JPH11274067A - X線マスクの応力調整方法 - Google Patents

X線マスクの応力調整方法

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JPH11274067A
JPH11274067A JP10899898A JP10899898A JPH11274067A JP H11274067 A JPH11274067 A JP H11274067A JP 10899898 A JP10899898 A JP 10899898A JP 10899898 A JP10899898 A JP 10899898A JP H11274067 A JPH11274067 A JP H11274067A
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stress
ray
mask
ray absorber
pattern
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JP10899898A
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Hidetaka Yabe
秀毅 矢部
Kaeko Kitamura
佳恵子 北村
Kenji Marumoto
健二 丸本
Atsushi Aya
淳 綾
Koji Kichise
幸司 吉瀬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/22Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/027Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34

Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線吸収体のパターンの位置ずれのないX線
マスクを得るためのX線マスクの応力調整方法を提供す
る。 【解決手段】 メンブレン2上にX線吸収体4が成膜さ
れる。X線吸収体4の平均膜応力が0となるように応力
調整工程が施される。X線吸収体にパターニングが施さ
れた後、このパターンの位置精度が測定される。そして
パターニングされたX線マスクに応力調整処理が施され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線マスクの応力
調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、それほど集積度の高くない半
導体記憶装置におけるパターンの転写には、主に紫外線
によるリソグラフィ技術が用いられてきた。しかし、半
導体記憶装置の高集積化が進み、たとえばDRAM(Dy
namic Random Access Memory)において1Gbit(ギ
ガビット)のようにGbit級となると、配線などの各
パターンがデバイスルールに従って極微細になるため、
より解像度の高いパターンの転写が必要となる。
【0003】このような微細パターンの転写を行なう技
術として、X線によるリソグラフィ技術が期待されてい
る。このX線リソグラフィ技術では、露光光となるX線
の波長(軟X線:λ=5〜20nm)が紫外線に比べ短
波長となるため、紫外線によるリソグラフィよりも解像
度の高いパターンの転写が可能となる。
【0004】このようなX線リソグラフィ技術に用いら
れるX線マスクの製造方法は、たとえば本願出願人の出
願にかかる特開平7−135157号公報に示されてい
る。以下、この公報に示されたX線マスクの製造方法を
従来例として説明する。
【0005】図38〜図44は、上記公報に示された従
来のX線マスクの製造方法を工程順に示す概略断面図で
ある。まず、図38を参照して、シリコン基板1上にメ
ンブレン(X線透過性基板と同義)2が成膜される。
【0006】図39を参照して、メンブレン2の一部裏
面が露出するまでシリコン基板1の一部が選択的に除去
(バックエッチ)される。
【0007】図40を参照して、メンブレン2上に、た
とえばインジウム・錫酸化物(ITO)などからなる反
射防止膜兼エッチングストッパ膜(以下、単に反射防止
膜と称する)3が塗布またはスパッタリングされ、焼成
される。
【0008】図41を参照して、この反射防止膜3上
に、たとえばスパッタ法により、X線の透過を遮る材質
からなるX線吸収体4が成膜される。そして、この際の
X線吸収体4の平均膜応力が測定され、この平均膜応力
を0とするために、たとえばオーブンで250℃で均一
にアニールが行なわれる。
【0009】図42を参照して、このX線吸収体4上
に、レジスト5が塗布された後、たとえば180℃でベ
ークされる。
【0010】図43を参照して、シリコン基板1の裏面
に、サポートリング6が接着剤7によって接着される。
そして、電子線描画(EB)および現像によりレジスト
5がパターニングされる。このパターニングされたレジ
スト5をマスクとしてX線吸収体4にドライエッチング
が行なわれ、X線吸収体4のパターニングが行なわれ
る。この後、レジスト5が除去されて、図44に示すX
線マスクが製造される。
【0011】上記のように、従来のX線マスクの応力調
整方法は、X線マスクの製造過程においてX線吸収体4
の成膜直後にこのX線吸収体4の平均膜応力が0となる
ように行なわれていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】X線リソグラフィは、
X線が短波長であるため微細なパターンの転写に適用さ
れるが、X線の性質上、通常、等倍転写となる。このた
め、X線マスクには高いパターンの位置精度が要求され
る。ところが、X線吸収体4のパターニング前にX線吸
収体4に応力が残存していた場合、X線吸収体4のパタ
ーニング後にその応力によってX線吸収体4のパターン
の位置が動き、位置精度が低下してしまう。
【0013】そこで、従来のX線マスクの製造方法で
は、X線吸収体4のパターニング前にアニールを施し、
X線吸収体4の平均膜応力が0となるように調整されて
いる。
【0014】しかしながら、本願発明者らは、パターニ
ング前にX線吸収体4の平均膜応力を0としても、X線
吸収体4のパターニング後にX線吸収体4のパターンの
位置ずれが生じることを新たに見出し、その原因を鋭意
検討した結果、以下の(1)〜(5)の原因を突き止め
た。以下、それらの事項について詳細に説明する。
【0015】(1) 図40を参照して、上述したよう
に反射防止膜3は塗布などされた後に焼成される。この
焼成によって、図45に示すように反射防止膜3の表面
が酸化され、酸化膜3aが形成される。この酸化膜3a
内には、酸素が取込まれることによって圧縮応力が生じ
ることになる。
【0016】この後、X線吸収体4の平均膜応力が0と
なるように調整された後、図43、図44に示すように
X線吸収体4のパターニングのためのエッチングが行な
われる。ところが、このエッチングによって、図46に
示すように反射防止膜3の表層の酸化膜3aが選択的に
除去されると、この除去された部分で圧縮応力がなくな
り、この部分の応力が引張り側となる。これにより、X
線吸収体4のパターンが矢印に示す方向に引張られるこ
とになり、パターンの位置ずれが生じる。
【0017】(2) また図44に示すようにX線吸収
体4のパターニング後に、X線吸収体4の側壁には、図
47に示すように自然酸化によって酸化膜4aが形成さ
れる。このような酸化膜4aでは、酸素を取込むことに
よって応力が圧縮応力となっている。このため、酸化膜
4aが側面に形成されることにより、X線吸収体4の側
面には、矢印で示すような圧縮応力がかかることになる
ためパターンに位置ずれが生じてしまう。
【0018】(3) 図43、図44に示すX線吸収体
4のパターニングの工程において、位相シフト効果を発
揮させるため、図48(a)に示すようにX線吸収体4
の側壁が斜めにパターニングされる場合がある。この場
合には、図48(b)の点線で示すように側壁部32の
透過光の位相が透過部31の透過光の位相に対してある
位相差が発生する。これにより、透過部31を透過した
露光光と側壁部32を透過した露光光との重なり合う部
分において、露光光同士が互いに相殺し合う場合があ
る。これにより、実線で示すように光強度が減少した部
分が生じ、微細パターンの転写が容易となる。なお、図
48(b)中の実線は各部の透過光の光強度の和を示し
ている。
【0019】通常、X線吸収体4内の応力分布は、図4
9に示すようにX線吸収体4の下側では圧縮応力とな
り、上側では引張り応力となる。このため、図50に示
すように側壁が斜めのX線吸収体4のパターンを作った
場合、断面が略四角形の部分4b2 では圧縮応力と引張
り応力とが相殺されて平均膜応力が0となるが、断面が
略三角形の部分4b1 では圧縮応力が強くなってしま
う。
【0020】この結果、図51に示すようにX線吸収体
4のパターンの側壁が圧縮応力となり、矢印で示す方向
にパターンが位置ずれを起こしてしまう。
【0021】(4) X線マスクは、完成後にX線のリ
ソグラフィ技術に用いられる。この場合に、図44にお
いて反射防止膜3がたとえばSiO2 よりなっている
と、X線の照射によりSiO2 のSiとOとの結合が切
れて応力値が変わってしまう。これにより、X線吸収体
4のパターンが位置ずれを生じてしまう。
【0022】(5) また、X線吸収体4をパターニン
グした後に、そのパターンに欠陥が生じることがある。
このような欠陥が生じた場合には、FIB、レーザなど
の手法により欠陥を修正する必要がある。しかし、大規
模な欠陥を修正すると、X線吸収体4のパターンの位置
ずれが生じてしまう。
【0023】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、X線吸収体のパターンの位置ず
れのないX線マスクを得るためのX線マスクの応力調整
方法を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のX線マスクの応
力調整方法では、X線の透過を遮る材質よりなるX線吸
収体をパターニングした後、X線吸収体を含むX線マス
クに応力調整処理が施される。
【0025】本発明のX線マスクの応力調整方法では、
X線吸収体のパターニング後に応力調整工程が施される
ため、X線吸収体のパターニング後にパターンの位置ず
れが生じても、この位置ずれを応力調整で修正すること
ができる。これにより、位置ずれのない、または少ない
X線マスクを得ることができる。したがって、X線マス
クの製造の歩留まりを上げることができるとともに、X
線マスクの使用時に生じる経時的なパターンの位置ずれ
を修正することもできる。
【0026】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、応力調整処理を施す工程は、X線マスクに
アニール、イオン注入、エッチング、成膜、酸化および
還元よりなる群より選ばれる1以上の処理を行なう工程
を有している。
【0027】これにより、各種の位置ずれに対処するこ
とが可能となる。上記のX線マスクの応力調整方法にお
いて好ましくは、X線吸収体の下層にアライメント光の
反射を防止する材質よりなる反射防止膜が形成される。
そしてX線吸収体のパターニングは、反射防止膜の表面
が露出するまでX線吸収体を選択的にエッチングするこ
とで行なわれる。応力調整処理を施す工程は、露出した
反射防止膜の表面を酸化する工程を有している。
【0028】これにより、反射防止膜をオーバーエッチ
ングした際に生じるパターンの位置ずれを修正すること
ができる。
【0029】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、応力調整処理を施す工程は、パターニング
され、壁側に酸化膜が形成されたX線吸収体にアニール
を施す工程を有している。
【0030】これにより、X線吸収体のパターニング後
にX線吸収体が自然酸化されることにより生ずるパター
ンの位置ずれを修正することができる。
【0031】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、X線吸収体のパターニングは、X線吸収体
の側壁が斜めとなるようにエッチングすることで行なわ
れる。応力調整処理を施す工程は、パターニングされた
X線吸収体にアニールを施す工程を有している。
【0032】これにより、位相シフト効果をもたせるべ
くX線吸収体の側壁を斜めにしたことにより生ずるパタ
ーンの位置ずれを修正することができる。
【0033】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、パターニングされたX線吸収体の位置歪み
を測定する工程がさらに備えられている。測定された位
置歪みに応じてX線マスクの応力が調整される。
【0034】これにより、測定された位置歪みに基づい
て応力調整を行なうことが可能となる。
【0035】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、パターニングされたX線吸収体の位置歪み
を測定する工程と、X線マスクの応力を調整する工程と
が繰返されて位置歪みが小さくされる。
【0036】これにより、パターンの位置ずれを修正す
ることができる。上記のX線マスクの応力調整方法にお
いて好ましくは、測定された位置歪みよりX線吸収体の
パターンの位置歪みが実質的に0となる処理条件を算出
する工程がさらに備えられている。処理条件に基づいて
X線マスクに応力調整処理が施される。
【0037】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれの測定工程と応力調整工程とを繰返さなくとも、パ
ターンの位置ずれを修正することができる。
【0038】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、応力調整処理を施す工程は、X線マスクに
X線を照射した後に行なわれる。
【0039】これにより、X線照射によりX線吸収体の
パターンが経時的に位置ずれを起こしても、そのパター
ンの位置ずれを修正することができる。
【0040】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、X線吸収体をパターニングする工程は、X
線吸収体上に形成されたマスク層をレジストのパターン
を用いてパターニングした後に、パターニングされたマ
スク層をマスクとしてX線吸収体をエッチングすること
により行なわれる。応力調整処理を施す工程は、パター
ニングされたX線吸収体の位置精度を計測した後に行な
われ、かつマスク層をエッチングすることにより行なわ
れる。
【0041】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれを修正することができる。上記のX線マスクの応力
調整方法において好ましくは、マスク層をエッチングす
る工程はマスク層が残るようにエッチングすることによ
り行なわれる。
【0042】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれを修正することができる。上記のX線マスクの応力
調整方法において好ましくは、マスク層をエッチングす
る工程はマスク層が残らないようにエッチングすること
により行なわれる。
【0043】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれを修正することができる。上記のX線マスクの応力
調整方法において好ましくは、マスク層がすべてエッチ
ングにより除去された後、X線吸収体にエッチングが施
され、X線吸収体の一部が除去される。
【0044】これにより、X線吸収体の応力が調整さ
れ、X線吸収体のパターンの位置ずれを修正することが
できる。
【0045】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、位置精度の計測とマスク層の除去とが繰返
して行なわれる。
【0046】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれを最小値にすることができる。上記のX線マスクの
応力調整方法において好ましくは、レジストがポジ型で
ありかつマスク層が引張り応力を有している場合および
レジストがネガ型でありかつマスク層が圧縮応力を有し
ている場合のいずれかには、レジストのパターンが応力
調整処理を施した後のX線吸収体のパターンよりも予め
小さく形成される。
【0047】これにより、X線吸収体に残存応力がある
場合にもX線吸収体のパターンの位置ずれを0近傍に修
正することができる。
【0048】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、レジストがポジ型でありかつマスク層が圧
縮応力を有している場合およびレジストがネガ型であり
かつマスク層が引張り応力を有している場合のいずれか
には、レジストのパターンが応力調整処理を施した後の
X線吸収体のパターンよりも予め大きく形成される。
【0049】これにより、X線吸収体に残存応力がある
場合にもX線吸収体のパターンの位置ずれを0近傍に修
正することができる。
【0050】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、レジストにポジ型が用いられ、マスク層が
引張り応力とされる。
【0051】これにより、X線マスクにX線照射するこ
とによるX線吸収体のパターンの位置ずれを修正するこ
とができる。
【0052】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、レジストにネガ型が用いられ、マスク層が
圧縮応力とされる。
【0053】これにより、X線マスクにX線照射するこ
とによるX線吸収体のパターンの位置ずれを修正するこ
とができる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0055】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1におけるX線マスクの応
力調整方法を製造方法とともに示す図である。また図2
〜図8は、本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法を工程順に示す概略断面図である。
【0056】図1と図2とを参照して、シリコン基板1
上に、たとえば厚さ1〜2μmで軽元素からなるメンブ
レン2が成膜される(ステップS1)。
【0057】図1と図3とを参照して、メンブレン2の
裏面の一部が露出するまでシリコン基板1の一部が選択
的にバックエッチされる。
【0058】図1と図4とを参照して、メンブレン2上
に、たとえばインジウム・錫酸化物(ITO)などから
なる反射防止膜兼エッチングストッパ膜(以下、単に反
射防止膜と称する)3が塗布され焼成される。なお、反
射防止膜3は、アライメント光を反射する材質よりなっ
ている。
【0059】図1と図5とを参照して、この反射防止膜
3上に、たとえばスパッタ法によりタングステン−チタ
ン膜からなるX線吸収体4が成膜される(ステップS
2)。この際のX線吸収体4の平均膜応力が測定され、
この平均膜応力を0とするための熱処理時の温度が決定
される。そして、その決定された温度で均一にアニール
が施されることで、X線吸収体4の平均膜応力が0に調
整される(ステップS3)。
【0060】なお、X線吸収体4の応力調整の処理とし
ては、このアニールに限られず、状況によってイオン注
入や、X線吸収体4の表面酸化および表面還元などが行
なわれてもよい。
【0061】図1と図6とを参照して、このX線吸収体
4上に、レジスト5が塗布された後、たとえば180℃
でベークされる。
【0062】図1と図7とを参照して、電子線描画(E
B)および現像によりレジスト5がパターニングされ
る。このパターニングされたレジスト5をマスクとして
X線吸収体4にドライエッチングが行なわれ、X線吸収
体4のパターニングが行なわれる(ステップS4)。こ
の後、レジスト5が除去される。
【0063】図1を参照して、この後、X線吸収体4の
パターンの位置精度が、たとえばレーザ干渉によって測
定される(ステップS5)。そして、X線吸収体4のパ
ターンに位置ずれが生じている場合には、X線マスクに
応力調整処理が施され(ステップS6)、X線吸収体4
のパターンの位置ずれが修正される。
【0064】この後、シリコン基板1の裏面に、サポー
トリング6が接着剤7によって接着されて、図8に示す
状態とされる。
【0065】なお、上記のX線マスクの応力調整処理
(ステップS6)は、図9に示すようにX線マスク完成
(ステップS7)の後に行なわれてもよい。たとえば、
X線マスクが、一旦、X線リソグラフィ技術に用いられ
た後に、X線マスクに応力調整処理が行なわれてもよ
い。この応力調整処理(ステップS6)は定期的に行な
うことも可能である。
【0066】また、上記のX線吸収体4のパターニング
後の応力調整処理(ステップS6)は、たとえば、アニ
ール、イオン注入、X線吸収体4のエッチング、何らか
の膜の成膜、酸化、還元などのいずれの処理であっても
よい。
【0067】また、上記した本実施の形態では、応力調
整処理(ステップS6)の後にサポートリング6を接着
しているが、サポートリング6の接着を先に行なった後
に応力調整処理(ステップS6)が行なわれてもよい。
このため、この応力調整処理(ステップS6)がX線マ
スク作製の最後の工程になることもある。また、工程に
よってはシリコン基板1のバックエッチ前に応力調整処
理(ステップS6)が行なわれてもよい。この場合、応
力調整処理(ステップS6)の後にバックエッチを行な
うと全体的にパターンが歪む場合があり、そのようなと
きには、再度、応力調整処理が施されてもよい。
【0068】以下、本発明における具体的な応力調整方
法について実施の形態2〜5に詳細に説明する。
【0069】実施の形態2 図10と図11とは、本発明の実施の形態2におけるX
線マスクの応力調整方法を示す工程図である。図4に示
すように反射防止膜3を焼成すると、図45に示すよう
に反射防止膜3の表面には酸化膜3aが形成される。こ
の酸化膜3aでは、酸素を取込むことによって圧縮応力
が存在することになる。このため、X線吸収体4のパタ
ーニング時にこの酸化膜3aが選択的に除去されると、
図10に示すように矢印で示す方向にX線吸収体4のパ
ターンが位置ずれを起こす。
【0070】本実施の形態においては、上記の位置ずれ
が生じた状態から、応力調整処理としてたとえばUVオ
ゾンや酸化雰囲気下での酸化が施される。
【0071】図11を参照して、この酸化により、X線
吸収体4から露出した反射防止膜3の底壁および側壁が
酸化され、酸素を取込むことによってこれらの部分の応
力が圧縮応力となる。このように酸素の取り込みによる
応力の変化によって、矢印で示すようにX線吸収体4の
パターンが移動し、位置ずれが修正される。
【0072】このように本実施の形態では、X線吸収体
4のパターニング後に酸化を行なうことにより反射防止
膜3をオーバーエッチングした際に生じるパターンの位
置ずれを修正することが可能となる。
【0073】なお、ここではシリコン基板1をバックエ
ッチした後にX線吸収体4をパターニングする場合につ
いて説明したが、シリコン基板1のバックエッチ前にX
線吸収体4をパターニングする場合についても同様の効
果が得られる。
【0074】実施の形態3 図12と図13とは、本発明の実施の形態3におけるX
線マスクの応力調整方法を示す工程図である。図7に示
すX線吸収体4のパターニング後にX線吸収体4の側壁
には自然酸化によって、図12に示すように酸化膜4a
が形成される。このため、側壁には圧縮応力が生じ、X
線吸収体4のパターンが矢印に示す方向に位置ずれを生
じることになる。
【0075】本実施の形態では、この位置ずれを起こし
た状態で、X線マスクに、応力調整処理としてたとえば
アニールが施される。
【0076】通常、X線吸収体4には、その成膜時に雰
囲気ガス成分が取込まれたり、格子欠陥が残存してい
る。アニールを行なうことにより、このX線吸収体4に
取込まれた雰囲気ガス成分をX線吸収体4から除去した
り、格子欠陥が無くなったりする。これにより、図13
に示すように雰囲気ガス成分や格子欠陥が除去された分
だけX線吸収体4の応力は引張り側となるため、矢印で
示す方向にX線吸収体4のパターンは移動し、パターン
の位置ずれは修正されることになる。
【0077】このように本実施の形態では、X線吸収体
4のパターニング後にアニールを施すことにより、X線
吸収体4が自然酸化することによるパターンの位置ずれ
を修正することが可能となる。
【0078】また、上記においてはアニールを施すこと
により位置ずれを修正しているが、還元雰囲気下で加熱
することによって、X線吸収体4の側壁などの酸化膜4
aを除去して応力を消去し、パターンの位置ずれを修正
することも可能である。
【0079】ただし、この還元処理は、X線吸収体4の
酸化が長期間にわたってゆっくりと進行する場合に適用
可能である。つまり、空気中に出すだけで酸化するよう
な材料では、せっかくX線吸収体4を還元させてもチャ
ンバから出した途端に酸化するため、応力を調整できな
いためである。
【0080】実施の形態4 図14と図15とは、本発明の実施の形態4におけるX
線マスクの応力調整方法を示す工程図である。上述した
ように図7に示す工程において、位相シフトの効果を得
るため、X線吸収体4のパターンの側壁が斜めとなるよ
うにパターニングされる場合がある。この場合には、図
14に示すようにX線吸収体4のパターン4bの側壁に
は圧縮応力が作用し、矢印で示す方向にX線吸収体4の
パターンの位置ずれが生ずる。
【0081】本実施の形態では、この位置ずれが生じた
状態で、X線マスクに、応力調整処理としてたとえばア
ニールが施される。
【0082】図15を参照して、このアニールにより、
上述したようにX線吸収体4のパターンから雰囲気ガス
成分や格子欠陥が取除かれるため、応力が引張り側とな
る。これにより、矢印で示す方向にX線吸収体4のパタ
ーンが移動するため、パターンの位置ずれが修正され
る。
【0083】このように本実施の形態では、X線吸収体
4のパターニング後にアニールを施すことにより、位相
シフト効果を維持したままパターンの位置ずれを修正す
ることが可能となる。
【0084】なお、位相シフト効果が不要であれば、X
線吸収体4のパターン4bの側壁が反射防止膜3の上面
に対して略垂直となるように再度パターン4bにエッチ
ングを施せばよい。このエッチングにおいては、多少、
等方性エッチングをして側壁がエッチングされる条件が
望ましい。
【0085】実施の形態5 上述したようにX線マスクをX線リソグラフィに使用し
た場合、X線の照射によって反射防止膜3のSiO2
SiとOとの結合が切れてその応力が変化してしまう。
これにより、X線吸収体4のパターンの位置ずれが生じ
てしまう。
【0086】これを防止するため、たとえばX線の照射
により反射防止膜3の応力が圧縮側になる場合には、た
とえばアニールや還元処理などのように応力を引張り側
へ変化させる処理が行なわれればよい。また、このX線
の照射により反射防止膜3の応力が引張り側へ変化する
場合には、たとえば酸化やイオン注入などのように応力
を圧縮側へ変化させる処理が行なわれればよい。
【0087】このように本実施の形態では、X線照射に
よりX線吸収体4のパターンが経時的に位置ずれを起こ
した場合でも、そのパターンの位置ずれを修正すること
が可能となる。
【0088】実施の形態6 図16は、本発明の実施の形態6におけるX線マスクの
応力調整方法を示す図である。図16を参照して、図1
に示すように実施の形態1と同様のステップ(S1〜S
4)が行なわれた後、X線吸収体4のパターンの位置歪
みが、たとえばレーザ干渉法、電子描画法などによって
測定される(ステップS5)。
【0089】その後、その測定された歪みがX線リソグ
ラフィ技術において支障がない位に小さいか、または支
障がある位に大きいかが判断される(ステップS1
1)。そしてその測定された歪みがX線リソグラフィに
おいて支障がある程度に大きいと判断された場合には、
X線マスクに応力調整処理が施される(ステップS
6)。
【0090】このように位置歪み測定工程(ステップS
5)および応力調整処理工程(ステップS6)を繰返す
ことにより、X線吸収体4の位置歪みがX線リソグラフ
ィに支障がない位に小さくなった時点で次工程が行なわ
れる。
【0091】本実施の形態では、位置歪み測定工程と応
力調整処理工程とを繰返し行なうことで歪みを小さくし
ている。このように位置歪みの変化と応力の変化との関
係を何回か測定すれば、それらの関係から位置歪みが最
小値となる条件を推定することができる。そして、その
条件に基づいて応力調整工程を行なうことによって位置
歪みをX線リソグラフィ法に支障がない程度に小さくす
ることが可能となる。
【0092】なお、本実施の方法は、特に大規模なパタ
ーンの欠陥の修正時に有効である。つまり、位置歪み測
定工程(ステップS5)においてX線マスクの全体的な
位置歪みを測定し、その歪みが大きいときには(ステッ
プS11)、局部的に応力を調整する処理を施す(ステ
ップS6)を繰返すことで、大規模なパターンの欠陥の
修正により生じた局部的な応力分布をきめ細かく調整す
ることができるからである。
【0093】実施の形態7 図17は、本発明の実施の形態7におけるX線マスクの
応力調整方法を示す図である。図17を参照して、本実
施の形態においても、まず図1に示す実施の形態1と同
様のステップ(S1〜S4)が行なわれる。この後、X
線吸収体4のパターンの位置歪みが、たとえばレーザ干
渉法、電子線描画法などにより測定される(ステップS
5)。そしてこの測定された位置歪みを、予め求めたパ
ターン分布と応力調整方法による応力変化との割合や、
予めデータベース化した測定結果とに当てはめること
で、所定の膜の応力を0にできる処理条件が算出される
(ステップS12)。そしてこの算出された処理条件に
基づいて応力調整工程が行なわれる(ステップS6)。
【0094】本実施の形態では、位置歪みの測定後、計
算やデータベースに基づいて応力調整処理が行なわれ
る。このため、X線吸収体4のパターンの位置ずれの測
定工程と応力調整工程とを繰返さなくとも、パターンの
位置ずれを修正することが可能となる。
【0095】実施の形態8 図18〜図21は、本発明の実施の形態8におけるX線
マスクの応力調整方法を工程順に示す図である。まず図
18を参照して、X線マスク基板1上に軽元素(たとえ
ばSiC)からなるメンブレン2と、反射防止膜3と、
X線吸収体4と、エッチングマスク8とが順次成膜され
る。
【0096】図19を参照して、この後、X線マスク基
板1の裏面にサポートリング6が接着され、X線マスク
基板1にバックエッチが施される。そしてエッチングマ
スク8上に、レジスト5が塗布された後ベークされる。
この後、このレジスト8に電子線描画器(EB)により
描画が行なわれた後、現像されてレジストパターン5が
形成される。このレジストパターン5をマスクとしてエ
ッチングマスク8にエッチングに施されてエッチングマ
スク8がパターニングされる。このパターニングされた
エッチングマスク8をマスクとしてX線吸収体4にエッ
チングが施される。この後、レジスト5が除去される。
【0097】図20を参照して、上記のエッチングによ
り、X線吸収体4がパターニングされる。
【0098】この後、X線吸収体4のパターンの位置精
度が測定される。その位置精度の測定結果が良好であれ
ば、この状態でX線マスクはそのまま転写用のマスクと
して使用される。しかし、X線吸収体4のパターンの位
置精度が悪い場合には、エッチングマスク4のエッチン
グが行なわれる。このときは、図21に示すように均一
にある量(たとえばエッチングマスクの厚さの半分な
ど)がエッチングされてもよく、また局所的にエッチン
グが行なわれてもよい。この後、再度、X線吸収体4の
パターンの位置精度が測定され、その結果が良好であれ
ばその状態でX線マスクは転写用のマスクとして使用さ
れ、また良好でない場合には再度、エッチングマスク8
に追加のエッチングが施される。
【0099】位置精度を測定した後にエッチングマスク
8をエッチングする方法は、X線マスクが完成して実際
の転写に使用されたり、またX線マスクを洗浄した場合
などにX線吸収体4のパターンの位置精度が低下した場
合の後に追加で行なうこともできる。
【0100】なお、エッチングマスク8のエッチング量
はX線吸収体4のパターンの位置精度の計測結果から求
められてもよい。また、あらかじめ位置歪みが0になる
エッチング量を求めなくとも、エッチングマスク8の少
量のエッチングと位置精度計測とを繰返すことにより、
位置歪みを最小値にすることもできる。
【0101】また、エッチングマスク8がすべてエッチ
ングされてしまうと応力を調整する膜がなくなるため、
基本的には位置精度の調整は不可能となる。しかし、転
写に影響しない範囲や、転写条件の変更ですむ程度なら
ば、エッチングマスク8をすべて除去した後に少量のX
線吸収体4のエッチングを行なうことによってX線吸収
体4のパターンの位置精度が調整されてもよい。
【0102】また本実施の形態では、各層2、3、4、
8の成膜→サポートリング6の接着→バックエッチ→E
B→X線吸収体4のエッチングという工程を用いた。し
かし、本実施の形態の応力調整方法はこの工程に限られ
ず、各層2、3、4、8の成膜→バックエッチ→サポー
トリング6の接着→EB→X線吸収体4のエッチングの
工程、バックエッチ→各層2、3、4、8の成膜→サポ
ートリング6の接着→X線吸収体4のエッチングの工
程、各層2、3、4、8の成膜→EB→X線吸収体4の
エッチング→サポートリング6の接着→バックエッチの
工程であってもよい。
【0103】実施の形態9 図22〜図27は、本発明の実施の形態9におけるX線
マスクの応力調整方法を示す図である。なお、図22〜
図27において実施の形態8で説明した部材と同一の部
材については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0104】まずレジストがポジ型で、かつエッチング
マスクが引張り応力を有する場合の位置精度修正方法に
ついて図22および図23を用いて説明する。
【0105】図22(a)を参照して、X線マスク基板
(図示せず)上に各層2、3、4、8が成膜された後、
エッチングマスク8上にレジスト5が塗布された後、ベ
ークされる。この後、レジスト5に電子線描画器により
描画が行なわれてから現像が行なわれる。この後、エッ
チングマスク8のエッチングとX線吸収体4のエッチン
グとが行なわれる。
【0106】エッチングマスク8に引張り応力がある
と、エッチングマスク8のエッチング後には図22
(b)に示すようにエッチングマスク8のパターンは寸
法xだけ拡がることになる。その後、図22(c)に示
すようにエッチングマスク8を膜厚の半分だけエッチン
グ除去すると、エッチングマスク8中の引張り応力は半
減するため、X線吸収体4の応力が0であればエッチン
グマスク8のパターンは寸法x/2だけ元へ戻る。ま
た、図22(d)に示すようにエッチングマスク8をす
べてエッチング除去すると、X線吸収体4の応力が0で
あればパターンは元の正しい位置に戻る。
【0107】しかし、実際にはX線吸収体4には残存応
力があるため、エッチングマスク8の除去後でもX線吸
収体4のパターンの歪みが発生している。そこで、図2
3(a)に示すように予めパターンを寸法x1 分だけ正
しい位置より小さく描画する方法が採られる。ここで寸
法x1 は上記寸法xより小さく設定される。この状態か
ら図23(b)に示すようにエッチングマスク8とX線
吸収体4のエッチングを行なうと、パターンは正しい位
置よりも寸法x2 だけ拡がった状態となる。
【0108】ここで各寸法の関係は、x=x1 +x2
あり、またエッチングマスク8をエッチングによりすべ
て除去した場合にパターンが動く量は寸法xである。こ
のため、エッチングマスク8を適当な量だけエッチング
除去すれば、パターンが正しい位置に動くことになる。
具体的には、エッチングマスク8の応力が均一であると
すると、x2 /xの割合だけエッチングマスク8の厚さ
を減少させるようエッチングを行なえば、図23(c)
に示すようにパターンが正しい位置になる。たとえば、
エッチングマスク8の厚さを100nmとし、X線吸収
体4のエッチング時にエッチング選択比の関係でエッチ
ングマスク8の膜厚が20nm減少(80nm厚残って
いる)するとし、この80nm厚のエッチングマスク8
の応力でパターンがx=40nm移動するとする。この
場合、予めパターンをx1 =30nmほど小さく設定し
ておくと、X線吸収体4のエッチング後には正しい位置
よりx2 =10nmほど拡がった状態となる。そのた
め、x2 /xの割合は、x2 /x=10/40=0.2
5となり、80nm×0.25=20nm程度エッチン
グマスク8をエッチングすればパターンが正しい位置に
動くことになる。
【0109】しかし、実際にはX線吸収体4の残存応力
やエッチングマスク8の応力むら、パターンの疎密も関
係するため、必ずしもこの例のようにエッチングマスク
8を20nmエッチングすればよいというものではな
い。そのため、エッチングマスク8を5nm程度エッチ
ングしては位置精度を測定するというようにエッチング
マスク8のエッチングと位置精度測定とを繰返せば、よ
りX線吸収体4のパターンの位置精度は向上する。
【0110】次に、レジストがポジ型で、かつエッチン
グマスクが圧縮応力の場合の位置精度修正方法を図24
と図25とを用いて説明する。
【0111】図24(a)を参照して、上記と同様、各
層2、3、4、8が成膜された後、レジスト5がパター
ニングされる。この後、図24(b)に示すようにエッ
チングマスク8とX線吸収体4とがエッチングされる
と、エッチングマスク8の圧縮応力によりパターンは正
しい位置から寸法yだけ小さくなる。この後、エッチン
グマスク8を膜厚の半分だけエッチングすると図24
(c)に示すようにエッチングマスク8中の圧縮応力は
半減するため、X線吸収体4の応力が0であればパター
ンは寸法y/2だけ元に戻る。また、図24(d)に示
すようにエッチングマスク8のすべてをエッチング除去
すると、X線吸収体4の応力が0であればパターンは元
に戻る。
【0112】しかし、上述したように実際にはX線吸収
体4には残存応力があるため、エッチングマスク8の除
去の後でもパターンの歪みが発生している。そこで、図
25(a)に示すように予めパターンを寸法y1 (<
y)だけ正しい位置よりも大きく描画しておけば、図2
5(b)に示すようにX線吸収体4のエッチング後に
は、パターンは寸法y2 だけ正しい位置よりも小さな状
態となる。エッチングマスク8をすべてエッチング除去
した場合、パターンが動く量はyである。このため、エ
ッチングマスク8の応力が均一であるとすると、y2
yの割合だけエッチングマスク8の厚さを減少させれば
図25(c)に示すようにパターンは正しい位置に動く
ことになる。また、エッチングマスク8のエッチングと
位置精度計測とを繰返して位置精度が向上されてもよ
い。
【0113】次に、レジストがネガ型で、かつエッチン
グマスク8が引張り応力の場合の位置精度修正方法につ
いて図26と図27とを用いて説明する。
【0114】図26(a)を参照して、上述と同様、各
膜2、3、4、8が成膜された後、レジスト5がパター
ニングされる。この後、図26(b)に示すようにエッ
チングマスク8とX線吸収体4とがパターニングされる
と、エッチングマスク8の引張り応力によりパターンは
正しい位置から寸法zだけ小さくなる。この後、図26
(c)に示すようにエッチングマスク8をすべてエッチ
ング除去すると、X線吸収体4の応力が0であればパタ
ーンは元に戻る。
【0115】しかし、実際にはX線吸収体4には残存応
力があるため、エッチングマスク8の除去の後でもパタ
ーンの歪みが発生している。そこで、図27(a)に示
すように予めパターンを寸法z1 (<z)分だけ正しい
位置より大きく描画しておけば、図27(b)に示すよ
うにX線吸収体4のエッチング後には、パターンは寸法
2 だけ正しい位置よりも小さくなることになる。
【0116】ここで各寸法の関係は、z=z1 +z2
あり、エッチングマスクをエッチングによりすべて除去
した場合のパターンの動く量は寸法zである。このた
め、X線吸収体4のエッチング後にz2 /zの割合だけ
エッチングマスク8をエッチングすれば、パターンが正
しい位置に動くことになる。なお、エッチングマスク8
のエッチングと位置精度計測とを繰返して位置精度が向
上されてもよい。
【0117】なお、レジストがネガ型で、エッチングマ
スク8が圧縮応力の場合の位置精度修正方法についても
同様に考えることができ、その場合は予めパターンを小
さく描いておけばよい。
【0118】ここでは、X線マスクの周辺部にX線吸収
体4を残す場合にはポジ型のレジスト5が用いられ、周
辺部にX線吸収体4を残さない場合にはネガ型のレジス
ト5が用いられている。ポジ型のレジスト5の場合は、
EB描画されたところのレジスト5がなくなるため、E
B描画をする必要のない周辺部ではレジスト5が残り、
結果として周辺部がX線吸収体4で覆われることとな
る。逆にネガ型レジスト5の場合はEB描画されたとこ
ろのレジスト5だけが残るため周辺部のレジスト5はな
くなり、結果として周辺部のX線吸収体4はエッチング
されてしまう。
【0119】しかし、EB描画時間を無視すれば、ポジ
型レジストやネガ型レジストでもパターンのない周辺部
をEBで塗りつぶすこともできる。その場合は、上述し
た場合と逆の効果となる。たとえば、図24および図2
5はポジ型レジストを用いて中心部だけEB描画を行な
った場合のものであるが、これはネガ型レジストを用い
て、上記のポジ型レジストで描画しなかった部分(周辺
部を含む)をすべて描画する場合の効果と同じとなる。
そのため、このように周辺部を含めて通常と逆の部分を
EB描画するときは、上述したものがすべて逆となる
が、基本的な考え方は同じである。
【0120】実施の形態10 図28〜図30は、本発明の実施の形態10におけるX
線マスクの応力調整方法を示す図である。なお、図28
〜図30において実施の形態8で説明した部材と同一の
部材については同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0121】まずポジ型レジストを用いた場合、もしく
はネガ型レジストを用いてポジ型レジストと逆の部分を
描画した場合(周辺まで描画)について図28を用いて
説明する。なおこのときは、エッチングマスクの応力は
引張り応力としておく必要がある。特に、エッチングマ
スクの周辺部が引張り応力となっていることが望まし
い。
【0122】図28(a)を参照して、SR(Synchrot
ron Radiation )転写の際には、隣のチップとの境が多
重に転写されないようにするためにSR光をチップの端
でカットするためのブラインド9がついている。その結
果、メンブレン2にはSR光が当たる部分と当たらない
部分とが生じる。SR転写を続けるうちにSR光が常に
当たる部分ではメンブレン2の引張り応力が減少してい
く。その結果、図28(b)に示すようにパターンは全
体に拡がっていく。そこで、図28(c)に示すように
引張り応力を有するエッチングマスク8をある厚さだけ
エッチングすると、マスクの外側の引張り応力が減少す
るためパターンは全体的に小さくなる。その結果、SR
光による位置ずれを補正することが可能となる。
【0123】次に、硫酸過水洗浄、空気中放置、SR照
射などでX線吸収体、反射防止膜、エッチングストッパ
などが酸化する場合について図29を用いて説明する。
【0124】図29(a)に示す状態で、硫酸過水洗
浄、空気中放置、SR照射などされると、図29(b)
に示すようにX線吸収体4などが酸化されて酸化膜20
が形成される。この酸化膜20では酸素が取込まれた分
だけ圧縮応力が生じるため、パターン全体が拡がること
となる。そこで、上述と同様に、図29(c)に示すよ
うに引張り応力を有するエッチングマスク8を所定量エ
ッチングすることにより、引張り力が緩和されてパター
ンが元に戻る。
【0125】なお、ここでは洗浄によって酸化する場合
の対策を記述しているが、洗浄によって酸化膜が取れる
ときも考えられる。そのときはパターンが引張られるこ
とになるため、パターンは全体的に小さくなる。そのた
め、エッチングマスク8の応力を予め圧縮としておけ
ば、エッチングマスク8のエッチングによりパターンは
拡がるため、位置精度を修正することができる。
【0126】次にネガ型レジストを用いた場合、もしく
はポジ型レジストを用いてネガ型レジストと逆の部分を
描画した場合(周辺まで描画)について図30を用いて
説明する。なおこのときは、エッチングマスクの応力は
先ほどとは逆に圧縮応力とする必要がある。
【0127】図30(a)を参照して、SR光を当てる
と、上述と同様にSR光の当たる部分のメンブレン2の
応力が減少するため、図30(b)に示すようにパター
ンは全体的に大きくなる。そこで、図30(c)に示す
ように圧縮応力を有するエッチングマスク8を所定量エ
ッチングすることによりエッチングマスク8の圧縮応力
が減少し、その結果パターンが小さくなる。これによ
り、SR光による位置ずれを補正することが可能とな
る。
【0128】なお、ここでは洗浄、空気中放置、SR照
射などでX線吸収体、反射防止膜、エッチングストッパ
などが酸化する場合にはパターンが拡がろうとする。こ
のため、図30と同様にエッチングマスクを予め圧縮応
力としておき、それを所定量エッチングすることによっ
て位置歪みを補正することもできる。
【0129】また、洗浄などによって酸化膜が取れると
きはパターンが引張られることになるため、パターンは
全体的に小さくなる。そのため予めエッチングマスクを
引張り応力としておけば、エッチングマスクを所定量エ
ッチングすることによって引張り力が緩和されるためパ
ターンが拡がり、位置精度を向上させることができる。
【0130】なお、ここではSR光によってメンブレン
2の応力を緩和する場合について記述しているが、膜質
によっては応力が増加する場合も考えられる。そのとき
はエッチングマスクの応力を上記の場合とは逆にするこ
とによって位置精度を補正することができる。
【0131】実施の形態11 上記の実施の形態においてはX線吸収体をパターニング
した後に応力を調整する方法について説明したが、この
方法は、X線吸収体のパターニング前の応力調整方法と
組合せられることが好ましい。本実施の形態では、X線
吸収体のエッチング時のオーバーエッチングによるパタ
ーンの歪みを防止する方法について説明する。
【0132】図31に示すように各膜2、3、4、8が
成膜されてレジスト5がパターニングされた後に、図3
2に示すようにエッチングマスク8とX線吸収体4とが
エッチングによりパターニングされる。X線吸収体4の
エッチング時にはオーバーエッチングを行なうのが通常
である。そのときエッチングの選択比が無限に良い場合
には、下地のメンブレン2、反射防止膜3、エッチング
ストッパなど(以下、下地層と称する)は全くエッチン
グされない。このため下地層に応力があってもX線吸収
体4の応力が0であればパターンが歪むことはない。
【0133】しかし、選択比が悪いと図33に示すよう
に下地層がX線吸収体4のエッチング時のオーバーエッ
チングにより部分的に除去されてしまう。その結果、た
とえば下地層が引張り応力であった場合、X線吸収体4
の応力が0であっても、パターンが外側に拡がってしま
う。なおこれは、図31においてポジ型のレジストを用
いた場合であり、レジスト5がネガ型の場合にはパター
ンは内側に縮むことになる。
【0134】そこで、図34に示すようにX線吸収体4
の下地層(たとえば反射防止膜3)のエッチングされる
深さ分(表層31)だけ応力を0もしくは無視できるほ
ど小さくしておけば、図35に示すように下地層がオー
バーエッチングされてもパターンが歪むことはない。
【0135】下地層のエッチングされる部分の応力を減
少させる方法としては、図36に示すようにメンブレン
2上での下地層3の成膜の際に途中から成膜条件を変更
し、図37に示すように下地層3の表層31の応力を小
さくする方法がある。
【0136】また、下地層3を形成した後に下地層3に
イオン注入を行なうことで図37に示すように下地層3
の表層31の応力を圧縮側に調整して0近傍とすること
もできる。
【0137】また、下地層を成膜した後に図37に示す
ように下地層3の表層31を酸化させたり、還元させた
りすることによって応力を0近傍に調整することもでき
る。
【0138】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0139】
【発明の効果】本発明のX線マスクの応力調整方法で
は、X線吸収体のパターニング後に応力調整工程が施さ
れる。このため、X線吸収体のパターニング後にパター
ンの位置ずれが生じても、この位置ずれを応力調整で修
正することができる。これにより、位置ずれのないX線
マスクを得ることができる。したがって、X線マスクの
製造の歩留まりを上げることができるとともに、X線マ
スクの使用時に生じる経時的なパターンの位置ずれを修
正することもできる。
【0140】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、応力調整処理を施す工程は、X線マスクに
アニール、イオン注入、エッチング、成膜、酸化および
還元よりなる群より選ばれる1以上の処理を行なう工程
を有している。
【0141】これにより、各種の位置ずれに対処するこ
とが可能となる。上記のX線マスクの応力調整方法にお
いて好ましくは、X線吸収体の下層にアライメント光の
反射を防止する材質よりなる反射防止膜が形成される。
そしてX線吸収体のパターニングは、反射防止膜の表面
が露出するまでX線吸収体を選択的にエッチングするこ
とで行なわれる。応力調整処理を施す工程は、露出した
反射防止膜の表面を酸化する工程を有している。
【0142】これにより、反射防止膜をオーバーエッチ
ングした際に生じるパターンの位置ずれを修正すること
ができる。
【0143】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、応力調整処理を施す工程は、パターニング
され、壁側に酸化膜が形成されたX線吸収体にアニール
を施す工程を有している。
【0144】これにより、X線吸収体のパターニング後
にX線吸収体が自然酸化されることにより生ずるパター
ンの位置ずれを修正することができる。
【0145】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、X線吸収体のパターニングは、X線吸収体
の側壁が斜めとなるようにエッチングすることで行なわ
れる。応力調整処理を施す工程は、パターニングされた
X線吸収体にアニールを施す工程を有している。
【0146】これにより、位相シフト効果をもたせるべ
くX線吸収体の側壁を斜めにしたことにより生ずるパタ
ーンの位置ずれを修正することができる。
【0147】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、パターニングされたX線吸収体の位置歪み
を測定する工程がさらに備えられている。測定された位
置歪みに応じてX線マスクの応力が調整される。
【0148】これにより、測定された位置歪みに基づい
て応力調整を行なうことが可能となる。
【0149】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、パターニングされたX線吸収体の位置歪み
を測定する工程と、X線マスクの応力を調整する工程と
が繰返されて歪みが小さくされる。
【0150】これにより、パターンの位置ずれを修正す
ることができる。上記のX線マスクの応力調整方法にお
いて好ましくは、測定された位置歪みよりX線吸収体の
パターンの位置歪みが実質的に0となる処理条件を算出
する工程がさらに備えられている。処理条件に基づいて
X線マスクに応力調整処理が施される。
【0151】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれの測定工程と応力調整工程とを繰返さなくとも、パ
ターンの位置ずれを修正することができる。
【0152】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、応力調整処理を施す工程は、X線マスクに
X線を照射した後に行なわれる。
【0153】これにより、X線照射によりX線吸収体の
パターンが経時的に位置ずれを起こしても、そのパター
ンの位置ずれを修正することができる。
【0154】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、X線吸収体をパターニングする工程は、X
線吸収体上に形成されたマスク層をレジストのパターン
を用いてパターニングした後に、パターニングされたマ
スク層をマスクとしてX線吸収体をエッチングすること
により行なわれる。応力調整処理を施す工程は、パター
ニングされたX線吸収体の位置精度を計測した後に行な
われ、かつマスク層をエッチングすることにより行なわ
れる。
【0155】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれを修正することができる。上記のX線マスクの応力
調整方法において好ましくは、マスク層をエッチングす
る工程はマスク層が残るようにエッチングすることによ
り行なわれる。
【0156】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれを修正することができる。上記のX線マスクの応力
調整方法において好ましくは、マスク層をエッチングす
る工程はマスク層が残らないようにエッチングすること
により行なわれる。
【0157】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれを修正することができる。上記のX線マスクの応力
調整方法において好ましくは、マスク層がすべてエッチ
ングにより除去された後、X線吸収体にエッチングが施
され、X線吸収体の一部が除去される。
【0158】これにより、X線吸収体の応力が調整さ
れ、X線吸収体のパターンの位置ずれを修正することが
できる。
【0159】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、位置精度の計測とマスク層の除去とが繰返
して行なわれる。
【0160】これにより、X線吸収体のパターンの位置
ずれを最小値にすることができる。上記のX線マスクの
応力調整方法において好ましくは、レジストがポジ型で
ありかつマスク層が引張り応力を有している場合および
レジストがネガ型でありかつマスク層が圧縮応力を有し
ている場合のいずれかには、レジストのパターンが応力
調整処理を施した後のX線吸収体のパターンよりも予め
小さく形成される。
【0161】これにより、X線吸収体に残存応力がある
場合にもX線吸収体のパターンの位置ずれを0近傍に修
正することができる。
【0162】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、レジストがポジ型でありかつマスク層が圧
縮応力を有している場合およびレジストがネガ型であり
かつマスク層が引張り応力を有している場合のいずれか
には、レジストのパターンが応力調整処理を施した後の
X線吸収体のパターンよりも予め大きく形成される。
【0163】これにより、X線吸収体に残存応力がある
場合にもX線吸収体のパターンの位置ずれを0近傍に修
正することができる。
【0164】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、レジストにポジ型が用いられ、マスク層が
引張り応力とされる。
【0165】これにより、X線マスクにX線照射するこ
とによるX線吸収体のパターンの位置ずれを修正するこ
とができる。
【0166】上記のX線マスクの応力調整方法において
好ましくは、レジストにネガ型が用いられ、マスク層が
圧縮応力とされる。
【0167】これにより、X線マスクにX線照射するこ
とによるX線吸収体のパターンの位置ずれを修正するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法の第6工程を示す概略断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1におけるX線マスクの
応力調整方法の第7工程を示す概略断面図である。
【図9】 応力調整工程をX線マスクの完成後に行なっ
てもよいことを示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態2におけるX線マスク
の応力調整方法の第1工程図である。
【図11】 本発明の実施の形態2におけるX線マスク
の応力調整方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態3におけるX線マスク
の応力調整方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態3におけるX線マスク
の応力調整方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態4におけるX線マスク
の応力調整方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図15】 本発明の実施の形態4におけるX線マスク
の応力調整方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態6におけるX線マスク
の応力調整方法を示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態7におけるX線マスク
の応力調整方法を示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態8におけるX線マスク
の応力調整方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図19】 本発明の実施の形態8におけるX線マスク
の応力調整方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図20】 本発明の実施の形態8におけるX線マスク
の応力調整方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図21】 本発明の実施の形態8におけるX線マスク
の応力調整方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図22】 レジストがポジ型でエッチングマスクが引
張り応力を有する場合の応力調整方法を示す図である。
【図23】 X線吸収体に残存応力がある場合の応力調
整方法を示す図である。
【図24】 レジストがポジ型でエッチングマスクが圧
縮応力を有する場合の応力調整方法を示す図である。
【図25】 X線吸収体に残存応力がある場合の応力調
整方法を示す図である。
【図26】 レジストがネガ型でエッチングマスクが引
張り応力を有する場合の応力調整方法を示す図である。
【図27】 X線吸収体に残存応力がある場合の応力調
整方法を示す図である。
【図28】 SR光が照射された場合の応力調整方法を
示す図である。
【図29】 X線吸収体、反射防止膜、エッチングスト
ッパが酸化した場合の応力調整方法を示す図である。
【図30】 SR光が照射された場合の応力調整方法を
示す図である。
【図31】 X線吸収体の下地層がオーバーエッチング
される様子を示す第1工程図である。
【図32】 X線吸収体の下地層がオーバーエッチング
される様子を示す第2工程図である。
【図33】 X線吸収体の下地層がオーバーエッチング
される様子を示す第3工程図である。
【図34】 本発明の実施の形態10におけるX線マス
クの応力調整方法を示す第1工程図である。
【図35】 本発明の実施の形態10におけるX線マス
クの応力調整方法を示す第2工程図である。
【図36】 X線吸収体の下地層を形成する工程を示す
図である。
【図37】 X線吸収体の下地層の表層の応力を0近傍
とする工程を示す図である。
【図38】 従来のX線マスクの製造方法の第1工程を
示す概略断面図である。
【図39】 従来のX線マスクの製造方法の第2工程を
示す概略断面図である。
【図40】 従来のX線マスクの製造方法の第3工程を
示す概略断面図である。
【図41】 従来のX線マスクの製造方法の第4工程を
示す概略断面図である。
【図42】 従来のX線マスクの製造方法の第5工程を
示す概略断面図である。
【図43】 従来のX線マスクの製造方法の第6工程を
示す概略断面図である。
【図44】 従来のX線マスクの製造方法の第7工程を
示す概略断面図である。
【図45】 反射防止膜にオーバーエッチングが施され
た場合にパターンの位置ずれが生じることを説明するた
めの第1工程図である。
【図46】 反射防止膜にオーバーエッチングが施され
た場合にパターンの位置ずれが生じることを説明するた
めの第2工程図である。
【図47】 X線吸収体のパターニング後に自然酸化さ
れることでパターンの位置ずれが生じることを説明する
ための概略斜視図である。
【図48】 X線吸収体のパターンを位相シフト効果の
得られる形状とした場合の概略断面図(a)および光強
度分布(b)を示す図である。
【図49】 X線吸収体の下層から上層への応力の分布
を示す図である。
【図50】 X線吸収体のパターンを部分的に拡大して
示す断面図である。
【図51】 X線吸収体のパターンを位相シフト効果の
得られる形状とした場合においてパターンの位置ずれが
生ずることを説明するための概略斜視図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 メンブレン、3 反射防止膜、
4 X線吸収体、6サポートリング、7 接着剤、8
エッチングマスク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綾 淳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉瀬 幸司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線の透過を遮る材質よりなるX線吸収
    体をパターニングした後に、前記X線吸収体を含むX線
    マスクに応力調整処理を施す、X線マスクの応力調整方
    法。
  2. 【請求項2】 前記応力調整処理を施す工程は、前記X
    線マスクにアニール、イオン注入、エッチング、成膜、
    酸化および還元よりなる群より選ばれる1以上の処理を
    行なう工程を有する、請求項1に記載のX線マスクの応
    力調整方法。
  3. 【請求項3】 前記X線吸収体の下層にアライメント光
    の反射を防止する材質よりなる反射防止膜を形成する工
    程をさらに備え、 前記X線吸収体のパターニングは、前記反射防止膜の表
    面が露出するまで前記X線吸収体を選択的にエッチング
    することで行なわれ、 前記応力調整処理を施す工程は、露出した前記反射防止
    膜の表面を酸化する工程を有する、請求項1に記載のX
    線マスクの応力調整方法。
  4. 【請求項4】 前記応力調整処理を施す工程は、パター
    ニングされ、壁側に酸化膜が形成された前記X線吸収体
    にアニールを施す工程を有する、請求項1に記載のX線
    マスクの応力調整方法。
  5. 【請求項5】 前記X線吸収体のパターニングは、前記
    X線吸収体の側壁が斜めとなるようにエッチングするこ
    とで行なわれ、 前記応力調整処理を施す工程は、パターニングされた前
    記X線吸収体にアニールを施す工程を有する、請求項1
    に記載のX線マスクの応力調整方法。
  6. 【請求項6】 パターニングされた前記X線吸収体の位
    置歪みを測定する工程をさらに備え、 測定された前記位置歪みに応じて前記X線マスクの応力
    が調整される、請求項1に記載のX線マスクの応力調整
    方法。
  7. 【請求項7】 パターニングされた前記X線吸収体の位
    置歪みを測定する工程と、前記X線マスクの応力を調整
    する工程とを繰返して、前記位置歪みを小さくする、請
    求項6に記載のX線マスクの応力調整方法。
  8. 【請求項8】 測定された前記位置歪みより前記X線吸
    収体のパターンの位置歪みが実質的に0となる処理条件
    を算出する工程をさらに備え、 前記処理条件に基づいて前記X線マスクに前記応力調整
    処理が施される、請求項6に記載のX線マスクの応力調
    整方法。
  9. 【請求項9】 前記応力調整処理を施す工程は、前記X
    線マスクにX線を照射した後に行なわれる、請求項1に
    記載のX線マスクの応力調整方法。
  10. 【請求項10】 前記X線吸収体をパターニングする工
    程は、前記X線吸収体上に形成されたマスク層をレジス
    トのパターンを用いてパターニングした後に、パターニ
    ングされた前記マスク層をマスクとして前記X線吸収体
    をエッチングすることにより行なわれ、 前記応力調整処理を施す工程は、パターニングされた前
    記X線吸収体の位置精度を計測した後に行なわれ、かつ
    前記マスク層をエッチングすることにより行なわれる、
    請求項1に記載のX線マスクの応力調整方法。
  11. 【請求項11】 前記マスク層をエッチングする工程
    は、前記マスク層が残るようにエッチングすることによ
    り行なわれる、請求項10に記載のX線マスクの応力調
    整方法。
  12. 【請求項12】 前記マスク層をエッチングする工程
    は、前記マスク層が残らないようにエッチングすること
    により行なわれる、請求項10に記載のX線マスクの応
    力調整方法。
  13. 【請求項13】 前記マスク層がすべてエッチングによ
    り除去された後、前記X線吸収体にエッチングが施さ
    れ、前記X線吸収体の一部が除去される、請求項12に
    記載のX線マスクの応力調整方法。
  14. 【請求項14】 前記位置精度の計測と前記マスク層の
    除去とを繰返して行なう、請求項10に記載のX線マス
    クの応力調整方法。
  15. 【請求項15】 前記レジストがポジ型でありかつ前記
    マスク層が引張り応力を有している場合および前記レジ
    ストがネガ型でありかつ前記マスク層が圧縮応力を有し
    ている場合のいずれかには、前記レジストのパターンを
    前記応力調整処理を施した後の前記X線吸収体のパター
    ンよりも予め小さく形成する、請求項10に記載のX線
    マスクの応力調整方法。
  16. 【請求項16】 前記レジストがポジ型でありかつ前記
    マスク層が圧縮応力を有している場合および前記レジス
    トがネガ型でありかつ前記マスク層が引張り応力を有し
    ている場合のいずれかには、前記レジストのパターンを
    前記応力調整処理を施した後の前記X線吸収体のパター
    ンよりも予め大きく形成する、請求項10に記載のX線
    マスクの応力調整方法。
  17. 【請求項17】 前記レジストにポジ型を用い、かつ前
    記マスク層を引張り応力とする、請求項10に記載のX
    線マスクの応力調整方法。
  18. 【請求項18】 前記レジストにネガ型を用い、かつ前
    記マスク層を圧縮応力とする、請求項10に記載のX線
    マスクの応力調整方法。
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