JPH1127516A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH1127516A
JPH1127516A JP9193077A JP19307797A JPH1127516A JP H1127516 A JPH1127516 A JP H1127516A JP 9193077 A JP9193077 A JP 9193077A JP 19307797 A JP19307797 A JP 19307797A JP H1127516 A JPH1127516 A JP H1127516A
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JP9193077A
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Yukio Yamaguchi
幸男 山口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿中の閉領域が濃度情報あるいは色合い情
報のいずれの違いにより構成されていても適切に閉領域
検出を行うことができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 画像処理装置に搭載されたシステム制御
部17が原稿用BM15を制御して閉領域内部の指定座
標の原稿濃度を検出し、その濃度情報と所定の濃度しき
い値とを比較して閉領域検の方式を色合検出にするか、
濃度検出にするかを判断する。したがって、原稿中の閉
領域が色合が異なるものであっても、濃度が異なるもの
であっても適切な閉領域検出結果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に入力された画像データの指定閉領域にぺイント
(塗り潰し)等の処理が施されて外部に出力されるプリ
ンタ、複写機、FAX、表示装置等の画像処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル複写機等の画像処理装
置において、通常のコピー動作時には原稿に対して画像
処理が均一に施されるが、視覚上の特殊効果を得るため
に読み取り原稿中の閉領域の内部に対して他の領域と異
なる画像処理が行われることがある。
【0003】この画像処理技術としては、特開平1―1
68163号公報の“画像処理装置”において開示され
ている。この方法は、プレスキャンにより原稿画像情報
が二値化(0or1)され原稿画像用ビットマップメモ
リに書き込まれ、ディジタイザにより指定された座標を
中心として原稿画像中に閉領域が検出され、この閉領域
に対応する領域に対して塗り潰し用ビットマップメモリ
が塗り潰される。次に、本スキャンによりこの塗り潰し
用ビットマップメモリの塗りつぶされた領域に対して所
定の画像処理が施され、閉領域の内外で異なる画像処理
が提供されていた。その際、原稿画像情報を記憶する原
稿画像用ビットマップには二値化情報が記憶され、原稿
中の濃度情報や色彩情報は記憶されない。
【0004】一般に閉領域の内外に異なる画像処理をす
るためには、先ず原稿中の閉領域を検出することが必要
である。従来の技術においては検出した結果を保持する
際に、原稿中の閉領域情報としてその二次元的な濃度あ
るいは色合いのいずれかの一方のみに着目していた。し
かし、濃度情報に着目した方式では閉領域を構成してい
る図形の原稿濃度と他領域の濃度が同じで色合いが異な
る原稿(図13)では閉領域を検出できず、また色合い
情報に着目した方式では色合いが同じで濃度の異なる閉
領域原稿(図14)を検出できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の欠点
を解消し、原稿中の図形が濃度情報の違いによって閉領
域を構成している場合でも、また色合い情報の違いによ
って閉領域を構成している場合でも、より適切な閉領域
検出が自動的にあるいはユーザーの希望するように行う
ことができる画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の画像処理装置は、原稿よりカラー画像デ
ータを読み取る画像読み取り手段と、画像読み取り手段
で読み取られた原稿画像データを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶されている原稿画像データから濃度情報
あるいは色相情報を取り出す抽出手段と、原稿中の閉領
域内の任意の一点を指定する閉領域指定手段と、閉領域
指定手段によって指定された座標の画像情報に応じて、
抽出手段で得られた濃度情報あるいは色相情報のいずれ
か一方から原稿中の閉領域を検出する閉領域検出手段
と、閉領域検出手段によって検出された閉領域情報に基
づき、閉領域の内部と外部とで異なる画像処理が行わ
れ、画像処理の結果を外部に出力する画像処理手段とを
有して構成されることを特徴としている。
【0007】本発明の画像処理装置は、原稿よりカラー
画像データを読み取る画像読み取り手段と、画像読み取
り手段で読み取られた原稿画像データを記憶する記憶手
段と、記憶手段に記憶されている原稿画像データから濃
度情報あるいは色相情報を取り出す抽出手段と、原稿中
の閉領域内の任意の一点を指定する閉領域指定手段と、
閉領域指定手段によって指定された座標の画像情報に応
じて、抽出手段で得られた濃度情報あるいは色相情報の
いずれか一方から原稿中の閉領域を検出する閉領域検出
手段と、閉領域検出手段によって検出された閉領域情報
に基づき、記憶手段に保持される原稿上の上記閉領域の
内部と外部とで異なる画像処理を行なう画像処理手段と
を有して構成されることを特徴としている。
【0008】閉領域検出手段は、閉領域指定手段によっ
て指定された座標の原稿画像データと所定の濃度しきい
値とを比較し、原稿画像データがしきい値よりも低濃度
であった場合には濃度情報を、原稿画像データがしきい
値よりも高濃度であった場合には色相情報を用いて閉領
域を検出するとよい。
【0009】さらに閉領域検出手段で参照される濃度情
報あるいは色相情報のいずれかを選択できる選択手段を
有するとよい。
【0010】画像処理手段はぺイント処理であるとよ
い。
【0011】画像処理手段はアンダーカラー処理である
とよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
画像処理装置の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図
12を参照すると本発明の画像処理装置の実施形態が示
されている。
【0013】図1には、本発明の画像処理装置をディジ
タルカラー複写機に適応した第1の実施形態のブロック
構成図が示されている。本実施形態のディジタルカラー
複写機1は、主に、原稿を読み取った後ラスタスキャン
のカラー画像データを出力する画像読み取り部11と、
画像読み取り部11で読み取った画像データに対して各
種画像処理を行なう画像処理部12と、画像処理後のカ
ラー画像データを所定用紙に記録する画像記録部13
と、エリア処理用の座標指定を行なうディジタイザ14
と、画像読み取り部11で読み取ったカラー画像データ
を所定の色変換処理をした後、変換後のデ−タを記憶す
る原稿記憶用ビットマップメモリ(以下、原稿用BMと
いう)15と、画像処理部12で行なわれる画像処理の
エリア処理内容を示すエリアデータを記憶するエリアデ
ータ用ビットマップメモリ(以下、エリア用BMとい
う)16と、以上の各部を制御するシステム制御部17
により構成されている。
【0014】画像読み取り部11は、RGB各3本の図
示しないCCDライセンサが配設され、原稿から光学的
に読み取ったRGBデータに所定の補正処理、増幅処理
を行ない、その後、8bitRGBデータをパラレルに
外部に出力する。
【0015】図2には、画像処理部12の一構成例を表
すブロック構成図が示されている。画像処理部12は、
画像読み取り部11から入力されたRGBデータに色変
換処理を行なう色変換処理部20と、色変換処理部20
より入力した画像データに対して階調処理を施す階調処
理部21と、階調処理部21より入力した画像データに
対してアンダーカラー処理を行なうアンダーカラー処理
部22と、アンダーカラー処理部22より入力した画像
データに対してペイント(塗り潰し)処理を行なうペイ
ント処理部23と、外部から入力されるエリアデータに
基づいて各ユニットの制御を行なう図示しないエリア処
理制御部から構成されている。
【0016】図3には、色変換処理部20の一構成例が
示されている。画像処理部12に入力されたRGBデー
タは、まず色変換処理部20によって所定の色変換処理
が施される。
【0017】色変換処理部20に入力されたRGBデー
タはマトリクス乗算回路30によってマスキング処理を
施される。マトリクス乗算回路30でのマトリクス乗算
処理はマトリクステーブル31に保持されているマスキ
ング係数に応じて行なわれる。なお、マトリクステーブ
ル31中のデータはシステム制御部17により書き換え
制御可能であるとする。以上の処理により入力されたR
GBデータは、KCMYデータに変換される。
【0018】図4には、階調処理部21の一構成例が示
されている。色変換処理部20でKCMYデータに変換
された画像データは階調処理部21で所定の階調処理が
行なわれる。階調処理部21は、色変換部20のKCM
Y出力に各々接続されており、各KCMYに応じた階調
処理がそれぞれ行なわれる。
【0019】階調処理部21に入力されたデータは、フ
ィルタ乗算回路40によって各色に応じたフィルタリン
グ処理が行なわれる。フィルタ乗算回路40には一ライ
ン分の長さを有するFIFO41、42、43が3本接
続されており、フィルタ乗算回路40中の長さ5画素分
の図示しないシフトレジスタによって3×5画素単位で
フィルタ処理が行なわれている。なお、3×5単位の乗
算処理における各乗算係数は、フィルタ係数テーブル4
4に保持されており、テーブルデータはシステム制御部
17による書き換え制御が可能である。
【0020】図5には、アンダーカラー処理部22の一
構成例が示されている。階調処理部21で階調処理され
た画像データは、アンダーカラー処理部22によってア
ンダーカラー処理が施される。入力された階調処理後の
画像データは、レジスタ50に保持されている所定のオ
フセット値データと加算器51で加算される。セレクタ
52は、加算結果と加算前の入力画像データのうちどち
らかを選択して外部に出力する。また、レジスタ50に
保持されているオフセット値データあるいはセレクタ5
2のセレクト信号は、外部から選択されたアンダーカラ
ー処理のON/OFFあるいはアンダーカラー色に応じ
てシステム制御部17による制御が可能である。
【0021】図6には、ペイント処理部23の一構成例
が示されている。ペイント処理部23では、アンダーカ
ラー処理部22でアンダーカラー処理(処理がOFFの
場合を含む)された画像データにペイント処理が行なわ
れる。ペイント処理部23に入力された画像データはセ
レクタ60に入力さる。また、予めレジスタ61に保持
されている所定のペイント濃度データもセレクタ60に
入力され、システム制御部17からのセレクト信号に従
いどちらか一方が外部に出力される。なお、レジスタ6
1に保持されているペイント濃度データは、システム制
御部17による書き換えが可能である。
【0022】ディジタイザ14は、原稿中の任意の一点
を指定してその座標データをシステム制御部17に送信
する。ディジタイザ14は、原稿中に存在する閉領域図
形の任意の内部を指定する処理が行なわれるが、詳細な
構成については省略する。
【0023】図7には、原稿用BM15の一構成例が示
されている。原稿用BM15は、入力された8bitR
GBデータを所定の間隔(主副4ドット)で間引きした
後、8→4bit変換処理を行なう間引き処理部70
と、間引き処理部70で間引き処理されたRGBデータ
を各々記憶するRGB各ビットマップメモリ(以下RG
B用BMという)71と、RGB用BM71の任意のア
ドレスを読みだすデータ読み出し回路72と、データ読
み出し回路72で読み出されたRGBデータをHCVデ
ータに変換する変換部700と、この変換部700で変
換処理するための色相情報または濃度情報変換用のルッ
クアップテーブルが保持されるマトリクステーブル73
と、変換された出力データのうち所定のしきい値以上の
データを検出する二値化回路を有する二値化処理部75
とによって構成されている。
【0024】ここで、原稿用BM15内部の動作を説明
する。入力されたRGBデータは間引き処理部70によ
り4×4のOR処理を行なわれ、主副に対して空間的に
1/4に間引き処理される。間引かれたRGBデータ
は、画像読み取り部11のラスタ走査に同期してR,
G,B用BM71にそれぞれ記憶される。
【0025】R,G,B用BM71に記憶されているR
GBデータはデータ読み出し回路72によって読み出さ
れ、マトリクス演算部74でデータ変換される。マトリ
クス演算で使用されるマトリクスは、マトリクステーブ
ル73に保持されている。なお、このマトリクステーブ
ル73は、システム制御部17の制御により書き換え可
能である。
【0026】図8には、二値化処理部75内の二値化回
路800の一構成例が示されている。 二値化回路80
0は、主にコンパレータ80、レジスタ81、コンパレ
ータ82、レジスタ83、AND回路84、および反転
回路85から構成されている。マトリクス演算によって
変換されたデータは、二値化処理部75内の二値化回路
800によって二値化・反転処理される。なお、二値化
処理に用いられるしきい値は、システム制御部17の制
御により書き換え可能である。
【0027】図9には、エリア用BM16の一構成例が
示されている。エリア用BM16は、エリアデータ4ビ
ットを原稿用BM15と同じ分解能(主副1/4)で記
憶する深さ4bitBM90と、システム制御部17か
らの書き込みアドレスとデータに応じて4bitBM9
0にデータを書き込むデータ書き込み部91と、システ
ム制御部17からの読み出しアドレスに応じてデータを
外部に出力するデータ読み出し部92より構成されてい
る。
【0028】ここで、エリア用BM16内部の動作を説
明する。システム制御部17より書き込みアドレス信号
・データがデータ書き込み部91に入力され、データ書
き込み部91により4bitBM90にエリアデータが
書き込まれる。エリアデータは4ビットであり、4bi
t用BM90の1ドットあたり1エリアデータが記憶さ
れる。すべてのエリアデータが書き込まれた後、システ
ム制御部17より読み出しアドレス信号が逐次データ読
み出し部92に入力され、4bit用BM90に記憶さ
れているエリアデータを連続して読み出し、外部に出力
される。
【0029】画像記録部13は、画像処理部12で所定
の画像処理が行なわれた画像データを所定の記録用紙に
記録させる。なお、画像記録部13の詳細な構成につい
は省略する。
【0030】システム制御部17は、画像読み取り部1
1、画像処理部12、ディジタイザ14、原稿用BM1
5、エリア用BM16、および画像記録部13に対し
て、同期信号、アドレス信号、データ信号等を送受信
し、統合的に各ブロックを管理・制御する。
【0031】また、システム制御部17は、原稿用BM
15中に記憶されている内容を読み出し、原稿中の閉領
域を構成する図形の輪郭情報を抽出する機能や、抽出し
た情報をエリアデータとしてエリア用BM16に書き込
む機能を有する。なお、システム制御部17内部の詳細
な構成は省略する。
【0032】次に、本実施形態のディジタルカラー複写
機1の動作について説明する。まず、プレスキャンによ
って原稿画像データが原稿用BM15に取り込まれる。
原稿画像データが取り込まれた後、オペレータによるデ
ィジタイザを使用した閉領域内の任意点の指定が行なわ
れる。システム制御部17は、指定された点に相当する
原稿用BM15のアドレスを計算し、その位置の周辺画
素(ここでは32×32ドット)のRGB情報を読み出
す。
【0033】次に、読み出された原稿画像データの濃度
情報の算術平均が算出され、算術平均値と所定の濃度し
きい値とが比較される。その結果、原稿画像の方が高濃
度部であった場合には原稿中の閉領域が色相の違いによ
って構成されているものと判断され、原稿用BM15内
の変換マトリクスに色相情報出力用パラメータが設定さ
れる。
【0034】また、指定座標点の方が低濃度であった場
合は原稿中の閉領域が濃度の違いによって構成されてい
ると判断され、変換マトリクスに濃度情報出力用パラメ
ータが設定される。
【0035】システム制御部17は、変換マトリクスの
制御後、図10に示されているように、閉領域指定の座
標データを基にその指定点を内包する閉領域の輪郭線を
追跡し、閉領域検出を行なう。なお、閉領域検出アルゴ
リズムの詳細については、省略する。
【0036】このようにシステム制御部17は、閉領域
指定座標の画像データ情報によって、原稿用BM15内
の変換部700が濃度情報、色相情報のいずれかを出力
するようにマトリクステーブル73を制御し、また原稿
用BM15内の二値化処理部75の二値化回路800に
よって読み出されるデータは二値化されているので、濃
度情報および色相情報の2種類の情報いずれかの境界
(輪郭)を抽出させることができる。
【0037】この手法によって原稿中の閉領域輪郭が抽
出された後、システム制御部17内に配設されたRAM
にスタックされた輪郭情報を用いて、輪郭線に囲まれる
領域のエリア用BM16内のBMにエリアデータが書き
込まれる。ここで書き込まれるエリアデータは、オペレ
ータが選択した例えば、ペイント処理あるいはアンダー
カラー処理に相当している。なお、オペレータによるエ
リア内の処理内容の指定方法や、輪郭情報からエリア用
BM16のエリアデータ塗り潰し処理の詳細は省略す
る。
【0038】エリアデータのエリア用BM16への書き
込みが終了した後、本スキャンが実行され、画像読み取
り部11により原稿画像が再度取り込まれる。取り込ま
れた画像データは、色変換処理部20、階調処理部2
1、アンダーカラー処理部22、およびペイント処理部
23をそれぞれ通り、各々の処理が行われる。
【0039】システム制御部17は、画像読み取り部1
1の読み取り動作に同期してエリア用BM16内のエリ
アデータを読み出し、読み出されたエリアデータを逐次
デコードしてそのエリアデータに相当する各画像処理
(単色処理、アンダーカラー処理、ペイント処理)をO
N/OFF制御する。
【0040】その結果、画像記録部13には原稿上の閉
領域に囲まれた領域についてオペレータが指定した任意
の画像処理を施した画像データが送られ、所定の記録用
紙に処理結果が出力される。
【0041】図11には、本発明の画像処理装置をディ
ジタルカラー複写機に適応した第2の実施形態のブロッ
ク構成図が示されている。
【0042】本実施例のディジタルカラー複写機2は、
図1のディジタルカラー複写機1の構成に、オペレータ
が外部から選択入力することができる操作パネル110
が配設されている。
【0043】本実施例のディジタルカラー複写機2で
は、閉領域処理対象の原稿状態、つまり濃度情報と色相
情報のどちらで閉領域が構成されているかをオペレータ
が視認し、それに応じて閉領域検出方式を操作パネル1
10より選択入力する。システム制御部17は、オペレ
ータの選択結果ある操作パネル110からの指示信号に
基づいて原稿用BM15の変換マトリクスの内容を制御
することにより、原稿種類に応じた輪郭情報を得ること
ができる。
【0044】図12には、本発明の画像処理装置をディ
ジタルカラー複写機に適応した第3の実施形態のブロッ
ク構成図が示されている。
【0045】本実施形態のディジタルカラー複写機3
は、図1に示された第1の実施形態のディジタルカラー
複写機1の構成に、外部に閉領域のエリア処理結果を表
示させるディスプレイエディタ(以下、DEという)1
20が配設され、原稿用BM15からのデータが表示さ
れる。
【0046】本実施形態のシステム制御部17は、閉領
域検出方式で得られた輪郭情報からエリアデータをエリ
ア用BM16に書き込む。画像処理部12は、エリア用
BM16の内容を参照して各種画像処理のON/OFF
制御を行い、その結果を原稿用BM15に書き込み、D
E120は画像処理された結果を外部に表示する。
【0047】DE120は、二次元画像情報を保持する
RAMの内容を視覚的に表示するための一般的な構成を
有している。
【0048】なお、上述の第1、第2、及び第3の実施
形態のデジタルカラー複写機では、原稿中の閉領域検出
のために輪郭検出処理を行っているが、他の方式によっ
て閉領域検出を行ってもよい。
【0049】また、ディジタイザ14によって原稿中の
座標データを入力しているが、他の例えば原稿画像が表
示されるタッチパネル等の座標指定デバイスを用いて閉
領域内座標を入力するような方式でもよい。
【0050】また、エリア処理として単色処理、ペイン
ト、アンダーカラー処理が行われる構成になっている
が、他の例えば色変換、階調変換、影付け、中抜き、ネ
ガポジ反転処理等の編集処理をエリア制御する構成でも
よい。
【0051】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像処理装置によれば、閉領域指定手段によって閉領
域内部の任意点を指定されたときに、指定座標の原稿の
濃度情報を所定の濃度しきい値と比較し、その比較結果
に基づき閉領域検出手段の検出方式を色相検出にする
か、あるいは濃度検出にするかを判断している。したが
って、原稿中の閉領域が原稿濃度と他領域の濃度が同じ
で色合いが異なる原稿、または色合いが同じで濃度の異
なる閉領域原稿のどちらの場合であっても自動的に適切
な閉領域検出結果を得ることができる。
【0052】また、オペレータが原稿中の閉領域の状態
を確認した上で閉領域検出手段の検出方式を外部より選
択することができる操作パネルが配設されているため、
原稿中の閉領域が原稿濃度と他領域の濃度が同じで色合
いが異なる原稿、または色合いが同じで濃度の異なる閉
領域原稿のどちらの場合であっても自動的に適切な閉領
域検出結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の構成例を示すブロック
図である。
【図2】画像処理部の構成例を示すブロック図である。
【図3】色変換処理部の構成例を示す図である。
【図4】階調処理部の構成例を示すブロック図である。
【図5】アンダーカラー処理部の構成例を示すブロック
図である。
【図6】ペイント処理部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】原稿用BMの構成例を示すブロック図である。
【図8】二値化回路の構成例を示すブロック図である。
【図9】エリア用BM構成例を示すブロック図である。
【図10】閉領域の輪郭線の検出および追跡方法の説明
図である。
【図11】本発明の画像処理装置の他の構成例を示すブ
ロック図である。
【図12】本発明の画像処理装置の他の構成例を示すブ
ロック図である。
【図13】色合の異なる閉領域を説明する図である。
【図14】濃度の異なる閉領域を説明する図である。
【符号の説明】
11 画像読み取り部 12 画像処理部 13 画像記録装置 14 ディジタイザ 15 原稿用BM 16 エリア用BM 17 システム制御部 110 操作パネル 120 ディスプレイエディタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿よりカラー画像データを読み取る画
    像読み取り手段と、 該画像読み取り手段で読み取られた原稿画像データを記
    憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている原稿画像データから濃度情
    報あるいは色相情報を取り出す抽出手段と、 原稿中の閉領域内の任意の一点を指定する閉領域指定手
    段と、 該閉領域指定手段によって指定された座標の画像情報に
    応じて、前記抽出手段で得られた濃度情報あるいは色相
    情報のいずれか一方から原稿中の閉領域を検出する閉領
    域検出手段と、 該閉領域検出手段によって検出された閉領域情報に基づ
    き、前記閉領域の内部と外部とで異なる画像処理が行わ
    れ、該画像処理の結果を外部に出力する画像処理手段と
    を有して構成されることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿よりカラー画像データを読み取る画
    像読み取り手段と、 該画像読み取り手段で読み取られた原稿画像データを記
    憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている原稿画像データから濃度情
    報あるいは色相情報を取り出す抽出手段と、 原稿中の閉領域内の任意の一点を指定する閉領域指定手
    段と、 該閉領域指定手段によって指定された座標の画像情報に
    応じて、前記抽出手段で得られた濃度情報あるいは色相
    情報のいずれか一方から原稿中の閉領域を検出する閉領
    域検出手段と、 該閉領域検出手段によって検出された閉領域情報に基づ
    き、前記記憶手段に保持される原稿上の前記閉領域の内
    部と外部とで異なる画像処理を行なう画像処理手段とを
    有して構成されることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記閉領域検出手段は、前記閉領域指定
    手段によって指定された座標の原稿画像データと所定の
    濃度しきい値とを比較し、前記原稿画像データが前記し
    きい値よりも低濃度であった場合には濃度情報を、前記
    原稿画像データが前記しきい値よりも高濃度であった場
    合には色相情報を用いて閉領域を検出することを特徴と
    する請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記閉領域検出手段で参照される濃度情
    報あるいは色相情報のいずれかを選択できる選択手段を
    有することを特徴とする請求項1または2記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段は、ペイント処理であ
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段は、アンダーカラー処
    理であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1
    項に記載の画像処理装置。
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