JP3360748B2 - 色調調整装置 - Google Patents
色調調整装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ネガ、ポジフィルムな
どの平面的な原稿、あるいは立体的な原稿、物体を読み
取った電気的なカラー画像信号の色、色調信号を調整す
る色調調整装置に関する。
どの平面的な原稿、あるいは立体的な原稿、物体を読み
取った電気的なカラー画像信号の色、色調信号を調整す
る色調調整装置に関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】平面的な原稿、例えばネ
ガフィルム、ポジフィルムなどの銀塩フィルムに記録さ
れた原稿像を撮像手段等により読み取って電気的な画像
データに変換する画像読み取り装置が知られている。こ
の種の従来の画像読み取り装置では、撮像手段により読
み込んで電気信号に変換した画像信号を、ＬＣＤ（液晶
ディスプレイ）、ＣＲＴなどのディスプレイに表示して
視覚的にモニタすることが可能であった。
ガフィルム、ポジフィルムなどの銀塩フィルムに記録さ
れた原稿像を撮像手段等により読み取って電気的な画像
データに変換する画像読み取り装置が知られている。こ
の種の従来の画像読み取り装置では、撮像手段により読
み込んで電気信号に変換した画像信号を、ＬＣＤ（液晶
ディスプレイ）、ＣＲＴなどのディスプレイに表示して
視覚的にモニタすることが可能であった。
【０００３】しかしながら、従来の画像読み取り装置で
は、原稿を画像読み取り装置にセットした状態で、原稿
と読み取り画像とを直接比較できなかったので、原稿
と、この原稿を読み取ってディスプレイに表示した画像
との色調の相違などを操作者が看取するのは困難であっ
た。しかも従来の装置では、操作者の視覚により認識し
なければならず、微妙な色調整を行なうのは困難であっ
た。
は、原稿を画像読み取り装置にセットした状態で、原稿
と読み取り画像とを直接比較できなかったので、原稿
と、この原稿を読み取ってディスプレイに表示した画像
との色調の相違などを操作者が看取するのは困難であっ
た。しかも従来の装置では、操作者の視覚により認識し
なければならず、微妙な色調整を行なうのは困難であっ
た。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、原稿と、この原稿を読み取っ
て電気的に変換した画像とを対比観察して、画像の色調
調整が可能な色調調整装置を提供することを目的とす
る。
て電気的に変換した画像とを対比観察して、画像の色調
調整が可能な色調調整装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【発明の概要】この目的を達成する本願発明は、原稿で
反射または原稿を透過した原稿光束を結像する第１の光
学系と、上記第１の光学系から上記原稿光束を分割する
分割光学系と、上記原稿光束の結像位置に配置したスク
リーンと、上記分割光学系により分割された原稿光束の
結像位置に配置した撮像手段と、この撮像手段が撮像し
た画像信号をポジ・ネガ反転するポジ・ネガ反転手段
と、上記撮像手段が撮像した画像信号の色調整を行なう
色調整手段と、上記ポジ・ネガ反転手段および色調整手
段を通った反転画像信号に基づく反転像を、上記スクリ
ーン上の上記原稿像に重ねて投映する反転画像投映手段
と、を備えたことに特徴を有する。
反射または原稿を透過した原稿光束を結像する第１の光
学系と、上記第１の光学系から上記原稿光束を分割する
分割光学系と、上記原稿光束の結像位置に配置したスク
リーンと、上記分割光学系により分割された原稿光束の
結像位置に配置した撮像手段と、この撮像手段が撮像し
た画像信号をポジ・ネガ反転するポジ・ネガ反転手段
と、上記撮像手段が撮像した画像信号の色調整を行なう
色調整手段と、上記ポジ・ネガ反転手段および色調整手
段を通った反転画像信号に基づく反転像を、上記スクリ
ーン上の上記原稿像に重ねて投映する反転画像投映手段
と、を備えたことに特徴を有する。
【０００６】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。以下図示実施例では、原稿を色信号Ｒ、Ｇ、Ｂから
なる画像信号に変換して記録し、色調整を、色信号Ｒ、
Ｂのゲインの独立調整あるいはホワイトバランス調整の
ようにゲインバランス調整により行なう構成とする。図
１は本発明の色調調整装置の第１の実施例の概要に関す
るブロック図、図２は同第１の実施例の制御回路の概要
に関するブロック図である。
る。以下図示実施例では、原稿を色信号Ｒ、Ｇ、Ｂから
なる画像信号に変換して記録し、色調整を、色信号Ｒ、
Ｂのゲインの独立調整あるいはホワイトバランス調整の
ようにゲインバランス調整により行なう構成とする。図
１は本発明の色調調整装置の第１の実施例の概要に関す
るブロック図、図２は同第１の実施例の制御回路の概要
に関するブロック図である。
【０００７】原稿台および透過原稿用照明機能を兼ねた
ライトボックス１２上に載せられた原稿１１、例えばポ
ジフィルムは、ライトボックス１２内の複数の照明（図
示せず）により下方から均等に照明される。原稿１１を
透過した透過光（原稿光束）は、ライトボックス１２の
上方に配置された、第１の光学系としての投映レンズ１
４を透過して、第１のハーフミラー１５に入射する。第
１のハーフミラー１５に入射した原稿光束のうち、反射
された原稿光束は、結像レンズ１６によって撮像素子１
７の受光面上に結像する。第１のハーフミラー１５を透
過した原稿光束は、さらに第２のハーフミラー６５に入
射してこれを透過し、透過型のスクリーン１８上に拡大
投映される。操作者２０は、このスクリーン１８上に投
映された像（以下「直接像」という。）を、スクリーン
１８の上方から観察することができる。
ライトボックス１２上に載せられた原稿１１、例えばポ
ジフィルムは、ライトボックス１２内の複数の照明（図
示せず）により下方から均等に照明される。原稿１１を
透過した透過光（原稿光束）は、ライトボックス１２の
上方に配置された、第１の光学系としての投映レンズ１
４を透過して、第１のハーフミラー１５に入射する。第
１のハーフミラー１５に入射した原稿光束のうち、反射
された原稿光束は、結像レンズ１６によって撮像素子１
７の受光面上に結像する。第１のハーフミラー１５を透
過した原稿光束は、さらに第２のハーフミラー６５に入
射してこれを透過し、透過型のスクリーン１８上に拡大
投映される。操作者２０は、このスクリーン１８上に投
映された像（以下「直接像」という。）を、スクリーン
１８の上方から観察することができる。
【０００８】なお、図中符号１３は、透過性の無い反射
原稿、例えば紙に印刷された原稿を照明するための照明
装置であって、ライトボックス１２に載せられた反射原
稿を照明する。また、ライトボックス１２、照明装置１
３の光源は同一種類のもので構成し、光源による原稿の
色調変化が無いようにしてある。また、図において、簡
略化のために投映レンズ１４を１個のレンズで示した
が、これに限定されるものではなく、焦点調節機構、ズ
ーム機構を備えることができる。
原稿、例えば紙に印刷された原稿を照明するための照明
装置であって、ライトボックス１２に載せられた反射原
稿を照明する。また、ライトボックス１２、照明装置１
３の光源は同一種類のもので構成し、光源による原稿の
色調変化が無いようにしてある。また、図において、簡
略化のために投映レンズ１４を１個のレンズで示した
が、これに限定されるものではなく、焦点調節機構、ズ
ーム機構を備えることができる。
【０００９】一方、撮像素子１７に結像した原稿像は、
光電変換されて電気的なカラー画像信号として読み出さ
れ、信号処理回路２１でポジ・ネガが反転されてＣＲＴ
６１に表示され、さらに手動による色調整終了後の画像
信号がネガ・ポジ反転されて記録媒体５３に記録され
る。すなわち、信号処理回路２１は、入力された画像信
号の色成分をその色成分の補色成分に変換して、入力信
号に対して色信号が反転した反転信号を生成している。
なお、ここで「反転信号」とは、ポジ信号における色成
分が補色成分に変換された信号を意味し、「反転画像」
とは、色成分が補色に反転された画像を意味する。
光電変換されて電気的なカラー画像信号として読み出さ
れ、信号処理回路２１でポジ・ネガが反転されてＣＲＴ
６１に表示され、さらに手動による色調整終了後の画像
信号がネガ・ポジ反転されて記録媒体５３に記録され
る。すなわち、信号処理回路２１は、入力された画像信
号の色成分をその色成分の補色成分に変換して、入力信
号に対して色信号が反転した反転信号を生成している。
なお、ここで「反転信号」とは、ポジ信号における色成
分が補色成分に変換された信号を意味し、「反転画像」
とは、色成分が補色に反転された画像を意味する。
【００１０】ＣＲＴ６１に表示された反転画像は、結像
レンズ６３により、第２のハーフミラー６５で反射さ
れ、スクリーン１８上に結像される。このＣＲＴ６１に
よりスクリーン１８上に形成される反転像は、直接像と
同一の大きさ、同一の方向で丁度重なり合うように調整
してある。つまり、ＣＲＴ６１によりスクリーン１８上
に形成される、色成分が反転された画像は、直接像と同
じ大きさ、同一の方向で丁度重なり合う（一致する）よ
うに、結像レンズ１６、１７による像倍率や撮像素子１
７からの信号読出し順序の制御等が適宜設定されてい
る。
レンズ６３により、第２のハーフミラー６５で反射さ
れ、スクリーン１８上に結像される。このＣＲＴ６１に
よりスクリーン１８上に形成される反転像は、直接像と
同一の大きさ、同一の方向で丁度重なり合うように調整
してある。つまり、ＣＲＴ６１によりスクリーン１８上
に形成される、色成分が反転された画像は、直接像と同
じ大きさ、同一の方向で丁度重なり合う（一致する）よ
うに、結像レンズ１６、１７による像倍率や撮像素子１
７からの信号読出し順序の制御等が適宜設定されてい
る。
【００１１】この実施例の読み取り装置の電気、制御系
の構成について、図２を参照してより詳細に説明する。
本実施例の撮像素子１７は、いわゆるカラーＣＣＤ撮像
素子であって、ドライバ２３から出力されるドライブパ
ルスにより電荷蓄積、読出し制御など、撮像に関する駆
動制御がなされる。そして、撮像素子１７で光電変換さ
れ、読出された画像信号（色信号Ｒ、Ｇ、Ｂ）は、アン
プ２５で増幅され、A/D 変換器２７でディジタル信号に
変換され、画像処理回路２９で同期処理などの画像処理
が施され、色変換回路３１でオートホワイトバランス調
整がなされる。
の構成について、図２を参照してより詳細に説明する。
本実施例の撮像素子１７は、いわゆるカラーＣＣＤ撮像
素子であって、ドライバ２３から出力されるドライブパ
ルスにより電荷蓄積、読出し制御など、撮像に関する駆
動制御がなされる。そして、撮像素子１７で光電変換さ
れ、読出された画像信号（色信号Ｒ、Ｇ、Ｂ）は、アン
プ２５で増幅され、A/D 変換器２７でディジタル信号に
変換され、画像処理回路２９で同期処理などの画像処理
が施され、色変換回路３１でオートホワイトバランス調
整がなされる。
【００１２】標準のオートホワイトバランス調整がなさ
れた画像信号は、ポジ・ネガ反転回路３２において、そ
れぞれの色信号Ｒ、Ｇ、Ｂがそれらの補色成分（シア
ン、マゼンタ、イエロー信号）に反転される。この反転
された画像信号（以下「反転画像信号」という）は、色
調整回路３３に入力される。色調整回路３３は、色調整
用ボリウム５１を備え、その回転操作を受けて反転画像
信号（Ｒ、Ｇ、Ｂ）の内、色信号Ｒ、Ｂの増幅度のバラ
ンス調整を行なう。そして色調整回路３３から出力され
た反転画像信号は、順次、メモリ３５に書き込まれる。
れた画像信号は、ポジ・ネガ反転回路３２において、そ
れぞれの色信号Ｒ、Ｇ、Ｂがそれらの補色成分（シア
ン、マゼンタ、イエロー信号）に反転される。この反転
された画像信号（以下「反転画像信号」という）は、色
調整回路３３に入力される。色調整回路３３は、色調整
用ボリウム５１を備え、その回転操作を受けて反転画像
信号（Ｒ、Ｇ、Ｂ）の内、色信号Ｒ、Ｂの増幅度のバラ
ンス調整を行なう。そして色調整回路３３から出力され
た反転画像信号は、順次、メモリ３５に書き込まれる。
【００１３】なお、上記ポジ・ネガの反転とは、各色信
号Ｒ、Ｇ、Ｂを色信号毎にその補色成分からなる色信号
Ｒ、Ｇ、Ｂに変換し、さらに変換した各色信号Ｒ、Ｇ、
Ｂを合成して色信号Ｒ、Ｇ、Ｂを出力することを意味す
る。例えば、一様な赤一色の原稿を考えると、撮像され
た色信号Ｒ、Ｇ、Ｂの成分を二値信号で表わすと（１，
０，０）となる。赤（Ｒ）の補色はシアンであり、シア
ンをＲＧＢ成分で表わすと（０，１，１）である。した
がって、信号処理回路２１またはポジ・ネガ反転回路３
２によって、原画像信号のＲＧＢ信号（１，０，０）
が、補色のＲＧＢ信号（０，１，１）に変換される。
号Ｒ、Ｇ、Ｂを色信号毎にその補色成分からなる色信号
Ｒ、Ｇ、Ｂに変換し、さらに変換した各色信号Ｒ、Ｇ、
Ｂを合成して色信号Ｒ、Ｇ、Ｂを出力することを意味す
る。例えば、一様な赤一色の原稿を考えると、撮像され
た色信号Ｒ、Ｇ、Ｂの成分を二値信号で表わすと（１，
０，０）となる。赤（Ｒ）の補色はシアンであり、シア
ンをＲＧＢ成分で表わすと（０，１，１）である。した
がって、信号処理回路２１またはポジ・ネガ反転回路３
２によって、原画像信号のＲＧＢ信号（１，０，０）
が、補色のＲＧＢ信号（０，１，１）に変換される。
【００１４】メモリ３５に１画面分の反転画像信号が書
き込まれると、メモリ３５から順次読み出され、Ｄ／Ａ
変換器３９でアナログ信号に変換され、その反転画像信
号に応じてドライバ４１によりＣＲＴ６１が駆動され、
ＣＲＴ６１に反転像が表示される。このＣＲＴ６１に表
示された反転像は、既に説明したように、結像レンズ４
５、第２のハーフミラー６５を介してスクリーン１８上
に投映される。一方、スクリーン１８上には、投映レン
ズ１４により原稿１１の直接像が投映されているので、
この直接像に反転像が重ね合わされる。
き込まれると、メモリ３５から順次読み出され、Ｄ／Ａ
変換器３９でアナログ信号に変換され、その反転画像信
号に応じてドライバ４１によりＣＲＴ６１が駆動され、
ＣＲＴ６１に反転像が表示される。このＣＲＴ６１に表
示された反転像は、既に説明したように、結像レンズ４
５、第２のハーフミラー６５を介してスクリーン１８上
に投映される。一方、スクリーン１８上には、投映レン
ズ１４により原稿１１の直接像が投映されているので、
この直接像に反転像が重ね合わされる。
【００１５】操作者２０は、このようにしてスクリーン
１８上に重ね合わされた直接像と反転像の合成像を見な
がら、色調整用ボリウム５１を回動操作してスクリーン
１８上の画像が均一の灰色面になるように色調整を行な
う。この色調整により均一な灰色像になると、直接像と
反転像とはほぼ完全な補色関係になり、原稿に忠実な画
像信号が得られたことになる。
１８上に重ね合わされた直接像と反転像の合成像を見な
がら、色調整用ボリウム５１を回動操作してスクリーン
１８上の画像が均一の灰色面になるように色調整を行な
う。この色調整により均一な灰色像になると、直接像と
反転像とはほぼ完全な補色関係になり、原稿に忠実な画
像信号が得られたことになる。
【００１６】色調整が終了すると、撮影者は記録スイッ
チ５５をオンする。すると、システムコントロール回路
４３は、メモリ３５から読出した色調整済み反転画像信
号をネガ・ポジ反転回路３６に出力する。ネガ・ポジ反
転回路３６は、入力した色調整済み反転画像信号を反転
して、ポジ画像信号に復帰させる。そして記録・再生回
路３７は、色調整された復帰画像信号を記録媒体５３に
記録する。この記録フォーマットは任意であり、例えば
パソコン用の各種画像フォーマット、あるいはテレビ用
のＮＴＳＣ方式の利用が可能であり、記録・再生回路３
７に、それらに応じた変換回路を含ませる。また、反転
した画像信号を戻さずに反転画像信号として記録しても
よい。
チ５５をオンする。すると、システムコントロール回路
４３は、メモリ３５から読出した色調整済み反転画像信
号をネガ・ポジ反転回路３６に出力する。ネガ・ポジ反
転回路３６は、入力した色調整済み反転画像信号を反転
して、ポジ画像信号に復帰させる。そして記録・再生回
路３７は、色調整された復帰画像信号を記録媒体５３に
記録する。この記録フォーマットは任意であり、例えば
パソコン用の各種画像フォーマット、あるいはテレビ用
のＮＴＳＣ方式の利用が可能であり、記録・再生回路３
７に、それらに応じた変換回路を含ませる。また、反転
した画像信号を戻さずに反転画像信号として記録しても
よい。
【００１７】以上は原稿１１を画像データとして記録媒
体５３に記録する際の処理であるが、本実施例では、記
録媒体５３に記録した画像データを記録・再生回路３７
で読み出し、ポジ・ネガ反転回路３２、色調整回路３
３、メモリ３５、Ｄ／Ａ変換器３９、ドライバ４１を介
してＣＲＴ６１に表示し、スクリーン１８に投映して直
接像と合成し、この合成像を観察しながら色調整用ボリ
ウム５１を操作して色調整を行ない、色調整後の画像信
号を別信号として記録媒体５３に記録することもでき
る。
体５３に記録する際の処理であるが、本実施例では、記
録媒体５３に記録した画像データを記録・再生回路３７
で読み出し、ポジ・ネガ反転回路３２、色調整回路３
３、メモリ３５、Ｄ／Ａ変換器３９、ドライバ４１を介
してＣＲＴ６１に表示し、スクリーン１８に投映して直
接像と合成し、この合成像を観察しながら色調整用ボリ
ウム５１を操作して色調整を行ない、色調整後の画像信
号を別信号として記録媒体５３に記録することもでき
る。
【００１８】以上の通り本実施例の色調調整装置では、
原稿１１の直接像と、原稿１１を撮像した画像信号をネ
ガ・ポジ反転してその反転像を直接像に重ね合わせる構
成になっている。ここで、反転像が直接像に忠実に反転
されていれば均一な灰色像が形成されるが、忠実に反転
されていなければ、完全な補色の関係が成り立たない分
だけ彩度のある像になる。したがって操作者２０は、合
成像が均一な灰色となるように色調整用ボリウム５１を
操作するだけで、原稿１１の色により忠実な画像信号を
記録媒体５３に記録することができる。
原稿１１の直接像と、原稿１１を撮像した画像信号をネ
ガ・ポジ反転してその反転像を直接像に重ね合わせる構
成になっている。ここで、反転像が直接像に忠実に反転
されていれば均一な灰色像が形成されるが、忠実に反転
されていなければ、完全な補色の関係が成り立たない分
だけ彩度のある像になる。したがって操作者２０は、合
成像が均一な灰色となるように色調整用ボリウム５１を
操作するだけで、原稿１１の色により忠実な画像信号を
記録媒体５３に記録することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上の通り本発明の色調調整装置は、原
稿の画像信号をネガ・ポジ反転して表示手段により表示
し、原稿の直接像とをスクリーン上で重ね合わせてこの
スクリーン上に灰色の合成像を形成するので、その灰色
像が均一になるように色調整することで、原稿の色に忠
実な画像信号を簡単に得ることができる。
稿の画像信号をネガ・ポジ反転して表示手段により表示
し、原稿の直接像とをスクリーン上で重ね合わせてこの
スクリーン上に灰色の合成像を形成するので、その灰色
像が均一になるように色調整することで、原稿の色に忠
実な画像信号を簡単に得ることができる。
【図１】本発明の色調調整装置の一実施例の光学系の要
部構成図である。
部構成図である。
【図２】同実施例の制御系の要部を示すブロック図であ
る。
る。
１１ 原稿 １２ ライトボックス（透過原稿照明用） １４ 投映レンズ １５ 第１のハーフミラー １６ 結像レンズ １７ 撮像素子 １８ スクリーン ２１ 信号処理回路 ３２ ポジ・ネガ反転回路 ４３ システムコントロール回路 ５１ 色調整用ボリウム ５３ 記録媒体 ５５ 記録スイッチ ６１ ＣＲＴ ６３ 結像レンズ ６５ 第２のハーフミラー
Claims (3)
- 【請求項１】 原稿で反射または原稿を透過した原稿光
束を結像する第１の光学系と、 上記第１の光学系から上記原稿光束を分割する分割光学
系と、 上記原稿光束の結像位置に配置したスクリーンと、 上記分割光学系により分割された原稿光束の結像位置に
配置した撮像手段と、 この撮像手段が撮像した画像信号をポジ・ネガ反転する
ポジ・ネガ反転手段と、 上記撮像手段が撮像した画像信号の色調整を行なう色調
整手段と、 上記ポジ・ネガ反転手段および色調整手段を通った反転
画像信号に基づく反転像を、上記スクリーン上の上記原
稿像に重ねて投映する反転画像投映手段と、 を備えたことを特徴とする色調調整装置。 - 【請求項２】 請求項１において、上記分割光学系は、
上記第１の光学系の光路途中に配置した、上記原稿光束
の一部を上記スクリーン方向に透過し、かつ一部を上記
撮像手段方向に反射する第１のハーフミラーと、第１の
ハーフミラーの後方に配置した、上記第１のハーフミラ
ーを透過した原稿光束を上記スクリーン方向に透過し、
かつ上記第１の光学系の光路外から入射した上記反転画
像投映手段から投映された光束を上記スクリーン方向に
反射する第２のハーフミラーとを備えている色調調整装
置。 - 【請求項３】 請求項１または２において、上記色調調
整装置は、上記色調整手段を通った画像信号を記録する
記録手段を備えている色調調整装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13485293A JP3360748B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 色調調整装置 |
| US08/253,695 US5488492A (en) | 1993-06-04 | 1994-06-03 | Apparatus for adjusting color tone of image to be recorded |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13485293A JP3360748B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 色調調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06350839A JPH06350839A (ja) | 1994-12-22 |
| JP3360748B2 true JP3360748B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=15137981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13485293A Expired - Fee Related JP3360748B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 色調調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3360748B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112541903A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-03-23 | 深圳市欢太科技有限公司 | 页面比对方法、装置、电子设备及计算机存储介质 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP13485293A patent/JP3360748B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06350839A (ja) | 1994-12-22 |
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