JPH11278309A - スタンションパイプ取付構造 - Google Patents

スタンションパイプ取付構造

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Publication number
JPH11278309A
JPH11278309A JP9816398A JP9816398A JPH11278309A JP H11278309 A JPH11278309 A JP H11278309A JP 9816398 A JP9816398 A JP 9816398A JP 9816398 A JP9816398 A JP 9816398A JP H11278309 A JPH11278309 A JP H11278309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
guide member
fixed
stanchion pipe
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP9816398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Suzuki
健三 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP9816398A priority Critical patent/JPH11278309A/ja
Publication of JPH11278309A publication Critical patent/JPH11278309A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】座席のレイアウトの変化に拘らずスタンション
パイプの取付工数とコストを低減したスタンションパイ
プ取付構造を提供する。 【解決手段】スタンションパイプ3の上端に結合部材7
を設け、その直上の天井4には車両前後方向にガイド部
材10を固定し、このガイド部材10内に摺動可能に挿
入されたナット12と前記結合部材7をボルト15によ
って締め付け固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス等の車両にお
けるスタンションパイプ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バス等の車両において、特に立っている
乗客の安全のために取っ手となるスタンションパイプが
装備されている。このスタンションパイプは、その下端
が座席に固定され上端が天井に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにスタンシ
ョンパイプは、その下端が座席に固定されている関係で
座席のレイアウトに合わせて設計される。この座席のレ
イアウトは受注仕様によって様々に変化するため、その
都度スタンションパイプの上端を天井に固定する穴開け
位置が変更し、作業工数が増大すると共にコスト高を招
いている。
【0004】本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、
座席のレイアウトの変化に拘らずスタンションパイプの
取付工数とコストを低減したスタンションパイプ取付構
造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の特徴とする構成は、下端が座席に固定され
上端が天井に固定される車両のスタンションパイプにお
いて、前記スタンションパイプの上端に結合部材を設
け、その直上の天井には車両前後方向にガイド部材を固
定し、このガイド部材内に摺動可能に挿入されたナット
と前記結合部材をボルト締め付けしたことを特徴とする
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の概略を示す図であ
り、1はバスボデー、2はスタンションパイプ3の下端
が固定される座席である。この座席2に下端が固定され
るスタンションパイプ3の上端はバスボデー1の天井に
固定される。5は天井内板であり、6は冷房ダクトであ
る。本発明は前記スタンションパイプ3の上端をバスボ
デー1の天井4に固定する部位Aに係わるものである。
【0007】前記部位Aの具体的な構造について図2お
よび図3によって説明する。前記スタンションパイプ3
の上端に、例えばアルミのダイキャストによる結合部材
7が固着されている。この結合部材7は後述するガイド
部材10を抱くように当接するホールド部8と、少なく
とも左右2位置にボルト穴9とが設けられている。
【0008】前記ガイド部材10は、例えばアルミによ
る押し出し成形した船底形状の空洞体の長尺または必要
最小限の長さの部材であり、前記船底形状部には長手方
向に開口溝11が設けられており、これを前記スタンシ
ョンパイプ3の上端直上のバスボデー1の天井4に車両
前後方向にボルト14によって固定しているものであ
る。このガイド部材10内にはナット12が摺動可能に
挿入されている。
【0009】前記ナット12はガイド部材10の船底形
状の内面に沿った逆さ山型形状であり、前記開口溝11
に露呈するねじ穴13を有している。このナット12は
図2で示すように、結合部材7のボルト穴9のそれぞれ
に対応する短い長さのものであるが、2つのボルト穴9
に対応する長いものであってもよい。
【0010】前記ナット12は図3で示すように、前記
結合部材7のボルト穴9に挿通したボルト15をねじ穴
13に螺合して結合部材7をガイド部材10に締付固定
するものである。
【0011】本発明は上記の通りの構造であるから、レ
イアウトした座席2に下端を固定したスタションパイプ
3の上端の結合部材7のホールド部8をガイド部材10
の船底形状の外面を抱くようにして当接し、ガイド部材
10内にはナット12を挿入して、そのねじ穴13を結
合部材7のボルト穴9と一致させ、このボルト穴9に挿
通したボルト15を前記ナット12のねじ穴13に螺合
して結合部材7をガイド部材10に締付固定する。
【0012】このボルト15とナット12による締付に
より、ナット12はガイド部材10の船底形状の内面に
圧接し、また、結合部材7のホールド部8はガイド部材
10の船底形状の外面に圧接してガイド部材10の船底
形状の内外面をナット12と結合部材7のホールド部8
とで強固に挾持した形で結合部材7がガイド部材10に
固定され、下端が座席2に固定されているスタションパ
イプ3は座席2のレイアウトに対応して取り付けられ
る。
【0013】従って、座席2のレイアウトが受注仕様に
よって変化しても、座席2のレイアウトに対応して結合
部材7はガイド部材10の任意の位置に当接し、締付固
定されるため、従来のように座席2のレイアウトの変更
によりスタンションパイプ3の上端を天井に固定する穴
開け位置を変更する作業が不要となり、受注設計対応工
数を低減する。
【0014】また、天井4に固定されたガイド部材10
は天井4の補強となり、天井4の構造強度を向上する。
【0015】さらに、ガイド部材10は図1及び図3で
示すように、天井内板5の端縁と、冷房ダクト6の端縁
とを隠蔽するため、見栄えをよくし、これらの端縁を隠
蔽するための別部材の縁材が省略されコスト低減とな
る。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、座席
と天井に固定されるスタンションパイプは座席のレイア
ウトに応じた位置の天井に固定用の穴開けをすることな
く固定することができるため、座席のレイアウトが変更
してもスタンションパイプが容易に取り付けられるの
で、座席のレイアウトの変更によるスタンションパイプ
取り付けのための工数を低減することができる。また、
スタンションパイプの上端を固定するためのガイド部材
は天井構造の強度向上と、天井内板及び冷房ダクトの端
縁を隠蔽す縁材を兼ね見栄えをよくし、かつ別部品の縁
材が省略できるためコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構造図
【図2】本発明の要部斜視図
【図3】本発明の要部断面図
【符号の説明】
1 バスボデー 2 座席 3 スタンションパイプ 4 天井 5 天井内板 6 冷房ダクト 7 結合部材 8 ホールド部 9 ボルト穴 10 ガイド部材 11 開口溝 12 ナット 13 ねじ穴 14 ボルト 15 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端が座席に固定され上端が天井に固定
    される車両のスタンションパイプにおいて、 前記スタンションパイプの上端に結合部材を設け、その
    直上の天井には車両前後方向にガイド部材を固定し、 このガイド部材内に摺動可能に挿入されたナットと前記
    結合部材をボルト締め付けしたことを特徴とするスタン
    ションパイプ取付構造。
JP9816398A 1998-03-27 1998-03-27 スタンションパイプ取付構造 Pending JPH11278309A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005247240A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Fuso Engineering Corp スタンションパイプ取付構造
JP2006341781A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Isuzu Motors Ltd スタンション接手材およびスタンション接手構造
KR100774655B1 (ko) 2006-03-09 2007-11-08 현대자동차주식회사 스탠션파이프 장착용 서포트 부재
KR100844421B1 (ko) 2007-05-22 2008-07-08 현대자동차주식회사 버스차량용 스탠션 파이프 장착기구
KR20180044092A (ko) * 2016-10-21 2018-05-02 현대자동차주식회사 스텐션 파이프 유격 방지 마운팅 장치, 이를 적용한 마운팅 구조 및 마운팅 방법

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