JPH11286328A - 小物類の仕分け装置 - Google Patents
小物類の仕分け装置Info
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- JPH11286328A JPH11286328A JP9988598A JP9988598A JPH11286328A JP H11286328 A JPH11286328 A JP H11286328A JP 9988598 A JP9988598 A JP 9988598A JP 9988598 A JP9988598 A JP 9988598A JP H11286328 A JPH11286328 A JP H11286328A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送物を確実に搬出できるようにした小物類
の仕分け装置に関する。 【解決手段】 搬送ユニット1が、搬送方向と直交する
方向で走行する移送シート49と、上面に緩衝シート4
7を有して移動シート49を重合した固定の受板46
と、搬送方向と直交する方向で移動する移動機構22
と、移動機構22と作動機構15とを有し、作動機構1
5のチェーンベルト42に移動シート49の両端を支持
し、移動機構22を作動機構15により移動することに
より、移送シート49を走行させ、移送シート49上の
搬送物Pを移動シート49の端部位置から搬出する。
の仕分け装置に関する。 【解決手段】 搬送ユニット1が、搬送方向と直交する
方向で走行する移送シート49と、上面に緩衝シート4
7を有して移動シート49を重合した固定の受板46
と、搬送方向と直交する方向で移動する移動機構22
と、移動機構22と作動機構15とを有し、作動機構1
5のチェーンベルト42に移動シート49の両端を支持
し、移動機構22を作動機構15により移動することに
より、移送シート49を走行させ、移送シート49上の
搬送物Pを移動シート49の端部位置から搬出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、薄物や不定形品など
の小物類を自動的に仕分ける装置に関する。
の小物類を自動的に仕分ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小物類を自動的に仕分ける装置と
して、搬送コンベアにより移送されてきた小物類を、指
定された所定位置に備えたスクレーパをコンベア面上で
水平回動することにより側方に押出す方式のもの、或い
は搬送路に沿って多数配設され、搬送方向と直交する方
向に傾動可能なトレイを指定された所定位置において傾
動してトレイ上の小物類を自由落下により側方に移送す
る方式のもの、或いは搬送路に沿って多数配設され、搬
送方向と直交する方向で水平回転するターンテーブルを
指定された所定位置に至ったとき該ターンテーブルを水
平回転してターンテーブル上の小物類を側方に移送する
方式のものなどが存在する。
して、搬送コンベアにより移送されてきた小物類を、指
定された所定位置に備えたスクレーパをコンベア面上で
水平回動することにより側方に押出す方式のもの、或い
は搬送路に沿って多数配設され、搬送方向と直交する方
向に傾動可能なトレイを指定された所定位置において傾
動してトレイ上の小物類を自由落下により側方に移送す
る方式のもの、或いは搬送路に沿って多数配設され、搬
送方向と直交する方向で水平回転するターンテーブルを
指定された所定位置に至ったとき該ターンテーブルを水
平回転してターンテーブル上の小物類を側方に移送する
方式のものなどが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した従来
構成のものにおいて、スクレーパを用いる方式の場合
は、スクレーパにより搬送物(小物類)を側方に押圧す
る構成であるため搬送速度が高速となるほど搬送物に対
する衝撃が大きくなり搬送物に損傷を与える惧れがある
ばかりでなく、ビンなどの破損し易い搬送物の搬送には
不適当であり、また搬送面とスクレーパ下面との間に多
少とも空隙が存在するので薄物の搬送物の搬送にも不適
当であり、搬送物の種類が限定されるという不都合があ
った。
構成のものにおいて、スクレーパを用いる方式の場合
は、スクレーパにより搬送物(小物類)を側方に押圧す
る構成であるため搬送速度が高速となるほど搬送物に対
する衝撃が大きくなり搬送物に損傷を与える惧れがある
ばかりでなく、ビンなどの破損し易い搬送物の搬送には
不適当であり、また搬送面とスクレーパ下面との間に多
少とも空隙が存在するので薄物の搬送物の搬送にも不適
当であり、搬送物の種類が限定されるという不都合があ
った。
【0004】また傾動可能なトレイを備えた方式の場合
は、トレイを傾動して搬送物を自由落下する構成である
から、落下する搬送物にスピードがついて仕分け受け口
で搬送物同士の衝合による損傷や破損の生じる惧れがあ
り、従って破損し易い搬送物の搬送には不向きであると
共に、底面の摩擦係数が大きい搬送物の場合、自由落下
が円滑に行われないという不都合を有する。
は、トレイを傾動して搬送物を自由落下する構成である
から、落下する搬送物にスピードがついて仕分け受け口
で搬送物同士の衝合による損傷や破損の生じる惧れがあ
り、従って破損し易い搬送物の搬送には不向きであると
共に、底面の摩擦係数が大きい搬送物の場合、自由落下
が円滑に行われないという不都合を有する。
【0005】さらにまた、移送ベルトを水平回転させる
方式の場合、移送ベルトの表面が水平面であることによ
り搬送の過程でビンや缶などの円筒物が転動して落下す
る惧れがあり、また仕分け時に移送ベルトが静止状態か
ら急回転するので、重心の不安定な搬送物は慣性により
仕分け方向と反対方向に転動する惧れがあって仕分けの
確実性が劣るなどの不都合があった。
方式の場合、移送ベルトの表面が水平面であることによ
り搬送の過程でビンや缶などの円筒物が転動して落下す
る惧れがあり、また仕分け時に移送ベルトが静止状態か
ら急回転するので、重心の不安定な搬送物は慣性により
仕分け方向と反対方向に転動する惧れがあって仕分けの
確実性が劣るなどの不都合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記した従
来のものの不都合を解消するために、搬送路に沿って搬
送ユニットを搬送し、その搬送過程において、搬送ユニ
ット上の搬送物を搬送方向と直交方向に設けた仕分けシ
ュートに搬出する小物類の仕分け装置において、搬送ユ
ニットが、搬送方向と直交する方向に走行可能であって
端部位置で巻回される搬送物を載置する移送シートを備
えて成り、この移送シートは、常態で中間部で窪んであ
り、この状態で移送シートをを仕分けシュートに対応す
る位置で走行させることにより、搬送物を移送シートの
走行方向の端部位置で仕分けシュートに搬出することを
特徴とするものである。
来のものの不都合を解消するために、搬送路に沿って搬
送ユニットを搬送し、その搬送過程において、搬送ユニ
ット上の搬送物を搬送方向と直交方向に設けた仕分けシ
ュートに搬出する小物類の仕分け装置において、搬送ユ
ニットが、搬送方向と直交する方向に走行可能であって
端部位置で巻回される搬送物を載置する移送シートを備
えて成り、この移送シートは、常態で中間部で窪んであ
り、この状態で移送シートをを仕分けシュートに対応す
る位置で走行させることにより、搬送物を移送シートの
走行方向の端部位置で仕分けシュートに搬出することを
特徴とするものである。
【0007】上記において好ましくは、搬送ユニット
が、移送シートを重合する固定の受板を有し、この受板
を中央位置で窪むように形成して成り、また緩衝機能を
もたせるために、受板の上面に緩衝シートを設けて成
る。
が、移送シートを重合する固定の受板を有し、この受板
を中央位置で窪むように形成して成り、また緩衝機能を
もたせるために、受板の上面に緩衝シートを設けて成
る。
【0008】さらに本願発明は、搬送路に沿って搬送ユ
ニットを搬送させ、その搬送過程において、搬送ユニッ
ト上の搬送物を搬送方向と直交して設けた仕分けシュー
トに搬出する小物類の仕分け装置において、前記搬送ユ
ニットが、搬送方向で対峙する前後1対の壁板と、この
壁板間に配置されて搬送方向と直交する左右方向に移動
可能な移動機構と、この移動機構を中立位置から搬出方
向に作動する作動機構と、少なくとも前後1対の壁板の
上部左右位置に配設された1対の固定チェーンホイール
を備え、この固定チェーンホイール間に前記移動機構に
連動して走行するチェーンベルトを張架して成る連動機
構と、前後1対の壁板間に水平状に配置され、かつ中間
部が窪むように両側縁がチェーンベルトにより支持され
た移送シートを有した搬出機構とから構成したことを特
徴とするものである。
ニットを搬送させ、その搬送過程において、搬送ユニッ
ト上の搬送物を搬送方向と直交して設けた仕分けシュー
トに搬出する小物類の仕分け装置において、前記搬送ユ
ニットが、搬送方向で対峙する前後1対の壁板と、この
壁板間に配置されて搬送方向と直交する左右方向に移動
可能な移動機構と、この移動機構を中立位置から搬出方
向に作動する作動機構と、少なくとも前後1対の壁板の
上部左右位置に配設された1対の固定チェーンホイール
を備え、この固定チェーンホイール間に前記移動機構に
連動して走行するチェーンベルトを張架して成る連動機
構と、前後1対の壁板間に水平状に配置され、かつ中間
部が窪むように両側縁がチェーンベルトにより支持され
た移送シートを有した搬出機構とから構成したことを特
徴とするものである。
【0009】具体的には、搬出機構が、移送シートを重
合する固定の受板を有し、移動機構の中立位置におい
て、移送シートの両端を受板面より高い位置でチェーン
ベルトに支持して、中間部が窪んで受板上に重合して成
る。また移動機構が、壁板間に一体に設けられて左右方
向に延びる支持板と、これと直交する前後方向に延びた
移動フレームと、これらの間に設けられて移動フレーム
の移動を支持板に沿って案内する案内手段とから成り、
また作動機構が、移動機構の下面に設けたガイドローラ
と、それよりも小径の補助ガイドローラとを含み、かつ
搬送路を構成する装置機台に、移動機構の中立位置で前
記ガイドローラの走行を案内する中央ガイド板と、この
ガイド板に連続して設けられ、かつ補助カイドローラと
係合して移動機構の移動方向を選択的に切換える可動切
換ガイド部片と、この可動切換ガイド部片の切換えによ
り選択された中立方向乃至搬出方向に補助ガイドローラ
を誘導する固定切換ガイド部片と、補助ガイドローラが
搬出方向に誘導されたときガイドローラと接してその走
行を案内する側方ガイド板とを備えて成り、また連動機
構が、前後1対の壁板の各内面の上下左右位置にそれぞ
れ設けた固定チェーンホイールと、移動フレームの両端
面に並設した左右1対の可動チェーンホイールと、上位
の固定チェーンホイール間に張架し、かつその両側をそ
れぞれ可動チェーンホイールと下位の固定チェーンホイ
ールとに巻回したのち移動フレームに結着したチェーン
ベルトとから成る。
合する固定の受板を有し、移動機構の中立位置におい
て、移送シートの両端を受板面より高い位置でチェーン
ベルトに支持して、中間部が窪んで受板上に重合して成
る。また移動機構が、壁板間に一体に設けられて左右方
向に延びる支持板と、これと直交する前後方向に延びた
移動フレームと、これらの間に設けられて移動フレーム
の移動を支持板に沿って案内する案内手段とから成り、
また作動機構が、移動機構の下面に設けたガイドローラ
と、それよりも小径の補助ガイドローラとを含み、かつ
搬送路を構成する装置機台に、移動機構の中立位置で前
記ガイドローラの走行を案内する中央ガイド板と、この
ガイド板に連続して設けられ、かつ補助カイドローラと
係合して移動機構の移動方向を選択的に切換える可動切
換ガイド部片と、この可動切換ガイド部片の切換えによ
り選択された中立方向乃至搬出方向に補助ガイドローラ
を誘導する固定切換ガイド部片と、補助ガイドローラが
搬出方向に誘導されたときガイドローラと接してその走
行を案内する側方ガイド板とを備えて成り、また連動機
構が、前後1対の壁板の各内面の上下左右位置にそれぞ
れ設けた固定チェーンホイールと、移動フレームの両端
面に並設した左右1対の可動チェーンホイールと、上位
の固定チェーンホイール間に張架し、かつその両側をそ
れぞれ可動チェーンホイールと下位の固定チェーンホイ
ールとに巻回したのち移動フレームに結着したチェーン
ベルトとから成る。
【0010】上記において、好ましくは緩衝機能をもた
せるために、搬出機構が、受板の上面に緩衝シートを重
合し、その上面に移送シートの中間部を重合する。また
移送シートが移送が円滑となるように、受板の側面を円
弧状に形成して成るものである。
せるために、搬出機構が、受板の上面に緩衝シートを重
合し、その上面に移送シートの中間部を重合する。また
移送シートが移送が円滑となるように、受板の側面を円
弧状に形成して成るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面にもとづいて本願発明の
実施例を詳述する。図1は、本願装置の総体を示す概略
平面図であって、横長楕円状の搬送路Aには、その搬送
路Aに沿って多数の搬送ユニット1が密接状態にかつ走
行可能に配置されており、また搬送路Aの途中には斜状
に延びて仕分けしようとする搬送物の投入路Bと、搬送
方向と直交する位置に配置されて例えば配送先別に搬送
物を仕分ける複数の仕分けシュートCとが配置されてい
る。
実施例を詳述する。図1は、本願装置の総体を示す概略
平面図であって、横長楕円状の搬送路Aには、その搬送
路Aに沿って多数の搬送ユニット1が密接状態にかつ走
行可能に配置されており、また搬送路Aの途中には斜状
に延びて仕分けしようとする搬送物の投入路Bと、搬送
方向と直交する位置に配置されて例えば配送先別に搬送
物を仕分ける複数の仕分けシュートCとが配置されてい
る。
【0012】投入路Bには従来と同様に走行中の搬送ユ
ニット1に搬送物Pが移送できるように、コンベア2が
設けられていると共に、搬送物Pを指定された仕分けシ
ュートCに搬出できるように搬送物Pに付された仕分け
コード番号を読み取る読取り器3が装備されている。
ニット1に搬送物Pが移送できるように、コンベア2が
設けられていると共に、搬送物Pを指定された仕分けシ
ュートCに搬出できるように搬送物Pに付された仕分け
コード番号を読み取る読取り器3が装備されている。
【0013】しかして、投入路Bに搬入された搬送物P
は、コンベア2による走行中に読取り器3により当該搬
送物Pに付された仕分けコード番号が読み取られると共
に、任意の搬送ユニット1に移送され、搬送物Pを受け
取った搬送ユニット1は搬送路Aに沿って搬送される。
次いで、搬送物Pを載置した搬送ユニット1が仕分けコ
ード番号の読み取り信号に対応する特定の仕分けシュー
トCの位置に至ったとき、搬送ユニット1に備えた移動
機構が作動して搬送物Pは特定の仕分けシュートCに搬
出される。このようにして投入路Bに投入された搬送物
Pは、仕分けコード番号により特定位置の仕分けシュー
トCに自動的に仕分けられる。
は、コンベア2による走行中に読取り器3により当該搬
送物Pに付された仕分けコード番号が読み取られると共
に、任意の搬送ユニット1に移送され、搬送物Pを受け
取った搬送ユニット1は搬送路Aに沿って搬送される。
次いで、搬送物Pを載置した搬送ユニット1が仕分けコ
ード番号の読み取り信号に対応する特定の仕分けシュー
トCの位置に至ったとき、搬送ユニット1に備えた移動
機構が作動して搬送物Pは特定の仕分けシュートCに搬
出される。このようにして投入路Bに投入された搬送物
Pは、仕分けコード番号により特定位置の仕分けシュー
トCに自動的に仕分けられる。
【0014】図2は総体の縦断面図、図3は搬送ユニッ
ト1の総体平面図、図4は搬送ユニット1の縦断した正
面図を示している。
ト1の総体平面図、図4は搬送ユニット1の縦断した正
面図を示している。
【0015】搬送ユニット1は、搬送路Aを形成する断
面H型の装置機台10に設けた基盤11上に走行可能に
配置されている。即ち基盤11上には、搬送ユニット1
を搬送方向に走行するための搬送レール12と後述する
作動機構15を構成するガイド板53などが配置されて
いると共に、載置機台10の側壁上面にはリニアモータ
14がそれぞれ敷設されている。
面H型の装置機台10に設けた基盤11上に走行可能に
配置されている。即ち基盤11上には、搬送ユニット1
を搬送方向に走行するための搬送レール12と後述する
作動機構15を構成するガイド板53などが配置されて
いると共に、載置機台10の側壁上面にはリニアモータ
14がそれぞれ敷設されている。
【0016】搬送ユニット1は、下面に前記搬送レール
12上を転動する車輪20を備えたユニットフレーム2
1と、このユニットフレーム21に設けられて搬送方向
を直交する左右方向に走行自在の移動機構22と、前記
移動機構22に連動機構23を介して搬送物Pを仕分け
シュートCに搬出する搬出機構24とから構成されてお
り、前記搬送ユニット1と前記基盤11との間には搬送
ユニット1の走行に伴って移動機構22を左右方向に作
動する作動機構15が設けてある。
12上を転動する車輪20を備えたユニットフレーム2
1と、このユニットフレーム21に設けられて搬送方向
を直交する左右方向に走行自在の移動機構22と、前記
移動機構22に連動機構23を介して搬送物Pを仕分け
シュートCに搬出する搬出機構24とから構成されてお
り、前記搬送ユニット1と前記基盤11との間には搬送
ユニット1の走行に伴って移動機構22を左右方向に作
動する作動機構15が設けてある。
【0017】前記ユニットフレーム21は、搬送方向で
対峙する前後壁板25,25を有し、その下縁の左右位
置に渡架されて前後方向に延び、かつ下面に前記走行レ
ール12上を転動する車輪20を有した底板26と、前
記左右位置の底板26の中央位置に渡架されて左右方向
に延びる支持板27とが設けてある。
対峙する前後壁板25,25を有し、その下縁の左右位
置に渡架されて前後方向に延び、かつ下面に前記走行レ
ール12上を転動する車輪20を有した底板26と、前
記左右位置の底板26の中央位置に渡架されて左右方向
に延びる支持板27とが設けてある。
【0018】前記移動機構22は、前記支持板27上に
案内手段30を介して左右方向に走行する移動フレーム
31を有し、この移動フレーム31は前後方向に長く、
その両端面に左右1対の可動チェーンホイール32,3
2がそれぞれ並設してある。
案内手段30を介して左右方向に走行する移動フレーム
31を有し、この移動フレーム31は前後方向に長く、
その両端面に左右1対の可動チェーンホイール32,3
2がそれぞれ並設してある。
【0019】前記案内手段30は、移動フレーム31の
中央下面に設けたガイドベアリング35と前記支持板2
7上に設けられて前記ガイドベアリング35を摺動案内
する長尺のガイドレール36とから成り、この案内手段
30は、支持板23と共に筒状の枠部材37内に介入さ
れている。
中央下面に設けたガイドベアリング35と前記支持板2
7上に設けられて前記ガイドベアリング35を摺動案内
する長尺のガイドレール36とから成り、この案内手段
30は、支持板23と共に筒状の枠部材37内に介入さ
れている。
【0020】前記連動機構23は、前記可動チェーンホ
イール32,32と、前記前後壁板25の内面にそれぞ
れ支承した複数の固定チェーンホイール40,41と各
チェーンホイール32及び40,41に巻回されて両端
が前記枠部材37に固着されたチェーンベルト42とか
ら構成されている。
イール32,32と、前記前後壁板25の内面にそれぞ
れ支承した複数の固定チェーンホイール40,41と各
チェーンホイール32及び40,41に巻回されて両端
が前記枠部材37に固着されたチェーンベルト42とか
ら構成されている。
【0021】即ち図2で明らかなように、並列する左右
1対の可動チェーンホイール32,32を中間にしてそ
の上方左右位置と下方左右位置とに、それぞれ上位の固
定チェーンホイール40,40と下位の固定チェーンホ
イール41,41とが対設してあると共に、上位の固定
チェーンホイール40,40間に張架したチェーンベル
ト42の両側をそれぞれ可動チェーンホイール32,3
2に巻回して折り返したのち、下位の固定チェーンホイ
ール41,41に巻回して再び折り返したのち、その両
端部を移動フレーム31の両端部にそれぞれ固着する。
1対の可動チェーンホイール32,32を中間にしてそ
の上方左右位置と下方左右位置とに、それぞれ上位の固
定チェーンホイール40,40と下位の固定チェーンホ
イール41,41とが対設してあると共に、上位の固定
チェーンホイール40,40間に張架したチェーンベル
ト42の両側をそれぞれ可動チェーンホイール32,3
2に巻回して折り返したのち、下位の固定チェーンホイ
ール41,41に巻回して再び折り返したのち、その両
端部を移動フレーム31の両端部にそれぞれ固着する。
【0022】しかして、後述する作動機構15により連
動機構23が連動し、これによって移動フレーム31
は、案内手段30により案内されながら支持板27に沿
って左右方向に往復作動する。
動機構23が連動し、これによって移動フレーム31
は、案内手段30により案内されながら支持板27に沿
って左右方向に往復作動する。
【0023】前記搬出機構24は、前後壁板25の上部
間のほぼ全平面を覆う大きさを有し、かつ上面に左右位
置で傾斜して中央位置で窪む窪み面45を有すると共
に、左右側面を円弧状に形成した受板46と、この受板
46に重合されるゴム乃至スポンジなどから成る緩衝シ
ート47と、左右で対向する上位の固定チェーンホイー
ル40,40の間隔とほぼ等しい間隔をもって、両端が
チェーンベルト42に軸止された左右1対のバー48
a,48bに両側縁が結着された移送シート49とから
成り、前記左右1対のバー48a,48bは、枠部材3
7が搬送ユニット1の左右幅の中央に位置する中立位置
において前記緩衝シート47の面上よりもHに相当する
高い位置で支持されており、この状態で移送シート49
は、その中間部に前記緩衝シート47の面上に重合する
ように弛みを保有している。
間のほぼ全平面を覆う大きさを有し、かつ上面に左右位
置で傾斜して中央位置で窪む窪み面45を有すると共
に、左右側面を円弧状に形成した受板46と、この受板
46に重合されるゴム乃至スポンジなどから成る緩衝シ
ート47と、左右で対向する上位の固定チェーンホイー
ル40,40の間隔とほぼ等しい間隔をもって、両端が
チェーンベルト42に軸止された左右1対のバー48
a,48bに両側縁が結着された移送シート49とから
成り、前記左右1対のバー48a,48bは、枠部材3
7が搬送ユニット1の左右幅の中央に位置する中立位置
において前記緩衝シート47の面上よりもHに相当する
高い位置で支持されており、この状態で移送シート49
は、その中間部に前記緩衝シート47の面上に重合する
ように弛みを保有している。
【0024】前記移動フレーム31を左右方向に作動す
る作動機構15は、前記枠部材37の下面に設けたガイ
ドローラ51と、その下段に設けた小径の補助ガイドロ
ーラ52とを含み、図5で示すように基盤11の左右幅
の中間位置に設けられて前記ガイドローラ51の移動を
案内する搬送方向に延びた左右1対の中央ガイド板5
3,53と、一端が前記中央ガイド板53,53の前端
部間に臨んで搬送方向に延び、かつ中心長手方向に前記
補助ガイドローラ52を案内する案内溝54を有した可
動切換ガイド部片55と、この可動切換ガイド部片55
の可動切換により、前記案内溝54と選択的に連通し
て、枠部材37の移送方向を中立位置及び左右の搬出位
置の三方に方向切換する案内溝56,57,58を並設
した固定切換ガイド部片59と、前記中央ガイド板5
3,53の後端に一端が連設されて側方に傾斜し、次い
で直線状に延びて前記固定切換ガイド部片59の左右案
内溝57及び58と補助ガイドローラ52との係合を介
して方向切換されたガイドローラ51を案内するための
左右1対の側方ガイド板60,61と、前記基盤11の
左右側縁に設けられて前記側方ガイド板60,61の直
線部分との間でガイドローラ51の移動を案内する補助
ガイド板62とから成り、前記可動切換ガイド部片55
は、一端が回動自在に枢着63された切換プレート64
に設けてあり、この切換プレート64は、仕分けコード
番号によって作動する例えばエアシリンダ65により回
動操作される。
る作動機構15は、前記枠部材37の下面に設けたガイ
ドローラ51と、その下段に設けた小径の補助ガイドロ
ーラ52とを含み、図5で示すように基盤11の左右幅
の中間位置に設けられて前記ガイドローラ51の移動を
案内する搬送方向に延びた左右1対の中央ガイド板5
3,53と、一端が前記中央ガイド板53,53の前端
部間に臨んで搬送方向に延び、かつ中心長手方向に前記
補助ガイドローラ52を案内する案内溝54を有した可
動切換ガイド部片55と、この可動切換ガイド部片55
の可動切換により、前記案内溝54と選択的に連通し
て、枠部材37の移送方向を中立位置及び左右の搬出位
置の三方に方向切換する案内溝56,57,58を並設
した固定切換ガイド部片59と、前記中央ガイド板5
3,53の後端に一端が連設されて側方に傾斜し、次い
で直線状に延びて前記固定切換ガイド部片59の左右案
内溝57及び58と補助ガイドローラ52との係合を介
して方向切換されたガイドローラ51を案内するための
左右1対の側方ガイド板60,61と、前記基盤11の
左右側縁に設けられて前記側方ガイド板60,61の直
線部分との間でガイドローラ51の移動を案内する補助
ガイド板62とから成り、前記可動切換ガイド部片55
は、一端が回動自在に枢着63された切換プレート64
に設けてあり、この切換プレート64は、仕分けコード
番号によって作動する例えばエアシリンダ65により回
動操作される。
【0025】このように構成された作動機構15におけ
る中央ガイド板53,53、可動切換ガイド部片55、
固定切換ガイド部片59及び側方ガイド板60,61
は、仕分けシュートCに対応する各位置に設けられる。
る中央ガイド板53,53、可動切換ガイド部片55、
固定切換ガイド部片59及び側方ガイド板60,61
は、仕分けシュートCに対応する各位置に設けられる。
【0026】しかして、搬送路Aに密接状態に配置され
た搬送ユニット1は、リニアモータ14により搬送レー
ル12上を走行する。従って投入路Bから投入された搬
送物Pは、走行中の搬送ユニット1における移送シート
49上に移送されると共に、当該搬送物Pに付された仕
分けコード番号が読取り器3により読取られ、この読取
り信号により指定された指定位置の搬出シートCに対応
する作動機構15のエアシリンダ62が作動して可動切
換ガイド部片55が切換えられる。
た搬送ユニット1は、リニアモータ14により搬送レー
ル12上を走行する。従って投入路Bから投入された搬
送物Pは、走行中の搬送ユニット1における移送シート
49上に移送されると共に、当該搬送物Pに付された仕
分けコード番号が読取り器3により読取られ、この読取
り信号により指定された指定位置の搬出シートCに対応
する作動機構15のエアシリンダ62が作動して可動切
換ガイド部片55が切換えられる。
【0027】他方搬送ユニット1に設けた枠部材37
は、常態で図2で示すようにその前後幅の中央の中立位
置にあり、この状態でガイドローラ51は、中央ガイド
板53に案内されて直進する。
は、常態で図2で示すようにその前後幅の中央の中立位
置にあり、この状態でガイドローラ51は、中央ガイド
板53に案内されて直進する。
【0028】今図5において切換プレート64が仕分け
コード信号により仮想線で示すように回動して案内溝5
4が搬出用の案内溝57と連通するように切換えられた
とすると、中央ガイド板53に案内されたガイドローラ
51と同軸の補助ガイドローラ52が案内溝54から案
内溝57に導かれ、これによって枠部材37は側方に移
動しながら前進すると共に、ガイドローラ51は側方ガ
イド板61の傾斜部によりさらに側方に誘導され、枠部
材37が基盤11の一方の側部に充分移動したのち、ガ
イドローラ51は側方ガイド板51の直線部と補助ガイ
ド板62との間を走行する。
コード信号により仮想線で示すように回動して案内溝5
4が搬出用の案内溝57と連通するように切換えられた
とすると、中央ガイド板53に案内されたガイドローラ
51と同軸の補助ガイドローラ52が案内溝54から案
内溝57に導かれ、これによって枠部材37は側方に移
動しながら前進すると共に、ガイドローラ51は側方ガ
イド板61の傾斜部によりさらに側方に誘導され、枠部
材37が基盤11の一方の側部に充分移動したのち、ガ
イドローラ51は側方ガイド板51の直線部と補助ガイ
ド板62との間を走行する。
【0029】このようにして枠部材37が中立位置から
側方に充分移動したとき、移動シート49は走行して、
移送シート49上の搬送物Pは仕分けシュートCに搬出
されて搬送物Pの仕分けが行われる。そして搬送物Pの
仕分けが終了したのち枠部材37は、搬送物の投入路B
に至る以前に図示しないが基盤11上に設けた復元用ガ
イド板とガイドローラ51との作用により、搬送ユニッ
ト1は再び中立位置に導かれ、以上の動作が繰り返され
る。
側方に充分移動したとき、移動シート49は走行して、
移送シート49上の搬送物Pは仕分けシュートCに搬出
されて搬送物Pの仕分けが行われる。そして搬送物Pの
仕分けが終了したのち枠部材37は、搬送物の投入路B
に至る以前に図示しないが基盤11上に設けた復元用ガ
イド板とガイドローラ51との作用により、搬送ユニッ
ト1は再び中立位置に導かれ、以上の動作が繰り返され
る。
【0030】図6,7は移送シート49上の搬送物Pを
仕分けシュートCに搬出する場合の態様を示している。
即ち搬送物Pが移送シート49を介して緩衝シート47
上の窪んだ中央部に位置し、かつ枠部材37も亦搬送ユ
ニット1の中立位置にある図6仮想線の状態から、すで
に述べたように、作動機構15により枠部材37が中立
位置から図中右方向に移動すると、その移動に伴って移
送シート49を支持している一方のバー48aがチェー
ンベルト42と共に上位の一方の固定チェーンホイール
40の周りに沿って図中反時計方向に回転すると共に、
他方のバー48bは高い位置Hを保持しながら図中左方
向に移動する。
仕分けシュートCに搬出する場合の態様を示している。
即ち搬送物Pが移送シート49を介して緩衝シート47
上の窪んだ中央部に位置し、かつ枠部材37も亦搬送ユ
ニット1の中立位置にある図6仮想線の状態から、すで
に述べたように、作動機構15により枠部材37が中立
位置から図中右方向に移動すると、その移動に伴って移
送シート49を支持している一方のバー48aがチェー
ンベルト42と共に上位の一方の固定チェーンホイール
40の周りに沿って図中反時計方向に回転すると共に、
他方のバー48bは高い位置Hを保持しながら図中左方
向に移動する。
【0031】次いで、一方のバー48aがチェーンベル
ト42と共にさらに移動すると、移送シート49は受板
46の丸味を帯びた側面に摺接しながら可動チェーンホ
イール32の方向に走行すると共に、他方のバー48b
は高い位置Hを保持した状態でさらに左方向に移動す
る。
ト42と共にさらに移動すると、移送シート49は受板
46の丸味を帯びた側面に摺接しながら可動チェーンホ
イール32の方向に走行すると共に、他方のバー48b
は高い位置Hを保持した状態でさらに左方向に移動す
る。
【0032】そして枠部材37が図7で示すように最も
右側位置に至ったとき、他方のバー48bは図中最も左
位置に達するので、移送シート49上に載置された搬送
物Pは最終的には高い位置Hを保持した他方のバー48
bに支持されて立ち上がる走行シート49の端部により
押圧されながら、受板46の図中左側面から仕分けシュ
ートCに移行する。
右側位置に至ったとき、他方のバー48bは図中最も左
位置に達するので、移送シート49上に載置された搬送
物Pは最終的には高い位置Hを保持した他方のバー48
bに支持されて立ち上がる走行シート49の端部により
押圧されながら、受板46の図中左側面から仕分けシュ
ートCに移行する。
【0033】この作用は枠部材37が作動機構15によ
り図中左方向に移動したときも同様であって、この場合
は搬送物Pは受板46の右側面から仕分けシュートCに
移行される。
り図中左方向に移動したときも同様であって、この場合
は搬送物Pは受板46の右側面から仕分けシュートCに
移行される。
【0034】なお上記した実施例は、移動機構22を中
立位置から搬出方向に移動する作動機構15として枠部
材37にガイドローラ51と補助ガイドローラ52とを
設け、かつ基盤11上に、中央ガイド板53、可動切換
ガイド部片55、固定切換ガイド部片59及び側方ガイ
ド板60,61を設けて、搬送ユニット1の搬送動力を
利用して移動機構22の左右方向の移動を実行した場合
を例示したが、チェーンベルト42を仕分けコード信号
により作動するモータにより走行させてもよいことは勿
論である。
立位置から搬出方向に移動する作動機構15として枠部
材37にガイドローラ51と補助ガイドローラ52とを
設け、かつ基盤11上に、中央ガイド板53、可動切換
ガイド部片55、固定切換ガイド部片59及び側方ガイ
ド板60,61を設けて、搬送ユニット1の搬送動力を
利用して移動機構22の左右方向の移動を実行した場合
を例示したが、チェーンベルト42を仕分けコード信号
により作動するモータにより走行させてもよいことは勿
論である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、搬送ユ
ニットに設けた移送シートを搬送方向と直交する方向に
走行してその走行方向の端部位置で、搬送物を仕分けシ
ュートに搬出する構成であるので、搬送物は移送シート
の走行によって強制的に搬出でき、特に常態で中間部が
窪んでいるので、その窪み部に搬送物が安定した状態で
保持されると共に、移送シートの走行により、搬送物を
円滑でかつ確実に搬出させることができる。
ニットに設けた移送シートを搬送方向と直交する方向に
走行してその走行方向の端部位置で、搬送物を仕分けシ
ュートに搬出する構成であるので、搬送物は移送シート
の走行によって強制的に搬出でき、特に常態で中間部が
窪んでいるので、その窪み部に搬送物が安定した状態で
保持されると共に、移送シートの走行により、搬送物を
円滑でかつ確実に搬出させることができる。
【0036】また請求項2及び5記載の発明によれば、
受板の存在により搬送物を安定した状態で搬送すること
ができ、また請求項3及び9記載の発明によれば、緩衝
機能が得られるなどの利点を有する。
受板の存在により搬送物を安定した状態で搬送すること
ができ、また請求項3及び9記載の発明によれば、緩衝
機能が得られるなどの利点を有する。
【0037】さらにまた請求項10記載の発明によれ
ば、移送シートの走行が円滑となる利点を有する。
ば、移送シートの走行が円滑となる利点を有する。
【図1】一部省略した総体の概略平面図
【図2】総体の縦断面図
【図3】搬送ユニットの平面図
【図4】搬送ユニットの縦断正面図
【図5】作動機構の部分平面図
【図6】移動機構の移動過程を示す図
【図7】移動機構の他の移動過程を示す図
1 搬送ユニット 10 載置機台 11 基盤 12 搬送レール 14 リニアモータ 15 作動機構 20 車輪 21 ユニットフレーム 22 移動機構 23 連動機構 24 搬出機構 25 壁板 27 支持板 30 案内手段 31 移動フレーム 32 可動チェーンホイール 35 ガイドベアリング 36 ガイドレール 40,41 固定チェーンホイール 42 チェーンベルト 45 窪み面 46 受板 47 緩衝シート 48 バー 49 移送シート 51 ガイドローラ 52 補助ガイドローラ 53 中央ガイド板 54,56,57,58 案内溝 55 可動切換ガイド片 59 固定切換ガイド片 60,61 側方ガイド板 A 搬送路
Claims (10)
- 【請求項1】 搬送路に沿って搬送ユニットを搬送し、
その搬送過程において、搬送ユニット上の搬送物を搬送
方向と直交方向に設けた仕分けシュートに搬出する小物
類の仕分け装置において、搬送ユニットが、搬送方向と
直交する方向に走行可能であって端部位置で巻回される
搬送物を載置する移送シートを備えて成り、この移送シ
ートは、常態で中間部で窪んであり、この状態で移送シ
ートをを仕分けシュートに対応する位置で走行させるこ
とにより、搬送物を移送シートの走行方向の端部位置で
仕分けシュートに搬出することを特徴とする小物類の仕
分け装置。 - 【請求項2】 搬送ユニットが、移送シートを重合する
固定の受板を有し、この受板を中央位置で窪むように形
成した請求項1記載の小物類の仕分け装置。 - 【請求項3】 受板の上面に緩衝シートを設けて成る請
求項2記載の小物類の仕分け装置。 - 【請求項4】 搬送路に沿って搬送ユニットを搬送さ
せ、その搬送過程において、搬送ユニット上の搬送物を
搬送方向と直交して設けた仕分けシュートに搬出する小
物類の仕分け装置において、前記搬送ユニットが、搬送
方向で対峙する前後1対の壁板と、この壁板間に配置さ
れて搬送方向と直交する左右方向に移動可能な移動機構
と、この移動機構を中立位置から搬出方向に作動する作
動機構と、少なくとも前後1対の壁板の上部左右位置に
配設された1対の固定チェーンホイールを備え、この固
定チェーンホイール間に前記移動機構に連動して走行す
るチェーンベルトを張架して成る連動機構と、前後1対
の壁板間に水平状に配置され、かつ中間部が窪むように
両側縁がチェーンベルトにより支持された移送シートを
有した搬出機構とから構成したことを特徴とする小物類
の仕分け装置。 - 【請求項5】 搬出機構が、移送シートを重合する固定
の受板を有し、移動機構の中立位置において、移送シー
トの両端を受板面より高い位置でチェーンベルトに支持
して、中間部が窪んで受板上に重合して成る請求項4記
載の小物類の仕分け装置。 - 【請求項6】 移動機構が、壁板間に一体に設けられて
左右方向に延びる支持板と、これと直交する前後方向に
延びた移動フレームと、これらの間に設けられて移動フ
レームの移動を支持板に沿って案内する案内手段とから
成る請求項4または5記載の小物類の仕分け装置。 - 【請求項7】 作動機構が、移動機構の下面に設けたガ
イドローラと、それよりも小径の補助ガイドローラとを
含み、かつ搬送路を構成する装置機台に、移動機構の中
立位置で前記ガイドローラの走行を案内する中央ガイド
板と、このガイド板に連続して設けられ、かつ補助カイ
ドローラと係合して移動機構の移動方向を選択的に切換
える可動切換ガイド部片と、この可動切換ガイド部片の
切換えにより選択された中立方向乃至搬出方向に補助ガ
イドローラを誘導する固定切換ガイド部片と、補助ガイ
ドローラが搬出方向に誘導されたときガイドローラと接
してその走行を案内する側方ガイド板とを備えて成る請
求項4,5または6記載の小物類の仕分け装置。 - 【請求項8】 連動機構が、前後1対の壁板の各内面の
上下左右位置にそれぞれ設けた固定チェーンホイール
と、移動フレームの両端面に並設した左右1対の可動チ
ェーンホイールと、上位の固定チェーンホイール間に張
架し、かつその両側をそれぞれ可動チェーンホイールと
下位の固定チェーンホイールとに巻回したのち移動フレ
ームに結着したチェーンベルトとから成る請求項4,
5,6または7記載の小物類の仕分け装置。 - 【請求項9】 搬出機構が、受板の上面に緩衝シートを
重合し、その上面に移送シートの中間部を重合して成る
請求項4,5,6,7または8記載の小物類の仕分け装
置。 - 【請求項10】受板の側面を円弧状に形成した請求項
4,5,6,7,8または9記載の小物類の仕分け装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9988598A JPH11286328A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 小物類の仕分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9988598A JPH11286328A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 小物類の仕分け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11286328A true JPH11286328A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14259249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9988598A Pending JPH11286328A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 小物類の仕分け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11286328A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003053275A (ja) | 2001-08-16 | 2003-02-25 | Nippon Kyodo Kikaku Kk | 果菜自動選別装置 |
JP2009196817A (ja) * | 2009-04-22 | 2009-09-03 | Nippon Kyodo Kikaku Kk | 果菜自動選別における果菜送り出し方法及び果菜自動選別用果菜送り出し装置 |
JP2011063449A (ja) | 2010-12-29 | 2011-03-31 | Nippon Kyodo Kikaku Kk | 果菜自動選別における果菜送り出し方法及び果菜自動選別用果菜送り出し装置 |
JP2014521575A (ja) * | 2011-08-16 | 2014-08-28 | クリスプラント アクティーゼルスカブ | クロスベルト式仕分けシステム |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP9988598A patent/JPH11286328A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003053275A (ja) | 2001-08-16 | 2003-02-25 | Nippon Kyodo Kikaku Kk | 果菜自動選別装置 |
JP2009196817A (ja) * | 2009-04-22 | 2009-09-03 | Nippon Kyodo Kikaku Kk | 果菜自動選別における果菜送り出し方法及び果菜自動選別用果菜送り出し装置 |
JP4505537B2 (ja) * | 2009-04-22 | 2010-07-21 | 日本協同企画株式会社 | 果菜自動選別方法及び果菜自動選別装置 |
JP2011063449A (ja) | 2010-12-29 | 2011-03-31 | Nippon Kyodo Kikaku Kk | 果菜自動選別における果菜送り出し方法及び果菜自動選別用果菜送り出し装置 |
JP2014521575A (ja) * | 2011-08-16 | 2014-08-28 | クリスプラント アクティーゼルスカブ | クロスベルト式仕分けシステム |
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