JP2000356510A - 高さ計測装置 - Google Patents

高さ計測装置

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JP2000356510A JP11167220A JP16722099A JP2000356510A JP 2000356510 A JP2000356510 A JP 2000356510A JP 11167220 A JP11167220 A JP 11167220A JP 16722099 A JP16722099 A JP 16722099A JP 2000356510 A JP2000356510 A JP 2000356510A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次元配列された多数の半田バンプの頂点の
高さを簡単な機構で高速且つ高精度に非接触で計測し得
るようにする。 【解決手段】 ワーク1の基板1aの面に設けられた複
数の半田バンプ1bを基板1aに対し略交差する方向か
ら照射する光源と、基板1aの平面に対し半田バンプ1
bの頂点を含むよう、基板1aの平面に対し略水平に近
い傾斜角度θで基板1aの平面方向へ広がったスリット
光6を照射し得るようにしたスリット光源5と、前記光
源により照射された各半田バンプ1bの被照明像を撮像
すると共にスリット光6により照射された各半田バンプ
1bの輝点群を撮像するための二次元撮像装置4と、二
次元撮像装置4からの被照明像から各半田バンプ1bの
基板1a平面方向の位置を検出すると共に輝点群から各
半田バンプ1bの頂点の高さを計測する制御処理装置7
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICの基板に設け
た多数の球状若しくは半球状の半田バンプのような被計
測物体のコプラナリティを、画像処理技術を応用して非
接触で計測し得るようにした高さ計測装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理技術を応用してICの基
板に設けた多数の球状若しくは半球状の半田バンプ、特
にBGA(ball grid array)やCSP
(chip size package)等のICパッ
ケージにおける各半田バンプのコプラナリティを非接触
で計測することが求められるようになってきている。
【0003】半田バンプのコプラナリティを非接触で計
測するための従来の装置の一例としては特開平9−19
6625号公報に示すものがある。
【0004】図11はこの従来の計測装置のブロック図
である。図中、101は基板101a上に多数の半田バ
ンプ101bが設けられた被計測物体であるワークであ
り、ワーク101はX―Yの二軸方向(平面方向)へ水
平移動し得るようにしたステージ102上に載置し得る
ようになっている。又103はワーク101の周囲に設
けられた照明、104はワーク101を撮影するための
カメラ、105はレーザ変位計である。
【0005】カメラ104はワーク101を撮像し、撮
像により得られたデータ106はA/D変換手段107
で変換され濃淡画像データ108として二値化手段10
9へ与えられる。
【0006】二値化手段109は濃淡画像データ108
を「1」又は「0」にする二値化レベルにおいて半田バ
ンプ101bの斜面部のみを二値化し、二値化された二
値化画像データ110は検査位置算出手段111ヘ与え
られる。
【0007】検査位置算出手段111は二値化画像デー
タ110をラべリング処理されたのち、各ラベルの重心
位置が算出され、各半田バンプ101bのコプラナリテ
ィの検査位置は計測データ112として出力される。
【0008】ステージ駆動手段113は、検査位置算出
手段111からの計測データ112とレーザ変位計10
5の計測位置が一致するよう、ステージ102をX―Y
の二軸方向へ駆動する。
【0009】又、高さ計測手段115はステージ駆動手
段113からの位置合わせ終了信号116を入力し、レ
ーザ変位計105により半田バンプ101bの高さ計測
を行い、計測終了信号117と半田バンプ101bの高
さ信号118を出力する。
【0010】計測すべき半田バンプ101bが残ってい
る場合には、各半田バンプ101bについて、ステージ
102の移動並びにレーザ変位計105による半田バン
プ101bの高さの測定を繰り返す。
【0011】コプラナリティ算出手段119は、高さ計
測手段115からの半田バンプ101bの高さ信号11
8を基とした各半田バンプ101bの高さからコプラナ
リティ120を算出し、良不良判定手段121へ出力す
る。なお、122は全ての半田バンプ101bの計測終
了信号である。
【0012】バンプのコプラナリティを非接触で計測す
るための従来の装置の他の例としては特開平7−311
025号公報に示すものがある。
【0013】図12はこの従来の計測装置の斜視図であ
り、図13は共焦点光学系の一般的な構成を示す概略正
面図である。
【0014】図12において、131は被計測物体であ
るワークである。ワーク131は、例えばウエハ上に配
列されたICチップ、基板上にマトリックス状に配列さ
れた半田バンプにより形成されており、X―Yの二軸方
向へ水平移動し得るようにしたステージ132には、ワ
ーク131を載置し得るようになっている。
【0015】133は、ワーク131上の計測すべき領
域を特定するための二次元撮像装置、134は半田バン
プ等の形状を計測するためのZ方向へ昇降可能な三次元
形状計測装置であって、三次元形状計測装置134は例
えば後述の共焦点光学系から構成されている。又、13
5は制御処理装置である。
【0016】二次元撮像装置133により撮像されたワ
ーク131のデータは、制御処理装置135によって画
像処理されると共に、その結果をもとにワーク131の
姿勢位置決め及びワーク131上の計測されるべき領域
の特定処理が行なわれ、その特定結果に基いて、ステー
ジ132のX―Y方向の位置が制御される。而して、ス
テージ132のX―Y方向への移動位置を制御すること
により、ワーク131は三次元形状計測装置134の計
測視野内に移動し、三次元形状計測装置134によりワ
ーク131の半田バンプ等の形状データが採取される。
【0017】図13に示す共焦点光学系の一般的な装置
において、図中、141は基板141a上に多数の半田
バンプ141bが設けられた被計測物体であるワークで
あり、Z方向へ垂直移動し得るようにしたステージ14
2には、ワーク141を載置し得るようになっている。
【0018】光源143から発せられた光は、レンズ1
44,145によって拡大されてピンホールアイ146
に入射されることにより、アレイ状に配列された複数の
光点から発せられる光となる。これらの光はハーフミラ
ー147を介して対物レンズ148へ入射され、対物レ
ンズ148によってワーク141上面に入射される。
【0019】又、ワーク141の表面で反射されたアレ
イ状の光はハーフミラー147によって反射され、ピン
ホールアレイ149を介して光検出器アレイ150に入
射される。
【0020】又、制御処理部151により共焦点光学系
又はワーク141が載置されたステージ142を光軸方
向(Z方向)に移動させながら光検出器アレイ150上
に焦点を結ばせて、その受光量が最大となる移動位置を
もって、ワーク141の反射点の高さとする。斯かる処
理を光検出器アレイ150に入射された各光について行
えば、ワーク141表面の各位置の半田バンプ141b
の高さを検出することができる。
【0021】すなわち、図13の従来装置によれば、ピ
ンホールアレイ149によって、共焦点光学系ユニット
を平面上でマトリックス状に並設することにより、ワー
ク141の半田バンプ141bの各位置における高さを
測定するようにしている。
【0022】共焦点光学系におけるピンホールアレイ1
49のピンホール間隔に対応するピッチで計測されたワ
ーク141の半田バンプ141bの各高さのデータは、
図12における制御処理装置135へ転送され記憶され
る。又、図12の二次元撮像装置133によって得られ
たワーク131の二次元座標データに基づき、制御処理
装置135に記憶された全ての高さデータからワーク1
31(ワーク141と同じもの)における各半田バンプ
等の頂点位置近傍のデータが選択され、半田バンプ等の
頂点高さの推定が行われる。
【0023】図12、13の装置において、ワーク13
1や141の半田バンプ141b等の頂点高さを推定す
るための手段としては、以下に述べるようなものがあ
る。なお、以下の説明は、都合上、図13のワーク14
1について行う。
【0024】(a)例えば、半田バンプ141bの形状
を半球又は二次曲線若しくは正規分布関数に近似してい
るものとし、半田バンプ141bの頂点位置近傍のデー
タから代数的に半田バンプ141bの頂点の高さを求め
る方法。
【0025】(b)ワーク141の半田バンプ141b
の形状を予め求めると共に、このデータをメモリーテー
ブルに記憶させておき、半田バンプ141bの頂点近傍
の高さ計測値からその頂点高さを求める方法。
【0026】(c)ワーク141の半田バンプ141b
の形状に応じて、該当する次数の関数を想定し、半田バ
ンプ141bの高さの頂点があると予測される近傍の計
測点の座標とその高さ計測値をデータとして使用し、最
小二乗法により関数を決定して半田バンプ141bの基
板141a平面方向の位置(座標)及び頂点の高さを決
定する方法。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す従来装置
の一例のものにおいては、以下に述べるような問題点が
ある。
【0028】(i)計測位置データに基づきステージ1
02をX―Y方向に移動させ、半田バンプ101bのX
―Y方向の全計測点に対し一点ずつ位置決めを行う必要
があるため、計測時間が長くなり、効率の良い計測を行
うことができない。
【0029】(ii)半田バンプ101bの計測位置は
ラベルの重心位置としているため、例えば半田バンプ1
01bが真球ではない場合には、その頂点の高さ位置を
計測することができない。
【0030】(iii)ステージ102の位置決め誤差
が、コプラナリティの計測精度に大きく影響する。
【0031】(iv)カメラ104の他に高価なレーザ
変位計が必要である。
【0032】(v)ステージ102の移動のためX―Y
二軸方向への駆動系が必要となるため、一軸方向の駆動
系に比較して高価になる。
【0033】図12、13に示す従来装置の他の例のも
のにおいては、以下に述べるような問題点がある。
【0034】(i)例えば、複数の半田バンプ141b
に対して夫々複数の高さ計測値が必要となるため、大量
のデータを取得し処理することとなり、従って、計測時
間が長くなり、効率の良い計測を行うことができない。
【0035】(ii)半田バンプ141bの頂点の高さ
を直接計測するものではないため、計測誤差の他、頂点
の高さ推定演算誤差が加わり、精度が悪化する虞があ
る。
【0036】(iii)共焦点光学系を構成する三次元
形状計測装置134は機構が複雑であるため、高価でし
かもメンテナンスが大変である。
【0037】本発明は、斯かる実情に鑑み、二次元配列
された多数の半田バンプのごとき被計測物体の頂点の高
さの差或いは高さを簡単な機構で高速且つ高精度に非接
触で計測し得るようにした被計測物体の高さ計測装置を
提供しようとするものである。
【0038】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ワー
クの基板に二次元的に配置された複数の被計測物体を前
記基板に対し略交差する方向から照射する第一の光源
と、前記基板の平面に対し前記被計測物体の頂点を含む
よう、前記基板の平面に対し略水平に近い傾斜角度で基
板の平面方向へ照射し得るようにした第二の光源と、前
記第一の光源により照射された被計測物体の被照明像を
撮像すると共に第二の光源により照射された被計測物体
の輝点群を撮像するための撮像装置と、該撮像装置から
の被照明像の信号から被計測物体の基板の平面方向の位
置を検出すると共に、輝点群の信号から被計測物体の頂
点の高さを計測する制御処理装置を設けたものである。
【0039】請求項2の発明では、第二の光源は基板の
平面方向へ広がったスリット光である。
【0040】請求項3の発明は、ワークと第二の光源は
基板の平面方向へ相対移動可能に構成されている。
【0041】請求項4の発明では、ワークと第二の光源
は基板の直角方向へ相対移動可能に構成されている。
【0042】請求項5の発明は、スリット光が被計測物
体に対し乱反射したタイミングにより被計測物体の基準
となる高さに対する当該被計測物体の高さの差を求める
よう構成されている。
【0043】本発明では、基本的には第一の光源から照
射される光により、被計測物体の基板平面方向の位置が
検出され、第二の光源から照射される光により、被計測
物体の高さが検出されることになる。
【0044】本発明では、二次元配列された多数の被計
測物体の頂点の高さの差や高さを簡単な機構で高速且つ
高精度に非接触で計測することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の非接触式の被計測
物体の高さ計測装置の実施の形態を図示例と共に説明す
る。
【0046】図1〜図9は本発明を実施する形態の一例
である。図1中、1はICパッケージ等の被計測物体で
あるワークであり、ワーク1は、例えば基板1a上面に
半田バンプ1bを設けた構造を有している。半田バンプ
1bは説明のため4列×4行の場合を図示している。
又、ワーク1は、駆動装置2によりX方向の一軸方向へ
水平移動し得るようにしたステージ3に載置され得るよ
うになっている。
【0047】4は検査時にワーク1の上面を撮像するた
めのカメラを用いた二次元撮像装置、5はワーク1の斜
め上方から半田バンプ1bの頂点を含むよう、基板1a
の平面に対し略水平に近い傾斜角度θ(例えば2〜3
°)で基板1aの平面方向へ広がったスリット光6を照
射し得るよう設置されたスリット光源、7は二次元撮像
装置4で撮像した画像データを取り込んで画像処理を行
い半田バンプ1bの頂点のステージ3平面と平行な方向
の位置及び高さ位置を算出すると共に、駆動装置2に駆
動指令を、又スリット光源5及びワーク1の上面を照射
するための後述の光源10に照射指令を出力し得るよう
にした制御処理装置である。
【0048】半田バンプ1bの頂点の高さを計測する際
には、図1に示す半田バンプ1bの頂点の高さを計測す
る画像データの他に、半田バンプ1bの頂点のステージ
3平面と平行な方向の位置を算出するための画像データ
を得る必要がある。このため、半田バンプ1bの頂点の
高さを計測するために用いるスリット光源5の他に、適
当な光源を選択する必要があり、図2は光源として同軸
落射照明装置を用いる例、図4、5は光源として蛍光管
リング照明装置を用いる例を示している。なお、図1に
示す光源10は、例として蛍光管リング照明装置を図示
している。
【0049】図2に示す落射照明は半田バンプ1bが真
球でない場合に適用されるもので、平行光束8を半田バ
ンプ1bの真上から当てるようになっている。半田バン
プ1bの頂点は真球でない場合であっても平行光束8に
対し直角になるので、平行光束8は光の入射角と反射角
からの関係から半田バンプ1bの頂点においては、真上
に反射するようになっている。従って、図2に示すごと
く、平行光束8は半田バンプ1bの頂点以外において
は、真上以外の方向へ反射し、ワーク1の真上に設けた
二次元撮像装置4からの撮像信号を制御処理装置7で二
値化処理すると、図3に示すように、半田バンプの画像
9の頂点9aはその付近が明るく光り、ハッチングを施
した周辺部9bは暗くなるよう構成されている。
【0050】頂点9aの明るい部分が円でない場合に
は、その重心を求めるか、円とみなされる場合には、円
の中心を求めることにより、頂点9aのワーク1平面方
向の位置を例えばワーク1の基準位置に対する座標とし
て求め得るように構成されている。
【0051】又、半田バンプ1bが近似的に真球と考え
られる場合には、例えば図4、5に示すように、平面視
で内径がワーク1よりも大きい蛍光管リング照明装置1
0を光源として用い、全ての半田バンプ1bの外周部に
一様に照明が当るようにして二次元撮像装置4からの撮
像信号を制御処理装置7で二値化処理し、同軸落射照明
装置による場合と同様にして半田バンプ1bの重心位
置、又は円の中心を求めれば、その位置が各半田バンプ
1bのワーク1平面方向の位置となるように構成されて
いる。
【0052】半田バンプ1bの外周に一様に照明を当て
るための照明装置としては、図4の蛍光管リング照明装
置10以外に、複数のLED照明をドーム状に配置した
ドーム照明装置等が有効である。
【0053】次に、本発明の実施の形態において、半田
バンプ1bの頂点の高さを求めるための原理について、
図1、6を参照しつつ説明する。
【0054】スリット光源5からは、基板1aの平面に
対し微小な傾斜角度θでスリット光6が、半田バンプ1
bの頂点を含むように照射される。而して、半田バンプ
1bの頂点はスリット光6が当ると光は散乱し、頂点は
輝点として、図1に示す二次元撮像装置4に撮像される
ことになる。
【0055】今、図6に示す半田バンプ1bのうちハッ
チングを施してある半田バンプ1b(以下、基準半田バ
ンプ1bPkと言う)の頂点高さが設計値どおりの値で
あると仮定し、この頂点の高さを基準高さとして検出さ
れるX方向位置を基準水平位置Pとする。
【0056】図6において、ワーク1すなわち半田バン
プ1bが、ステージ3と共に図のX方向と平行に右方向
から左方向へ速度Vで移動する場合に、基準半田バンプ
1b Pkに相当する実際の半田バンプ1b(以下、半田
バンプ1bΔhと言い、図6の基準半田バンプ1bPk
の右側に図示)が基準半田バンプ1bPkの基準高さよ
りもΔhだけ高いとする。
【0057】而して、半田バンプ1bΔhの頂点の位置
は二次元撮像装置4によって撮像されるが、その撮像さ
れるタイミングは、基準半田バンプ1bPkの頂点が撮
像される後述の基準時間Tよりも、Δt秒だけ早くな
る。
【0058】同様に、図6において、ワーク1すなわち
半田バンプ1bが、ステージ3と共に図のX方向と平行
な方向に右方向から左方向へ速度Vで移動する場合に、
基準半田バンプ1bPkに相当する実際の半田バンプ1
b(以下、半田バンプ1b Δhと言い、図6の基準半
田バンプ1bPkの左側に図示)が基準半田バンプ1b
Pkの基準高さよりもΔhだけ低いとする。
【0059】この場合も、半田バンプ1b−Δhの頂点
の位置は二次元撮像装置4によって撮像されるが、その
撮像されるタイミングは、基準半田バンプ1bPkの頂
点が基準水平位置Pで撮像される基準時間Tより
も、Δt秒だけ遅くなる。
【0060】図6から、ΔhとΔtとの間には次の関係
が成立する。すなわち、実際の半田バンプ1bの高さが
基準高さに対し、±Δh異なる場合の頂点として撮像さ
れる位置P±Δhと基準水平位置Pとの距離は、
【数1】Δt・V=±Δh・(tanθ)−1 で表わされ、高さの差Δhは
【数2】Δh=±Δt・Vtanθ で表わされる。
【0061】又、本発明の実施の形態において、計測の
対象とする半田バンプ1bの頂点の基準高さに対する差
を求める場合には、半田バンプ1bを光源10により照
射しつつ二次元撮像装置4により撮像し、その画像信号
を制御処理装置7に与えて画像処理し、半田バンプ1b
の頂点のX方向位置を求め、これを当該半田バンプ1b
の基準水平位置Pとする。この手順で決定された基準
水平位置Pは段落番号[0055]の定義により、実際
の半田バンプ1bの位置と同一であるが、頂点の高さが
設計値どおりの値である基準高さとなっているものと仮
定している。
【0062】半田バンプ1bの実際の頂点高さと基準高
さとの差の計測は、以下のようにして行う。すなわち、
図6のXと平行な方向における任意の位置に計測原点P
を定め、計測原点Pから基準半田バンプ1bPk
でのX方向と平行な方向の距離をSとする。そうする
と、基準半田バンプ1bPkが計測原点Pから距離S
だけ移動するに要する時間すなわち基準時間Tは、
ワーク1のX方向への移動の速度がVの場合
【数3】T=S/V で表わされる。
【0063】又、基準時間TよりもΔt秒だけ早いタ
イミングで半田バンプ1bのタイミングが計測されれ
ば、半田バンプ1bの頂点の高さはΔhだけ高く、同様
に基準時間TよりもΔt秒だけ遅いタイミングで半田
バンプ1bのタイミングが計測されれば、半田バンプ1
bの頂点の高さはΔhだけ低いものとする。すなわち、
基準となる頂点に対する高さの差はΔhとなる。
【0064】次に、本発明の実施の形態において半田バ
ンプ1bの頂点の高さを計測する場合の手順について、
図7のフローチャートをも参照しつつ説明する。
【0065】(I)ステップS1(半田バンプ1bの頂
点の水平方向位置の計測) ステージ3上に載置され固定されたワーク1は、ステー
ジ3が停止した状態で光源10により照射されつつ二次
元撮像装置4により撮像され、その画像データは制御処
理装置7に与えられて全て(本実施の形態例においては
4列×4行の16個)の半田バンプS1a〜S1d、S
2a〜S2d、S3a〜S3d、S4a〜S4dの頂点
の水平方向の位置が決定される。
【0066】これらの位置は半田バンプ1bの頂点が設
計値高さである場合の基準水平位置Pとなる。
【0067】今、基準水平位置P及びワーク1のコー
ナ部の1箇所に形成した計測原点P からワーク1にお
ける基板1a上の基準水平位置Pまでのステージ3の
移動方向の距離Sの記号を各半田バンプ1bの頂点に
対応して図8のごとく定める。ここで、Pに対する添え
字は半田バンプ1bの頂点の水平方向の位置に対する列
及び行で決まる座標を示している。
【0068】計測原点Pは図8では、ワーク1の基板
1aのコーナ部に定めているがステージ3上にワーク1
の固定治具等を設け、ワーク1の製作寸法精度が所定の
範囲内に収まっている等の理由により、ワーク1を所定
の精度でステージ3上にセット可能ならば、計測原点P
をステージ3上に設定しても良い。
【0069】又、計測原点Pは特徴的なパターンの存
在或いは、特別に作成したマークを画像処理により認識
可能であれば、ワーク1上にその位置を設定することも
可能である。
【0070】(II)ステップS2(各半田バンプ1b
の頂点の図6に示すX方向[水平方向]の位置のデータの
入力) ステップS1で検出された各半田バンプ1bの頂点の水
平方向位置のデータから、各半田バンプ1bに相当する
計測原点Pと基準水平位置PとのX方向の距離
、具体的には図8に示すP1a〜P1d、P2a
2d、P3a〜P 3d、P4a〜P4dの合計16個
のデータを制御処理装置7に入力する。
【0071】(III)ステップS3(各半田バンプ1
bの頂点の図6に示すX方向[水平方向]の位置において
検出される基準時間Tの表の作成) 前述の16個のP1a〜P1d、P2a〜P2d、P
3a〜P3d、P4a〜P4dの計測原点Pからの距
離S1a〜S1d、S2a〜S2d、S3a〜S 3d
4a〜S4dをステージ3の設定された移動の速度V
で除した数値を図9に示すようにテーブル化し、そのデ
ータを制御処理装置7に入力する。
【0072】距離S1a〜S1d、S2a〜S2d、S
3a〜S3d、S4a〜S4dの数値は、ステージ3を
図1上で右から左へ一定の速度Vで移動させたときの、
計測原点Pから設計値どおりのバンプ高さに製作され
た半田バンプ1bを検出するまでの時間すなわち基準時
間Tに変換される。
【0073】(IV)ステップS4(ステージ3の移動
及び各半田バンプ1bの図6に示す頂点の検出並びに頂
点が検出された際の時間の計測) 通常、同一ロットの最初のワーク1の計測時にのみ行う
調整として、二次元撮像装置4の視野内で半田バンプ1
bの頂点が輝点として検出されるよう、スリット光源5
の位置及び姿勢を予め調整し、図6のスリット光6の傾
斜角度θを確定しておく。この調整はライン外で行うの
で、実際には、一連の計測の最初の段階で実施してお
く。
【0074】次に、どの半田バンプか特定する必要はな
いが、例えば基準水平位置P1aをスリット光源5から
のスリット光6により照射して検出した半田バンプ1b
の頂点における輝点のX方向位置を位置Pとし、これ
を制御処理装置7へ記憶させる。
【0075】斯かる準備が終了したら駆動装置2を駆動
して、ステージ3を一定の速度Vで移動開始させ、計測
原点Pが位置Pを通過した時点をもって時間t=0
とする。
【0076】スリット光源5からのスリット光6を基板
1aの平面に対し略水平に近い傾斜角度でワーク1の斜
め上方から照射させつつ、ワーク1を載置したステージ
3を一定の速度Vで図6の右方向から左方向へ移動させ
る。
【0077】又、ステージ3を移動させつつ、各半田バ
ンプ1bの頂点における輝点を、計測原点Pが位置P
を通過した時点からの経過時間として検出する。
【0078】半田バンプ1bの高さ計測の安定性確保の
ため、一定レベル以上の輝度を頂点の輝度検出位置とす
る。又、半田バンプ1bの頂点であると予想される位置
以外では、二次元撮像装置4により画像が撮像されない
ように、適宜のタイミングで二次元撮像装置4のマスキ
ング操作を行うと良い。
【0079】各半田バンプ1bの頂点の検出時には、各
水平基準位置Pに対応させて当該頂点が検出されるタ
イミングtの検出を行い、その信号を制御処理装置7
へ格納する。
【0080】(V)ステップS5(基準高さを有する半
田バンプ1bが基準水平位置Pにある場合にその頂点
が検出されるタイミング[基準時間T]と当該半田バン
プ1bの水平位置においてその頂点が実際に検出される
タイミングtとの時間差Δtの算出) ステップS3及びステップS4で得られた基準時間T
と実際に検出されるタイミングtとの時間差Δt、例
えば基準水平位置P2bについては
【数4】Δt2b=T2b−t2b により算出される。[数4]でT2bは基準水平位置P
2bにおける基準時間、t2bは基準水平位置P2b
おいて当該半田バンプ1bの頂点が実際に検出されたタ
イミングである。全ての半田バンプ1bについてその頂
点が検出される実際のタイミングに基づく時間差Δtの
算出が行なわれるが、その計算は[数4]に準じて行な
われる。
【0081】(VI)ステップS6(基準時間Tとタ
イミングtとの時間差Δtに基づく各半田バンプ1b
の頂点の基準となる高さと実際の高さとの差Δh) 差Δhは各半田バンプ1bについて[数2]により求め
る。例えば基準水平位置P2bの場合には[数2]は
【数5】Δh2b=Δt2b・Vtanθ のようになる。他の位置にある半田バンプ1bについて
も同様にして求める。[数5]でΔh2bは当該半田バ
ンプ1bの基準の高さと実際の高さの差、Δt は基
準水平位置P2bにおける半田バンプ1bの頂点の基準
水平位置と、実際の半田バンプ1bの頂点高さが基準高
さに対して差異を有するため当該基準水平位置とずれる
実際の水平位置に基づいて生じる検出時間の時間差であ
る。
【0082】ところでステップS4においては、計測原
点Pが基準水平位置P1aに相当する半田バンプ1b
頂点における輝点検出の位置Pをステージ3が移動中
に通過した時点を時間t=0とした。位置Pは半田バ
ンプ1bの頂点が設計値高さである場合の基準水平位置
1aと同一であるとは保証されず、高さの差Δhの計
測値に一定量のオフセットが生じる。この場合理論的に
は、水平位置P1aの半田バンプ1bの頂点は設計値ど
おりの高さであると計測される。
【0083】しかし、各半田バンプ1bの頂点の高さは
同一のオフセット量で計測されるため、本発明の実施の
形態においては、各半田バンプ1bの頂点の高さのばら
つきを計測することが可能となる。この意味で計測原点
を基準水平位置P1aにすることもできる。
【0084】なお、計測原点Pの位置に擬似的に半田
バンプ1bの頂点の設計値の高さと同じ高さの半田バン
プ1bをダミーとして設けることも可能である。すなわ
ち、段落番号[0083]で述べたように、計測原点P
を既存の基準水平位置Pに代替可能である趣旨からし
て、計測原点Pを既存の4列×4行、合計16個の半
田バンプ1bの17個目の基準水平位置Pとしてみな
すことができる。
【0085】通常、斯かる準備が終了したら、駆動装置
2を駆動して、ステージ3を一定の速度Vで移動を開始
させ、ダミーの半田バンプ1bの頂点をスリット光6照
射により検出した時点をもって時間t=0とするのが効
率的である。勿論、追加してもう一つの計測原点P
設けることも可能である。而して、この場合には、各半
田バンプ1bの頂点の高さは、擬似の半田バンプ1bの
高さを基準として、絶対値により計測できる。
【0086】(VII)ステップS7(コプラナリティ
の算出) ステップS6までで本発明の目的としている半田バンプ
1bの高さ計測のデータは揃ったことになる。従ってこ
れ以降は検査のためのステップで、検査現場の状況によ
り種々の方法が考えられている。
【0087】例えば、全ての半田バンプ1bの頂点の高
さのデータを用いて、最小二乗法等を利用し、これによ
り仮想平面を求め、平面から最も高い頂点と最も低い頂
点との高さの差をもってコプラナリティとすることがで
きる。
【0088】又、半田バンプ1bの最も高い頂点3点を
含む平面をシッティングプレーンとし、このシッティン
グプレーンから最も離れた頂点との距離をコプラナリテ
ィとすることもある。
【0089】本発明の実施の形態例では、半田バンプ1
bの頂点の高さの差Δhを、基準時間Tと頂点検出タ
イミングtとの時間差Δtを使用した時間ベースの計
測で求める場合について説明したが、図6における実際
の頂点高さが検出される位置すなわち計測原点Pの位
置を零として、距離S±Δh(tanθ)−1を直接
計測してΔhを求めるようにしても実施可能である。
【0090】図10は位置を直接計測する形態の一例で
ある。駆動装置2(図1参照)に設けたエンコーダで発
生させたパルス11又は制御処理装置7から駆動装置2
への指令として与えられたパルス11をポジションカウ
ンタ12に入力し、位置カウンタ値13として出力す
る。位置カウンタ値13はデータを一時的に貯めるバッ
ファ14に送られ、連続データとして保存される。半田
バンプ1bの頂点がスリット光6により照射され、頂点
が輝点として二次元撮像装置4に撮像されたタイミング
でトリガ信号15をバッファ14に送り、連続して変化
している位置カウンタ値13の瞬間値16を読み出す。
瞬間値16は上述の距離S±Δh(tanθ)−1
数値であり、これを制御処理装置7に入力することによ
りΔhを求めることが可能である。
【0091】なお、本発明においては、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で以下に述べるような種々の変更が可
能である。すなわち、ステップS4においては、ステー
ジ3は一定の速度で移動する場合について説明したが、
計測精度を高めるため半田バンプ1bの頂点を検出する
タイミングの近傍でステージ3の移動速度を低下させる
ようにすることができる。
【0092】又、計測時のステージ3の移動方向は、X
方向と平行な方向のうちの片側一方向としたが、ステー
ジ3をX方向と平行に往復動させて折り返し移動や重複
移動を行いつつ計測を行うようにすることもできる。
【0093】更に、ステージ3は最大の移動ストローク
を移動させず、ストロークの途中から移動させるように
もでき、二次元撮像装置4のカメラ視野の任意の位置か
ら移動を開始することもできる。
【0094】更に又、ワーク1はステージ3により水平
方向であるX方向へ移動させるようにしているがZ方向
である上下方向へ移動させるようにしても実施可能であ
る。
【0095】すなわち、図6の基準水平位置Pに注目
し、ハッチング部は基準高さの半田バンプ1bPkであ
る。また、上下の二点鎖線部はそれぞれ半田バンプ1b
の頂点の高さが±Δh異なる半田バンプ1bΔh,1b
−Δhである。
【0096】スリット光6により半田バンプ1bの頂点
は輝点として二次元撮像装置4において撮像されるが、
図6上で半田バンプ1bを基準水平位置Pの線に沿っ
て上下に動かすと半田バンプ1bの頂点の高さにより輝
点として撮像されるタイミングが異なることになる。こ
のタイミングを計測することにより、半田バンプ1bの
頂点高さの差を求めることが可能である。従って、ワー
ク1とスリット光源5は基板1a平面に対し直角方向へ
相対移動可能に構成することもできる。
【0097】又、二次元撮像装置4はラインカメラ等の
一次元撮像装置を用いてもステージ3の移動をカメラの
撮像のタイミングと同調させることで、本発明の目的を
果たすことは充分可能である。
【0098】又、本発明の実施の形態例ではステージ3
と共にワーク1を移動させる場合について説明したが、
ワーク1は固定して、スリット光源5を移動させるよう
にしても実施可能である。
【0099】更に、スリット光源5によるスリット光6
に代えてレーザスポットを光スキャンのために用いるこ
とも可能である。
【0100】本発明の実施の形態によれば、二次元配列
された多数の半田バンプ1bの頂点の基準値に対する高
さの差を簡単な機構で高速且つ高精度に非接触で計測す
ることができる。
【0101】
【発明の効果】本発明の高さ計測装置によれば、下記の
ごとき種々の優れた効果を奏し得る。
【0102】I)被計測物体の頂点の高さは近似演算等
を用いず、光散乱を利用して非接触で直接計測すること
ができるため、被計測物体の頂点の高さや高さの差を高
精度で計測することができる。
【0103】II)被計測物体の頂点の高さの計測を行
う場合、被計測物体に対して装置の位置決めを行う必要
がなくて、一軸方向へ連続的にワークと光源を相対的に
移動させるだけで良く、しかも一つの被計測物体の頂点
の高さを計測するために当該被計測物体の近傍の他の被
計測物体の高さの計測やその処理を必要としないため、
能率よく被計測物体の頂点の高さの計測を行うことがで
きる。
【0104】III)高価なレーザ変位計や共焦点光学
系ユニット等、三次元形状計測装置が不要となる。
【0105】IV)基本的には、従来の二次元形状計測
技術を使用し、しかも可動部分は一軸方向である。
【0106】V)III)、IV)から簡易且つ安価な
装置により確実に三次元形状計測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高さ計測装置の実施の形態の一例を示
す斜視図である。
【図2】本発明の高さ計測装置において各半田バンプの
平面方向の位置を求める際に使用する落射照明の正面図
である。
【図3】図2の落射照明により得られる半田バンプの画
像の平面図である。
【図4】本発明の高さ計測装置において各半田バンプの
平面方向の位置を求める際に使用する蛍光管リング照明
装置の正面図である。
【図5】図4のV―V方向矢視図である。
【図6】本発明の高さ計測装置において半田バンプの高
さを求める原理を示す概念図である。
【図7】本発明の高さ計測装置において各半田バンプの
頂点の高さを計測する手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の高さ計測装置において高さを求める半
田バンプの位置を示すための斜視図である。
【図9】本発明の高さ計測装置において各半田バンプの
平面方向の位置を求める際に使用するテーブルである。
【図10】本発明の高さ計測装置において、高さを求め
る半田バンプの位置を位置カウンタ値から直接読むため
のブロック図である。
【図11】従来の装置の一例におけるフローチャートで
ある。
【図12】従来の装置の他の例における装置の斜視図で
ある。
【図13】従来の装置の他の例である共焦点光学系ユニ
ットの正面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 1a 基板 1b 半田バンプ(被計測物体) 4 二次元撮像装置(撮像装置) 5 スリット光源(第二の光源) 6 スリット光 7 制御処理装置 9a 頂点 10 蛍光管リング照明装置(第一の光源) Δh 高さの差 θ 傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA02 AA06 AA07 AA24 BB02 BB27 CC26 FF04 FF32 FF33 GG03 GG07 GG17 GG18 HH05 HH12 JJ03 JJ26 MM03 MM16 PP12 QQ18 QQ25 QQ29 QQ51 UU01 UU05 UU06 UU07 4M106 AA02 AA11 AA20 BA04 CA24 CA50 DH03 DH12 DH31 DJ04 DJ20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの基板に二次元的に配置された複
    数の被計測物体を前記基板に対し略交差する方向から照
    射する第一の光源と、前記基板の平面に対し前記被計測
    物体の頂点を含むよう、前記基板の平面に対し略水平に
    近い傾斜角度で基板の平面方向へ照射し得るようにした
    第二の光源と、前記第一の光源により照射された被計測
    物体の被照明像を撮像すると共に第二の光源により照射
    された被計測物体の輝点群を撮像するための撮像装置
    と、該撮像装置からの被照明像の信号から被計測物体の
    基板の平面方向の位置を検出すると共に、輝点群の信号
    から被計測物体の頂点の高さを計測する制御処理装置を
    設けたことを特徴とする高さ計測装置。
  2. 【請求項2】 第二の光源は基板の平面方向へ広がった
    スリット光である請求項1記載の高さ計測装置。
  3. 【請求項3】 ワークと第二の光源は基板の平面方向へ
    相対移動可能に構成された請求項1又は2記載の高さ計
    測装置。
  4. 【請求項4】 ワークと第二の光源は基板の直角方向へ
    相対移動可能に構成された請求項1又は2記載の高さ計
    測装置。
  5. 【請求項5】 スリット光が被計測物体に対し乱反射し
    たタイミングにより被計測物体の基準となる高さに対す
    る当該被計測物体の高さの差を求めるよう構成した請求
    項1、2、3又は4記載の高さ計測装置。
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