JPH11287496A - 空調機の使用電力制御方法 - Google Patents

空調機の使用電力制御方法

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JPH11287496A
JPH11287496A JP8694698A JP8694698A JPH11287496A JP H11287496 A JPH11287496 A JP H11287496A JP 8694698 A JP8694698 A JP 8694698A JP 8694698 A JP8694698 A JP 8694698A JP H11287496 A JPH11287496 A JP H11287496A
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場で働く人間に不快感を与えずに複数の空
調機を制御して最大需要電力を押えることが出来る複数
の空調機の使用電力制御方法を提供する。 【解決手段】 共通の電力供給線に接続された複数の空
調機の使用電力を測定し、測定した使用電力からデマン
ド値の測定単位である30分間の電力消費量を求め、求
めた電力消費量と設定されたデマンド値とから、実際の
30分間の電力消費量をデマンド値以内とするために3
0分間に停止させるべき停止時間を求め、停止時間に対
応して各空調機の圧縮機の運転スケジュールを規定した
運転パターンを選択して、各空調機の圧縮機の動作を制
御する。通常運転時においても空調機の消費電力を削減
するべく、空調機の圧縮機の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機の使用電力
を制御する方法に関し、特に共通の電力供給線に接続さ
れた複数の空調機の使用電力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生活環境の向上やコンピューター
をはじめとする電化製品等の大幅な普及によって電気エ
ネルギーの使用が大幅に増え、電気を作り出す際に使用
する化石燃料の消費量が年々増加している。これは限り
ある天然資源の有効利用及び地球環境への配慮という観
点からも好ましくない。
【0003】また、作り出した電気エネルギーは備蓄す
るのが困難であり、そのため夏・冬場に起きる最大使用
時の電力総量に合わせて発電所等の設備を作る必要があ
り、その設備投資費用等が反映されて電気料金も高くな
っている。
【0004】この様な事を鑑み、また昨今の国際環境の
変化に対応して、電力業界では様々な対策、例えば、電
気をあまり使わないように奨める広告や、賢い省エネ方
法の告知を行っている。
【0005】電力会社は、このような省エネ・省電力告
知といったものに加えて、実際に電気使用量の多い電気
需要家(例えば、工場やオフィスビル)に対しては、使
用電力の削減や電気使用に関する意識の改変を目的とし
て、実量制と呼ばれるデマンド数値によって電気料金の
契約をする制度(以下、デマンド契約制度という)を導
入している。
【0006】このデマンド契約制度は、需要場所におけ
る30分単位での総使用電力量を1ヶ月間測定し(1日
を48に細分化して毎月約1,440回測定する)、そ
のうちの最大値がその月の最大電力として記録され、こ
の月を含めた過去1年間での任意の30分間に使用した
電力の最大値を今後1年間の契約電力として基本料金を
設定するシステムである。
【0007】すなわち、30分の単位において一度でも
最大電力値を記録した場合、これをもとに電気基本料金
を算出し、向こう1年間の電気代の請求をするものであ
る。現実には、どうしても夏・冬に空調機(エアコン)
をフル稼動させることが多く、その結果この時期に最大
電力値(ピーク)を記録することが多い。
【0008】それに対し、電力業界としてはこの最大ピ
ーク時の電力量を賄えるだけの発電設備を建てる必要が
あるので、これを押さえたいという願望があり、この時
期に電気を大量に消費する需要家から相応する料金を徴
収するべく、デマンド契約制度が導入された。
【0009】図1は、ある電力需要家の使用電力の最大
値の月毎の推移を表すグラフである。図1の例では空調
機をあまり稼働させない3月から6月、11月及び12
月の使用電力最大値は300kw以下であるが、空調機を
使用する時間の多い1月、2月及び7月から10月の使
用電力最大値は300kw以上であり、冷房をフル稼動さ
せた8月中に使用電力の最大値として450kwを記録し
ている。図1に示すような場合、基本料金は最大値であ
る450kwを基準として算出される。
【0010】このデマンド契約制度は、一度使用電力最
大値を記録するとそれに伴い今後一年間の基本料金が更
新されるので、実際に電気を使用している電気需要家か
らは様々な不満が出ている。しかしながら、電気基本料
金を少なくするためには、料金算出の基となる最大需要
電力値(デマンド値)のピークを落とす必要がある。
【0011】このような電気需要家からの要望にこたえ
るべく、夏もしくは冬に記録される最大需要電力値(デ
マンド値)を、その需要家内にある負荷設備(空調機・
工作機械・照明等)の電源を特定の時間に限って切るこ
とによって制御し、これにより電気基本料金の引き下げ
が可能になる装置としてデマンドコントローラーがあ
る。
【0012】デマンドコントローラには、人が実際にそ
の需要家内における負荷設備の電源を切るように、最大
需要電力値(デマンド値)が出そうなときに、ブザー等
によってその場所で働いている従業員に通知するもの
や、接続された数台の負荷設備に電気信号を送り、強制
的にその負荷設備の電源を切るものがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人が実
際にその需要家内における負荷設備の電源を切るタイプ
のデマンドコントローラを使用した場合、その限られた
時間(デマンド値発生時)に人が実際に需要家内を移動
して負荷設備の電源を遮断する必要があるので、必ずし
も意図した通りに制御できないという問題があり、接続
された負荷設備の電源を強制的に切るタイプのデマンド
コントローラには、その瞬間に設備自体が止まってしま
う為、作業に必要な設備を接続できないという問題があ
る。
【0014】これらの問題をどうしても解決出来ないと
いったジレンマから、デマンドコントローラーの導入を
検討の段階で中止したり、実際にデマンドコントローラ
ーを導入したにも関わらず、上記のような問題やその場
所で働いている従業員からの苦情により、結果としてデ
マンドコントローラーを使用しない場合が多数ある。
【0015】現在、夏場・冬場の最大需要電力を生じさ
せ、電気発電設備等を建築する必要性を生じさせる直接
的原因となっているのは、工場やオフィス等のあらゆる
職場に設置された空調機(エアコン)である。
【0016】上述のデマンドコントローラーで空調機の
電源を強制的に切る場合、最大需要電力値(デマンドピ
ーク値)がでる時期が、前述のように夏の一番暑い時や
冬の一番寒い時期であるため、仮に導入しても、最も空
調の必要なときに空調機の電源が切れて動かなくなって
しまう為、室内温度の急激な上昇・下降が起こり、作業
環境が悪化し従業員の反感を買う事となり、導入後1年
以上きちんと稼動させているところは皆無に等しい。
【0017】本願発明はこのような課題を解決するべく
なされたものであり、現場で働く人間に不快感を与えず
に複数の空調機を制御して最大需要電力を押えることが
出来る複数の空調機の使用電力制御方法を提供すること
を目的とする。
【0018】また、地球環境への配慮という観点から、
最大需要電力(デマンド値)予測時だけでなく、空調機
のすべての稼働時間、すなわち通常使用状態においても
省エネ・省電力を達成することが出来る複数の空調機の
使用電力制御方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、共通の電
力供給線に接続された複数の空調機の使用電力制御方法
であって、複数の空調機の合計使用電力を測定し、該測
定された使用電力から所定の時間内の電力消費量を求
め、該電力消費量に応じて、各空調機を停止させるべき
停止時間を求め、各空調機の圧縮機を、周期的に所定の
順序で停止時間だけ停止させることを特徴とする、本発
明による複数の空調機の使用電力制御方法によって解決
される。
【0020】従来主として使われていた空調機の制御方
法は、空調機の電源自体をオン・オフして制御する方法
であるが、本願に係る使用電力制御方法ではこの方法を
とらずに、空調機の圧縮機の動作を制御して使用電力を
制御する。
【0021】空調機における圧縮機(コンプレッサー)
は、空調機の中心的役割を担っており、冷房の際の冷気
や暖房の際の暖気を作る場所であると同時に、空調機の
総電力使用量の約9割を消費している。
【0022】また、空調機の構造は、電源が入ると温度
センサーによって圧縮機(コンプレッサー)の稼動を制
御するようになっており、圧縮機自体は本来機械的に動
作を制御できるように構成されている。
【0023】更に、空調機の中にある圧縮機(コンプレ
ッサー)のみを制御する事により、デマンドピーク時に
おける制御を外部からは解りずらくすることができる。
【0024】以上のように、圧縮機の動作を制御すると
いう方法は、空調機の寿命的な部分から考えても一番効
率が良く、本来の空調機の運転と同様の状況が作り出
せ、その空調機の設置された職場で働いている人々は、
空調機が強制的に制御されていることを意識することな
く通常通り快適に作業できる。
【0025】また、通常運転時においてもデマンド値の
かわりに電力削減率に基づいて空調機を制御することに
より、実際に圧縮機を停止させて、確実に省エネ・省電
力が可能になる。
【0026】圧縮機の停止時間においても空調機からの
送風が行われることが好ましい。このようにすると、室
内機からの送風は止まることが無いので、圧縮機の強制
停止による室温への影響を最小限に食い止められる。
【0027】各空調機の圧縮機の運転スケジュールを規
定した複数の運転パターンの中から停止時間に基づいて
一つの運転パターンを選択して各圧縮機の動作を制御す
るようにしてもよい。
【0028】この場合、複数の空調機が複数のフロア又
は棟内に配置されているとき、各フロア又は棟毎に異な
った運転パターンを使用できるように構成すると、作業
環境に合わせて各階・各棟等に最適な制御ができる。
【0029】隣接して設置されていない空調機の圧縮機
を順番に停止させるようにすると、フロア又は棟内にお
ける室温のバラツキをなくすことができる。
【0030】各圧縮機を連続して停止させる時間が、3
分から5分の間であるのが好ましい。この3〜5分とい
う強制停止時間は、その前に圧縮機が作り出していた冷
気(暖気)が残っている時間であり、この冷気(暖気)
を有効利用して循環させて室内を冷房(暖房)すること
ができるので、室温の上昇(下降)を最小限で食い止め
る事が出来る。
【0031】更に、少なくとも一つの空調機を非制御と
することができるように構成されていることが好まし
い。
【0032】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、本願の
複数の空調機の使用電力制御方法の実施の形態を詳細に
説明する。
【0033】本実施の形態においては、通常使用状態に
おける電力削減率を制御する部分と、最大需要電力値と
して設定されたデマンド値を制御する部分とを組み合わ
せたプログラムを使用することによって、各電力需要家
の電力使用状況・削減状況に合わせたカスタムメイドの
制御が出来るようなシステムとした。
【0034】空調機はフロアや棟毎にグループ分けさ
れ、それぞれの作業環境に合わせてグループ毎に異なっ
た通常電力削減率を設定できるように構成されている。
【0035】以下において、このように各空調機をフロ
アや棟毎のグループに分けて制御し、かつデマンド値
(需要ピーク値)によってそのグループにおける制御率
をプログラムによって変更する事ができるシステムを、
グループサイクリック・デマンドコントロールシステム
と定義する。
【0036】最初に、通常使用状態における電力削減率
(省エネ率)の制御部分の動作を詳述する。
【0037】電力削減率は、30分を基準単位とし、ユ
ーザによる平常時制御パーセント入力に応じて、 0%…省エネなし(従来どおり制御なしの稼動) 10%…省エネ率10%(1空調機あたり30分中3分
停止) 20%…省エネ率20%(1空調機あたり15分中3分
・30分中6分停止) 30%…省エネ率30%(1空調機あたり10分中3分
・30分中9分停止) 40%…省エネ率40%(1空調機あたり10分中4分
・30分中12分停止) 50%…省エネ率50%(1空調機あたり10分中5分
・30分中15分停止) の5つの制御パターンから各グループ毎に選択され、ユ
ーザは目的・用途に応じて設定の変更を容易に行える。
【0038】具体的には、図3のフローチャートに示さ
れているように、最初にユーザが平常時制御パーセント
を入力し(S301)、入力された値が0%設定である
か否かを確認し(S302)、入力された設定が0%設
定である場合には空調機は従来通り非制御にて運転する
(S308)。
【0039】入力された設定が0%設定でない場合には
10%制御であるか否かを確認し(S303)、入力さ
れた設定が10%制御である場合には各空調機の圧縮機
は30分間中3分間強制的に停止されるようにグループ
毎にサイクリック制御される(S309)。
【0040】入力された設定が10%設定でない場合に
は20%制御であるか否かを確認し(S304)、入力
された設定が20%制御である場合には各空調機の圧縮
機は15分間中3分間強制的に停止されるようにグルー
プ毎にサイクリック制御される(S310)。
【0041】入力された設定が20%設定でない場合に
は30%制御であるか否かを確認し(S305)、入力
された設定が30%制御である場合には各空調機の圧縮
機は10分間中3分間強制的に停止されるようにグルー
プ毎にサイクリック制御される(S311)。
【0042】入力された設定が30%設定でない場合に
は40%制御であるか否かを確認し(S306)、入力
された設定が40%制御である場合には各空調機の圧縮
機は10分間中4分間強制的に停止されるようにグルー
プ毎にサイクリック制御される(S312)。
【0043】入力された設定が40%制御でない場合に
は50%制御であるか否かを確認し(S307)、入力
された設定が50%制御である場合には各空調機の圧縮
機は10分間中5分間強制的に停止されるようにグルー
プ毎にサイクリック制御される(S313)。
【0044】平常時制御パーセントは0%から50%ま
での10%刻みの6段階のいずれかを選択するように構
成されているので、入力された設定が0%から50%の
いずれでもない場合についてはフローチャートを示して
いないが、このような場合にはエラーとして再度ユーザ
に入力を促すようにすること等が考えられる。
【0045】図5から図9はそれぞれ、空調機10台か
らなるグループを、上記10%から50%の電力削減率
(省エネ率)にて制御する際の各空調機の圧縮機の動作
パターンを示す図である。各図において、黒い太線で示
された部分(及び白地にドットで示された部分)は、空
調機の圧縮機を停止させる時間を示している。以下、各
図を参照してそれぞれの動作パターンを詳述する。
【0046】図5に示された10%制御による30分間
の動作パターンを詳述する。空調機1の圧縮機は0〜3
分までの最初の3分間を停止時間とし他の27分間は運
転するように制御され、空調機2の圧縮機は3〜6分ま
での3分間を停止時間とし他の27分間は運転するよう
に制御され、空調機3の圧縮機は6〜9分までの3分間
を停止時間とし他の27分間は運転するように制御さ
れ、空調機4の圧縮機は9〜12分までの3分間を停止
時間とし他の27分間は運転するように制御され、以下
同様にして3分経過する毎に停止させていた空調機を運
転させると共に次の番号の空調機を停止させるパターン
を繰り返して、空調機10は最後の3分間(27〜30
分まで)を停止時間とし他の27分間は運転するように
制御される。
【0047】次の30分間も同じ順序で1台ずつ空調機
を3分間づつ停止させる。このようにすると、各時刻に
おいては1台の空調機の圧縮機が停止させられているこ
ととなり、空調機10台の合計使用電力を10%削減す
ることができる。
【0048】図6に示された20%制御による30分間
の動作パターンを詳述する。空調機1の圧縮機は0〜3
分までの最初の3分間と15〜18分までの3分間との
合計6分間を停止時間とし他の24分間は運転するよう
に制御され、空調機2の圧縮機は1.5〜4.5分まで
の3分間と16.5〜19.5分までの3分間との合計
6分間を停止時間とし他の24分間は運転するように制
御され、空調機3の圧縮機は3〜6分までの3分間と1
8〜21分までの3分間との合計6分間を停止時間とし
他の24分間は運転するように制御され、空調機4の圧
縮機は4.5〜7.5分までの3分間と19.5〜2
2.5分までの3分間との合計6分間を停止時間とし他
の24分間は運転するように制御され、以下同様にして
空調機10は13.5〜16.5分までの3分間と2
8.5〜30分までの1.5分と引き続く次の30分間
の0〜1.5分までの1.5分間(図中白地にドットで
示された部分)との合計6分間を停止時間とし他の24
分間は運転するように制御される。
【0049】次の30分間も同様なパターンで各空調機
を30分間の内6分間づつ停止させる。このようにする
と、各時刻においては2台の空調機の圧縮機が停止させ
られていることとなり、空調機10台の合計使用電力を
20%削減することができる。
【0050】図7に示された30%制御による30分間
の動作パターンを詳述する。空調機1の圧縮機は0〜3
分までの最初の3分間と10〜13分までの3分間と2
0〜23分までの3分間との合計9分間を停止時間とし
他の21分間は運転するように制御され、空調機2の圧
縮機は1〜4分までの3分間と11〜14分までの3分
間と21〜24分間での3分間との合計9分間を停止時
間とし他の21分間は運転するように制御され、空調機
3の圧縮機は2〜5分までの3分間と12〜15分まで
の3分間と22〜25分までの3分間との合計9分間を
停止時間とし他の21分間は運転するように制御され、
空調機4の圧縮機は3〜6分までの3分間と13〜16
分までの3分間と23〜26分までの3分間との合計9
分間を停止時間とし他の21分間は運転するように制御
され、以下同様にして空調機10は9〜12分までの3
分間と19〜22分までの3分間と29〜30分までの
1分間と引き続く次の30分間の0〜2分までの2分間
(図中白地にドットで示された部分)との合計9分間を
停止時間とし他の21分間は運転するように制御され
る。
【0051】次の30分間も同様なパターンで各空調機
を30分間の内9分間づつ停止させる。このようにする
と、各時刻においては3台の空調機の圧縮機が停止させ
られていることとなり、空調機10台の合計使用電力を
30%削減することができる。
【0052】図8に示された40%制御による30分間
の動作パターンを詳述する。空調機1の圧縮機は0〜4
分までの最初の4分間と10〜14分までの4分間と2
0〜24分までの4分間との合計12分間を停止時間と
し他の18分間は運転するように制御され、空調機2の
圧縮機は1〜5分までの4分間と11〜15分までの4
分間と21〜25分間での4分間との合計12分間を停
止時間とし他の18分間は運転するように制御され、空
調機3の圧縮機は2〜6分までの4分間と12〜16分
までの4分間と22〜26分までの4分間との合計12
分間を停止時間とし他の18分間は運転するように制御
され、空調機4の圧縮機は3〜7分までの4分間と13
〜17分までの4分間と23〜27分までの4分間との
合計12分間を停止時間とし他の18分間は運転するよ
うに制御され、以下同様にして空調機10は9〜13分
までの4分間と19〜23分までの4分間と29〜30
分までの1分間と引き続く次の30分間の0〜3分まで
の3分間(図中白地にドットで示された部分)との合計
12分間を停止時間とし他の18分間は運転するように
制御される。
【0053】次の30分間も同様なパターンで各空調機
を30分間の内12分間づつ停止させる。このようにす
ると、各時刻においては4台の空調機の圧縮機が停止さ
せられていることとなり、空調機10台の合計使用電力
を40%削減することができる。
【0054】図9に示された50%制御による30分間
の動作パターンを詳述する。空調機1の圧縮機は0〜5
分までの最初の5分間と10〜15分までの5分間と2
0〜25分までの5分間との合計15分間を停止時間と
し他の15分間は運転するように制御され、空調機2の
圧縮機は1〜6分までの5分間と11〜16分までの5
分間と21〜26分間での5分間との合計15分間を停
止時間とし他の15分間は運転するように制御され、空
調機3の圧縮機は2〜7分までの5分間と12〜17分
までの5分間と22〜27分までの5分間との合計15
分間を停止時間とし他の15分間は運転するように制御
され、空調機4の圧縮機は3〜8分までの5分間と13
〜18分までの5分間と23〜28分までの5分間との
合計15分間を停止時間とし他の15分間は運転するよ
うに制御され、以下同様にして空調機10は9〜14分
までの5分間と19〜24分までの5分間と29〜30
分までの1分間と引き続く次の30分間の0〜4分まで
の4分間(図中白地にドットで示された部分)との合計
15分間を停止時間とし他の15分間は運転するように
制御される。
【0055】次の30分間も同様なパターンで各空調機
を30分間の内15分間づつ停止させる。このようにす
ると、各時刻においては5台の空調機の圧縮機が停止さ
せられていることとなり、空調機10台の合計使用電力
を50%削減することができる。
【0056】以上、図5から図9を参照して10%から
50%の電力削減率(省エネ率)にて制御する際の各空
調機の圧縮機の動作パターンを、各グループが10台の
空調機からなる場合を例として示したが、各グループの
空調機の台数は10台に限られるものではなく、各グル
ープに含まれる空調機の台数及び設定された電力削減率
に応じて、動作パターンを適宜変更して電力削減率を達
成するように各空調機の圧縮機を制御する。
【0057】いずれの動作パターンにおいても、圧縮機
の停止時間にも空調機からの送風は行われる。このよう
にすると、室内機からの送風は止まることが無いので、
圧縮機の強制停止による室温への影響を最小限に食い止
められる。
【0058】また、各圧縮機を連続して停止させる時間
は、3分から5分の間となっているが、これは3分から
5分程度の時間であると、その前に圧縮機が作り出して
いた冷気(暖気)が残っているので、この冷気(暖気)
を有効利用して循環させて室内を冷房(暖房)すること
ができるので、室温の上昇(下降)を最小限で食い止め
る事が出来るからである。
【0059】また、グループ分けされた空調機の中の1
台もしくは数台をどうしても制御したくないといった状
況が生じた場合、この空調機はグループよりはずして個
別的に非制御とすることができる。
【0060】次に、本実施の形態におけるデマンド値制
御部分の動作を図2のフローチャートを参照して詳述す
る。
【0061】まず、電力会社の設置している実量制(デ
マンド)メーターに接続して使用電力を測定するべくパ
ルスの取り込みを開始し(S201)、従来から用いら
れているデマンドコントロールシステム内のデマンド値
予測部分と同様に、デマンドコントロールシステム部分
にて電力会社設置のメーターと同様の時限・方法により
デマンド数値の計測を開始する。
【0062】30分という時限内において、サンプリン
グ時間を1秒程度として、その時限終了時における電力
量推移(予測電力)を算出し(S202)、その予測電
力と設定電力(デマンド上限設定電力)とを比較して予
測電力が設定電力を超過しているか否かを確認し(S2
03)、超過していればその超過度合に応じて第1〜5
段階の制御を行う(S210〜S214)、もしくは制
御不能の信号を発信し(S215)、制御を促す。予測
電力が設定電力以内である場合には再度予測電力を算出
するステップS202にループする。
【0063】予測電力が設定電力を超過している場合の
具体的な処理は、以下の通りである。現在の電力削減率
を10%(1段階)上昇させれば予測電力が設定電力以
内となるか否かを確認し(S204)、電力削減率を1
段階上昇させれば設定電力以内となる場合には電力削減
率を1段階上昇させる+1段制御信号を発信する(S2
10)。
【0064】電力削減率を1段階上昇させても設定電力
以内とならない場合には現在の電力削減率を20%(2
段階)上昇させれば予測電力が設定電力以内となるか否
かを確認し(S205)、電力削減率を2段階上昇させ
れば設定電力以内となる場合には電力削減率を2段階上
昇させる+2段制御信号を発信する(S211)。
【0065】電力削減率を2段階上昇させても設定電力
以内とならない場合には現在の電力削減率を30%(3
段階)上昇させれば予測電力が設定電力以内となるか否
かを確認し(S206)、電力削減率を3段階上昇させ
れば設定電力以内となる場合には電力削減率を3段階上
昇させる+3段制御信号を発信する(S212)。
【0066】電力削減率を3段階上昇させても設定電力
以内とならない場合には現在の電力削減率を40%(4
段階)上昇させれば予測電力が設定電力以内となるか否
かを確認し(S207)、電力削減率を4段階上昇させ
れば設定電力以内となる場合には電力削減率を4段階上
昇させる+4段制御信号を発信する(S213)。
【0067】電力削減率を4段階上昇させても設定電力
以内とならない場合には現在の電力削減率を50%(5
段階)上昇させれば予測電力が設定電力以内となるか否
かを確認し(S208)、電力削減率を5段階上昇させ
れば設定電力以内となる場合には電力削減率を5段階上
昇させる+5段制御信号を発信する(S214)。
【0068】電力削減率を5段階上昇させても設定電力
以内とならない場合には制御不能であると判断し(S2
09)、全空調機の圧縮機を同時に所定時間停止させる
全停止信号を発信して(S215)ユーザに制御を促
す。
【0069】以下、上述の通常使用状態における電力削
減率の制御部分とデマンド値制御部分とを有するグルー
プサイクリック・デマンドコントロールシステム全体の
動作を図4a及び図4bのフローチャートを参照しなが
ら詳述する。
【0070】図において、S401からS415は、主
として図2に示したフローチャートに対応しており、デ
マンド値に応じて制御する部分である。
【0071】具体的には、電力会社の設置している実量
制(デマンド)メーターに接続して使用電力を測定する
べくパルスの取り込みを開始し(S401)、30分と
いう時間内における予測電力を算出し(S402)、予
測電力と設定電力とを比較して予測電力が設定電力を超
過しているか否かを確認する(S403)。
【0072】超過電力量が設定電力の10%(1段階)
以内であるか否かを確認し(S404)、超過電力量が
設定電力の10%以内である場合には電力削減率を10
%上昇させる+10%制御信号を発信する(S41
0)。
【0073】超過電力量が設定電力の10%を超える場
合には超過電力量が設定電力の20%(2段階)以内で
あるか否かを確認し(S405)、超過電力量が設定電
力の20%以内である場合には電力削減率を20%上昇
させる+20%制御信号を発信する(S411)。
【0074】超過電力量が設定電力の20%を超える場
合には超過電力量が設定電力の30%(3段階)以内で
あるか否かを確認し(S406)、超過電力量が設定電
力の30%以内である場合には電力削減率を30%上昇
させる+30%制御信号を発信する(S412)。
【0075】超過電力量が設定電力の30%を超える場
合には超過電力量が設定電力の40%(4段階)以内で
あるか否かを確認し(S407)、超過電力量が設定電
力の40%以内である場合には電力削減率を40%上昇
させる+40%制御信号を発信する(S413)。
【0076】超過電力量が設定電力の40%を超える場
合には超過電力量が設定電力の50%(5段階)以内で
あるか否かを確認し(S408)、超過電力量が設定電
力の50%以内である場合には電力削減率を50%上昇
させる+50%制御信号を発信する(S414)。
【0077】超過電力量が設定電力の50%を超える場
合には(S409)、電力削減率を60%上昇させる+
60%制御信号を発信する(S415)。ステップS4
03において予測電力が設定電力を超えていない場合に
は、0%制御信号を発信する。
【0078】図において、S417からS431は、主
として図3に示したフローチャートに対応しており、設
定された通常の電力削減率に応じて制御する部分であ
る。
【0079】具体的には、ユーザによる平常時制御パー
セントの入力(S417)があると、該入力に応じて入
力された値を平常時制御率として記憶する(S41
8)。
【0080】記憶された平常時制御率を読み出し(S4
19)、読み出した平常時制御率が0%であるか否かを
確認し(S420)、平常時制御率が0%である場合に
は通常0%制御(非制御)信号を発信する(S42
6)。
【0081】読み出した平常時制御率が0%でない場合
には10%であるか否かを確認し(S421)、平常時
制御率が10%である場合には通常10%制御信号を発
信する(S427)。
【0082】読み出した平常時制御率が10%でない場
合には20%であるか否かを確認し(S422)、平常
時制御率が20%である場合には通常20%制御信号を
発信する(S428)。
【0083】読み出した平常時制御率が20%でない場
合には30%であるか否かを確認し(S423)、平常
時制御率が30%である場合には通常30%制御信号を
発信する(S429)。
【0084】読み出した平常時制御率が30%でない場
合には40%であるか否かを確認し(S424)、平常
時制御率が40%である場合には通常40%制御信号を
発信する(S430)。
【0085】読み出した平常時制御率が40%でない場
合には50%であるか否かを確認し(S425)、平常
時制御率が50%である場合には通常50%制御信号を
発信する(S431)。
【0086】以上の処理が終了すると、上記ステップS
410からS416において発信された制御信号を読み
込んでデマンド値制御率を取り込み(S432)、上記
ステップS426からS431で発信された通常制御信
号を読み込んで通常制御率を取り込み(S433)、両
者を合計した制御率が0から50の10%刻みのいずれ
かに該当するか否かを確認し(S434〜S439)、
空調機の制御%を強制的に変更させ各空調機の圧縮機を
制御する(S441〜S446)。
【0087】具体的には、合計した制御率が0%である
か否かを確認し(S434)合計した制御率が0%であ
る場合には各空調機は通常運転させる(S441)。
【0088】合計した制御率が0%でない場合には10
%であるか否かを確認し(S435)合計した制御率が
10%である場合には各空調機の圧縮機を10%制御に
て運転させる(S442)。
【0089】合計した制御率が10%でない場合には2
0%であるか否かを確認し(S436)合計した制御率
が20%である場合には各空調機の圧縮機を20%制御
にて運転させる(S443)。
【0090】合計した制御率が20%でない場合には3
0%であるか否かを確認し(S437)合計した制御率
が30%である場合には各空調機の圧縮機を30%制御
にて運転させる(S444)。
【0091】合計した制御率が30%でない場合には4
0%であるか否かを確認し(S438)合計した制御率
が40%である場合には各空調機の圧縮機を40%制御
にて運転させる(S445)。
【0092】合計した制御率が40%でない場合には5
0%であるか否かを確認し(S439)合計した制御率
が50%である場合には各空調機の圧縮機を50%制御
にて運転させる(S446)。
【0093】合計した制御率が50%を超えた場合(S
440)には、制御不能の信号を発信し5分間全空調機
の圧縮機を停止させる(S447)。
【0094】このようにして通常制御率とデマンド値超
過部分に対応する制御率とを合計した制御率に従って各
空調機の圧縮機は0%(制御なし)から50%制御まで
の10%刻みのいずれかの動作パターンに従って制御さ
れる。
【0095】以上の本実施の形態においては、制御率を
10%刻みの段階的なものとしたが、これは制御率は連
続的に変化するものとしてもよく、その場合には各空調
機の圧縮機の30分間における運転時間と停止時間との
比率を求められた制御率に応じた比率とすればよい。た
だし、この場合においても各空調機の圧縮機を連続して
停止させる時間は3分から5分程度とするのが、室温を
一定に保つ上で好ましい。
【0096】以下、本実施の形態のグループサイクリッ
ク・デマンドコントロールシステムの適用例を示す。
【0097】第1の適用例は、5つの棟からなる工場で
あり、各棟の空調機は図10(a)から図10(e)に
示すように配置されている。図中黒く塗った部分が空調
機を表し、入力された電力削減率に応じて、各棟毎グル
ープ分けされて独立的に制御され、各グループにおい
て、空調機に付された(ハイフン以下の)番号の順に各
空調機の圧縮機を周期的に停止させる。
【0098】具体的に説明すると、第1工場には、図1
0(a)に示されたように上下それぞれの壁に沿って5
台ずつ、計10台の空調機が設置されている。各空調機
の圧縮機を制御する順番は、各空調機に付されたハイフ
ン以下の番号の順であり、図中左上の空調機(1−1)
が最初に制御され、続いて下側中心の空調機(1−2)
が制御され、次に右上の空調機(1−3)が制御され、
というように空調機(1−1)から空調機(1−10)
の順番で周期的に制御される。
【0099】第2工場には、図10(b)に示されたよ
うに左右それぞれの壁に沿って4台ずつ、計8台の空調
機が設置されている。各空調機の圧縮機を制御する順番
は、各空調機に付されたハイフン以下の番号の順であ
り、図中左上の空調機(2−1)が最初に制御され、続
いて右側の上から3番目の空調機(2−2)が制御さ
れ、次に右上の空調機(2−3)が制御され、というよ
うに空調機(2−1)から空調機(2−8)の順番で周
期的に制御される。
【0100】第3工場には、図10(c)に示されたよ
うに上下と間に設けられた仕切壁の3つの壁に沿ってそ
れぞれ5台ずつ、計15台の空調機が設置されている。
各空調機の圧縮機を制御する順番は、各空調機に付され
たハイフン以下の番号の順であり、図中左上の空調機
(3−1)が最初に制御され、続いて仕切壁の右側の空
調機(3−2)が制御され、次に左下の空調機(3−
3)が制御され、というように空調機(3−1)から空
調機(3−15)の順番で周期的に制御される。
【0101】第4工場には、図10(d)に示されたよ
うに上下の壁に沿ってそれぞれ2台ずつ、計4台の空調
機が設置されている。各空調機の圧縮機を制御する順番
は、各空調機に付されたハイフン以下の番号の順であ
り、図中左上の空調機(4−1)が最初に制御され、続
いて右下の空調機(4−2)が制御され、次に左下の空
調機(4−3)が制御され、最後に右上の空調機(4−
4)の順番で周期的に制御される。
【0102】第5工場には、図10(e)に示されたよ
うに左右の壁それぞれに沿って4台ずつと間に設けられ
た2つの仕切壁の両側それぞれに3台ずつ、計20台の
空調機が設置されている。各空調機の圧縮機を制御する
順番は、各空調機に付されたハイフン以下の番号の順で
あり、図中左上の空調機(5−1)が最初に制御され、
続いて左側仕切壁の左下の空調機(5−2)が制御さ
れ、次に右側仕切壁の左上の空調機(5−3)が制御さ
れ、というように空調機(5−1)から空調機(5−2
0)の順番で周期的に制御される。
【0103】このように各工場には4台から20台の空
調機が設置されており、それぞれの工場毎に各空調機に
付されたハイフン以下の番号の順番で周期的に制御され
る。この空調機を制御する順番は、図からも解るよう
に、隣接して設置された空調機を右回りや左回りで順次
制御するのではなく、なるべく異なった壁に沿って設置
された空調機を順次制御するようなジグザグな順番とな
っている。このような順番で空調機の圧縮機を制御する
と、フロア又は棟内において室温のバラツキをなくすこ
とができる。
【0104】以下に示す表1は、この工場にグループサ
イクリック・デマンドコントロールシステムを導入した
結果の概略である。
【0105】
【表1】
【0106】この工場は、毎年夏の8月に空調機の使用
により最大需要電力のピーク値(デマンド数値)として
600kwを記録しており、電力会社との契約電力は60
0kwとなっていた。空調機を使用しない時期の最大使用
電力は300kw程度であった。
【0107】この工場にグループサイクリック・デマン
ドコントロールシステムを導入し、ピーク時における空
調機の制御率を30%(稼働率30%削減)として運転
した結果、最大需要電力値(デマンド値)を圧縮機(空
調機)の容量である300kwの約30%にあたる100
kw減少させ、契約電力を500kwとすることができた。
【0108】またこの工場では、通常の電力削減率をい
ずれの工場でも30%としてグループサイクリック制御
を行っており、空調の使用電力の30%にあたる電力が
削減されている。
【0109】夏の最盛期や冬の極寒期には、予測電力値
がまれにデマンド値を超えるときもあるが、そのような
場合にはデマンド制御部分の制御信号により、制御率を
通常より1段(10%)又は2段(20%)アップさせ
て制御することにより、設定デマンド値の500kwを超
えないように制御している。
【0110】第2の適用例は、図11(a)に示すよう
な6階建てのオフィスビルであり、各階の空調機は図1
1(b)〜図2(g)に示すように配置されている。図
中黒く塗った部分が空調機を表し、入力された電力削減
率に応じて、各棟毎に空調機に付された(ハイフン以下
の)番号の順に図5から図9に示したように各空調機の
圧縮機を周期的に停止させる。
【0111】各フロアについて具体的に説明すると、1
Fには、図11(b)に示されたように上下の壁それぞ
れに沿って3台ずつ、計6台の空調機が設置されてい
る。各空調機の圧縮機を制御する順番は、各空調機に付
されたハイフン以下の番号の順であり、図中左上の空調
機(1−1)が最初に制御され、続いて下側中央の空調
機(1−2)が制御され、次に右上の空調機(1−3)
が制御され、次に左下の空調機(1−4)、上側中央の
空調機(1−5)、最後に右下の空調機(1−6)の順
番で周期的に制御される。
【0112】2Fから5Fまでは、図11(c)から図
11(f)に示されたように、1Fと同じく上下の壁そ
れぞれに沿って3台ずつ、計6台の空調機が設置されて
おり、各空調機の圧縮機は、各空調機に付されたハイフ
ン以下の番号の順で周期的に制御される。
【0113】6Fには、図11(g)に示されたように
上下の壁それぞれに沿って2台ずつ、計4台の空調機が
設置されている。各空調機の圧縮機を制御する順番は、
各空調機に付されたハイフン以下の番号の順であり、図
中左上の空調機(6−1)が最初に制御され、続いて右
下の空調機(6−2)が制御され、次に左下の空調機
(6−3)が制御され、最後に右上の空調機(1−6)
の順番で周期的に制御される。
【0114】このように各フロアには6台又は4台の空
調機が設置されており、それぞれのフロア毎に各空調機
に付されたハイフン以下の番号の順番で周期的に制御さ
れる。この空調機を制御する順番は、上記第1の適用例
と同様に、フロア又は棟内において室温のバラツキをな
くすべく、隣接して設置された空調機を右回りや左回り
で順次制御するのではなく、なるべく異なった壁に沿っ
て設置された空調機を順次制御するようなジグザグな順
番となっている。
【0115】以下に示す表2は、このオフィスビルにグ
ループサイクリック・デマンドコントロールシステムを
導入した結果の概略である。
【0116】
【表2】
【0117】このオフィスビルは、毎年夏の8月に空調
機の使用により最大需要電力のピーク値(デマンド数
値)として400kwを記録しており、電力会社との契約
電力は400kwとなっていた。空調機を使用しない時期
の最大使用電力は200kw程度であった。
【0118】このオフィスビルにグループサイクリック
・デマンドコントロールシステムを導入し、デマンド値
335kw、通常の空調機の制御率をグループ1〜5につ
いては20%、グループ6については10%として運転
した結果、最大需要電力値(デマンド値)を圧縮機(空
調機)の容量である200kwの30%以上の65kw減少
させ、契約電力を335kwとすることができた。
【0119】夏の最盛期や冬の極寒期には、予測電力値
がまれにデマンド値を超えるときもあるが、デマンド制
御部分の制御信号により、制御率を通常より1段(10
%)又は2段(20%)アップさせて制御することによ
り、設定デマンド値の335kwを超えないように制御し
ている。
【0120】
【発明の効果】本願の複数の空調機の使用電力制御方法
によれば、本来の空調機の運転と同様の状況で空調機の
寿命を縮めることなく最大使用電力値を減少させること
が可能であり、通常運転時においても空調機の消費電力
を削減することができる。加えて、空調機の設置された
職場で働いている人々は、空調機が強制的に制御されて
いることを意識することなく通常通り快適に作業でき
る。
【0121】停止時間においても空調機からの送風が行
われるようにすると、圧縮機の強制停止による室温への
影響を最小限に食い止められる。
【0122】また、空調機を、例えば、各階・各棟等の
グループに予め分けて、各グループ毎に異なった運転パ
ターンを使用できるように構成すると、作業環境に合わ
せて各階・各棟等に最適な制御ができる。
【0123】隣接して設置されていない空調機の圧縮機
を順番に停止させるようにすると、フロア又は棟内にお
ける温度の変化をなくすことができる。
【0124】各圧縮機を連続して停止させる時間が、3
分から5分の間であると、その前に圧縮機が作り出して
いた冷気(暖気)が残っているので、この冷気(暖気)
を有効利用して循環させて室内を冷房(暖房)すること
ができるので、室温の上昇(下降)を最小限で食い止め
る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】月毎の使用電力量の例を示す図である。
【図2】本願のデマンド値制御部分のフローチャートを
示す図である。
【図3】本願の通常電力削減率制御部分のフローチャー
トを示す図である。
【図4a】本願のグループサイクリック・デマンドコン
トロールシステムの制御フローチャートを示す第1の図
である。
【図4b】本願のグループサイクリック・デマンドコン
トロールシステムの制御フローチャートを示す第2の図
である。
【図5】電力削減率10%のときの各空調機の圧縮機の
運転パターンを示す図である。
【図6】電力削減率20%のときの各空調機の圧縮機の
運転パターンを示す図である。
【図7】電力削減率30%のときの各空調機の圧縮機の
運転パターンを示す図である。
【図8】電力削減率40%のときの各空調機の圧縮機の
運転パターンを示す図である。
【図9】電力削減率50%のときの各空調機の圧縮機の
運転パターンを示す図である。
【図10】本願のグループサイクリック・デマンドコン
トロールシステムを適用した工場の空調機の配置を示す
図である。
【図11】本願のグループサイクリック・デマンドコン
トロールシステムを適用したオフィスビルの空調機の配
置を示す図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の電力供給線に接続された複数の空
    調機の使用電力制御方法であって、 複数の空調機の合計使用電力を測定し、該測定された使
    用電力から所定の時間内の電力消費量を求め、 該電力消費量に応じて、各空調機を停止させるべき停止
    時間を求め、 各空調機の圧縮機を、周期的に所定の順序で前記停止時
    間だけ停止させることを特徴とする、複数の空調機の使
    用電力制御方法。
  2. 【請求項2】 前記停止時間においても空調機からの送
    風が行われることを特徴とする請求項1に記載の使用電
    力制御方法。
  3. 【請求項3】 各空調機の圧縮機の運転スケジュールを
    規定した複数の運転パターンの中から前記停止時間に基
    づいて一つの運転パターンを選択して各圧縮機の動作を
    制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の使用
    電力制御方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の空調機が複数のフロア又は棟
    内に配置されているとき、各フロア又は棟毎に異なった
    運転パターンを使用できることを特徴とする請求項3に
    記載の使用電力制御方法。
  5. 【請求項5】 隣接して設置されていない空調機の圧縮
    機を順番に停止させることを特徴とする請求項1から4
    のいずれか一項に記載の使用電力制御方法。
  6. 【請求項6】 各圧縮機を連続して停止させる時間が、
    3分から5分の間であることを特徴とする請求項1から
    5のいずれか一項に記載の使用電力制御方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも一つの空調機を非制御とする
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載
    の使用電力制御方法。
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