JP2002296017A - 半導体集積回路の検査装置および検査方法 - Google Patents

半導体集積回路の検査装置および検査方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体物の測定を迅速に行うことのできる半導
体集積回路の検査装置および検査方法を提供する。 【解決手段】 半導体集積回路31の実装面31aに設
けられた端子33を検査する半導体集積回路の検査装置
10であって、前記実装面に対して斜めに線状の光LB
を照射する光照射部41と、前記光が照射された前記実
装面を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段42と、前
記撮像信号に基づいて、前記端子を検査する検査部とを
備え、前記撮像手段は、N個(Nは正の整数)の撮像素
子を有し、前記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうち
のM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)の撮像素子
のみから出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
検査装置および検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路の検査装置として
は、特公平6−103171号公報に記載された以下の
技術が知られている。図13に示すように、レーザ発振
器1により発射されたレーザビーム2は集束レンズ3を
通りスキャナ4に入力される。スキャナ4は集束された
レーザビームをシリンドリカルレンズ等でスリット光に
変換し、かつそのスリット光をガルバノミラー等で偏向
させる機能を有する。従って、複雑かつ高額な装置とな
っている。
【0003】スキャナ4により出力されたスリット光5
は対象物体6に照射される。この対象物体6をCCDカ
メラ7で撮影する。CCDカメラ7から出力される映像
信号は、A/Dコンバータ8により1ビットのデジタル
画像信号に変換される。A/Dコンバータ8から出力さ
れる画像信号は、CPU12の指令により画像メモリ9
に記憶されると同時にアドレス検出回路11に入力さ
れ、一水平走査ごとに画像情報が最大の時のアドレスを
検知する。
【0004】図14は、画像メモリ9の内容を表したも
のである。図14に示すように、水平h画素、垂直v画
素、各画素1ビットで構成されており、水平方向のアド
レスをi(i=1〜h)、垂直方向のアドレスをj(j
=1〜v)で表す。この画像メモリ9はCCDカメラ7
の視野情報を二次元的に配列しているものであり、CC
Dカメラ7の各CCD素子に対応している。
【0005】上記において、対象物体6は、BGA(B
all Grid Array)またはCSP(Chi
p Size Package)であることができる。
【0006】ここで、BGAとは、図15(a)および
(b)に示すように、ICチップ51の実装面51aに
接続部(金パッド)を縦横に整列させて設け、各接続部
に半田ボール52、53…を搭載して形成されている。
このBGAは、ICチップ51の実装面51aに整列さ
れた半田ボール52、53…を基板のランド上に融着さ
せることにより、表面実装されている。
【0007】また、CSPとは、BGAと同様に、IC
チップの実装面に複数の半田ボールを縦横に整列させて
なるものである。CSPは、図16に示すように、IC
チップ61とほとんど変わらない大きさに樹脂モールド
62で封止を行う(リアルチップサイズパッケージ)と
ともに、ICチップ61の接続部にバンプBを介し、各
バンプBに半田ボール63、64…を搭載して形成され
ている。このCSPは、BGAと同様に、ICチップ6
1の実装面61aに整列された半田ボール63、64…
を基板のランド上に融着させることにより、表面実装さ
れている。
【0008】上記のように、ICチップの実装面に複数
の半田ボールを搭載して、この半田ボールを用いて表面
実装を行う場合、一般に、ICチップの接続部は1列、
あるいは2以上の複数の列をなしているので、半田ボー
ルも列状に搭載されることになる。
【0009】次に、半田ボールなどの立体物の測定する
際に用いられる光切断法について説明する。
【0010】図17に示すように、JEDECトレイ1
01上に、複数のBGA型ICチップ102、102が
搭載されている。ICチップ102は、その実装面10
2aが上向きになるようにセットされている。実装面1
02aに縦横に整列された複数の半田ボール103、1
03…が検査される。
【0011】半田ボール103の検査には、バンプの形
状・高さ・半田量(ボールボリューム)・位置・コプラ
ナリティ(coplanarity)の検査が含まれ
る。
【0012】コプラナリティとは、一般に、パッケージ
端子によって形成される接地面からの端子の浮き量を表
す。表面実装パッケージを平坦な面に置いた場合の各端
子と取りつけ面との距離で表す。この距離が大きいと表
面実装する場合、端子と実装基板のフットプリントの間
を半田で十分に充填できずに、半田接合が不完全になる
場合がある。このようにコプラナリティは、表面実装す
るパッケージにおいて、半田接合の歩留りや信頼性を左
右する寸法であり、特に各端子と取りつけ面の距離が最
大になっている値が重要である。
【0013】エリアアレイパッケージの代表であるBG
Aでは、パッケージの封止体および基板の反りや端子を
形成している半田ボールの大きさのばらつきがコプラナ
リティに影響を与える。ICチップのコプラナリティを
検査するためには、原則として、そのICチップの全て
の半田ボールの高さを測定する必要がある。
【0014】線状光照射手段104からは、ICチップ
102の実装面102aに対して、斜めに線状の光Lが
照射される。線状の光Lは、半田ボール103、103
…を列ごとに走査する。線状光照射手段104は、線状
光LによってICチップ102の実装面102aを走査
するために往復動可能に構成されている。これにより、
図18に示すように、線状光照射手段104からICチ
ップ102の実装面102aに斜めに照射される線状光
Lは、その実装面102aに沿って、図18中矢印X方
向に走査される。
【0015】ここで、線(ライン)状の光Lは、例え
ば、レーザ光であることができる。または、線状の光L
は、例えば、発光ダイオード(LED)等の光源から発
せられる光をシリンドリカルレンズを介して線状の光に
集束させたものであることができる。
【0016】図17に示すように、ICチップ102の
実装面102aの直上には、実装面102aに相対向す
るように離間して、線状光Lの変化画像を撮影する撮像
手段105が配置されている。撮像手段105は、例え
ばCCDカメラである。撮像手段105は、固定されて
いる。
【0017】撮像手段105は、固定されており、線状
光Lの走査(図18の矢印X)とともに移動するわけで
はない。このことから、撮像手段105は、図18に示
すように、線状光Lが実装面102aに沿ってX方向に
走査されて複数列の半田ボール103、103…が照射
されたときに、それら複数列の半田ボール103、10
3…の全てをカバー可能な撮像範囲を有している。
【0018】撮像手段105により撮影された画像情報
が演算処理されることにより、各半田ボール103、1
03…の高さが検出される。ここで、撮像手段105の
画像情報に基づいて、各半田ボール103、103…の
高さを検出するには、例えば以下の方法を用いることが
できる。
【0019】図19に示すように、線状光Lの歪み量を
I、線状光照射手段104の照明角度をθとした場合
に、各半田ボール103の突出高さhは、h=Itan
θ.で表される。線状光Lが複数列の半田ボール10
3、103…のそれぞれの列を走査する過程において、
線状光Lの歪み量Iは、変化する。
【0020】上記のように、光切断法は、ICチップ1
02の実装面102aに対して斜め方向から線状の光L
を照射し、この線状光Lを半田ボール103の搭載され
た実装面102a上で走査させることにより、走査中に
線状光Lが半田ボール103の搭載高さ(突出高さh)
に比例して歪むことを利用して、線状光Lの変化画像情
報を例えば上記のh=Itanθ.の式を用いて演算処
理することで、各半田ボール103の高さを測定するも
のである。
【0021】したがって、ICチップ102の実装面1
02aに整列された複数の半田ボール103、103…
の良否を容易かつ確実に検査することができ、特に半田
ボール103の搭載高さhを精度良く測定することがで
き、コプラナリティの検査に供することができる。
【0022】なお、特開平10−209227号公報に
は、次の半導体集積回路の検査方法が記載されている。
半導体集積回路の実装面に縦横に整列された複数の半田
ボールを検査する半導体集積回路の検査方法において、
ライン状光照射手段が上記実装面に対して斜めにライン
状の光を照射し、半田ボールを列ごとに走査し、撮像手
段が走査中におけるライン状光の変化画像を撮影し、撮
影した画像情報を画像処理手段が演算処理して各半田ボ
ールの高さを検出する。前記画像処理手段による演算処
理は、ライン状光の歪み量をI、照明角度をθとした場
合、突出高さh=Itanθ.で表される式を用いて行
われる。
【0023】また、特開平11−72316号公報に
は、次のICリードの平坦度計測装置が記載されてい
る。等間隔で平行に配列された複数本の光透過用の線状
スリットを備えたスリットプレートと、このスリットプ
レートの法線に対して前記線状スリットの配列方向に沿
って反対側に同一角度傾斜した方向から平行光束を当該
スリットプレートに照射する平行光束光源と、前記スリ
ットプレートの光出射側の位置において測定対象のIC
パッケージをそのリードボール形成面が前記スリットプ
レートに平行となるように保持するワークステージと、
前記リードボール形成面に配列されている各リードボー
ルの表面を撮像する撮像手段と、当該撮像手段によって
得られた画像に基づき各リードボールの表面に形成され
た着光点の中心間距離を求め、当該中心間距離に基づき
各リードボールの平坦度を計測する計測手段とを有して
いる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、光切断
法では、各バンプを線状光Lが走査する過程において、
線状光Lが各バンプの異なる高さに複数回照射されたと
きのそれぞれの線状光Lの歪み量Iおよび照射角度θに
よって、その各バンプの全体の形状・大きさ(高さ)が
認識される。
【0025】上記のように、各バンプにおける異なる高
さの複数位置に線状光Lを照射して各バンプについての
複数の撮像画像を得るのは、そのバンプ全体の高さを決
定付ける、そのバンプにおける頂部位置が予め分かって
いるわけではないからである。すなわち、各バンプにつ
いての複数の撮像画面のそれぞれから得られる高さの最
高値を、そのバンプ全体の高さとする。
【0026】このように、各バンプについて複数回の撮
像を行う必要があることから、計測の迅速化のために
は、各回の撮像に要する時間(一つの画像を得るための
時間)が短い方が望ましい。
【0027】本発明の目的は、立体物の測定を迅速に行
うことのできる半導体集積回路の検査装置および検査方
法を提供することである。本発明の他の目的は、立体物
の撮像画像を得るために要する時間が短く、立体構造が
簡単で、コストの安い測定を迅速に行うことのできる半
導体集積回路の検査装置および検査方法を提供すること
である。本発明の更に他の目的は、立体物の撮像画像を
得るための撮像手段のスキャン時間が短く、立体物の測
定を迅速に行うことのできる半導体集積回路の検査装置
および検査方法を提供することである。
【0028】本発明の更に他の目的は、立体物の搭載手
段(トレイ)または搬送手段(搬送用トレイ)やパッケ
ージ(包装)手段に反り等の不具合があっても、自動的
にその不具合による悪影響を解消可能な半導体集積回路
の検査装置および検査方法を提供することである。本発
明の更に他の目的は、立体物の搭載手段または搬送手段
やパッケージ手段に反り等の不具合があっても、リアル
タイムにその不具合による悪影響を解消可能な半導体集
積回路の検査装置および検査方法を提供することであ
る。本発明の更に他の目的は、簡単な構成の検査装置を
提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数形態のうちの少なくとも一つの
形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしている
が、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術的
事項に限定されることを示すためのものではない。
【0030】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)は、半導体集積回路(31)の実装面(31a)に
設けられた端子(33)を検査する半導体集積回路の検
査装置(10)であって、前記実装面(31a)に対し
て斜めに線状の光(LB)を照射する光照射部(41)
と、前記光(LB)が照射された前記実装面(31a)
を撮像し、撮像信号を出力する撮像手段(42)と、前
記撮像信号に基づいて、前記端子(33)を検査する検
査部とを備え、前記撮像手段(42)は、N個(Nは正
の整数)の撮像素子を有し、前記撮像信号は、前記N個
の撮像素子のうちのM個(Mは前記Nよりも小さい正の
整数)の撮像素子のみから出力される。
【0031】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記撮像手段(42)は、前記N個の撮
像素子のうちの前記M個の撮像素子に対応する走査線の
みが走査されることにより、前記撮像信号を出力する。
【0032】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記撮像手段(42)は、n行×l列=
N個(n,lは正の整数)の撮像素子を有し、前記撮像
信号は、前記n行×l列の撮像素子のうちm×l列=M
個(mは前記nよりも小さい正の整数)の撮像素子に対
応する走査線のみが走査されることによって、前記撮像
信号を出力する。
【0033】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記光照射部(41)および前記撮像手
段(42)は、センサ部(40)を構成し、前記実装面
(31a)のうちの前記光(LB)が照射された領域
((1)〜(n))が変わるときに、前記M個の撮像素
子が当該前記光(LB)が照射された領域を撮像可能な
ように、前記センサ部(40)と前記半導体集積回路
(31)のいずれか一方が、前記センサ部(40)と前
記半導体集積回路(31)の他方に対して、相対的に移
動する。
【0034】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、更に、前記撮像信号に基づいて、前記実
装面(31a)の高さを算出する算出部を備えている。
【0035】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記算出部は、前記M個の撮像素子によ
って撮像された撮像画像(M1〜M3)において、前記
光(LB)が照射されていることを示すドットの数と、
前記半導体集積回路(31)の高さ方向の位置との関係
を求め、前記関係に基づいて、前記実装面(31a)の
高さを算出する。
【0036】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、更に、前記センサ部(40)と前記半導
体集積回路(31)との距離を制御する第1制御部を備
え、前記第1制御部は、前記算出された実装面(31
a)の高さに基づいて、前記距離を制御する。
【0037】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記第1制御部は、前記実装面(31
a)の高さが変わるときに、前記M個の撮像素子が当該
前記光(LB)が照射された前記実装面(31a)を撮
像可能なように前記距離を制御する。
【0038】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、更に、前記N個の撮像素子のうち前記撮
像信号を出力する前記M個の撮像素子を変更するように
制御する第2制御部を備え、前記第2制御部は、前記算
出された実装面(31a)の高さに基づいて、前記M個
の撮像素子を変更するように制御する。
【0039】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記光(LB)が照射された前記実装面
(31a)の位置((1)〜(n))が第1位置
((1))から第2位置((2))に変わるとき、前記
第1位置((1))が撮像されてなる前記撮像信号は、
前記N個の撮像素子のうちの前記M個の撮像素子からな
る第1撮像素子群のみから出力され、前記第2位置
((2))が撮像されてなる前記撮像信号は、前記N個
の撮像素子のうちの前記第1撮像素子群とは異なる前記
M個の撮像素子からなる第2撮像素子群のみから出力さ
れる。
【0040】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記撮像素子は、CMOS撮像素子又は
CCDである。
【0041】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記N個の前記CMOS撮像素子又はC
CDは、p行q列(pおよびqのそれぞれは、正の整
数)のマトリクス状に配置され、前記撮像信号は、(前
記p−α)行(前記q−β)列(αは前記pよりも小さ
い正の整数、βは前記qよりも小さい正の整数)の範囲
の前記CMOS撮像素子又はCCDのみから出力され
る。
【0042】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記光照射部(41)の光軸と前記撮像
手段(42)の軸心線とのなす角度が概ね90°であ
る。
【0043】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記撮像手段(42)の軸心線と、前記
光(LB)が照射された前記実装面(31a)から反射
した光の光軸とが概ね一致している。
【0044】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)は、更に、前記実装面(31a)の平面形状を撮像
するための2次元計測用撮像手段(90)と、前記2次
元計測用撮像手段(90)および前記センサ部(40)
を前記半導体集積回路(31)に対して移動させる移動
手段とを備えたものである。
【0045】本発明の半導体集積回路の検査装置(1
0)において、前記半導体集積回路(31)は、BGA
であり、前記端子(33)は、半田ボールであり、前記
検査部は、前記撮像信号に基づいて、前記半田ボールの
高さを測定する。
【0046】本発明の半導体集積回路の検査方法は、半
導体集積回路(31)の実装面(31a)に設けられた
端子(33)を検査する半導体集積回路の検査方法であ
って、(a) N個(Nは正の整数)の撮像素子を有す
る撮像手段を提供するステップと、(b) 前記実装面
(31a)における前記端子(33)の位置を検出する
ステップと、(c) 前記実装面(31a)に対して斜
めに線状の光(LB)を照射するステップと、(d)
前記実装面(31a)の複数位置のそれぞれに前記光
(LB)が照射されるように、前記光(LB)の照射先
と前記実装面(31a)とを設定速度にて相対的に移動
させるステップと、(e) 前記撮像手段により前記実
装面(31a)のうち前記光(LB)が照射された領域
を撮像し、前記撮像手段から撮像信号を出力するステッ
プと、(f) 前記撮像信号に基づいて、前記端子(3
3)を検査するステップとを備え、前記撮像信号は、前
記N個の撮像素子のうちのM個(Mは前記Nよりも小さ
い正の整数)の撮像素子のみから出力され、前記設定速
度は、前記(b)の結果に基づいて、前記光(LB)が
前記端子(33)に照射されているときには、前記光
(LB)が前記端子(33)に照射されていないときに
比べて高くなるように設定される。
【0047】本発明の半導体集積回路の検査方法は、半
導体集積回路(31)の実装面(31a)に設けられた
端子(33)を検査する半導体集積回路の検査方法であ
って、(g) p行q列(pおよびqのそれぞれは、正
の整数)のマトリクス状に配置されたN個(Nは正の整
数)のCMOS撮像素子又はCCDを有する撮像手段を
提供するステップと、(h) 前記実装面(31a)に
おける前記端子(33)の位置を検出するステップと、
(i) 前記実装面(31a)に対して斜めに線状の光
(LB)を照射するステップと、(j) 前記撮像手段
により前記実装面(31a)のうち前記光(LB)が照
射された領域を撮像し、前記撮像手段から撮像信号を出
力するステップと、(k) 前記撮像信号に基づいて、
前記端子(33)を検査するステップとを備え、前記撮
像信号は、前記N個のCMOS撮像素子又はCCDのう
ちの(前記p−α)行(前記q−β)列(αは前記pよ
りも小さい正の整数、βは前記qよりも小さい正の整
数)の範囲のM個(Mは前記Nよりも小さい正の整数)
のCMOS撮像素子又はCCDのみから出力され、前記
(前記p−α)行(前記q−β)列の範囲は、前記
(h)の結果に基づいて、単一の前記端子(33)を含
むように設定される。
【0048】本発明の半導体集積回路の検査方法におい
て、前記(c)、(d)、(e)および(f)の組合
せ、ならびに前記(i)、(j)および(k)の組合せ
のそれぞれは、光切断法を構成する。
【0049】本発明の半導体集積回路の検査方法は、二
次元計測用カメラ(90)と三次元計測用カメラ(4
0)とをXYステージ上に固定し、試料を測定する。
【0050】なお、従来、AO素子やガルバノミラーに
よる走査型レーザ変位計方式の検査装置は、検出幅が数
mmの範囲に留まっていたが、2000×2000画素
程度の高速な検出素子の実用化により一度に走査する走
査幅を10〜20mmに広げることができ、単位面積当
たりの検出速度の向上を図ることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の半
導体集積回路の検査装置の一実施形態を説明する。
【0052】図1に示すように、本実施形態の半導体集
積回路の検査装置10は、例えば、トレイ93に搭載さ
れた複数のBGA型ICチップ31の半田ボール(バン
プ)33の検査に用いられる。
【0053】半導体集積回路の検査装置10は、3次元
(3D)計測を行うためのレーザセンサ40と、2次元
(2D)計測を行うためのIC外観検査用CCDカメラ
センサ90と、レーザセンサ40およびCCDカメラセ
ンサ90を高精度に移動させるためのXYテーブル(図
示せず)とを備えている。レーザセンサ40は、レーザ
光源41と、CCDセンサ42とを有している。
【0054】本実施形態においては、XYテーブルによ
りレーザセンサ40およびCCDカメラセンサ90を移
動させ、ICチップ31が搭載されたトレイ93を固定
にする構成とする。ここで、この構成に代えて、レーザ
センサ40およびCCDカメラセンサ90を固定にし、
トレイ93をXYテーブルにより移動させる構成にする
ことができる。すなわち、レーザセンサ40およびCC
Dカメラセンサ90と、ICチップ31を相対的に移動
させればよいため、いずれを移動させてもよい。
【0055】このレーザ光源41は、幅が10〜20μ
m程度のスリット状のレーザビームLBを照射可能なも
のが用いられる。
【0056】なお、本実施形態において、レーザビーム
LBなどの線状の光を照射するための手段は、レーザ光
源41に限定されない。線状の光は、例えば、発光ダイ
オード(LED)等の光源から発せられる光をシリドリ
カルレンズを介して線状の光に集束させたものであるこ
とができる。
【0057】なお、符号37はXYテーブルのYステー
ジを示し、符号38はXYテーブルのXステージを示
し、符号39はしきりを示している。
【0058】図2に示すように、レーザ光源41は、そ
のレーザビームLBがICチップ31の基板面31aま
たは半田ボール33に対して45°の角度で入射する位
置に配置される。レーザセンサ40のCCDセンサ42
は、ICチップ31の基板面31aまたは半田ボール3
3から反射角45°で反射した光をその真正面から撮像
可能な位置に配置される。この配置状態にすることによ
って、レーザ光源41の光軸とCCDセンサ42の軸心
線の角度は、90°となる。
【0059】レーザ光源41の光軸とCCDセンサ42
の軸心線の角度が90°であることによって、スリット
光により切断された面の高さ差を最も際立たせることが
でき、CCDセンサ42による測定対象物の高さ方向の
分解能が最大となる。
【0060】また、レーザセンサ40のCCDセンサ4
2は、ICチップ31の基板面31aまたは半田ボール
33から反射した光をその真正面から撮像可能な位置に
配置されているため、半田ボール33の頂点の平らな面
の検出性が向上する。頂点部分の平坦な面の反射光(光
量)が強くなるからである。ICチップ31の基板面3
1aまたは半田ボール33から反射した光の光軸と、C
CDセンサ42の軸心線とが一致している。
【0061】レーザ光源41とCCDセンサ42の図2
に示す上記の位置関係(配置状態)は、計測時にXYテ
ーブルによってレーザ光源41およびCCDセンサ42
が移動するときにも、変わることなく保持されたまま移
動する。
【0062】CCDセンサ42は、後述するように、部
分(パーシャル)スキャンを行う。また、このCCDセ
ンサ42には、電子シャッターが用いられている。これ
により、1フレーム毎にCCDセンサ42を停止させる
必要がないため、高速でのデータの取得ができ、スルー
プットの向上に寄与している。
【0063】2D計測用のCCDカメラセンサ90に
は、TDI(Time DelayIntegrati
on)方式が採用される。この方式によれば、レーザセ
ンサ40のCCDセンサ42と同様に、1フレーム毎に
カメラを停止させる必要がないため、高速でのデータの
取得ができ、スループットの向上に寄与している。斜光
リング照明の併用により精密な画像を取り込み、それを
画像処理することにより、ボール径、ボール位置の測
定、ボールの有無、ボール形状、パッケージの傷を高精
度で検出できる。図1において、符号91は上方照明で
あり、符号92は側方照明である。
【0064】XYテーブルは、ストーンベースの上に組
み上げられ、エアベアリングでフローティングされてい
る。XYテーブルに取り付けられたエンコーダにより、
レーザセンサ40およびCCDカメラセンサ90の測定
点のX,Yの値が読み出される。
【0065】3D計測用レーザセンサ40および2D計
測用CCDカメラセンサ90は、同一ステージに搭載さ
れ、そのステージを移動させることで、複数のICチッ
プ31に対して、3D計測および2D計測を一度に行う
ことができる。本装置10では、後述する工夫によりレ
ーザセンサ40の検出機構が従来に比べ簡便にできるた
め、CCDカメラセンサ90とレーザセンサ40とを同
一ステージに搭載することができる。これにより、スキ
ャナーが必要なくなり、装置10の価格が低減される。
【0066】また、図1に示すように、レーザセンサ4
0とCCDカメラセンサ90の間には、遮光性が高いし
きり39が設けられている。これにより、3D計測用照
明と2D計測用照明の互いへの影響をなくすことができ
る。
【0067】図3および図4を参照して、3D計測用の
レーザセンサ40の測定原理について説明する。
【0068】図3(a)に示すように、レーザ光源41
から発射された微細幅のスリット状のレーザビームLB
は、半田ボール33の表面に照射され、または、半田ボ
ール33がない場所ではICチップ31の基板面31a
に照射される。図3(a)において、符号DAは、CC
Dセンサ42による検出エリアを示している。CCDセ
ンサ42の検出エリアDAに対応する画像を図4(a)
〜(c)に示す。
【0069】後述するように、CCDセンサ42のCC
D素子が、図5に示すように、その行および列の画素数
が同数(2000×2000)となるように配列されて
いるにも関わらず、検出エリアDAがレーザビームLB
のスリット形状の長手方向と同じ方向にその長手方向を
有する細長い形状に形成されているのは、CCDセンサ
42において部分スキャンが行われるからである。
【0070】図3(b)の符号(1)に示すように、平
坦な基板面31a(半田ボール33がない場所)に照射
されたレーザビームLB1は、CCDセンサ42では、
図4(a)のように直線M1として映る。その直線M1
は、レーザビームLB1に照射された基板面31aを示
している。
【0071】次に、図3(b)の符号(2)に示すよう
に、XYテーブルによりレーザ光源41およびCCDセ
ンサ42がX方向に移動すると、レーザビームLB2
は、半田ボール33のうちの低い位置に照射され、CC
Dセンサ42では、図4(b)のようにその高さおよび
幅が小さい曲線状の山と直線からなる線M2として映
る。線M2のうち、直線の部分は、レーザビームLB2
に照射された基板面31aを示し、その山の部分は、レ
ーザビームLB2に照射された半田ボール33の表面を
示している。
【0072】次いで、図3(b)の符号(3)に示すよ
うに、XYテーブルによりレーザ光源41およびCCD
センサ42が更にX方向に移動すると、レーザビームL
B3は、半田ボール33のうちの高い位置に照射され、
CCDセンサ42では、図4(c)のようにその高さお
よび幅が大きい曲線状の山と直線からなる線M3として
映る。線M3のうち、直線の部分は、レーザビームLB
3に照射された基板面31aを示し、その山の部分は、
レーザビームLB3に照射された半田ボール33の表面
を示している。
【0073】図3(b)に示すように、1つのICチッ
プ31の基板面31aおよびその複数の半田ボール3
3、33…については、上記符号(1)〜(3)と同様
に、XYテーブルによりレーザ光源41およびCCDセ
ンサ42がX方向に移動して、合計n個の各位置にレー
ザビームLBが照射され、合計n個の画像が撮像され
る。
【0074】図3(a)から(c)の各測定点でのレー
ザビームLBの照射位置のX、Yの座標位置は、XYテ
ーブルに取り付けられたエンコーダより読み出される。
図3(a)から(c)の各測定点での各半田ボール33
の高さは、図4(a)から(c)の各画像(線M1〜M
3)において、直線として映る基板面31aと、曲線状
の山の最高位置との間の距離によって求められる。
【0075】本実施形態で採用される光切断法では、図
4(a)から(c)に示すように、各半田ボール33を
異なる高さで複数回スライスしたときのそれぞれの断面
形状によって、その各半田ボール33の全体形状および
大きさを認識する。
【0076】この場合、各半田ボール33自身の高さを
決める頂部位置が予め特定できないため、図3(b)お
よび図4(a)から(c)に示すように、各半田ボール
33の複数位置にレーザビームLBの照射を行うととも
に、それら複数位置でのCCDセンサ42による撮像を
行い、それらの撮像画面(図4(a)〜(c))のそれ
ぞれから得られる山の高さの最高値をその半田ボール3
3自身の高さとする。
【0077】このように、各半田ボール33について複
数回の撮像を行う必要があることから、各回の撮像に要
するCCDセンサ42のスキャン時間(一つの画像を得
るための時間)は、短い方が望ましい。
【0078】上述したように、CCDセンサ42では、
部分スキャンが行われる。以下、この部分スキャンにつ
いて説明する。
【0079】図5に示すように、部分スキャンとは、C
CDセンサ42が有する、例えば、2000(画素)×
2000(画素)のCCD素子領域のうち、100(画
素)×2000(画素)の素子領域の信号電荷のみを検
出し、それ以外の素子領域の信号電荷は検出しないとい
うものである。
【0080】この部分スキャンによれば、100(画
素)×2000(画素)の領域しか信号電荷検出のため
のスキャンを行わないため、2000(画素)×200
0(画素)の全領域をスキャンする場合に比べて、高速
化が図れる。
【0081】例えば、2000(画素)×2000(画
素)の全領域をスキャンして1画像を得るには、400
mSかかっていたのに対し、100(画素)×2000
(画素)の領域をスキャンして1画像を得るには、20
mSで済む。
【0082】BGA型ICチップ31は、ICチップ3
1の基板の幅(図3(b)のY方向)に比べて半田ボー
ル33の高さが小さい。このことから、図3(a)およ
び(b)に示すように、BGA型ICチップ31の半田
ボール33が列ごとにCCDセンサ42で撮像される場
合、その単一の撮像画像は、図5に示すように横長の画
像となる。
【0083】よって、縦横が同じ画素数からなるCCD
センサ42のCCD素子領域(2000×2000)に
おいて、測定上意味を有するのは、上記横長の画像に相
当する部分のみである。
【0084】また、上記のように、CCDセンサ42と
レーザ光源41の図2に示す位置関係は変わらないま
ま、そのレーザセンサ40全体がICチップ31に対し
て相対的に移動する。したがって、そのレーザ光源41
のレーザビームLBによって照射された複数の測定位置
(図3(b)の(1)〜(n))のそれぞれの上記横長
の画像は、そのCCDセンサ42のCCD素子領域(2
000(画素)×2000(画素))のうちの、常に同
一領域によって撮像される。
【0085】このことから、本実施形態のCCDセンサ
42では、全CCD素子領域(2000×2000)の
うちの、上記横長の画像が常に撮像される領域に相当す
る100×2000の領域の信号電荷のみを検出する、
部分スキャンを行うことが可能である。
【0086】ここで、上記の特公平6−103171号
公報の技術や特開平10−209227号公報の技術に
おいて、BGA型ICチップの半田ボールが列ごとにC
CDセンサで撮像される場合を考える。
【0087】上記両公報の技術では、CCDセンサおよ
びICチップが固定され、線状光Lによって照射される
位置がICチップの複数の測定位置を順にずれていく方
法が採られている。
【0088】このことから、上記両公報の技術では、上
記固定されたCCDセンサの視野領域は、上記ICチッ
プの複数の測定位置(図3(b)の(1)〜(n))の
全てをカバーしなければならない。
【0089】さらに、線状光Lによって照射された複数
の測定位置のそれぞれの上記横長の画像は、上記固定の
CCDセンサの全CCD素子領域のうちの、常に同一領
域に撮像されるわけではない。上記固定のCCDセンサ
の全CCD素子領域のうちの、その測定位置に応じた常
に異なる領域で撮像される。
【0090】したがって、上記両公報の技術では、部分
スキャンを行うことは極めて困難である。上記両公報の
技術において部分スキャンを行うには、例えば、上記横
長の画像が撮像される領域が、その測定位置に応じて異
なることに対応・同期させるように、全CCD素子領域
のうちで部分スキャンを行う領域を変化させる必要があ
る。
【0091】本実施形態において、部分スキャンされる
例えば100×2000の領域(図5の符号W)に、当
該測定対象物の半田ボール33等の高さを整合させるに
は、その半田ボール33等の基板面31aからの標準的
な高さを考慮して行う。この場合、必要に応じて、CC
Dセンサ42の前段にレンズ(図示せず)を設けて視野
範囲を調整することができる。
【0092】ここで、例えば100(画素)×2000
(画素)の素子領域Wの信号電荷のみを検出する部分ス
キャン用のCCDセンサ42は、市販品を用いることが
できる。なお、その全CCD素子領域が例えば100
(画素)×2000(画素)であるCCDセンサは、市
販されていない。
【0093】また、部分スキャンを行うCCDセンサ4
2は、その全CCD素子領域(2000×2000)の
うちスキャンされる100×2000の領域W以外の領
域のスキャンをしないという動作を行わせる以外は、通
常一般の(部分スキャン方式ではない)CCDセンサと
同じ構成であることができる。
【0094】次に、本装置10の一使用方法について説
明する。
【0095】まず、部分スキャンされる例えば100
(画素)×2000(画素)の領域Wに、当該測定対象
物の半田ボール33等の高さを整合させる。前述のよう
に、その半田ボール33等の基板面31aからの標準的
な高さを考慮するとともに、必要に応じて、CCDセン
サ42の前段にレンズを設けることができる。
【0096】ICチップ31の複数の半田ボール33、
33…の高さを測定する場合、その中で最も高い半田ボ
ール33が撮像されているときであっても、その半田ボ
ール33の頂点位置とICチップ31の基板面31aの
双方が、その部分スキャンされる範囲Wにて撮像されて
いなければならない。その半田ボール33の頂点位置と
ICチップ31の基板面31aのいずれもが撮像されて
いなければ、その半田ボール33の高さを測定できない
からである。
【0097】さらに、その最も高い半田ボール33が部
分スキャンされる範囲Wにて撮像されているときに、そ
の半田ボール33の頂点位置とICチップ31の基板面
31aが、その部分スキャンされる範囲Wの輪郭WLに
対して、必要なマージンは確保した上で、なるべく接近
した状態で収まるように設定する。より高い分解能を確
保するためである。
【0098】このように、本装置10では、部分スキャ
ンされる範囲Wの輪郭WLに、予想される最も高い半田
ボール33の頂点位置とICチップ31の基板面31a
が、なるべく接近した状態となるように設定される。こ
のことに起因して、以下の問題が生じる。
【0099】ICチップ31を搭載しているトレイ(イ
ントレイやJEDECトレイが含まれる)93が反って
いる場合や、ICチップ31のパッケージ不良の場合に
は、レーザセンサ40(レーザ光源41およびCCDセ
ンサ42)と、ICチップ31とのZ方向(高さ方向)
の位置関係(距離)が変動することがある。その結果、
半田ボール33の頂点位置またはICチップ31の基板
面31aが、部分スキャンされる範囲Wから外れ、半田
ボール33の高さ測定が不可能になることがある。
【0100】部分スキャン方式においてより顕著に発生
し易い、上記問題の発生を未然に防止すべく、本装置1
0では以下の対策が採られる。
【0101】図4(a)から(c)に示すように、部分
スキャンされる範囲Wの画像が撮像されたら、それぞれ
の撮像画像において、光が照射されていることを示す1
ビットの値が検出されたドットの数の高さ方向(Z方
向)の分布を計測する。
【0102】例えば、図6(b)に示す撮像画像では、
図6(a)に示される分布となる。図6(a)に示すよ
うに、図6(b)の撮像画像のうち基板面31aに対応
する高さのドット数が最大となる。図6(a)の高さZ
0が、図6(b)の画像を撮像した瞬間の基板面31a
の高さに対応する。
【0103】図4(a)から(c)に示すように、いか
なる撮像画像M1〜M3であっても、基板面31aに対
応する高さのドット数が最大となる。したがって、CC
Dセンサ42によって撮像される複数の撮像画像のそれ
ぞれについての上記分布(図6(a))を計測し、それ
らの計測結果に基づいて、最大ドット数に対応する高さ
(Z)の変動を測定すれば、トレイ93の反り等による
基板面31aとレーザセンサ40との間の距離の変化を
検出することができる。ここで、トレイ93の反りは、
例えば600μm程度であり、半田ボール33の高さも
例えば600μm程度である。
【0104】図7は、図6(a)の分布に基づいて検出
された複数の撮像画像のそれぞれについての基板面31
aの高さZを示している。図7において、縦軸は基板面
31aの高さZを示し、横軸は何回目の撮像であるか
(測定ライン)を示している。
【0105】図7の横軸の(1)、(2)、(3)…
(n)は、それぞれ、図3(b)に示される(1)、
(2)、(3)…(n)に対応している。図7の横軸に
おいて、2回目の(1)以降は、次のICチップ31の
各測定ラインを示している。
【0106】すなわち、図7の横軸の(1)は、図3
(b)の(1)の位置にレーザビームLB1が照射され
たときの撮像結果(図4(a)参照)に対応し、図7の
横軸(1)に対応する縦軸Zの値は、撮像時の図3
(b)の(1)の位置の基板面31aの高さを示してい
る。図7の縦軸に示される基板面の高さZは、絶対的な
高さ(例えば、本装置10が設置された床面からの高
さ)を示している。
【0107】図7は、1つのICチップ31内の各測定
ライン(1)、(2)、(3)…の基板面31aの高さ
が、図3(b)の矢印X方向に向けて漸次低くなってい
ることを示している。この原因としては、例えば、その
ICチップ31を搭載しているトレイ93が反っている
ことが考えられる。
【0108】本装置10では、トレイ93の反り等によ
り半田ボール33の頂点位置またはICチップ31の基
板面31aが部分スキャンされる範囲Wから外れ、半田
ボール33の高さ測定が不可能になるという上記問題の
発生を未然に防止すべく、図7の縦軸の各値Zに応じ
て、リアルタイムで、レーザ光源41およびCCDセン
サ42を、それらの図2に示す位置関係を保持したまま
で、Z(高さ)方向に移動させる。
【0109】図3(b)の測定ライン(1)および
(2)を撮像して、図4(a)および(b)に示す画像
を得た時点で、図7に示すように、測定ライン(1)を
撮像したときから測定ライン(2)を撮像したときで
は、基板面31aの高さが低くなっていることを検出し
た場合には、リアルタイムで、その高さ変動分を補うよ
うに、レーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを
低くする。
【0110】このときに行われるレーザ光源41および
CCDセンサ42の高さの制御は、次の測定ライン
(3)または(3)以降の測定ラインを撮像するとき
に、基板面31aの高さが、部分スキャンする範囲W内
の予め設定された高さになるように、レーザ光源41お
よびCCDセンサ42の高さを低くする。
【0111】上記のように、リアルタイムでレーザ光源
41およびCCDセンサ42の高さを制御する方法に代
えて、測定対象が次のICチップ31に移るタイミング
で、レーザ光源41およびCCDセンサ42の高さを制
御することができる。
【0112】図7において、符号N1は、最初のICチ
ップ31を測定しているときのレーザ光源41およびC
CDセンサ42の高さを示し、符号N2は、次のICチ
ップ31を測定しているときのレーザ光源41およびC
CDセンサ42の高さを示している。
【0113】また、図7に示すように、連続する複数の
ICチップ31、31…に亘って、概ね同一の傾きで各
測定ラインの基板面31aの高さZが変化しているとき
には、トレイ93のその部分が全体的に概ね同一の傾き
で傾いていると推察される。したがって、その推察等に
基づいて、未測定の測定ラインまたは未測定のICチッ
プ31の基板面31aの高さZについても、ある程度予
想することができ、その予想結果に基づいて、予めレー
ザ光源41およびCCDセンサ42の高さを制御するこ
とができる。
【0114】次に、図8を参照して、本実施形態の変形
例について説明する。
【0115】上記実施形態では、CCDセンサ42によ
る部分スキャンは、図5に示す100(画素)×200
0(画素)の範囲Wがノンインターレース方式で走査さ
れていた。これに対し、本変形例によるCCDセンサ4
2による部分スキャンは、図8に示す200(画素)×
2000(画素)の範囲Waが、インターレース方式で
走査される。
【0116】すなわち、図3(b)の測定ライン(1)
の撮像時には、図8の上記範囲Waのうちの奇数行の1
00行分の画素に信号が書き込まれる。次いで、図3
(b)の測定ライン(2)の撮像時には、図8の上記範
囲Waのうちの偶数行の100行分の画素に信号が書き
込まれる。次に、図3(b)の測定ライン(3)の撮像
時には、図8の上記範囲Waのうちの奇数行の100行
分の画素に信号が書き込まれる。
【0117】上記のインターレース方式による走査は、
以下に説明するように、CCDセンサ42において部分
スキャンが行われるからこそ意味を有する。
【0118】仮にCCDセンサにおいて、部分スキャン
ではなく、全てのCCD素子領域(2000×200
0)がスキャンされる場合、従来一般のインターレース
方式では、1回目の走査で奇数行の1000行分の画素
に信号が書き込まれ、2回目の走査で偶数行の1000
行分の画素に信号が書き込まれ、これら2回の走査で1
つの画像(2000×2000)が作成される。
【0119】これに対し、上記のCCDセンサ42にお
いて部分スキャンが行われるときのインターレース走査
では、奇数または偶数行の1回の走査で、1つの測定ラ
インについての画像の作成が完了する。よって、部分ス
キャンにインターレース走査を組合わせることで、部分
スキャンを行わないときと比べて、より短時間で画像を
得ることができる。
【0120】さらに、部分スキャンを行うCCDセンサ
42において、上記インターレース走査が行われるとき
には、以下の効果を奏することができる。
【0121】ここでは、上記と同様に、まず、図3
(b)の測定ライン(1)が撮像されるときに、図8の
上記範囲Waのうちの奇数行の100行分の画素に信号
が書き込まれ、次に、図3(b)の測定ライン(2)の
撮像時に、図8の上記範囲Waのうちの偶数行の100
行分の画素に信号が書き込まれ、次に、図3(b)の測
定ライン(3)の撮像時には、図8の上記範囲Waのう
ちの奇数行の100行分の画素に信号が書き込まれると
して説明する。
【0122】ノンインターレース走査が行われる上記実
施形態では、各測定ラインの撮像時に、常に、図5の1
00(画素)×2000(画素)の上記範囲Wに信号が
書き込まれる。したがって、その上記範囲WのCCD素
子は、そのリセットから信号検出が行われるまでの1サ
イクルを、ある測定ラインの撮像時からその次の測定ラ
インの撮像時までの時間内に行わなければならなかっ
た。
【0123】これに対し、インターレース走査が行われ
る本変形例では、図8の上記範囲Waの奇数行の100
行分の画素は、図3(b)の測定ライン(1)の撮像に
用いられた後は、測定ライン(3)の撮像時まで使用さ
れない。したがって、上記範囲WaのCCD素子は、そ
のリセットから信号検出が行われるまでの1サイクル
を、ある測定ラインの撮像時からその2つ先の測定ライ
ンの撮像時までの時間内に行えば足りる。
【0124】このように、インターレース走査が行われ
る本変形例では、1サイクルの時間をより長く確保でき
ることから、リセット動作および信号検出動作をより確
実に行うことができ、感度および検出能力の向上を実現
することができる。
【0125】部分スキャンを行うことで、全CCD素子
領域の全画素(2000×2000)は、当該撮像時の
信号検出に用いられる画素と、その当該撮像時の信号検
出には用いられない画素とに分けられる。その当該撮像
時の信号検出には用いられない画素を、その当該撮像時
の次の撮像時の信号検出に用いれば、各画素のリセット
から信号検出までの1サイクル時間を長く確保すること
ができる。
【0126】次に、図10を参照して、上記実施形態の
第2変形例について説明する。
【0127】本変形例のCCDセンサ42は、その部分
スキャンする範囲Wcを変更可能なものが用いられる。
【0128】上記実施形態では、図3(b)の測定ライ
ン(1)および(2)を撮像して、図4(a)および
(b)に示す画像を得た時点で、図7に示す結果に基づ
いて、測定ライン(1)を撮像したときから測定ライン
(2)を撮像したときでは、基板面31aの高さが変わ
っていることを検出した場合には、リアルタイムにまた
は測定対象のICチップ31が変わる毎に、その高さ変
動分を補うように、レーザセンサ40の高さを調整し
た。
【0129】本変形例では、上記のレーザセンサ40の
高さ調整に代えて、CCDセンサ42の部分スキャンす
る範囲Wcを変更する(符号Wc1、Wc2参照)。こ
の場合、基板面31aの高さが変動しても、部分スキャ
ンされる範囲Wc内の予め定められた位置に、常に、基
板面31aの位置が対応するように、部分スキャンする
範囲Wcを調整することができる。
【0130】これにより、トレイ93の反り等の影響を
受けて、半田ボール33の頂点位置またはICチップ3
1の基板面31aが、部分スキャンされる範囲Wcから
外れることがなくなり、半田ボール33の高さ測定が不
可能になるという事態を未然に防ぐことができる。
【0131】次に、上記実施形態の第3変形例について
説明する。
【0132】本変形例では、3D計測用のCCDセンサ
42に代えて、CMOSセンサを用いる。以下、その利
点について説明する。
【0133】CCDセンサは、その特性上、全CCD素
子(例えば2000×2000)のうちの走査本数を減
らしてなる領域(一辺側の画素数を減らしてなる領域、
例えば100×2000の範囲W)を部分スキャンする
ことで、信号検出の高速化を図ることができるに過ぎな
い。
【0134】これに対し、CMOSセンサでは、全CM
OS素子(例えば2000×2000)のうち所望の領
域(一辺側のみならず他辺側の画素数を減らしてなる領
域、例えば100×100の範囲)からのみ信号を検出
することも可能である。すなわち、CMOSセンサで
は、信号を取り出す範囲の設定の自由度がCCDセンサ
よりも高い。
【0135】なお、CCDカメラおよびCMOSセンサ
は、いずれも、その装置の構造上、PSD(フォトセン
シングダイオード)を用いた測定系よりも安価である。
【0136】図3(b)のY方向において、半田ボール
33が配置されている位置は、予め概ね分かっている。
そのため、本変形例のCMOSセンサでは、その信号を
取り出す範囲を、図9の破線で示す範囲Wbに設定する
ことができる。
【0137】また、2D計測用CCDカメラセンサ90
による撮像結果に基づいて、ICチップ31における半
田ボール33の位置および大きさが判明した後に、その
半田ボール33を撮像可能なスポット的範囲を、3D計
測用CMOSセンサの信号取り出し範囲Wbとして設定
することで、信号検出の高速化を図ることができる。
【0138】次に、上記実施形態の第4変形例について
説明する。
【0139】2D計測用CCDカメラセンサ90による
撮像結果に基づいて、ICチップ31における半田ボー
ル33の位置および大きさが図11に示すように判明し
た後に、半田ボール33が存在する測定位置(測定ライ
ン)をレーザビームLBが照射するときは、半田ボール
33が存在しない測定位置(基板面31a)を照射する
場合に比べて、XYセンサによるレーザセンサ40のX
方向への移動速度を遅くする。
【0140】上記のように移動速度を制御して、半田ボ
ール33が存在する位置では、より短ピッチで数多くの
撮像を行う。これにより、本測定においてより重要であ
る、半田ボール33の高さ測定をより正確に行うことが
できる。それとともに、重要性の比較的低い、基板面3
1aのみについての撮像回数を減らすことで、高速な測
定を実現できる。
【0141】次に、上記実施形態の第5変形例について
説明する。
【0142】3D計測に用いる光と2D計測に用いる光
の波長を変え、CCDセンサ42およびCCDカメラセ
ンサ90では、所望の波長の光のみを受光するためのフ
ィルタを備えることができる。これにより、互いの光の
影響がなくなる。
【0143】さらに、3D計測用のCCDセンサと2D
計測用のCCDカメラセンサとを1台のカメラで兼用
し、交互に2Dと3Dの計測を行うこともできる。
【0144】なお、上記実施形態においては、光切断法
により3D計測を行う方法を採用したが、以下の方法を
採用することも可能である。その測定原理について、図
12を参照して説明する。
【0145】レーザ光源41から発射されたレーザビー
ムLBは、基板面31aまたは半田ボール33の表面で
反射し、レンズLSを通してディテクタDTRに到着す
る。ここで、ボール33の表面haで反射した光はディ
テクタ上にDaの像を結ぶ。ボール33が無い場合に
は、ビームは基板面h0で反射し同じくレンズLSを通
してディテクタDTR上にD0の像を結ぶ。
【0146】このDa、D02点間の差に角度補正をし
たものが、ボール33の表面haの高さ(Z)となる。
このときの各測定点のX、Yの値は、XYテーブルに取
り付けられているエンコーダから読み出される。測定点
は基板上に所定ピッチのドットマトリクス状に取得さ
れ、すべての測定点についてX、Y、Zの測定値が求め
られ、演算部に送られる。演算部では、所定のアルゴリ
ズムにより3Dのデータに変換される。
【0147】以上に説明したように、本実施形態の半導
体集積回路の検査装置によれば、半田ボール33などの
立体物の測定を迅速に行うことができる。立体物の撮像
画像を得るために要する時間を短くすることができる。
立体物の撮像画像を得るための撮像手段のスキャン時間
を短くすることができる。スキャン幅を狭くすることが
できるので、従来と比べてデータ量を小さく抑えること
ができる。従って、計算時間も短くできる。
【0148】また、本実施形態の半導体集積回路の検査
装置によれば、半田ボール33などの立体物を搭載する
トレイ93などの搭載手段またはトレイ93を移動させ
る場合にはその移動手段ないしトレイ93を搬送する搬
送手段やICチップ31のパッケージ手段に反り等の不
具合があっても、自動的にその不具合による悪影響を解
消することができる。リアルタイムにその不具合による
悪影響を解消することができる。
【0149】なお、上記において、上記実施形態の記載
内容、上記変形例などの記載内容は、適宜組合わせるこ
とが可能である。
【0150】
【発明の効果】本発明の半導体集積回路の検査装置によ
れば、半田ボールなどの立体物の測定をコストを安くか
つ迅速に行うことができる。レーザセンサの検出機構
(スキャナ)を使用せずに簡単な装置構成とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の半導体集積回路の検査装置の
一実施形態の全体構成を模式的に示す側面図である。
【図2】図2は、本発明の半導体集積回路の検査装置の
一実施形態における、レーザ光源とCCDセンサと実装
面との位置関係を示す側面図である。
【図3】図3(a)は、本発明の半導体集積回路の検査
装置の一実施形態において、レーザビームが照射された
半田ボールをCCDセンサで撮像するときの状態を模式
的に示す斜視図であり、図3(b)は、実装面上の半田
ボールがレーザビームによって走査されることを説明す
るための平面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の半導体集積回路の検査
装置の一実施形態において、レーザビームが実装面のみ
を照射したときの撮像画像であり、図4(b)は、レー
ザビームが半田ボールのうち高さが低い位置を照射した
ときの撮像画像であり、図4(c)は、レーザビームが
半田ボールのうち高さが高い位置を照射したときの撮像
画像である。
【図5】図5は、本発明の半導体集積回路の検査装置の
一実施形態において、CCDセンサにて行われる部分ス
キャンを説明するための図である。
【図6】図6(a)は、本発明の半導体集積回路の検査
装置の一実施形態において、図6(b)の撮像画像に対
応する、光が照射されたことを示すドット数と撮像画像
の高さ方向との関係を示す分布図である。
【図7】図7は、本発明の半導体集積回路の検査装置の
一実施形態において、各測定ラインにおける実装面の高
さを示すグラフ図である。
【図8】図8は、本発明の半導体集積回路の検査装置の
一実施形態の変形例において採用される、部分スキャン
とインターレース方式を説明するための図である。
【図9】図9は、本発明の半導体集積回路の検査装置の
一実施形態の第3変形例において、CMOSセンサが使
用されたときの部分スキャンを説明するための図であ
る。
【図10】図10は、本発明の半導体集積回路の検査装
置の一実施形態の第2変形例において採用される部分ス
キャンを説明するための図である。
【図11】図11は、本発明の半導体集積回路の検査装
置の一実施形態の第4変形例において採用されるレーザ
センサの移動速度を説明するための図である。
【図12】図12は、本発明の半導体集積回路の検査装
置の一実施形態において採用可能な光切断法の測定原理
を説明するための図である。
【図13】図13は、従来の半導体集積回路の検査装置
の構成を示すブロック図である。
【図14】図14は、従来の半導体集積回路の検査装置
に用いられる画像メモリを示す図である。
【図15】図15(a)は、従来一般のBGAを示す平
面図であり、図15(b)は、その側面図である。
【図16】図16は、従来一般のCSPを示す側面図で
ある。
【図17】図17は、従来の他の半導体集積回路の検査
装置の構成を示す斜視図である。
【図18】図18は、従来の他の半導体集積回路の検査
装置において、線状光が実装面を走査するときの走査方
向を示す平面図である。
【図19】図19は、従来の他の半導体集積回路の検査
装置において、半田ボールに照射された線状光に基づい
て半田ボールの高さを求める方法を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2 レーザビーム 3 集束レンズ 4 スキャナ 5 スリット光 6 対象物体 7 CCDカメラ 8 A/Dコンバータ 9 画像メモリ 10 半導体集積回路の検査装置 11 アドレス検出回路 12 CPU 31 BGA型ICチップ 31a 基板面 33 半田ボール 37 Yステージ 38 Xステージ 39 しきり 40 レーザセンサ4 41 レーザ光源 42 CCDセンサ 51 ICチップ 51a 実装面 52 半田ボール 53 半田ボール 61 ICチップ 61a 実装面 62 樹脂モールド 63 半田ボール 64 半田ボール 90 CCDカメラセンサ 91 上方照明 92 側方照明 93 トレイ 101 JEDECトレイ 102 BGA型ICチップ 102a 実装面 103 半田ボール 104 線状光照射手段 105 撮像手段 B バンプ DA 検出エリア h 半田ボールの突出高さ I 線状光の歪み量 L 線状の光 LB レーザビーム LB1 レーザビーム LB2 レーザビーム LB3 レーザビーム M1 画像 M2 画像 M3 画像 W 部分スキャンされる領域 Wa インターレース方式で部分スキャンされる領域 Wc 部分スキャンされる領域 WL 輪郭 θ 線状光照射手段の照明角度 (1) 第1の測定ライン (2) 第2の測定ライン (3) 第3の測定ライン (n) 第nの測定ライン
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA24 AA49 CC26 DD06 FF01 FF02 FF04 FF15 FF67 GG04 GG07 HH05 HH12 HH13 HH14 JJ02 JJ03 JJ08 JJ25 JJ26 LL08 LL30 MM03 MM07 MM22 NN20 PP03 PP12 QQ31 2G051 AA61 AA73 AB07 AB14 BA10 BA20 BB01 BB09 BB20 CA03 CB01 CD01 DA07 EA11 EA12

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路の実装面に設けられた端
    子を検査する半導体集積回路の検査装置であって、 前記実装面に対して斜めに線状の光を照射する光照射部
    と、 前記光が照射された前記実装面を撮像し、撮像信号を出
    力する撮像手段と、 前記撮像信号に基づいて、前記端子を検査する検査部と
    を備え、 前記撮像手段は、N個(Nは正の整数)の撮像素子を有
    し、 前記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうちのM個(M
    は前記Nよりも小さい正の整数)の撮像素子のみから出
    力される半導体集積回路の検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路の検査装
    置において、 前記撮像手段は、前記N個の撮像素子のうちの前記M個
    の撮像素子に対応する走査線のみが走査されることによ
    り、前記撮像信号を出力する半導体集積回路の検査装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体集積回
    路の検査装置において、 前記撮像手段は、n行×l列=N個(n,lは正の整
    数)の撮像素子を有し、 前記撮像信号は、前記n行×l列の撮像素子のうちm×
    l列=M個(mは前記nよりも小さい正の整数)の撮像
    素子に対応する走査線のみが走査されることによって、
    前記撮像信号を出力する半導体集積回路の検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路の検査装置において、 前記光照射部および前記撮像手段は、センサ部を構成
    し、 前記実装面のうちの前記光が照射された領域が変わると
    きに、前記M個の撮像素子が当該前記光が照射された領
    域を撮像可能なように、前記センサ部と前記半導体集積
    回路のいずれか一方が、前記センサ部と前記半導体集積
    回路の他方に対して、相対的に移動する半導体集積回路
    の検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路の検査装置において、 更に、 前記撮像信号に基づいて、前記実装面の高さを算出する
    算出部を備えた半導体集積回路の検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体集積回路の検査装
    置において、 前記算出部は、前記M個の撮像素子によって撮像された
    撮像画像において、前記光が照射されていることを示す
    ドットの数と、前記半導体集積回路の高さ方向の位置と
    の関係を求め、前記関係に基づいて、前記実装面の高さ
    を算出する半導体集積回路の検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の半導体集積回
    路の検査装置において、 更に、 前記センサ部と前記半導体集積回路との距離を制御する
    第1制御部を備え、 前記第1制御部は、前記算出された実装面の高さに基づ
    いて、前記距離を制御する半導体集積回路の検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体集積回路の検査装
    置において、 前記第1制御部は、前記実装面の高さが変わるときに、
    前記M個の撮像素子が当該前記光が照射された前記実装
    面を撮像可能なように前記距離を制御する半導体集積回
    路の検査装置。
  9. 【請求項9】 請求項5または6に記載の半導体集積回
    路の検査装置において、 更に、 前記N個の撮像素子のうち前記撮像信号を出力する前記
    M個の撮像素子を変更するように制御する第2制御部を
    備え、 前記第2制御部は、前記算出された実装面の高さに基づ
    いて、前記M個の撮像素子を変更するように制御する半
    導体集積回路の検査装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれか1項に記載
    の半導体集積回路の検査装置において、 前記光が照射された前記実装面の位置が第1位置から第
    2位置に変わるとき、前記第1位置が撮像されてなる前
    記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうちの前記M個の
    撮像素子からなる第1撮像素子群のみから出力され、前
    記第2位置が撮像されてなる前記撮像信号は、前記N個
    の撮像素子のうちの前記第1撮像素子群とは異なる前記
    M個の撮像素子からなる第2撮像素子群のみから出力さ
    れる半導体集積回路の検査装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれか1項に記
    載の半導体集積回路の検査装置において、 前記撮像素子は、CMOS撮像素子又はCCDである半
    導体集積回路の検査装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体集積回路の検
    査装置において、 前記N個の前記CMOS撮像素子又はCCDは、p行q
    列(pおよびqのそれぞれは、正の整数)のマトリクス
    状に配置され、 前記撮像信号は、(前記p−α)行(前記q−β)列
    (αは前記pよりも小さい正の整数、βは前記qよりも
    小さい正の整数)の範囲の前記CMOS撮像素子又はC
    CDのみから出力される半導体集積回路の検査装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれか1項に記
    載の半導体集積回路の検査装置において、 前記光照射部の光軸と前記撮像手段の軸心線とのなす角
    度が概ね90°である半導体集積回路の検査装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれか1項に記
    載の半導体集積回路の検査装置において、 前記撮像手段の軸心線と、前記光が照射された前記実装
    面から反射した光の光軸とが概ね一致している半導体集
    積回路の検査装置。
  15. 【請求項15】 請求項4記載の半導体集積回路の検査
    装置において、 更に、 前記実装面の平面形状を撮像するための2次元計測用撮
    像手段と、 前記2次元計測用撮像手段および前記センサ部を前記半
    導体集積回路に対して移動させる移動手段とを備えた半
    導体集積回路の検査装置。
  16. 【請求項16】 請求項1から15のいずれか1項に記
    載の半導体集積回路の検査装置において、 前記半導体集積回路は、BGAであり、 前記端子は、半田ボールであり、 前記検査部は、前記撮像信号に基づいて、前記半田ボー
    ルの高さを測定する半導体集積回路の検査装置。
  17. 【請求項17】 半導体集積回路の実装面に設けられた
    端子を検査する半導体集積回路の検査方法であって、
    (a) N個(Nは正の整数)の撮像素子を有する撮像
    手段を提供するステップと、(b) 前記実装面におけ
    る前記端子の位置を検出するステップと、(c) 前記
    実装面に対して斜めに線状の光を照射するステップと、
    (d) 前記実装面の複数位置のそれぞれに前記光が照
    射されるように、前記光の照射先と前記実装面とを設定
    速度にて相対的に移動させるステップと、(e) 前記
    撮像手段により前記実装面のうち前記光が照射された領
    域を撮像し、前記撮像手段から撮像信号を出力するステ
    ップと、(f) 前記撮像信号に基づいて、前記端子を
    検査するステップとを備え、 前記撮像信号は、前記N個の撮像素子のうちのM個(M
    は前記Nよりも小さい正の整数)の撮像素子のみから出
    力され、 前記設定速度は、前記(b)の結果に基づいて、前記光
    が前記端子に照射されているときには、前記光が前記端
    子に照射されていないときに比べて高くなるように設定
    される半導体集積回路の検査方法。
  18. 【請求項18】 半導体集積回路の実装面に設けられた
    端子を検査する半導体集積回路の検査方法であって、
    (g) p行q列(pおよびqのそれぞれは、正の整
    数)のマトリクス状に配置されたN個(Nは正の整数)
    のCMOS撮像素子又はCCDを有する撮像手段を提供
    するステップと、(h) 前記実装面における前記端子
    の位置を検出するステップと、(i) 前記実装面に対
    して斜めに線状の光を照射するステップと、(j) 前
    記撮像手段により前記実装面のうち前記光が照射された
    領域を撮像し、前記撮像手段から撮像信号を出力するス
    テップと、(k) 前記撮像信号に基づいて、前記端子
    を検査するステップとを備え、 前記撮像信号は、前記N個のCMOS撮像素子又はCC
    Dのうちの(前記p−α)行(前記q−β)列(αは前
    記pよりも小さい正の整数、βは前記qよりも小さい正
    の整数)の範囲のM個(Mは前記Nよりも小さい正の整
    数)のCMOS撮像素子又はCCDのみから出力され、 前記(前記p−α)行(前記q−β)列の範囲は、前記
    (h)の結果に基づいて、単一の前記端子を含むように
    設定される半導体集積回路の検査方法。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載の半導体
    集積回路の検査方法において、 前記(c)、(d)、(e)および(f)の組合せ、な
    らびに前記(i)、(j)および(k)の組合せのそれ
    ぞれは、光切断法を構成する半導体集積回路の検査方
    法。
  20. 【請求項20】 二次元計測用カメラと三次元計測用カ
    メラとをXYステージ上に固定し、試料を測定する半導
    体集積回路の検査方法。
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