JPH11288991A - ロードポート - Google Patents

ロードポート

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JPH11288991A
JPH11288991A JP10091972A JP9197298A JPH11288991A JP H11288991 A JPH11288991 A JP H11288991A JP 10091972 A JP10091972 A JP 10091972A JP 9197298 A JP9197298 A JP 9197298A JP H11288991 A JPH11288991 A JP H11288991A
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JP
Japan
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carrier
lid
moving
opening
load port
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Application number
JP10091972A
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English (en)
Inventor
Masanao Murata
正直 村田
Hiroyuki Oibe
博之 及部
Miki Tanaka
幹 田中
Zenta Nanhei
善太 南平
Shunji Takaoka
俊志 高岡
Hiroaki Saeki
弘明 佐伯
Keiichi Matsushima
圭一 松島
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Tokyo Electron Ltd
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/677Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
    • H01L21/67763Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations the wafers being stored in a carrier, involving loading and unloading
    • H01L21/67772Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations the wafers being stored in a carrier, involving loading and unloading involving removal of lid, door, cover
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S414/139Associated with semiconductor wafer handling including wafer charging or discharging means for vacuum chamber
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S414/135Associated with semiconductor wafer handling
    • Y10S414/14Wafer cassette transporting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 怪我などを防いで安全性の高い構造にした半
導体製造装置におけるロードポートを提供する。 【解決手段】 キャリア11を装置開口16に向かって
移動するキャリア置台14を移動させるキャリア置台移
動手段18を、キャリア11が装置開口16に当接する
直前に到達するまで、キャリア置台14を小さい弱い力
で移動させ、その後、装置開口16に向かってキャリア
置台14を大きい力で移動させる圧力調整手段26を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体及び半導体
デバイス等を製造するための半導体製造装置におけるロ
ードポートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、高性能な半導体デバイスを安価に
作るため、大口径ウエハへの移行が進められている。そ
して、例えば300mmウエハを扱う半導体製造装置で
は、ウエハ用キャリアとして図5に示すようなFOUP
(Front Opening Unified Pod)タイプのキャリア11
(なお図示例はFOUPの蓋を除いた状態を示す)や図
6に示すようなOC(Open Cassette)タイプのキャリ
ア11等が使用されている。
【0003】図9は一般的な半導体製造装置におけるロ
ードポートの周辺構造を模式的に示す図である。図9に
おいて、例えば図5に示すFOUP等のウエハ用キャリ
ア11(以下、「キャリア11」という)に収納された
ウエハ12は、無人搬送車や人により装置13内に入れ
るためのロードポートに搬送されて、その後、ロードポ
ートに配置された移動可能なキャリア置台14上に載せ
られる。このロードポートでは、装置13に、普段は蓋
15により閉じられている開口16(以下、「装置開口
16」という)が設けられている。そして、蓋15を開
けると、その装置開口16からキャリア11内にウエハ
12の出し入れをしたり、あるいはキャリア11ごと受
け入れることができる構造が採られている。
【0004】ロードポートに運ばれて来るキャリア11
は、そのまま装置開口16に配置されるのではなく、装
置開口16の前に配置されたキャリア置台14上に固定
して載せられる。このキャリア置台14は、装置開口1
6から離れた位置と近づいた位置とに移動できるように
なっている。そして、キャリア11を載せる場合は、装
置開口16から大きく離れた位置でキャリア置台14の
上に載せられ、その後、装置開口16に向かってキャリ
ア11と共に移動される。また、FOUPの場合、一般
には、最終の移動位置でキャリア11が装置13の前面
に押し付けられた状態になり、この状態で装置開口16
の蓋15が開けられ、キャリア11内のウエハ12が取
り出される構造になっている。
【0005】そのキャリア11を装置13の前面に押し
付ける力としては、できるだけ小さくするように設定し
ているが、装置13の内部にゴミが入らないよう正圧力
にするため、キャリア11がそれに耐える力は最低必要
となる。例えば、装置13の内部を50mm水柱、ウエハ
12を25枚入れたFOUP(キャリア11)の装置1
3に対する投影面積を300mm×350mmとすると、押し付け
る力は5.25kgは必要となる。さらに、装置13の内部を
窒素やアルゴン等の不活性ガス、乾燥空気等の、ウエハ
12の酸化を抑える不活性なガスを充填した装置等で
は、そのガスが漏れないようにするのに、装置13とF
OUP(キャリア11)との間にシール材を必要とする
場合もある。この場合にはシール材を介して押し付ける
ことになるので、さらに大きな力が必要になる。従来、
この力を得るため、移動用アクチュエータは、この力を
出す能力を持つものを使用し、停止したときはその能力
を出せるもしくは出した状態となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のロードポートの構造では、キャリア11を装置開口1
6に向かって移動させる場合、キャリア11が最終位置
で必要とする力を初めから持たせている。しかし、その
力は最終位置において必要なのであって、その途中の行
程では必ずしも必要としない。そればかりか、余り大き
い力でキャリア置台14と共にキャリア11を移動させ
ていると、移動時に手をキャリア11と装置13の間に
挟んでしまったような場合、形状にもよるが突起等があ
ると怪我をする虞があった。また、これはキャリア11
を装置開口16の部分に配置する場合だけでなく、大き
な力を加えて装置開口16を閉じる蓋15の部分につい
ても同じことが言える。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は怪我などを防いで安全性の高い構
造にした半導体製造装置におけるロードポートを提供す
ることにある。さらに、他の目的は、以下に説明する内
容の中で順次明らかにして行く。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次の技術手段を講じたことを特徴とする。
すなわち、キャリアを装置開口に向かって移動するキャ
リア置台を移動させる手段または蓋を前記装置開口を閉
じる方向に移動させる手段を、前記キャリアが前記装置
開口に当接する直前の指などが入らない程度の所定の隙
間が生じる位置または前記蓋が前記装置開口を閉じる直
前の同じく指などが入らない程度の所定の隙間が生じる
位置に到達するまで、前記キャリア置台または前記蓋を
小さい力で移動させ、その後、前記装置開口に向かって
前記キャリア置台または前記蓋を大きい力で移動させる
手段を設けた。
【0009】
【作用】この構造によれば、キャリアまたは蓋は、キャ
リアが装置開口にぶつかる直前または蓋が装置開口を閉
じる直前まで、小さい力で移動するので、万一、キャリ
ア及びキャリア置台または蓋に触っても、キャリア及び
キャリア置台または蓋は止まり安全である。また、キャ
リアが装置開口部に接触または蓋が装置開口部を閉じる
位置、すなわち「位置決め点」ではキャリア及び蓋を装
置開口部に強い力で押し付けることができ、確実にキャ
リア及び蓋を装置開口部に接触せることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる形
態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に好まし
い種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下
の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限
り、これらの形態に限られるものではないものである。
【0011】図1は本発明の第1の実施形態例、すなわ
ち半導体製造装置におけるロードポート周辺のシステム
構成を示す図である。図1に示す本発明の形態におい
て、図7に示した装置と同一構成要素には、同一符号を
付して説明する。そして、図1において、装置13は、
前面に蓋15で開閉される装置開口16が設けられてい
る。この装置開口16の前側固定台17上には、ウエハ
12が収納されたキャリア11が載せられるキャリア置
台14が配設されている。このキャリア置台14は、固
定台17の下側に配設されているキャリア置台移動手段
18から延ばされているロッド19と一体移動可能に連
結されている。また、キャリア置台14の上には、この
上に載せられたキャリア11を解除可能に固定するため
の手段(不図示)が設けられている。したがってキャリ
ア11はキャリア置台14と一体に移動することができ
る。
【0012】キャリア置台移動手段18は、ロッド19
を往復移動させるアクチュエータとしてのエアシリンダ
20を備えている。このエアシリンダ20はキャリア置
台駆動コントローラ24内の方向切換弁21で制御さ
れ、ロッド19をエアシリンダ20から突出された位置
とエアシリンダ20内に引き込まれた位置とに移動切り
換えできる構造になっている。そして、キャリア置台1
4上にキャリア11を載せるとき、ロッド19はエアシ
リンダ20内に最も引き込まれて、キャリア置台14が
装置開口16と大きく離れた位置(以下、この位置を
「キャリアセット位置」という)に配置される状態とな
る。図1中に実線で示している位置は、そのキャリア位
置に配置されている状態を示している。これに対して、
エアシリンダ20が操作されてロッド19がエアシリン
ダ20内より突き出されると、このロッド19の突き出
しに連動してキャリア置台14が装置開口16側に移動
する。なお、キャリア置台14が最も装置開口16側に
移動された状態では、キャリア置台14上にセットされ
ているキャリア11は、このキャリア11の開口を装置
開口16に押し付けることができる。このキャリア11
の開口が装置開口16に押し付けられた状態となる位置
を、以下「ウエハ受け渡し位置」という。また、「ウエ
ハ受け渡し位置」と「キャリアセット位置」には、その
位置を越えてキャリア置台14が移動しないようにする
のに、ロッド19の一部と衝突して、それ以上の移動を
規制するためのストッパー22a,22bが各々設けら
れている。加えて、ロッド19が往復動する通路の近く
には、キャリア11が装置開口16に極めて近い位置ま
で移動されると、これを検出して、その信号を出力する
センサ23が設けられいる。
【0013】キャリア置台駆動コントローラ24は、上
記方向切換弁21の他に、エア源25と、このエア源2
5のエア圧を調整してエアシリンダ20に供給する圧力
調整手段26を構成している高圧力用レギュレータ27
H,低圧力用レギュレータ27L,圧力切換器28、高
圧用電磁バルブ29H,低圧用電磁バルブ29Lで構成
されている。このうち、圧力切換器28は、高圧用電磁
バルブ29Hと低圧用電磁バルブ29Lの何れか一方が
有効(オン)、他方が無効(オフ)になるように切り換
えるものである。そして、高圧用電磁バルブ29Hをオ
ンにした場合は、エアシリンダ20に高圧が付与され、
キャリア置台14が大きな力を受けて移動する状態にな
る。これに対して、低圧用電磁バルブ29Lをオンにし
た場合は、エアシリンダ20に低圧が付与され、高圧用
電磁バルブ29Hをオンしたときよりも小さい力をキャ
リア置台14が受けて移動される状態になる。なお、キ
ャリア置台14が受ける大きな力とは、例えば装置開口
16の部分でFOUP(キャリア11)の開口が密着さ
れたときに、装置13内のガスが漏れない大きさ以上の
もので、キャリア置台14が受ける小さな力とは、例え
ばキャリア置台14の移動中に装置13とキャリア置台
14との間に手が挟まれたようなときに、その位置で停
止できる程度の大きさであり、この大きさは自由に設定
される。
【0014】次に、蓋15側について説明すると、蓋1
5は、装置13内に配設されている蓋移動手段30から
延ばされているロッド34と一体移動可能に連結されて
いる。その蓋移動手段30は、蓋15を上下方向に移動
させるためのエアシリンダ31と、蓋15を前後方向に
移動させるためのエアシリンダ32とを備えている。こ
のうち、エアシリンダ31は、進退出する上記ロッド3
4を有しているとともに、下側基端が枢軸33で回転可
能に支持されている。また、蓋15と一体に前後方向
(開閉方向)に回動するとともに、ロッド34を進退出
することにより、蓋15を上下方向に移動させることが
できる。一方、エアシリンダ32は、進退出するロッド
35を有しているとともに、基端が枢軸36で回転可能
に支持されている。そのロッド35の先端側は軸37を
介してエアシリンダ32とリンク結合されている。そし
て、このエアシリンダ32が駆動されて、ロッド35が
進退出されると、このロッド35の進退出に連動してエ
アシリンダ31が枢軸33を支点として前後方向に回動
され、この回動動作で蓋15の開閉を行う。なお、蓋1
5が装置開口16を閉じる直前の位置(この位置は、装
置13と蓋15との間に例えば手等を入れることができ
る最小限の所定の隙間が確保されている)には、この蓋
15の位置を検出するセンサ38が設けられている。ま
た、エアシリンダ31は第1の蓋コントローラ39及び
方向切換弁48を介して制御され、エアシリンダ32は
第2の蓋コントローラ40を介して制御される。
【0015】第2の蓋コントローラ40は、方向切換弁
41の他に、エア源42と、このエア源42のエア圧を
調整してエアシリンダ32に供給する圧力調整手段43
を構成している高圧力用レギュレータ44H,低圧力用
レギュレータ44L,圧力切換器45、高圧用電磁バル
ブ46H,低圧用電磁バルブ46L等で構成されてい
る。このうち、圧力切換器45は、高圧用電磁バルブ4
6Hと低圧用電磁バルブ46Lの何れか一方が有効(オ
ン)、他方が無効(オフ)になるように択一的に切り換
えるものである。そして、高圧用電磁バルブ46Hをオ
ンにした場合は、エアシリンダ32に高圧が付与され、
蓋15が大きな力を受けて移動する状態になる。これに
対して、低圧用電磁バルブ46Lをオンにした場合は、
エアシリンダ32に低圧が付与され、高圧用電磁バルブ
46Hをオンしたときよりも小さい力を蓋15が受けて
移動される状態になる。なお、蓋15が受ける大きな力
とは、例えば装置開口16の部分に蓋15が密着された
ときに、装置13内のガスが漏れない大きさ以上のもの
で、蓋15が受ける小さな力とは、例えば蓋15の移動
中に装置13と蓋15との間に手が挟まれたようなとき
に、その位置で停止できる程度の大きさであり、この大
きさは自由に設定される。
【0016】そして、上記圧力調整手段26、第1の蓋
コントローラ39、第2の蓋コントローラ40、圧力調
整手段43等は、制御部(CPU)47に予め組み込ま
れているプログラムに従って制御される。
【0017】図2は、そのプログラムの一例を示す流れ
図である。そこで、上記第1の形態のシステム構成にお
ける動作を図2の流れ図に従って説明する。まず、図2
(A)の開動作について説明する。キャリア置台14は
図1の実線で示す「キャリアセット位置」に配置されて
いる。この位置で無人搬送機または人によって運ばれて
来たキャリア11がキャリア置台14上にセットされ
る。そして、「ウエハ受け渡し位置」への移動が指示さ
れると(S1)、圧力切換器28が電磁バルブ29Lを
オンに切り換え(S2)、エアシリンダ20が低圧用レ
ギュレータ27Lを介してエア源25と接続される。す
ると、エアシリンダ20が低圧状態で動作し(S3)、
キャリア置台14は小さな力で駆動しているエアシリン
ダ20の力で、キャリア11と共に装置開口16に向か
って移動される。したがって、この低圧で駆動されてい
る状態では、キャリア置台14と装置13との間に手が
挟まれたような場合に、キャリア置台14の移動を強制
的に停止させることができる。
【0018】キャリア置台14の移動がさらに進行し、
センサ23がキャリア置台14の移動を検出(オン)す
ると(S4)、圧力切換器28が高圧用電磁バルブ29
Hをオンする(S5)。すると、エアシリンダ20が高
圧用レギュレータ27Hを介してエア源25と接続され
る。これにより、エアシリンダ20が高圧状態で動作
し、キャリア置台14は大きな力で駆動しているエアシ
リンダの力で、「ウエハ受け渡し位置」に移動され、ス
トッパー22bに当接すると停止する(S6)。また、
キャリア11は、その開口が装置開口16の周囲に押し
付けられて密着された状態になる。
【0019】続いて、キャリア11の蓋が図示せぬ手段
により開けられるとともに、装置13の蓋15の開動作
が開始される(S7)。また、圧力切換器45が電磁バ
ルブ46Hをオンする(S8)。すると、エアシリンダ
32が高圧用レギュレータ44Hを介してエア源42と
接続される。すると、エアシリンダ32が高圧状態で動
作し(S9)、所定の位置まで開く。次いで、エアシリ
ンダ31が動作され、蓋15が装置開口16より外れて
ウエハ12の取り出しの邪魔にならない位置まで下降し
(S10)、所定の位置まで下降したら蓋15の開動作
が完了する(S11)。
【0020】次に、蓋15を再び閉じる動作、すなわち
図2(B)について説明する。蓋15を閉じる指令が出
されると、シリンダ31が動作され、蓋15が所定の位
置まで上昇される(S12)。次いで、圧力切換器45
が電磁バルブ46Lをオンする(S13)。すると、エ
アシリンダ32が低圧用レギュレータ44Lを介してエ
ア源42と接続される。これによりエアシリンダ32が
低圧状態で動作し(S14)、蓋15が装置開口16を
閉じる方向に、蓋15とエアシリンダ31とを回転させ
る。また、蓋15がセンサ38で検出される位置まで閉
じられると(S15)、圧力切換器45が電磁バルブ4
6Hをオンする(S16)。これにより、エアシリンダ
32が高圧状態で動作し、装置開口16を完全に閉じる
位置まで移動される(S17)。
【0021】蓋15が装置開口16を完全に閉じると、
次に圧力切換バルブ28が電磁バルブ29Hをオンする
(S18)。すると、エアシリンダ20が高圧状態で動
作し(S19)、キャリア置台14が「キャリアセット
位置」の方向へ移動を開始する。また、センサ23がオ
フになると(S20)、圧力切換器28が電磁バルブ2
9Lをオンする(S21)。これにより、エアシリンダ
20が低圧状態で動作し 、キャリア置台14が小さな
力で「キャリアセット位置」まで戻される(S22,2
3)。そして、この「キャリアセット位置」で新しいキ
ャリア11と交換されて再び同じ動作が繰り替えされ
る。
【0022】したがって、この形態例の構造では、キャ
リア11を「キャリアセット位置」から「キャリア受け
渡し位置」に移動させる場合に、キャリア置台14と装
置13との間に手等が入って挟まれる危険性がある間は
簡単に停止させることができる小さな力でキャリア11
とキャリア置台14を移動させ、挟まれる危険性が無く
なったら最終位置まで大きな力で移動させて、キャリア
11を所定の位置に所望の圧力で位置決めしておくこと
ができる。また、蓋15で装置開口16を閉じる場合
も、蓋15と装置13との間に手が入って挟まれる危険
性がある間は簡単に停止させることができる小さな力で
蓋15を移動させ、挟まれる危険性が無くなったら最終
位置まで大きな力で移動させて、蓋15を所定の圧力で
装置開口16を閉じた状態にすることができる。これに
より、所定の性能を維持したまま、安全性を向上させる
ことができる。
【0023】図3は本発明の第2の実施形態例としての
半導体製造装置におけるロードポート周辺のシステム構
成を示す図である。図3に示す本発明の第2の形態にお
いて、図1及び図2に示した本発明の第1の形態と同一
構成要素には同一符号を付して説明する。図3におい
て、装置13は前面に蓋15で開閉される装置開口16
が設けられている。この装置開口16の前側固定台17
上には、ウエハ12が収納されたキャリア11が載せら
れるキャリア置台14が配設されている。このキャリア
置台14には、固定台17の下側に配設されているキャ
リア置台移動手段51から延ばされているロッド52と
一体移動可能に連結されている。
【0024】キャリア置台移動手段51は、ロッド52
をネジ送りするため回転ネジ53と、この回転ネジ53
を回転させる駆動源としての減速ギア付モータ54と、
この減速ギア付モータ54と回転ネジ53との間の動力
伝達を行うためのギア55,56を有している。減速ギ
ア付モータ54はドライバー57を介してキャリア置台
駆動コントローラ58により制御される。また、キャリ
ア置台駆動コントローラ58には、センサ59,60,
61からの信号が入力される。センサ59,60,61
のうち、センサ59はキャリア置台14が「キャリアセ
ット位置」に配置されるとオンされ、センサ60はキャ
リア置台14が「キャリア受け渡し位置」の直前まで、
すなわちキャリア11と処理装置13との間に手等が入
らなくなる位置まで接近した状態になるとオンする。セ
ンサ61は、キャリア置台14が「キャリア受け渡し位
置」に到達するとオンされる。
【0025】ドライバー57は、減速ギア付モータ54
が大きな出力トルクで回転することができる状態と小さ
な出力トルクで回転することができる状態とに、択一的
に切り換えることができ、キャリア置台駆動コントロー
ラ58からのトルク指令を受けて切り換える。なお、キ
ャリア置台駆動コントローラ58は、主制御部(CP
U)72により制御される。そして、減速ギア付きモー
タ54が小さな出力トルク(低トルク)で回転されてい
るときには、キャリア置台14またはキャリア11等に
手が当ると安全のために移動を停止させることができる
程度の力でキャリア置台14を動かすことができる。一
方、大きな出力トルク(高トルク)で回転されていると
きには、キャリア11の開口が装置開口16の部分に密
着されたとき、装置13内のガスが漏れない程度に押し
付けておくことができる大きな力が付与されるもので、
その大きさは自由に設定される。
【0026】次に、蓋15側について説明すると、蓋1
5は装置13内に配設されている蓋移動手段62から延
ばされているロッド34と一体移動可能に連結されてい
る。その蓋移動手段62は蓋15を上下方向に移動させ
るための上下方向駆動手段63と、この上下方向駆動手
段63を蓋15と共に前後方向に移動させるための前後
方向駆動手段64とを有している。
【0027】さらに詳述すると、上下方向駆動手段63
は、枢軸65を支点として前後方向に回動するベース6
6と、このベース66上に配設された減速ギア付モータ
67と、回転ネジ68と、減速ギア付モータ67の回転
を回転ネジ68に伝達するためのギア69,70とを備
えている。そして、減速ギア付モータ67が駆動され
て、回転ネジ68が回転されるとロッド34がネジ送り
され、このネジ送りで蓋15の上下方向の移動を行わせ
ることができる。なお、減速ギア付きモータ67は、ド
ライバー71を介して主制御部(CPU)72により制
御される。
【0028】前後方向駆動手段64は、減速ギア付モー
タ73と、回転ネジ74と、この回転ネジ74でネジ送
りされるロッド75と、減速ギア付きモータ73の回転
を回転ネジ74に伝達するためのギア76,77とを備
えている。減速ギア付モータ73はドライバー78を介
して蓋駆動コントローラ79により制御される。また、
蓋駆動コントローラ79には、センサ80,81,82
からの信号が入力される。センサ80,81,82のう
ち、センサ80は蓋15が「閉位置」に配置されるとオ
ンされ、センサ81は蓋15が「閉位置」の直前まで、
すなわち蓋15と装置13との間に手が入らなくなる位
置まで接近した状態になるとオンする。センサ82は、
蓋15が「開位置」に到達するとオンされる。
【0029】ドライバー78は、減速ギア付モータ73
が大きな出力トルク(高トルク)で回転することができ
る状態と小さな出力トルクで回転することができる状態
とに切り換えることができ、蓋駆動コントローラ79か
らのトルク指令により切り換える。なお、蓋駆動コント
ローラ79は、主制御部(CPU)72により制御され
る。そして、減速ギア付モータ73が小さな出力トルク
(低トルク)で回転されているときには、蓋15等に手
が当たると安全のために移動を停止させることができる
程度の力で蓋15を動かすことができ、大きな出力トル
ク(高トルク)で回転されているときには、蓋15が装
置開口16の部分に密着されたとき、装置13内のガス
が漏れない程度に押し付けておくことができる力が付与
されるもので、その大きさは自由に設定される。
【0030】そして、上記キャリア置台駆動コントロー
ラ58、上下方向駆動手段63、前後方向駆動手段6
4、ドライバー71,78、コントローラ79等は、主
制御部72に予め組み込まれているプログラムに従って
制御される。
【0031】図4は、その第2の形態としてのロードポ
ートを制御するプログラムの一例を示す流れ図である。
そこで上記第2の形態例のシステム構成における動作を
図4の流れ図に従って説明する。まず、図4(A)の開
動作について説明する。キャリア置台14は、図3の実
線で示す「キャリアセット位置」に配置されていて、こ
の位置で無人搬送機または人によって運ばれて来たキャ
リア11がセットされる。この状態では、センサ59が
ロッド52を検出している。「ウエハ受け渡し位置」に
移動させる指示を受けると(S31)、コントローラ5
8はドライバー57に減速ギア付モータ54の回転を低
トルクで回転させる指示を出す。これにより減速ギア付
モータ54は低トルクで回転し(S32)、キャリア置
台14の「ウエハ受け渡し位置」への移動が開始される
(S33)。したがって、この小さな力でキャリア置台
14が移動されている状態では、キャリア置台14と装
置13との間に手が挟まれたような場合に、キャリア置
台14の移動を強制的に停止させることができ、安全性
が確保される。
【0032】キャリア置台14の移動がさらに進行し、
センサ60がキャリア置台14の移動を検出(オン)す
ると(S34)、コントローラ58はドライバー57に
減速ギア付モータ54の回転を高トルクで回転させる指
示を出す。これにより、減速ギア付モータ54は高トル
クで回転し(S35)、キャリア置台14を「ウエハ受
け渡し位置」に向かって移動させる。「受け渡し位置」
に到達すると、センサ61がオンし、減速ギア付モータ
54が停止する(S36)。また、キャリア11は、そ
の開口が装置開口16の周囲に押し付けられて密着され
た状態になる。
【0033】続いて、キャリア11の蓋が図示せぬ手段
により開けられるとともに、装置13の蓋15の開動作
が開始される(S37)。ここでは、減速ギア付モータ
73が高トルクで回転され(S38)、蓋15が大きな
力で開けられて行く。そして、センサ81がオンされる
と(S39)、コントローラ79が減速ギア付モータ7
3を低トルクで回転させるようにドライバー78にトル
ク指令を出す。これにより減速ギア付モータ73は低ト
ルクで回転しながら蓋15を所定の位置まで開く(S4
0)。また、センサ82がオンになると(S41)、減
速ギア付モータ73が停止する(S42)。続いて、減
速ギア付モータ67が回転され(S43)、蓋15の下
降が開始し(S44)、蓋15が装置開口16より外れ
てウエハ12の取り出しの邪魔にならない位置まで下降
したら、減速ギア付モータ67が停止し、蓋15の開動
作が完了する(S45)。
【0034】次に、蓋15を再び閉じる動作、すなわち
図4(B)について説明する。蓋15を閉じる指令が出
されると、減速ギア付モータ67が回転され(S5
1)、蓋15が所定の位置まで上昇されたら停止する
(S52)。次いで、減速ギア付モータ73が低トルク
で回転し、蓋15を閉位置側へ移動させる(S53)。
また、センサ81がオンすると(S54)、減速ギア付
モータ73が高トルクで回転し(S55)、蓋15が装
置開口16に向かってさらに移動する。そして、蓋15
が装置開口16を完全に閉じる位置まで移動されて、セ
ンサ80がオンすると(S56)、減速ギア付モータ7
3が停止する(S57)。
【0035】蓋15が装置開口16を完全に閉じると、
次に減速ギア付モータ54が高トルクで回転され(S5
8)、キャリア置台14が「キャリアセット位置」方向
へ移動する(S59)。また、センサ60が一時的にオ
ンすると(S60)、減速ギア付モータ54が低トルク
での回転に切り換えられ(S61)、キャリア置台14
がさらに「キャリアセット位置」に向かって移動され
る。キャリア置台14が「キャリアセット位置」に移動
を完了すると、センサ59がオンになり(S63)、減
速ギア付モータ54を停止し(S64)、キャリア置台
14の移動が完了する(S65)。そして、この「キャ
リアセット位置」で新しいキャリア11と交換されて再
び同じ動作が繰り替えされる。
【0036】したがって、この第2の形態例の構造で
も、キャリア11を「キャリアセット位置」から「キャ
リア受け渡し位置」に移動させる場合に、キャリア置台
14と装置13との間に手等が入って挟まれる危険性が
ある間は簡単に停止させることができる小さな力でキャ
リア11とキャリア置台14を移動させ、挟まれる危険
性が無くなったら最終位置まで大きな力で移動させて、
キャリア11を所定の位置に所望の圧力で位置決めして
おくことができる。また、蓋15で装置開口16を閉じ
る場合も、蓋15と装置13との間に手が入って挟まれ
る危険性がある間は簡単に停止させることができる小さ
な力で蓋15を移動させ、挟まれる危険性が無くなった
ら最終位置まで大きな力で移動させて、蓋15を所定の
圧力で装置開口16を確実に閉じた状態にすることがで
きる。これにより、所定の性能を維持したまま、安全性
を向上させることができる。
【0037】図7は本発明の第2の実施形態を示すもの
である。この実施形態のロードポートは、蓋を取り付け
た状態のFOUPタイプのキャリア11を取り扱うもの
で、図示の場合、ロードポート内部に複数の棚を設け
て、扉により開閉される装置開口16を介して持ち込ま
れたキャリア11を上下に並べて収容することができる
ようになっている。このように、ロードポート内部に複
数のキャリア11を収容することにより、半導体製造工
程間でキャリアを貯蔵するバッファとしてロードポート
を機能させるようにしてもよい。
【0038】図8は本発明の第3の実施形態を示すもの
である。この実施形態のロードポートは、OCタイプの
キャリア11を取り扱うもので、前記第2の実施形態の
場合と同様に、ロードポート内部に上下に並べて収容す
ることができるようになっている。
【0039】なお、上記各形態例では、キャリア置台1
4の移動を行うときの力の大きさ及び蓋15の開閉を行
うときの力の大きさを変える場合、エアシリンダまたは
モータを直接制御して行う方式を開示したが、これに限
ることなく、機械的な切り換え等によって変えるように
しても差し支えないものである。また、キャリア置台1
4の移動と蓋15の移動の両方に適用した場合について
説明したが、どちらか何れか一方に適用してもよいもの
である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
所定の性能を維持したまま、怪我等を防いで安全性の高
い半導体製造装置におけるロードポートを得ることがで
きる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1の形態例を示すシステム構成
図である。
【図2】図1に示す装置の動作の一例を示す流れ図であ
る。
【図3】本発明装置の第1の形態例を示すシステム構成
図である。
【図4】図3に示す装置の動作の一例を示す流れ図であ
る。
【図5】キャリアの一例を示す斜視図である。
【図6】キャリアの他の例を示す斜視図である。
【図7】ロードポートの第2の実施の形態を示す斜視図
である。
【図8】ロードポートの第3の実施の形態を示す斜視図
である。
【図9】ロードポート周辺の概略構造斜視図である。
【符号の説明】
11 キャリア 13 装置 14 キャリア置台 15 蓋 16 装置開口 18 キャリア置台移動手段 24 キャリア置台移動コントローラ 26 圧力調整手段 28 圧力切換器 30 蓋移動手段 43 圧力調整手段 45 圧力切換器 47 制御部 51 キャリア置台移動手段 58 キャリア置台移動コントローラ 62 蓋移動手段
フロントページの続き (72)発明者 及部 博之 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢事業所内 (72)発明者 田中 幹 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢事業所内 (72)発明者 南平 善太 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢事業所内 (72)発明者 高岡 俊志 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢事業所内 (72)発明者 佐伯 弘明 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 (72)発明者 松島 圭一 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置におけるウエハを収納し
    たキャリアを装置開口に向かって移動するキャリア置台
    を備えた半導体製造装置におけるロードポートにおい
    て、 前記キャリアが前記装置開口との間に所定の微少な間隔
    をおいた位置に到達するまで前記キャリア置台を小さい
    力で移動させ、その後、前記装置開口に向かって前記キ
    ャリア置台を前記開口の直前に到達するまでよりも大き
    い力で移動させる手段、 を備えたことを特徴とするロードポート。
  2. 【請求項2】 前記キャリア置台を移動させる手段は、
    前記キャリア置台を移動させるシリンダと、前記シリン
    ダを駆動させる力を付与する駆動源と、前記駆動源から
    前記シリンダに付与される圧力を切り替え調整可能な圧
    力調整手段とを備えてなる請求項1に記載のロードポー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記圧力調整手段は、前記シリンダの出
    力を前記キャリア置台に小さい力を付与して移動させる
    ことができる低出力用と、前記キャリア置台に大きい力
    を付与して移動させることができる高出力用とに切り替
    え可能にしてなる請求項2に記載のロードポート。
  4. 【請求項4】 前記キャリア置台を移動させる手段は、
    モータと、前記モータを駆動源として回転する回転ネジ
    と、前記回転ネジが回転することにより前記キャリア置
    台と共にネジ送りされる移動部材と、前記モータの出力
    の大きさを切り替え可能なコントローラとを備えてなる
    請求項1に記載のロードポート。
  5. 【請求項5】 半導体装置キャリアにより運ばれて来た
    ウエハを取り入れる開口を開閉自在に閉じる蓋を備えた
    半導体製造装置におけるロードポートにおいて、 前記蓋が前記装置開口を全閉した状態から所定の微少な
    間隔おいた位置に到達するまで前記蓋を小さい力で移動
    させ、その後、前記装置開口の閉じ方向に前記蓋を大き
    い力で移動させる手段、 を備えたことを特徴とするロードポート。
  6. 【請求項6】 前記蓋を移動させる手段は、前記蓋を移
    動させるシリンダと、前記シリンダを駆動させる力を付
    与する駆動源と、前記駆動源から前記シリンダに付与さ
    れる圧力を切り替え調整可能な圧力調整手段とを備えて
    なる請求項5に記載のロードポート。
  7. 【請求項7】 前記圧力調整手段は、前記シリンダの出
    力を前記蓋に小さい力を付与して移動させることができ
    る低出力用と、前記蓋に大きい力を付与して移動させる
    ことができる高出力用とに切り替え可能にしてなる請求
    項6に記載のロードポート。
  8. 【請求項8】 前記蓋を移動させる手段は、モータと、
    前記モータを駆動源として回転する回転ネジと、前記回
    転ネジが回転することにより前記蓋と共にネジ送りされ
    る移動部材と、前記モータの出力トルクを切り替え可能
    なコントローラとを備えてなる請求項5に記載のロード
    ポート。
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