JPH11278364A - プロジエクターを利用した艤装品取付け方法 - Google Patents

プロジエクターを利用した艤装品取付け方法

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JPH11278364A
JPH11278364A JP10101856A JP10185698A JPH11278364A JP H11278364 A JPH11278364 A JP H11278364A JP 10101856 A JP10101856 A JP 10101856A JP 10185698 A JP10185698 A JP 10185698A JP H11278364 A JPH11278364 A JP H11278364A
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JP
Japan
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projector
projected
image data
work
projectors
Prior art date
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Pending
Application number
JP10101856A
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English (en)
Inventor
Toru Yoshida
徹 吉田
Tatsuya Miyauchi
達哉 宮内
Hidetaro Horie
秀太郎 堀江
Eiji Yusa
栄治 遊佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 艤装品の取付け工事に際し、図面読みの作業
に時間をかけることなく作業を容易にするとともに、艤
装品の取付け作業を行なう前に「当り」がチェックで
き、工事の能率を向上できる作業方法を提供すること。 【解決手段】 前後、左右に移動可能な台車1に複数の
プロジェクター4、4・・設置し、パソコンに予めイン
プットされている艤装品配置画像データから目標とする
箇所の前記画像データを取り出し、該画像をプロジェク
ター4、4・・から駆体Bの目標とする箇所に投影し、
該投影された映像箇所に艤装品を配置し、取付けるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船体ブロック等の駆体
にダクト、パイプ、ケーブル等の艤装品を取付ける作業
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船体ブロック等の駆体に艤装品を
取付ける場合、同一区画箇所に、ダクト、パイプその他
機械備品を取付ける係と、ケーブル等の電気品を取付け
る係がそれぞれ個別の図面にしたがって個別に取付け作
業行なっている。そして、これらの図面を読む作業時間
は艤装工事全体の2〜3割費やしている。また、それぞ
れ個別の図面にしたがって艤装品を取付けるため、事前
に両者の図面を重ね合わせて艤装品どうしが干渉し合う
(現場用語で「当り」と呼んでいる)ことがないように
注意を払っていないと、実際に艤装品の取付け作業を開
始してから先の係が取付けた艤装品と後の係が取付ける
艤装品との間で当りが発生し、手直し作業をしなければ
ならない事態が起き、工事の能率を著しく阻害してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のかかる
問題点を解決し、艤装品の取付け工事に際し、図面読み
の作業に時間をかけることなく容易にするとともに、艤
装品の取付け作業を行なう前に事前に「当り」がチェッ
クでき、艤装工事の能率を向上できる作業方法を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前後、左右に移動可能な
台車1にプロジェクター4を設置し、パソコンに予めイ
ンプットされている艤装品配置画像データから目標とす
る箇所の前記画像データを取り出し、該画像をプロジェ
クターから駆体Bの目標とする箇所に投影し、該投影さ
れた映像箇所に艤装品を配置し取付けることを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
により説明する。図1は本発明方法を実施する装置の概
略説明図である。1は台車で、X方向(左右方向)への
移動は図示していないが天井クレーンの走行装置を利用
して該クレーンのレールR1、R1上を走行できるように
している。また、Y方向(前後方向)への移動は、台車
に設置している電動機2と減速機3を介してR2、R2
を走行できるようにしている。
【0006】台車1上には複数台のプロジェクター4、
4、4、4が(図示の例では4台が方形の位置関係に)
設置されており、各プロジェクターには反射鏡5、5、
5、5が付設されている。61および62はそれぞれ台車
に設置されている位置検出センサー(台車が投影面に対
してどの位置にあるかを検出する)と、距離検出センサ
ー(台車と投影面の距離を検出する)である。そして、
台車1上には前記各プロジェクター4、4、4、4と、
位置および距離検出センサー61、62を制御するための
パソコン7が設置されており、該パソコン7と各プロジ
ェクター4、各検出センサー61、62はケーブル8で接
続されている。9は前記パソコン7とケーブル8で接続
している無線LAN装置、10は無線LAN用アンテナ
である。
【0007】11は地上側に設置しているサーバパソコ
ン、12はサーバパソコン11に接続している無線LA
N装置である。13は作業員が手に持って操作するため
の遠隔操作箱である。Bは船体ブロック等の艤装品を取
付ける駆体、14、14、14、14は駆体を載置する
ための支持台である。
【0008】次に、本発明による駆体Bへの艤装品の取
付け方法について説明する。造船業界ではまだ手書き図
面が多いので、設計の段階でダクト、パイプ等の艤装品
と駆体Bとの関連図面と、ケーブル等の艤装品(電装品
と云う)と駆体Bとの関連図面をOHPシート等に前記
図面を重ねてこれをマイクロフィルムに撮り、スキャナ
ーで読み込み画像データ化する。そして、この設計段階
でモニターに呼び出された画像をチェックすることによ
り艤装品の「当り」を前以てチェックすることができ
る。
【0009】なお、上記の画像データは駆体Bの投影面
の曲率を考慮した修正や、プロジェクター4の投影性能
を考慮した修正等が加えられる。そして、画像データは
サーバパソコン11にインプットされる。艤装作業は、
駆体Bの投影面にサーバーパソコン11に蓄積されてい
る画像データの中から例えばダクトの画像データを取り
出し無線LAN装置9、11、台車上のパソコン7を作
動させて4台のプロジェクターからダクトの実寸図面を
投影し、投影された映像箇所にダクトを取付けることに
より作業が終了する。同様にして順次パイプの取付け作
業、ケーブル取付け作業が行なわれて艤装が完了する。
【0010】上記画像データからの映像を駆体Bの投影
面に投射する手順について補足説明する。サーバパソ
コン11で投影対象となる駆体Bの艤装取付図の検索を
する。 駆体B上面に位置検出基準点Pが設定されており、台
車1を目標とする駆体B上方位置へ前記した走行手段に
より位置させる。 基準点からの位置検出センサー61の位置データによ
り画像データをスクロールし、目標とする箇所の画像デ
ータを検索する。 駆体B面からの距離検出センサー62の検出データに
より拡大ないしは縮小の倍率演算を行なう。 上記により検索された画像データは4台のプロジェク
ター4、4、4、4から駆体B面上に映像として投射さ
れる。
【0011】なお、上記の台車1の走行、画像データの
スクロール、投影画像の位置および倍率の微調整等は遠
隔操作箱13の操作で行なわれる。目標箇所でのダク
ト、パイプ等の艤装品の取付け、電装品の取付け作業を
順次行い、艤装品の取付け作業が完了すると次の目標箇
所へ台車を移動させ、上記と同様な作業が繰り返し行な
われる。
【0012】本発明は駆体Bの上面にロンジ材L等が設
置されている構造物の場合、プロジェクターを複数台設
置し、これら複数台のプロジェクター4、4から画像を
投射し、隣接する画像をダブらせて投射し、各画像のダ
ブっている(重なり合っている)箇所を同一画像にする
ことによってロンジ材Lにより遮られて投影されない画
像部分が解消される。なお、本発明は船体ブロックに限
らず、橋梁、建築物等の駆体に適用できることはいうま
でもない。
【0013】
【発明の効果】本発明は艤装品の画像を該艤装品を取付
ける箇所に投影し、投影された画像の位置に艤装品を取
付けるので、図面読みの作業を省略できるとともに、
「当り」による手直し作業も防止し、作業時間を短縮し
作業能率を向上できるきわめて有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する装置の説明図。
【図2】本発明方法の作用を示す説明図。
【符号の説明】
1 台車 2 電動機 3 減速機 4 プロジェクター 5 反射鏡 61 位置検出センサー 62 距離検出センサー 7 パソコン 8 ケーブル 9 無線LAN装置 10 無線LAN用アンテナ 11 サーバパソコン 12 無線LAN装置 13 遠隔操作箱 14 支持台 B 駆体 L ロンジ材 R1 天井クレーン走行レール R2 台車走行レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遊佐 栄治 神奈川県横須賀市夏島町19番地 住友重機 械工業株式会社横須賀造船所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後、左右に移動可能な台車(1)にプロ
    ジェクター(4)を設置し、パソコンに予めインプット
    されている艤装品配置画像データから目標とする箇所の
    前記画像データを取り出し、該画像をプロジェクターか
    ら駆体(B)の目標とする箇所に投影し、該投影された
    映像箇所に艤装品を配置し取付けることを特徴とするプ
    ロジェクターを利用した艤装品取付け方法。
  2. 【請求項2】プロジェクター(4)は複数台設置されて
    おり、複数台のプロジェクターから投射される画像の隣
    接する箇所は同一画像にダブらせて投影されることを特
    徴とする請求項1記載のプロジェクターを利用した艤装
    品取付け方法。
JP10101856A 1998-03-31 1998-03-31 プロジエクターを利用した艤装品取付け方法 Pending JPH11278364A (ja)

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JP10101856A JPH11278364A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 プロジエクターを利用した艤装品取付け方法

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JP10101856A JPH11278364A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 プロジエクターを利用した艤装品取付け方法

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ID=14311677

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JP10101856A Pending JPH11278364A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 プロジエクターを利用した艤装品取付け方法

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JP (1) JPH11278364A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228035A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd マーキングデータ生成方法及びマーキング方法
JP2013103291A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Fuji Heavy Ind Ltd 作業支援装置
US11937024B2 (en) 2019-03-29 2024-03-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Projection system, projection device and projection method

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