JPH0814848A - 検査装置及び検査方法 - Google Patents

検査装置及び検査方法

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JPH0814848A
JPH0814848A JP15094794A JP15094794A JPH0814848A JP H0814848 A JPH0814848 A JP H0814848A JP 15094794 A JP15094794 A JP 15094794A JP 15094794 A JP15094794 A JP 15094794A JP H0814848 A JPH0814848 A JP H0814848A
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JP
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JP15094794A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
俊之 鈴木
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 BGAのボールの検査をより精度良くなし得
る検査装置を提供する。 【構成】 投光部3からX−Yテーブル部2上のトレイ
1に載置されたBGAのボールに投光し、撮像部4でボ
ールを撮像して、得られた撮像パターンの形状から、B
GAのボールの良否を判定するとともに、ボールの中心
位置を求め、形状判定良好なBGAを搬送部8により検
査テーブル部5まで搬送し、高さ計測部6でボールの高
さを計測して、高さによりボールの良否判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表面より突出した鏡
面反射をする球面状の対象物の品質を検査する、特にB
GA(ball grid array )構造を持ったパッケージのボ
ールの検査に有効な検査装置及び検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多電極に向く、BGAパッケージ
が注目され、開発実用化が進められている。このBGA
パッケージは、図6に示すように、パッケージ46の裏
面に外部端子として、半田ボール45を形成し、しかも
この半田ボールを格子状や千鳥状等に配置したものであ
り、表面実装ができる。ボール(バンプ)のピッチ
を微細化せずに多ピンに対応できる。リード線による
電波の発生が生じず、電気特性が良い、等の特長を持つ
ものである。
【0003】ところで、LSIの実装状況を検査するの
に、画像処理技術が使用されているが、BGAパッケー
ジは回路基板等に実装する場合、BGAパッケージを回
路基板に載置して、ボール(バンプ)と回路パターンの
位置合わせをして、リフローに通すようにしており、実
装後は接続面が見えないため、今だ有効な検査装置及び
検査方法は存在していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】BGAパッケージの半
田ボール(半田バンプ)の品質を検査するのに、画像処
理によって各ボールを撮像し、その画像パターンのパタ
ーンチェックにより、各ボールの良否を判断することは
可能である。しかしながら、1パッケージにおけるバン
プ数が多くなればなるほど、パターンチェックではOK
と判断される場合でも、例えば高さが不足のために、実
装すると回路基板との接続が取れず、そのボールはop
enとなるものがいくらか生じ、結局、画像処理による
パターンチェックのみでは、良好なBGAパッケージを
得るための完全な検査をなし得ない、という問題があ
る。
【0005】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、ボール等、表面より突出した鏡面反射
をする球面状の対象物の検査をより精度良くなし得る検
査装置及び検査方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は、表
面より突出した鏡面反射をする球面状の対象物例えば、
基板に形成された半田ボールの品質を自動検査するため
の検査装置及び検査方法であって、特許請求の範囲の請
求項1に係る検査装置は、対象物に光を投射する投光手
段と、対象物で反射された光を受光する受光手段と、受
光信号より、対象物の状態を検査する検査手段と、対象
物の中心位置を算出する中心位置算出手段と、対象物の
中心位置での対象物の高さを計測する高さ計測手段とを
備えている。
【0007】また請求項9に係る検査装置は、対象物に
光を投光する投光手段と、対象物で反射された光を受光
する受光手段と、対象物と受光手段とを相対的に移動さ
せる移動手段と、受光信号により、対象物の状態を検査
する検査手段と、対象物の中心位置を算出する中心位置
算出手段と、対象物の中心位置での対象物の高さを計測
する高さ計測手段とを備えている。
【0008】また、請求項10に係る検査装置は、対象
物に光を投光する投光手段と、対象物で反射された光を
受光する受光手段と、対象物と受光手段とを相対的に移
動させる第1の移動手段と、受光信号により、対象物の
状態を検査する検査手段と、対象物の中心位置を算出す
る中心位置算出手段と、対象物の中心位置での対象物の
高さを計測する高さ計測手段と、状態検査後の基板を載
置し、前記高さ計測手段と対象物とを相対的に移動させ
る第2の移動手段とを備えている。
【0009】また、請求項11に係る検査装置は、対象
物に光を投光する投光手段と、対象物で反射された光を
受光する受光手段と、対象物と受光手段とを相対的に移
動させる第1の移動手段と、受光信号により、対象物の
状態を検査する検査手段と、対象物の中心位置を算出す
る中心位置算出手段と、対象物の中心位置での対象物の
高さを計測する高さ計測手段と、状態検査後の対象物を
載置し、前記高さ計測手段と対象物を相対的に移動させ
る第2の移動手段と、前記第1の移動手段から第2の移
動手段に対象物を搬送する搬送手段とを備えている。
【0010】また、請求項12に係る検査装置は、表面
より突出した鏡面反射をする球面状の対象物の品質を検
査するための検査装置であって、対象物に光を投光する
投光手段と、対象物で反射された光を受光する受光手段
と、対象物と受光手段とを相対的に移動させる第1の移
動手段と、受光信号により、対象物の状態を検査する検
査手段と、対象物の中心位置を算出する中心位置算出手
段と、対象物の中心位置での対象物の高さを計測する高
さ計測手段と、状態検査後の対象物と、前記高さ計測手
段とを相対的に移動させる第2の移動手段と、前記検査
手段で検査した対象物の状態及び高さ計測手段の計測し
た対象物の高さに基づいて対象物の良否を判定する判定
手段と、前記検査結果及び判定結果を出力する手段とを
備えている。
【0011】また、請求項13に係る検査方法は、投光
手段より対象物に光を投光し、対象物で反射されてきた
光を受光手段で受光し、この受光信号により、対象物の
状態を検査するとともに、対象物の中心位置を算出し、
さらにこの中心位置で、高さ計測手段により、対象物の
高さを計測するようにしている。請求項1、請求項9、
請求項10、請求項11、及び請求項12の検査装置、
及び請求項13の検査方法では、投光手段より、検査す
べき対象物、例えばボールに投光され、その反射光が受
光手段、例えば撮像手段に受光され、この受光信号によ
り対象物の状態が検査される。また、対象物の中心位置
が算出される。そして、この中心位置で対象物の高さを
高さ計測手段で計測する。対象物の形状に加えて対象物
の高さも計測されるので、この計測結果を用いれば、高
精度に対象物、例えばボールの良否判定ができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例検査装置の全
体構成を示している。この検査装置は、トレイ1に配置
されたBGAパッケージの各ボールの形状と、高さを計
測してBGAパッケージの良否を検査するためのもので
あって、X−Yテーブル部2、投光部3、撮像部4、検
査テーブル部5、高さ計測部6、制御処理部7及び搬送
部8等を構成として備えている。
【0013】X−Yテーブル部2は、制御処理部7から
の制御信号により、BGAパッケージ入りのトレイ1を
前後−左右(X−Y方向)に移動させる機能を備えてい
る。投光部3は、異なる径を有し、かつ制御処理部7か
らの制御信号により緑色光、赤色光を同時に照射する2
個の円環状光源9、10により構成されており、各光源
9、10を検査位置の真上位置に中心を合わせ、かつ検
査位置から見て異なる仰角に対応する方向に位置させて
いる。
【0014】撮像部4は、カラーカメラが用いられ、検
査位置の真上位置に下方に向けて位置決めている。これ
により、検査対象であるBGAパッケージの表面の反射
光が撮像部4により撮像され、制御処理部7に供給され
る。検査テーブル部5は、X−Yテーブル部2上で、形
状検査が終了したトレイ1が移動されて、このテーブル
に載置され、各ボールの高さを計測するために設けられ
ている。
【0015】高さ計測部6は、ボールの高さを計測する
ための変位センサ12と、この変位センサ12を前後方
向に移動させるためのセンサ駆動部11とから構成さ
れ、制御処理部7からの制御信号により、センサ駆動部
11が変位センサ12を図の矢印方向に移動させる。こ
こで使用する変位センサ12はラインセンサであり、詳
細を後述する1個のマイクロ変位センサをライン状に並
設したものである。
【0016】制御処理部7は、A/D変換部13、メモ
リ14、ティーチングテーブル15、画像処理部16、
判定部17、X−Yテーブルコントローラ18、撮像コ
ントローラ19、ボールの形状等の状態パターンを表示
する第1のモニタ20、検査結果、オペレータへの指
示、エラー情報等を表示する第2のモニタ21、プリン
タ22、キーボード23、フロッピディスク装置24、
計測部コントローラ25、移動コントローラ26、制御
部27等で構成されている。
【0017】搬送部8は、X−Yテーブル部2上でのボ
ールの形状検査が終了すると、X−Yテーブル部2上に
載置されていたトレイ1を検査テーブル部5上まで搬送
するために設けられており、制御処理部7からの制御信
号によって制御される。この実施例検査装置において、
ボールの形状検査は、図2に示すように、投光部3の緑
色の円環状光源9よりの光がボール45の比較的頂部で
反射して、撮像部4であるカラーカメラに入り、また赤
色の円環状光源9よりの光がボール45の比較的下方の
側部で反射して、カラーカメラ4に受光される。その結
果、正常なボールでは、図3の(a)に示すように、赤
と緑の同心円状のパターンとなる。これが、異物等が存
在する場合には、図3の(b)に示すように、パターン
が真の同心円にならない。この他、ボールが異常であれ
ば、種々のパターン形状となる。
【0018】ここで、ボールの形状検査についてさらに
説明する。上記実施例装置には、図示していないが、ト
レイ1には複数個の検査すべきBGAパッケージが行列
(4個×5個)に収納される。各パッケージのボール4
5は、図6の(a)に示すように、パッケージ基板46
の裏面に、等間隔をおいて行列に配置されており、その
寸法は、例えば図6の(b)に示すように、ボールの底
部径が0.7mm、高さが0.5mm、ピッチが1.5
mm程度である。もちろん、この具体的な寸法値はBG
Aパッケージの製品によって相違してもよいこと、言う
までもない。ボール45は、クリーム半田を溶かしてボ
ール状にしたものであり、表面は仁丹のような色と光沢
をしており、光が当てられると反射光として拡散反射成
分を有する。パッケージの基板46は、セラミック、プ
ラスチック、フィルム等で形成される。
【0019】図1の実施例装置の撮像部4の視野は、B
GAパッケージ45の全てのボールをカバーできるもの
ではなく、図7の(a)に示すように、最初はBGAパ
ッケージ45の左上端に、撮像部4の視野47を位置合
わせし、順次視野を左から右へ、さらに上から下へと走
査しながら撮像してゆく。一例として示すと、撮像部4
の視野47に入るボールの数は、図7の(b)のよう
に、4×4個程度である。
【0020】撮像部4で抽出した代表的なボール(バン
プ)形状と抽出パターンの形状は、図9に示すものとな
る。ここで、図9の(1)の正常バンプの場合は、外周
が赤色、その内周が緑色のリングで中心部は徐々に暗く
なる。図9の(2)から(8)までは、それぞれ、バン
プの頂上部において水平平坦ダメージのあるもの、傾斜
平坦ダメージのあるもの、傾斜平坦ダメージの大なるも
の、バンプ径が小さいもの、半田量が少ないもの、半田
なし、あるいは微量なもの、ピークの生じているもの、
であり、抽出された画像パターンも明らかに図6の
(1)の正常ボール(バンプ)と相違する。それゆえ、
画像パターン比較により、正常ボールと不良ボールを判
断できる。
【0021】各ボール毎の画像パターン抽出は、図8に
示すように、各バンプ(ボール)の外周円に外接する矩
形のウインドゥ49を設け、このウインドゥ49内で緑
色、赤色のパターンの面積やバンプの中心を算出する。
パターンの面積は、各色パターンを抽出して各色パター
ン別に予め設定されている2値化しきい値で2値化され
たパターンでの面積である。また、ボールの中心位置
は、上記各パターン別の2値画像が環状に得られること
を利用して、環状のリングの2次元2値画像をX方向、
及びY方向に平均重心位置を算出して、ボールの中心位
置とするものである。
【0022】ボールの高さを計測するためのマイクロ変
位センサ12は、図4に示すように、センサ部31とマ
イコン部32とから構成され、センサ部31は発光ダイ
オード33とトランジスタ34の直列回路、レンズ3
5、36、PSD37、アンプ38、39とから構成さ
れ、マイコン部32には、アンプ38、39からの出力
信号V1 、V2 をデジタル信号に変換するA/D変換器
40、41、この両A/D変換器40、41の出力を加
算する回路42、この加算値V1 +V2 とA/D変換器
41の出力V2 の比を求める回路43を備えている。
【0023】このマイクロ変位センサ12は、発光ダイ
オード33から出た光が対象物44に当たり、反射した
光がPSD37に受光される。PSD37における受光
位置は、発光ダイオード37と対象物44との距離によ
って相違するので、受光位置信号をV2 /(V1
2 )の値として導出することにより、対象物44の横
方向の変位信号を検出することができる。
【0024】このマイクロ変位センサ12を用いて、B
GAパッケージのボールの高さを計測する場合には、図
5に示すように発光ダイオード33の位置がボールの中
心にくるように位置合わせし、発光ダイオード33から
光を発する。この光は、ボール45の上面で拡散反射し
て、PSD37の方に向かうが、ボール45aのように
高さが正常な値L1 の場合と、ボール45bのように半
田量不足のために生じる正常より低い高さL2 の場合で
は、その高さにより、PSD37で受光点が生じる位置
がd1 、d2 と異なる。したがって、この位置信号によ
り、三角測量の原理を用いてボールの高さを計測でき
る。
【0025】なお、上記マイクロ変位センサ12に代え
て、LEDの投光部とPSDの受光部とが、ボール中心
の垂直線上に対して2分されるような角度の位置に配置
されるマイクロ変位センサを用いてもよい。次に、図1
0に示すフロー図を参照して、上記実施例検査装置の全
体動作を説明する。
【0026】先ず、BGAパッケージを収納したトレイ
1をX−Yテーブル部2に搬入し、X−Yテーブル部2
を移動させて、最初の検査すべきBGAパッケージを撮
像基準位置に合わせる(ステップST1)。そして、撮
像を行い(ステップST2)、各ボールについてパター
ン形状検査を行う(ステップST3)。ここでいう形状
検査は、図9に示す典型的なパターンの他に、大小、光
沢の度合、異物付着、変形、ボールの有無等の状態すべ
てをも含むものである。検査により、すべてのボールが
良好であるか否かを判定し(ステップST4)、1つで
も不良形状があれば、良品でないとして、そのBGAパ
ッケージをリジェクトする(ステップST14)。
【0027】その画像の全てのボールの形状が良好の場
合には、各ボール(バンプ)の基準位置との相対位置を
メモリに記憶するとともに(ステップST5)、最後の
画像かを判別する(ステップST6)。そのBGAパッ
ケージの全てのボールについての検査が終了していない
限り、この判定はNOであり、X−Yテーブル部2を移
動させて撮像領域を移動させ(ステップST7)、ステ
ップST2に戻り、移動後の視野についてステップST
2、…、ステップST6の処理を、前記と同様にして行
う。この処理の繰り返しをステップ4で、ボールが不良
品であり、判定NOと出るか、ステップST6で最後の
画像と判定されるまで行う。
【0028】ここで、各ボールの基準位置とは、各ボー
ルが撮像されたリング状のパターンを使って算出したリ
ングの中心位置(重心位置)である。また、メモリに記
憶される各ボールの基準位置は、BGAの左上のボール
の中心位置からの相対位置である。このメモリに記憶さ
れる各ボールの基準位置は、BGAが固定されるX−Y
ステージからの絶対位置座標を各ボール毎にメモリに記
憶するものであってもよい。
【0029】ステップST6で、最後の画像と判定され
ると、ステップST8に移り、高さ計測のためトレイ1
を搬送部8を経て、検査テーブル部5に移動させる。続
いて、メモリ14に記憶してある基準位置にマイクロ変
位センサ12を合わせ、各バンプの高さを計測する(ス
テップST9)。そして、高さがOKか否かを判定し
(ステップST10)、高さが所定値に達していない場
合、あるいは高さが他の所定値を越えた場合(高さオー
バ)は、そのBGAパッケージは不良品であるとして、
リジェクトする(ステップST14)。
【0030】ステップST10で、高さOKの場合は、
次に最後のボールか判定し(ステップST11)、最後
のボールでなければ、次のボールの高さ計測に移る(ス
テップST12)。この各ボール毎の高さ計測は、マイ
クロ変位センサ12がこの実施例装置のように、ライン
センサ構成の場合は、各ボールの配置されるライン毎
に、それぞれ同時に高さを計測し、次のラインにマイク
ロ変位センサ12を移動させるが、マイクロ変位センサ
が1個のみの場合には、このマイクロ変位センサを検査
テーブル部5の前後左右方向に移動させて、各ボール高
さを計測してゆくようにしてもよい。
【0031】ステップST10の高さOKの判定が続
き、かつステップST11の最後のボールかの判定NO
が続く限り、各ボールの高さ計測が順次継続される。ス
テップST11で最後のボールであることが判定されれ
ば、各ボールの形状、及び高さが正常であったことを示
し、そのBGAパッケージは良品とされる(ステップS
T13)。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、画像処理による対象
物の状態検査のみならず、対象物の高さも計測するもの
であるから、形状等に異常がなくても、高さに過不足が
ある場合に、これを判断でき、従来よりも高精度に検査
を行うことができる。そのため、例えばBGAの検査自
動化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例検査装置の全体構成を示す
図である。
【図2】同実施例検査装置の投光部及び撮像部を説明す
るための図である。
【図3】同撮像部で撮像されたボール画像の正常と不良
を説明するためのパターン例図である。
【図4】上記実施例検査装置の高さ計測部に使用される
センサの一例を示すブロック図である。
【図5】マイクロ変位センサの高さ計測動作を説明する
図である。
【図6】上記実施例検査装置で検査されるBGAの一例
を説明する図である。
【図7】同実施例検査装置の撮像部の撮像視野を説明す
る図である。
【図8】同実施例検査装置のボールのパターン算出を説
明するための図である。
【図9】同実施例検査装置のボールのパターンの正常
と、その他の例を示す図である。
【図10】同実施例検査装置の全体動作を説明するため
のフロー図である。
【符号の説明】
1 トレイ 2 X−Yテーブル部 3 投光部 4 撮像部 5 検査テーブル部 6 高さ計測部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面より突出した鏡面反射をする球面状の
    対象物の品質を自動検査するための検査装置であって、 対象物に光を投射する投光手段と、 対象物で反射された光を受光する受光手段と、 受光信号より、対象物の状態を検査する検査手段と、 対象物の中心位置を算出する中心位置算出手段と、 対象物の中心位置での対象物の高さを計測する高さ計測
    手段と、を備えてなる検査装置。
  2. 【請求項2】前記表面より突出した鏡面反射をする球面
    状の対象物は、基板上に形成された半田ボールである請
    求項1記載の検査装置。
  3. 【請求項3】前記投光手段は、円環状の照明手段である
    請求項1または請求項2記載の検査装置。
  4. 【請求項4】前記受光手段は、撮像手段である請求項
    1、請求項2または請求項3記載の検査装置。
  5. 【請求項5】前記撮像手段によって撮像された円環状パ
    ターンによって対象物の形状を認識するものである請求
    項4記載の検査装置。
  6. 【請求項6】前記高さ計測手段は、変位センサである請
    求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の検査
    装置。
  7. 【請求項7】前記中心位置検出手段は、受光手段で得ら
    れる情報から算出するものである請求項1、請求項2ま
    たは請求項3記載の検査装置。
  8. 【請求項8】前記受光手段は、撮像手段であり、前記中
    心位置算出手段は撮像手段で得られる円環状パターンの
    円の中心位置を対象物の中心位置とするものである請求
    項1または請求項2記載の検査装置。
  9. 【請求項9】表面より突出した鏡面反射をする球面状の
    対象物の品質を検査するための検査装置であって、 対象物に光を投光する投光手段と、 対象物で反射された光を受光する受光手段と、 対象物と受光手段とを相対的に移動させる移動手段と、 受光信号により、対象物の状態を検査する検査手段と、 対象物の中心位置を算出する中心位置算出手段と、 対象物の中心位置での対象物の高さを計測する高さ計測
    手段と、を備えてなる検査装置。
  10. 【請求項10】表面より突出した鏡面反射をする球面状
    の対象物の品質を検査するための検査装置であって、 対象物に光を投光する投光手段と、 対象物で反射された光を受光する受光手段と、 対象物と受光手段とを相対的に移動させる第1の移動手
    段と、 受光信号により、対象物の状態を検査する検査手段と、 対象物の中心位置を算出する中心位置算出手段と、 対象物の中心位置での対象物の高さを計測する高さ計測
    手段と、 状態検査後の対象物を載置し、前記高さ計測手段と対象
    物とを相対的に移動させる第2の移動手段と、を備えて
    なる検査装置。
  11. 【請求項11】表面より突出した鏡面反射をする球面状
    の対象物の品質を検査するための検査装置であって、 対象物に光を投光する投光手段と、 対象物で反射された光を受光する受光手段と、 対象物と受光手段とを相対的に移動させる第1の移動手
    段と、 受光信号により、対象物の状態を検査する検査手段と、 対象物の中心位置を算出する中心位置算出手段と、 対象物の中心位置での対象物の高さを計測する高さ計測
    手段と、 状態検査後の対象物を載置し、前記高さ計測手段と対象
    物を相対的に移動させる第2の移動手段と、 前記第1の移動手段から第2の移動手段に対象物を搬送
    する搬送手段と、を備えてなる検査装置。
  12. 【請求項12】表面より突出した鏡面反射をする球面状
    の対象物の品質を検査するための検査装置であって、 対象物に光を投光する投光手段と、 対象物で反射された光を受光する受光手段と、 対象物と受光手段とを相対的に移動させる第1の移動手
    段と、 受光信号により、対象物の状態を検査する検査手段と、 対象物の中心位置を算出する中心位置算出手段と、 対象物の中心位置での対象物の高さを計測する高さ計測
    手段と、 状態検査後の対象物と、前記高さ計測手段とを相対的に
    移動させる第2の移動手段と、 前記検査手段で検査した対象物の状態及び高さ計測手段
    の計測した対象物の高さに基づいて対象物の良否を判定
    する判定手段と、 前記検査結果及び判定結果を出力する手段と、を備えて
    なる検査装置。
  13. 【請求項13】表面より突出した鏡面反射をする球面状
    の対象物の品質を検査する検査方法であって、投光手段
    より対象物に光を投光し、対象物で反射されてきた光を
    受光手段で受光し、この受光信号により、対象物の状態
    を検査するとともに、対象物の中心位置を算出し、さら
    にこの中心位置で、高さ計測手段により、対象物の高さ
    を計測するようにした検査方法。
JP15094794A 1994-07-01 1994-07-01 検査装置及び検査方法 Pending JPH0814848A (ja)

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JP15094794A JPH0814848A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 検査装置及び検査方法
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