JP2010256201A - 形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
基盤に配された半球状の被検体表面を測定面とし、その形状を検出して標準形状と比較し判定する。
【解決手段】
レーザ光源からの走査光束を被検体5の半球状測定面に向かわせ、その測定面からの反射光を受光部に投影し高さ検出信号10を出力する高さ測定ユニット110を設置する。また被検体5測定面を多層の円状光源で構成した照明部131で照明し、発生した光源毎の円状反射光をレンズ部132で検出して受光部に投影し等高線画像検出信号19を出力する形状測定ユニット130を設置する。両ユニット110、130からの信号を受けて被検体5の高さと等高線の形状を基準値と比較判定すると共に、検出した等高線を1つに重ね合わせて等高線群とする制御ユニット120を設置する。この等高線群と判定結果を表示ユニット140に表示する。


【選択図】 図1

Description

本発明は形状測定装置に関するもので、基盤表面に形成した半球状、或いは円錐状の凸部を被検体とし、この被検体の表面を測定面としてその高さと水平方向断面形状を検出し、予め設定した夫々の基準値と比較して測定するようにしたものである。
金属やセラミックス、プラスチックなど各種材料を基盤とし、この基盤表面に各種の半球状、或いは円錐状の凸部(以下、単に半球状、又は円錐状と表現するときがある)を形成した部材が多分野で使用されている。例えば各種パーツを取り付けたプリント基板の半田部分や、このプリント基板を作成する際のバンプ等が知られている。プリント基板やバンプの作成時には、そのプリント基板などが組み込まれる装置の精度を左右することになるので、多くの項目について検査や測定が事前に実施されている。しかしこれまでの検査や測定では、1つのプリント基板やバンプに実装されている数多くの半田、バンプを、高精度に、それも短時間のうちに測定していくには困難があった。例えば基板内の1個のバンプや半田の頂部、中間部、底部というような水平方向の部分ごとの分割断面(パターン)形状を測定対象とするには多くの困難があった。また1つの基板に数多くの半田、バンプが実装されている場合に、それらのすべてについて同じ精度で短時間のうちに測定するには困難があった。
上記のように半球状の凸部を被検体とするバンプ検査装置として特許文献1が知られている。この文献1には1系統の光学系でバンプにレーザ光を照射し、バンプの高さと径を検査する装置が示されている。特にバンプの縦、横方向に伸びる影を利用してバンプ径を測定すると記されている。また特許文献2にはカメラから供給されるバンプの画像データと画像処理部に予め登録されている辞書データを比較し、相関関係を算出し、その相関関係が所定のしきい値以上であれば良品とし、しきい値以下であれば不良品にするという検査装置が示されている。さらに特許文献3では光軸と平行な同軸照明と斜方光であるリング照明を併用し、同軸照明は白色光、リング照明は青色光としたバンプの照明手段が示されている。そしてこの照明手段を用いればアルミパッドと金バンプの反射率差が利用できるので金バンプ有無判定を容易にすることが出来ると示されている。
このようにバンプの高さや径を光学的に検出して測定したり、バンプを画像データとして取り込み辞書データと比較して良品と不良品の判定をしたり、或いはリング状照明と同軸照明という2種の照明を、発光色を異ならせてバンプに与え、金バンプの存在を判定するというようなことは前記特許文献に開示されている。しかしこれら開示されている内容は、1個のバンプ全体を検査、測定するものであって、1個のバンプを頂部、中間部、底部というような水平方向の部分について分割し、その形状を測定するための方法、手段については触れられていない。また大量に実装されているバンプなどを同じ基準で短時間のうちに高精度で測定していくことについても触れられていない。また多数配置されているバンプの形状や高さを個々に視覚で捉えて確認していくという点についても触れられていない。
特開平10−89927号公報 特開平11−87436号公報 特開2000−221014号公報
本願発明の課題は上記問題を解決して、半田部分やパンプなど基盤上に配された多数の半球状、円錐状の凸部高さと測定面の表面形状を1度に光学的に検出し、しかもその検出する測定面の表面形状は例えば頂部、中間部、底部というような水平方向の部分に分割して測定し、その結果で全体についての合否を判定できるようにすることである。それも複数被検体の測定面形状をほぼ同時に検出して測定し、その結果と測定面形状を画面で画像として確認できるようにすることである。
上記課題を解決するため本発明は、X方向に走査するレーザ光源からの光束を、Y方向に移動するステージ上の基盤に配された複数被検体に向かわせ、その測定面毎に発生した反射光を被検体高さ検出信号として送り出す高さ測定ユニットと、円状光源による照明部でその照明域に位置したステージ上の基盤を照明し、各被検体測定面で発生した円状反射光をテレセントリックレンズによるレンズ部に向かわせて検出し、各被検体測定面の水平方向形状を等高線画像検出信号として送り出す形状測定ユニットと、高さ測定ユニットからの高さ検出信号を受けて予め設定した基準値と比較し被検体高さの合否を判定すると共に、形状測定ユニットからの等高線画像検出信号を受けて等高線毎のパターン形状と予め設定した基準パターン形状を比較して被検体パターン形状の合否を判定する制御ユニットと、制御ユニットが判定した高さとパターン形状の判定結果と、被検体毎に等高線を群として集約し表示する表示ユニット、とで構成したことを特徴とする。
請求項2の発明によるものは請求項1記載の形状測定装置において、円状光源をその中心を合わせて複数個、多層に配置した周辺部光源と、この周辺部光源の中心域を垂直落射照明するようにして配置した中心部光源で照明部を構成し、被検体測定面の頂部付近を中心部光源で、周辺部を多層に配置した周辺部光源で順次水平方向に分割照明し、発生した光源毎の円状反射光を等高線画像検出信号として制御ユニットに送り出すようにした形状測定ユニット、としたことを特徴とする。
請求項3の発明によるものは請求項1記載の形状測定装置において、基盤に配した複数の被検体を照明部で一度に照明し、発生した各被検体測定面でからの反射光を等高線画像検出信号として同時に制御ユニットに送り出すようにした形状測定ユニットとしたことを特徴とする。
請求項4の発明によるものは請求項1記載の形状測定装置において、光源子を連続的に接続して円状光源を構成し、任意位置にある光源子を発光して被検体測定面の対応する部位を照明し、発生した反射光を等高線画像の断片検出信号として制御ユニットに送り出すようにした形状測定ユニットとしたことを特徴とする。
本願発明による形状測定装置は、高さ測定ユニットと形状測定ユニットを設け、前者で被検体の高さを検出し、後者で被検体円錐状測定面の表面形状を等高線として分割検出し、両ユニットからの検出信号を制御ユニットに送って予め設定した基準値と比較して合否を判定し、この判定結果と被検体円錐状測定面の表面形状を等高線の群として表示部に送り表示するようにしている。それによって被検体が基盤上で1つの場合でも、数個から数百の複数個の場合であっても一様に形状と高さの測定をほぼ同時に短時間のうちに実行することが出来る。それも1つの被検体表面を頂部、中間部、底部というような部分ごとのパターン形状に分割して測定するので、精度の高い結果を得ることが出来る。また被検体測定面形状は表示部の画面で被検体ごとに等高線の群として直接視覚で確認することが出来る。
以下にこの発明による形状測定装置について添付図面に基づいて説明する。
図1は本願による形状測定装置をブロック図として示した説明図である。キャリアユニット100にはY方向に移動するステージ6が設置され、このステージ6には被検体5が配されている基盤7が取り付けられている。高さ測定ユニット110は、ユニット110内のレーザ光源からの走査光をキャリアユニット100内の矢印12方向(Y方向)に移動するステージ6上に設置した基盤7の被検体5に向かわせ、その測定面で発生した反射光を検出し、被検体高さ検出信号10として制御ユニット120に送り出す。形状測定ユニット130は照明部131とレンズ部132で構成され、キャリアユニット100のステージ6上に取り付けた基盤7が照明部131の照明域に位置したとき照明され、被検体円錐状測定面で反射した光をテレセントリックレンズで構成したレンズ部132で画像として検出する。そしてその画像検出信号19を測定面の水平方向形状を表す等高線画像検出信号として制御ユニット120に送り出す。制御ユニット120は高さ測定ユニット110からの高さ検出信号10と、形状測定ユニット130からの等高線画像検出信号19を受けて予め設定した基準値を比較し被検体5の合否を判定する。この制御ユニット120は装置全体を制御し、キーボードやマウスなどの入力部121、プリンタや各種の外部記憶装置などによる出力部122が接続されており、所定の指令を入力したり結果を出力することが出来る。表示ユニット140は制御ユニット120からの高さと形状の判定結果と、群として集約した被検体毎の等高線を表示画面に表示する。次にこれら各ユニットについて説明する。
図2はキャリアユニット100と高さ測定ユニット110の説明図である。高さ測定ユニット110には制御ユニット120からの指令を受けて発光するレーザ光源1が設置されている。レーザ光源1からの光束bは回転するポリゴンミラー2で反射してX方向の走査光となり、固定ミラー3、fθレンズ4を経て被検体5に向かう。この被検体5はキャリアユニット100のステージ6上に設置された基盤7表面に半球状の凸部として形成され、その半球状凸部表面が測定面となる。図では1つの被検体5が例示されているが複数個配置されている。レーザ光源1からの走査光束bは、この各被検体5に任意の一定角度で入射し、その測定面で反射してレンズ8を経てPSDなどで構成した受光部9に達する。受光部9に投影された反射光束は後に説明する被検体5の高さ検出信号10となって制御ユニット120に送り出される。
キャリアユニット100のステージ6は、制御ユニット120からの指令によって動作する駆動部11yによって矢印12方向に移動する。そのためステージ6上の基盤7はX方向に走査するレーザ光束bに対してY方向に進む。このレーザ光束bのX方向走査とステージ6のY方向の移動によって各被検体5の半球状凸部測定面は順次走査され、その頂部付近反射光が受光部9に向かい高さ検出信号10として制御ユニット120に送り出される。また基盤7は駆動部11xによってX方向に移動できる。それによって基盤7は、2つの駆動部11x、11yによってレーザ光源1からの光束bに対する所定の位置に設定される。
図3は被検体5と走査光束bについて説明する図である。図において基盤7上の被検体5は半球状の形状をしており、その表面が測定面として光束bで走査される。光束bは基盤7に対してX方向に走査するが、この図では基盤7を矢印12方向に移動した状態として示してある。最初の走査光束bx1に続いて光束bx2、bx3が基盤7上を走査し、光束bx4が被検体5の測定面底部位置を走査する。そして光束bx5、bx6が被検体5測定面の中部位置付近を走査し、光束bx7が被検体5の測定面頂部位置付近を走査する。このようにして光束bは被検体5を順次走査していく。本願発明では上記の底部位置と中部位置を合わせて周辺部と呼ぶ。
図4は別の基盤7a例を示す説明図で、被検体が4つの例となっている。Aは斜視図、Bはその一部の説明用平面図である。図Aにおいて基盤7aには4つの被検体5u1〜5u4が配されていて、この基盤7aが図2のキャリアユニット100で矢印12方向に順次移動し、光源1からのレーザ光束bを受ける。図Aでは光束bx1、bx2、bx3が示されている。そして図Bのように光束bxn1になると被検体5u2、5u3の底部位置が走査され、光束bxn2、bxn3になると被検体5の中部位置付近が走査される。光束bxn4になると被検体5の頂部位置付近が走査される。光束bxn1〜bxn4が走査する被検体5u2、5u3上の任意点5a〜5dをここでは測定点と呼ぶ。
図5は別の基盤7b例を示す説明図で、図4よりさらに多くの被検体5が配されている。この図5のような場合も図4の場合と同じように走査光束bが各被検体5をX方向に走査し、ステージ6の移動が基盤7bをY方向に走査する。それによって各被検体5は周辺部位置(底部、中部位置)、頂部位置での走査が実施される。一般的なバンプの場合、各被検体5の底部面積は凡そ5〜100μm程度である。このような被検体5が多数基盤7に配された場合でも、被検体5はみな一様に光源1からの光束bによって高速に走査される。そしてその各被検体からの反射光はみな一様に受光部9に投影され高さ検出信号10として制御ユニット120に送られていく。
図6は被検体5の高さ検出の原理について説明する図である。図2の光源1からの光bはポリゴンミラー2を経て光束bxとなり、図6のfθレンズ4を経て基盤7に向かう。そしてこの光束bxは基盤7の任意位置7p1の表面で反射し、入射角θ1と同じ角度でレンズ8を経て受光部9に向かい、受光部9の位置9p0に投影される。基盤7が矢印12方向に移動し、被検体5の頂点付近が位置7p2に移動すると、光束bxはその頂点付近で反射し、レンズ8で受光部9の位置9p1に投影される。つまり被検体5の高さHが受光部9上での投影位置を9p0から9p1に変化させる。従がって位置9p0から9p1までの距離Dを測定することで被検体5の高さHを求めることが出来る。
図7、8を用いて高さ検出についてさらに説明する。図7Aは基盤7が時間tの経過によって矢印12方向に移動し、走査光束bが被検体測定面で反射する状態を正面から見たときの説明図として示してある。同図の最上欄13は、任意の時間t1(tは時間軸を示している)のときの被検体5と図3、図4Aの走査光束bx3の関係を示している。光束bx3は基盤7に任意角度θ1で入射し、その表面で反射して同じ角度θ1で反射し光束br3として受光部9に向かう。反射光束br3は走査光束bx3が図3のように基盤7表面上を走査する長さLと同じ長さ分だけ発生し、図2のレンズ8を経て受光部9に向かう。9aは受光部9の前面に設置したマスク板である。尚、この図では煩雑さを避けるため図6などに示したレンズ4、8を省いたものとしてある。
図7Bは受光部9の受光面を示しており、基盤7上の反射点からの反射光束br3が位置9p0に投影されている。そしてこの投影位置9p0で受光した信号が図2の高さ検出信号10となって制御ユニット120に伝えられる。この場合、位置9p0からの信号は制御ユニット120で高さ「0」と判定される。
図7Aの欄14は、時間t2となって基盤7が矢印12方向に移動し、図3の走査光束bx4(図4Bのbxn1)がθ1の角度で測定面5の底部位置付近に向かい、その測定点5aで反射した状態を示している。この底部測定点5aに入射角θ1で向かった光束は測定点5aで反射するが測定点5aが持つ面角度によってその反射方向は受光部9に向かうことが出来ず、高さ検出信号10を受光部9は発生することが出来ない。反射光束br4は測定点5a以外からも走査光束bx4の長さL(図3)相当分だけ発生するが、いずれも受光部9に向かうことは出来ない。結局この反射光束br4全体による高さ検出信号10は発生しない。制御ユニット120は時間t1から時間t2に進行するにしたがって受光部9からの高さ検出信号10の変化状況を順次検出していくが、上記のように検出信号10は発生しないので測定点5aは高さ方向の変化がないと認識する。
欄15になると時間t3となり、基盤7が矢印12方向に進んで走査光束bx5(図4Bのbxn2)が測定面の中部位置にある測定点5bに角θ1で向かって反射する。測定点5bで反射した光束br5は、その面角度によって受光部9に向かうことが出来ず、制御ユニット120は高さ検出信号10を受け取ることが出来ない。そのため制御ユニット120は時間t2がt3に変化して測定面の測定点が5aから5bに変化しても高さ方向に変化がないと判断する。測定点5b以外から発生した反射光束br5も全て受光部9に向かうことは出来ないから、結局この反射光束br5全体による高さ検出信号10は発生しない。
欄16になると時間t5となり、走査光束bx7(図4Bのbxn4)は測定面5の頂部位置付近の測定点5dで反射する。測定点5dで反射した光束br7は入射角θ1と対応する角度で受光部9に向かい、図7Bの位置9p1に投影される。受光部9は投影位置9p0が位置9p1に変化していく状況を高さ検出信号10として制御ユニット120に伝えていく。すると制御ユニット120は位置9p0から9p1までの距離Dによって測定点5dの高さがHであると認識し、後に説明する図8Bの記憶部HMに記憶する。測定点5d以外からの反射光br7は受光部9に向かうことは出来ないから、測定点5dからの反射光だけが高さHの検出信号10となり上記記憶部HMに記憶される。
欄17になると時間t6となり、走査光束bx8は測定面の頂部付近測定点5dを通り過ぎた測定点5eで反射する。測定点5eで反射した光束br8はその面角度から受光部9に向かうことが出来ず、高さ検出信号10を制御ユニット120は受け取ることが出来ない。そのため制御ユニット120はこの被検体5の最終高さ(ピーク値)をHと判定し、記憶部HMはその記憶内容をそのまま保持する。尚、欄14〜17に点線で示した反射光束br3は比較参照用のものである。
図8も被検体5の高さ検出を説明する図である。図Aは3つの被検体5u1、5u2、5u3を基盤7c上で直線状に配したときの状態を正面図として示している。まず被検体5u1の頂部位置付近測定点5dを図3、図7Aの光束bx7が走査すると、反射光束br7となって図2や図6、図7Aの受光部9に向かう。そして制御ユニット120に高さ検出信号10として伝えられて図8Bの記憶部HMに高さHとして記憶される。次に図8Aの基盤7cが矢印12方向に移動し、被検体5u2の頂部位置付近測定点5daを光束bx7aが走査すると、反射光束br7aとなって受光部9に向かい、制御ユニット120に伝えられて図Bの記憶部HMに高さH1として記憶される。同様に基盤7cが矢印12方向に移動して被検体5u3の頂部位置測定点5dbを光束bx7bが走査すると、反射光束br7bとなって受光部9に向かい、制御ユニット120の記憶部HMに高さH2として記憶される。こうして各被検体5ごとに持つ夫々の高さH〜H2は記憶部HMに記憶され、別に用意した記憶部HQに予め設定してある基準値と比較されて合否が判定される。そしてその結果は図8Bの記憶部38aに送られ記憶される。例えば被検体5u1の高さHは基準値と比較されて合格「○」と判定され、他の被検体5u2、5u3の高さH1、H2は不合格「×」と判定され、夫々記憶部38aに記憶される。
上記の例は3つの被検体5u1〜5u3が夫々異なる高さHを有しており、各被検体をそれぞれ異なる走査光束bx7、bx7a、bx7bで走査した例となっている。図5のように基盤7b全体に各被検体5が多数配されている場合も、図2の光束bによって一様に走査され、夫々個々の高さHが検出され一旦記憶部HMに記憶される。そして基準値を記憶した記憶部HQの内容と夫々比較してその結果を記憶部38aに記憶していく。こうして被検体5全体の高さHを光学的に検出し測定し判定していく。
次に図9を用いて形状測定ユニット130について説明する。形状測定ユニット130は図1でも説明したように被検体5を照明する照明部131と、照明された被検体5からの反射光を取り込んで形状検出信号19として制御ユニット120に送り出すレンズ部132とからなる。まず図1に示したキャリアユニット100のステージ6を駆動部11yの動作によって矢印12方向に移動し、図1で説明した高さ測定ユニット110の走査を受ける位置から照明部131の照明を受ける照明域まで移動する。つまり図2、6、7などで説明した高さH検出のための作業が終ると、制御ユニット120からの指令によって駆動部11yを動作し、ステージ6を照明部131の照明を受ける位置まで移動する。そしてステージ6を所定の位置で停止し、その位置を規定すると形状測定ユニット130による被検体5の形状測定を開始する。
この例による照明部131は3つの周辺部光源Lg1、Lg2、Lg3と、1つの中心部光源Lg4で構成される。中心部光源Lg4はLEDなどで構成され、その照明光束18はレンズ20を経てミラー21で反射され、垂直落射照明として基盤7上の被検体5に向かい、その頂部位置付近を照明する。周辺部光源Lg1〜Lg3はこの例では半径の異なる円状の光源Lgが、その中心をほぼ一致するようにして多層に配置されて構成され、被検体測定面の周辺部を照明する。そしてこの各円状光源Lg1〜Lg3の夫々は例えばLEDを連結して構成され、各光源Lg1〜Lg4は制御ユニット120からの指令によって順に発光タイミングをずらして発光する。それによって各被検体5は周辺部光減Lg1〜Lg3からの円状照明で測定面を水平方向に輪切りにするようにして分割照明される。そしてこの円状照明光のほぼ中心を中心部光源Lg4からの垂直落射照明が被検体5の頂部位置付近を照明する。これによって被検体5はその測定面周辺部からは円状の反射光が光源Lg1〜Lg3毎に発生し、被検体頂部位置からは点状、若しくは近似形状の反射光が発生する。尚、前記したように各被検体5はμmの単位の大きさであるのに対し、光源Lgの径は数十cm単位の大きさであるから、図5のように多数の被検体5が施されている基盤7であっても一度の照明で各被検体からの円状反射光と頂部付近位置からの点状反射光を得ることが出来る。
レンズ部132はテレセントリックレンズとして構成されるレンズ22と、CCDなどによる受光部23で構成される。テレセントリックレンズ22は被検体5の測定面で発生した光源毎の円状反射光を検出して受光部23に投影する。受光部23はこの投影された円状反射光を夫々等高線として検出し、測定面水平方向形状の画像検出信号19として制御ユニット120に送り出す。こうして制御ユニット120が照明部131の照明域で静止している基盤7上の被検体測定面から等高線画像検出信号19を受け取ると、それを画像処理して順次記憶し、被検体ごとに等高線を重ね合わせて1つの等高線群として集約する。等高線群として集約された1つの被検体測定面は、表示ユニット140に送られて被検体ごとの形状として表示される。
実際の被検体測定に際しては、全光源Lg1〜Lg4を点灯して基盤7全体を照明し、その全被検体からの反射光をレンズ部132から制御ユニット120に伝え、被検体群として表示ユニット140に表示する。そしてその表示像を確認し、必要に応じて図2の駆動部11x、yを動作して基盤7の位置を調整し、照明部131に対する基盤位置を調整する。こうして基盤7の位置が規定されたら全光源Lgを消灯して駆動部11yを動作し、ステージ6を図2の高さ測定ユニット110の原点位置に戻し高さ方向の測定を開始する。その後、前記したようにして形状測定ユニット130の照明域に戻し、被検体測定面の形状測定を開始する。このようにすれば基盤7全体の状況を事前に表示ユニット140の画面で確認し、測定する位置を得ることが出来る。
レンズ部132と照明部131は夫々矢印24、25で示した光軸方向に移動自在に設けられる。照明部131の移動25は、被検体5に対する照明部131の位置を調整し最適照明位置を求める。レンズ部132の移動24も照明部131や被検体5に対する位置を調整しピントや明るさを求める。
光源Lg1〜Lg4は制御ユニット120内の発光制御ct1〜ct4によって発光タイミングが管理される。例えば光源Lg1が最初に発光し、次いで光源Lg2、光源Lg3と続き、最後に光源Lg4が発光する。すると被検体測定面は下部底面側から順次頂部方向に向かって円状に分割照明され、円状の反射光を発生する。従がってこの光源Lg1〜Lg4による円状反射光を順次検出していけば、水平方向に分割された等高線の画像検出信号19を制御ユニット120に送り出すことが出来る。図では省略されているが各光減Lgから被検体5へ向かう照明光を加工するため、例えば各光源Lg周辺に拡散板を設置したり、各光源Lg間にシェードを取り付けるなどの手段を設置すれば、反射光のギラツキを抑えたり、光量の強化、照明光の方向などを調節することが出来る。また周辺部光源Lg1〜Lg3を夫々単独に矢印25で示した方向に移動出来るようにしておけば、被検体に応じた等高線の検出に望ましい位置を得ることが出来る。
図10は照明部131内に設置した各光源Lgからの照明光18と、被検体5からの反射光27について説明する図である。図において光源Lg1が発光すると照明光18aは一旦、基盤7上で反射して被検体5の測定点26a付近を照明し、反射光27aとなってレンズ部132に向かう。図では便宜上、照明光18aと反射光27aを夫々左右2本の光束で表現しているが、実際には図9のように光源Lg1は円状となっているので、光源Lg1全体から発生した円状の照明光18aが被検体5に向かい、それが測定点26a付近で反射して円状の反射光27aとなる。また前記したように光源Lg1〜Lg3の直径に対して被検体5は充分に小さな値であるから、図5のように多数の被検体5が配されている場合でも、各測定面は各光源Lg1〜Lg3からの照明を受けて一斉に反射光を発生する。レンズ部132のテレセントリックレンズ22は、この反射光27からレンズ22の光軸と平行な光束だけを検出し、それを図9の受光部23に送り出す。被検体は鏡面に近い表面形状となっているから、その正反射光が受光部23に向かうことになる。従って全被検体5は光源Lg1の発光によって同時に一様に照明され、その反射光はレンズ部132で検出され同じ条件で受光部23に投影される。そのため全ての被検体測定面の測定点26a付近からの反射光は、同じ条件を持った検出信号19として制御ユニット120に伝えられる。
光源Lg1が消灯し光源Lg2が発光すると照明光18bが被検体の測定点26b付近を照明し、反射光27bとなってレンズ部132に向かう。同じように光源Lg2が消灯し光源Lg3が発光すると照明光18cが被検体の測定点26c付近を照明し、反射光27cとなってレンズ部132に向かう。そして光源Lg3が消灯し光源Lg4が発光すると、その照明光18はミラー21で反射し被検体5の頂部測定点26d付近を照明し、反射光27dとなってレンズ部132に向かう。ミラー21はハーフミラーとしてあるので被検体5からの反射光27a〜27dはテレセントリックレンズ22を経て、図9の受光部23に向かう。受光部23は各反射光27a〜27dを受けると夫々同じ条件の画像測定検出信号19として制御ユニット120に送り出し、表示ユニット140にそれを等高線として表示する。
図11は表示ユニット140の表示画面28に表示された各反射光束27a〜27dによる等高線mの画像を示していて、md0〜md4はその直径である。図において等高線m1は図10の光源Lg1が発光して測定点26a付近から反射した光束27aによって形成されたもの。等高線m2は光源Lg2の発光で照明された測定点26b付近で反射した光束27bによって形成されたもの。同様に等高線m3は光源Lg3の発光で照明された測定点26c付近で反射した光束27cによって形成されたものである。等高線m4は光源Lg4の発光で照明された測定面の頂点位置付近の測定点26dで反射した光束27dによって形成されたものである。等高線m0は被検体5底部測端縁を、例えば光源Lg1発光時にレンズ部132が捉えたもので、基盤7と被検体5の材質差による反射率の違いなども利用することが出来る。従がってこの例の場合、等高線m0とm1は光源Lg1の発光によって同時に画面28に表示される。各等高線mは上記のように被検体5の測定面を水平方向に輪切りにするようにして分割検出され、そしてその検出された等高線m0〜m4は被検体5ごとに1つに重ね合わされて集約され、等高線群Mとして画面28に表示される。
図12は表示ユニット140の表示画面28に表示される等高線群Mと被検体測定面形状を説明する図である。図の縦列左側は表示ユニット140の表示画面28に表示された等高線群Mを示していて、右側は被検体5の測定面を示している。1番目の横欄30は被検体測定面が標準型の場合で、光源Lg1〜Lg4で測定点26a〜26d付近が順次照明され、その反射光が等高線の画像m0〜m4として画面28に表示されている。この例による等高線群Mの各等高線m0〜m4間隔は、ほぼ均等な間隔となっていて、このような均等間隔表示像を画面28で確認することで、被検体5の測定面形状は高さ方向にほぼ一定に変位している半球状であると確認でき合格と判定する。このような形状の被検体をここでは標準型という。
2番目の横欄31以降は異常型の測定面を持った被検体の例であり、不合格と判定される。横欄31の被検体5−2は、頂部と中間部に平坦面32が生じている。測定点26aと26b間に生じている中間部平坦面32からの反射光は、画面28上で等高線m1とm2間の平坦面32aとなって表示され、図では斜線で示してある。本来、等高線m2は等高線m1と同じ面にあるので発生しないはずであが、平坦面32aの発生によってあたかも等高線m2のように作用している。同じように光源Lg4からの照明光18で照明された頂部測定点26d付近の平坦面32からの反射光は、画面28に斜線で示したように等高線m3と一緒になって平坦面32bとして表示される。このような平坦面32a、32bが画面28に表示されれば異常型と視認出来る。
横欄33の被検体5−3は底部側が楕円状になっていて、頂部側が底部側に比して細く、しかも一方に偏奇している例となっている。そのため等高線m間のピッチに粗密が生じ、測定点26c付近では測定点26d付近と区別することが出来ず、等高線m3も発生していない。このように真円性、真直性から外れているものは等高線を視認することで異常型と判定できる。非真円性とは等高線が楕円になったり、次に説明するクラック部35が発生しているような場合で、非真直性とは等高線mを重ねたとき一方に偏奇しているような場合をここでは言う。
横欄34では被検体5−4測定面の一部に亀裂したクラック部35が生じている。このようなクラック部35が生じていれば、各等高線mもクラック部35の状態を表現するものとなり、画面28でそれを確認することが出来る。このように基盤7上の全被検体測定面形状を等高線mとして水平方向に分割検出し、それを被検体ごとに重ね合わせて群Mとして集約し、表示部140に表示すれば、それを視認することで形状判断を行っていくことが出来る。標準型の被検体であれば等高線間のピッチはほぼ一定であり、異常型であればピッチに粗密や等高線の線幅に差異が発生する。
図13、14は被検体のパターン形状検出と比較について説明する図である。このパターン形状検出と比較は、形状測定ユニット130が検出した等高線の画像検出信号19を制御ユニット120に送ってそれを等高線毎のパターン形状とし、この検出したパターン形状と予め設定してある基準パターン形状とを比較して合否を判定し、その結果を表示ユニット140に送り出して表示し、確認出来るようにするものである。
図13において被検体5が形状測定ユニット130の光源Lg1によって照明されると、その反射光が受光部23に等高線m1として投影される。この例で被検体は基盤7dに5un1〜5un8が配されているので、その全被検体からの各等高線m1が同時に受光部23に投影される。するとその検出信号19は制御ユニット120に送られ、細線化やごみ取りなど各種画像処理が施され、鮮明化した等高線m1として記憶部PMに被検体5の配置位置に応じ記憶される。等高線m1が記憶されると、先の例にならえば等高線m0も一緒に検出されて記憶されるから、記憶部PMには図のように全被検体5un1〜5un8の等高線m0、m1が記憶される。するとこの記憶部PMに記憶されたデータは1つが記憶部PM1に、もう1つは基準パターン形状を記憶した記憶部PQに送られてその内容と比較され、等高線m0の比較結果が記憶部PR0に、等高線m1との比較結果が記憶部PR1に記憶される。記憶部PQに記憶される基準パターン形状は図11の等高線直径mdや、この直径mdによって算出される面積、図12で説明した被検体5の非真円性、非真直性などを考慮して設定される。このこのようにして設定される基準パターン形状が等高線m0〜m4に応じて記憶部PQの夫々の番地に記憶されている。図では等高線m0〜m4の基準パターン形状を表す値としてdn0〜dn4が記憶部PQの各番地に記憶された状態となっている。記憶部PM1に記憶されたデータは表示ユニット140に送られて、その画面28に全被検体5un1〜5un8毎の等高線m0、m1を基盤7d上の被検体配置に応じて像39として表示する。
上記のようにして記憶部PMに記憶した等高線m0、m1と基準パターン形状記憶部PQの「dn0」、「dn1」を比較する。そしてその結果、等高線m0、m1の形状と、基準パターン形状「dn0」、「dn1」が夫々一致、或いは近似していれば合格と判定し、一致していなければ不合格と判定して、その結果を記憶部PR0、PR1に送って夫々記憶する。例えば等高線m0と基準パターン形状「dn0」が一致せず不合格であれば記憶部PR0に「×」が記憶され、等高線m1と基準パターン形状「dn1」が一致、或いは近似していれば合格として記憶部PR1に「○」が記憶される。図では被検体5un4の等高線m0が「×」として記憶部PR0に記憶され、被検体5un3の等高線m1が「×」として記憶部PR1に記憶された状態となっている。
記憶部PR0、PR1に等高線m0、m1の比較結果が記憶されると、制御ユニット120は記憶部PMの内容を消去し、形状測定ユニット130の2層目の光源Lg2に発光指令を出す。すると基盤7d上の全被検体5un1〜5un8
から反射光が検出され、等高線m2の画像検出信号19として制御ユニット120に伝えられる。制御ユニット120はこの信号を記憶部PMに記憶し、一方は基億部PM1に送って先のデータm0、m1に上書きして記憶する。上書きされたデータm0、m1、m2は表示ユニット140の画面28に送られて全被検体を夫々3つの等高線m0、m1、m2の像39として表示する。記憶部PMからのもう一方のデータは基準パターン形状記憶部PQの「dn2」と比較される。そしてその結果、両者の形状が一致、或いは近似していれば合格と判定され、記憶部PR2に「○」と記憶される。不合格と判定されれば「×」が記憶部PR2に記憶される。
記憶部PR2に等高線m2の比較結果が記憶されると、制御ユニット120は記憶部PMの内容を消去し、形状測定ユニット130の3層目の光源Lg3に発光指令を出す。すると基盤7d上の全被検体5un1〜5un8から等高線m3の画像検出信号19が制御ユニット120に伝えられる。制御ユニット120はこの信号を記憶部PMに記憶し、一方は基億部PM1に送って先のデータm0〜m2に上書きして記憶する。上書きされたデータm0〜m3は表示ユニット140の画面に送られて全被検体を夫々4つの等高線m0〜m3の像39として表示する。記憶部PMからのもう一方のデータは基準パターン形状記憶部PQの「dn3」と比較される。そしてその結果、両者の形状が一致、或いは近似していれば合格と判定され、記憶部PR3に「○」と記憶される。不合格と判定されれば「×」と記憶部PR3に記憶される。
以下同じように等高線m4が制御ユニット120の記憶部PMに記憶されると、一方は基億部PM1に送られて先のデータm0〜m3に上書き記憶する。上書きされたデータm0〜m4は表示ユニット140の画面に送られて全被検体を夫々5つの等高線m0〜m4の像39として表示する。記憶部PMからのもう一方のデータは基準パターン形状記憶部PQの「dn4」と比較される。そしてその結果、両者の形状が一致、或いは近似していれば合格と判定され、記憶部PR4に「○」と記憶される。不合格と判定されれば「×」と記憶部PR4に記憶される。
このようにして各被検体5を等高線mで水平方向に分割し、等高線毎のパターン形状と基準パターン形状と比較して底部、中間部、頂部という測定面の形状を判定し、その結果を記憶部PR0〜PR4に送って記憶する。制御ユニット120はその記憶部PR0〜PR4の内容に基づいて各被検体の最終合否を判定する。図の例で等高線m0は被検体5un4が「×」、他の被検体は「○」として記憶部PR0に記憶され、等高線m1は被検体5un3が「×」、他の被検体は「○」として記憶部PR1に記憶されている。残りの等高線m2〜m4は全て「○」として各記憶部PR2、3、4に記憶されている。従がってこの例では被検体5un4の等高線m0と被検体5un3の等高線m1が異常値として検出されたことになる。制御ユニット120は、このような記憶内容に対して最終判定をして被検体5un3は不合格の「×」、他の被検体は合格「○」として記憶部38bに記憶する。この最終判定時のしきい値は事前に設定しておけばよいが、このような作業を基盤7d上に配された全被検体について実施して合否を判定し、その結果を記憶部38bに記憶していく。但し、この最終判定に際しては、図12で説明した異常型の被検体5−2、5−3、5−4であれば記憶部PQの基準パターン形状や、しきい値に関係なく不合格と判定するようにしておけば記憶部38bには「×」が記憶される。
上記のようにして検出した各等高線mと予め設定した基準パターン形状との比較を行って合否を判定していく。こうして得た最終判定結果は等高線mによって水平方向に分割された被検体の底部、中間部、頂部の各断面の面積を積み上げて加算して得た体積の比較とみなすことが出来る。従がって平面的なパターン形状の判定が被検体全体の立体的な判定となり、それはあたかも体積を判定したかのようになる。これは等高線検出時の二値化に伴って発生する各種の誤差や画像処理時のゆがみなどを吸収して判定結果の精度を高めることになる。尚、図13において記憶部PM1に被検体ごとに上書きされた各等高線m0〜m4は結果として集約されることになり、それが表示ユニット140上で等高線群Mとして表示される。この表示された像39を確認すれば異常被検体5−2、5−3、5−4は容易に判別することが出来る。また記憶部PMの内容は前記したように検出した等高線mと基億部PQの内容が比較され、その結果が記憶部PRに記憶されると消去される。そして図8Bに示した記憶部HMの内容は記憶部HQの内容と比較され、その結果が記憶部38aに記憶されると消去される。そしてまたこの実施例では高さ測定の作業が終了してから形状測定の作業が実施されるから、記憶部HMとPMを共通化して使用することができる。それによって高さ測定用の記憶部HMは、高さ測定の作業が終了後に形状測定用の記憶部PMとして利用される。
図14は図13に示した記憶部38bと図8Bに示した記憶部38aに基づいて行う総合判定について説明する図である。図14Aにおいて基盤7dには図13と同じように被検体5un1〜5un8が配されている。このような基盤7dの各被検体を高さ測定ユニット110で測定し、検出した高さHを検出信号10として制御ユニット120内の記憶部HM(図8B)に送り出し、別の記憶部HQに設定してある基準値と比較して合否を判定する。その判定結果を図14Aの記憶部38aに記憶する。図では被検体5un3と5un5が不合格で「×」、他の被検体は合格で「○」として記憶されている。
高さ測定の終了した基盤7dは形状測定ユニット130の照明域に移動され、パターン形状の測定が実施される。まず被検体ごとに等高線mが検出され、信号19として図13の記憶部PMに送り出される。そしてその記憶した等高線のパターン形状を記憶部PQの基準パターン形状と比較し、比較結果を等高線m毎に記憶部PR0〜PR4に記憶する。この記憶部PRの内容に基づいて最終判定をしてその結果を被検体5の配列に応じて図14A、図13の記憶部38bに記憶する。図では被検体5un3のパターン形状判定結果は「×」で不合格、他の被検体は「○」で合格となっている。
上記のようにして等高線mのパターン形状判定が終了すると、制御ユニット120は記憶部38aと38bの内容を比較し、その結果を総合判定結果として図14Aの記憶部38cに記憶する。被検体5un5は記憶部38aで「×」として記憶され、記憶部38bでは「○」として記憶されているから、総合判定では不合格と判定され記憶部38cに「N」と記憶される。また被検体5un3は記憶部38aで「×」、記憶部38bでも「×」として記憶されているので総合判定では不合格となり、記憶部38cに「N」が記憶される。他の被検体5は「G」と記憶され合格と判定されている。この記憶部38cの総合判定結果を表示ユニット140の画面28に送って表示するが、それは図14Bのようになる。
図14Bは表示画面28に表示された被検体5un1〜5un8の表示像39n1〜39n8を示している。この画面28で像39n3、39n5は記憶部38cで「N」と記憶された被検体5un3、5un5に相当し、図では斜線で示してある。実際の画面28上では「N」の像を例えば赤で表示するようにすれば識別が容易となる。さらに各記憶部38a、38bごとの不合格要因である高さと形状に応じて表示色を指定して記憶部38cに伝えるようにしておけば、画面28で不合格要因を確認することが出来る。表示像39の倍率を変えるときは図1の入力部121から指令して、内部の画像処理で実施出来るが、図9のレンズ22aの倍率を変換することでも実施出来る。
図15、16は以上説明した各ユニット100、110、120、130、140で行われる作業をフロー図として示した説明図である。図15の工程40で被検体の高さH検出開始の指令が入力部121から制御ユニット120を経て高さ測定ユニット110に伝えられる。すると図2のポリゴンミラー2が回転しレーザ光源1が発光する。発光した光束bは被検体5に向かいX方向の走査をする。一方、駆動部11yは制御ユニット120からの指令を受けて動作し、図15の工程41でステージ6を移動し、図2で矢印12方向に進んでY方向の走査をする。こうして工程42でX、Yの走査が実施され、得られた走査光束は受光部9に向かい、高さ検出信号10として制御ユニット120に送り出される(工程43)。制御ユニット120に送り出された高さ検出信号10は工程44で図8Bの記憶部HQに予め設定されている基準値と比較され、その判定結果を図14Aの記憶部38aに記憶する。こうして高さ検出信号10の最終出力が出されると形状測定ユニット130に指令が伝えられ、図15の工程45で等高線mの検出が開始される。
工程46でステージ6が矢印12のY方向に移動して図9の照明部131の照明域に位置すると、Y方向移動は停止してその位置が規定される。すると制御ユニット120は光源発光制御ct1に指令を送り、工程47で照明用光源Lg1を発光させる。すると照明された被検体測定面からの円状反射光がレンズ部132で検出され受光部23に投影される。そして工程48で等高線m1の画像検出信号19が制御ユニット120に送り出される。送り出された検出信号19は工程49で等高線m1の細線化等が実施され重心が求められる。また二値化の際に発生したごみなどを取り除く画像処理が行われ、鮮明化した等高線m1として図13の記憶部PMに記憶される。この工程48、49のとき等高線m0も一緒に検出され、m1と同様にして記憶部PMに記憶される。記憶された等高線m0、m1のデータは記憶部PM1を経て表示ユニット140の画面28に送られて図16の工程50で表示されると共に、工程51で記憶部PQに記憶した基準パターン形状と比較される。そして比較結果が図13の記憶部PR0、PR1に夫々記憶される。
次に図9の発光制御ct2が指令を受けると、図13の記憶部PMの内容を消去し図15の工程52で2層目の光源Lg2が発光する。すると被検体測定面で発生した円状反射光は図9のレンズ部132で受光部23に投影され、工程53で等高線m2の画像検出信号19が検出され制御ユニット120に送り出される。送り出された検出信号19は工程49で細線化などの画像処理がされ、等高線m2として記憶部PMに記憶される。するとこの記憶された等高線m2のデータは記憶部PM1に上書きされ、先のデータm0、m1と共に表示画面28に送られて工程50で表示する。同時に等高線m2のデータは工程51で記憶部PQに記憶した基準パターン形状と比較され、その結果が図13の記憶部PR2に記憶される。以下同じようにして等高線m3が表示画面28に表示され、基準パターン形状と比較されて図13の記憶部PR3にその結果が記憶されると、制御ユニット120は図9の発光制御ct4に指令を送り、工程54で4層目の光源Lg4を発光させる。すると被検体頂部付近で発生した反射光はレンズ部132で受光部23に投影され、工程55で等高線m4の検出信号19として出力され制御ユニット120に送り出される。この検出信号19は工程49で線細化などの画像処理がされ、等高線m4として記憶部PMに記憶される。そして記憶部PM1にm4のデータを上書きして表示画面28に送り出し、工程50で全等高線m0〜m4を群Mとして表示する。一方、等高線m4のデータは図16の工程51で基準パターン形状と比較され、その結果が図13の記憶部PR4に送られて記憶される。こうして全ての等高線m0〜m4が記憶部PR0〜PR4に記憶されると、図16の工程56に進み、各等高線m0〜m4を1つに重ね合わせて等高線群Mとしたときの最終判定を行い、その比較結果を図13の記憶部38bに記憶する。
こうして各等高線mのパターン形状比較と記憶が終了すると図16の工程57に進み、図14Aの記憶部38aに記憶された高さの判定結果と基億部38bの形状の判定結果に基づいて被検体全体の総合判定を行い、記憶部38cにその結果を記憶する。次いで工程50で記憶部38cの内容を読み出して表示ユニット140に送り、図14Bのように等高線群Mと併せて画面28に表示する。これで表示画面28には被検体の高さと形状の総合判定結果と等高線群Mが表示される。
図17は実施例2の説明図である。実施例1では高さ測定の終了した基盤7を形状測定ユニット130の照明域に移動してから被検体測定面の形状を測定するようにしている。この実施例2は高さを測定する位置から形状を測定する位置までの基盤移動という工程を省くようにしたものである。図において実施例1と同じ要素には同じ符号を付してあるので重複する部分の説明は省略する。キャリアユニット100は実施例1と同じように基盤7のY方向12走査移動が出来るよう準備されている。高さ測定ユニット110は光源1によるX方向走査と基盤7のY方向12移動で検出した高さ検出信号10を制御ユニット120に送り出す。形状測定ユニット130は光源1からの光束bがポリゴンミラー2で反射し、fθレンズ4を経て被検体5に向かう光束bxと、この光束bxが被検体測定面で反射し、光束brとなってレンズ8を経て受光部9に向かう光束の基盤7(被検体5)上部位置に位置するよう設置される。従がって基盤7上の被検体5は高さ測定作業の終了後、基盤7に原点復帰程度の移動をさせれば形状測定ユニット130による照明を直ちに受けることが出来る。この照明で発生した反射光を等高線画像検出信号19として制御ユニット120に伝えれば、求める等高線群Mを得ることが出来る。
このようにこの実施例2では高さ測定ユニット110と形状測定ユニット130を重ねるように配置し構成したので、装置全体のコンパクト化と作業時間の短縮化を図ることが出来る。尚、形状測定ユニット130全体を矢印25aで示した上下方向に移動出来るようにしておけば、基盤7をステージ6上に設置するときの操作性を向上することが出来る。
図18は実施例3の説明図で、形状測定ユニット130の変形例となっている。実施例1、2における形状測定ユニット130の照明部131は、多層に配置した円状光源Lg1〜Lg3のいずれかを発光して被検体を照明するようにしている。そのため1つの等高線m画像検出信号19は、1つの光源Lgが1回発光すれば得ることが出来る。この実施例3によるものは1つの円状光源Lgを任意部分でも発光出来るようにしたもので、部分発光部として機能させることが出来る。それによって被検体測定面の対応する部位を断片的に照明し、その任意断片の等高線画像を検出信号として求められるようにした。
図18Aは1つの円状光源、例えばLg1を示しており、この光源Lg1は1つ、若しくは複数のLEDなどで形成した光源子Lggを連続して接続して構成される。図の例では光源Lg1全体を4つに分割し、夫々を光源片Lgga〜Lggdとしてあり、各光源片はa1〜an、b1〜bn、c1〜cn、d1〜dnの光源子Lggで構成される。
上記のような光源Lg1によって照明される被検体測定面について図18Bを用いて説明する。まず任意の光源片、例えばLggaの最初の光源子Lgga1を発光すると、その照明光は図18Bの欄61左側に示したように光源子a1と対応する測定面の部位ma1を照明する。照明された部位からの反射光は図9、17の受光部23を介して等高線、例えばm1の断片的な画像となる検出信号として制御ユニット110に伝えられる。次に図Aの光源子a1に続いて接続されている光源子a2を発光すると、その照明光は図Bの欄61、中央部に示したように光源子a2と対応する測定面の部位ma2が照明され、その反射光は受光部23を経て等高線m1の断片的な画像検出信号として制御ユニット120に伝えられる。同じように図Aの光源片Lgga全体を発光させると、光源子Lgga1〜anによる照明光が図Bの欄61、右側に示したように光源片Lggaと対応する部位ma1〜man全体が照明され、その反射光は受光部23から等高線m1の断片的な画像検出信号として制御ユニット110に伝えられる。
同様に図Aに示した光源片Lggbの最初の光源子Lggb1を発光すると、図18Bの欄62左側に示したようにその照明光は光源子b1と対応する測定面の部位mb1が照明され、その反射光は受光部23を経て等高線m1の断片的な画像検出信号となる。図Aの光源片Lggb全体を発光させると、光源子Lggb1〜bnによる照明光が図Bの欄62、右側に示したように光源片Lggbと対応する部位mb1〜mbn全体が照明され、その反射光は等高線m1の断片的な画像検出信号として制御ユニット110に伝えられる。
同様にして図Bの欄63左側は、図Aに示した光源片Lggcの最初の光源子Lggc1を発光させたときに照明された部位mc1を示しており、右側は光源片Lggc全体を発光させたときに光源子Lggc1〜cnによって照明された部位mc1〜mcnを示している。欄64は、光源片Lgga〜Lggcまでを発光させたとき、その各光源子Lgga1〜cnによって照明された部位ma1〜mcnを示している。そして欄65は光源片Lgga〜Lggdまでを同時に発光させ、1つの等高線m1全体の画像検出信号19として制御ユニット110に伝えたときの被検体測定面の照明部位を示している。この欄65のときは全光源片を発光させるので、実施例1、2の照明部131と同じ円状光源Lg1として機能する。
上記のようにこの実施例3では光源子Lggを連続接続して光源片を形成し、この光源片を連続接続して1つの円状光源Lgを構成する。そして各光源子と光源片は夫々単独で発光できるようにしたので、被検体測定面の必要とする部位だけを照明することが出来る。つまり被検体測定面の異なる部位を断片的に照明し、発生した反射光を等高線画像の断片検出信号として制御ユニット110に送り出すことが出来る。それによって例えば図12の欄34に示したクラック部35だけを照明し、その部位だけを表示ユニット140の画面28で確認することが出来る。このようにこの実施例では確認したい部位だけを照明することが出来る。
以上、本願発明の形状測定装置について実施例に基づいて説明してきたが、各種の変形例を得ることが出来る。例えば図9に示した円状光源Lgの数を増減すれば検出する等高線mの数を増減することが出来、被検体測定面の形状検出精度を調整することが出来る。これは多層に配置した光源Lg内から、発光させる光源を選択出来ることにもなるので、測定精度を被検体に応じた選択できるということになる。また上記して来た説明は全て高さ測定ユニット110の作業を実施してから形状測定ユニット130の作業に進むようになっているが、本願の趣旨からして逆にして作業してもよいことは明らかである。また制御ユニット120や表示ユニット140は一般のパソコンに置き換えることが出来るから、図13で説明した各記憶部の構成などは適宜に設計することが出来る。
本願による形状測定装置をブロック図として示した説明図。 キャリアユニットと高さ測定ユニットの説明図。 被検体と走査光束を説明する図。 基盤の他の例を示す説明図。 基盤の他の例を示す説明図。 被検体の高さ検出の原理について説明する図。 被検体の高さ検出について説明する図。 被検体の高さ検出について説明する図。 形状測定ユニットの説明図。 形状測定ユニットの照明光と反射光について説明する図。 表示画面の等高線を説明する図。 等高線と被検体測定面形状について説明する図。 被検体のパターン形状検出について説明する図。 被検体の総合判定について説明する図。 全体の作業を説明するフロー図。 全体の作業を説明するフロー図。 実施例2の説明図。 実施例3の説明図。
100・・・キャリアユニット 110・・・高さ測定ユニット 120・・・制御ユニット 121・・・入力部 122・・・出力部 130・・・形状測定ユニット 131・・・照明部 132・・・レンズ部 140・・・表示ユニット HM、HQ・・・記憶部 Lg・・・光源 Lgg・・・光源子 M・・・等高線群 PM、PQ、PR・・・記憶部 ct・・・光源制御 m・・・等高線 1・・・レーザ光源 2・・・ポリゴンミラー 4・・・fθレンズ 5・・・被検体 6・・・ステージ 7・・・基盤 9・・・受光部 10・・・高さ検出信号 11・・・駆動部 19・・・等高線画像検出信号 22・・・テレセントリックレンズ 23・・・受光部 28・・・表示画面 32・・・平坦面 35・・・クラック部 38・・・記憶部 39・・・表示像

Claims (4)

  1. X方向に走査するレーザ光源からの光束を、Y方向に移動するステージ上の基盤に配された複数被検体に向かわせ、その測定面毎に発生した反射光を被検体高さ検出信号として送り出す高さ測定ユニットと、円状光源による照明部でその照明域に位置したステージ上の基盤を照明し、各被検体測定面で発生した円状反射光をテレセントリックレンズによるレンズ部に向かわせて検出し、各被検体測定面の水平方向形状を等高線画像検出信号として送り出す形状測定ユニットと、高さ測定ユニットからの高さ検出信号を受けて予め設定した基準値と比較し被検体高さの合否を判定すると共に、形状測定ユニットからの等高線画像検出信号を受けて等高線毎のパターン形状と予め設定した基準パターン形状を比較して被検体パターン形状の合否を判定する制御ユニットと、制御ユニットが判定した高さとパターン形状の判定結果と、被検体毎に等高線を群として集約し表示する表示ユニット、とで構成したことを特徴とする形状測定装置。
  2. 円状光源をその中心を合わせて複数個、多層に配置した周辺部光源と、この周辺部光源の中心域を垂直落射照明するようにして配置した中心部光源で照明部を構成し、被検体測定面の頂部付近を中心部光源で、周辺部を多層に配置した周辺部光源で順次水平方向に分割照明し、発生した光源毎の円状反射光を等高線画像検出信号として制御ユニットに送り出すようにした形状測定ユニット、としたことを特徴とする請求項1記載の形状測定装置。
  3. 基盤に配した複数の被検体を照明部で一度に照明し、発生した各被検体測定面でからの反射光を等高線画像検出信号として同時に制御ユニットに送り出すようにした形状測定ユニットとしたことを特徴とする請求項1記載の形状測定装置。
  4. 光源子を連続的に接続して円状光源を構成し、任意位置にある光源子を発光して被検体測定面の対応する部位を照明し、発生した反射光を等高線画像の断片検出信号として制御ユニットに送り出すようにした形状測定ユニットとしたことを特徴とする請求項1記載の形状測定装置。

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