JPH11287628A - 高さ測定装置および高さ測定方法および観測装置 - Google Patents

高さ測定装置および高さ測定方法および観測装置

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JPH11287628A
JPH11287628A JP8985498A JP8985498A JPH11287628A JP H11287628 A JPH11287628 A JP H11287628A JP 8985498 A JP8985498 A JP 8985498A JP 8985498 A JP8985498 A JP 8985498A JP H11287628 A JPH11287628 A JP H11287628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッケージにおけるバンプ高さを測定するに
当たって高速に処理できる高さ測定装置を構造簡単にし
て安価に提供する。 【解決手段】 パッケージ40の横1列の複数のバンプ
41に対してある角度で第1のライン状光源11から第
1の波長の面状の光LG を出射し、その反射光を第1の
一次元光センサー21で受光し電気信号に変換する。前
記とは異なる角度で第2のライン状光源12から第2の
波長の面状の光LB を前記複数のバンプ41に対して出
射し、その反射光を第2の一次元光センサー22で受光
し電気信号に変換する。バンプ41に対して入射のタイ
ミングを第1の波長の面状の光LG と第2の波長の面状
の光LB とで異ならせることで各波長の反射光のイメー
ジデータ間に生じる時間差分ΔDに基づいてバンプ41
の高さΔHを計測し、それが許容範囲に入っているかど
うかで判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、何らかの部品・部
材の基準面からの高さを測定するための装置および方法
にかかわり、特にはICやLSIなどのパッケージにお
けるバンプの高さを測定する技術に関する。また、何ら
かの観測対象を目視で観察する観測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】裏面に半球状のバンプをアレイ状に並べ
た面実装型のパッケージであるBGA(Ball Grid Arra
y)やICチップとほぼ同じ外形寸法をもつパッケージ
であるCSP(Chip Size Package)は、パッケージサ
イズが小さいという利点のほか、パッケージの裏面で基
板と半田接合するので、QFP(Quad Flat Package)
などに比べて端子数を多くとれるという利点があるた
め、近年、ICパッケージの主流となりつつある。これ
らのパッケージは、パッケージ裏面の端子上に半田ボー
ルをのせてバンプとなし、パッケージ裏面を基板に対接
させ、バンプ(半田ボール)をリフローなどにより基板
上のランドに対して半田接合するものである。
【0003】これらのパッケージを用いた実装において
歩留まり(良品数/投入数)の向上を期するため、メー
カーにおいては次のような点の厳密な管理が求められて
いる。(1) バンプの高さのばらつき(コプラナリティ)
がないこと。(2) バンプの欠落がないこと。これらが生
じると、一部の端子が基板のランドと接合しなくなり、
実装不良を招く。(3) バンプの変形(例えば、過小、過
大、突起、一部欠けなど)がないこと。これが生じる
と、実装した製品の信頼性不良を招く。
【0004】従来、これらの点を管理する手法として、
共焦点法を用いてバンプ高さを計測し、高さのばらつき
やバンプの有無を判定するようにした方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】共焦点法は、オートフ
ォーカスの原理によりバンプに焦点を合わせることを通
じてバンプの高さを計測するものであるが、焦点合わせ
およびバンプ高さ計測はバンプの1つずつに対して順次
的に行うようになっている。すなわち、パッケージを載
置してあるXYテーブルを微小量移動させてパッケージ
上の1つのバンプを光学系の光軸の直下に位置させ、焦
点合わせを行い、バンプ高さを計測するといった一連の
動作をバンプごとに繰り返し実行するのである。このと
きのXYテーブルの微小量移動が機械的なものであり、
1回の移動には短くても0.2secはかかり、しかも
その回数が多いので、パッケージ1個当たりの検査に要
する時間が10secくらいとかなり長いものとなって
いる。
【0006】また、バンプの変形の検査は共焦点法では
できない。バンプの変形を検査するには別の観測系が必
要となり、装置が全体として大型になり、高価となる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みて創案され
たものであって、パッケージにおけるバンプ高さなど部
品・部材の高さを測定するに当たって高速に処理できる
高さ測定装置および高さ測定方法を提供することを目的
としており、また、部品・部材の変形も高速に処理でき
るようにし、さらに、できるだけ構造簡単で安価に構成
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる請求項
1の高さ測定装置は、次のような構成となっている。す
なわち、第1の波長の光を出射する第1波長光出射手段
と、第2の波長の光を出射する第2波長光出射手段を用
意する。検査対象に対する入射の角度が第1の波長の光
と第2の波長の光とで異なるように第1波長光出射手段
と第2波長光出射手段とを配置する。また、検査対象か
らの第1の波長の反射光を受光する位置に第1受光手段
を配置するとともに、検査対象からの第2の波長の反射
光を受光する位置に第2受光手段を配置する。そして、
第1受光手段および第2受光手段の受光結果として得ら
れた検査対象についての第1の波長の光によるイメージ
データと第2の波長の光によるイメージデータとの電子
的な画像処理に基づいて検査対象の高さを計測する高さ
計測手段を設ける。波長が異なる2つの光を角度を異な
らせて検査対象に出射する方式は明らかに従来の技術の
共焦点法とは異なっている。2つの波長の光による検査
対象のイメージデータの電子的な画像処理により検査対
象の高さを計測するので、複数の検査対象についての高
さ測定処理を共焦点法よりも高速に実行する。
【0009】本発明にかかわる請求項2の高さ測定装置
は、上記請求項1において、次のような構成となってい
る。すなわち、第1波長光出射手段から出射される第1
の波長の光と第2波長光出射手段から出射される第2の
波長の光とを所定の基準面上で線状に交わる状態にそれ
ぞれ面状の光として出射する。そして、検査対象を両出
射手段に対して基準面に沿った方向に移動させる。ある
いは、両出射手段を検査対象に対して同方向に移動させ
る。複数の検査対象が2次元的に分布している場合であ
っても、単なる相対移動によりすべての検査対象の2次
元イメージデータを取得して電子的に画像処理するの
で、2次元分布の検査対象についての高さ計測処理も共
焦点法に比べて高速に実行する。
【0010】本発明にかかわる請求項3の高さ測定装置
は、検査対象を、BGAやCSPなどの面実装タイプの
パッケージに2次元的に配列された複数のバンプとす
る。上記と同じ理由により、2次元分布のバンプの高さ
計測を共焦点法に比べて高速に行う。
【0011】本発明にかかわる請求項4の高さ測定装置
は、上記請求項1から請求項3までのいずれかにおい
て、第3の波長の光を検査対象に向けてその周囲からほ
ぼ均等に出射する第3波長光出射手段と、検査対象から
の第3の波長の反射光を受光する第3受光手段とを設け
る。そして、第1から第3までの受光手段の受光結果に
基づいて検査対象の高さだけでなく変形(大きさの異
常、形の異常など)も検査する。検査対象について大き
さ・形の異常という変形も検査する必要のあるときに有
効となり、しかも、高さ計測と変形検査とを同時的に行
えるので、それらを別途に処理していた従来の技術に比
べて、高速化と構造の簡素化および低廉化が図れる。
【0012】本発明にかかわる請求項5の高さ測定装置
は、出射する光の波長を異ならせる代わりに、出射タイ
ミングまたは受光タイミングを互いに異ならせるように
する。各出射手段の波長を同じとしても、上記同様の作
用がある。
【0013】本発明にかかわる請求項6の高さ測定方法
は、互いに異なる波長の光を互いに異なる角度で検査対
象に出射し、検査対象からの反射光の受光結果に基づい
て検査対象の高さを計測する。複数の検査対象について
の高さ測定処理を共焦点法よりも高速に実行する。
【0014】本発明にかかわる請求項7の観測装置は、
第1波長光出射手段から第1の波長の光を観測対象に向
けて出射するとともに第2波長光出射手段から第2の波
長の光を第1の波長の光とは異なる角度で観測対象に向
けて出射し、観測対象からの第1の波長の反射光を第1
受光手段により受光するとともに検査対象からの第2の
波長の波長光を第2受光手段により受光し、第1受光手
段および第2受光手段の受光結果による観測対象の画像
を目視で観測するものである。観測対象の高さの状態や
変形の状態等を一目瞭然に目視観測することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかわる高さ測定
装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。こ
こでは、BGAやCSPなどのパッケージのバンプ検査
装置に応用した場合の実施の形態を例にあげて説明す
る。
【0016】〔実施の形態1〕図1は実施の形態1にか
かわるバンプ検査装置の光学系の概略構成図である(パ
ッケージ部分の拡大図を含む)。BGAまたはCSPの
パッケージ40を水平方向に沿って一定速度で搬送する
搬送ライン1の所定箇所の上方に検査装置光学系2が配
置されている。パッケージ40は、その裏面に縦・横両
方向にそれぞれ複数並んだバンプ41のアレイを有して
いる(複数のバンプの画像データを示す図4を参照)。
検査装置光学系2は次のような構成となっている。光学
系2の基準垂直面3に対して搬送ライン1の搬送方向A
の上手側に、第1の波長の光として例えば緑(G)の面
状の光LG を出射する第1のライン状光源11と、第2
の波長の光として例えば青(B)の面状の光LB を出射
する第2のライン状光源12とが配置されている。第2
のライン状光源12は第1のライン状光源11に対して
搬送方向Aの下手側に位置している。第1のライン状光
源11と第2のライン状光源12とはともに搬送方向A
に対して直角で水平方向(紙面に垂直な方向)に沿った
線状の光源である。第3の波長の光として例えば赤
(R)の光LR を全周斜めから立体的に出射する第3の
リング状面状光源13が配置されている。第3のリング
状面状光源13の軸心は基準垂直面3上にある。
【0017】光学系2の照射基準水平面4として、例え
ば搬送ライン1の上面からパッケージ40の厚み分だけ
高い水平面を設定し、この照射基準水平面4と基準垂直
面3とが交差する線を照射基準線5として設定してある
(図5参照)。第1のライン状光源11は照射基準線5
に向けて第1の波長の面状の光LG を斜め下方向に出射
し、その光路途中で、図2に示すように、搬送ライン1
によって搬送されているパッケージ40の裏面にある横
1列(紙面に垂直な方向)の複数のバンプ41に対して
同時に入射するようになっている。バンプ41の頂点か
ら反射した面状の光を入射して集光するレンズ6が基準
垂直面3に対して第1のライン状光源11とは反対側に
配置され、レンズ6の焦点位置に第1の波長の面状の光
G を検出するための第1の一次元光センサー21が配
置されている。なお、正常なバンプ41は半球状であ
り、その頂点は水平であるため、入射光の水平方向に対
する角度と反射光の水平方向に対する角度とが等しくな
るように、レンズ6および第1の一次元光センサー21
を配置してある。
【0018】基準垂直面3上で第2のライン状光源12
とほぼ同じ高さ位置において第2のライン状光源12に
対して搬送方向Aの下手側に搬送方向Aに対して直角で
水平方向(紙面に垂直な方向)に沿うハーフミラー7が
水平方向に対して45°の傾斜姿勢で配置されている。
第2のライン状光源12はハーフミラー7に向けて第2
の波長の面状の光LB を水平方向に出射するようになっ
ている。ハーフミラー7で反射された第2の波長の面状
の光LB は鉛直下方向に進み、図2に示すように、搬送
ライン1によって搬送されているパッケージ40の裏面
にある横1列(紙面に垂直な方向)の複数のバンプ41
に対して同時に入射され、バンプ41の頂点から反射し
た面状の光は入射時と同じ経路すなわち基準垂直面3に
沿って鉛直上方向に進み、ハーフミラー7を透過するよ
うになっている。ハーフミラー7の直上に集光用のレン
ズ8が配置され、さらにその上方にビームスプリッタ9
が配置され、ビームスプリッタ9によって光路変換され
た第2の波長の面状の光LB を検出するための第2の一
次元光センサー22が配置されている。
【0019】第3のリング状面状光源13から照射基準
水平面4に向けて出射された第3の波長の全周光LR
図2にも示すように複数のバンプ41に対してそれぞれ
の全周方向から入射する。第3のリング状面状光源13
の直径に比べてパッケージ40のサイズが充分に小さ
く、その小さなパッケージ40に複数のバンプ41が配
列されているので、第3のリング状面状光源13から出
射される第3の波長の全周光LR はパッケージ40上の
横1列の複数のバンプ41に対してほぼ均等にそれぞれ
の全周から照射されることになる。バンプ41に入射し
た光LR はあらゆる方向に反射するが、その反射光のう
ち基準垂直面3に沿った(紙面に垂直な方向)の横1列
の複数のバンプ41からの反射光を検出するために、反
射光をハーフミラー7、レンズ8およびビームスプリッ
タ9を通るようにし、ビームスプリッタ9によって光路
変換された第3の波長のリング光LR を検出するための
第3の一次元光センサー23を配置してある。第2の波
長の面状の光LB と第3の波長のリング光LR とを個別
に第2の一次元光センサー22と第3の一次元光センサ
ー23とに導くのであるが、これらが同一光路をとって
いるために分離する必要があり、その分離のためにビー
ムスプリッタ9を配置してある。なお、図1において、
第3のリング状面状光源13から出射されてバンプ41
に入射される第3の波長の全周光LR の光路の図示とし
て次第に絞られていくような光路を図示してあるが、実
際上は、このような絞りのための手段は設けられておら
ず、第3のリング状面状光源13からは放射状に出射さ
れ、またバンプ41からはあらゆる方向に反射される。
図1の光路は、それらすべての光のうち第3の一次元光
センサー23に入射されるものだけを抽出して描いたも
のである。
【0020】特許請求の範囲に記載の事項との対応関係
を示すと、第1のライン状光源11は第1波長光出射手
段に対応し、第1の一次元光センサー21は第1受光手
段に対応し、第2のライン状光源12は第2波長光出射
手段に対応し、第2の一次元光センサー22は第2受光
手段に対応し、第3のリング状面状光源13は第3波長
光出射手段に対応し、第3の一次元光センサー23は第
3受光手段に対応している。
【0021】上記の3つの一次元光センサー21,2
2,23としては例えば一次元CCDが用いられる。一
次元CCDとレンズとの組み合わせにより一次元カメラ
が構成されていることになる。図1の奥行き方向(紙面
に垂直な方向)においても3つの一次元光センサー2
1,22,23による撮像範囲を一致させる必要がある
ので、一次元光センサー21,22,23の奥行き方向
での高精度な位置調整が必要である。なお、上記の説明
では、3つの光源11,12,13の光の色をそれぞれ
3原色のG,B,Rとしたが、これは一例にすぎない。
どの光源に対してR,G,Bのどの色を適用してもよい
し、また、相互に分離できるのであればR,G,B以外
の任意の互いに異なる波長の光を採用してもよい。もっ
とも、一次元CCDとしてR,G,Bに対して感度の高
いものが開発されているので、光源の色としてはR,
G,Bを用いるのが互いに他の波長光の干渉を受けにく
くなる点で有利である。寸法について一例を記すと、パ
ッケージ40は10mm角程度、厚さ2mm程度、バン
プ41の高さは1〜2mm、第3のリング状面状光源1
3の直径は100〜130mmなどがある。第1・第2
のライン状光源11,12、第1〜第3の一次元光セン
サー21,22,23の長さはパッケージ40の寸法に
対応している。レンズ6,8の直径は約10mmであ
る。
【0022】図3はバンプ検査装置の全体の概略構成を
示すブロック図である。図3において、31は制御系、
32は搬送系、33は画像処理系、34はカラーモニタ
ーである。制御系31は光学系2における各光源の駆動
を行ったり、各一次元光センサーのスキャンタイミング
を同期制御したり、搬送系32や画像処理系33を制御
したりする。搬送系32には、図1にも示した搬送ライ
ン1や、搬送ライン1によって搬送されているパッケー
ジ40が光学系2に到達したことを検出する開始センサ
ー32a、パッケージ40が光学系2から出たことを検
出する終了センサー32b、バンプ異常があったときに
動作して搬送ライン1からその異常のパッケージ40を
排出する排出処理機構32cなどが含まれている。光学
系2における3つの一次元光センサー21,22,23
はそれぞれ個別の信号ラインを介して画像処理系33に
接続されている。画像処理系33にはあらかじめ検査対
象のパッケージ40についてのバンプ41のデータが登
録されている。そのデータには、バンプの基準の高さ・
大きさ・ピッチや分布の情報のほか、判定基準となる各
種のスレッショルドレベルが含まれている。画像処理系
33は、一次元光センサー21,22,23それぞれか
らのG,B,Rの各アナログ映像信号をA/D変換器に
よってG,B,Rの各ディジタル画像データに変換し、
それぞれの画像データを個別にVRAMに格納し、VR
AMから1つのバンプに対応したエリアを抽出し、その
バンプに高さ異常があるか否かの判定処理と変形の異常
があるか否かの判定処理とを行い、1つのバンプについ
ての判定処理が終わると、次のバンプについて同様の処
理を実行し、以下すべてのバンプについての処理が終了
するまであるいは異常の判定が出るまで同様の処理を繰
り返し実行する。上記において次のバンプのVRAM上
でのアドレス領域は、あらかじめ登録されているバンプ
の分布情報に基づいて決定する。図4を参照すると、位
置によってはバンプが無い箇所があり、その場合には飛
ばして次のバンプを決定する。そして、すべてのバンプ
についての高さと変形について異常がないと判定したと
きには制御系31に対して正常信号を送出し、異常があ
ると判定したときは制御系31に対して異常信号を送出
する。制御系31は正常信号を受けたときは排出処理機
構32cを動作させることなく搬送ライン1により引き
続きパッケージ40を次工程へと搬送し、異常信号を受
けたときは排出処理機構32cを動作させてその異常の
あるパッケージ40を搬送ライン1外へ排出する。これ
によって不良品が外部に漏れるのを防止することができ
る。画像処理系33はまた、制御系31からの表示指示
信号に基づいて、3つの一次元光センサー21,22,
23から入力したG,B,Rのアナログ映像信号を合成
し、その合成映像信号をカラーモニター34に出力する
機能も有しており、現在検査対象となっている1つのパ
ッケージ40のすべてのバンプ41の状態を2次元カラ
ー画像としてモニタリングすることができ、人為による
直感判断によって検査精度を高めることを可能とする。
図4はカラーモニター34に映し出された1つのパッケ
ージ40についてのすべてのバンプ41のG,B,Rの
2次元カラー画像である。図示例の画像は、すべてのバ
ンプ41が正確な半球状である正常な大きさ・形状の場
合に対応している。白い円の中心より左側に寄った小楕
円51Gは第1の波長の面状の光LG (緑)のバンプか
らの反射光の画像、白い円の中心の小円51Bは第2の
波長の面状の光LB (青)の反射光の画像、大きなドー
ナツ状の環51Rは第3の波長の全周光LR (赤)の反
射光の画像である。大きなドーナツ状の環51Rが横方
向で長い楕円になっているのは、パッケージ40がその
方向に沿って搬送されていることに対応している。
【0023】次に、図5に基づいて画像処理系33にお
けるバンプ高さの計測の手法を説明する。図の(a),
(c)は各一次元光センサー21,22,23で得られ
たG,B,Rの画像信号を合成した状態で示すイメージ
を示し、(a)の合成イメージ51はバンプ41の高さ
ΔH1が相対的に高い図(b)の場合に対応し、(c)
の合成イメージ52はバンプ41の高さΔH2が相対的
に低い図(d)の場合に対応している。(a)におい
て、白い円の中心部分にあるイメージデータ51B,5
2Bは第2の波長の面状の光LB によるバンプ41から
の反射光によるものであり、それより時間的に先行して
いるイメージデータ51G,52Gは第1の波長の面状
の光LG によるバンプ41からの反射光によるものであ
り、ドーナツ状のイメージデータ51R,52Rは第3
の波長の全周光LR によるバンプ41からの反射光によ
るものである。第1の波長の面状の光LG と第2の波長
の面状の光LB とのうち搬送ライン1によって搬送され
ているパッケージ40上のバンプ41の頂点に入射する
のがより早いタイミングとなるのは斜めから入射する第
1の波長の面状の光LG である。この第1の波長の面状
の光LG はすでに述べたように基準垂直面3と照射基準
水平面4とが交差する照射基準線5に向かっている。照
射基準水平面4はパッケージ40の裏面(図面上では上
面)に設定されている。バンプ41の形状が正常であれ
ば、バンプ41の頂点は水平面となっている。第1の波
長の面状の光LG の出射角度と第2の波長の面状の光L
B の出射角度とが相違していることが原因で、バンプ4
1の水平頂点から反射した第1の波長の面状の光LG
第1の一次元光センサー21によって検出されるタイミ
ングとバンプ41の水平頂点から反射した第2の波長の
面状の光LB が第2の一次元光センサー22によって検
出されるタイミングとに時間ずれが生じる。点線で示す
バンプ41のように基準垂直面3より搬送方向Aの少し
上手側にバンプ41の水平頂点が来たとき、第1の波長
の面状の光LG がバンプ41の水平頂点に入射し、そこ
から反射された第1の波長の面状の光LG はレンズ6を
介して第1の一次元光センサー21に入射され、光電変
換により電気信号に変換され、画像処理系33において
A/D変換されてイメージデータ51G,52Gとな
る。時間経過に伴ってバンプ41の水平頂点が基準垂直
面3に達したときに第2の波長の面状の光LB がバンプ
41の水平頂点に入射し、そこから反射された第2の波
長の面状の光LB はハーフミラー7、レンズ8、ビーム
スプリッタ9を介して第2の一次元光センサー22に入
射され、上記同様にしてイメージデータ51B,52B
となる。このイメージデータ51B(52B)は先のイ
メージデータ51G(52G)よりも時間的にあととな
った状態でVRAMに格納される。図(a),(c)は
そのことを示している。なお、ここでは第3の波長の全
周光LR については説明しない。パッケージ40の移動
速度をV、照射基準線5へ入射する第1の波長の面状の
光LG の照射基準水平面4に対する角度である撮像角を
θとする。図(b)の場合に第1の波長の面状の光LG
がバンプ41の水平頂点に入射した時刻と第2の波長の
面状の光LB がバンプ41の水平頂点に入射した時刻と
の差分をΔT1、互いに同期されている第1の一次元光
センサー21と第2の一次元光センサー22とのスキャ
ンレートをα、VRAMにおけるイメージデータ51G
の重心位置の時刻とイメージデータ51Bの重心位置の
時刻との差分をΔD1とすると、図5(b)より、 tanθ=ΔH1/(V×ΔT1) ΔD1=ΔT1/α であるので、 ΔH1=α・V・tanθ・ΔD1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(1) α、V、θがそれぞれ定数であるとすると、 α・V・tanθ=k とおいて、 ΔH1=k・ΔD1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(2) となる。つまり、バンプ41の高さΔH1は第1の波長
の面状の光LG によるVRAMにおけるイメージデータ
51Gの重心位置の時刻とイメージデータ51Bの重心
位置の時刻との差分ΔD1に比例する。図(d)の場合
は、バンプ41の高さΔH2はより小さいが(ΔH2<
ΔH1)、原理は同じであり、 ΔH2=α・V・tanθ・ΔD2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(3) ΔH2=k・ΔD2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(4) となる。一般に、バンプ41の高さをΔHで表し、第1
の波長の面状の光LG と第2の波長の面状の光LB によ
る両イメージデータの重心位置の時刻間差分をΔDとす
ると、 ΔH=α・V・tanθ・ΔD ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(5) ΔH=k・ΔD ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(6) α,V,θが可変のときは、画像処理系33は式(5)
に基づいてバンプ高さΔHを算出し、α,V,θがいず
れも定数で、α・V・tanθ=kのときは、画像処理系
33は式(6)に基づいてバンプ高さΔHを算出する。
いずれにしても、α,V,θあるいはkを画像処理系3
3のメモリにあらかじめ格納しておく。あるいは制御系
31のメモリにあらかじめ格納しておいて、画像処理系
33からの転送要求のアクセスにより読み出す。バンプ
高さΔHが大きいほどΔDも大きく、ΔHが小さいほど
ΔDも小さくなる。ΔDを求めることによってバンプ高
さΔHを計測することができる。バンプ高さの許容範囲
の下限をHth1 、上限をHth2 とすると、 Hth1≦ΔH≦Hth2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(7) のときに、バンプ高さが正常であると判定し、この許容
範囲外のときに異常であると判定する。Hth1 ,Hth2
についてもあらかじめ画像処理系33のメモリまたは制
御系31のメモリに格納しておく。バンプ高さの判定は
電子的にバンプの1つずつについて行う。
【0024】次に、図6〜図9に基づいて画像処理系3
3によるバンプの変形の有無の判定の手法について説明
する。まず、図6に基づいて突起の有無判定について説
明する。図の(a)は、バンプ41の形状が図(b)に
示すように半球状である正常な・大きさ形状の場合に対
応したイメージデータ51G,51B,51Rを示す。
添字のG,B,Rはそれぞれ第1の波長の面状の光LG
(G:緑)、第2の波長の面状の光LB (B:青)、第
3の波長の全周光LR (R:赤)に対応している。この
添字については以下同様である。図の(c)は、バンプ
41の形状が図(d)に示すように突起41aを有して
いる場合に対応し、バンプ41に水平頂点がないことか
ら、イメージデータには第1の波長の面状の光LG およ
び第2の波長の面状の光LB によるものがなく、第3の
波長の全周光LR による同心円的な2つのイメージデー
タ53R,54Rのみが示されている。画像処理系33
は図(e)に示すように、所定の大きさのウインドウ6
1を設定し、ウインドウ61内にVRAMから第1の波
長の面状の光LG および第2の波長の面状の光LBによ
るイメージデータ55G,55Bを読み出す。そして、
イメージデータ55G,55Bそれぞれの面積Gs,B
sを演算し、それらの和と突起判定しきい値THs1
を比較し、 Gs+Bs<THs1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(8) のように面積和がしきい値未満となるときは突起有りの
異常と判定し、面積和がしきい値以上となるときは突起
無しの正常と判定する。THs1 はあらかじめ画像処理
系33のメモリまたは制御系31のメモリに格納してお
く。突起の有無の判定はバンプの1つずつについて行
う。
【0025】次に、図7に基づいて画像処理系33によ
るバンプ無しの判定について説明する。図の(a)は、
バンプ41の形状が図(b)に示すように半球状である
正常な大きさ・形状の場合に対応したイメージデータ5
1G,51B,51Rを示す。図の(c)は、バンプ4
1が図(d)に示すように潰れた状態になっている場合
すなわちバンプ無しの場合に対応し、潰れ半田41bに
水平頂点が多いことから、第1の波長の面状の光LG
よるイメージデータ56Gおよび第2の波長の面状の光
B によるイメージデータ56Bが不規則な形状で分散
している。また、第3の波長の全周光LR によるイメー
ジデータはない。画像処理系33は図(e)に示すよう
に、所定の大きさのウインドウ61を設定し、ウインド
ウ61内にVRAMから第1の波長の面状の光LG およ
び第2の波長の面状の光LB によるイメージデータ56
G,56Bを読み出す。そして、イメージデータ56
G,56Bそれぞれの面積Gs,Bsを演算し、それら
の和とバンプ無し判定しきい値THs2 とを比較し、 Gs+Bs>THs2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(9) のように面積和がしきい値を超えるときはバンプ無しの
異常と判定し、面積和がしきい値以下となるときはバン
プ有りの正常と判定する。THs2 もあらかじめ画像処
理系33のメモリまたは制御系31のメモリに格納して
おく。バンプ無しの判定はバンプの1つずつについて行
う。式(8)でも式(9)でも面積の和Gs+Bsを算
出しているので、図6の突起の有無の判定に引き続いて
図7のバンプ無しの判定を行うようにすることが好まし
い。すなわち、THs1 <THs2として、 THs1<Gs+Bs<THs2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(10) の判定を行うようにすればよい。式(10)を満たすとき
は、突起なしでかつ潰れなしの正常と判定することにな
る。
【0026】次に、図8に基づいて画像処理系33によ
るバンプ径の判定について説明する。図の(a)は、バ
ンプ41の形状が図(b)に示すように半球状である正
常な大きさ・形状の場合に対応したイメージデータ51
G,51B,51Rを示す。バンプ径は正常で、イメー
ジデータ51Rの面積をRsとすると、所定の許容範囲
に収まっている。すなわち、許容範囲の下限をTHs
3 、上限をTHs4 とすると、 THs3≦Rs≦THs4 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(11) となっている。図の(c)は、図(d)に示すようにバ
ンプ41の高さは正常であるが、バンプ径が過剰に小さ
くなっている場合に対応し、第1の波長の面状の光LG
によるイメージデータ57Gおよび第2の波長の面状の
光LB によるイメージデータ57Bの大きさ、位置関係
は図(a)の場合とあまり変化はないが、第3の波長の
全周光LR によるイメージデータ57Rの大きさがかな
り小さくなっている。画像処理系33は図(e)に示す
ように、所定の大きさのウインドウ61を設定し、ウイ
ンドウ61内にVRAMから第3の波長の全周光LR
よるイメージデータ57Rを読み出す。そして、イメー
ジデータ57Rの面積Rsを演算し、2つのしきい値T
Hs3 、THs4 (ただし、THs3<THs4)と比較
し、 Rs<THs3 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(12) のように小さい方のしきい値未満のときはバンプ径過小
の異常と判定し、 Rs>THs4 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(13) のように大きい方のしきい値を超えるときはバンプ径過
大の異常と判定する。THs3 、THs4 はあらかじめ
画像処理系33のメモリまたは制御系31のメモリに格
納しておく。バンプ径の判定はバンプの1つずつについ
て行う。
【0027】次に、図9に基づいて画像処理系33によ
るバンプ欠けの判定について説明する。図の(a)は、
バンプ41の形状が図(b)に示すように半球状である
正常な大きさ・形状の場合に対応したイメージデータ5
1G,51B,51Rを示す。図の(c)は、図(d)
に示すようにバンプ41の高さは正常であるが、周面の
一部に欠け41bが生じている場合に対応し、第1の波
長の面状の光LG によるイメージデータ58Gおよび第
2の波長の面状の光LB によるイメージデータ58Bの
大きさ、位置関係は図(a)の場合とあまり変化はない
が、第3の波長の全周光LR によるイメージデータ58
Rには欠損58Ra,58Rbが生じている。画像処理
系33は図(e)に示すように、対角線上に8つのウイ
ンドウ62a〜62hを設定する。そして、VRAMか
ら第3の波長の全周光LR によるイメージデータ58R
を読み出し、このイメージデータにおける各ウインドウ
62a〜62hごとの個別の面積Rs1〜Rs8 を演算
し、その8つの面積のうち任意の2つの面積差の絶対値
ΔRsij=|Rsi−Rsj |(i=1,2…8、j=
1,2…8、i≠j、i<j)をすべて算出し、算出し
たすべての絶対値の中の最大値max(ΔRsij)を欠
け判定しきい値Ths5 と比較する。
【0028】 max(ΔRsij)>THs5 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(14) のようにしきい値を超えるときはバンプ欠け有りの異常
と判定し、そうでないときはバンプ欠け無しの正常と判
定する。THs5 もあらかじめ画像処理系33のメモリ
または制御系31のメモリに格納しておく。バンプ欠け
の判定はバンプの1つずつについて行う。バンプ径の判
定でもバンプ欠けの判定でも第3の波長の全周光LR
イメージデータのみをVRAMから読み出しているの
で、この2つの判定は連続して行うのが好ましい。処理
は以下のように行う。
【0029】(1) 変数iをi=1に、変数jをj=2
にイニシャルし、また、β0 =0にセットする。
【0030】(2) i≧8に達したかどうかを判断し、
達していないときは (3)に進み、達したときは (9)に進
む。
【0031】(3) 差分βi=|Rsi−Rsj|を算出す
る。
【0032】(4) βi−βi-1>0かどうかを判断し、
YESのときは (5)へ進み、NOのときは (6)へ進む。
【0033】(5) 変数max(ΔRsij)にβi をセ
ットする。max(ΔRsij)←βi (6) j≧8に達したかどうかを判断し、達していない
ときは (7)に進み、達したときは (8)に進む。
【0034】(7) j←j+1とインクリメントし、
(3)に戻る。
【0035】上記の (3)〜 (7)を繰り返すことにより、 |Rs1−Rs2|,|Rs1−Rs3|‥‥|Rs1−R
8| の算出が行われ、そのうち最大のものがmax(ΔRs
ij)としてセットされる。
【0036】(8) jが一巡したので、今度はi←i+
1とインクリメントするとともに、インクリメント後の
iを基準として、j←i+1とセットし(j>i)、
(2)に戻る。
【0037】上記の (2)〜 (8)を繰り返すことにより、
|Rs2−Rs3|,|Rs2−Rs4|‥‥|Rs2−R
8|,|Rs3−Rs4|,|Rs3−Rs5|‥‥|R
3−Rs8|,|Rs4−Rs5|,|Rs4−Rs6|‥
‥|Rs4−Rs8|,|Rs5−Rs6|,|Rs5−R
7|,|Rs5−Rs8|,|Rs6−Rs7|,|Rs6
−Rs8|,|Rs7−Rs8|の算出が行われる。これ
で、すべての任意の2つの面積差の絶対値ΔRsij=|
Rsi−Rsj|のうちの最大のものがmax(ΔR
ij)としてセットされる。
【0038】i=7のときに (8)でi←i+1として、
i=8となるが、 (2)に戻ったときの判断がYESとな
り、 (9)に進む。
【0039】(9) max(ΔRsij)>Ths5 の判
断を行い、NOであるときは (10)に進み、YESであ
るときは (11)に進む。
【0040】(10) バンプ欠け無しの正常状態と判定す
る。
【0041】(11) バンプ欠け有りの異常状態と判定す
る。
【0042】以上でバンプの変形の有無の判定の手法に
ついての説明を終える。
【0043】次に、バンプ検査装置の全体の概略の動作
を説明する。搬送系32の搬送ライン1は制御系31に
よって一定搬送速度のもとで駆動されているとする。
【0044】(S1) バンプ欠陥フラグF1 をイニシャル
クリアし、F1←0とする。
【0045】(S2) 搬送系32における開始センサー3
2aにパッケージ40が到達することによる開始センサ
ー32aのONを待って、 (S3) に進む。
【0046】(S3) 光学系2における第1ないし第3の
一次元光センサー21,22,23を同期してスキャン
し、1つのパッケージ40についての横1列のバンプ4
1群のG,B,Rの画像データを取り込み、個別にVR
AMに格納する。
【0047】(S4) 画像処理系33におけるVRAMよ
り1つのバンプに対応したG,Bのイメージデータを読
み出し、重心間の時間距離ΔDを測定し、式(5)のΔ
H=α・V・tanθ・ΔDまたは式(6)のΔH=k・
ΔDに基づいてバンプ高さΔHを演算する。
【0048】(S5) 算出したバンプ高さが式(7)によ
る許容範囲(Hth1≦ΔH≦Hth2)か否かを判定し、Y
ESのときは (S6) に進み、NOのときはバンプ欠陥フ
ラグF1 をセットするために (S14)に進む。
【0049】(S6) G,Bのイメージデータそれぞれの
面積Gs,Bsを演算し、面積和Gs+Bsを演算す
る。
【0050】(S7) 算出した面積和Gs+Bsが式
(8)による突起判定基準(Gs+Bs<THs1)と
なっていないときは (S8) に進み、なっているときはバ
ンプ欠陥フラグF1 をセットするために (S14)に進む。
【0051】(S8) 面積和Gs+Bsが式(9)による
バンプ無し判定基準(Gs+Bs>THs2)となって
いないときは (S9) に進み、なっているときはバンプ欠
陥フラグF1 をセットするために (S14)に進む。
【0052】(S9) VRAMより1つのバンプに対応し
たRのイメージデータを読み出し、その面積Rsを演算
する。
【0053】(S10) 算出した面積Rsが式(11)による
バンプ径についての許容範囲(THs3≦Rs≦TH
4)か否かを判定し、YESのときは (S11)に進み、
NOのときはバンプ欠陥フラグF1 をセットするために
(S14)に進む。
【0054】(S11) Rのイメージデータに基づいて前記
の (1)〜(11)で説明したバンプ欠けの判定を式(14)に
よる判定基準(max(ΔRsij)>Ths5)に従っ
て行い、欠け無しのときは (S12)に進み、欠け有りのと
きはバンプ欠陥フラグF1 をセットするために (S14)に
進む。
【0055】(S12) すべてのバンプについて判定処理が
終了したか否かを判断し、終了していないときは (S13)
に進み、終了したときは (S15)に進む。
【0056】(S13) イメージデータ上での判定処理対象
のバンプを1つ進め、 (S3) に戻り、画像データを引き
続き取り込みながら、次のバンプについての判定処理を
行う。
【0057】(S14) バンプ欠陥フラグF1 をセットす
る。F1 ←1。そして (S15)に進む。
【0058】(S15) 搬送系32における終了センサー3
2bがONするのを待って、 (S16)に進む。
【0059】(S16) バンプ欠陥フラグF1=1かどうか
を判断し、YESのときは (S17)に進み、NOのときは
次のパッケージ40の受け入れを待つために (S2) に戻
る。
【0060】(S17) 判定処理終了済みのパッケージ40
が排出処理機構32cに達するまでのアイドリングを行
う。
【0061】(S18) 排出処理機構32cを駆動して、バ
ンプに何らかの欠陥があったと判定したパッケージ40
を搬送ライン1から図示しない不良品回収部へ排出す
る。これによって不良品が外部に漏れるのを防止する。
【0062】(S19) バンプ欠陥フラグF1 をクリアし
(F1 ←0)、次のパッケージ40の受け入れを待つた
めに (S2) に戻る。
【0063】以上のようにしてパッケージ40を光学系
2中に1回通すことにより、すべてのバンプ41の高
さ、有無、変形の検査が可能である。その検査に際して
図2に示すように第1および第2の波長の面状のLG
B と第3の波長の全周光LRとを横1列の複数のバン
プ41に対して同時に照射することと、その反射光をそ
れぞれ一次元光センサー21,22,23で電気信号に
変換し、画像処理系33において電子的に処理すること
で検査を行っているので、1つのパッケージのすべての
バンプについての検査に要する時間は高々数100ms
ecであり、バンプの1つずつに対して焦点合わせする
ことをXYテーブルを機械的に動かすことにより繰り返
し行う従来の技術の場合に要していた時間10secに
比べてきわめて高速に処理することができる。しかも、
バンプの高さ、有無の検査だけでなく過小・過大・突起
・一部欠けを含めた変形の検査も同時的に行えるので、
総合的検査に必要な時間が従来の技術に比べて大幅に少
なくてすむ。また、装置をコンパクトに構成することが
できる。そして、検査精度が高いので、不良品が外部に
漏れるのを確実に防止し、基板に対する実装の歩留まり
を向上することができる。
【0064】なお、バンプの変形判定をしないでもよい
ときは、 (S6) 〜 (S11)を省略すればよい。この場合、
第3のリング状面状光源13および第3の一次元光セン
サー23とビームスプリッタ9は省略する。照射基準水
平面4をパッケージ40の裏面(図では上面)に設定し
たが、照射基準水平面4は任意の高さに設定してよい。
カラーモニター34を液晶表示装置(LCD)とする場
合には、VRAMからG,B,Rの各イメージデータを
合成せずにそのまま液晶表示装置に出力するものとす
る。検査対象としてはバンプに限定するものではなく、
任意の部品・部材が対象となる。
【0065】〔実施の形態2〕実施の形態2にかかわる
バンプ検査装置は時分割出射方式としたものである。光
学系2の構成は図1と同じとする。第1のライン状光源
11による第1の波長の面状の光LG の出射タイミング
と、第2のライン状光源12による第2の波長の面状の
光LB の出射タイミングとを互いにずらし、しかも各光
とも互いに同一周期で周期的な点滅動作を行うようにす
る。タイミングのずらし時間は、搬送ライン1の搬送速
度に対応する。第1の波長の面状の光LG が第1の一次
元光センサー21に受光されるタイミングはその出射タ
イミングに対応し、第2の波長の面状の光LB が第2の
一次元光センサー22に受光されるタイミングはその出
射タイミングに対応するから、各一次元光センサー2
1,22の受光タイミングは自ずと互いにずれることに
なる。ただし、第1の波長の面状の光LG の出射タイミ
ングと第2の波長の面状の光LB の出射タイミングとの
ずれ時間は搬送ライン1の搬送速度に応じて定めるもの
とする。バンプ41の高さが正規の場合に、バンプ41
の水平頂点に第1の波長の面状の光LG が入射する時刻
と第2の波長の面状の光LB が入射する時刻との差分の
時間ずれとする。バンプ高さが正規のときに両一次元光
センサー21,22での受光量が最大となり、バンプ高
さが正規高さからはずれるに従って受光量が減少する。
このことを利用してバンプ高さを計測するのである。第
3のリング状面状光源13による第3の波長の全周光L
Rは連続的に出射するものとする。その他は実施の形態
1と同様である。
【0066】この実施の形態2の変形形態として、第1
のライン状光源11による第1の波長の面状の光LG
よび第2のライン状光源12による第2の波長の面状の
光LB を連続的に出射し、その代わりに第1の一次元光
センサー21と第2の一次元光センサー22の受光タイ
ミングをずらせるという方法もある。
【0067】さらに、上記の実施の形態1または実施の
形態2の変形形態として、高さの計測や変形の計測を行
わずに、光学系2で取得した画像データをカラーモニタ
ー34に映出することで、検査員が目視で観察するよう
にしてもよい。観測対象の高さの状態や変形の状態等を
一目瞭然に目視観察することができる。この場合、画像
処理系33における処理の負担が軽減される。
【0068】
【発明の効果】バンプ検査装置についての本発明によれ
ば、波長が異なる2つの光を角度を異ならせて検査対象
に出射し、各反射光を個別に受光し、2つの波長の光に
よる検査対象のイメージデータの電子的な画像処理によ
り検査対象の高さを計測するので、複数の検査対象につ
いての高さ測定処理を共焦点法よりも高速に実行するこ
とができる。検査対象と光源との相対移動により2次元
分布の検査対象(例えばBGAやCSPなどの面実装タ
イプのパッケージに2次元的に配列された複数のバン
プ)についての高さ計測処理も共焦点法に比べて高速に
実行することができる。また、第3の波長の光を検査対
象にその周囲から均等に出射する場合には、検査対象の
変形(大きさの異常、形の異常など)も検査でき、一層
の高速化と構造の簡素化および低廉化を図ることができ
る。また、取得した画像データをカラーモニターに映出
することで、観測対象の高さの状態や変形の状態等を検
査員が一目瞭然に目視観察することができる。
【0069】本件にかかわる明細書(特に発明の詳細な
説明および特許請求の範囲)または図面においては、出
願当初に記載してある任意の事項(任意の要素または任
意の要素の結合関係・組み合わせ関係を含む)につい
て、その省略の可能性を留保する。さらに、特許請求の
範囲に記載していないが発明の詳細な説明または図面に
記載してある任意の事項について特許請求の範囲への追
加の可能性ならびにその追加に伴う説明の変更の可能性
を留保する。すなわち、そのような省略または追加・変
更が直接的かつ一義的に導かれるものとして取り扱うも
のとし、新規事項の追加でないことを宣言する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかわる高さ測定装置が
適用されたバンプ検査装置の光学系の概略構成図
【図2】実施の形態において横1列の複数のバンプに対
する各波長の光に入射の様子を示す平面図
【図3】実施の形態のバンプ検査装置の全体の概略構成
を示すブロック図
【図4】実施の形態のバンプ検査装置においてカラーモ
ニターに映出された1つのパッケージについてのすべて
のバンプのG,B,Rの2次元カラー画像の図
【図5】実施の形態におけるバンプ高さの計測の手法の
説明図
【図6】実施の形態におけるバンプの突起の有無の判定
手法の説明図
【図7】実施の形態におけるバンプ無しの判定手法の説
明図
【図8】実施の形態におけるバンプ径の判定手法の説明
【図9】実施の形態におけるバンプ欠けの判定手法の説
明図
【符号の説明】
1……搬送ライン 2……光学系 4……照射基準水平面 7……ハーフミラー 9……ビームスプリッタ 11……第1のライ
ン状光源 12……第2のライン状光源 13……第3のリ
ング状面状光源 21……第1の一次元光センサー 22……第2の一
次元光センサー 23……第3の一次元光センサー 31……制御系 32……搬送系 32a…開始セン
サー 32b…終了センサー 32c…排出処理
機構 33……画像処理系 34……カラーモ
ニター 40……パッケージ 41……バンプ LG ……第1の波長の面状の光 LB ……第2の波
長の面状の光 LR ……第3の波長の全周光

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の波長の光を検査対象に向けて出射
    する第1波長光出射手段と、第2の波長の光を前記第1
    の波長の光とは異なる角度で検査対象に向けて出射する
    第2波長光出射手段と、検査対象からの第1の波長の反
    射光を受光する第1受光手段と、検査対象からの第2の
    波長の反射光を受光する第2受光手段とを備え、前記第
    1受光手段および第2受光手段の受光結果に基づいて検
    査対象の高さを計測するように構成されている高さ測定
    装置。
  2. 【請求項2】 第1波長光出射手段と第2波長光出射手
    段とはそれぞれ第1の波長の光、第2の波長の光として
    互いに所定の基準面上で線状に交わる面状の光を出射す
    るように構成され、検査対象と前記両出射手段とを前記
    基準面に沿った方向に相対的に移動可能に構成してある
    請求項1に記載の高さ測定装置。
  3. 【請求項3】 検査対象をパッケージに2次元的に配列
    された複数のバンプとする請求項2に記載の高さ測定装
    置。
  4. 【請求項4】 第3の波長の光を検査対象に向けてその
    周囲からほぼ均等に出射する第3波長光出射手段と、検
    査対象からの第3の波長の反射光を受光する第3受光手
    段と、第1から第3までの受光手段の受光結果に基づい
    て検査対象の変形も検査するように構成されている請求
    項1から請求項3までのいずれかに記載の高さ測定装
    置。
  5. 【請求項5】 出射する光の波長を異ならせる代わり
    に、出射タイミングまたは受光タイミングを互いに異な
    らせるように構成されている請求項1から請求項4まで
    のいずれかに記載の高さ測定装置。
  6. 【請求項6】 互いに異なる波長の光を互いに異なる角
    度で検査対象に出射し、検査対象からの反射光の受光結
    果に基づいて検査対象の高さを計測する高さ測定方法。
  7. 【請求項7】 第1の波長の光を観測対象に向けて出射
    する第1波長光出射手段と、第2の波長の光を前記第1
    の波長の光とは異なる角度で観測対象に向けて出射する
    第2波長光出射手段と、観測対象からの第1の波長の反
    射光を受光する第1受光手段と、検査対象からの第2の
    波長の反射光を受光する第2受光手段とを備え、前記第
    1受光手段および第2受光手段の受光結果による観測対
    象の画像を観測するように構成されている観測装置。
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