JP2002197452A - 画像歪み補正処理装置 - Google Patents

画像歪み補正処理装置

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JP2002197452A
JP2002197452A JP2000397201A JP2000397201A JP2002197452A JP 2002197452 A JP2002197452 A JP 2002197452A JP 2000397201 A JP2000397201 A JP 2000397201A JP 2000397201 A JP2000397201 A JP 2000397201A JP 2002197452 A JP2002197452 A JP 2002197452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歪み補正作業時のデータ処理量を削減する。 【解決手段】 画像入力部10は、帳票上の図形を画像
データとして入力画像メモリ24に格納する。歪み補正
データ作成部20は、入力画像メモリに格納された画像
から歪み補正に必要な透視変換パラメータを計算し、透
視変換パラメータを用いて補正後画像の座標から補正前
画像の座標を計算し、補正後画像の座標と補正前画像の
座標との対応関係を含む歪み補正データを作成する。歪
み補正データは歪み補正データメモリ28に格納され
る。歪み補正処理部22は、歪み補正データメモリから
読み出した歪み補正データを参照して、入力画像メモリ
に格納された被処理媒体の補正前画像の画素の値を、出
力画像メモリ26の、歪み補正データで指定される画素
の値の格納場所にコピーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキャナから取
得した画像における歪みあるいは変形を補正する画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非接触型のスタンドスキャナ(ダイレク
トスキャナ)では、読み取り対象の帳票とスキャナヘッ
ドとの間で位置ずれが生じやすい。この位置ずれは例え
ば、スキャナヘッド自体の位置ずれ、方向ずれおよび距
離ずれによって、あるいは帳票を置く机やテーブルの面
の傾きによる方向ずれに起因して、発生する。スキャナ
ヘッドに対して帳票面が垂直でない場合は、読み取られ
た帳票の画像は垂直である場合と比べて歪んだり変形し
ている。また、スキャナヘッドが上下に動くことで、読
み取られた帳票の画像のサイズが異なってしまう。OC
R処理等のイメージ処理では、このようなスキャナによ
る画像の歪み(変形、拡大、縮小を含む。)を補正する
ことが必要である。
【0003】一方、文献「C言語で学ぶ実践画像処理,
pp143−159,オーム社発行」に記載されるよう
に、画像を変形する処理として透視変換と呼ばれる手法
がある。この手法によれば、ある画像を、3次元的にさ
まざまな方向に回転や移動が行えるスクリーン上に投影
してできた画像を得ることができる。したがって、この
透視変換を利用すれば前述の画像の歪みを補正でき、O
CR処理等のイメージ処理ではスキャナによる画像の歪
みを意識する必要がなくなる。
【0004】したがって従来の画像歪み補正処理方法で
は、まず、出力画像(補正後の画像)のある座標(x,
y)に対応する入力画像(補正前の画像)の座標(X,
Y)を、透視変換パラメータを用いて計算する。次に、
入力画像の(X,Y)の位置の画素の値を出力画像の
(x,y)の位置の画素にコピーする。以上の処理を出
力画像の全座標について行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、座標
(x,y)から座標(X,Y)を求めるには実数計算を
行う必要がある。一般にコンピュータでの実数計算は遅
いため、整数計算で行うようになるが、その場合、計算
誤差が発生する。それだけでなく、OCR処理等のイメ
ージ処理で扱うような大きな画像データでは上述の処理
に費やされる時間は膨大なものとなり、実用的ではな
い。
【0006】また、スキャナによる歪みや変形はほとん
どの場合小さいものであり、その補正のために膨大な処
理時間を費やすことは実用的ではない。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の画像
歪み補正処理装置は、入力画像メモリ、歪み補正データ
作成部、歪み補正データメモリ、出力画像メモリおよび
歪み補正処理部により構成してある。
【0008】入力画像メモリは、画像取得手段により取
得された補正前画像を格納するものである。
【0009】歪み補正データ作成部は、基準媒体上の所
定の4点の位置が、入力画像メモリに格納された基準媒
体の補正前画像のどの位置にそれぞれ対応するかを調べ
て透視変換パラメータを計算するものである。また、歪
み補正データ作成部は、透視変換パラメータを用いて基
準媒体の補正後画像の画素の位置座標から補正前画像の
画素の位置座標を計算し、補正後画像の画素と補正前画
像の画素との対応関係を含む歪み補正データを作成する
ものである。
【0010】歪み補正データメモリは、歪み補正データ
作成部で作成された歪み補正データを格納するものであ
る。
【0011】出力画像メモリは、補正後画像を格納する
ためのものである。
【0012】歪み補正処理部は、歪み補正データメモリ
から読み出した歪み補正データを参照して、入力画像メ
モリに格納された被処理媒体の補正前画像の画素の値
を、出力画像メモリの、歪み補正データで指定される画
素の値の格納場所にコピーするものである。
【0013】このように、あらかじめ基準媒体を用い
て、補正前画像の画素と補正後画像の画素との対応関係
すなわち歪み補正データが求められる。したがって、被
処理媒体の画像の歪みを補正する際には、上述の歪み補
正データを参照して、入力画像メモリ中の画素の値を出
力画像メモリ中の所定の格納場所(歪み補正データで指
定される格納場所)にコピーすれば良い。そのため、歪
み補正作業時のデータ処理量を削減できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。なお、図は、この発明が理
解できる程度に接続関係などを概略的に示すものに過ぎ
ない。よって、この発明は図示例に何ら限定されること
がない。
【0015】図1は、この実施の形態の画像歪み補正処
理装置の構成を示すブロック図である。この画像歪み補
正処理装置は、画像入力部10、表示部12、入力部1
4、制御部16、外部記憶装置18、歪み補正データ作
成部20、歪み補正処理部22、入力画像メモリ24、
出力画像メモリ26および歪み補正データメモリ28を
備えている。
【0016】画像入力部(画像取得手段)10は、帳票
上に記入された文字や図形を画像データとして入力画像
メモリ24に格納するものである。画像入力部10は、
イメージスキャナやFAX等の装置である。
【0017】表示部12は、オペレータに対して情報を
表示する機能を有する。表示部12はディスプレイ等の
装置である。
【0018】入力部14は、オペレータからの入力を受
け付けるところであり、キーボードやマウスなどがこれ
に相当する。
【0019】制御部16は、図1に示した装置全体を制
御するものである。
【0020】外部記憶装置18は、歪み補正データ作成
部20で作成され、その後、歪み補正データメモリ28
に格納された歪み補正データをファイルとして格納する
装置である。外部記憶装置18はハードディスク等の装
置である。
【0021】歪み補正データ作成部20は、入力画像メ
モリ24に格納された画像から歪み補正に必要な透視変
換パラメータを計算し、続いてこの透視変換パラメータ
を用いて補正後画像の画素の位置座標から補正前画像の
画素の位置座標を計算するものである。歪み補正データ
作成部20は、位置座標の計算結果に基づき、補正後画
像の画素と補正前画像の画素との対応関係を含む歪み補
正データを作成する。この歪み補正データは、一旦、歪
み補正データメモリ28に格納され、然る後、外部記憶
装置18にファイルとして保存される。
【0022】歪み補正処理部22は、歪み補正データメ
モリ28から読み出した歪み補正データを参照して、入
力画像メモリ24に格納された被処理媒体の補正前画像
の画素の値を、出力画像メモリ26の、歪み補正データ
で指定される画素の値の格納場所にコピーするものであ
る。
【0023】入力画像メモリ24は、画像入力部10が
取得した画像データを格納するための記憶装置である。
【0024】出力画像メモリ26は、入力画像メモリ2
4に格納された画像データに対して、歪み補正処理部2
2が歪み補正処理を施すことによって得られた画像デー
タを格納するための記憶装置である。
【0025】歪み補正データメモリ28は、歪み補正デ
ータ作成部20で作成された歪み補正データを格納した
り、外部記憶装置18に格納されている歪み補正データ
を歪み補正処理部22の読み込み指示に基づいて格納す
るために用いられる記憶装置である。
【0026】次に、この実施の形態の画像歪み補正処理
装置の動作につき説明する。図2は、画像歪み補正処理
装置の動作フローを示す図である。図2に示す通り、画
像歪み補正処理装置の動作フローは、歪み補正データ作
成フェーズP1と歪み補正処理フェーズP2とを含んで
いる。図2のS1のステップにおける歪み補正データ作
成フェーズP1では、歪み補正データを作成する。図2
のS2のステップにおいて、次の画像を補正するか否か
を判定する。S2の判定に応じて、画像を補正しないの
であれば動作終了となる。S2の判定に応じて画像を補
正する場合は、歪み補正処理フェーズP2(図2のS
3)に進む。歪み補正処理フェーズP2では、歪み補正
データ作成フェーズP1で作成した歪み補正データを利
用して、画像の歪み補正処理を行う。然る後、S2のス
テップに戻る。
【0027】まず、歪み補正データ作成フェーズP1に
おける画像歪み補正処理装置の動作につき、図3を参照
して説明する。図3は、歪み補正データ作成フェーズP
1における処理の流れを示すフローチャートである。
【0028】まず、画像入力処理では、オペレータによ
る入力部14の指示に応じて制御部16が画像入力部1
0を制御し、図4に示すような帳票(基準媒体)30の
画像データを入力画像メモリ24に格納する(図3のS
4)。図4に示すように、帳票30の紙面には、互いに
離間した4か所に正方形形状の黒塗り領域であるマーク
M1、M2、M3およびM4が設けられている。
【0029】次のマーク検出処理では、歪み補正データ
作成部20が入力画像メモリ24を参照して、マークM
1〜M4の各々の中心座標を検出する(図3のS5)。
【0030】次の透視変換パラメータ作成処理では、歪
み補正データ作成部20が、先の処理で検出した4点の
座標を用いて、透視変換パラメータを計算する(図3の
S6)。そのため、歪み補正データ作成部20は、帳票
30上の上述した4つのマークの実際の中心座標(理論
値)と、入力画像メモリ24に格納された画像の中心座
標(図3のS5で検出された中心座標)との対応関係を
調べる。帳票30上の実際の位置座標を(x,y)で表
し、入力画像メモリ24中の画像上の位置座標を(X,
Y)で表すと、これら(x,y)および(X,Y)の間
に下式(1)および(2)の関係が成り立つ。
【0031】 X=(Ax+By+C)/(Px+Qy+1) ・・・(1) Y=(Dx+Ey+F)/(Px+Qy+1) ・・・(2) ただし、記号A、B、C、D、E、F、PおよびQは透
視変換パラメータである。上記(1)および(2)式に
おいて、(x,y)に帳票30上の4つのマークの中心
座標(理論値)を代入し、(X,Y)に図3のS5で検
出された中心座標を代入すると、透視変換パラメータを
求めることができる。
【0032】透視変換パラメータを精度良く計算するた
めには、帳票30上のマークM1〜M4をお互いにでき
るだけ離した状態で紙面の端に近い位置に設けることが
望ましい。
【0033】入力画像メモリ24中の画像の歪み補正を
行うには、計算した透視変換パラメータを代入した上記
(1)および(2)式により、入力画像メモリ24中の
画像上の座標(X,Y)を座標(x,y)に変換すれば
良い。以下、入力画像メモリ24中の画像を補正前画像
と称し、上記(1)および(2)式により求められる画
像を補正後画像と称する。
【0034】次に、歪み補正データ作成部20により歪
み補正データ作成処理が行われる(図3のS7)。歪み
補正データ作成部20は、補正後画像の画素の座標
(x,y)を所定の順序で指定しながら、上記(1)お
よび(2)式に従い、補正前画像の画素の座標(X,
Y)を計算する。それとともに歪み補正データ作成部2
0は、補正前画像のX方向に連続する画素列が補正後画
像のx方向に連続する画素列と対応している場合、補正
前画像の画素列の開始座標(X’,Y’)とこの画素列
の個数すなわち連続画素数Nとで構成される歪み補正デ
ータを作成する。そして歪み補正データ作成部20は、
この歪み補正データを開始座標(X’,Y’)の算出順
に番号を付して歪み補正データメモリ28に記憶する。
【0035】補正前画像および補正後画像間の画素列の
対応関係について説明する。図5は、補正前画像と補正
後画像との対応関係を示す図である。図5(A)には補
正前画像の一部が示され、図5(B)には補正後画像の
一部が示される。図5(A)に示すX軸方向に配列する
画素列32aは、図5(B)に示すx方向に配列する画
素列32bに対応している。同様に、図5(A)に示す
X軸方向に配列する画素列34aは、図5(B)に示す
x軸方向に配列する画素列34bに対応している。
【0036】例えば、画素列32aを構成する各画素の
座標を(X’+i,Y’)(i=0,1,・・・,N−
1)で表し、画素列32bを構成する各画素の座標を
(x’+i,y’)で表す。画素列32aと画素列32
bとが対応している場合には、次式(3)および(4)
が成り立つ。
【0037】 X’+i=f(x’+i,y’) ・・・(3) Y’=g(x’+i,y’) ・・・(4) ただしf(x,y)およびg(x,y)は次式(5)お
よび(6)で定義される関数である。
【0038】 f(x,y)=(Ax+By+C)/(Px+Qy+1) ・・・(5) g(x,y)=(Dx+Ey+F)/(Px+Qy+1) ・・・(6) この例の場合、歪み補正データ作成部20は、歪み補正
データとして、補正前画像の画素列32aの開始座標
(X’,Y’)と、この画素列32aの連続画素数Nと
を求めて、これらを歪み補正データメモリ28に保存す
る。
【0039】図6には、歪み補正データメモリ28の記
憶内容が示されている。図6に示すように、歪み補正デ
ータメモリ28には、複数の歪み補正データが所定の順
に記憶されている。例えば、1番目の歪み補正データ3
6aは、開始座標(X’,Y’)=(X0 ,Y0 )と連
続画素数N=1とから構成されている。また、2番目の
歪み補正データ36bは、開始座標(X’,Y’)=
(X1 ,Y1 )と連続画素数N=1とから構成されてい
る。歪み補正データの番号は開始座標(X’,Y’)の
算出順に設定される。
【0040】また、歪み補正データメモリ28には、上
述した歪み補正データとともに、補正後画像のサイズ
(W,H)と歪み補正データ数aとからなるサイズデー
タ38が保存されている。Wはxの最大値であり、Hは
yの最大値である。
【0041】歪み補正データの作成手順は以下の通りで
ある。今、歪み補正データメモリ28には1番目からn
番目までのn個の歪み補正データが格納されているもの
とする。n番目の歪み補正データは(X’,Y’)=
(Xn ,Yn )およびN=1からなる歪み補正データで
ある。開始座標(Xn ,Yn )に対応する補正後画像の
座標を(xn ,yn )とする。
【0042】歪み補正データ作成部20は、補正後画像
の座標(xn +1,yn )から補正前画像の座標(X
n+1 ,Yn+1 )を算出する。続いて歪み補正データ作成
部20は、上記(1)および(2)式により、開始座標
(Xn ,Yn )に隣接する座標すなわち(Xn +1,Y
n )を計算する。次に歪み補正データ作成部20は、算
出した(Xn+1 ,Yn+1 )が(Xn +1,Yn )に等し
いか否かを判定する。等しいと判定された場合、歪み補
正データ作成部20は、n番目の歪み補正データの連続
画素数Nに1を追加し、すなわちこの例ではN=2とす
る。また、等しくないと判定された場合、歪み補正デー
タ作成部20は、開始座標(X’,Y’)=(Xn+1
n+1 )および連続画素数N=1からなる(n+1)番
目の歪み補正データを新たに歪み補正データメモリ28
に追加する。
【0043】次に、図7を参照して、歪み補正データ作
成処理(図3のS7)の詳細について説明する。図7
は、歪み補正データ作成処理の流れを示すフローチャー
トである。
【0044】あらかじめ歪み補正データメモリ28に、
補正後画像のサイズ(W,H)を格納しておく。
【0045】まず、歪み補正データ作成部20は、yに
0を設定する(図7のS9)。続いて歪み補正データ作
成部20は、現時点のyの値がHよりも小さいか否かを
判定する(図7のS10)。yの値がH以上である場
合、歪み補正データ作成処理は終了する。yの値がHよ
りも小さい場合、図7のS11に進む。
【0046】図7のS11において歪み補正データ作成
部20はxに0を設定する。続いて歪み補正データ作成
部20は、現時点のxの値がWよりも小さいか否かを判
定する(図7のS12)。xの値がW以上である場合は
図7のS19に進む。xの値がWよりも小さい場合は図
7のS13に進む。以上の処理により、補正後画像の画
素の座標(x,y)が指定される。
【0047】図7のS13において、歪み補正データ作
成部20は、指定した補正後画像の座標(x,y)に対
応する補正前画像の座標(X,Y)を計算する。具体的
には、上記(1)および(2)式にxおよびyの値を代
入して、XおよびYの値を計算する。
【0048】今、歪み補正データメモリ28には1番目
からn番目までのn個の歪み補正データが格納されてい
るものとする。図7のS13のステップで座標(X,
Y)の計算を終えると、次に歪み補正データ作成部20
は、n番目の歪み補正データから次の座標を計算する
(図7のS14)。すなわち、n番目の歪み補正データ
の開始座標(Xn ,Yn )から次の座標(Xn +1,Y
n )を計算する。
【0049】続いて歪み補正データ作成部20は、図7
のS13で算出した座標(X,Y)が(Xn +1,Y
n )に等しいか否かを判定する(図7のS15)。
【0050】図7のS15において「等しい」と判定さ
れた場合、歪み補正データ作成部20は、n番目の歪み
補正データの連続画素数Nに1を追加して(図7のS1
6)、次のステップ(図7のS18)に進む。
【0051】一方、図7のS15において「等しくな
い」と判定された場合、歪み補正データ作成部20は、
開始座標が図7のS13で算出された座標(X,Y)、
および連続画素数N=1である(n+1)番目の歪み補
正データを新たに歪み補正データメモリ28に追加して
(図7のS17)、次のステップ(図7のS18)に進
む。
【0052】次に、歪み補正データ作成部20は、xに
1を加えて(図7のS18)、図7のS12に戻る。
【0053】なお、図7のS12において、xの値がW
以上であると判定された場合には、次に図7のS19に
進む。図7のS19において、歪み補正データ作成部2
0は、xに0を設定し、およびyに1を加えてから、図
7のS10に戻る。
【0054】以上説明したようにして歪み補正データ作
成処理が終了すると、次に歪み補正データ保存処理が行
われる(図3のS8)。この処理では、歪み補正データ
メモリ28に格納されている歪み補正データ群が、外部
記憶装置18にファイルとして格納される。
【0055】次に、図2のS3に示した歪み補正処理フ
ェーズP2の動作について説明する。この歪み補正処理
フェーズP2は歪み補正処理を行う画像がある限り繰り
返される。なお、歪み補正データ作成フェーズP1によ
り作成される歪み補正データは外部記憶装置18にファ
イルとして保存されるため、このファイルがある場合は
歪み補正データ作成フェーズP1を省略し、歪み補正処
理フェーズP2のみを繰り返し行うようにしても良い。
歪み補正処理フェーズP2における処理の流れを図8に
示す。
【0056】まず、画像入力処理では、オペレータによ
る入力部14の指示に応じて制御部16が画像入力部1
0を制御し、被処理媒体としての帳票の画像データを入
力画像メモリ24に格納する(図8のS20)。
【0057】次の歪み補正データ読込み処理において、
歪み補正処理部22は外部記憶装置18にファイルとし
て保存されている所定の歪み補正データを歪み補正デー
タメモリ28に読み込む(図8のS21)。歪み補正デ
ータメモリ28に読み込まれた歪み補正データに基づ
き、出力画像メモリ26に幅Wおよび高さHのサイズの
補正後画像の領域が設定される。
【0058】次に歪み補正画像作成処理が行われる(図
8のS22)。この歪み補正画像作成処理では、歪み補
正処理部22が、出力画像メモリ26に設定された補正
後画像の画素について、歪み補正データの番号順に、開
始座標(X’,Y’)に対応する補正後画像の画素を指
定する。それとともに歪み補正処理部22は、歪み補正
データメモリ28から番号順に歪み補正データを読み出
し、読み出した歪み補正データで指定される補正前画像
の画素列の値を、指定した画素を先頭とする補正後画像
の画素列の値としてこの補正後画像にコピーする。
【0059】以下、この歪み補正画像作成処理について
図9を参照して説明する。図9は、歪み補正画像作成処
理の流れを示すフローチャートである。
【0060】まず、歪み補正処理部22は、補正後画像
の書込み開始位置を指定する(図9のS23)。すなわ
ち、出力画像メモリ26内の、補正後画像を構成する所
定の画素の値の格納場所を指定する。書込み開始位置
(x,y)の初期値は(0,0)である。
【0061】次に、歪み補正処理部22は、次の歪み補
正データの有無を判定する(図9のS24)。歪み補正
処理部22には、歪み補正データメモリ28から番号順
に歪み補正データが読み出される。すでに全歪み補正デ
ータが読み出された場合、この歪み補正画像作成処理は
終了する。現時点でn番目の歪み補正データまでが読み
出されている場合、次の図9のS25において、(n+
1)番目の歪み補正データが歪み補正データメモリ28
から読み出される。
【0062】図9のS25において、歪み補正処理部2
2は、読み出した歪み補正データから開始座標(X’,
Y’)および連続画素数Nを取得する。この開始座標
(X’,Y’)は、図9のS23で指定した補正後画像
の書込み開始位置(x,y)に対応している。
【0063】次に歪み補正処理部22は、入力画像(補
正前画像)から出力画像(補正後画像)への画素の書き
込みを行う(図9のS26)。すなわち歪み補正処理部
22は、入力画像メモリ24に格納されている画像の、
開始座標(X’,Y’)から連続画素数Nだけ連続する
画素列の値を読み出す。続いて歪み補正処理部22は、
読み出した画素列の値を、出力画像メモリ26の、図9
のS23で指定された書込み開始位置(x,y)(開始
座標(X’,Y’)に対応する補正後画像の位置座標)
から連続画素数Nだけ連続する画素列の値の格納場所に
それぞれコピーする。
【0064】次に歪み補正処理部22は、出力画像(補
正後画像)の次の書込み開始位置を設定する(図9のS
27)。すなわち歪み補正処理部22は、図9のS23
で指定された書込み開始位置(x,y)のx座標に、図
9のS25で取得した連続画素数Nを加えた座標(x+
N,y)を次の書込み開始位置に設定する。
【0065】次に歪み補正処理部22は、図9のS27
で設定した書込み開始位置が、出力画像(補正後画像)
の幅Wを超えたか否かを判定する(図9のS28)。す
なわち歪み補正処理部22は、x+N≧Wであるか否か
を判定する。
【0066】図9のS28においてx+N<Wであると
判定された場合、図9のS24のステップに戻る。
【0067】一方、図9のS28においてx+N≧Wで
あると判定された場合、歪み補正処理部22は、出力画
像(補正後画像)の次の行に書込み開始位置を設定す
る。すなわち歪み補正処理部22は、図9のS27で設
定した書込み開始位置(x+N,y)の代わりに、
(0,y+1)を書込み開始位置として設定し直す。続
いて図9のS24のステップに戻る。
【0068】以上説明したように、この実施の形態の画
像歪み補正処理装置によれば、歪み補正データ作成フェ
ーズP1では歪み補正データを作成し、歪み補正処理フ
ェーズP2ではこの歪み補正データを利用して、入力画
像から出力画像へ画素の値のコピーを行う。このように
歪み補正処理フェーズP2では、画素値のコピーといっ
た単純な方法で、歪みや変形が補正された画像データを
得ることができる。
【0069】したがって、従来のように1画素ずつ、座
標計算を行って補正後画像と補正前画像との対応関係を
求めて画素の値をコピーするといったことを行わないた
め、従来のものと比較して大幅に処理時間を削減するこ
とができる。
【0070】また、歪み補正データ作成フェーズP1で
作成される歪み補正データは、歪みの度合いが変わらな
い限り、一度歪み補正データを作成しておけば、その歪
み補正データを用いて複数の画像の歪み補正処理を行う
ことができる。
【0071】さらに、歪み補正された画像を用いること
によって、OCR処理等のイメージ処理を、画像の歪み
や変形、拡大縮小などを意識することなく行うことがで
きるようになるため、イメージ処理時間の短縮化が実現
される。
【0072】なお、歪み補正データ作成部20により、
補正後画像の画素の位置座標から補正前画像の画素の位
置座標を計算する際に、補正後画像の複数の画素が補正
前画像の1つの画素に対応する場合がある。この画素の
部分は補正後に拡大される部分となる。また、補正前画
像の画素で、補正後画像の画素に対応しないものもあ
る。この画素の部分は補正後に縮小される部分となる。
このように補正後画像と補正前画像との間で対応関係が
成立しない画素の部分は、捨てても良い。スキャナで発
生する取得画像の歪みは、ほとんどの場合、比較的小さ
いからである。
【0073】また、このようにスキャナによる歪みは小
さいため、補正後の画像でx方向に連続している画素
は、歪みのある補正前の画像においてもX方向に連続し
ている可能性が高い。よって、この実施の形態の画像歪
み補正処理装置は、このような用途に適している。ま
た、同じようにY方向についても連続している場合も考
えられるが、画像メモリの構成上、X方向に連続したデ
ータについてのみ考えれば高速化は十分である。
【0074】
【発明の効果】この発明の画像歪み補正処理装置によれ
ば、あらかじめ基準媒体を用いて、補正前画像の画素と
補正後画像の画素との対応関係すなわち歪み補正データ
を求めておき、被処理媒体の画像の歪みを補正する際に
は、この歪み補正データを参照して、入力画像メモリ中
の画素の値を出力画像メモリ中の所定の格納場所にコピ
ーする。そのため、歪み補正作業時のデータ処理量を削
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の画像歪み補正処理装置の構成を示
す図である。
【図2】画像歪み補正処理装置の動作フローを示す図で
ある。
【図3】歪み補正データ作成フェーズにおける処理の流
れを示す図である。
【図4】帳票(基準媒体)の一例を示す図である。
【図5】補正前画像と補正後画像との対応関係を示す図
である。
【図6】歪み補正データメモリの記憶内容を示す図であ
る。
【図7】歪み補正データ作成処理の流れを示す図であ
る。
【図8】歪み補正処理フェーズにおける処理の流れを示
す図である。
【図9】歪み補正画像作成処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
10:画像入力部 12:表示部 14:入力部 16:制御部 18:外部記憶装置 20:歪み補正データ作成部 22:歪み補正処理部 24:入力画像メモリ 26:出力画像メモリ 28:歪み補正データメモリ 30:帳票 32a,32b,34a,34b:画素列 36a,36b:歪み補正データ 38:サイズデータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像取得手段により取得された補正前画
    像を格納する入力画像メモリと、 基準媒体上の所定の4点の位置が、前記入力画像メモリ
    に格納された前記基準媒体の補正前画像のどの位置にそ
    れぞれ対応するかを調べて透視変換パラメータを計算
    し、続いて前記透視変換パラメータを用いて前記基準媒
    体の補正後画像の画素の位置座標から前記補正前画像の
    画素の位置座標を計算し、前記補正後画像の画素と前記
    補正前画像の画素との対応関係を含む歪み補正データを
    作成する歪み補正データ作成部と、 前記歪み補正データ作成部で作成された前記歪み補正デ
    ータを格納する歪み補正データメモリと、 補正後画像を格納するための出力画像メモリと、 前記歪み補正データメモリから読み出した前記歪み補正
    データを参照して、前記入力画像メモリに格納された被
    処理媒体の補正前画像の画素の値を、前記出力画像メモ
    リの、前記歪み補正データで指定される画素の値の格納
    場所にコピーする歪み補正処理部とを備えることを特徴
    とする画像歪み補正処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像歪み補正処理装置
    において、 前記歪み補正データ作成部は、前記透視変換パラメータ
    の計算を終えると、 前記基準媒体の補正後画像の画素を所定の順序で指定し
    ながら、前記透視変換パラメータを用いて、前記指定し
    た画素の位置座標(x,y)に対応する前記補正前画像
    の画素の位置座標(X,Y)を計算するとともに、 前記補正前画像のX方向に連続する画素列が前記補正後
    画像のx方向に連続する画素列と対応している場合、前
    記補正前画像の画素列の開始座標(X’,Y’)と該画
    素列の個数Nとで構成される前記歪み補正データを作成
    し、該歪み補正データを前記開始座標(X’,Y’)の
    算出順に番号を付して前記歪み補正データメモリに記憶
    するものであることを特徴とする画像歪み補正処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像歪み補正処理装置
    において、 前記歪み補正処理部は、前記番号順に前記開始座標
    (X’,Y’)に対応する前記被処理媒体の補正後画像
    の画素を指定するとともに、前記歪み補正データメモリ
    から前記番号順に前記歪み補正データを読み出し、該読
    み出した歪み補正データで指定される前記被処理媒体の
    補正前画像の画素列の値を、前記指定した画素を先頭と
    する前記補正後画像の画素列の値として前記被処理媒体
    の補正後画像にコピーするものであることを特徴とする
    画像歪み補正処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像歪み補正処理装置
    において、 前記透視変換パラメータをA、B、C、D、E、F、P
    およびQとするとき、前記基準媒体の補正前画像の位置
    座標(X,Y)と前記基準媒体の補正後画像の位置座標
    (x,y)との間に下式(1)および(2)の関係があ
    ることを特徴とする画像歪み補正処理装置。 X=(Ax+By+C)/(Px+Qy+1) ・・・(1) Y=(Dx+Ey+F)/(Px+Qy+1) ・・・(2)
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JP2006047178A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Satake Corp 圃(ほ)場被害エリア面積簡易測定方法
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