、被連結部は、前記連結孔の挿入孔部に挿入可能で
かつ係止孔部よりも幅広の係止部を有する係合体により
形成されていることを特徴としたものである。
【0010】したがって請求項2の発明によると、支柱
と横方向材との連結は、支柱に横方向材を接近させて、
連結孔に係合体を挿入させ、そして、支柱に横方向材を
当接させたのち、この横方向材を下降させる。これによ
り、係止部を、係止孔部の両側でかつ支柱の内面側で下
降させることになり、以て係止部の両側部分を支柱側に
係合して、枠組棚を組み立て得る。
【0011】そして本発明の請求項3記載の枠組棚は、
上記した請求項2記載の構成において、係合体は、横方
向材の縦材部分に切り起しにより突出形成されているこ
とを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項3の発明によると、係合
体は、プレス成形などにより容易に突出形成し得る。さ
らに本発明の請求項4記載の枠組棚は、上記した請求項
1〜3のいずれかに記載の構成において、横方向材は、
左右で隣接した支柱間の連結を行い、前後で隣接した支
柱間は、支柱に対して着脱可能な荷受け部により連結さ
れることを特徴としたものである。
【0013】したがって請求項4の発明によると、最少
本数の横方向材と、必要段数の荷受け部とを使用して、
枠組棚を構成し得る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図に基づいて説明する。図1〜図4において9は枠組棚
で、前後ならびに左右にそれぞれ複数(実施例では前
後、左右とも2本で示す。)立設された支柱10と、こ
れら支柱10の左右間の連結を行う上下一対でかつ前後
二組の横方向材、すなわち、上部横方向材19、上部横
方向材20と、各支柱10間に配設された上下方向にお
いて四段(単数段または複数段)の荷受け部35などか
ら構成される。
【0015】図1、図5〜図10に示すように前記支柱
10は、外板部11と、この外板部11の幅端から直角
状で内方に延びる左右一対の側板部12と、これら側板
部12の内端から相対向する方向に接近する左右一対の
内板部13とにより、断面C字状でかつ筒型材状に一体
形成されている。
【0016】前記外板部11の上部と下部には、その幅
方向で両側に振分けた状態で左右一対の連結孔(連結部
の一例)14が、両部でそれぞれ上下二箇所に形成され
ている。ここで各連結孔14は、矩形状の挿入孔部14
Aと、この挿入孔部14Aから下方に連通して形成され
た矩形状の係止孔部14Bとからなる。
【0017】そして前記挿入孔部14Aは、その両側面
(少なくとも一側面)14aが傾斜されて下方ほど幅狭
になるように形成されている。また前記係止孔部14B
は、その上部幅Bが前記挿入孔部14Aの下端幅Aより
幅狭、すなわちB<Aでかつ両側面(少なくとも一側
面)14bを垂直状として、上部から下部まで同様の幅
Bに形成されている。なお、上部における上下の連結孔
14間にはピン孔15が形成されている。
【0018】前記側板部12には、その上部から下部に
亘って、係止用孔16が所定間隔置きに多数形成されて
いる。ここで各係止用孔16は矩形状であって、その両
側面(少なくとも一側面)16aが傾斜されて下方ほど
幅狭になるように形成されている。なお、支柱10の下
端には着地体18が装着されている。
【0019】前記上部横方向材19と下部横方向材20
とは、横材部分21と、この横材部分21の左右方向の
両端部から同方向へ直角状に伸びる縦材部分22とによ
り門形状に一体形成されている。そして横材部分21
は、外板部23と、この外板部23の幅端から直角状で
内方に延びる上下一対の側板部24と、一方の側板部2
4の内端から外板部23に沿った方向に延びる内板部2
5とにより一体形成されている。その際に、内板部25
はくの字状に折り曲げられて、その山頂部が外板部23
の内面に当接された状態にあり、かつ遊端は他方の側板
部24に嵌め込み状として、全体の強度が確保されてい
る。
【0020】そして前記縦材部分22は、他方の側板部
24や内板部25を除去したところの、ほぼ平板状に形
成されている。この平板状の縦材部分22の強度を確保
するために、外板部23から縦材部分22に亘って、プ
レス成形などによりリブ状突部26が形成されている。
【0021】以上の構成は、後述するピン孔30の形成
を含めた状態で、上部横方向材19ならびに下部横方向
材20ともに同一状に形成されている。そして上部横方
向材19は、両縦材部分22を下向きとして隣接した支
柱10の上部間の連結を行うものであり、また下部横方
向材20は、両縦材部分22を上向きとして隣接した支
柱10の下部間の連結を行うものである。このように、
同一状に形成された上部横方向材19と下部横方向材2
0との異なる構成は、以下に述べる被連結部の向きのみ
である。
【0022】すなわち、縦材部分22には、前記支柱1
0に対して係脱可能な係合体(被連結部の一例)27が
突出して設けられている。この係合体27は、前記連結
孔14の挿入孔部14Aに挿入可能でかつ係止孔部14
Bの幅Bよりも幅広の係止部28と、この係止部28か
ら下方に連続しかつ係止孔部14Bの幅Bよりも幅狭の
脚部29とにより形成されている。ここで係合体27
は、前記連結孔14に対して小さ目の類似形状であり、
したがって係止部28の側面28aは、前記挿入孔部1
4Aの側面14aに沿って傾斜されている。
【0023】そして係合体27は、連結用部分22に対
して、その両側を切断線としかつ上下端を接続状態とし
て、プレス成形などによる切り起しにより突出形成され
ている。その際にプレス成形などは、上部横方向材19
と下部横方向材20との向きを変えるだけの、製作工程
をほとんど変えることなく行える。これにより、上部横
方向材19の係合体27は、下向きの横材部分21に対
して、係止部28が上位に位置され脚部29が下位に位
置されて形成される。また下部横方向材20の係合体2
7は、上向きの横材部分21に対して、係止部28が上
位に位置され脚部29が下位に位置されて形成される。
【0024】なお、上位の係合体27の下方には、前記
支柱10側のピン孔15に連通可能なピン孔30が形成
されている。前記上部横方向材19ならびに下部横方向
材20は、左右で隣接した支柱10間の連結を行うもの
で、前後で隣接した支柱10間は、支柱10に対して着
脱可能な四段の前記荷受け部35により連結される。す
なわち荷受け部35は、前後で隣接した支柱10間に係
脱可能な棚受け材36と、左右で相対向された棚受け材
36間に載置される棚板38などにより形成されてい
る。
【0025】前記棚受け材36は、縦板部36Aと横板
部36Bとにより断面L字形状とした型材により形成さ
れ、その縦板部36Aに、前記支柱10側に対して係脱
可能な係合体37が形成されている。すなわち係合体3
7は、棚受け材36の長さ方向の両端に、それぞれ上下
一対に設けられるもので、そのうち上位の係合体37
は、縦板部36Aから外側への切り起しにより、その下
端を遊端とした舌状に形成され、また下位の係合体37
は、横板部36Bから外側への切り起しにより、その下
端を遊端とした舌状に形成されている。
【0026】その際に係合体37は、前記支柱10に形
成された係止用孔16に対して外側から挿通し得る形状
であり、そして挿通させたのち棚受け材36が下降され
ることで、係合体37の前述した舌形状により支柱10
側に係止される。
【0027】前記棚板38は、左右の棚受け材36の横
板部36B上に載置され、その際に縦板部36Aによっ
て左右方向の位置決めがなされる。以下に、上記した実
施の形態における作用を説明する。
【0028】枠組棚9を組み立てるに、左右の支柱10
間が上下一対の横方向材19,20を介して連結され
る。たとえば上部横方向材19は、その縦材部分22を
下向きとして配設されるもので、図8の(A)に示すよ
うに、支柱10の外板部11に上部横方向材19の縦材
部分22を接近させて、両連結孔14に両係合体27を
挿入させる。その際に、係合体27は前記連結孔14に
対して小さ目の類似形状であることから、その挿入は容
易に円滑に行える。
【0029】そして、外板部11に縦材部分22を当接
させた状態で上部横方向材19を下降させる。これによ
り、係止部28の傾斜した側面28aが挿入孔部14A
の傾斜した側面14aに案内される状態になり、以て支
柱10と上部横方向材19とは相対的かつ自動的に位置
調整される。このように位置調整しながら上部横方向材
19を下降させることで、脚部29を係止孔部14B内
で下降させながら、係止部28を、係止孔部14Bの両
側でかつ外板部11の内面側で下降させることになり、
以て図8の(B)、図9、図10に示すように、係止部
28の両側部分を外板部11側に係合し得る。
【0030】この後、連通されたピン孔30,15に亘
って、図6に示されるピン33が通されることで、左右
の支柱10の上部間が上部横方向材19を介して連結さ
れる。同様にして、左右の支柱10の下部間が下部横方
向材20を介して連結されるが、その際に下部横方向材
20は、その縦材部分22を上向きとして配設される。
【0031】次いで、前後の支柱10間が上下四段の荷
受け部35を介して連結される。すなわち、棚受け材3
6の縦板部36Aを支柱10の内側の側板部12に接近
させ、その上下一対の係合体37を、目的とする一対の
係止用孔16に対して外側から挿通させる。そして棚受
け材36を下降させることで、図10に示すように、舌
形状の係合体37を支柱10側に係止させる。
【0032】このようにして前後の支柱10間を上下四
段の棚受け材36を介して連結したのち、左右で相対向
している棚受け材36の横板部36B上に三枚(単数枚
または複数枚)の棚板38を載置させる。その際に前記
棚板38群は、左右の棚受け材36の縦板部36Aによ
って左右方向で位置決めされ、また横方向材19,20
が存在する箇所では、棚板38が横方向材19,20の
内側に嵌め込まれることにより、前後方向で位置決めさ
れる。
【0033】以上により、図1〜図4に示すように、枠
組棚9の組立を終える。そして使用時には、棚板38上
に荷1が、直接にまたはパレットや収納用容器を介し
て、載置される。その際に下部横方向材20が、両縦材
部分22を上向きとして配設されていることで、この下
部横方向材20における上面の床面(設置面)からの高
さHを低くでき、すなわち、下部横方向材20の上面ど
うしが同レベルに配設される最下段の荷受け部35の棚
板38の上面を床面に対して接近でき、以て枠組棚9の
格納のための有効スペースを向上できる。
【0034】なお、上述した枠組棚9の組立順序は一例
であって、たとえば、棚受け材36により前後の支柱1
0間の連結を行ったのち、横方向材19,20により左
右の支柱10間の連結を行うなど、その組立順序は任意
となる。
【0035】上記した実施の形態では、横方向材19,
20により左右で隣接した支柱10間の連結を行い、荷
受け部35により前後で隣接した支柱10間の連結を行
う形式が示されているが、これは横方向材19,20に
より前後で隣接した支柱10間の連結を行い、荷受け部
35により左右で隣接した支柱10間の連結を行う形
式、横方向材19,20により、左右で隣接した支柱1
0間と、前後で隣接した支柱10間との両方の連結を行
う形式などでもよい。
【0036】上記した実施の形態における係合体27
は、連結孔14に対して小さ目の類似形状であるが、こ
れは連結孔14に対して挿入できればよく、その形状は
問わないものである。
【0037】上記した実施の形態における係合体27
は、横方向材19,20の連結用部分22に切り起しに
より突出形成されているが、これは別体物を溶接などに
より一体化した構成や、前記係合体37に類似した形状
の構成などであってもよい。
【0038】上記した実施の形態では、上下方向におい
て四段の荷受け部35が示されているが、中間の荷受け
部35は、一段や二段以上の複数段、あるいは全く配設
しない形式であつてもよく、また上端の荷受け部35を
省略した形式、下端の荷受け部35を省略して最下段を
床置き格納とした形式などであってもよい。
【0039】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、支
柱と横方向材との連結は、支柱の連結部に対して横方向
材の被連結部を上方から係合させることで行うことがで
きる。その際に上部横方向材と下部横方向材とは、被連
結部の向きのみが異なる状態で、同一状に形成でき、し
かも、たとえばプレス成形などによる被連結部の成形
は、上部横方向材と下部横方向材との向きを変えるだけ
で、製作工程をほとんど変えることなく行うことができ
る。そして下部横方向材を、両縦材部分を上向きとして
配設することで、この下部横方向材の上面を床面に対し
て接近でき、以て枠組棚の格納のための有効スペースを
向上できる。
【0040】また上記した本発明の請求項2によると、
支柱と横方向材との連結は、支柱に横方向材を接近させ
て、連結孔に係合体を挿入させ、そして横方向材を下降
させることにより、係止部を、係止孔部の両側でかつ支
柱の内面側で下降させて、係止部の両側部分を支柱側に
係合でき、以て枠組棚を組み立ては、操作容易にして円
滑に行うことができる。
【0041】そして上記した本発明の請求項3による
と、棚板群は、左右の棚受け材に設けた移動規制体に係
合することで、並設方向で位置決めできる。さらに上記
した本発明の請求項4によると、棚板群は、左右の棚受
け材に設けた移動規制体に係合することで、並設方向で
位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、組立棚の一
部切り欠き斜視図である。
【図2】同組立棚の正面図である。
【図3】同組立棚の側面図である。
【図4】同組立棚の平面図である。
【図5】同組立棚における横方向部材の一部切り欠き斜
視図である。
【図6】同組立棚における要部の正面図である。
【図7】同組立棚における要部の縦断側面図である。
【図8】同組立棚における支柱に対する横方向部材の連
結状態を示し、(A)は連結前の要部の斜視図、(B)
は連結後の要部の斜視図である。
【図9】同組立棚における連結部分の縦断側面図であ
る。
【図10】同組立棚における連結部分の横断平面図であ
る。
【符号の説明】
9 枠組棚 10 支柱 14 連結孔(連結部) 14A 挿入孔部 14B 係止孔部 16 係止用孔 19 上部横方向材 20 下部横方向材 21 横材部分 22 縦材部分 27 係合体(被連結部) 28 係止部 28a 側面 29 脚部 35 荷受け部 36 棚受け材 38 棚板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後ならびに左右に複数の支柱が立設さ
    れ、隣接した支柱間が横方向材により連結される枠組棚
    であって、前記支柱には連結部が形成され、前記横方向
    材は、横材部分と、この横材部分の両端部から同方向へ
    直角状に伸びる縦材部分とにより門形状に形成され、そ
    して横方向材は、両縦材部分を下向きとして隣接した支
    柱の上部間の連結を行う上部横方向材と、両縦材部分を
    上向きとして隣接した支柱の下部間の連結を行う下部横
    方向材とを有し、両横方向材の各縦材部分には、前記支
    柱の連結部に対して上方から係合可能な被連結部が形成
    されていることを特徴とする枠組棚。
  2. 【請求項2】 連結部は、矩形状の挿入孔部と、この挿
    入孔部から下方に連通して形成された幅狭矩形状の係止
    孔部とからなる連結孔により形成され、被連結部は、前
    記連結孔の挿入孔部に挿入可能でかつ係止孔部よりも幅
    広の係止部を有する係合体により形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の枠組棚。
  3. 【請求項3】 係合体は、横方向材の縦材部分に切り起
    しにより突出形成されていることを特徴とする請求項2
    記載の枠組棚。
  4. 【請求項4】 横方向材は、左右で隣接した支柱間の連
    結を行い、前後で隣接した支柱間は、支柱に対して着脱
    可能な荷受け部により連結されることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の枠組棚。
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