JPS63107269A - 画像処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は文字等の２　（ｉｉ７ｉ画像と写真等の多値画
像を同時に処理する画像処理システムに関する。

（従来の技術） 近年コンピュータによる画像処理技術の発達により、印
刷物などの画像の作成、編集、保存等がコンピュータに
より行われるようになってきた。

一般にこのような画像はデータ量を有効に使うため一画
素を０か１のＩｂ１ｔで表わしている。

このような画像を２値画像と呼ぶ。文字、図形等の画像
は適当なレベルで、２値化すれば良好な画像を得られる
が、写真等、中間調表現を要する画像では、一画素に４
〜８ｂｉｔを与えて中間調を表現する。これを多値画像
と呼ぶ。

従来画像を処理するシステムは、２値画像処理システム
と多値画像処理システムに別れていた。

しかしながら文字、写真等の２値、多値混在画像が現実
には一般的で、その場合２値画像処理システムでは多値
画像部分をディザ法などて２値化して表具していた。し
かし解像度低下をともなうディザ法は必ずしも良好とは
言えず、また、多値画像処理システムでは２値、多値側
領域とも良好な画像を得られるが、２値データで十分な
文字、図形領域まで４〜８ｂｉｔの多値データとして取
り込む事には特に該画像の保存にあたり、膨大な記録容
量を必要とし欠点とされていた。

そこで、２値・多値混在画像を同時に取り扱う２値・多
値画像処理が開発された。

この種の２値・多値画像処理システムの概略は多値画像
データを出力するスキャナから得たデータをそのまま格
納する多値バッファと同データを適当な基準レベルで２
値化したデータを格納する２値バツフアをもち、−画像
の写真領域は多値データとして、文字領域は２値データ
として取り出し外部記憶装置に記憶することで、良好な
画像を小さな情報量で保存できるものである。

この時、山像内の多値領域２値領域を区別するために領
域バッファが用いられる。スキャナから入力した画像を
オペレータがＣＲＴ等の表示装置上でポインティングデ
バイス等で領域指定し、そのｆｔ域悄＜＋＋・ｓが領域
バッファに展開され、この領域情報に制御されて、プリ
ントアウト時および外部記憶装置への出力時の画像デー
タをコントロールする。

したがって画像記憶の際は上記領域バッファのデータ（
以下領域データという）もあわせて記憶する必要がある
。

このように、一枚の画像に対し、２値データ、多値デー
タ、領域データが生成され、外部記憶装置へこれを記憶
保存する場合は、上記３つのデータが１セツトとなって
記憶される。文字や図形だけで多値領域の存在しない画
像については、多値データは存在せず。したがって領域
制御のための領域データも必要ない。この場合は２値デ
ータのみが保存される。同様に多値データのみを保存す
る場合もある。

このように保存された画像を読み出してプリントアウト
する場合は、再び上記３つのデータを外部記憶装置から
各領域バッファに展開し、その領域バッファのデータの
コントロールにより、２値データ・多値データを切り換
えながらプリンタに出力し、２値・多値混在の画像をプ
リントアウトする。

２値データのみの画像では、２値バツフアのみにデータ
展間が行われ、これがプリンタに出力され、多値データ
のみの画像は、多値バッファのみにデータを展開して、
これがプリンタに出力され上記２値・多値画像処理シス
テムにおいて、記１意された画像を読み出しプリンタに
出力する際、複数枚の画像が、一つのファイルとして連
続的にプリン１ヘアウドされる場合がある。

この場合まず、１枚目の画像データを外部記憶装置から
領域バッファに展開し、次にこのバッファのデータをプ
リンタに出力する。出力が終ったら２枚目の画像データ
をバッファに展開し、以下同様の処理を繰り返し、最後
の１枚の画像データをプリンタに出力して終了となる。

ここで多値２値混在画像については上記処理となるが、
２値データのみの画像と多値データのみの画像のプリン
ト、処理時は、未使用のバッファが現われ、これを未使
用状態のままにしておくのは非効率的で無駄であった。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、画像記憶時に画像データ
にヘッダー情報を付加しこのへラダー情報として、画像
の種別、すなわち２値データのみの画像であるか、多値
データのみの画像であるか、２値・多値混在の画像であ
るかを記憶し、複数画像を連続的にプリントアクトする
際、上記ヘッダー情報とバッファの空き状態の管理によ
り、画像プリントアウト動作中に未使用バッファがある
場合でかつ次の画像データがそこに一部でもデータ展開
可能であるなら、先行して画像データを展開する事によ
り、画像データのバッファへの展開時間をプリントアウ
トの動作時間にオーバーラツプさせプリントアウトの効
率を高める事を可能としたものである。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第１図は本発明に係る２値・多値画像処理システムの構
成を示すブロック回路図で、このシステム全体を制御す
るメインＣＰＵ及びメインメモリ１、ＣＲＴ出力用フレ
ームバッファ２、ＣＢｒ３、プリンタ、スキャナ用イン
ターフェース回路４、多値画像スキャナ５、多値画像プ
リンタ６で構成されている。上記インターフェース回路
４内は、スキャナ５、プリンタ６を制御するコントロー
ラ７と２値画像バッファ８、多値画像バッファ９．２値
・多値領域制御バッファ１ｏ、その領域アドレスカウン
ター１１．２値・多値変換回路１２、出力切換回路１３
、キーボード１４によって構成されている。

次に、上記のように構成された２値・多値画像処理シス
テムの動作を説明する。画像人力に際しては、キーボー
ド１４からシステムバス１５を介して入力されたコマン
ドに従ってメインＣＰＵ１から指示を受けたコントロー
ラ７がスキャナ５に起動をかける。スキャナ５からはビ
デオバス１６上に多値画像データが出力される。多値画
像バッファ９はこの画像データをそのまま受は取る。２
値画像バッファ８は２値・多値変換回路１２によって２
値化されたデータを受は取る。

しかる後、オペレータが、ＣＢｒ４上でこの画像を見な
がらポインティングデバイス１６等で、２領域と多値領
域を区分し、この領域情報が、領域制御バッファ１０に
格納される。次に外部記憶装置１７に画像データを保存
する時は、領域制御バッファの情報に従い、２値領域に
対応する２値画像バッファ８のデータと多値領域に対応
する多値画像バッファ９のデータを記憶し、さらに領域
制御バッファ情報および次に記すヘッダー情報が記憶さ
れる。

ヘッダー情報には、この画像が、多値２値混在であるか
、あるいは２値のみか、多値のみかを示す情報が書かれ
ており、多値２値混在の場合は、外部記憶装置における
多値データと領域データの格納位置を示すアドレス情報
が書かれる。外部記憶装置における画像データの記１．
Ｃフォーマットを第２図に示す。

２値・多値混在画像の場合、第２図（ａ）に示すように
まず２値データ１９の書き込みがなされ、つづいて多値
データ２１、領域データ２３が書き込まれ、このフォー
マットのヘッダー１８には第２図（ｄ）に示すようにこ
の時得られた多値データ書仕込み開始アドレス２０と領
域データ書き込み間９イ〕アドレス２２、この画像デー
タのサイズ、この画像データが、多値２値混在である事
を示すデータを記す、、２値データのみの画像である場
合は第２図（ｅ）のごとくヘッダー１８には、２値デー
タのみであるという情報と画像サイズを６き、データフ
ォーマットには第２図（ｂ）のどとく２値データを書き
込む。

多値データのみの画像の場合も同様に第２図（ｆ）のご
とくヘッダーには多値データのみであるという・ｔｉ’
ｉ　９１１と画像サイズを書き、フォーマットには第２
図（Ｃ）のごとく、多値データを書き込む。

上記のフォーマットで記憶されている画像データを複数
枚連続プリント処理のフローチャートを第３図（１）、
（２）に示す。この複数枚連続プリント１Ａ３１！ｌ！
プログラムはＣＰＵＩのメインメモリに予め記憶されて
いるものである。

以下、この処理フローを説明する。先ず、対象となるフ
ァイルの残り枚数をチェックしくＳ　１　）　、残数が
Ｏでないなら、一枚目の画像のへラダー情報を読み取る
（Ｓ２）。その画像が２値・多値混在画像であるかをヘ
ッダー情報から判定しくＳ３）、２値・多値混在画像で
ある時は、その画像の前にプリントされた画像が２値・
多値混在であったかを調べる（Ｓ４）。今、一枚目の画
像をあつかっているため前回はない。

デフォルトとして「２値・多値混在画像、プリント終了
」をセットしであるとして、Ｓ４はＹｅｓとなる。次に
プリント終了をまっ（Ｓ５）。

「プリント」とはバッファ内のデータをプリンタに出力
する動作を指し、「プリント終了ｊ時点で使用していた
画像バッファは空ぎとなり、書き込みが可能となる。Ｓ
５でプリントが終了したら、ヘッダー情（・１４から領
ｊ或制御用データの格納アドレスを得て、これを外部記
憶装置から読み出し領域バッファに展開する（Ｓ６）。

続いて同様に２値データを読み出し、領域データの指示
に従って２値画像バッファの所定位置に展開する（Ｓ７
）。続いて多値データも同様に多値画像バッファに展開
しくＳ８）、ｒ２値・多値プリント起動」をする（Ｓ１
８）。「２値・多値プリント起動」とは、２値画像バッ
ファ、多値画像バッファ、領域バッファを同期してデー
タを出力し、領域バッファの値が、プリンタに対する出
力値を２値画像バッファか多値画像バッファかを１画素
ごとに切り換え、２値画像領域は２値画像バッファのデ
ータが、多値画像領域は多値画像バッファのデータが画
像としてプリントアウトされる。一連の動作をハードが
自動釣に行う機能をスタートさせる事を言う。「プリン
ト」動作は起動をかけた後、終了すると終了フラグが立
つ。

Ｓ４で、前回が２値・多値混在画像でなかった場合（こ
れは２枚目以降に起こる事であるが）、次に前回が２値
データのみの画像であるかを見（Ｓ９）、ＮＯの場合、
前画像は多値データのみの画像で、たとえこの時点でプ
リント動作中であっても傾城バッファと２値画像バッフ
ァは未使用であるので、両バッファにデータを展開する
（Ｓ１０．５１１）。

次にプリント動作終了を確かめ（Ｓ１２）、終了してい
なければ終了なまち、多値画像バッファに多値データを
展開しく５１３）、２値・多値プリント起動をする（Ｓ
　１８）。Ｓ９で、前画像が２値データのみであった時
は、同様に未使用である領域バッファと多値画像バッフ
ァにデータを展開しくＳ１４．５１５）、前画像のプリ
ント動作が終了したのを確かめて、２値画像バッファに
データを展開して、２値・多値プリント起動をかける（
３１８）。

Ｓ３で今回の画像が２値・多値混在でない場合、次に２
値データのみであるのかを見、Ｎｏの場合、すなわち該
画像は多値データのみであるが、この場合は次に前回の
画像が２値データのみか否かを見（Ｓ２０）Ｎｏの場合
、すなわち前画像も多値データのみであるか、あるいは
多値２値混在画像である場合、多値画像バッファは使用
中であるため、プリント終了をまって（Ｓ　２１　）　
、多値画像バッファに多値データを展開しく５２２）、
多値プリントを起動する（Ｓ２５）。「多値プリント」
とは、多値画像バッファのデータのみがプリンタに出力
されている点を除き、「２値・多値プリント」と同じ動
作である。この時、他の２値画像バッファ、領域バッフ
ァは未使用で、データの展開がでとる。

３２０で前画像が２値データのみの時は、未使用の多値
画像バッファにデータを展開しく５２３）、プリント動
作の終了をまって（Ｓ２４）多値プリント起動をかける
（３２５）。

Ｓ１９で画像が２値データのみである時で、前画像が２
値データのみである場合（Ｓ２６゜５２７）、プリント
終了を確かめ（５２８）、終了していれば、２値画像バ
ッファに２値データを展開しく５２９）ｒ２値プリント
起動」をかける（Ｓ３７）。「２値プリント起動ｊとは
、２値画像バッファのデータのみがプリンタに出力され
る点を除き「多値プリント」と同じ動作である。この時
、他の領域バッファ多値画像バッファは未使用で、デー
タの展開ができる。

Ｓ２８でプリンＩ・が終了していなければ、未使用であ
る多値画像バッファに２値データを展開する（Ｓ３０）
。そして展開後プリント動作が終了するとともに（Ｓ３
１）、多値画像バッファに展開ずみの２値データを２値
画像バッファに転送しく５３２）、２値プリントを起動
する（Ｓ３７）。Ｓ２７でＮｏの場合、すなわち前回の
画像が多値データのみの場合、未使用の２値画像バッフ
ァに２値データを展開して（３３３）、プリント終了を
まち（Ｓ３４）、２値プリントを起動する（Ｓ３７）６
Ｓ２６で、Ｙｅｓの場合、すなわち前回の画像が２値・
多値混在画像である場合、全ての画像バッファは使用中
であるので、プリント動作の終了をまち（Ｓ３５）、２
値画像バッファに２値データを展開して（Ｓ３６）、２
値プリントを起動する（３３７）。

フローは、各プリント起動のいずれかを行い（３１８，
Ｓ２５，３３７）、Ｓｌｋｍもどる。

以上のシーケンスをＳｌでファイルの画像残数がＯにな
るまで繰り返し、０になフたら、最後の画像のプリント
が終了するのをまち（３３８）、この画像データがシス
テム内に取り込まれる時使用する事になる画像バッファ
についてのへラダー情報を付加して１５＜事により、画
像データの連続プリント起動埋の際、該ヘッダー・清報
から未使用のバッファに適時データを先行人力する事に
より、システムの処理効率を上げることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る２値・多値画像処理システムの構
成を示すブロック回路図。第２図は外部記憶装置におけ
る画像データの記憶フォーマット。第３四Ｉ（１）、（
２）は複数枚連続プリント処１里のフローチャート図で
ある。 １　−−−−−−メインＣＰＵ・メインメモリ３　−−
−−−−　Ｃ１１Ｔ ４　−−−−−−プリンタ・スキャナ用インターフェー
ス回路 ５−−−−−−スキャナ ６　−−−−−−プリンタ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）２値画像データを記憶する２値画像データ記憶手
   段と、多値画像データを記憶する多値画像データ記憶手
   段と、画像データを入力する画像データ入力手段と、該
   画像データ入力手段によって入力された画像データが２
   値画像データか多値画像データか２値・多値混在画像デ
   ータかを判別する判別手段と、前記２値画像データ記憶
   手段及び多値画像データ記憶手段の未使用状態を判断す
   る判断手段とから構成された画像処理システム。