JP2010266205A - 形状検査装置および形状検査プログラム - Google Patents

形状検査装置および形状検査プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】物体の形状を簡易な構成にて効率的に検査する。
【解決手段】形状検査装置100の位置制御部122は、光源を移動させることにより、検査対象となるBGAのはんだボールから光源に向かう方向である光源方向を変化させる。曲面傾斜算出部132は、はんだボールから反射される光の方向(反射方向)と、ピンから視点に向かう方向(視点方向)が一致するはんだボール上の点を輝点として特定する。この輝点の座標と光源方向等から、はんだボールの輝点における傾きを算出する。そして、高度算出部136は、各輝点の傾きに基づいて、はんだボールの高さを求める。
【選択図】図5

Description

本発明は、物体の形状を計測するための技術、特に、IC(Integrated Circuit)の外形を検査するための技術、に関する。
ICチップは、入出力用の端子を複数備える。ICチップには、小型化・軽量化・薄型化だけではなく、多端子化も求められる。このような要請に応えるためには、多数の小さな端子を均一に製造する技術だけでなく、その均一性(コプラナリティ:Coplanarity)を検査する技術も重要である。端子形状のばらつきは、ICチップのみならず、ICチップを実装するパッケージ基板全体の電気的不良原因となる可能性がある。このため、全ICチップに対して高速・正確・低コストにてコプラナリティ検査を実行する必要がある。
特許文献1は、CSP(Chip Scale Package)の端子であるはんだボールの形状を検査する技術に関し、複数方向からはんだボールを照明し、反射光を計測し、数学モデルに基づいてはんだボールの形状を計測している。特許文献2は、はんだの形状を検査するための技術に関し、はんだを照明し、反射光を計測し、数学モデルに基づいてはんだの形状を計測している。
特開2004−239810号公報 特開2006−208187号公報
特許文献1では、はんだボールが良品形状モデルにある程度近いと仮定した上で、表面反射パラメータ等の各種パラメータを推定し、これらのパラメータに基づいてはんだボールの形状を計測している(特許文献1の段落[0023]等参照)。計測精度を高めるためには、適切な良品形状モデルを用意しなければならない。特許文献2では、はんだの位置を特定するための基板データを用意し、更に、数学モデルの各種パラメータを適切に設定しておかなければならない(特許文献2の段落[0027]、[0045]等参照)。いずれも、モデルやパラメータといった初期条件によって、計測精度が左右されやすい。
本発明は、上記課題に鑑みて完成された発明であり、その主たる目的は、物体の形状を簡易な構成にて効率的に検査するための技術、を提供することにある。
本発明に係る形状検査装置は、外形に曲面状の突起部を有する検査対象物体、突起部に光を照射する光源、突起部からの反射光を撮像するカメラのうち一以上の位置を変化させることにより、突起部から光源に向かう光源方向と突起部からカメラに向かう視点方向の双方または一方を変化させる位置制御部と、光源方向および視点方向の双方または一方を変化させるごとに突起部上の輝点を特定し、そのときの光源方向および視点方向に基づいて突起部の輝点における傾きを算出する傾斜算出部と、突起部の複数の輝点における傾きから、突起部の高さを算出する高度算出部と、を備える。「検査対象物体」は、たとえば、はんだボール素子が面配列されたIC(Integrated Circuit)、「突起部」ははんだボール素子であってもよい。
突起部の最高地点における接平面と平行な基準面をあらかじめ設定しておき、基準面が視点方向に光が反射するときに突起部から視点方向に光を反射する輝点を突起部の最高地点として特定してもよい。
また、突起部の最高地点における傾きは検査対象物体において突起部が設置される面の傾きと同一であると仮定し、突起部が設置される面を基準面として、基準面から突起部の最高地点までの高さを突起部の高さとしてもよい。
検査対象物体が複数の突起部を有するときには、光源方向および視点方向の双方または一方を変化させるごとに、検査対象物体の複数の突起部それぞれについて輝点を特定し、各輝点における傾きを算出してもよい。いずれかの突起部について、所定の基準値から所定量以上乖離する高さが検出されたときに警告を発生させてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、検査対象物体の形状を簡易な構成にて効率的に検査しやすくなる。
入射光と反射光、視点の関係を示す模式図である。 光の入反射方向に基づいて検査対象面の傾きを特定する方法を説明するための模式図である。 SIPの外観図である。 ピンの傾きを検出するシステムのハードウェア構成図である。 形状検査装置の機能ブロック図である。 平面の傾きを検査する過程を示すフローチャートである。 BGAの外観図である。 曲面形状のはんだボールにおける光の反射状態を示す模式図である。 はんだボールの傾きおよび高さを検出するシステムのハードウェア構成図である。 はんだボールの高さを計測する方法を説明するための模式図である。 曲面形状を有する突起について、その傾きと突起の高さを検査する過程を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、入射光と反射光、視点の関係を示す模式図である。本実施の形態においては、検査対象物体に光を照射し、その反射光に基づいて検査対象物体の形状を計測する。具体的な処理内容を説明する前に、まず、計測原理を説明する。
検査対象面200は光沢を有する平面であり、光を鏡面反射する。ここでは、検査対象面200上の点Oにおける法線ベクトルをnとする。法線ベクトルnの方向は、図1においては点Oから点dへ向かう方向Odである。法線ベクトルnの方向がわかれば、検査対象面200の点Oにおける傾きを特定できる。
点aに設置された光源から、点Oに光を照射する。以下、点Oから点aへの方向Oaのように、検査対象面200上において観察対象となっている点から光源が設置される点に向かう方向を「光源方向」とよぶ。法線ベクトルnと光源方向の成す角度、すなわち、光の入射角をαとする。入射角αと同じ大きさの反射角αにて、検査対象面200から光が鏡面反射される。図1では、点Oから点bに向かって光が反射される。以下、点Oから点bへの方向Obのように、検査対象面200上において観察対象となっている点から光が反射される方向を「反射方向」とよぶ。点cから検査対象面200を観察する。以下、点Oから点cへの方向Ocのように、検査対象面200上において観察対象となっている点から視点に向かう方向を「視点方向」とよぶ。反射方向と視点方向の成す角度をγとする。
Phongモデルによれば、光の反射成分Iは以下の式(1)により表される。
Figure 2010266205
Iaは環境光成分、Idは拡散反射成分、Isは鏡面反射成分である。検査対象面200は光沢を有するため、Ia、IdはIsに比べて十分に小さいとする。したがって、以降においては、Isのみを考慮する。
鏡面反射成分Isは、以下の式(2)によって表される。
Figure 2010266205
Ksは鏡面反射成分係数、Eは照明光の強度、nは対象物体に依存する係数である。Ks、E、nはいずれも定数であるため、Isが最大になるのはγ=0、すなわち、反射方向と視点方向が一致するときである。反射方向と視点方向が一致するとき、光源方向と視点方向(反射方向)の中心方向を、法線ベクトルnの方向として特定できる。
図2は、光の入反射方向に基づいて検査対象面200の傾きを特定する方法を説明するための模式図である。図2では、γ=0となるように、すなわち、視点方向(点O→点c)と反射方向(点O→点b)が一致するように光源方向と視点方向を設定している。このときの光源、視点、検査対象物体の位置関係のことを「最大反射ポジション」とよぶ。点aから点Oに照射された光は、点Oから点c(点b)の方向に反射される。検査対象面200に対する入射角および反射角をαとする。所定の傾斜基準面202と検査対象面200の法線ベクトルnが成す角度(以下、「面傾斜角度」とよぶ)をθとする。また、最大反射ポジションにおける傾斜基準面202と光源方向の成す角度(以下、「特定光源角度」とよぶ)をθ、最大反射ポジションにおける傾斜基準面202と視点方向(反射方向)の成す角度(以下、「特定視点角度」とよぶ)をθとすると、図2から明らかなように、以下の式(3)、(4)が成立する。
Figure 2010266205
Figure 2010266205
式(3)、(4)からαを消去すると、式(5)が得られる。
Figure 2010266205
検査対象面200と視点方向を固定し、光源方向を変化させながら最大反射ポジションを探し出し、そのときの特定光源角度θを求めれば、特定視点角度θは固定値であるから、式(5)に基づいて面傾斜角度θを算出できる。最大反射ポジションを探るためには、光源、視点、検査対象面200のいずれを移動させてもよいし、これらのうちの2以上を移動させてもよい。本実施の形態においては、視点方向と検査対象面200を固定し、光源のみを移動させる、すなわち、光源方向のみを変化させる。
以下、本実施の形態として、(1)平面の傾きを特定する方法と(2)曲面の傾きを特定する方法のそれぞれについて説明するが基本的な計測原理は同じである。
図3は、SIP204の外観図である。(1)平面の傾きを特定する方法について、SIP(Single Inline Package)204のピン206を検査対象として説明する。図3に示すように、SIP204の長手方向、幅方向、高さ方向にそれぞれx軸、y軸、z軸を設定する。SIP204は、複数のピン206をプリント基板のスルーホールに挿入して実装されるピン挿入型のICである。これらのピン206は、SIP204の外部接続端子として機能する。SIP204のピン206は平板形状であり、金属製であるため光沢を有する。ピン206の各面のうち、ピン側面部210の面積が最も大きくピン先端部208の面積が最も小さい。y軸方向に大きく反っているピン206があると、SIP204をスルーホールに実装できないので、そのようなSIP204は不良品として取り除く必要がある。図3の場合、ピン206aがy軸正方向、ピン206bがy軸負方向に曲がっている。
ピン206の「反り」を検出する方法として、z軸正方向に視線を設定し、各ピン先端部208の位置を確認するという方法が考えられる。ピン206に反りがなければ、ピン先端部208は直線状に並ぶが、反りがあればピン先端部208の位置はばらつく。しかし、ピン先端部208は面積が小さいため、このような確認方法によってピン206の反りを正確に検出するのは難しい。そこで、本実施の形態においては、ピン先端部208ではなくピン側面部210を検査対象面200として設定し、各ピン側面部210のy軸方向の傾きを検出する。
図4は、ピン206の傾きを検出するシステムのハードウェア構成図である。このシステムにおいては、SIP204およびカメラ222の位置は固定され、光源220のみが移動する。同図紙面手前方向がx軸の正方向、上方向がy軸の正方向、右方向がz軸の正方向に対応する。ピン206の長さは約1mm、SIP204からカメラ222までの距離は約300mm、SIP204から光源220までの距離は約700mmである。したがって、SIP204のサイズに比べて、SIP204からカメラ222や光源220までの距離は十分に大きい。光源220は、ピン206を中心とした半径700mmの円上を同図に示す始点Sから終点Eまで一定速度にて移動する。
カメラ222と光源220には、形状検査装置100が接続される。形状検査装置100は、光源220を移動させながら、ピン206に光を照射させ、カメラ222を介して反射光の強度(以下、「反射強度」とよぶ)を計測する。形状検査装置100は、反射強度が最大となるとき、最大反射ポジションに達したと判定する。このときの特定光源角度θを求めれば、式(5)に基づいてピン206の面傾斜角度θを特定できる。
ただし、特定光源角度θの大きさを直接測定するのは利便性の面から必ずしも好適とはいえない。そこで、形状検査装置100は、光源220の移動速度と移動時間に基づいて、いいかえれば、光源方向の変化速度と変化時間に基づいて、特定光源角度θを算出する。光源220が始点Sを出発してから経過した時間のことを「光源移動時間」とよぶ。また、光源220がSIP204を中心とする円上を移動するときの角速度をωとする。光源220が最大反射ポジションに到達したときの移動時間(以下、特に「ピーク時間」とよぶ)をTとすると、ピン206から始点Sの方向を基準とした特定光源角度θは、以下の式(6)により表される。
Figure 2010266205
ここで、基準となるピン206(以下、「基準ピン」とよぶ)を設定し、この基準ピンの特定光源角度をθLBとする。検査対象となるピン206(以下、「検査ピン」とよぶ)の特定光源角度をθLTとすると、検査ピンと基準ピンの傾きの差である相対角度ΔθNDは、式(5)に基づき、以下の式(7)により表される。
Figure 2010266205
LTは検査ピンのピーク時間、TLBは基準ピンのピーク時間である。式(7)によれば、ピーク時間を計測することで相対角度ΔθNDを特定できる。相対角度ΔθNDが所定の閾値T以上となる検査ピンは、基準ピンと比べて傾きの差が大きすぎると判定される。そして、このような検査ピンを有するSIP204は不良品として除外対象となる。基準ピンは任意に設定してもよいが、本実施の形態においては、SIP204の複数のピン206のピーク時間の平均値を基準ピンのピーク時間としている。式(6)によれば、複数のピン206の傾きの平均値を基準ピンの傾きとしている、ともいえる。複数のピン206の平均的な傾きに比べて大きく傾いているピン206を有するSIP204は不良品と判定される。
図5は、形状検査装置100の機能ブロック図である。形状検査装置100は、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子で実現でき、ソフトウェア的にはデータ送受信機能のあるプログラム等によって実現されるが、図5ではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できる。ここでは、各機能ブロックの構成を中心として説明する。
形状検査装置100は、UI(ユーザインタフェース)部110、データ処理部120およびデータ保持部140を含む。UI部110は、ユーザインタフェース処理を担当する。データ処理部120は、UI部110やデータ保持部140から取得されたデータを元にして各種のデータ処理を実行する。データ保持部140は、UI部110とデータ保持部140の間のインタフェースの役割も果たす。データ保持部140は、各種データを保持するための記憶領域である。
UI部110は、撮像部112と警告部114を含む。このほかにもユーザの操作を受け付ける入力部や、画面に各種情報を表示させる表示部を含んでもよい。撮像部112は、カメラ222を駆動してSIP204等の検査対象物体を撮像する。このときに撮像された画像を「検査画像」とよぶ。警告部114は、検査対象物体の形状に異常があるとき、ユーザに警告を発する。SIP204を検査対象物体とする場合には、相対角度ΔθNDが閾値T以上となる検査ピンが存在するときに警告を発する。表示や音声による直接的な警告であってもよいし、外部のデータベースに所定情報を送信・記録することによる間接的な警告であってもよい。データ保持部140は、画像保持部142と反射強度情報保持部144を含む。画像保持部142は検査画像を保持する。反射強度情報保持部144は、光源移動時間や反射強度を対応づけた反射強度情報を保持する。反射強度情報は、計測中に随時更新される。反射強度情報については後述する。
データ処理部120は、位置制御部122、位置特定部124、反射強度計測部126、傾斜算出部128、異常判定部134および高度算出部136を含む。位置制御部122は、光源220を一定の角速度ωにて始点Sから終点Eまで移動させる。位置特定部124は、光源移動時間と角速度から、光源方向を特定する。反射強度計測部126は検査画像の画素の濃淡値として、検査対象面200の反射強度を計測する。
傾斜算出部128は、検査対象物体の面傾斜角度θ、より厳密には、面傾斜角度θを特定するための法線ベクトルを算出する。傾斜算出部128は、平面傾斜算出部130と曲面傾斜算出部132を含む。平面傾斜算出部130は、ピン206のような平面の傾きを算出する。曲面傾斜算出部132は、曲面の傾きを算出する。異常判定部134は、平面の傾き等について異常の有無を判定する。異常判定されたときには、警告部114が警告を発生させる。異常判定部134は、SIP204を検査対象物体とする場合には、ΔθNDが閾値T以上となるピン206が存在するか否かを判定する。高度算出部136は、曲面状の突起部についてその高さを計測する。高度算出部136の役割については後に詳述する。
図6は、平面の傾きを検査する過程を示すフローチャートである。まず、位置制御部122は、時刻t=0にて光源220を始点Sに設置し、一定の角速度ωにて光源220を移動させる(S10)。所定時間の経過後、撮像部112はSIP204の複数のピン206を撮像し、検査画像を取得する(S12)。反射強度計測部126は、検査画像を参照し、ピン206ごとの反射強度と、光源移動時間とを対応づけて反射強度情報として記録する(S14)。SIP204を撮像するとピン206の部分が明るく輝く検査画像を得られる。最大反射ポジションに到達したときのピン206は特に明るく輝く。したがって、検査画像からピン206の場所を特定するのは容易である。光源220が終点Eに到達していなければ(S16のN)、処理はS12に戻る。光源220が終点Eに到達するまで、定期的に、検査画像の撮像(S12)と反射強度情報の記録(S14)が実行される。
光源220が終点Eに到達すると(S16のY)、位置制御部122は光源220を停止させる(S18)。位置特定部124は、反射強度情報を参照し、ピン206ごとのピーク時間Tを特定する(S20)。たとえば、あるピン206について、光源移動時間t、t、・・・、t、・・・の各タイミングで計測された反射強度を比較し、それらのうち最も反射強度が高くなるときの時間がtであったとする。この場合には、このピン206についてピーク時間T=tとする。式(6)に関連して説明したように、ピーク時間Tの特定により特定光源角度θも確定する。
平面傾斜算出部130は、これらのピーク時間Tの平均値を、仮想的な基準ピンのピーク時間TLBとして設定する(S22)。式(6)に関連して説明したように、ピーク時間TLBの特定により基準ピンの特定光源角度θLBも確定する。平面傾斜算出部130は、式(7)にしたがって、各ピン206の相対角度ΔθNDを算出する(S24)。
異常判定部134は、閾値Tよりも大きな相対角度ΔθNDとなるピン206が存在するかを判定する(S26)。存在すれば(S26のY)、異常判定部134は警告部114に指示して警告を発生させる(S28)。存在しなければ(S26のN)、S28はスキップされる。
光源220を始点Sから終点Eに移動させるとき、一つのSIP204の複数のピン206を同時に計測することにより、検査効率が向上する。更に、複数のSIP204を同時に計測してもよい。たとえば、10本のピン206を有するSIP204を5個同時に計測すれば、1枚の検査画像によって10×5=50本のピン206それぞれの反射強度を計測することにより、検査効率をいっそう向上させることができる。
図7は、BGA230の外観図である。(2)曲面の傾きを特定する方法については、BGA(Ball Grid Array)230のはんだボール232を検査対象として説明する。図7に示すように、BGA230の面方向にそれぞれx軸、z軸、高さ方向にy軸を設定する。BGA230は、はんだボール232をアレイ状に並べた表面実装型のICである。はんだボール232はBGA230の外部端子として機能する。BGA230内の半導体集積回路は、はんだボール232を介して、パッケージ基板と接続する。はんだボール232は球面形状の突起であり、金属製であるため光沢を有する。はんだボール232は、BGA230のはんだボール設置面234に面配列される。はんだボール232のはんだボール設置面234からの高さがばらつくと、BGA230をパッケージ基板に実装できないので、そのようなBGA230は不良品として取り除く必要がある。
はんだボール232の高さを測定するために、まず、形状検査装置100ははんだボール232の表面の傾き(形状)を計測する。曲面の計測についても、図1、図2に関連して説明した原理がベースとなる。
図8は、はんだボール232からの光の反射状態を示す模式図である。図8は、はんだボール232のxy方向の断面を示している。点P、P、Pは、いずれもはんだボール232の表面上の点である。点P、P、Pにおける法線ベクトルをそれぞれn、n、nとする。はんだボール232は曲面形状であるため、n、n、nは互いに方向が異なる。
光源220から光を照射すると、点P、P、Pからはそれぞれ別方向に光が反射される。図8では、点Pから反射された光はカメラ222にまっすぐ向かっている。いいかえれば、点Pについては反射方向と視点方向が一致している。図8は、点Pの最大反射ポジションを示していることになる。カメラ222によりはんだボール232を観察すると、はんだボール232の表面のうち点Pが特に輝いて見える。以下、このような点のことを「輝点」とよぶ。検査画像において各画素の濃度値を比較することにより、検査画像から輝点の位置を特定できる。
図9は、はんだボール232の傾きおよび高さを検出するシステムのハードウェア構成図である。このシステムの構成は、図4に示した構成と基本的に同等である。BGA230およびカメラ222の位置に固定され、光源220のみが移動する。同図紙面手前方向がz軸の正方向、上方向がy軸の正方向、右方向がx軸の正方向に対応する。はんだボール232の高さは約100μm、BGA230からカメラ222までの距離は約300mm、BGA230から光源220までの距離は約700mmである。BGA230のサイズに比べて、BGA230からカメラ222や光源220までの距離は、各はんだボール232から光源220を結ぶ複数の直線が平行とみなせるほど大きい。光源220は、BGA230を中心とした半径700mmの円上を同図に示す始点Sから終点Eまで一定速度にて移動する。
カメラ222と光源220には、形状検査装置100が接続される。形状検査装置100は、光源220を移動させながら、はんだボール232に光を照射させ、カメラ222を介してはんだボール232の輝点を検出する。
図10は、はんだボール232の高さを計測する方法を説明するための模式図である。まず、xy平面上の一般的な曲線の変化量は、式(8)により表現できる。
Figure 2010266205
ここで、Δhは、x座標をΔxだけ移動させたときのy座標の変化量を示す。y(x+Δx)は、x=x+Δxにおけるy座標値を示す。同様に、y(x)は、x=xにおけるy座標値を示す。Δxは微小であるとする。nはx=x+Δxにおける法線ベクトル、mは移動ベクトルであり、それぞれ、式(9)、(10)のように表される。
Figure 2010266205
Figure 2010266205
Δhは、法線ベクトルnと移動ベクトルmの内積として表現される。
また、法線ベクトルnは、式(11)として表現することもできる。
Figure 2010266205
は定数、θは法線ベクトルnがx軸と成す角度である。
式(9)と式(11)から、x座標値とy座標値をそれぞれ比較し、kを消去すると、式(12)を得られる。
Figure 2010266205
式(8)、(9)、(10)、(12)より、式(13)を得られる。
Figure 2010266205
すなわち、xをΔxだけ移動させたときの高さの変化Δhは、曲線の傾きθから特定できる。
以上を前提として、はんだボール232の形状を計測する。最終的な目的ははんだボール232の高さを計測することであるが、そのためにはんだボール232上の各点における傾きを算出する。光源移動時間tにおける輝点をP、光源移動時間tr+1における輝点をPr+1とする。輝点Pのはんだボール設置面234からの高さをh、輝点Pr+1の高さをhr+1とする。また、輝点Pと輝点Pr+1のx座標の差をΔxr+1とする。輝点Pの法線ベクトルをn、法線ベクトルnがはんだボール設置面234と成す角度、すなわち、x軸と成す角度をθとする。同様に、輝点Pr+1の法線ベクトルをnr+1、法線ベクトルnr+1がx軸と成す角度をθr+1とする。
輝点Pr+1と輝点Pの高さの差をΔhr+1とすると、Δhr+1は、式(13)に基づき、以下の式(14)により表される。
Figure 2010266205
また、θr+1とθの差、すなわち、法線ベクトルの方向の変化量をΔθr+1とすると、Δθr+1は、式(5)、(6)に基づき、以下の式(15)により表される。
Figure 2010266205
はんだボール232の最高地点をPとする。この最高地点Pにおける法線ベクトルnはy軸正方向の向きとなる。いいかえれば、この最高地点Pにおいてはんだボール232と接する平面は、はんだボール設置面234と平行な平面となる。したがって法線ベクトルnは、はんだボール設置面234の法線ベクトルnと同じ方向であり、法線ベクトルnがx軸と成す角度θは90°である。このため、最高地点Pが輝点となるときには、はんだボール設置面234の反射強度が最大になるはずである。いいかえれば、はんだボール設置面234の反射強度が最大となるときにはんだボール232から検出される輝点は、最高地点Pである。最高地点Pが輝点となるときの光源移動時間をtとする。
輝点Pr+1における角度θr+1を求める式は、式(15)にしたがって、次の式(16)のようになる。
Figure 2010266205
Δθt〜r+1は、輝点Pr+1における角度θr+1と最高地点Pにおける角度θとの角度の差である。式(16)により、ある輝点Pr+1のピーク時間tr+1と、最高地点Pのピーク時間tがわかれば、輝点Pr+1におけるはんだボール232の傾きθr+1の求めることができる。
複数の検査画像を参照し、PとPr+1のx座標値の変化量をΔxr+1として特定し、式(14)に式(16)を代入すれば、輝点Pr+1と輝点Pの高さの差をΔhr+1を求めることができる。各輝点における高さの変化量Δhを累算することにより、はんだボール232の高さhを以下の式(17)により求めることができる。
Figure 2010266205
図11は、曲面形状を有する突起について、その傾きと突起の高さを検査する過程を示すフローチャートである。位置制御部122は、時刻t=0にて光源220を始点Sに設置し、一定の角速度ωにて光源220を移動させる(S30)。所定時間の経過後、撮像部112はBGA230の複数のはんだボール232を撮像し、検査画像を取得する(S32)。検査画像における各はんだボール232の位置は、あらかじめ画像処理により特定しておいてもよい。反射強度計測部126は、検査画像を参照し、各はんだボール232の輝点を検出する。反射強度計測部126は、はんだボール232ごとに、輝点の座標と光源移動時間とを対応づけて反射強度情報として記録する(S34)。はんだボール232のような曲面を検査対象とする場合には、反射強度情報においては、はんだボール232ごとに、輝点の座標、光源移動時間がそれぞれ対応づけられる。また、はんだボール設置面234の反射強度も反射強度情報の一部として記録しておく。光源220が終点Eに到達していなければ(S36のN)、処理はS32に戻る。光源220が終点Eに到達するまで、定期的に、検査画像の撮像(S32)と反射強度情報の記録(S34)が実行される。
光源220が終点Eに到達すると(S36のY)、位置制御部122は光源220を停止させる(S38)。位置特定部124は、反射強度情報を参照し、はんだボール232ごとに最高地点の座標を特定する(S40)。より具体的には、はんだボール設置面234の反射強度が最高値となるときの輝点を最高地点として特定する。式(15)、(16)にしたがって、曲面傾斜算出部132はすべての輝点の傾きを算出する(S42)。高度算出部136は、これらの傾きから、すべての輝点における高さ変化量を算出する(S44)。高度算出部136は、すべてのはんだボール232の高さを算出する(S46)。
高度算出部136は、はんだボール232の高さの平均値を、基準値とする。そして、はんだボール232の高さと基準値の差である相対高度を計算する。異常判定部134は、この相対高度が所定の閾値Tよりも大きいはんだボール232が存在するかを判定する(S48)。存在すれば(S48のY)、異常判定部134は警告部114に指示して警告を発生させる(S50)。存在しなければ(S48のN)、S50はスキップされる。
以上、実施の形態に基づいて、形状検査装置100を説明した。形状検査装置100は、光源220が移動する速度と光源移動時間に基づいて、光源方向を特定している。カメラ、光源、検査対象物体の相対的な位置関係を変化させながら最大反射ポジションを探っているため、カメラや光源、検査対象物体の初期位置を設定する上での制約が少ないというメリットがある。
また、式(7)や(16)に示したように、光源移動時間を計測すれば、平面や曲面の傾きを求めることができるため、シンプルな構成と簡易なアルゴリズムにより低コストにて高速な計測処理が可能となる。特に、表面反射パラメータ等のパラメータの設定や算出が必要でないため、利便性だけでなく計測精度の面からも有利である。数学モデルにあてはめながら検査対象物体の形状を判定するのではないため、多様な形状の検査対象物体に対応しやすい。
はんだボール232の最高地点は、あらかじめ設定されてもよいが、設定されていない場合であってもはんだボール設置面234の反射強度に基づいて特定できる。このため、いっそう利便性や測定精度を向上させることができる。更に、光源220を1回移動させるだけで、複数のピン206や複数のはんだボール232、あるいは、複数のSIP204や複数のBGA230をまとめて検査できるため、検査効率が高い。
本実施の形態においては、SIP204やBGA230を対象として説明したが、検査対象物体はこれに限らず、ある程度の光沢を有する平面や曲面であれば広く検査対象とできる。たとえば、パッケージ基板の膨れやへこみの検出にも応用可能である。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
以上の実施の形態および変形例から把握される発明のいろいろな態様をすでに特許請求の範囲に記載したものも含むかたちにて以下に例示する。平面の傾きを計測する方法に関連し、以下の発明が認識される。
A1.外形に平面部を有する検査対象物体、前記平面部に光を照射する光源、前記平面部からの反射光を撮像するカメラのうち一以上の位置を変化させることにより、前記平面部から前記光源に向かう光源方向と前記平面部から前記カメラに向かう視点方向の双方または一方を変化させる位置制御部と、
前記光源方向および前記視点方向の双方または一方の変化速度と変化時間に基づいて、前記光源方向および前記視点方向を特定する位置特定部と、
前記平面部から前記視点方向に光が反射されるときの前記光源方向および前記視点方向に基づいて、前記平面部の傾きを算出する傾斜算出部と、
を備えることを特徴とする形状検査装置。
A2.前記カメラの位置における前記反射光の強度を計測する反射強度計測部、を更に備え、
前記傾斜算出部は、前記反射光の強度が最大となるときの前記光源方向および前記視点方向の中心方向を前記平面部の法線ベクトルとして、前記平面部の傾きを算出することを特徴とするA1に記載の形状検査装置。
A3.前記検査対象物体は、複数の平面部を有し、
前記傾斜算出部は、各平面部から前記視点方向に光が反射されるときの前記光源方向および前記視点方向に基づいて、前記複数の平面部それぞれの傾きを算出することを特徴とするA1またはA2に記載の形状検査装置。
A4.いずれかの平面部について、所定の基準値から所定量以上乖離する傾きが検出されたときに警告を発生させる警告部、を更に備えることを特徴とするA3に記載の形状検査装置。
A5.前記警告部は、前記複数の平面部の傾きの平均値を前記基準値とすることを特徴とするA4に記載の形状検査装置。
A6.前記検査対象物体はピン挿入型のIC(Integrated Circuit)であって、前記平面部はピンであることを特徴とするA1から5のいずれか一項に記載の形状検査装置。
A7.外形に平面部を有する検査対象物体、前記平面部に光を照射する光源、前記平面部からの反射光を撮像するカメラのうち一以上の位置を変化させることにより、前記平面部から前記光源に向かう光源方向と前記平面部から前記カメラに向かう視点方向の双方または一方を変化させる機能と、
前記光源方向および前記視点方向の双方または一方の変化速度と変化時間に基づいて、前記光源方向および前記視点方向を特定する機能と、
前記平面部から前記視点方向に光が反射されるときの前記光源方向および前記視点方向に基づいて、前記平面部の傾きを算出する機能と、
をコンピュータに発揮させることを特徴とする形状検査プログラム。
100 形状検査装置
110 UI部
112 撮像部
114 警告部
120 データ処理部
122 位置制御部
124 位置特定部
126 反射強度計測部
128 傾斜算出部
130 平面傾斜算出部
132 曲面傾斜算出部
134 異常判定部
136 高度算出部
140 データ保持部
142 画像保持部
144 反射強度情報保持部
200 検査対象面
202 傾斜基準面
204 SIP
206 ピン
220 光源
222 カメラ
230 BGA
232 はんだボール
234 はんだボール設置面

Claims (7)

  1. 外形に曲面状の突起部を有する検査対象物体、前記突起部に光を照射する光源、前記突起部からの反射光を撮像するカメラのうち一以上の位置を変化させることにより、前記突起部から前記光源に向かう光源方向と前記突起部から前記カメラに向かう視点方向の双方または一方を変化させる位置制御部と、
    前記光源方向および前記視点方向の双方または一方を変化させるごとに前記突起部上において前記視点方向に光を反射する点を輝点として特定し、前記輝点を特定したときの前記光源方向および前記視点方向に基づいて前記突起部の前記輝点における傾きを算出する傾斜算出部と、
    前記突起部の複数の輝点における傾きから、前記突起部の高さを算出する高度算出部と、
    を備えることを特徴とする形状検査装置。
  2. 前記突起部の最高地点における接平面と平行な基準面をあらかじめ設定しておき、
    前記高度算出部は、前記基準面が前記視点方向に光が反射するときに前記突起部から前記視点方向に光を反射する輝点を前記突起部の最高地点として特定し、前記最高地点における高さを前記突起部の高さとして算出することを特徴とする請求項1に記載の形状検査装置。
  3. 前記高度算出部は、前記突起部の前記最高地点における傾きは前記検査対象物体において前記突起部が設置される面の傾きと同一であると仮定し、前記突起部が設置される面を前記基準面として、前記基準面から前記突起部の最高地点までの高さを前記突起部の高さとして算出することを特徴とする請求項2に記載の形状検査装置。
  4. 前記検査対象物体は、複数の突起部を有し、
    前記傾斜算出部は、前記光源方向および前記視点方向の双方または一方を変化させるごとに、前記複数の突起部それぞれについて輝点を特定し、各輝点における傾きを算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の形状検査装置。
  5. いずれかの突起部について、所定の基準値から所定量以上乖離する高さが検出されたときに警告を発生させる警告部、を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の形状検査装置。
  6. 前記検査対象物体は、はんだボール素子が面配列されたIC(Integrated Circuit)であって、前記突起部ははんだボール素子であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の形状検査装置。
  7. 外形に曲面状の突起部を有する検査対象物体、前記突起部に光を照射する光源、前記突起部からの反射光を撮像するカメラのうち一以上の位置を変化させることにより、前記突起部から前記光源に向かう光源方向と前記突起部から前記カメラに向かう視点方向の双方または一方を変化させる機能と、
    前記光源方向および前記視点方向の双方または一方を変化させるごとに前記突起部上において前記視点方向に光を反射する点を輝点として特定し、前記輝点を特定したときの前記光源方向および前記視点方向に基づいて前記突起部の前記輝点における傾きを算出する機能と、
    前記突起部の複数の輝点における傾きから、前記突起部の高さを算出する機能と、
    をコンピュータに発揮させることを特徴とする形状検査プログラム。
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