JPH0632148A - 自動車のバックドア構造 - Google Patents

自動車のバックドア構造

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Publication number
JPH0632148A
JPH0632148A JP19358592A JP19358592A JPH0632148A JP H0632148 A JPH0632148 A JP H0632148A JP 19358592 A JP19358592 A JP 19358592A JP 19358592 A JP19358592 A JP 19358592A JP H0632148 A JPH0632148 A JP H0632148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcement
back door
door
balancer
inner panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP19358592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ono
伸司 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0632148A publication Critical patent/JPH0632148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックドア内部の配線作業を容易に行い得る
と共にバックドアの剛性を向上することができる自動車
のバックドア構造である。 【構成】 自動車の車体後面に左右一対のドアヒンジ7
と左右一対のバランサー8を介して取り付けられたバッ
クドア1のアウターパネル4とインナーパネル5相互間
に、上記ドアヒンジ7およびバランサー8の取り付け箇
所に対応して、ドアヒンジリーンフォースメントおよび
バランサーリーンフォースメントを配設した自動車のバ
ックドア構造において、上記ドアヒンジリーンフォース
メントおよびバランサーリーンフォースメントを一体型
のリーンフォースメント17で形成し、この一体型のリ
ーンフォースメント17に、バックドア1内に配線され
るワイヤリングハーネス2を案内する壁部18を形成し
たことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックドア内の配線作業
を容易に行い得る自動車のバックドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7および図8に示すように、ワ
ンボックスカー等のはね上げ式のバックドア1には、ワ
イパーモータ等の給電用あるいは信号用としてワイヤリ
ングハーネス2が配線されている。このワイヤリングハ
ーネス2は、バックドア1のインナーパネル上部挿入穴
3からバックドア1内に導入されて、バックドア1内を
挿通して配線されている。
【0003】一方、バックドア1は、図9ないし図11
に示すように、アウタパネル4とインナパネル5でバッ
クドアパネル6が構成されており、ヒンジ7およびバラ
ンサー8を介してボデイパネル9に取り付けられてい
る。
【0004】バックドアパネル6には、アウタパネル4
とインナパネル5相互間に、ヒンジ7を取り付けるヒン
ジ取り付け座面6aに対応してヒンジリーンフォースメ
ント10が設けられ、およびバランサー8を取り付ける
バランサー取り付け座面6bに対応してバランサーリー
ンフォースメント11がそれぞれ設けられている。
【0005】ヒンジリーンフォースメント10は、上端
部をヒンジ取り付け座面6aにヒンジ7の固定用ボルト
12を介して共締めされており、下端部をアウタパネル
4とインナパネル5のフランジ部4a、5a相互間に結
合されている。一方、バランサーリーンフォースメント
11は、一側をアウタパネル4とインナパネル5のフラ
ンジ部4a、5a相互間に接合され、かつ他側をインナ
パネル5の内面に接合されている。バランサーリーンフ
ォースメント11の途中には、ナット13が溶接されて
おり、バランサー8の下端部をねじ14を介して固定し
ている。ワイヤリングハーネス2をたとえばワイパーモ
ータに接続するには、バックドア1に設けられているシ
ール面15内側に引き出さなければならない。そこで、
図12に示すように、バックドア1のインナーパネル上
部挿入穴3からワイヤリングハーネス2をバックドア1
内に導入し、シール面15内側にある中央部のインナー
パネル上部引き出し穴16からワイヤリングハーネス2
を引き出して配線している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インナ
ーパネル5は剛性を向上させるために、折り曲げて成形
されており、かつ、ヒンジリーンフォースメント10も
剛性を向上させるため折り曲げ成形している。この為、
図10に示すように、アウターパネル4とヒンジリーン
フォースメント10との間で狭くなる部分が生じ、ワイ
ヤリングハーネス2をバックドア1内部を挿通させると
きに、挿通が困難になったり、あるいは、ヒンジリーン
フォースメント10および固定用ボルト12に引っかか
り、配線作業が困難であった。また、ヒンジリーンフォ
ースメント10、およびバランサーリーンフォースメン
ト11を部分的に設けているため剛性が不充分となり、
かつワイヤリングハーネス2をバックドア1内部を挿通
させるときに、引っかかり易かった。
【0007】本発明は上記課題を解決し、バックドア内
部の配線作業を容易に行い得ると共にバックドアの剛性
を向上することができる自動車のバックドア構造を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、自動車の車体後面に左右一対のドアヒンジと
左右一対のバランサーを介して取り付けられたバックド
アのアウターパネルとインナーパネル相互間に、上記ド
アヒンジおよびバランサーの取り付け箇所に対応して、
ドアヒンジリーンフォースメントおよびバランサーリー
ンフォースメントを配設した自動車のバックドア構造に
おいて、上記ドアヒンジリーンフォースメントおよびバ
ランサーリーンフォースメントを一体型のリーンフォー
スメントで形成し、この一体型のリーンフォースメント
に、バックドア内に配線されるワイヤリングハーネスを
案内する壁部を形成したことにある。
【0009】
【作 用】たとえば、バックドアのワイパーモータ取り
付け部にワイヤリングハーネスを配線するには、インナ
ーパネル上部挿入穴からワイヤリングハーネスをバック
ドア内に導入し、シール面内側にある中央部のインナー
パネル上部引き出し穴からワイヤリングハーネスを引き
出す。このとき、ワイヤリングハーネスは、リーンフォ
ースメントの壁部に沿って案内され、インナーパネル上
部引き出し穴に案内される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0011】図1ないし図6は、図9ないし図11と同
一部分は、同符号を付して示したもので、同一部分の説
明は省略して説明する。図1ないし図6において、バッ
クドア1はアウターパネル4とインナーパネル5で構成
されており、アウターパネル4とインナーパネル5相互
間には、ドアヒンジリーンフォースメントおよびバラン
サーリーンフォースメントを一体にした一体型のリーン
フォースメント17が内装されている。
【0012】このリーンフォースメント17は、バック
ドア1のインナーパネル上部挿入穴3からシール面15
内側にある中央部のインナーパネル上部引き出し穴16
にかけてワイヤリングハーネス2を案内する壁部18を
設けている。この壁部18、はインナーパネル上部挿入
穴3からヒンジ7の固定用ボルト12の側にワイヤリン
グハーネス2が行かないように立ち上げた壁部18a
と、ワイヤリングハーネス2を中央部のインナーパネル
上部引き出し穴16に案内する壁部18bとで構成され
ている。
【0013】上記構成による自動車のバックドアによる
と、ドアヒンジリーンフォースメントおよびバランサー
リーンフォースメントを一体にした一体型のリーンフォ
ースメント17を用いているため、ワイヤリングハーネ
ス2がリーンフォースメント17に引っかかることな
く、スムーズにワイヤリングハーネス2を挿通させるこ
とができる。特に、ワイパーモータ等に配線するため
に、ワイヤリングハーネス2をバックドア1のインナー
パネル上部挿入穴3からシール面15内側にある中央部
のインナーパネル上部引き出し穴16に配線する場合、
インナーパネル上部挿入穴3からワイヤリングハーネス
2を挿通すると、ワイヤリングハーネス2は、一体型の
リーンフォースメント17の壁部18a,18bに沿っ
て挿通され、インナーパネル上部引き出し穴16から引
き出される。従って、ヒンジ7の固定用ボルト12にワ
イヤリングハーネス2が引っかかったり、従来のリーン
フォースメントのように、ワイヤリングハーネス2が引
っかかって配線作業ができないような不具合を防止する
ことができる。上記リーンフォースメント17は、従来
のドアヒンジリーンフォースメントおよびバランサーリ
ーンフォースメントを一体にしたので、剛性の向上が図
れ、ドアパネル1の強度が向上する。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のバックドア構造によれば、自動車の車体後面に左右一
対のドアヒンジと左右一対のバランサーを介して取り付
けられたバックドアのアウターパネルとインナーパネル
相互間に、上記ドアヒンジおよびバランサーの取り付け
箇所に対応して、ドアヒンジリーンフォースメントおよ
びバランサーリーンフォースメントを配設した自動車の
バックドア構造において、上記ドアヒンジリーンフォー
スメントおよびバランサーリーンフォースメントを一体
型のリーンフォースメントで形成し、この一体型のリー
ンフォースメントに、バックドア内に配線されるワイヤ
リングハーネスを案内する壁部を形成したので、ヒンジ
の固定用ボルトにワイヤリングハーネスが引っかかった
り、従来のリーンフォースメントのように、ワイヤリン
グハーネスが引っかかって配線作業ができないような不
具合を防止することができる。また、上記リーンフォー
スメントは、従来のドアヒンジリーンフォースメントお
よびバランサーリーンフォースメントを一体にしたの
で、剛性の向上が図れ、ドアパネルの強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車のバックドア構造の一実施例を
示す内部から見た概念図である。
【図2】一体型のリーンフォースメントを示す概念図で
ある。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】図2のD−D線断面図である。
【図7】ワンボックスカーを示す斜視図である。
【図8】バックドアを示す斜視図である。
【図9】従来の自動車のバックドア構造を示す概念図で
ある。
【図10】図9のA−A線断面図である。
【図11】図9のB−B線断面図である。
【図12】ワイヤリングハーネスの配線作業を示す概念
図である。
【符号の説明】
1 バックドア 2 ワイヤリングハーネス 3 インナーパネル上部挿入穴 4 アウタパネル 5 インナパネル 6 バックドアパネル 7 ヒンジ 8 バランサー 9 ボデイパネル 12 固定用ボルト 15 シール面 16 インナーパネル上部引き出し穴 17 リーンフォースメント 18 壁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体後面に左右一対のドアヒン
    ジと左右一対のバランサーを介して取り付けられたバッ
    クドアのアウターパネルとインナーパネル相互間に、上
    記ドアヒンジおよびバランサーの取り付け箇所に対応し
    て、ドアヒンジリーンフォースメントおよびバランサー
    リーンフォースメントを配設した自動車のバックドア構
    造において、上記ドアヒンジリーンフォースメントおよ
    びバランサーリーンフォースメントを一体型のリーンフ
    ォースメントで形成し、この一体型のリーンフォースメ
    ントに、バックドア内に配線されるワイヤリングハーネ
    スを案内する壁部を形成したことを特徴とする自動車の
    バックドア構造。
JP19358592A 1992-07-21 1992-07-21 自動車のバックドア構造 Pending JPH0632148A (ja)

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JP19358592A JPH0632148A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 自動車のバックドア構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0987147A3 (en) * 1998-09-17 2000-05-10 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Wire harness layout arrangement for an automobile back door
JP2007008234A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Hitachi Chem Co Ltd バックドア
JP2012116447A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Toyota Industries Corp 自動車のバックドア構造

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