JPH11275285A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11275285A
JPH11275285A JP10089366A JP8936698A JPH11275285A JP H11275285 A JPH11275285 A JP H11275285A JP 10089366 A JP10089366 A JP 10089366A JP 8936698 A JP8936698 A JP 8936698A JP H11275285 A JPH11275285 A JP H11275285A
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JP10089366A
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English (en)
Inventor
Naoki Koshikawa
直樹 越川
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばカラー液晶ディスプレイを有するフィ
ルムスキャナ等の画像読取装置において、複雑な演算処
理を行うことなく、画像を直接合成する。 【解決手段】 パネル22に表示画像を形成する。記録
画像の記録された読取原稿Fをパネル22に重ね合わせ
る。バックライト21から出射され、パネル22と読取
原稿Fを透過した光をCCD32により検出する。これ
により記録画像と表示画像を重ね合わせた合成画像が読
取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラー液晶
ディスプレイを有し、画像合成を行うフィルムスキャナ
等の画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来フィルムに記録された画像を合成す
る処理として、フィルムスキャナを用いてフィルムの画
像を読取って画像信号に変換し、この画像信号をコンピ
ュータに取り込み、演算処理を施すものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなフィルム画
像の合成処理では、合成する複数の画像に対応する画像
信号を取り込むために、大容量のメモリが必要であり、
また演算処理が複雑である。このためコンピュータが不
可欠であり、フィルムスキャナにより直接画像を合成す
ることは困難であるという問題を有している。
【0004】本発明は、例えばカラー液晶ディスプレイ
を有するフィルムスキャナ等の画像読取装置において、
複雑な演算処理を行うことなく、画像を直接合成するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読取装
置は、画像を表示するための画像表示手段と、読取原稿
に記録された記録画像を読取る画像読取手段と、画像表
示手段により表示された表示画像に、読取原稿を重ね合
わせた状態で、画像読取手段が、表示画像と記録画像を
重ね合わせた合成画像を読取る画像合成手段とを備える
ことを特徴としている。
【0006】好ましくは、画像表示手段は合成画像を表
示可能である。また画像表示手段は画像が表示される表
示素子と、表示素子を照明するための光源とを有し、画
像読取手段は撮像素子を有し、光源から出射される、表
示素子と読取原稿を透過した光を、撮像素子が検出する
ことにより、画像読取手段が合成画像を読取ることが好
ましい。この場合画像表示手段が表示素子の全面を同一
色で表示し、光源から出射される、表示素子と読取原稿
を透過した光を、撮像素子が検出することにより、画像
読取手段が記録画像を読取る。
【0007】好ましくは、撮像素子により検出された画
像信号を、読取原稿の種類に応じて、陰陽反転させる陰
陽反転手段を備える。好ましくは、画像表示手段は画像
読取手段により読取られた記録画像を表示可能である。
また好ましくは、画像表示手段は外部装置から転送され
た画像信号に基づく外部画像を表示可能である。例えば
外部装置は、ビデオまたはコンピュータである。
【0008】例えば、画像表示手段は液晶ディスプレイ
である。読取原稿は透過型原稿であることが好ましい。
例えば透過型原稿はネガまたはポジのフィルムである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施
形態である画像読取装置を示す斜視図であって、読取原
稿を取外した図である。図2は読取原稿を装着した状態
の画像読取装置を示す斜視図である。
【0010】画像読取装置10は、フィルムスキャナで
ある。画像読取装置10の本体11の上面には、この装
置10の動作を制御するためのボタン66とランプ67
が設けられる。本体11の上側には、画像表示部材20
が支軸25を中心に矢印A方向に回動可能に設けられ、
破線で示すように本体11に収納可能である。この画像
表示部材20は、画像を表示するための例えばカラー液
晶ディスプレイ(LCD)であって、表示画像が表示さ
れるパネル22を有し、光源としてバックライト(図示
せず)を搭載している。
【0011】画像読取装置10の本体11の上側には、
破線で示す状態の画像表示部材20に対応する位置に凹
部12が形成される。この凹部12の底部12aには、
画像表示部材20の光源から出射される光を本体11の
内側へ取り込むための窓13が設けられ、本体11の内
側で窓13に対応する位置には、画像読取機構30が設
けられる。
【0012】本体11の凹部12には、ホルダ23が着
脱可能であり、ホルダ23は、装着された状態において
矢印B方向に摺動可能である。ホルダ23には、開口部
23aが形成されており、読取原稿Fが取付けられてい
る。読取原稿Fは透過型のネガまたはポジのフィルムで
あり、開口部23aに対応する領域に画像(記録画像)
が記録されている。
【0013】画像読取装置10の本体11の側面には、
画像合成モードを切替えるためのボタン61、62、6
3、64と、フィルムの種類を選択するためのスイッチ
68とが設けられ、本体11の背面には、コンピュータ
等を接続するためのインターフェース入出力端子56
と、ビデオ出力端子53と、ビデオ入力端子54とが設
けられる。
【0014】図3を参照して画像読取装置10の電気的
構成について説明する。図3は、画像表示部材20が図
2に破線で示す状態であるときの画像読取装置10を示
すブロック図である。画像読取装置10はCPU40に
より動作を制御される。
【0015】読取原稿Fは、画像表示部材20のパネル
22の下側すなわち表面側に接して重ね合わされてお
り、パネル22の上側すなわち裏面側には、バックライ
ト21が配設される。画像読取機構30は読取原稿Fの
下側に設けられ、結像レンズ31と撮像素子(CCD)
32により構成される。CCD32は例えばラインセン
サであって、図3の紙面に垂直な方向の1ライン分の画
像を読取る。
【0016】画像読取機構30はモータMに接続され
る。モータMがモータ駆動回路39の制御によって回転
するのに伴い、画像読取機構30が矢印B方向に間欠的
に搬送され、1画像分の画像が読取られる。
【0017】画像表示部材20のバックライト21から
出射された光は、表示画像の表示されたパネル22と、
記録画像の記録された読取原稿Fとを透過して、結像レ
ンズ31を介してCCD32により検出される。すなわ
ち表示画像と記録画像を重ね合わせた合成画像の光学像
がCCD32の受光面に結像され、この像はCCD32
により電気的な合成画像信号に変換される。合成画像信
号はアンプ41において増幅された後、A/D変換器4
2においてアナログ信号からデジタル信号に変換され
る。デジタルの合成画像信号は画像処理回路45におい
てシェーディング補正、補間処理等の処理を施され、1
画像分の合成画像信号に基づく画像データが、メモリコ
ントローラ44を介してメモリ43に一旦格納される。
このメモリ43は画像データを充分に格納可能な容量を
有する。
【0018】画像データはメモリ43から読出され、こ
のデータにより構成される合成画像信号が画像処理回路
45において例えばR(レッド)、G(グリーン)、B
(ブルー)信号から、画像表示部材20に対応する例え
ば輝度信号と色差信号に変換されて、色補正等の処理を
施される。この輝度信号と色差信号に基づく合成画像が
ディスプレイコントローラ51の制御によりパネル22
に表示される。
【0019】なお画像を合成しない場合、すなわち記録
原稿Fの記録画像を読取る場合は、パネル22の全面を
白色(透明)に表示した状態で、画像が読取られる。こ
れにより記録画像信号が読取られ、この信号に基づく画
像データがメモリ43に格納され、パネル22には記録
画像が表示される。
【0020】CPU40の指令に基づき、画像処理回路
45から出力された輝度信号と色差信号とは、ディスプ
レイコントローラ51を介して、D/A変換器52に入
力され、デジタル信号からアナログ信号に変換され、さ
らにビデオ出力端子53を介して外部のビデオへ出力さ
れる。
【0021】CPU40の指令に基づき、ビデオ入力端
子54からビデオ画像信号が入力される。ビデオ画像信
号は、A/D変換器55においてアナログ信号からデジ
タル信号に変換され、CPU40の制御により画像処理
回路45において色補正等の処理を施された後、ディス
プレイコントローラ51に入力される。ディスプレイコ
ントローラ51により、ビデオ画像信号に基づく画像が
パネル22に表示される。
【0022】CPU40の指令に基づき、例えばコンピ
ュータ等の外部装置からのデジタル画像信号が外部イン
ターフェースを介して、インターフェース入出力端子5
6から入力される。デジタル画像信号は、CPU40の
制御により画像処理回路45において輝度信号と色差信
号に変換されて、色補正等の処理を施される。この輝度
信号と色差信号に基づく画像がディスプレイコントロー
ラ51の制御によりパネル22に表示される。
【0023】図2から図4を参照して画像合成処理につ
いて説明する。図4は画像読取装置10における画像合
成処理の処理手順を示すフローチャートである。この画
像合成処理はCPU40により制御され、画像表示部材
20を図2に実線で示すように配置した状態で、操作者
によりボタン66が押されると開始される。なお画像合
成のモードは予めボタン61、62、63、64の何れ
かを操作者が押下することにより選択される。
【0024】ステップ110において、画像を合成する
か否かが判定される。画像を合成しないと判定されたと
き、すなわちボタン61が押されており、モードが読取
原稿Fの記録画像のみを読取るモードSに設定されてい
るとき、ステップ170において、ディスプレイコント
ローラ51によりパネル22の全面が白色(透明)に表
示されて、ステップ180の処理が実行される。
【0025】これに対し、ステップ110において画像
を合成すると判定されたとき、すなわちボタン61以外
のボタン62、63、64が押されているとき、ステッ
プ120において、パネル22に形成する表示画像の入
力元が何であるかが判定される。
【0026】ステップ120において、表示画像の入力
元が画像読取装置10であり、表示画像が読取原稿Fの
記録画像であると判定されたとき、すなわちボタン62
が押されており、モードが読取原稿Fの画像合成モード
SFに設定されているとき、ステップ125において、
パネル22の全面が白色(透明)に表示される。
【0027】ステップ130において、図5に示す画像
読取を行うスキャンサブルーチン(後述)が実行される
と、画像表示部材20が図2に破線で示す状態に配置さ
れ、読取原稿Fの記録画像が読取られ、この画像に対応
する画像データがメモリ43に格納される。ステップ1
60において、メモリ43から画像データが読出され、
このデータにより構成される画像信号に基づいて、記録
画像がパネル22に表示される。
【0028】これに対し、ステップ120において表示
画像の入力元がビデオであると判定されたとき、すなわ
ちボタン63が押されており、モードがビデオ画像の画
像合成モードVに設定されているとき、ステップ140
の処理が実行される。
【0029】ステップ140において、画像表示部材2
0は図2に実線で示すように配置された状態であり、図
6に示すビデオから画像を入力するビデオ入力サブルー
チン(後述)が実行され、ビデオ入力端子54からビデ
オ画像信号が入力される。ビデオ画像信号は所定の処理
を施され、この信号に基づく画像データがメモリ43に
格納される。ステップ160において、メモリ43から
画像データが読出され、画像データにより構成されるビ
デオ画像信号に基づいて、ビデオ画像がパネル22に表
示される。
【0030】さらにこれに対し、ステップ120におい
て表示画像の入力元がコンピュータ等の外部装置である
と判定されたとき、すなわちボタン64が押されてお
り、モードがインターフェースを介した外部装置からの
転送画像の画像合成モードDに設定されているとき、ス
テップ150において、画像表示部材20は図2に実線
で示すように配置された状態であり、図7に示すインタ
ーフェースを介して画像を入力するインターフェース入
力サブルーチン(後述)が実行される。インターフェー
ス入出力端子56から、デジタル画像信号が入力され
て、画像処理回路45等において所定の処理を施され
る。この信号に基づく画像データがメモリ43に格納さ
れる。ステップ160において、画像データがメモリ4
3から読み出され、このデータにより構成されるデジタ
ル画像信号に基づく画像がパネル22に表示される。
【0031】ステップ175において、読取原稿Fがネ
ガフィルムであるか否かが判定される。読取原稿Fがネ
ガフィルムであるとき、パネル22に表示する画像もネ
ガ表示にして画像合成する必要がある。したがって読取
原稿Fがネガフィルムであると判定されたとき、すなわ
ちスイッチ68(図2参照)がネガフィルムN側に設定
されているとき、ステップ176の処理が実行される。
すなわちメモリ43から画像データが読出され、この画
像データにより構成される画像信号が画像処理回路45
において陰陽反転処理を施され、この信号に基づく画像
データがメモリ43に格納され、このデータにより構成
される陰陽反転画像信号に基づく画像がパネル22に表
示される。
【0032】これに対し、ステップ175において、読
取原稿Fがネガフィルムではないと判定されたとき、す
なわちスイッチ68(図2参照)がポジフィルムP側に
設定されているとき、ステップ180の処理が実行され
る。
【0033】ステップ180において、図5に示すスキ
ャンサブルーチンが実行されると、画像表示部材20が
図2に示す破線の状態に設置され、パネル22に表示さ
れた表示画像と読取原稿Fの記録画像との合成画像、ま
たは読取原稿Fの記録画像が読取られる。すなわち合成
画像または記録画像に対応する画像信号が1画像分検出
され、この信号に基づく画像データがメモリ43に一旦
格納される。なお記録画像の読取は、図8に示すように
CCD32側から見て全面白色のパネル22に読取原稿
Fの記録画像Faが重ね合わされた状態の読取であり、
合成画像の読取は、図9に示すようにCCD32側から
見てパネル22の表示画像22aに読取原稿Fの記録画
像Faが重ね合わされた状態の読取である。
【0034】ステップ190において、メモリ43から
画像データが読出され、この画像データにより構成され
る画像信号に基づいて、合成画像または記録画像がパネ
ル22に表示され、この画像合成処理は終了する。なお
この画像合成処理は複数の合成画像または記録画像を連
続して読取り、表示する構成としてもよい。この場合メ
モリ43の容量は複数分の画像データを格納可能な容量
であってもよい。
【0035】図3、図5を参照して、図4に示すステッ
プ130、ステップ180において実行される画像読取
を行うスキャンサブルーチンについて説明する。
【0036】ステップ310において、操作者に読取原
稿Fのセットを促すための原稿セットランプ67が点灯
する。操作者によって、図1、図2に示す読取原稿Fを
備えたホルダ23が画像読取装置10の本体11の凹部
12に装着され、ホルダ23を摺動させることにより読
取原稿Fの読取られるまたは合成される画像が窓13に
対応する位置に配置されて、画像表示部材20が破線で
示す状態まで回動され、パネル22が読取原稿Fに重ね
合わされる。この状態で操作者により再びスタートボタ
ン66が押されると、ステップ320の処理が実行され
る。
【0037】ステップ320において、パネル22の表
示画像と読取原稿Fの記録画像とが重ね合わされた合成
画像(図9参照)、または記録画像(図8参照)がプリ
スキャンされる。すなわちモータMの駆動により画像読
取機構30が矢印B方向に比較的粗いピッチで間欠移送
され、これにともないCCD32により画像信号が検出
される。この画像信号は画像処理回路45等において所
定の処理を施され、この信号に基づく画像データがメモ
リ43に格納される。
【0038】ステップ330において、メモリ43から
画像データが読出され、CCD32により画像を高精度
に検出するための、バックライト21による最適な光の
照射時間等の露光条件が、画像データに基づいて算出さ
れる。
【0039】ステップ350において、本スキャンがプ
リスキャンと同様に行なわれる。ただし画像読取機構3
0はプリスキャンより細かいピッチで間欠移送される。
すなわちプリスキャンよりも高精細な合成画像または記
録画像に対応する画像信号がCCD32により検出され
て、画像処理回路45等により所定の処理を施される。
この信号に基づく画像データがメモリ43に格納され
る。
【0040】ステップ360において、読取原稿Fがネ
ガフィルムであるか否かが判定される。読取原稿Fがネ
ガフィルムではないと判定されたとき、すなわちスイッ
チ68(図2参照)がポジフィルムP側に設定されてい
るとき、操作者に画像読取の終了を報知するためのラン
プ68が点灯され、スキャンサブルーチンは終了する。
操作者はランプ68の点灯を確認すると、画像表示部材
20を図2に示す実線の状態に設置する。
【0041】これに対しステップ360において、読取
原稿Fがネガフィルムであると判定されたとき、すなわ
ちスイッチ68(図2参照)がネガフィルムN側に設定
されているとき、ステップ370の処理が実行される。
すなわちメモリ43から画像データが読出され、この画
像データにより構成される画像信号が画像処理回路45
において陰陽反転処理を施され、この信号に基づく画像
データがメモリ43に格納される。ここで操作者に画像
読取の終了を報知するためのランプ68が点灯され、ス
キャンサブルーチンは終了する。操作者はランプ68の
点灯を確認すると、画像表示部材20を図2に示す実線
の状態に設置する。
【0042】図3、図6を参照して図4に示す画像合成
処理のステップ140において行なわれるビデオ入力サ
ブルーチンについて説明する。
【0043】ステップ410において、ビデオ入力画像
がビデオ入力端子54を介して、入力されるビデオ画像
信号に基づきパネル22に表示される。
【0044】ステップ420において、画像を取込むた
めに操作者によりボタン66が押されたか否かが判定さ
れる。ボタン66が押されたと判定されるまで、ステッ
プ410からステップ420の処理が繰り返される。す
なわち新たなビデオ入力画像が表示され続ける。
【0045】これに対し、ステップ420において取込
むべき画像がパネル22に表示されたと操作者が認識し
て、操作者によりボタン66が押されたと判定されたと
き、ステップ430において、パネル22に表示されて
いるビデオ入力画像を静止画としてパネル22に表示す
るために、この画像に対応する画像信号がメモリ43に
一旦格納される。ステップ430の処理が実行されると
ビデオ入力サブルーチンは終了する。
【0046】図7を参照して図4に示す画像合成処理の
ステップ150において実行されるインターフェース入
力サブルーチンについて説明する。
【0047】ステップ510において、コンピュータ等
の外部装置より画像がインターフェースを介して転送さ
れ、この画像に対応するデジタル画像信号がインターフ
ェース入出力端子56から入力される。この信号に基づ
く画像データがメモリ43に格納されて、インタフェー
ス入力サブルーチンは終了する。
【0048】以上のように第1の実施形態によれば、読
取原稿Fに記録された記録画像とパネル22に表示され
た表示画像との合成画像が、CCD32により検出され
る。したがってコンピュータによる複雑な演算処理を行
うことなく、画像読取装置において画像が直接合成され
る。またパネル22には読取原稿Fに記録された記録画
像、またはビデオ、コンピュータ等の外部装置から入力
された画像が表示可能であり、読取原稿Fの記録画像と
種々の画像とを合成することが可能である。
【0049】図10を参照して第2の実施形態について
説明する。図10は第2の実施形態である画像読取装置
を示す斜視図である。第2の実施形態と第1の実施形態
との相違点は、読取原稿Fを装着するための構成であ
る。
【0050】画像読取装置70は例えばフラットベッド
型のフィルムスキャナであり、本体74と画像表示部材
71とにより構成される。画像表示部材71は、パネル
72を有し、本体74の上側に支軸73を中心に矢印C
方向に回動可能に設けられる。本体74の上面は、平坦
であり、この面には画像を読取るための窓75が設けら
れる。読取原稿Fは窓75上に設置され、画像表示部材
71を回動させることにより画像が表示されたパネル2
2が読取原稿Fに接して重ね合わされる。この状態で画
像が読取られることによりパネル72の表示画像と読取
原稿Fに記録された記録画像とが重ね合わされた合成画
像が読取られる。
【0051】以上の第2の実施形態においても、第1の
実施形態と同様に、パネル22に表示された表示画像と
読取原稿Fに記録された記録画像の合成画像が、パネル
22と読取原稿Fを重ね合わせた状態で読取られる。し
たがってコンピュータによる複雑な演算処理を行う必要
がなく、画像読取装置により画像を直接合成することが
可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、例えばカ
ラー液晶ディスプレイを有するフィルムスキャナ等の画
像読取装置において、複雑な演算処理を行うことなく、
画像が直接合成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である画像読取装置を
示す斜視図である。
【図2】読取原稿を装着した状態の画像読取装置を示す
斜視図である。
【図3】画像表示部材が図1に破線で示す状態にあると
きの画像読取装置を示すブロック図である。
【図4】画像読取装置における画像合成処理の処理手順
を示すフローチャートである。
【図5】画像読取を行うスキャンサブルーチンのフロー
チャートである。
【図6】ビデオから画像を入力するビデオ入力サブルー
チンのフローチャートである。
【図7】インターフェースを介して画像を入力するイン
ターフェース入力サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図8】パネル全面が白色表示のときの読取画像を示す
図である。
【図9】パネルの表示画像と読取原稿の記録画像を重ね
合わせた状態の合成画像を示す図である。
【図10】第2の実施形態である画像合成を行う画像読
取装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 画像表示部材(画像表示手段) 30 画像読取機構(画像読取手段) F 読取原稿

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示するための画像表示手段と、 読取原稿に記録された記録画像を読取る画像読取手段
    と、 前記画像表示手段により表示された表示画像に、前記読
    取原稿を重ね合わせた状態で、前記画像読取手段が、前
    記表示画像と前記記録画像を重ね合わせた合成画像を読
    取る画像合成手段とを備えることを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像表示手段が、前記合成画像を表
    示可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像読
    取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示手段が、画像が表示される
    表示素子と、前記表示素子を照明するための光源とを有
    し、前記画像読取手段が撮像素子を有し、前記光源から
    出射される、前記表示素子と前記読取原稿を透過した光
    を、前記撮像素子が検出することにより、前記画像読取
    手段が前記合成画像を読取ることを特徴とする請求項1
    に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像表示手段が前記表示素子の全面
    を同一色で表示し、前記光源から出射される、前記表示
    素子と前記読取原稿を透過した光を、前記撮像素子が検
    出することにより、前記画像読取手段が前記記録画像を
    読取ることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記撮像素子により検出された画像信号
    を、前記読取原稿の種類に応じて、陰陽反転させる陰陽
    反転手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の画
    像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記画像表示手段が、前記画像読取手段
    により読取られた前記記録画像を表示可能であることを
    特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記画像表示手段が、外部装置から転送
    された画像信号に基づく外部画像を表示可能であること
    を特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記外部装置が、ビデオまたはコンピュ
    ータであることを特徴とする請求項7に記載の画像読取
    装置。
  9. 【請求項9】 前記画像表示手段が、液晶ディスプレイ
    であることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装
    置。
  10. 【請求項10】 前記読取原稿が透過型原稿であること
    を特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記透過型原稿がネガまたはポジのフ
    ィルムであることを特徴とする請求項10に記載の画像
    読取装置。
JP10089366A 1998-03-18 1998-03-18 画像読取装置 Pending JPH11275285A (ja)

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