JP4803568B2 - 半導体集積回路の検査装置および検査方法 - Google Patents

半導体集積回路の検査装置および検査方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路の検査装置および検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の半導体集積回路の検査装置としては、特公平6−103171号公報に記載された以下の技術が知られている。図13に示すように、レーザ発振器1により発射されたレーザビーム2は集束レンズ3を通りスキャナ4に入力される。
スキャナ4は集束されたレーザビームをシリンドリカルレンズ等でスリット光に変換し、かつそのスリット光をガルバノミラー等で偏向させる機能を有する。
従って、複雑かつ高額な装置となっている。
【0003】
スキャナ4により出力されたスリット光5は対象物体6に照射される。この対象物体6をCCDカメラ7で撮影する。CCDカメラ7から出力される映像信号は、A/Dコンバータ8により1ビットのデジタル画像信号に変換される。A/Dコンバータ8から出力される画像信号は、CPU12の指令により画像メモリ9に記憶されると同時にアドレス検出回路11に入力され、一水平走査ごとに画像情報が最大の時のアドレスを検知する。
【0004】
図14は、画像メモリ9の内容を表したものである。図14に示すように、水平h画素、垂直v画素、各画素1ビットで構成されており、水平方向のアドレスをi(i=1〜h)、垂直方向のアドレスをj(j=1〜v)で表す。この画像メモリ9はCCDカメラ7の視野情報を二次元的に配列しているものであり、CCDカメラ7の各CCD素子に対応している。
【0005】
上記において、対象物体6は、BGA(Ball Grid Array)またはCSP(Chip Size Package)であることができる。
【0006】
ここで、BGAとは、図15(a)および(b)に示すように、ICチップ51の実装面51aに接続部(金パッド)を縦横に整列させて設け、各接続部に半田ボール52、53…を搭載して形成されている。このBGAは、ICチップ51の実装面51aに整列された半田ボール52、53…を基板のランド上に融着させることにより、表面実装されている。
【0007】
また、CSPとは、BGAと同様に、ICチップの実装面に複数の半田ボールを縦横に整列させてなるものである。CSPは、図16に示すように、ICチップ61とほとんど変わらない大きさに樹脂モールド62で封止を行う(リアルチップサイズパッケージ)とともに、ICチップ61の接続部にバンプBを介し、各バンプBに半田ボール63、64…を搭載して形成されている。このCSPは、BGAと同様に、ICチップ61の実装面61aに整列された半田ボール63、64…を基板のランド上に融着させることにより、表面実装されている。
【0008】
上記のように、ICチップの実装面に複数の半田ボールを搭載して、この半田ボールを用いて表面実装を行う場合、一般に、ICチップの接続部は1列、あるいは2以上の複数の列をなしているので、半田ボールも列状に搭載されることになる。
【0009】
次に、半田ボールなどの立体物の測定する際に用いられる光切断法について説明する。
【0010】
図17に示すように、JEDECトレイ101上に、複数のBGA型ICチップ102、102が搭載されている。ICチップ102は、その実装面102aが上向きになるようにセットされている。実装面102aに縦横に整列された複数の半田ボール103、103…が検査される。
【0011】
半田ボール103の検査には、バンプの形状・高さ・半田量(ボールボリューム)・位置・コプラナリティ(coplanarity)の検査が含まれる。
【0012】
コプラナリティとは、一般に、パッケージ端子によって形成される接地面からの端子の浮き量を表す。表面実装パッケージを平坦な面に置いた場合の各端子と取りつけ面との距離で表す。この距離が大きいと表面実装する場合、端子と実装基板のフットプリントの間を半田で十分に充填できずに、半田接合が不完全になる場合がある。このようにコプラナリティは、表面実装するパッケージにおいて、半田接合の歩留りや信頼性を左右する寸法であり、特に各端子と取りつけ面の距離が最大になっている値が重要である。
【0013】
エリアアレイパッケージの代表であるBGAでは、パッケージの封止体および基板の反りや端子を形成している半田ボールの大きさのばらつきがコプラナリティに影響を与える。ICチップのコプラナリティを検査するためには、原則として、そのICチップの全ての半田ボールの高さを測定する必要がある。
【0014】
線状光照射手段104からは、ICチップ102の実装面102aに対して、斜めに線状の光Lが照射される。線状の光Lは、半田ボール103、103…を列ごとに走査する。線状光照射手段104は、線状光LによってICチップ102の実装面102aを走査するために往復動可能に構成されている。これにより、図18に示すように、線状光照射手段104からICチップ102の実装面102aに斜めに照射される線状光Lは、その実装面102aに沿って、図18中矢印X方向に走査される。
【0015】
ここで、線(ライン)状の光Lは、例えば、レーザ光であることができる。または、線状の光Lは、例えば、発光ダイオード(LED)等の光源から発せられる光をシリンドリカルレンズを介して線状の光に集束させたものであることができる。
【0016】
図17に示すように、ICチップ102の実装面102aの直上には、実装面102aに相対向するように離間して、線状光Lの変化画像を撮影する撮像手段105が配置されている。撮像手段105は、例えばCCDカメラである。撮像手段105は、固定されている。
【0017】
撮像手段105は、固定されており、線状光Lの走査(図18の矢印X)とともに移動するわけではない。このことから、撮像手段105は、図18に示すように、線状光Lが実装面102aに沿ってX方向に走査されて複数列の半田ボール103、103…が照射されたときに、それら複数列の半田ボール103、103…の全てをカバー可能な撮像範囲を有している。
【0018】
撮像手段105により撮影された画像情報が演算処理されることにより、各半田ボール103、103…の高さが検出される。ここで、撮像手段105の画像情報に基づいて、各半田ボール103、103…の高さを検出するには、例えば以下の方法を用いることができる。
【0019】
図19に示すように、線状光Lの歪み量をI、線状光照射手段104の照明角度をθとした場合に、各半田ボール103の突出高さhは、h=Itanθ.で表される。線状光Lが複数列の半田ボール103、103…のそれぞれの列を走査する過程において、線状光Lの歪み量Iは、変化する。
【0020】
上記のように、光切断法は、ICチップ102の実装面102aに対して斜め方向から線状の光Lを照射し、この線状光Lを半田ボール103の搭載された実装面102a上で走査させることにより、走査中に線状光Lが半田ボール103の搭載高さ(突出高さh)に比例して歪むことを利用して、線状光Lの変化画像情報を例えば上記のh=Itanθ.の式を用いて演算処理することで、各半田ボール103の高さを測定するものである。
【0021】
したがって、ICチップ102の実装面102aに整列された複数の半田ボール103、103…の良否を容易かつ確実に検査することができ、特に半田ボール103の搭載高さhを精度良く測定することができ、コプラナリティの検査に供することができる。
【0022】
なお、特開平10−209227号公報には、次の半導体集積回路の検査方法が記載されている。半導体集積回路の実装面に縦横に整列された複数の半田ボールを検査する半導体集積回路の検査方法において、ライン状光照射手段が上記実装面に対して斜めにライン状の光を照射し、半田ボールを列ごとに走査し、撮像手段が走査中におけるライン状光の変化画像を撮影し、撮影した画像情報を画像処理手段が演算処理して各半田ボールの高さを検出する。前記画像処理手段による演算処理は、ライン状光の歪み量をI、照明角度をθとした場合、突出高さh=Itanθ.で表される式を用いて行われる。
【0023】
また、特開平11−72316号公報には、次のICリードの平坦度計測装置が記載されている。等間隔で平行に配列された複数本の光透過用の線状スリットを備えたスリットプレートと、このスリットプレートの法線に対して前記線状スリットの配列方向に沿って反対側に同一角度傾斜した方向から平行光束を当該スリットプレートに照射する平行光束光源と、前記スリットプレートの光出射側の位置において測定対象のICパッケージをそのリードボール形成面が前記スリットプレートに平行となるように保持するワークステージと、前記リードボール形成面に配列されている各リードボールの表面を撮像する撮像手段と、当該撮像手段によって得られた画像に基づき各リードボールの表面に形成された着光点の中心間距離を求め、当該中心間距離に基づき各リードボールの平坦度を計測する計測手段とを有している。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、光切断法では、各バンプを線状光Lが走査する過程において、線状光Lが各バンプの異なる高さに複数回照射されたときのそれぞれの線状光Lの歪み量Iおよび照射角度θによって、その各バンプの全体の形状・大きさ(高さ)が認識される。
【0025】
上記のように、各バンプにおける異なる高さの複数位置に線状光Lを照射して各バンプについての複数の撮像画像を得るのは、そのバンプ全体の高さを決定付ける、そのバンプにおける頂部位置が予め分かっているわけではないからである。
すなわち、各バンプについての複数の撮像画面のそれぞれから得られる高さの最高値を、そのバンプ全体の高さとする。
【0026】
このように、各バンプについて複数回の撮像を行う必要があることから、計測の迅速化のためには、各回の撮像に要する時間(一つの画像を得るための時間)が短い方が望ましい。
【0027】
本発明の目的は、立体物の測定を迅速に行うことのできる半導体集積回路の検査装置および検査方法を提供することである。
本発明の他の目的は、立体物の撮像画像を得るために要する時間が短く、立体構造が簡単で、コストの安い測定を迅速に行うことのできる半導体集積回路の検査装置および検査方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、立体物の撮像画像を得るための撮像手段のスキャン時間が短く、立体物の測定を迅速に行うことのできる半導体集積回路の検査装置および検査方法を提供することである。
【0028】
本発明の更に他の目的は、立体物の搭載手段(トレイ)または搬送手段(搬送用トレイ)やパッケージ(包装)手段に反り等の不具合があっても、自動的にその不具合による悪影響を解消可能な半導体集積回路の検査装置および検査方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、立体物の搭載手段または搬送手段やパッケージ手段に反り等の不具合があっても、リアルタイムにその不具合による悪影響を解消可能な半導体集積回路の検査装置および検査方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、簡単な構成の検査装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中の請求項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の技術的事項と実施の複数形態のうちの少なくとも一つの形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしているが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術的事項に限定されることを示すためのものではない。
【0030】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)は、半導体集積回路(31)の実装面(31a)に設けられた端子(33)を検査する半導体集積回路の検査装置(10)であって、前記実装面(31a)に対して斜めに線状の光(LB)を照射する光照射部(41)と、前記光(LB)が照射された前記実装面(31a)を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段(42)と、前記撮像信号に基づいて、前記端子(33)を検査する検査部とを備え、前記撮像手段(42)は、N個(Nは正の整数)の撮像素子を有し、前記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうちのM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)の撮像素子のみから出力される。
【0031】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記撮像手段(42)は、前記N個の撮像素子のうちの前記M個の撮像素子に対応する走査線のみが走査されることにより、前記撮像信号を出力する。
【0032】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記撮像手段(42)は、n行×l列=N個(n,lは正の整数)の撮像素子を有し、前記撮像信号は、前記n行×l列の撮像素子のうちm×l列=M個(mは前記nよりも小さい正の整数)の撮像素子に対応する走査線のみが走査されることによって、前記撮像信号を出力する。
【0033】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記光照射部(41)および前記撮像手段(42)は、センサ部(40)を構成し、前記実装面(31a)のうちの前記光(LB)が照射された領域((1)〜(n))が変わるときに、前記M個の撮像素子が当該前記光(LB)が照射された領域を撮像可能なように、前記センサ部(40)と前記半導体集積回路(31)のいずれか一方が、前記センサ部(40)と前記半導体集積回路(31)の他方に対して、相対的に移動する。
【0034】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、更に、前記撮像信号に基づいて、前記実装面(31a)の高さを算出する算出部を備えている。
【0035】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記算出部は、前記M個の撮像素子によって撮像された撮像画像(M1〜M3)において、前記光(LB)が照射されていることを示すドットの数と、前記半導体集積回路(31)の高さ方向の位置との関係を求め、前記関係に基づいて、前記実装面(31a)の高さを算出する。
【0036】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、更に、前記センサ部(40)と前記半導体集積回路(31)との距離を制御する第1制御部を備え、前記第1制御部は、前記算出された実装面(31a)の高さに基づいて、前記距離を制御する。
【0037】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記第1制御部は、前記実装面(31a)の高さが変わるときに、前記M個の撮像素子が当該前記光(LB)が照射された前記実装面(31a)を撮像可能なように前記距離を制御する。
【0038】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、更に、前記N個の撮像素子のうち前記撮像信号を出力する前記M個の撮像素子を変更するように制御する第2制御部を備え、前記第2制御部は、前記算出された実装面(31a)の高さに基づいて、前記M個の撮像素子を変更するように制御する。
【0039】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記光(LB)が照射された前記実装面(31a)の位置((1)〜(n))が第1位置((1))から第2位置((2))に変わるとき、前記第1位置((1))が撮像されてなる前記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうちの前記M個の撮像素子からなる第1撮像素子群のみから出力され、前記第2位置((2))が撮像されてなる前記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうちの前記第1撮像素子群とは異なる前記M個の撮像素子からなる第2撮像素子群のみから出力される。
【0040】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記撮像素子は、CMOS撮像素子又はCCDである。
【0041】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記N個の前記CMOS撮像素子又はCCDは、p行q列(pおよびqのそれぞれは、正の整数)のマトリクス状に配置され、前記撮像信号は、(前記p−α)行(前記q−β)列(αは前記pよりも小さい正の整数、βは前記qよりも小さい正の整数)の範囲の前記CMOS撮像素子又はCCDのみから出力される。
【0042】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記光照射部(41)の光軸と前記撮像手段(42)の軸心線とのなす角度が概ね90°である。
【0043】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記撮像手段(42)の軸心線と、前記光(LB)が照射された前記実装面(31a)から反射した光の光軸とが概ね一致している。
【0044】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)は、更に、前記実装面(31a)の平面形状を撮像するための2次元計測用撮像手段(90)と、前記2次元計測用撮像手段(90)および前記センサ部(40)を前記半導体集積回路(31)に対して移動させる移動手段とを備えたものである。
【0045】
本発明の半導体集積回路の検査装置(10)において、前記半導体集積回路(31)は、BGAであり、前記端子(33)は、半田ボールであり、前記検査部は、前記撮像信号に基づいて、前記半田ボールの高さを測定する。
【0046】
本発明の半導体集積回路の検査方法は、半導体集積回路(31)の実装面(31a)に設けられた端子(33)を検査する半導体集積回路の検査方法であって、(a) N個(Nは正の整数)の撮像素子を有する撮像手段を提供するステップと、(b) 前記実装面(31a)における前記端子(33)の位置を検出するステップと、(c) 前記実装面(31a)に対して斜めに線状の光(LB)を照射するステップと、(d) 前記実装面(31a)の複数位置のそれぞれに前記光(LB)が照射されるように、前記光(LB)の照射先と前記実装面(31a)とを設定速度にて相対的に移動させるステップと、(e) 前記撮像手段により前記実装面(31a)のうち前記光(LB)が照射された領域を撮像し、前記撮像手段から撮像信号を出力するステップと、(f) 前記撮像信号に基づいて、前記端子(33)を検査するステップとを備え、前記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうちのM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)の撮像素子のみから出力され、前記設定速度は、前記(b)の結果に基づいて、前記光(LB)が前記端子(33)に照射されているときには、前記光(LB)が前記端子(33)に照射されていないときに比べて高くなるように設定される。
【0047】
本発明の半導体集積回路の検査方法は、半導体集積回路(31)の実装面(31a)に設けられた端子(33)を検査する半導体集積回路の検査方法であって、(g) p行q列(pおよびqのそれぞれは、正の整数)のマトリクス状に配置されたN個(Nは正の整数)のCMOS撮像素子又はCCDを有する撮像手段を提供するステップと、(h) 前記実装面(31a)における前記端子(33)の位置を検出するステップと、(i) 前記実装面(31a)に対して斜めに線状の光(LB)を照射するステップと、(j) 前記撮像手段により前記実装面(31a)のうち前記光(LB)が照射された領域を撮像し、前記撮像手段から撮像信号を出力するステップと、(k) 前記撮像信号に基づいて、前記端子(33)を検査するステップとを備え、前記撮像信号は、前記N個のCMOS撮像素子又はCCDのうちの(前記p−α)行(前記q−β)列(αは前記pよりも小さい正の整数、βは前記qよりも小さい正の整数)の範囲のM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)のCMOS撮像素子又はCCDのみから出力され、前記(前記p−α)行(前記q−β)列の範囲は、前記(h)の結果に基づいて、単一の前記端子(33)を含むように設定される。
【0048】
本発明の半導体集積回路の検査方法において、前記(c)、(d)、(e)および(f)の組合せ、ならびに前記(i)、(j)および(k)の組合せのそれぞれは、光切断法を構成する。
【0049】
本発明の半導体集積回路の検査方法は、二次元計測用カメラ(90)と三次元計測用カメラ(40)とをXYステージ上に固定し、試料を測定する。
【0050】
なお、従来、AO素子やガルバノミラーによる走査型レーザ変位計方式の検査装置は、検出幅が数mmの範囲に留まっていたが、2000×2000画素程度の高速な検出素子の実用化により一度に走査する走査幅を10〜20mmに広げることができ、単位面積当たりの検出速度の向上を図ることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態を説明する。
【0052】
図1に示すように、本実施形態の半導体集積回路の検査装置10は、例えば、トレイ93に搭載された複数のBGA型ICチップ31の半田ボール(バンプ)33の検査に用いられる。
【0053】
半導体集積回路の検査装置10は、3次元(3D)計測を行うためのレーザセンサ40と、2次元(2D)計測を行うためのIC外観検査用CCDカメラセンサ90と、レーザセンサ40およびCCDカメラセンサ90を高精度に移動させるためのXYテーブル(図示せず)とを備えている。レーザセンサ40は、レーザ光源41と、CCDセンサ42とを有している。
【0054】
本実施形態においては、XYテーブルによりレーザセンサ40およびCCDカメラセンサ90を移動させ、ICチップ31が搭載されたトレイ93を固定にする構成とする。ここで、この構成に代えて、レーザセンサ40およびCCDカメラセンサ90を固定にし、トレイ93をXYテーブルにより移動させる構成にすることができる。すなわち、レーザセンサ40およびCCDカメラセンサ90と、ICチップ31を相対的に移動させればよいため、いずれを移動させてもよい。
【0055】
このレーザ光源41は、幅が10〜20μm程度のスリット状のレーザビームLBを照射可能なものが用いられる。
【0056】
なお、本実施形態において、レーザビームLBなどの線状の光を照射するための手段は、レーザ光源41に限定されない。線状の光は、例えば、発光ダイオード(LED)等の光源から発せられる光をシリドリカルレンズを介して線状の光に集束させたものであることができる。
【0057】
なお、符号37はXYテーブルのYステージを示し、符号38はXYテーブルのXステージを示し、符号39はしきりを示している。
【0058】
図2に示すように、レーザ光源41は、そのレーザビームLBがICチップ31の基板面31aまたは半田ボール33に対して45°の角度で入射する位置に配置される。レーザセンサ40のCCDセンサ42は、ICチップ31の基板面31aまたは半田ボール33から反射角45°で反射した光をその真正面から撮像可能な位置に配置される。この配置状態にすることによって、レーザ光源41の光軸とCCDセンサ42の軸心線の角度は、90°となる。
【0059】
レーザ光源41の光軸とCCDセンサ42の軸心線の角度が90°であることによって、スリット光により切断された面の高さ差を最も際立たせることができ、CCDセンサ42による測定対象物の高さ方向の分解能が最大となる。
【0060】
また、レーザセンサ40のCCDセンサ42は、ICチップ31の基板面31aまたは半田ボール33から反射した光をその真正面から撮像可能な位置に配置されているため、半田ボール33の頂点の平らな面の検出性が向上する。頂点部分の平坦な面の反射光(光量)が強くなるからである。ICチップ31の基板面31aまたは半田ボール33から反射した光の光軸と、CCDセンサ42の軸心線とが一致している。
【0061】
レーザ光源41とCCDセンサ42の図2に示す上記の位置関係(配置状態)は、計測時にXYテーブルによってレーザ光源41およびCCDセンサ42が移動するときにも、変わることなく保持されたまま移動する。
【0062】
CCDセンサ42は、後述するように、部分(パーシャル)スキャンを行う。また、このCCDセンサ42には、電子シャッターが用いられている。これにより、1フレーム毎にCCDセンサ42を停止させる必要がないため、高速でのデータの取得ができ、スループットの向上に寄与している。
【0063】
2D計測用のCCDカメラセンサ90には、TDI(Time Delay Integration)方式が採用される。この方式によれば、レーザセンサ40のCCDセンサ42と同様に、1フレーム毎にカメラを停止させる必要がないため、高速でのデータの取得ができ、スループットの向上に寄与している。斜光リング照明の併用により精密な画像を取り込み、それを画像処理することにより、ボール径、ボール位置の測定、ボールの有無、ボール形状、パッケージの傷を高精度で検出できる。図1において、符号91は上方照明であり、符号92は側方照明である。
【0064】
XYテーブルは、ストーンベースの上に組み上げられ、エアベアリングでフローティングされている。XYテーブルに取り付けられたエンコーダにより、レーザセンサ40およびCCDカメラセンサ90の測定点のX,Yの値が読み出される。
【0065】
3D計測用レーザセンサ40および2D計測用CCDカメラセンサ90は、同一ステージに搭載され、そのステージを移動させることで、複数のICチップ31に対して、3D計測および2D計測を一度に行うことができる。
本装置10では、後述する工夫によりレーザセンサ40の検出機構が従来に比べ簡便にできるため、CCDカメラセンサ90とレーザセンサ40とを同一ステージに搭載することができる。これにより、スキャナーが必要なくなり、装置10の価格が低減される。
【0066】
また、図1に示すように、レーザセンサ40とCCDカメラセンサ90の間には、遮光性が高いしきり39が設けられている。これにより、3D計測用照明と2D計測用照明の互いへの影響をなくすことができる。
【0067】
図3および図4を参照して、3D計測用のレーザセンサ40の測定原理について説明する。
【0068】
図3(a)に示すように、レーザ光源41から発射された微細幅のスリット状のレーザビームLBは、半田ボール33の表面に照射され、または、半田ボール33がない場所ではICチップ31の基板面31aに照射される。図3(a)において、符号DAは、CCDセンサ42による検出エリアを示している。CCDセンサ42の検出エリアDAに対応する画像を図4(a)〜(c)に示す。
【0069】
後述するように、CCDセンサ42のCCD素子が、図5に示すように、その行および列の画素数が同数(2000×2000)となるように配列されているにも関わらず、検出エリアDAがレーザビームLBのスリット形状の長手方向と同じ方向にその長手方向を有する細長い形状に形成されているのは、CCDセンサ42において部分スキャンが行われるからである。
【0070】
図3(b)の符号(1)に示すように、平坦な基板面31a(半田ボール33がない場所)に照射されたレーザビームLB1は、CCDセンサ42では、図4(a)のように直線M1として映る。その直線M1は、レーザビームLB1に照射された基板面31aを示している。
【0071】
次に、図3(b)の符号(2)に示すように、XYテーブルによりレーザ光源41およびCCDセンサ42がX方向に移動すると、レーザビームLB2は、半田ボール33のうちの低い位置に照射され、CCDセンサ42では、図4(b)のようにその高さおよび幅が小さい曲線状の山と直線からなる線M2として映る。線M2のうち、直線の部分は、レーザビームLB2に照射された基板面31aを示し、その山の部分は、レーザビームLB2に照射された半田ボール33の表面を示している。
【0072】
次いで、図3(b)の符号(3)に示すように、XYテーブルによりレーザ光源41およびCCDセンサ42が更にX方向に移動すると、レーザビームLB3は、半田ボール33のうちの高い位置に照射され、CCDセンサ42では、図4(c)のようにその高さおよび幅が大きい曲線状の山と直線からなる線M3として映る。線M3のうち、直線の部分は、レーザビームLB3に照射された基板面31aを示し、その山の部分は、レーザビームLB3に照射された半田ボール33の表面を示している。
【0073】
図3(b)に示すように、1つのICチップ31の基板面31aおよびその複数の半田ボール33、33…については、上記符号(1)〜(3)と同様に、XYテーブルによりレーザ光源41およびCCDセンサ42がX方向に移動して、合計n個の各位置にレーザビームLBが照射され、合計n個の画像が撮像される。
【0074】
図3(a)から(c)の各測定点でのレーザビームLBの照射位置のX、Yの座標位置は、XYテーブルに取り付けられたエンコーダより読み出される。図3(a)から(c)の各測定点での各半田ボール33の高さは、図4(a)から(c)の各画像(線M1〜M3)において、直線として映る基板面31aと、曲線状の山の最高位置との間の距離によって求められる。
【0075】
本実施形態で採用される光切断法では、図4(a)から(c)に示すように、各半田ボール33を異なる高さで複数回スライスしたときのそれぞれの断面形状によって、その各半田ボール33の全体形状および大きさを認識する。
【0076】
この場合、各半田ボール33自身の高さを決める頂部位置が予め特定できないため、図3(b)および図4(a)から(c)に示すように、各半田ボール33の複数位置にレーザビームLBの照射を行うとともに、それら複数位置でのCCDセンサ42による撮像を行い、それらの撮像画面(図4(a)〜(c))のそれぞれから得られる山の高さの最高値をその半田ボール33自身の高さとする。
【0077】
このように、各半田ボール33について複数回の撮像を行う必要があることから、各回の撮像に要するCCDセンサ42のスキャン時間(一つの画像を得るための時間)は、短い方が望ましい。
【0078】
上述したように、CCDセンサ42では、部分スキャンが行われる。
以下、この部分スキャンについて説明する。
【0079】
図5に示すように、部分スキャンとは、CCDセンサ42が有する、例えば、2000(画素)×2000(画素)のCCD素子領域のうち、100(画素)×2000(画素)の素子領域の信号電荷のみを検出し、それ以外の素子領域の信号電荷は検出しないというものである。
【0080】
この部分スキャンによれば、100(画素)×2000(画素)の領域しか信号電荷検出のためのスキャンを行わないため、2000(画素)×2000(画素)の全領域をスキャンする場合に比べて、高速化が図れる。
【0081】
例えば、2000(画素)×2000(画素)の全領域をスキャンして1画像を得るには、400mSかかっていたのに対し、100(画素)×2000(画素)の領域をスキャンして1画像を得るには、20mSで済む。
【0082】
BGA型ICチップ31は、ICチップ31の基板の幅(図3(b)のY方向)に比べて半田ボール33の高さが小さい。このことから、図3(a)および(b)に示すように、BGA型ICチップ31の半田ボール33が列ごとにCCDセンサ42で撮像される場合、その単一の撮像画像は、図5に示すように横長の画像となる。
【0083】
よって、縦横が同じ画素数からなるCCDセンサ42のCCD素子領域(2000×2000)において、測定上意味を有するのは、上記横長の画像に相当する部分のみである。
【0084】
また、上記のように、CCDセンサ42とレーザ光源41の図2に示す位置関係は変わらないまま、そのレーザセンサ40全体がICチップ31に対して相対的に移動する。したがって、そのレーザ光源41のレーザビームLBによって照射された複数の測定位置(図3(b)の(1)〜(n))のそれぞれの上記横長の画像は、そのCCDセンサ42のCCD素子領域(2000(画素)×2000(画素))のうちの、常に同一領域によって撮像される。
【0085】
このことから、本実施形態のCCDセンサ42では、全CCD素子領域(2000×2000)のうちの、上記横長の画像が常に撮像される領域に相当する100×2000の領域の信号電荷のみを検出する、部分スキャンを行うことが可能である。
【0086】
ここで、上記の特公平6−103171号公報の技術や特開平10−209227号公報の技術において、BGA型ICチップの半田ボールが列ごとにCCDセンサで撮像される場合を考える。
【0087】
上記両公報の技術では、CCDセンサおよびICチップが固定され、線状光Lによって照射される位置がICチップの複数の測定位置を順にずれていく方法が採られている。
【0088】
このことから、上記両公報の技術では、上記固定されたCCDセンサの視野領域は、上記ICチップの複数の測定位置(図3(b)の(1)〜(n))の全てをカバーしなければならない。
【0089】
さらに、線状光Lによって照射された複数の測定位置のそれぞれの上記横長の画像は、上記固定のCCDセンサの全CCD素子領域のうちの、常に同一領域に撮像されるわけではない。上記固定のCCDセンサの全CCD素子領域のうちの、その測定位置に応じた常に異なる領域で撮像される。
【0090】
したがって、上記両公報の技術では、部分スキャンを行うことは極めて困難である。上記両公報の技術において部分スキャンを行うには、例えば、上記横長の画像が撮像される領域が、その測定位置に応じて異なることに対応・同期させるように、全CCD素子領域のうちで部分スキャンを行う領域を変化させる必要がある。
【0091】
本実施形態において、部分スキャンされる例えば100×2000の領域(図5の符号W)に、当該測定対象物の半田ボール33等の高さを整合させるには、その半田ボール33等の基板面31aからの標準的な高さを考慮して行う。この場合、必要に応じて、CCDセンサ42の前段にレンズ(図示せず)を設けて視野範囲を調整することができる。
【0092】
ここで、例えば100(画素)×2000(画素)の素子領域Wの信号電荷のみを検出する部分スキャン用のCCDセンサ42は、市販品を用いることができる。なお、その全CCD素子領域が例えば100(画素)×2000(画素)であるCCDセンサは、市販されていない。
【0093】
また、部分スキャンを行うCCDセンサ42は、その全CCD素子領域(2000×2000)のうちスキャンされる100×2000の領域W以外の領域のスキャンをしないという動作を行わせる以外は、通常一般の(部分スキャン方式ではない)CCDセンサと同じ構成であることができる。
【0094】
次に、本装置10の一使用方法について説明する。
【0095】
まず、部分スキャンされる例えば100(画素)×2000(画素)の領域Wに、当該測定対象物の半田ボール33等の高さを整合させる。前述のように、その半田ボール33等の基板面31aからの標準的な高さを考慮するとともに、必要に応じて、CCDセンサ42の前段にレンズを設けることができる。
【0096】
ICチップ31の複数の半田ボール33、33…の高さを測定する場合、その中で最も高い半田ボール33が撮像されているときであっても、その半田ボール33の頂点位置とICチップ31の基板面31aの双方が、その部分スキャンされる範囲Wにて撮像されていなければならない。その半田ボール33の頂点位置とICチップ31の基板面31aのいずれもが撮像されていなければ、その半田ボール33の高さを測定できないからである。
【0097】
さらに、その最も高い半田ボール33が部分スキャンされる範囲Wにて撮像されているときに、その半田ボール33の頂点位置とICチップ31の基板面31aが、その部分スキャンされる範囲Wの輪郭WLに対して、必要なマージンは確保した上で、なるべく接近した状態で収まるように設定する。より高い分解能を確保するためである。
【0098】
このように、本装置10では、部分スキャンされる範囲Wの輪郭WLに、予想される最も高い半田ボール33の頂点位置とICチップ31の基板面31aが、なるべく接近した状態となるように設定される。このことに起因して、以下の問題が生じる。
【0099】
ICチップ31を搭載しているトレイ(イントレイやJEDECトレイが含まれる)93が反っている場合や、ICチップ31のパッケージ不良の場合には、レーザセンサ40(レーザ光源41およびCCDセンサ42)と、ICチップ31とのZ方向(高さ方向)の位置関係(距離)が変動することがある。その結果、半田ボール33の頂点位置またはICチップ31の基板面31aが、部分スキャンされる範囲Wから外れ、半田ボール33の高さ測定が不可能になることがある。
【0100】
部分スキャン方式においてより顕著に発生し易い、上記問題の発生を未然に防止すべく、本装置10では以下の対策が採られる。
【0101】
図4(a)から(c)に示すように、部分スキャンされる範囲Wの画像が撮像されたら、それぞれの撮像画像において、光が照射されていることを示す1ビットの値が検出されたドットの数の高さ方向(Z方向)の分布を計測する。
【0102】
例えば、図6(b)に示す撮像画像では、図6(a)に示される分布となる。図6(a)に示すように、図6(b)の撮像画像のうち基板面31aに対応する高さのドット数が最大となる。図6(a)の高さZ0が、図6(b)の画像を撮像した瞬間の基板面31aの高さに対応する。
【0103】
図4(a)から(c)に示すように、いかなる撮像画像M1〜M3であっても、基板面31aに対応する高さのドット数が最大となる。したがって、CCDセンサ42によって撮像される複数の撮像画像のそれぞれについての上記分布(図6(a))を計測し、それらの計測結果に基づいて、最大ドット数に対応する高さ(Z)の変動を測定すれば、トレイ93の反り等による基板面31aとレーザセンサ40との間の距離の変化を検出することができる。ここで、トレイ93の反りは、例えば600μm程度であり、半田ボール33の高さも例えば600μm程度である。
【0104】
図7は、図6(a)の分布に基づいて検出された複数の撮像画像のそれぞれについての基板面31aの高さZを示している。図7において、縦軸は基板面31aの高さZを示し、横軸は何回目の撮像であるか(測定ライン)を示している。
【0105】
図7の横軸の(1)、(2)、(3)…(n)は、それぞれ、図3(b)に示される(1)、(2)、(3)…(n)に対応している。図7の横軸において、2回目の(1)以降は、次のICチップ31の各測定ラインを示している。
【0106】
すなわち、図7の横軸の(1)は、図3(b)の(1)の位置にレーザビームLB1が照射されたときの撮像結果(図4(a)参照)に対応し、図7の横軸(1)に対応する縦軸Zの値は、撮像時の図3(b)の(1)の位置の基板面31aの高さを示している。図7の縦軸に示される基板面の高さZは、絶対的な高さ(例えば、本装置10が設置された床面からの高さ)を示している。
【0107】
図7は、1つのICチップ31内の各測定ライン(1)、(2)、(3)…の基板面31aの高さが、図3(b)の矢印X方向に向けて漸次低くなっていることを示している。この原因としては、例えば、そのICチップ31を搭載しているトレイ93が反っていることが考えられる。
【0108】
本装置10では、トレイ93の反り等により半田ボール33の頂点位置またはICチップ31の基板面31aが部分スキャンされる範囲Wから外れ、半田ボール33の高さ測定が不可能になるという上記問題の発生を未然に防止すべく、図7の縦軸の各値Zに応じて、リアルタイムで、レーザ光源41およびCCDセンサ42を、それらの図2に示す位置関係を保持したままで、Z(高さ)方向に移動させる。
【0109】
図3(b)の測定ライン(1)および(2)を撮像して、図4(a)および(b)に示す画像を得た時点で、図7に示すように、測定ライン(1)を撮像したときから測定ライン(2)を撮像したときでは、基板面31aの高さが低くなっていることを検出した場合には、リアルタイムで、その高さ変動分を補うように、レーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを低くする。
【0110】
このときに行われるレーザ光源41およびCCDセンサ42の高さの制御は、次の測定ライン(3)または(3)以降の測定ラインを撮像するときに、基板面31aの高さが、部分スキャンする範囲W内の予め設定された高さになるように、レーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを低くする。
【0111】
上記のように、リアルタイムでレーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを制御する方法に代えて、測定対象が次のICチップ31に移るタイミングで、レーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを制御することができる。
【0112】
図7において、符号N1は、最初のICチップ31を測定しているときのレーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを示し、符号N2は、次のICチップ31を測定しているときのレーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを示している。
【0113】
また、図7に示すように、連続する複数のICチップ31、31…に亘って、概ね同一の傾きで各測定ラインの基板面31aの高さZが変化しているときには、トレイ93のその部分が全体的に概ね同一の傾きで傾いていると推察される。したがって、その推察等に基づいて、未測定の測定ラインまたは未測定のICチップ31の基板面31aの高さZについても、ある程度予想することができ、その予想結果に基づいて、予めレーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを制御することができる。
【0114】
次に、図8を参照して、本実施形態の変形例について説明する。
【0115】
上記実施形態では、CCDセンサ42による部分スキャンは、図5に示す100(画素)×2000(画素)の範囲Wがノンインターレース方式で走査されていた。これに対し、本変形例によるCCDセンサ42による部分スキャンは、図8に示す200(画素)×2000(画素)の範囲Waが、インターレース方式で走査される。
【0116】
すなわち、図3(b)の測定ライン(1)の撮像時には、図8の上記範囲Waのうちの奇数行の100行分の画素に信号が書き込まれる。
次いで、図3(b)の測定ライン(2)の撮像時には、図8の上記範囲Waのうちの偶数行の100行分の画素に信号が書き込まれる。
次に、図3(b)の測定ライン(3)の撮像時には、図8の上記範囲Waのうちの奇数行の100行分の画素に信号が書き込まれる。
【0117】
上記のインターレース方式による走査は、以下に説明するように、CCDセンサ42において部分スキャンが行われるからこそ意味を有する。
【0118】
仮にCCDセンサにおいて、部分スキャンではなく、全てのCCD素子領域(2000×2000)がスキャンされる場合、従来一般のインターレース方式では、1回目の走査で奇数行の1000行分の画素に信号が書き込まれ、2回目の走査で偶数行の1000行分の画素に信号が書き込まれ、これら2回の走査で1つの画像(2000×2000)が作成される。
【0119】
これに対し、上記のCCDセンサ42において部分スキャンが行われるときのインターレース走査では、奇数または偶数行の1回の走査で、1つの測定ラインについての画像の作成が完了する。よって、部分スキャンにインターレース走査を組合わせることで、部分スキャンを行わないときと比べて、より短時間で画像を得ることができる。
【0120】
さらに、部分スキャンを行うCCDセンサ42において、上記インターレース走査が行われるときには、以下の効果を奏することができる。
【0121】
ここでは、上記と同様に、まず、図3(b)の測定ライン(1)が撮像されるときに、図8の上記範囲Waのうちの奇数行の100行分の画素に信号が書き込まれ、次に、図3(b)の測定ライン(2)の撮像時に、図8の上記範囲Waのうちの偶数行の100行分の画素に信号が書き込まれ、次に、図3(b)の測定ライン(3)の撮像時には、図8の上記範囲Waのうちの奇数行の100行分の画素に信号が書き込まれるとして説明する。
【0122】
ノンインターレース走査が行われる上記実施形態では、各測定ラインの撮像時に、常に、図5の100(画素)×2000(画素)の上記範囲Wに信号が書き込まれる。したがって、その上記範囲WのCCD素子は、そのリセットから信号検出が行われるまでの1サイクルを、ある測定ラインの撮像時からその次の測定ラインの撮像時までの時間内に行わなければならなかった。
【0123】
これに対し、インターレース走査が行われる本変形例では、図8の上記範囲Waの奇数行の100行分の画素は、図3(b)の測定ライン(1)の撮像に用いられた後は、測定ライン(3)の撮像時まで使用されない。したがって、上記範囲WaのCCD素子は、そのリセットから信号検出が行われるまでの1サイクルを、ある測定ラインの撮像時からその2つ先の測定ラインの撮像時までの時間内に行えば足りる。
【0124】
このように、インターレース走査が行われる本変形例では、1サイクルの時間をより長く確保できることから、リセット動作および信号検出動作をより確実に行うことができ、感度および検出能力の向上を実現することができる。
【0125】
部分スキャンを行うことで、全CCD素子領域の全画素(2000×2000)は、当該撮像時の信号検出に用いられる画素と、その当該撮像時の信号検出には用いられない画素とに分けられる。その当該撮像時の信号検出には用いられない画素を、その当該撮像時の次の撮像時の信号検出に用いれば、各画素のリセットから信号検出までの1サイクル時間を長く確保することができる。
【0126】
次に、図10を参照して、上記実施形態の第2変形例について説明する。
【0127】
本変形例のCCDセンサ42は、その部分スキャンする範囲Wcを変更可能なものが用いられる。
【0128】
上記実施形態では、図3(b)の測定ライン(1)および(2)を撮像して、図4(a)および(b)に示す画像を得た時点で、図7に示す結果に基づいて、測定ライン(1)を撮像したときから測定ライン(2)を撮像したときでは、基板面31aの高さが変わっていることを検出した場合には、リアルタイムにまたは測定対象のICチップ31が変わる毎に、その高さ変動分を補うように、レーザセンサ40の高さを調整した。
【0129】
本変形例では、上記のレーザセンサ40の高さ調整に代えて、CCDセンサ42の部分スキャンする範囲Wcを変更する(符号Wc1、Wc2参照)。この場合、基板面31aの高さが変動しても、部分スキャンされる範囲Wc内の予め定められた位置に、常に、基板面31aの位置が対応するように、部分スキャンする範囲Wcを調整することができる。
【0130】
これにより、トレイ93の反り等の影響を受けて、半田ボール33の頂点位置またはICチップ31の基板面31aが、部分スキャンされる範囲Wcから外れることがなくなり、半田ボール33の高さ測定が不可能になるという事態を未然に防ぐことができる。
【0131】
次に、上記実施形態の第3変形例について説明する。
【0132】
本変形例では、3D計測用のCCDセンサ42に代えて、CMOSセンサを用いる。以下、その利点について説明する。
【0133】
CCDセンサは、その特性上、全CCD素子(例えば2000×2000)のうちの走査本数を減らしてなる領域(一辺側の画素数を減らしてなる領域、例えば100×2000の範囲W)を部分スキャンすることで、信号検出の高速化を図ることができるに過ぎない。
【0134】
これに対し、CMOSセンサでは、全CMOS素子(例えば2000×2000)のうち所望の領域(一辺側のみならず他辺側の画素数を減らしてなる領域、例えば100×100の範囲)からのみ信号を検出することも可能である。すなわち、CMOSセンサでは、信号を取り出す範囲の設定の自由度がCCDセンサよりも高い。
【0135】
なお、CCDカメラおよびCMOSセンサは、いずれも、その装置の構造上、PSD(フォトセンシングダイオード)を用いた測定系よりも安価である。
【0136】
図3(b)のY方向において、半田ボール33が配置されている位置は、予め概ね分かっている。そのため、本変形例のCMOSセンサでは、その信号を取り出す範囲を、図9の破線で示す範囲Wbに設定することができる。
【0137】
また、2D計測用CCDカメラセンサ90による撮像結果に基づいて、ICチップ31における半田ボール33の位置および大きさが判明した後に、その半田ボール33を撮像可能なスポット的範囲を、3D計測用CMOSセンサの信号取り出し範囲Wbとして設定することで、信号検出の高速化を図ることができる。
【0138】
次に、上記実施形態の第4変形例について説明する。
【0139】
2D計測用CCDカメラセンサ90による撮像結果に基づいて、ICチップ31における半田ボール33の位置および大きさが図11に示すように判明した後に、半田ボール33が存在する測定位置(測定ライン)をレーザビームLBが照射するときは、半田ボール33が存在しない測定位置(基板面31a)を照射する場合に比べて、XYセンサによるレーザセンサ40のX方向への移動速度を遅くする。
【0140】
上記のように移動速度を制御して、半田ボール33が存在する位置では、より短ピッチで数多くの撮像を行う。これにより、本測定においてより重要である、半田ボール33の高さ測定をより正確に行うことができる。それとともに、重要性の比較的低い、基板面31aのみについての撮像回数を減らすことで、高速な測定を実現できる。
【0141】
次に、上記実施形態の第5変形例について説明する。
【0142】
3D計測に用いる光と2D計測に用いる光の波長を変え、CCDセンサ42およびCCDカメラセンサ90では、所望の波長の光のみを受光するためのフィルタを備えることができる。これにより、互いの光の影響がなくなる。
【0143】
さらに、3D計測用のCCDセンサと2D計測用のCCDカメラセンサとを1台のカメラで兼用し、交互に2Dと3Dの計測を行うこともできる。
【0144】
なお、上記実施形態においては、光切断法により3D計測を行う方法を採用したが、以下の方法を採用することも可能である。その測定原理について、図12を参照して説明する。
【0145】
レーザ光源41から発射されたレーザビームLBは、基板面31aまたは半田ボール33の表面で反射し、レンズLSを通してディテクタDTRに到着する。ここで、ボール33の表面haで反射した光はディテクタ上にDaの像を結ぶ。ボール33が無い場合には、ビームは基板面h0で反射し同じくレンズLSを通してディテクタDTR上にD0の像を結ぶ。
【0146】
このDa、D02点間の差に角度補正をしたものが、ボール33の表面haの高さ(Z)となる。このときの各測定点のX、Yの値は、XYテーブルに取り付けられているエンコーダから読み出される。測定点は基板上に所定ピッチのドットマトリクス状に取得され、すべての測定点についてX、Y、Zの測定値が求められ、演算部に送られる。演算部では、所定のアルゴリズムにより3Dのデータに変換される。
【0147】
以上に説明したように、本実施形態の半導体集積回路の検査装置によれば、半田ボール33などの立体物の測定を迅速に行うことができる。立体物の撮像画像を得るために要する時間を短くすることができる。立体物の撮像画像を得るための撮像手段のスキャン時間を短くすることができる。スキャン幅を狭くすることができるので、従来と比べてデータ量を小さく抑えることができる。従って、計算時間も短くできる。
【0148】
また、本実施形態の半導体集積回路の検査装置によれば、半田ボール33などの立体物を搭載するトレイ93などの搭載手段またはトレイ93を移動させる場合にはその移動手段ないしトレイ93を搬送する搬送手段やICチップ31のパッケージ手段に反り等の不具合があっても、自動的にその不具合による悪影響を解消することができる。リアルタイムにその不具合による悪影響を解消することができる。
【0149】
なお、上記において、上記実施形態の記載内容、上記変形例などの記載内容は、適宜組合わせることが可能である。
【0150】
【発明の効果】
本発明の半導体集積回路の検査装置によれば、半田ボールなどの立体物の測定をコストを安くかつ迅速に行うことができる。レーザセンサの検出機構(スキャナ)を使用せずに簡単な装置構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態の全体構成を模式的に示す側面図である。
【図2】図2は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態における、レーザ光源とCCDセンサと実装面との位置関係を示す側面図である。
【図3】図3(a)は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態において、レーザビームが照射された半田ボールをCCDセンサで撮像するときの状態を模式的に示す斜視図であり、図3(b)は、実装面上の半田ボールがレーザビームによって走査されることを説明するための平面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態において、レーザビームが実装面のみを照射したときの撮像画像であり、図4(b)は、レーザビームが半田ボールのうち高さが低い位置を照射したときの撮像画像であり、図4(c)は、レーザビームが半田ボールのうち高さが高い位置を照射したときの撮像画像である。
【図5】図5は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態において、CCDセンサにて行われる部分スキャンを説明するための図である。
【図6】図6(a)は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態において、図6(b)の撮像画像に対応する、光が照射されたことを示すドット数と撮像画像の高さ方向との関係を示す分布図である。
【図7】図7は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態において、各測定ラインにおける実装面の高さを示すグラフ図である。
【図8】図8は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態の変形例において採用される、部分スキャンとインターレース方式を説明するための図である。
【図9】図9は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態の第3変形例において、CMOSセンサが使用されたときの部分スキャンを説明するための図である。
【図10】図10は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態の第2変形例において採用される部分スキャンを説明するための図である。
【図11】図11は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態の第4変形例において採用されるレーザセンサの移動速度を説明するための図である。
【図12】図12は、本発明の半導体集積回路の検査装置の一実施形態において採用可能な光切断法の測定原理を説明するための図である。
【図13】図13は、従来の半導体集積回路の検査装置の構成を示すブロック図である。
【図14】図14は、従来の半導体集積回路の検査装置に用いられる画像メモリを示す図である。
【図15】図15(a)は、従来一般のBGAを示す平面図であり、図15(b)は、その側面図である。
【図16】図16は、従来一般のCSPを示す側面図である。
【図17】図17は、従来の他の半導体集積回路の検査装置の構成を示す斜視図である。
【図18】図18は、従来の他の半導体集積回路の検査装置において、線状光が実装面を走査するときの走査方向を示す平面図である。
【図19】図19は、従来の他の半導体集積回路の検査装置において、半田ボールに照射された線状光に基づいて半田ボールの高さを求める方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器
2 レーザビーム
3 集束レンズ
4 スキャナ
5 スリット光
6 対象物体
7 CCDカメラ
8 A/Dコンバータ
9 画像メモリ
10 半導体集積回路の検査装置
11 アドレス検出回路
12 CPU
31 BGA型ICチップ
31a 基板面
33 半田ボール
37 Yステージ
38 Xステージ
39 しきり
40 レーザセンサ4
41 レーザ光源
42 CCDセンサ
51 ICチップ
51a 実装面
52 半田ボール
53 半田ボール
61 ICチップ
61a 実装面
62 樹脂モールド
63 半田ボール
64 半田ボール
90 CCDカメラセンサ
91 上方照明
92 側方照明
93 トレイ
101 JEDECトレイ
102 BGA型ICチップ
102a 実装面
103 半田ボール
104 線状光照射手段
105 撮像手段
B バンプ
DA 検出エリア
h 半田ボールの突出高さ
I 線状光の歪み量
L 線状の光
LB レーザビーム
LB1 レーザビーム
LB2 レーザビーム
LB3 レーザビーム
M1 画像
M2 画像
M3 画像
W 部分スキャンされる領域
Wa インターレース方式で部分スキャンされる領域
Wc 部分スキャンされる領域
WL 輪郭
θ 線状光照射手段の照明角度
(1) 第1の測定ライン
(2) 第2の測定ライン
(3) 第3の測定ライン
(n) 第nの測定ライン

Claims (14)

  1. 半導体集積回路の基板面に設けられた端子を検査する半導体集積回路の検査装置であって、
    3次元計測を行うセンサと、
    前記半導体集積回路が搭載されたトレイと、
    前記センサと前記半導体集積回路とを相対的に移動させる移動手段と
    を具備し、
    前記センサは、
    前記センサと前記半導体集積回路との相対的な移動に基づいて、前記基板面の第1領域、第2領域及び第3領域に対して順に線状の光を照射する光照射部と、
    N個(Nは正の整数)の撮像素子を有し、前記光が照射された前記第1領域、前記第2領域及び第3領域の各々を撮像した、前記N個の撮像素子のうちのM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)の撮像素子のみから撮像信号を出力する撮像手段と、
    前記撮像信号に基づいて、前記端子を検査する検査部と
    を備え、
    前記検査部は、
    前記撮像信号に基づいて、前記第1領域における前記基板面の第1の高さと、前記第2領域における前記基板面の第2の高さとを算出する算出部と、
    前記第1の高さと、前記第2の高さとに基づいて、前記第3領域を撮像する前記M個の撮像素子が前記基板面及び前記端子を撮像可能なように、前記光照射部と前記撮像手段との位置関係を保持したまま前記半導体集積回路との距離を制御する、又は、前記N個の撮像素子のうちの前記撮像信号を出力する前記M個の撮像素子を変更する制御部と
    を含む
    半導体集積回路の検査装置。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路の検査装置であって、
    前記算出部は、前記M個の撮像素子のうちで、前記端子の高さを表す方向に対して、前記光が照射されている撮像素子の数が最も多い位置を前記基板面の前記第1の高さ又は前記第2の高さとして算出する
    半導体集積回路の検査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体集積回路の検査装置であって、
    前記N個の撮像素子は、p行q列(pおよびqのそれぞれは、正の整数)のマトリクス状に配置され、
    前記M個の撮像素子は、p−α行、q−β列(αは前記pよりも小さい正の整数、βは前記qよりも小さい正の整数)の範囲である
    半導体集積回路の検査装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の半導体集積回路の検査装置であって、
    前記基板面における前記端子の位置を検出する2次元計測用撮像手段
    を更に具備し、
    前記移動手段は、前記2次元計測用撮像手段の検出結果に基づいて、前記光が前記端子に照射されていないときには、前記光が前記端子に照射されているときに比べ、前記センサと前記半導体集積回路とを速く移動させる
    半導体集積回路の検査装置。
  5. 請求項3に記載の半導体集積回路の検査装置であって、
    前記基板面における前記端子の位置を検出する2次元計測用撮像手段
    を更に具備し、
    前記撮像手段は、前記2次元計測用撮像手段の検出結果に基づいて、前記p−α行、前記q−β列の範囲を決定し、単一の前記端子を含む前記撮像信号を出力する
    半導体集積回路の検査装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の半導体集積回路の検査装置であって、
    前記センサは、前記半導体集積回路に対して相対的に移動させられるとき、前記光照射部と前記撮像手段との位置関係を保持する
    半導体集積回路の検査装置。
  7. 半導体集積回路の基板面に設けられた端子を検査する半導体集積回路の検査方法であって、
    3次元計測を行うセンサが備える光照射部が、前記基板面の領域に対して線状の光を照射するステップと、
    前記センサが備える撮像手段が、前記光が照射された前記領域を撮像した、N個の撮像素子のうちのM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)の撮像素子のみから撮像信号を出力するステップと、
    前記センサが備える検査部が、前記撮像信号に基づいて前記端子を検査するステップと、
    前記センサと前記半導体集積回路とを相対的に移動させるステップと
    を具備し、
    前記検査するステップは、
    前記移動させるステップに基づいて、前記領域としての第1領域、第2領域及び第3領域に対して順に前記光が照射されるとき、
    前記撮像信号に基づいて、前記第1領域における前記基板面の第1の高さを算出するステップと、
    前記撮像信号に基づいて、前記第2領域における前記基板面の第2の高さを算出するステップと、
    前記第1の高さと、前記第2の高さとに基づいて、前記第3領域を撮像する前記M個の撮像素子が前記基板面及び前記端子を撮像可能なように制御するステップと
    を含み、
    前記制御するステップは、
    前記光照射部と前記撮像手段との位置関係を保持したまま前記半導体集積回路との距離を制御するステップ、又は、前記N個の撮像素子のうちの前記撮像信号を出力する前記M個の撮像素子を変更するステップ
    を含む
    半導体集積回路の検査方法。
  8. 請求項7に記載の半導体集積回路の検査方法であって、
    前記第1の高さを算出するステップ及び前記第2の高さを算出するステップは、
    前記M個の撮像素子のうちで、前記端子の高さを表す方向に対して、前記光が照射されている撮像素子の数が最も多い位置を前記基板面の前記第1の高さ又は前記第2の高さとして算出するステップ
    を含む
    半導体集積回路の検査方法。
  9. 請求項7又は8に記載の半導体集積回路の検査方法であって、
    前記N個の撮像素子は、p行q列(pおよびqのそれぞれは、正の整数)のマトリクス状に配置され、
    前記M個の撮像素子は、p−α行、q−β列(αは前記pよりも小さい正の整数、βは前記qよりも小さい正の整数)の範囲である
    半導体集積回路の検査方法。
  10. 請求項7乃至9の何れか一項に記載の半導体集積回路の検査方法であって、
    前記基板面における前記端子の位置を検出するステップ
    を更に具備し、
    前記移動させるステップは、
    前記端子の位置の検出結果に基づいて、前記光が前記端子に照射されていないときには、前記光が前記端子に照射されているときに比べ、前記センサと前記半導体集積回路とを速く移動させるステップ
    を含む
    半導体集積回路の検査方法。
  11. 請求項9に記載の半導体集積回路の検査方法であって、
    前記基板面における前記端子の位置を検出するステップ
    を更に具備し、
    前記撮像信号を出力するステップは、
    前記端子の位置の検出結果に基づいて、前記p−α行、前記q−β列の範囲を決定し、単一の前記端子を含む前記撮像信号を出力するステップ
    を含む
    半導体集積回路の検査方法。
  12. 請求項7乃至11の何れか一項に記載の半導体集積回路の検査方法であって、
    前記移動させるステップは、
    前記センサが備える前記光照射部と前記撮像手段との位置関係を保持するステップ
    を含む
    半導体集積回路の検査方法。
  13. 半導体集積回路の基板面に設けられた端子を検査する半導体集積回路の検査方法であって、
    (a) N個(Nは正の整数)の撮像素子を有する撮像手段を提供するステップと、
    (b) 前記基板面における前記端子の位置を検出するステップと、
    (c) 前記基板面に対して斜めに線状の光を照射するステップと、
    (d) 前記基板面の複数位置のそれぞれに前記光が照射されるように、前記光の照射先と前記基板面とを設定速度にて相対的に移動させるステップと、
    (e) 前記撮像手段により前記基板面のうち前記光が照射された領域を撮像し、前記撮像手段から撮像信号を出力するステップと、
    (f) 前記撮像信号に基づいて、前記端子を検査するステップと
    を備え、
    前記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうちのM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)の撮像素子のみから出力され、
    前記設定速度は、前記(b)の結果に基づいて、前記光が前記端子に照射されていないときには、前記光が前記端子に照射されていないときに比べて速くなるように設定される
    半導体集積回路の検査方法。
  14. 半導体集積回路の基板面に設けられた端子を検査する半導体集積回路の検査方法であって、
    (g) p行q列(pおよびqのそれぞれは、正の整数)のマトリクス状に配置されたN個(Nは正の整数)のCMOS撮像素子又はCCDを有する撮像手段を提供するステップと、
    (h) 前記基板面における前記端子の位置を検出するステップと、
    (i) 前記基板面に対して斜めに線状の光を照射するステップと、
    (j) 前記撮像手段により前記基板面のうち前記光が照射された領域を撮像し、前記撮像手段から撮像信号を出力するステップと、
    (k) 前記撮像信号に基づいて、前記端子を検査するステップと
    を備え、
    前記撮像信号は、前記N個のCMOS撮像素子又はCCDのうちのp−α行、q−β列(αは前記pよりも小さい正の整数、βは前記qよりも小さい正の整数)の範囲のM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)のCMOS撮像素子又はCCDのみから出力され、
    前記p−α行、前記q−β行の範囲は、前記(h)の結果に基づいて、単一の前記端子を含むように設定される
    半導体集積回路の検査方法。
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