JPH07288705A - カラー画像処理装置および方法 - Google Patents

カラー画像処理装置および方法

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JPH07288705A
JPH07288705A JP6079055A JP7905594A JPH07288705A JP H07288705 A JPH07288705 A JP H07288705A JP 6079055 A JP6079055 A JP 6079055A JP 7905594 A JP7905594 A JP 7905594A JP H07288705 A JPH07288705 A JP H07288705A
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JP6079055A
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Fumihiro Tanaka
文博 田中
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Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/64Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor
    • H04N1/644Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor using a reduced set of representative colours, e.g. each representing a particular range in a colour space

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ステップS302では、いま読み込んだ色情
報が色情報保持領域9に登録されているかどうかを調べ
る。登録されていない色であれば、ステップS303へ
進み、この色情報を登録する。次に、ステップS304
で登録数の上限を越えたかどうかを判断する。越えてし
まった場合には、ステップS306へ進み、エラー処理
を行う。したがってこの場合、イメージデータの格納は
行われず、イメージの描画も行われない。ステップS3
04で色数を越えていない場合には、色を登録した際の
インデックス番号をイメージの画素のデータとしてイメ
ージデータ保持領域に格納する。 【効果】 イメージ変換されたデータを格納するように
処理を行うことによって、イメージデータを格納する際
のメモリ領域を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像処理装置お
よび方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像記録装置には、入力さ
れた多値のイメージデータを一時的に内部メモリに保持
し、排紙命令などの排紙信号を受信した時点で、カラー
画像記録装置の持つYMCK(イエロー,マゼンタ,シ
アン,ブラック)などのインク色ごとの2値パターンを
生成し記録するものがあった。これらの従来例において
は、多値の入力イメージデータを保持するために、十分
な容量のメモリを必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、カラー画像記録装置の持つメモリ容量を越え
るイメージデータが入力された場合には、イメージデー
タを一時的に格納できなくなり、このため正しい記録が
できない状態になり得るという問題があった。
【0004】よって本発明の第1の目的は上述の点に鑑
み、入力されたイメージデータを一時的に保持するため
のメモリ容量を小さくすることができるカラー画像処理
装置および該カラー画像処理装置を備えたカラー画像記
録装置を提供することにある。本発明の第2の目的は、
入力イメージデータがRGB(レッド,グリーン,ブル
ー)の表色系で表わされている場合に、まずY,M,
C,K表色系に変換した後に所定の処理を施すことによ
り、入力されたイメージデータを一時的に保持するため
のメモリ容量をさらに小さくすることができるようにし
たカラー画像処理装置および該カラー画像処理装置を備
えたカラー画像記録装置を提供することにある。
【0005】また本発明の第3の目的は、内蔵されてい
るメモリで許されるメモリ容量以下の入力イメージデー
タに対しては、イメージ変換することなくそのまま保持
することにより、小さな入力イメージに対しては処理時
間をかけずに描画できるようにしたカラー画像処理装置
および該カラー画像処理装置を備えたカラー画像記録装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するために、本発明に係るカラー画像処理装置は、入
力イメージデータに含まれる画素の色情報を重複するこ
となく保持する色情報保持手段と、前記保持手段により
保持された色情報を参照するためのインデックス情報を
生成するインデックス情報生成手段と、任意の入力イメ
ージデータが供給されたとき、該入力イメージデータを
構成する各画素の色情報を、前記インデックス情報に置
き換えるイメージ変換手段と、前記イメージ変換手段に
よって変換されたデータを保持する変換データ保持手段
とを具備したものである。
【0007】本発明の第2の目的を達成するために、か
かるカラー画像処理装置の請求項1において、前記色情
報保持手段は、RGB入力イメージデータをYMCKデ
ータに変換した後に色情報を保持するよう構成すること
も可能である。
【0008】本発明の第3の目的を達成するために、更
に加えて、入力イメージデータを記憶するイメージ格納
メモリと、前記イメージ格納メモリの空き容量と入力イ
メージデータのサイズとに基づいて、前記イメージ変換
手段によるイメージ変換を行うか否かを決定するイメー
ジ変換制御手段とを具備するのが好適である。
【0009】また、画像情報発生源から供給されたカラ
ー画像データの色情報を、画像可視化手段の基本色に対
応した色情報に変換して2値パターンを生成するカラー
画像記録装置において、上述した各カラー画像処理装置
のいずれかを含ませることができる。
【0010】また、本発明に係るカラー画像処理装置
は、入力イメージデータの各画素により表された色成分
信号情報を該色成分を表わすインデックス情報と対応づ
け重複することなく記憶する記憶手段と、入力された画
素が前記記憶手段に既に記憶されているか否かを逐時判
定する判定手段と、前記判定手段によって記憶されてい
ないと判定された場合は、前記入力された画素の色成分
情報を前記記憶手段に逐次、新たなインデックス情報と
対応づけて登録する登録手段と、前記入力された画素に
対して前記記憶手段に記憶されている色情報を参照する
ためのインデックス情報に逐次変換する変換手段を具備
する。さらに前記入力イメージデータの色空間を前記変
換手段でインデックス情報に変換する前に他の色空間に
変換する色空間変換手段を備え、前記色空間変換手段
は、前記入力イメージデータの色空間を画像出力部で画
像出力する際に用いる色空間に変換するのが好適であ
る。
【0011】また、本発明に係るカラー画像処理装置
は、イメージデータを格納する格納手段と、入力された
イメージデータが前記格納手段に格納することができる
か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により格納
することができないと判定された場合には、入力された
イメージデータの各画素の色情報に基づいたインデック
ス情報に変換し前記格納手段に書き込む書き込み手段を
有する。さらに、前記判定手段により格納することがで
きると判定された場合には、入力されたイメージデータ
をそのまま前記格納手段に書き込む第2の書き込み手段
とを有する。ここで前記判定手段は、前記格納手段のメ
モリの空き容量と入力イメージデータのサイズとに基づ
いて判定する。
【0012】本発明に係るカラー画像処理方法は、入力
イメージデータの各画素により表された色成分信号情報
を該色成分を表わすインデックス情報と対応づけ重複す
ることなく記憶し、入力された画素が既に記憶されてい
るか否かを逐次判定し、前記判定処理によって記憶され
ていないと判定された場合は、前記入力された画素の色
成分情報を逐次、新たなインデックス情報と対応づけて
登録し、前記入力された画素に対して既に記憶されてい
る色情報を参照するためのインデックス情報に逐次変換
する。
【0013】その他の本発明に係るカラー画像処理方法
は、入力されたイメージデータが格納することができる
か否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップに
より格納することができないと判定された場合には、入
力されたイメージデータの各画素の色情報に基づいたイ
ンデックス情報に変換して格納手段に書き込む書き込み
ステップを有する。
【0014】
【作用】本発明の上記構成によれば、入力されたイメー
ジデータを一時的に保持するためのメモリ容量を小さく
することが可能となる。
【0015】また、その他の本発明によれば、入力イメ
ージデータがRGB(レッド,グリーン,ブルー)の表
色系で表わされている場合に、まずY,M,C,K表色
系に変換した後に所定の処理を施すことにより、入力さ
れたイメージデータを一時的に保持するためのメモリ容
量をさらに小さくすることができる。
【0016】さらに、その他の本発明によれば、内蔵さ
れているメモリで許されるメモリ容量以下の入力イメー
ジデータに対しては、イメージ変換することなくそのま
ま保持することにより、小さな入力イメージに対しては
処理時間をかけずに描画できるようになる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面にしたがって、本発明に係る
各実施例を詳細に説明する。
【0018】実施例1 図1は、本発明を適用したカラー画像記録装置の構成を
示すブロック図である。図中、1は本実施例のカラー画
像記録装置本体であり、ホストコンピュータ2から多値
のカラー画像データを受け取り、そのカラー画像データ
からイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),
ブラック(K)の4色ごとの2値の画像パターンを生成
し、この4色のパターンを記録用紙上に重ねて画像を記
録するカラー画像記録装置である。
【0019】本実施例のカラー画像記録装置の処理する
カラー画像データは、文字、図形、イメージの描画を指
示するコマンドや、色の指定を行うコマンドなど種々の
コマンドと各コマンドに続く各種データから成るものと
する。また、記録色の指定は個々の文字、図形に対して
行えるもので、指定色はRGBで与えられるものであ
る。
【0020】2は、本実施例のカラー画像記録装置にカ
ラー画像データを供給するホストコンピュータである。
【0021】3は、プログラムROM5内に格納されて
いるプログラムに従い、画像記録装置本体の制御を行う
CPUである。
【0022】4は、ホストコンピュータより送られてく
るカラー画像データを一時的に格納しておくための受信
バッファである。5は、CPU3がカラー画像記録装置
本体の制御を行うための、図2に示すアルゴリズムをも
つプログラムが格納されているプログラムROMであ
る。
【0023】6は、フレームメモリであり、Y,M,
C,K各色ごとに生成された2値の画像パターンを保持
するメモリである。
【0024】7は、カラー画像記録部であり、フレーム
メモリ6内のY,M,C,K各色ごとの2値の画像パタ
ーンに従い画像を記録するものである。
【0025】8は、色変換部であり、本実施例のカラー
画像記録装置が入力として受け取ったRGB形式の色デ
ータを、カラー画像記録装置がもつインク色であるYM
CKの濃度値に変換するものである。
【0026】9は、色情報保持領域であり、RGBで表
現された多値カラーイメージの画素の色を、インデック
ス番号0〜65536に対応させて格納するテーブルで
ある。
【0027】10は、ワークメモリであり、カラー画像
記録装置が各種の画像記録を行う際に使用されるメモリ
領域である。
【0028】11は、イメージデータ保持領域であり、
入力イメージデータを変換して得られた第2のイメージ
データを一時的に保持しておくメモリである。この領域
は、ワークメモリ10内にあり、入力イメージデータご
とに確保される。したがって、1ページ中に複数のイメ
ージデータが存在するようなケースでは、そのイメージ
データの数だけ確保される。
【0029】12は、イメージ管理情報保持領域であ
り、ワークメモリ10内にいくつのイメージデータが保
持されているかを示す情報を格納しておく領域である。
【0030】13は、メモリ管理情報保持領域であり、
ワークメモリ10内で、使用されていない領域の大き
さ、すなわち空きメモリの容量と、空きメモリ領域の先
頭アドレスを保持しておく領域である。
【0031】上述した構成から成る本実施例におけるイ
メージデータの処理について、図2〜図5を用いて説明
する。
【0032】図2は、本実施例のカラー画像記録装置の
イメージ入力処理を示した図である。図3は、図1に示
したCPU3が実行するイメージ処理中のイメージ変換
および格納処理を示すフローチャートである。図4は、
入力される多値カラーイメージの例を示した図である。
図5は、図4に示した多値カラーイメージを図3に示し
た方法でイメージ変換した結果を示した図である。
【0033】まず、ステップS201でイメージコマン
ドに付随するパラメータを読み込む。ここで読み込むパ
ラメータとは、イメージデータの横方向および縦方向の
それぞれの画素数と、印字位置である。これらのパラメ
ータはワークメモリ12内の空きエリアに保持してお
く。なお、このカラー画像記録装置に入力される多値カ
ラーイメージは、各画素がRGBのそれぞれ8ビット
(計24ビット)で示されたRGB点順次イメージデー
タであるものとする。
【0034】次に、ステップS202へ進み、ステップ
S201で読み込んだイメージデータの画素数パラメー
タの値から、イメージデータの総バイト数を算出する。
総バイト数は以下の式で求められる。
【0035】 総バイト数=幅方向の画素数×高さ方向の画素数×3 次にステップS203で、ワークメモリ内にイメージデ
ータをそのまま確保する領域が存在するかどうかを判断
する。このとき、ステップS202で算出したイメージ
データサイズと、メモリ管理情報保持領域13に格納さ
れているワークメモリの空き領域の容量とを比較する。
メモリに十分な空き領域が存在しないと判断された場合
には、ステップS204へ進み、以降、イメージ変換処
理を行う。本実施例では、イメージデータの各画素を1
6ビットのインデックス情報に変換する。
【0036】ステップS204ではイメージ保持領域を
ワークメモリ内に確保する。このとき確保する領域のサ
イズは、1画素が16ビットすなわち2バイトに変換さ
れるので、 総バイト数=幅方向の画素数×高さ方向の画素数×2 である。メモリを確保したと同時に、メモリ管理情報を
更新しておく。
【0037】次に、ステップS205へ進み、イメージ
データを1画素ずつ読み込みながら変換処理を行う。
【0038】この処理の内容については、図3を用いて
後で説明する。
【0039】ステップS205でイメージデータの変換
及び格納が行われた後で、ステップS207へ進み、イ
メージ管理情報を更新する。すなわち、メモリ内に保持
されているイメージデータが1つ増えたことになるの
で、それをイメージ管理情報に反映しておく。
【0040】一方、ステップS203で十分なメモリ領
域が存在すると判断された場合には、ステップS206
へ進み、入力イメージデータをそのままワークメモリ内
に保持する。以上で、イメージデータの入力処理を終了
する。
【0041】なお、本実施例では、排紙命令が入力され
た時点で、格納したイメージデータを逐次読み出しなが
ら2値イメージに変換して記録するものである。このと
きのイメージ描画処理については説明を省略する。
【0042】図3では、入力イメージデータ(図4参
照)を1画素ずつ読み込み、インデックス情報(図5の
「インデックス番号」に相当する)へと変換し、イメー
ジ保持領域へ格納する。
【0043】まず、ステップS301でイメージの1画
素分のデータを読み込む。次にステップS302へ進
み、いま読み込んだ色情報が色情報保持領域9に登録さ
れているかどうかを調べる。登録されていない色であれ
ば、ステップS303へ進み、この色情報を登録する。
次に、ステップS304で登録数の上限を越えたかどう
かを判断する。本実施例では、色情報保持領域9には6
5536色の色が登録可能であるが、この色数を越えて
しまったか否かを調べる。越えてしまった場合には、ス
テップS306へ進み、エラー処理を行う。したがって
この場合、イメージデータの格納は行われず、イメージ
の描画も行われない。ステップS304で色数を越えて
いない場合には、色を登録した際のインデックス番号を
イメージの画素のデータとしてイメージデータ保持領域
に格納する。
【0044】その後、ステップS308へ進み、上記の
処理をイメージデータのすべての画素に対して繰り返し
行う。
【0045】ステップS302で、既に色情報が登録さ
れていると判断された場合には、そのインデックス番号
を求めてステップS305へ進み、インデックスを格納
する。このとき、色情報保持領域内への色の登録は行わ
ない。
【0046】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、イメージ変換されたデータを格納するように処理を
行うことによって、イメージデータを格納する際のメモ
リ領域を小さくすることができるので、データ格納のた
めのメモリ領域が十分に確保できない場合にもイメージ
データの描画を行うことができるようになる。
【0047】また、イメージデータが含む全ての色に対
してインデックス番号に変換するので画質が劣化するこ
とはなく、良好な画質を保つことができる。
【0048】また、メモリ容量がある場合はイメージデ
ータをそのまま格納するので高速で処理が可能である。
一方、メモリ容量が足りない場合は、イメージデータを
変換し格納するので、処理時間は掛かるが比較的小さな
メモリ容量でイメージデータを格納することができる。
【0049】したがって、メモリ容量に応じて適切なイ
メージデータの格納処理を行うことができる。
【0050】実施例2 上記実施例1は、入力された多値カラーイメージを一時
的にメモリへ格納する際、メモリの空き領域とイメージ
データのサイズとから十分なメモリ空き領域があるかど
うかを判断し、ない場合には、入力イメージデータの画
素のRGBの色情報を色情報保持領域に登録し、イメー
ジデータを変換するものであった。
【0051】ここで述べる実施例2では、入力イメージ
データ中の各画素の色情報をそのまま色情報保持領域に
登録するのではなく、RGBの色情報をカラー画像記録
装置の持つインク色YMCKに色変換し、YMCKの各
値を色情報保持領域に登録し、それを用いて、イメージ
データの変換を行う場合の処理について説明する。
【0052】図6は、本実施例によるカラー画像記録装
置の構成を示すブロック図である。図6に示すカラー画
像記録装置の構成は、図1で示した装置の構成とほぼ同
じであるので、共通の装置構成要素には同じ装置参照番
号を付して説明を省略する。ただし、図中、色情報保持
領域内69にはイメージデータの各画素のRGBの値で
はなくYMCKの各値が保持される点が異なっている。
【0053】また、本実施例は、多値のRGB値をYM
CK各色ごとに64階調の値に変換し描画を行うものと
する。
【0054】図7は、本実施例におけるイメージの入力
処理を示した図である。これも図2とほぼ同じ処理であ
るので詳細の説明は省略する。但し、本図中、ステップ
S705の内容は一部異なっている。この処理内容は、
図8に示したようなものである。
【0055】図8中、ステップS301で読み込んだ画
素のRGB色情報を、その後のステップS809でYM
CKの各値に色変換する。以降、図3の各処理と同様の
処理を行うが、図8においては、色情報としてステップ
S809にて色変換して得られたYMCKの情報を用い
て処理を行う。したがって、この手順により変換された
イメージデータの各要素は、図9のように、YMCKで
表わされた色情報を示すようになる。
【0056】以上説明したように、本実施例では、色変
換後のYMCKの値を色情報として保持し、これを参照
するインデックスを用いてイメージデータを変換するこ
とにより、前記実施例と同様にイメージデータを格納す
るのに必要なメモリ領域を小さくすることができる。
【0057】また、複数のRGBでの色がある1つのY
MCK色情報に変換されるケースにおいては、色情報保
持領域内の色数を少なくすることができ、色情報保持領
域の大きさを小さく押さえることが可能となる。
【0058】なお、本発明は入力イメージデータをCM
YK色空間の信号に変換するものに限らず、例えば、
C,M,Y色空間やLab色空間、Luv色空間等の他
の色空間を用いても構わない。
【0059】実施例3 前記2つの実施例は、変換後のイメージデータの1画素
分のデータ量は、16ビットという固定のビット長であ
った。
【0060】本実施例では、色情報保持領域に保持され
る、すなわち、イメージデータ中の色の総数によって、
変換後のイメージデータの1画素分のデータビット長が
決める場合の処理について説明する。
【0061】図10は、本実施例のカラー画像記録装置
の構成を示すブロック図である。図10に示すカラー画
像記録装置の構成は、図1に示した装置の構成とほとん
ど同じであるので、共通の装置構成要素には同じ装置参
照番号を付して説明を省略する。以下、本実施例に特徴
的な部分についてのみ説明する。
【0062】図10中、14はイメージビット数保持領
域であり、イメージデータ保持領域11内に保持された
インデックス情報からなるイメージデータの1画素分の
インデックスデータのビット数を保持する領域である。
この値は、色情報保持領域9内に保持される色情報の総
数の増加にともなって更新されるものである。
【0063】以下、図11および図12にしたがって、
本実施例のイメージデータ入力処理について説明する。
【0064】図11は、本実施例におけるイメージデー
タ入力処理の手順を示したフローチャートである。
【0065】まず、図2と同様に、ステップS201か
らステップS203でイメージのサイズを算出し、メモ
リにそのまま格納可能かどうかを判断し、可能であれば
ステップS206でイメージデータをそのまま格納す
る。メモリが不足する場合には、ステップS1108以
降へ進み、イメージデータを変換し格納する。
【0066】ステップS1108では、イメージビット
数を初期化する。ここでは、イメージビット数の初期値
として1をセットする。その後、ステップS1109で
このイメージのための色情報保持領域を確保し初期化す
る。
【0067】さらに、ステップS204でイメージ保持
領域を確保する。ここでイメージ保持領域として確保す
る領域のサイズ(バイト数)は、以下の計算式、 領域サイズ=(幅方向の画素数×イメージビット数+7)/
8×高さ方向の画素数 によって求められる。
【0068】次にステップS205へ進み、イメージデ
ータの変換と、イメージ保持領域への格納を行う。
【0069】その後、イメージ管理情報を更新して、イ
メージデータの入力処理を終了する。この処理は、図2
におけるものと同じ処理である。
【0070】次に、図12を用いて、イメージデータの
変換処理について説明する。
【0071】まずステップS301で、1画素分の色情
報を読み込む。その後、ステップS809でこのRGB
で示された色情報をYMCKの色情報へ変換する。次
に、ステップS302で、このYMCK色情報が色情報
保持領域に登録されているかどうかを調べる。最初の画
素の処理時には、色情報保持領域には何も登録されてい
ない状態である。登録されていない場合には、ステップ
S303へ進み色情報保持領域へ登録する。
【0072】次に、ステップS304へ進み、色の登録
総数が上限値を越えたかどうかを判断する。ここでいう
上限値とは、この時点でのイメージビット数の値から得
られる上限値である。すなわち、イメージビット数の値
が1であれば上限値は2、イメージビット数の値が2で
あれば上限値は4、という具合に、
【0073】
【外1】
【0074】で計算される。登録数が上限を越えた場合
には、ステップS1210へ進み、ビット数の拡張を行
う。ここで、イメージビット数が1である場合には2
へ、2である場合には4へ、さらに4である場合には8
へ拡張される。これ以降は、16,24と拡張されてい
くものとする。
【0075】ステップS1210のビット数の拡張処理
ではイメージビット数を更新し、既にイメージデータ保
持領域に格納されているイメージデータを更新後のイメ
ージビット数に対応してイメージデータの更新を行う。
すなわち、イメージデータ保持領域内に格納されている
それまでのイメージデータの各画素のインデックスのビ
ット長をイメージビット数と同じ値に変更する。これに
合わせて、イメージデータ保持領域の大きさも更新され
る。
【0076】その後、ステップS305へ進み、いま登
録した色情報のインデックスの値をイメージデータ保持
領域に格納する。その後ステップS308へ進み、上記
処理をイメージの全画素分くり返す。
【0077】ステップS302で、いま読み込んでいる
イメージの画素の色情報が既に登録されているものであ
ったらステップS307へ進みインデックスを求め、そ
の後、ステップS305以降の処理へ移る。
【0078】以上説明したように、本実施例では、色変
換後のYMCKの値を色情報として保持し、これを参照
するインデックスを用いてイメージデータを変換するこ
とにより、前記実施例と同様にイメージデータを格納す
るのに必要なメモリ領域を小さくすることができる。ま
た、変換後のイメージデータのビット長を1から順に必
要な最低のビット長まで逐次変更していくため、前記2
つの実施例のように固定ビット長で処理する場合と比較
して、イメージデータ格納のためのメモリ領域の縮小効
果は大きくなることが期待できる。
【0079】なお、上記実施例では、最初のデータビッ
ト長を1として処理を開始するものであったが、はじめ
から、4や8などのデータビット長から処理をはじめる
ものであってもよい。本発明はビット長の初期値に限定
されるものではない。
【0080】また、上記実施例では、カラー画像記録装
置の持つインク色をYMCKの4色とした例であった
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0081】また、上記実施例では、入力イメージデー
タはRGB色空間で表わされた色信号であったが、本発
明は例えば、Lab色空間やYIQ色空間等他の色空間
でも構わない。
【0082】また、本発明は複数の機器から構成される
システムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用
してもよい。
【0083】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力イメージデータを一時的にメモリ内に格納する場合
に必要なメモリ容量をデータに合わせて小さくすること
ができ、少ない容量の空きメモリで多値のカラーイメー
ジデータを記録することができるようになるという効果
が得られる。
【0085】すなわち、入力されたイメージデータを一
時的に保持するためのメモリ容量を小さくすることがで
きる。
【0086】また、入力イメージデータがRGB(レッ
ド,グリーン,ブルー)の表色系で表わされている場合
に、まずY,M,C,K表色系に変換した後に所定の処
理を施すことにより、入力されたイメージデータを一時
的に保持するためのメモリ容量をさらに小さくすること
ができる。
【0087】さらに、内蔵されているメモリで許される
メモリ容量以下の入力イメージデータに対しては、イメ
ージ変換することなくそのまま保持することにより、小
さな入力イメージに対しては処理時間をかけずに描画で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1のCPU3が実行するイメージ処理を示す
フローチャートである。
【図3】図1のCPU3が実行するイメージ処理中のイ
メージ変換および格納処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】入力される多値カラーイメージの例を示した図
である。
【図5】図4に示した多値カラーイメージを、図3に示
した方法でイメージ変換した結果を示した図である。
【図6】第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図7】図6のCPU3が実行するイメージ処理を示す
フローチャートである。
【図8】図6のCPU3が実行するイメージ処理中のイ
メージ変換および格納処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】図4に示した多値カラーイメージを、図8に示
した方法でイメージ変換した結果を示した図である。
【図10】第3の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】図10のCPU3が実行するイメージ描画処
理を示すフローチャートである。
【図12】図10のCPU3が実行するイメージ処理中
のイメージ変換および格納処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 カラー画像記録装置本体 2 ホストコンピュータ 3 CPU 4 受信バッファ 5 プログラムROM 6 フレームメモリ 7 カラー画像記録部 8 色変換部 9 色情報保持領域 10 ワークメモリ 11 イメージデータ保持領域 12 イメージ管理情報保持領域 13 メモリ管理情報保持領域 14 イメージビット数保持領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 9/00 H04N 1/46 G06F 15/66 330 B H04N 1/46 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力イメージデータの各画素により表さ
    れた色成分信号情報を該色成分を表わすインデックス情
    報と対応づけ重複することなく記憶する記憶手段と、 入力された画素が前記記憶手段に既に記憶されているか
    否かを逐時判定する判定手段と、 前記判定手段によって記憶されていないと判定された場
    合は、前記入力された画素の色成分情報を前記記憶手段
    に逐次、新たなインデックス情報と対応づけて登録する
    登録手段と、 前記入力された画素に対して前記記憶手段に記憶されて
    いる色情報を参照するためのインデックス情報に逐次変
    換する変換手段を具備することを特徴とするカラー画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに前記入力イメージデータの色空間
    を前記変換手段でインデックス情報に変換する前に他の
    色空間に変換する色空間変換手段を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載のカラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記色空間変換手段は、前記入力イメー
    ジデータの色空間を画像出力部で画像出力する際に用い
    る色空間に変換することを特徴とする請求項2記載のカ
    ラー画像処理装置。
  4. 【請求項4】 イメージデータを格納する格納手段と、 入力されたイメージデータが前記格納手段に格納するこ
    とができるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により格納することができないと判定され
    た場合には、入力されたイメージデータの各画素の色情
    報に基づいたインデックス情報に変換し前記格納手段に
    書き込む書き込み手段を有することを特徴とするカラー
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記判定手段により格納するこ
    とができると判定された場合には、入力されたイメージ
    データをそのまま前記格納手段に書き込む第2の書き込
    み手段とを有することを特徴とする請求項4記載のカラ
    ー画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、前記格納手段のメモリ
    の空き容量と入力イメージデータのサイズとに基づいて
    判定することを特徴とする請求項4記載のカラー画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 入力イメージデータの各画素により表さ
    れた色成分信号情報を該色成分を表わすインデックス情
    報と対応づけ重複することなく記憶し、 入力された画素が既に記憶されているか否かを逐次判定
    し、 前記判定処理によって記憶されていないと判定された場
    合は、前記入力された画素の色成分情報を逐次、新たな
    インデックス情報と対応づけて登録し、 前記入力された画素に対して既に記憶されている色情報
    を参照するためのインデックス情報に逐次変換すること
    を特徴とするカラー画像処理方法。
  8. 【請求項8】 入力されたイメージデータが格納するこ
    とができるか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより格納することができないと判定
    された場合には、入力されたイメージデータの各画素の
    色情報に基づいたインデックス情報に変換して格納手段
    に書き込む書き込みステップを有することを特徴とする
    カラー画像処理方法。
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