JPH1128988A - ルーフモールの組み付け部構造 - Google Patents

ルーフモールの組み付け部構造

Info

Publication number
JPH1128988A
JPH1128988A JP9186645A JP18664597A JPH1128988A JP H1128988 A JPH1128988 A JP H1128988A JP 9186645 A JP9186645 A JP 9186645A JP 18664597 A JP18664597 A JP 18664597A JP H1128988 A JPH1128988 A JP H1128988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof molding
molding
roof
glass
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9186645A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yamada
理 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP9186645A priority Critical patent/JPH1128988A/ja
Publication of JPH1128988A publication Critical patent/JPH1128988A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーフモールの長さ寸法にばら付きがあるな
どしてもルーフモールをうまく取り付け得るようにす
る。 【解決手段】 車両3のルーフ部材1とサイド部材との
接合部に形成された溝5に取り付けるルーフモール6
の、組み付けの基準18となる側とは反対側にあるガラ
スモール10に、ルーフモール6端部に重ね合せるため
のラップ部21を形成し、ルーフモール6の組み付けの
基準18となる側とは反対側の端部に、薄肉部22を形
成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフモールの組
み付け部構造に関するものであり、より詳しくは、ルー
フモールの長さ寸法にばら付きがあるなどしてもルーフ
モールをうまく取り付け得るようにしたルーフモールの
組み付け部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常車両のルーフ部の構造は、図5〜図
7に示すように、ルーフ部材1とサイド部材2の接合位
置を、車両3のルーフとサイドのコーナー部よりも車両
中央4寄りの位置へ移動させるようにすることにより、
サイド部材2(ルーフの一部が一体形成されている)の
上に直接ルーフ部材1を搭載し得るようにしている。
【0003】そして、ルーフ部材1とサイド部材2との
接合部7に溝5を形成し、該溝5にルーフモール6を取
り付けることによって接合部7を隠すようにしている。
【0004】なお、図中、8は車両3のフロントガラ
ス、9は車両3のリヤガラス、10はフロントガラス8
の周縁部に取り付けられたガラスモール、11はリヤガ
ラス9の周縁部に取り付けられたガラスモール、12,
13は両ガラスモール10,11の対応する窓枠14,
15の底部に対する窓枠底部当接部、16,17は両ガ
ラスモール10,11の対応する窓枠14,15の側部
に対する窓枠側部当接部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ル
ーフ構造には、以下のような問題があった。
【0006】すなわち、ルーフ部材1とサイド部材2と
の接合部7に形成される溝5にルーフモール6を組み付
ける場合、ルーフモール6の長さ寸法のばら付きや溝5
に対するルーフモール6の組み付け精度の問題があり、
たとえば、図8に示すように、リヤガラス9側を基準1
8としてルーフモール6を組み付けた場合に、ルーフモ
ール6の長さ寸法が適正値よりも短いと、ルーフモール
6のフロント側の端部とフロントガラス8側のガラスモ
ール10の窓枠側部当接部16との間に隙間19ができ
てしまう。
【0007】そこで、このような場合には、上記隙間1
9を隠すために、エンドピース20などと呼ばれる別の
部材を取り付けるなどする必要が生じるので、その分、
コストアップとなるとともに、作業に手間が掛るばかり
でなく、外観が悪くなってしまう。
【0008】反対に、ルーフモール6の長さ寸法が適正
値よりも長いと、溝5に対してルーフモール6を組み付
ける時に、ルーフモール6を適正な長さにカットしなけ
ればならず、その分、手間が掛ってしまう。
【0009】本発明は、上述の実情に鑑み、ルーフモー
ルの長さ寸法にばら付きがあるなどしてもルーフモール
をうまく取り付け得るようにしたルーフモールの組み付
け部構造を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両3のルー
フ部材1とサイド部材2との接合部7に形成された溝5
に取り付けるルーフモール6と、該ルーフモール6の少
なくとも一方の端部に重ね合せるためのラップ部21を
ガラスモール10に形成し、該ラップ部21のルーフモ
ール6に薄肉部22を形成したことを特徴とするルーフ
モールの組み付け部構造にかかるものである。
【0011】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0012】ルーフモール6の少なくとも一方の端部に
位置するガラスモール10に、ルーフモール6に対する
ラップ部21を形成するようにしたので、ルーフモール
6の該端部に、ガラスモール10のラップ部21を重ね
合せることができ、ルーフモール6が適正値よりも短い
場合に、ルーフモール6とガラスモール10との間に隙
間19ができるのを防止することができる。
【0013】反対に、ルーフモール6が適正値よりも長
い場合に、ルーフモール6とガラスモール10のラップ
部21との重ね代が大きくなることにより、ルーフモー
ル6をカットしなくても、ルーフモール6の長さ寸法の
狂いを吸収させることが可能となる。
【0014】この際、ルーフモール6の端部に、薄肉部
22を形成することにより、ルーフモール6の薄肉部2
2と、ガラスモール10に形成したラップ部21との重
ね合せ部が局部的に盛り上がってしまうことが防止さ
れ、その分、外観を良好にすることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。
【0016】図1〜図4は、本発明の実施の形態の一例
であり、ラップ部、薄肉部を片側のルーフモール端部に
設けている。
【0017】車両のルーフ構造については、図5〜図7
と同様であるため、同一の部分については同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
【0018】本発明では、ルーフモール6の組み付けの
基準18となる側(図ではリヤ側としているが、フロン
ト側としてもよい)とは反対側(図ではフロント側とし
ているが、リヤ側でもよい)にあるガラスモール10
に、ルーフモール6端部の上部に重ね合せるためのラッ
プ部21を形成する。
【0019】そして、ルーフモール6の組み付けの基準
18となる側とは反対側の端部に、薄肉部22を形成す
る。
【0020】該薄肉部22は、たとえば、図に示すよう
に、ルーフモール6端部の下面側に切欠部23を形成し
て構成するようにしてもよい。
【0021】なお、24はフロント側のガラスモール1
0の、対応する窓枠14の側部に対する窓枠側部当接部
である。
【0022】次に、作動について説明する。
【0023】本発明では、ルーフモール6の組み付けの
基準18となる側(図ではリヤ側としているが、フロン
ト側としてもよい)とは反対側(図ではフロント側とし
ているが、リヤ側でもよい)のガラスモール10に、ル
ーフモール6に対するラップ部21を形成するようにし
たので、ルーフモール6を、リヤ側を基準18としてル
ーフ部材1とサイド部材2との接合部7に形成される溝
5に組み付ける時に、ルーフモール6の基準18とは反
対側の端部に、ガラスモール10のラップ部21を重ね
合せるようにすることにより、ルーフモール6が適正値
よりも短い場合に、ルーフモール6とガラスモール10
との間に隙間ができるのを防止することができる。
【0024】反対に、ルーフモール6が適正値よりも長
い場合に、ルーフモール6とガラスモール10のラップ
部21との重ね代が大きくなることにより、ルーフモー
ル6をカットしなくても、ルーフモール6の長さ寸法の
狂いを吸収させることが可能となる。
【0025】この際、ルーフモール6の組み付けの基準
18となる側とは反対側の端部に、薄肉部22を形成す
ることにより、ルーフモール6の薄肉部22と、ガラス
モール10に形成したラップ部21との重ね合せ部が局
部的に盛り上がってしまうことが防止され、その分、外
観を良好にすることが可能となる。
【0026】上記薄肉部22は、たとえば、図に示すよ
うに、ルーフモール6端部の下面側に切欠部23を形成
して構成するようにしてもよい。
【0027】上記をより具体的に説明すると、たとえ
ば、ルーフモール6の長さ寸法が適正な場合に、図2に
示すように、ルーフモール6の薄肉部22と、ガラスモ
ール10に形成したラップ部21とが所要量だけ重ね合
わされるように薄肉部22とラップ部21の重ね代を調
整しておくようにする。
【0028】そして、ルーフモール6の長さ寸法が適正
値よりも短かった場合には、図3に示すように、ルーフ
モール6の薄肉部22と、ガラスモール10に形成した
ラップ部21との重ね代が適正値よりも少なくなり、こ
れにより、ルーフモール6とガラスモール10が離れて
間に隙間ができるようなことが防止される。
【0029】反対に、ルーフモール6の長さ寸法が適正
値よりも長かった場合には、図4に示すように、ルーフ
モール6の薄肉部22と、ガラスモール10に形成した
ラップ部21との重ね代が適正値よりも多くなり、これ
によって、ルーフモール6の長さ寸法の狂いが吸収され
るようになる。
【0030】このように、ガラスモール10にラップ部
21を形成し、ルーフモール6に薄肉部22を形成する
ことにより、ルーフモール6の長さ寸法にばら付きがあ
ってもルーフモール6を支障無く組み付けることが可能
となり、しかも、ルーフモール6の組み付け後に、エン
ドピースの取り付けなどの面倒な調整作業などを行う必
要がなくなる。
【0031】又ラップ部21、薄肉部22をルーフモー
ル6の前後ともに設けると、ルーフモール6をルーフに
組み付ける基準に作業者が細かく配慮しなくてもルーフ
モール6の長さのバラツキと組み付け時のバラツキを吸
収でき、見栄えよくルーフモール6を組み付けることが
できる。
【0032】なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のルーフモ
ールの組み付け部構造によれば、ルーフモールの長さ寸
法にばら付きがあるなどしてもルーフモールをうまく取
り付けることができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略側方断面図で
ある。
【図2】ルーフモールの長さ寸法が丁度よい場合を示す
部分拡大図である。
【図3】ルーフモールの長さ寸法が短い場合を示す部分
拡大図である。
【図4】ルーフモールの長さ寸法が長い場合を示す部分
拡大図である。
【図5】ルーフ構造の車両の平面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】図5のVII−VII矢視図である。
【図8】ルーフモールの長さが短い場合の図7と同様の
図である。
【符号の説明】
1 ルーフ部材 2 サイド部材 3 車両 5 溝 6 ルーフモール 7 接合部 10 ガラスモール 21 ラップ部 22 薄肉部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両(3)のルーフ部材(1)とサイド
    部材(2)との接合部(7)に形成された溝(5)に取
    り付けるルーフモール(6)と、該ルーフモール(6)
    の少なくとも一方の端部に重ね合せるためのラップ部
    (21)をガラスモール(10)に形成し、該ラップ部
    (21)のルーフモール(6)に薄肉部(22)を形成
    したことを特徴とするルーフモールの組み付け部構造。
JP9186645A 1997-07-11 1997-07-11 ルーフモールの組み付け部構造 Pending JPH1128988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9186645A JPH1128988A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 ルーフモールの組み付け部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9186645A JPH1128988A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 ルーフモールの組み付け部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1128988A true JPH1128988A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16192222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9186645A Pending JPH1128988A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 ルーフモールの組み付け部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1128988A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112644401A (zh) * 2019-10-12 2021-04-13 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车顶盖装饰条前段后端头限位结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112644401A (zh) * 2019-10-12 2021-04-13 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车顶盖装饰条前段后端头限位结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11334367A (ja) ドアフレームモール取付構造
JPH1128988A (ja) ルーフモールの組み付け部構造
US20170144515A1 (en) Vehicle door sash
JPS6099720A (ja) ウインドウパネルの取付構造
JPS61247513A (ja) 自動車のウインドガラス取付構造
JPH10193975A (ja) ドアインナーウェザーストリップ及びその製造方法
JP2549937Y2 (ja) 自動車用ドアコーナカバーの取付け構造
JP2603475Y2 (ja) ウィンドモール
JPH11342745A (ja) 自動車のドア
JPH09315238A (ja) ルーフモールの端末部構造
JPS58136511A (ja) ウインドシ−ルドモ−ルの取付構造
JP3182049B2 (ja) リアウィンドガラスの取付構造
JP3082484B2 (ja) ウインドゥガラスの位置決め用クリップ
JPH0216890Y2 (ja)
JPH0234974Y2 (ja)
JPH0247362B2 (ja)
JPH1191625A (ja) 車両のルーフ構造
JPH065211Y2 (ja) 車両のモ−ル取付構造
JPH04300713A (ja) 車両のウインドパネル取付構造
JPH0640499Y2 (ja) インストルメントパネルとドアトリムとの合せ構造
JPH042802Y2 (ja)
JP2000313229A (ja) ウインドウガラスの取付構造
JPH0626454Y2 (ja) 車両のリテーナ構造
JP2522652Y2 (ja) ウインドシールドガラス位置決め装置
JP2974041B2 (ja) 車両のウインドシールド取り付け法