JPH09135331A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH09135331A JPH09135331A JP7317514A JP31751495A JPH09135331A JP H09135331 A JPH09135331 A JP H09135331A JP 7317514 A JP7317514 A JP 7317514A JP 31751495 A JP31751495 A JP 31751495A JP H09135331 A JPH09135331 A JP H09135331A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部分的な画像データに対する傾き補正を可能
とする画像処理装置を得る。 【解決手段】 画像データの回転補正を実行する画像処
理部１２は、平滑化処理や鮮鋭化処理を行うＲＧＢフィ
ルタ部２２、Ｒ・Ｇ・ＢデータをＣ・Ｍ・Ｙデータに変
換する色補正部２３、Ｃ・Ｍ・Ｙの共通部分の加色除去
を行ないＢｋデータを生成するＶＣＲ部２４、補正のワ
ークエリアとなるメモリ部２６、γカーブの変更処理を
行うＣＭＹＢｋγ補正部２８等により構成される。この
構成において、メモリ部２６では、読取り画像データの
指定座標内の輪郭を抽出して輪郭追跡を行ない、輪郭の
追跡後に座標点から基準となる線の座標を算出し、この
座標から傾き（角度）を算出する。輪郭の抽出結果はメ
モリ内に格納される。これにより、指定領域の画像デー
タに基づく傾きの検出および傾き補正が可能となる。
とする画像処理装置を得る。 【解決手段】 画像データの回転補正を実行する画像処
理部１２は、平滑化処理や鮮鋭化処理を行うＲＧＢフィ
ルタ部２２、Ｒ・Ｇ・ＢデータをＣ・Ｍ・Ｙデータに変
換する色補正部２３、Ｃ・Ｍ・Ｙの共通部分の加色除去
を行ないＢｋデータを生成するＶＣＲ部２４、補正のワ
ークエリアとなるメモリ部２６、γカーブの変更処理を
行うＣＭＹＢｋγ補正部２８等により構成される。この
構成において、メモリ部２６では、読取り画像データの
指定座標内の輪郭を抽出して輪郭追跡を行ない、輪郭の
追跡後に座標点から基準となる線の座標を算出し、この
座標から傾き（角度）を算出する。輪郭の抽出結果はメ
モリ内に格納される。これにより、指定領域の画像デー
タに基づく傾きの検出および傾き補正が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に、入力画像データの傾きを検知する機能を有す
る画像処理装置に関する。
し、特に、入力画像データの傾きを検知する機能を有す
る画像処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、写真等の画像、例えばテーブル・
柱・海等を構成するものには、必ずといっていいほど水
平成分および垂直成分が存在する。これらの画像データ
において、入力原稿が傾いていたり、風景などが傾いて
いる場合がある。このような場合には、画像の微小角度
の回転補正の要求が生じ、これらの多くは水平、垂直方
向における補正である。
柱・海等を構成するものには、必ずといっていいほど水
平成分および垂直成分が存在する。これらの画像データ
において、入力原稿が傾いていたり、風景などが傾いて
いる場合がある。このような場合には、画像の微小角度
の回転補正の要求が生じ、これらの多くは水平、垂直方
向における補正である。
【０００３】画像処理装置の一部には、原稿の傾きを検
知して（原稿サイズ検知）回転したり、操作者の指示に
より画像データを回転したりできる機能を有するものが
ある。例えば、表示画像に対して線分２点を指定して補
正する、ケイ線に対して分布をとり補正する、輪郭抽出
および原稿サイズ検知後に補正する等である。
知して（原稿サイズ検知）回転したり、操作者の指示に
より画像データを回転したりできる機能を有するものが
ある。例えば、表示画像に対して線分２点を指定して補
正する、ケイ線に対して分布をとり補正する、輪郭抽出
および原稿サイズ検知後に補正する等である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例は原稿画像の全体的な傾きに対する補正であり、
背景画像等の画像データに対する部分的な画像に対する
傾き補正をするものではない。
従来例は原稿画像の全体的な傾きに対する補正であり、
背景画像等の画像データに対する部分的な画像に対する
傾き補正をするものではない。
【０００５】本発明は、部分的な画像データに対する傾
き補正を可能とする画像処理装置を提供することを目的
とする。
き補正を可能とする画像処理装置を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像処理装置は、原稿の画像を画像データ
として取得する画像入力手段と、画像データから画像の
輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、画像の輪郭を追跡する
輪郭追跡手段と、輪郭を追跡した結果に基づき傾きを検
出する傾検出手段とを備えたことを特徴としている。
め、本発明の画像処理装置は、原稿の画像を画像データ
として取得する画像入力手段と、画像データから画像の
輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、画像の輪郭を追跡する
輪郭追跡手段と、輪郭を追跡した結果に基づき傾きを検
出する傾検出手段とを備えたことを特徴としている。
【０００７】また、上記の傾きの検出は抽出された輪郭
を追跡することにより行い、さらに、傾検出手段は、画
像に対して特定の座標領域を指定する領域指定手段を備
え、この領域指定手段により指定された特定の座標領域
の画像データに基づき傾きを検出するとよい。
を追跡することにより行い、さらに、傾検出手段は、画
像に対して特定の座標領域を指定する領域指定手段を備
え、この領域指定手段により指定された特定の座標領域
の画像データに基づき傾きを検出するとよい。
【０００８】また、傾検出手段は、傾きの量を所定方向
の２軸において検出し、ｘ軸方向の（最大値−最小値）
とｙ軸方向の（最大値−最小値）とが大きい値の、座標
値を求めるとよい。
の２軸において検出し、ｘ軸方向の（最大値−最小値）
とｙ軸方向の（最大値−最小値）とが大きい値の、座標
値を求めるとよい。
【０００９】さらに、傾検出手段は、指定した座標領域
の画像データを回転させる画像回転手段を備え、画像処
理装置は、画像表示手段を備え、取得した画像データを
表示させるとよい。
の画像データを回転させる画像回転手段を備え、画像処
理装置は、画像表示手段を備え、取得した画像データを
表示させるとよい。
【００１０】なお、画像回転手段による画像データの回
転位置は、領域指定手段のｘ軸方向とｙ軸方向のうちの
長手方向とするとよい。
転位置は、領域指定手段のｘ軸方向とｙ軸方向のうちの
長手方向とするとよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる画像処理装置の実施の形態を詳細に説明する。図１
〜図８を参照すると本発明の画像処理装置の一実施形態
が示されている。
よる画像処理装置の実施の形態を詳細に説明する。図１
〜図８を参照すると本発明の画像処理装置の一実施形態
が示されている。
【００１２】図１は、本発明に係るデジタル複写機の主
要構成を示すブロック図である。本実施形態の画像処理
装置は、原稿を走査しながらデジタル画像データとして
読み取る画像読取部１１、画像読取部からの画像データ
に対して色修正や変形（回転）を実行する画像処理部１
２、画像処理により処理された画像データを記録紙に出
力処理する画像記録部１３、画像データを表示する画像
表示部１４、座標を指定する座標指定部１５とからな
る。
要構成を示すブロック図である。本実施形態の画像処理
装置は、原稿を走査しながらデジタル画像データとして
読み取る画像読取部１１、画像読取部からの画像データ
に対して色修正や変形（回転）を実行する画像処理部１
２、画像処理により処理された画像データを記録紙に出
力処理する画像記録部１３、画像データを表示する画像
表示部１４、座標を指定する座標指定部１５とからな
る。
【００１３】図２は、図１に示した画像処理部１２のよ
り詳細な構成を示すブロック図である。画像処理部１２
は以下の機能をパイプライン処理で行う。ＲＧＢγ補正
部２１は、予め設定された、ルックアップテーブルに基
づいて画像のγを補正する。原稿認識部３０は、ＲＧＢ
画像データに応じて文字領域か絵柄領域かを判定して、
ＲＧＢフィルタ部２２にＣ／Ｐ信号を出力する。この出
力信号Ｃ／Ｐは、ＲＧＢフィルタ部２２、色補正部２
３、ＶＣＲ部２４、変倍部２５、メモリ部２６、ＣＭＹ
Ｂｋフィルタ部２７、ＣＭＹＢｋγ補正部２８、階調処
理部２９にカスケード接続され、画像データに同期して
ＩＭＧを出力する。各ブロックは、出力信号Ｃ／Ｐによ
り、文字の処理と絵柄の処理とを切りかえて行なう。
り詳細な構成を示すブロック図である。画像処理部１２
は以下の機能をパイプライン処理で行う。ＲＧＢγ補正
部２１は、予め設定された、ルックアップテーブルに基
づいて画像のγを補正する。原稿認識部３０は、ＲＧＢ
画像データに応じて文字領域か絵柄領域かを判定して、
ＲＧＢフィルタ部２２にＣ／Ｐ信号を出力する。この出
力信号Ｃ／Ｐは、ＲＧＢフィルタ部２２、色補正部２
３、ＶＣＲ部２４、変倍部２５、メモリ部２６、ＣＭＹ
Ｂｋフィルタ部２７、ＣＭＹＢｋγ補正部２８、階調処
理部２９にカスケード接続され、画像データに同期して
ＩＭＧを出力する。各ブロックは、出力信号Ｃ／Ｐによ
り、文字の処理と絵柄の処理とを切りかえて行なう。
【００１４】ＲＧＢフィルタ部２２は、画像データの性
能により、Ｎ×Ｎの空間フィルタで平滑化処理や鮮鋭化
処理を行なう。色補正部２３は、Ｒ・Ｇ・Ｂデータを一
次のマスキングなどでＣ・Ｍ・Ｙデータに変換する。Ｖ
ＣＲ部２４は、画像データの色再現を向上させるため、
Ｃ・Ｍ・Ｙ・Ｂｋの４色で表現する。Ｃ・Ｍ・Ｙの共通
部分のＶＣＲ（加色除去）を行ない、Ｂｋデータを生成
する。また、出力ＩＭＧは、Ｃ・Ｍ・Ｙ・Ｂｋのうち一
色を出力する面順次の一色である。つまり、４回原稿の
読み取りを行なうことにより、フルカラー（４色）デー
タを作成する。
能により、Ｎ×Ｎの空間フィルタで平滑化処理や鮮鋭化
処理を行なう。色補正部２３は、Ｒ・Ｇ・Ｂデータを一
次のマスキングなどでＣ・Ｍ・Ｙデータに変換する。Ｖ
ＣＲ部２４は、画像データの色再現を向上させるため、
Ｃ・Ｍ・Ｙ・Ｂｋの４色で表現する。Ｃ・Ｍ・Ｙの共通
部分のＶＣＲ（加色除去）を行ない、Ｂｋデータを生成
する。また、出力ＩＭＧは、Ｃ・Ｍ・Ｙ・Ｂｋのうち一
色を出力する面順次の一色である。つまり、４回原稿の
読み取りを行なうことにより、フルカラー（４色）デー
タを作成する。
【００１５】主走査変倍は、主走査方向の拡大・縮少、
あるいは等倍処理を実行する。メモリ部２６は、ページ
メモリを備えて、画像変形や回転を行う。ＣＭＹＢｋフ
ィルタ部２７は、画像記録部１３の周波数特性や、画像
状態に応じてＮ×Ｎの空間フィルタを用い、平滑化処理
や鮮鋭化処理を行なう。ＣＭＹＢｋγ補正部２８は、画
像記録部１３の周波数特性や画像状態に応じて、γカー
ブを変更し処理を行う。
あるいは等倍処理を実行する。メモリ部２６は、ページ
メモリを備えて、画像変形や回転を行う。ＣＭＹＢｋフ
ィルタ部２７は、画像記録部１３の周波数特性や、画像
状態に応じてＮ×Ｎの空間フィルタを用い、平滑化処理
や鮮鋭化処理を行なう。ＣＭＹＢｋγ補正部２８は、画
像記録部１３の周波数特性や画像状態に応じて、γカー
ブを変更し処理を行う。
【００１６】階調処理部２９は、画像記録部１３の階調
特性に応じてディザ処理等の量子化を行なう。
特性に応じてディザ処理等の量子化を行なう。
【００１７】さらに、本実施形態の特徴部であるメモリ
部２６について説明する。図３はメモリ部２６の構成例
を示し、図４は動作例を示すフローチャートである。一
般には、原稿の傾きを補正する基準領域の座標２点を指
定する。この指定は、画像処理装置の走査部から座標を
入力して行う（ステップＳ１０）。ステップＳ１１で画
像データを読み取る。例えば、図８の水平線原稿を読み
取り、第１メモリ３１に書き込む。
部２６について説明する。図３はメモリ部２６の構成例
を示し、図４は動作例を示すフローチャートである。一
般には、原稿の傾きを補正する基準領域の座標２点を指
定する。この指定は、画像処理装置の走査部から座標を
入力して行う（ステップＳ１０）。ステップＳ１１で画
像データを読み取る。例えば、図８の水平線原稿を読み
取り、第１メモリ３１に書き込む。
【００１８】第一メモリ３１の指定座標内の輪郭を抽出
して輪郭追跡を行なう。輪郭の追跡後に座標点から基準
となる線の座標を算出する。この座標から傾き（角度）
を算出する（Ｓ１２）。輪郭の抽出結果は、第２メモリ
３２に格納される。
して輪郭追跡を行なう。輪郭の追跡後に座標点から基準
となる線の座標を算出する。この座標から傾き（角度）
を算出する（Ｓ１２）。輪郭の抽出結果は、第２メモリ
３２に格納される。
【００１９】この算出した角度から、水平垂直になるよ
うに画像データを回転して補正する（Ｓ１３）。この回
転は、単純に下記の式により行っても良いし、他の方式
を用いても良い。
うに画像データを回転して補正する（Ｓ１３）。この回
転は、単純に下記の式により行っても良いし、他の方式
を用いても良い。
【００２０】
【数１】
【００２１】このように、回転後の結果を第３メモリ３
３に記憶し、画像データを出力する（Ｓ１４）。ここで
は、説明を容易にするために、第１メモリ３１、第２メ
モリ３２、第３メモリ３３と分けて説明したが、これに
限定されるものではない。
３に記憶し、画像データを出力する（Ｓ１４）。ここで
は、説明を容易にするために、第１メモリ３１、第２メ
モリ３２、第３メモリ３３と分けて説明したが、これに
限定されるものではない。
【００２２】つぎに、傾き補正の補正方向の算出につい
て説明する。図８に示すように、点Ａ、点Ｂを指定した
値により決定する。点Ａ（Ａｘ、Ａｙ）、点Ｂ（Ｂｘ、
Ｂｙ）とした時、基準軸を以下の手順で決める。
て説明する。図８に示すように、点Ａ、点Ｂを指定した
値により決定する。点Ａ（Ａｘ、Ａｙ）、点Ｂ（Ｂｘ、
Ｂｙ）とした時、基準軸を以下の手順で決める。
【００２３】；｜（Ａｘ−Ｂｘ）／（Ａｙ−Ｂｙ）｜
≧２の時、ｘ軸基準 ；｜（Ａｘ−Ｂｘ）／（Ａｙ−Ｂｙ）｜≧０．５の
時、ｙ軸基準 ；、 以外の時は、ｘ軸、ｙ軸の何れかの指定を
操作者が行なう。
≧２の時、ｘ軸基準 ；｜（Ａｘ−Ｂｘ）／（Ａｙ−Ｂｙ）｜≧０．５の
時、ｙ軸基準 ；、 以外の時は、ｘ軸、ｙ軸の何れかの指定を
操作者が行なう。
【００２４】つまり、座標入力した値の、ｘ、ｙの長さ
の比により判定する。これは、一般に、水平・垂直にし
たい成分は長いという特徴からである。また、必要に応
じて、ｘ、ｙ軸基準方向を入力してもよい。このよう
に、対角２点を指定することにより、操作者の抽出した
い特徴ある線の検出を容易とする。また、範囲を指定す
る全面処理により、処理時間が短くなるのは言うまでも
ない。
の比により判定する。これは、一般に、水平・垂直にし
たい成分は長いという特徴からである。また、必要に応
じて、ｘ、ｙ軸基準方向を入力してもよい。このよう
に、対角２点を指定することにより、操作者の抽出した
い特徴ある線の検出を容易とする。また、範囲を指定す
る全面処理により、処理時間が短くなるのは言うまでも
ない。
【００２５】次に、傾きの検出について、図５のフロー
チャートを用いて詳細に説明する。ステップＳ２０の輪
郭抽出は、入力画像データをある閾値で２値化（濃度
０．２〜０．３）して輪郭抽出をする。この手順は一般
に次式で示される。次式は、図６の３×３のｅを中心画
素としたマトリックス表に基づいている。
チャートを用いて詳細に説明する。ステップＳ２０の輪
郭抽出は、入力画像データをある閾値で２値化（濃度
０．２〜０．３）して輪郭抽出をする。この手順は一般
に次式で示される。次式は、図６の３×３のｅを中心画
素としたマトリックス表に基づいている。
【００２６】
【外１】
【００２７】ステップＳ２１の輪郭追跡は、例えば図８
の点Ａ、Ｂ内の点を始点とする下記のａ〜ｅ手順とす
る。 ａ）点Ａから出発し、図７の１〜８にデータがない時
は、中心画素の点Ｐを５の座標に移動する。 ｂ）そして、１〜８の座標に輪郭データがあるまで上記
ａを繰り返す。 ｃ）点Ａ、Ｂの領域外の座標ならば、補正データなしで
終了する。 ｄ）１〜８の座標に座標があるときは、輪郭データとす
る。そして、さらに下記の方向へ移動し、下記の処理を
繰り返し実行する。 1にデータのある時は、2、3、4、…8の順で輪郭データのない点に移動 2にデータのある時は、3、4、5、…8、1の順で輪郭データのない点に移動 3にデータのある時は、4、5、6、…8、1、2の順で輪郭データのない点に移動 4にデータのある時は、5、6、…8、1、…3の順で輪郭データのない点に移動 5にデータのある時は、6、7、8、1、…4の順で輪郭データのない点に移動 6にデータのある時は、7、8、1、…5の順で輪郭データのない点に移動 7にデータのある時は、8、1、2、…6の順で輪郭データのない点に移動 8にデータのある時は、1、2、…7の順で輪郭データのない点に移動 ｅ）点Ａ、Ｂの領域外の座標又は過去に同じ方向で検出
したデータならば、輪郭抽出を終了する。
の点Ａ、Ｂ内の点を始点とする下記のａ〜ｅ手順とす
る。 ａ）点Ａから出発し、図７の１〜８にデータがない時
は、中心画素の点Ｐを５の座標に移動する。 ｂ）そして、１〜８の座標に輪郭データがあるまで上記
ａを繰り返す。 ｃ）点Ａ、Ｂの領域外の座標ならば、補正データなしで
終了する。 ｄ）１〜８の座標に座標があるときは、輪郭データとす
る。そして、さらに下記の方向へ移動し、下記の処理を
繰り返し実行する。 1にデータのある時は、2、3、4、…8の順で輪郭データのない点に移動 2にデータのある時は、3、4、5、…8、1の順で輪郭データのない点に移動 3にデータのある時は、4、5、6、…8、1、2の順で輪郭データのない点に移動 4にデータのある時は、5、6、…8、1、…3の順で輪郭データのない点に移動 5にデータのある時は、6、7、8、1、…4の順で輪郭データのない点に移動 6にデータのある時は、7、8、1、…5の順で輪郭データのない点に移動 7にデータのある時は、8、1、2、…6の順で輪郭データのない点に移動 8にデータのある時は、1、2、…7の順で輪郭データのない点に移動 ｅ）点Ａ、Ｂの領域外の座標又は過去に同じ方向で検出
したデータならば、輪郭抽出を終了する。
【００２８】ステップＳ２２のｍｉｎ、ｍａｘ値算出
は、輪郭座標の最大ｘ座標と最小ｘ座標との差、および
最大ｙ座標と最小ｙ座標との差の、大きい方の座標の組
で角度を算出する。つまり、この角度を０°、２７０
°、９０°、１８０°になるように補正する。
は、輪郭座標の最大ｘ座標と最小ｘ座標との差、および
最大ｙ座標と最小ｙ座標との差の、大きい方の座標の組
で角度を算出する。つまり、この角度を０°、２７０
°、９０°、１８０°になるように補正する。
【００２９】本実施形態の変形としては、表示部を備え
た画像装置にも適用可能である。表示部を備えることに
より、図３で説明した第１メモリ、第２メモリ、第３メ
モリの内容を表示させ、座標入力の第２メモリを表示後
入力することにより、補正の実行が確実となる。
た画像装置にも適用可能である。表示部を備えることに
より、図３で説明した第１メモリ、第２メモリ、第３メ
モリの内容を表示させ、座標入力の第２メモリを表示後
入力することにより、補正の実行が確実となる。
【００３０】さらに、表示部があれば、点Ａ、Ｂは領域
を算出するのではなく、点Ａ、Ｂの２点間の線分の角度
を算出することが可能となる。点Ａ、Ｂで、角度を算出
する方法をとる場合は、第１のメモリから点Ａ、Ｂを指
定することが可能であり、輪郭抽出処理を必要としない
が、第２のメモリの輪郭データを見て点Ａ、Ｂの指定を
行なう方が特徴が解り易くてよい。また、第３のメモリ
を表示することにより結果を見ることができ、確認や変
更も容易となる。また、回転する際にも、傾き補正プラ
ス回転の組み合わせも容易である。なお、本実施形態の
輪郭抽出および輪郭追跡は、どのような手段を用いても
かまわない。
を算出するのではなく、点Ａ、Ｂの２点間の線分の角度
を算出することが可能となる。点Ａ、Ｂで、角度を算出
する方法をとる場合は、第１のメモリから点Ａ、Ｂを指
定することが可能であり、輪郭抽出処理を必要としない
が、第２のメモリの輪郭データを見て点Ａ、Ｂの指定を
行なう方が特徴が解り易くてよい。また、第３のメモリ
を表示することにより結果を見ることができ、確認や変
更も容易となる。また、回転する際にも、傾き補正プラ
ス回転の組み合わせも容易である。なお、本実施形態の
輪郭抽出および輪郭追跡は、どのような手段を用いても
かまわない。
【００３１】上記の実施形態によれば、画像データの輪
郭抽出とその結果を輪郭追跡することにより、画像デー
タの傾きを検出することができる。画像データの傾きを
検出する際に、検出領域を指定して、検出領域内のデー
タにより傾きを検出し、検出領域の縦横比により水平又
は垂直に抽出（回転）することができる。
郭抽出とその結果を輪郭追跡することにより、画像デー
タの傾きを検出することができる。画像データの傾きを
検出する際に、検出領域を指定して、検出領域内のデー
タにより傾きを検出し、検出領域の縦横比により水平又
は垂直に抽出（回転）することができる。
【００３２】画像データの傾きを検出する際に画像デー
タの輪郭抽出を行ない、その結果を表示し、検出領域を
指定し、検出領域内のデータにより傾きを検出し、検出
領域の縦横比により、水平又は垂直に補正（回転）する
ことができる。
タの輪郭抽出を行ない、その結果を表示し、検出領域を
指定し、検出領域内のデータにより傾きを検出し、検出
領域の縦横比により、水平又は垂直に補正（回転）する
ことができる。
【００３３】また、画像データの傾きを検出する際に、
画像データの輪郭抽出を行ない、その結果を表示し、傾
きの線分を指定し、指定した線分の縦横比により、水平
又は垂直に補正（回転）することができる。
画像データの輪郭抽出を行ない、その結果を表示し、傾
きの線分を指定し、指定した線分の縦横比により、水平
又は垂直に補正（回転）することができる。
【００３４】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
画像処理装置は、取得した画像データから画像の輪郭を
抽出し、画像の輪郭を追跡し追跡した結果に基づき傾き
を検出する。この傾きの検出により、水平又は垂直に補
正（回転）、指定領域の画像データに基づく傾きの検
出、画像データの輪郭抽出を表示することによる傾き補
正の容易化等が可能となる。
画像処理装置は、取得した画像データから画像の輪郭を
抽出し、画像の輪郭を追跡し追跡した結果に基づき傾き
を検出する。この傾きの検出により、水平又は垂直に補
正（回転）、指定領域の画像データに基づく傾きの検
出、画像データの輪郭抽出を表示することによる傾き補
正の容易化等が可能となる。
【図１】本発明の画像処理装置の実施の形態を示す主要
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図２】図１の画像処理部の構成例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図３】図２のメモリ部の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図４】基準軸設定の動作例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図５】傾き検出の動作例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図６】輪郭抽出の手順を説明するためのマトリックス
である。
である。
【図７】傾きの検出手順を説明するためのマトリックス
である。
である。
【図８】補正の手順を説明するための原稿画像例であ
る。
る。
１１ 原稿読み取り部 １２ 画像処理部 １３ 画像記録部 １４ 画像表示部 １５ 座標指定部 ２１ ＲＧＢγ補正部 ２２ ＲＧＢフィルタ部 ２３ 色補正部 ２４ ＶＣＲ部 ２５ 変倍部 ２６ メモリ部 ２７ ＣＭＹＢｋフィルタ部 ２８ ＣＭＹＢｋγ補正部 ２９ 階調処理部 ３０ 原稿認識部 ３１ 第１メモリ ３２ 第２メモリ ３３ 第３メモリ
Claims (7)
- 【請求項１】 原稿の画像を画像データとして取得する
画像入力手段と、 前記画像データから画像の輪郭を抽出する輪郭抽出手段
と、 前記画像の輪郭を追跡する輪郭追跡手段と、 前記輪郭を追跡した結果に基づき傾きを検出する傾検出
手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項２】 前記傾きの検出は前記抽出された輪郭を
追跡することにより行うことを特徴とする請求項１記載
の画像処理装置。 - 【請求項３】 前記傾検出手段は、さらに前記画像に対
して特定の座標領域を指定する領域指定手段を備え、該
領域指定手段により指定された特定の座標領域の画像デ
ータに基づき前記傾きを検出することを特徴とする請求
項１または２記載の画像処理装置。 - 【請求項４】 前記傾検出手段は、傾きの量を所定方向
の２軸において検出し、ｘ軸方向の（最大値−最小値）
とｙ軸方向の（最大値−最小値）の大きい値の、座標値
を求めることを特徴とする請求項１から３の何れか１項
に記載の画像処理装置。 - 【請求項５】 前記傾検出手段は、さらに前記指定した
座標領域の画像データを回転させる画像回転手段を備え
ることを特徴とする請求項１から４の何れか１項に記載
の画像処理装置。 - 【請求項６】 前記画像処理装置は、さらに画像表示手
段を備え、前記画像入力手段により取得した画像データ
を表示させることを特徴とする請求項１から５の何れか
１項に記載の画像処理装置。 - 【請求項７】 前記画像回転手段による画像データの回
転位置は、前記領域指定手段のｘ軸方向とｙ軸方向のう
ちの長手方向であることを特徴とする請求項５または６
記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7317514A JPH09135331A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7317514A JPH09135331A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09135331A true JPH09135331A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=18089090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7317514A Pending JPH09135331A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09135331A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100039548A1 (en) * | 2008-08-18 | 2010-02-18 | Sony Corporation | Image processing apparatus, image processing method, program and imaging apparatus |
| US7805003B1 (en) | 2003-11-18 | 2010-09-28 | Adobe Systems Incorporated | Identifying one or more objects within an image |
| US7893963B2 (en) * | 2000-03-27 | 2011-02-22 | Eastman Kodak Company | Digital camera which estimates and corrects small camera rotations |
| JP5614550B2 (ja) * | 2009-08-19 | 2014-10-29 | 日本電気株式会社 | 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP7317514A patent/JPH09135331A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7893963B2 (en) * | 2000-03-27 | 2011-02-22 | Eastman Kodak Company | Digital camera which estimates and corrects small camera rotations |
| US7805003B1 (en) | 2003-11-18 | 2010-09-28 | Adobe Systems Incorporated | Identifying one or more objects within an image |
| US20100039548A1 (en) * | 2008-08-18 | 2010-02-18 | Sony Corporation | Image processing apparatus, image processing method, program and imaging apparatus |
| US9215374B2 (en) * | 2008-08-18 | 2015-12-15 | Sony Corporation | Image processing apparatus, image processing method, and imaging apparatus that corrects tilt of an image based on an operation input |
| JP5614550B2 (ja) * | 2009-08-19 | 2014-10-29 | 日本電気株式会社 | 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム |
| US9083913B2 (en) | 2009-08-19 | 2015-07-14 | Nec Corporation | Image processing method, image processing device, and program |
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