JPH11273277A - ディスク記憶装置及び同装置に適用するキャリッジロック装置 - Google Patents

ディスク記憶装置及び同装置に適用するキャリッジロック装置

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JPH11273277A
JPH11273277A JP7230298A JP7230298A JPH11273277A JP H11273277 A JPH11273277 A JP H11273277A JP 7230298 A JP7230298 A JP 7230298A JP 7230298 A JP7230298 A JP 7230298A JP H11273277 A JPH11273277 A JP H11273277A
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Shigeru Takekado
茂 竹門
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャリッジ機構のロック時またはロック解除時
に移動速度変動が発生するような事態を抑制し、かつ消
費電力の増大を招くこと無く、小型で簡単な構成のキャ
リッジロック装置を実現することにある。 【解決手段】キャリッジロック装置1は、圧電素子部材
21及びロック部材20を有し、圧電素子部材21の先
端部にロック部材20が接続された構造である。ロック
部材20が、ヘッドアクチュエータのコイル支持部6b
に設けられた溝6cに噛み合うことにより、ヘッドアク
チュエータをロックする。また、圧電素子部材21に電
圧を印加して微小駆動させることにより、ロック部材2
0が溝6cから離れることになる。これにより、ヘッド
アクチュエータはロック状態を解除されて、回転駆動が
可能な状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に磁気ディスク
装置や光ディスク装置などのディスク記憶装置に関し、
ヘッドを保持してディスク上に移動させるキャリッジを
ロックするための手段を備えたディスク記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特に小型のハードディスクドライ
ブ(HDD)は、デスクトップ型のパーソナルコンピュ
ータだけでなく、携帯型(ノート型)のパーソナルコン
ピュータにも外部記憶装置として搭載されている。
【0003】ノート型のパーソナルコンピュータはユー
ザにより持ち運びされるため、内蔵しているHDDには
振動や衝撃が加わる場合が多い。このため、特にHDD
のメイン機構であるキャリッジ機構をロックするための
キャリッジロック機構が必要となる。キャリッジ機構
は、大別してヘッドを保持してディスク上を移動させる
ためのヘッドアクチュエータ及び駆動源であるボイスコ
イルモータ(VCM)からなる。HDDの非動作時に
は、ヘッドをディスク上の非データ領域(例えばCSS
エリア)またはディスク外に位置させた状態で、キャリ
ッジロック機構によりヘッドアクチュエータの移動を禁
止するようにロックすることが望ましい。
【0004】ところで、キャリッジロック機構には各種
の方式が開発されている。いずれの方式でも、基本的に
はヘッドアクチュエータのVCMの部分とラッチ部(ロ
ック部)とが係合して、ヘッドアクチュエータをロック
(ラッチ)する機構からなる。具体的には、ヘッドアク
チュエータ側とベース側とに他がいに噛み合う爪のよう
なラッチ部材が設けられて、VCMのリトラクトにより
ラッチが掛り、初期時のシーク動作でラッチが外れるロ
ック機構がある。また、電磁石を利用したラッチ機構も
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の各種のキャリッ
ジロック機構により、HDDの非動作時には、ヘッドア
クチュエータは所定の位置でラッチ(ロック)されてい
る。しかしながら,従来のロック機構では、消費電力の
大きいラッチ装置からの発振が多く、ヘッドクラッシュ
の原因となりやすいVCMのリニアリティ(線形性)を
悪化させやすい傾向にある。このため、精密な速度制御
が必要なランプロード方式において速度変動が大きくな
り、やはりヘッドクラッシュが生じやすい。また、シー
ク動作時にヘッドアクチュエータに移動速度変動が発生
しやすくなる。このため、特に相対的に精密な速度制御
が必要なランプロード方式(ロック時にヘッドをディス
クの外に位置させる方式)では障害が発生しやすくな
る。また、電磁石を利用したラッチ機構は、電磁石を駆
動するめに消費電力が大きくなり、機構と制御回路の構
成が複雑となるため、特に小型のHDDには適さない。
【0006】そこで、本発明の目的は、キャリッジ機構
のロック時に振動や移動速度変動が発生するような事態
を抑制し、かつ消費電力の増大を招くこと無く、小型で
簡単な構成のキャリッジロック装置を実現することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば小型の
HDDのキャリッジ機構をロックするためのキャリッジ
ロック装置に適用し、圧電素子部材及びロック部材を有
するキャリッジロック機構である。具体的には、本発明
のキャリッジロック装置は、圧電素子部材にロック部材
が接続しており、圧電素子部材の微小駆動を制御するこ
とにより、ロック部材とキャリッジ機構の一部とが係合
してロックし、またロック部材をキャリッジ機構の一部
から離すことによりロック状態を解除するように構成さ
れている。
【0008】このような圧電素子部材を利用した本発明
のキャリッジロック装置であれば、例えばHDDの初期
動作時に、最初のシーク動作に応じてキャリッジ機構の
ヘッドアクチュエータを駆動する場合に、圧電素子部材
に電圧を印加するだけでロックを解除でき、VCMのリ
ニアリティ(線形性)に影響を与えないため、シーク動
作時に、ヘッドアクチュエータに振動や移動速度変動が
発生するような事態を抑制することができる。また、圧
電素子部材を駆動するために、ほとんど電力を要するこ
とはないため、HDD全体の消費電力が特に増大するこ
とはない。
【0009】また、本発明の具体的な構成として、キャ
リッジ機構の一部(例えばVCMのコイル部近傍)には
ロック部材と係合するための溝が設けられて、ヘッドア
クチュエータのロックされるべき位置で、非電圧印加時
の圧電素子部材のばね特性を利用して、当該溝にロック
部材が係合する。さらに、ロック解除時には、圧電素子
部材に電圧を印加して微小駆動させることにより、当該
溝からロック部材を離してキャリッジ機構のロックを解
除するような構成でもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1及び図5は本実施形態に関係す
るHDDの要部を示す図であり、図2は同実施形態のキ
ャリッジの部分的拡大図であり、図3は同実施形態のキ
ャリッジロック装置の構成を示す図であり、図4は同実
施形態のキャリッジロック装置を駆動するための回路を
説明するためのブロック図である。 (HDDの構成)本実施形態は、特に小型のHDDに適
用したキャリッジロック装置を想定している。本実施形
態のHDDは大別して、図1に示すように、ロータリ型
のキャリッジ機構2、ディスク3、回路基板(PCB)
10、及び本発明に関係するキャリッジロック装置1を
有する。ここで、本実施形態は、非動作時にはヘッド4
をディスク3の範囲外に退避させるランプロード方式の
HDDを想定する。即ち、カムアセンブリ60がディス
ク3の近傍に配置されて、このカムアセンブリ60によ
りヘッド4がディスク3の範囲外で退避できるように保
持される。この退避状態において、後述するキャリッジ
ロック装置1により、キャリッジ機構2はロックされて
いる。そして、HDDの動作時に、ボイスコイルモータ
(VCM)7の駆動力により、キャリッジロック装置1
のロックが解除されて、ヘッドアクチュエータ6がディ
スク3上に移動する。これにより、ヘッド4は、ディス
ク3上に降下し、ディスク3の表面とは非接触状態で浮
上したままディスク3の半径方向に移動する。
【0011】キャリッジ機構2は、ヘッド4を保持して
いるサスペンション5と、ヘッドアクチュエータ6と、
ボイスコイルモータ(VCM)7とからなる。サスペン
ション5は先端部でヘッド4を支持する部材であり、ヘ
ッド4をディスク3側に押圧して浮上量を調整している
支持部材である。ここで、ディスク3はスピンドルモー
タ8により高速回転している。ヘッド4は、ディスク3
の高速回転運動により発生する空気動圧力(エアベアリ
ング)によりディスク3から微小間隔で浮上している状
態で、データのリード/ライト動作を実行する。
【0012】ヘッドアクチュエータ6は、VCM7の駆
動力により回転軸6aを中心として回転駆動して、サス
ペンション5により保持されているヘッド4をディスク
3の半径方向に移動させる。HDDは、メイン制御装置
であるCPU(図示しないPCB上に実装されている)
がVCM7を駆動制御することにより、ヘッド4をディ
スク3上のアクセス対象である目標位置(目標トラッ
ク)に位置決め制御するように構成されている。
【0013】ヘッド4は、FPC(flexible
printed circuitboard)11を介
して回路基板10に接続されている。回路基板10に
は、リード/ライト信号を処理するためのヘッドアンプ
回路などが実装されている。なお、ディスク3の近傍に
は、HDDの内部のダストを除去するためのエアフィル
タ61が設けられている。 (キャリッジロック装置の構成)本実施形態のキャリッ
ジロック装置1は、図1に示すように、キャリッジ機構
2のVCM7の近傍に配置されている。VCM7は、図
2に示すように、ヘッドアクチュエータ6に連続してい
るコイル支持体6bにより支持されたコイル7aと、図
示しないヨークに固定されたマグネット7bとを有す
る。
【0014】キャリッジロック装置1は、コイル支持体
6bに設けられた溝6cに係合する(噛み合う)ための
ロック部材20と、このロック部材20と結合して微小
駆動する圧電素子部材21と、この圧電素子部材21を
一方端で固定している固定部材22とを有する。
【0015】具体的な構造は、図3に示すように、例え
ばバイモルフ素子からなる板状の圧電素子部材21の先
端部に、例えばプラスチック材質のロック部材20が取
り付けられている。圧電素子部材21は、回路基板10
に接続されたFPC23を介して駆動用の電圧が印加さ
れる。また、圧電素子部材21は、例えばヘッドアクチ
ュエータ6のロック状態での中心線30に対して、ほぼ
直交する方向に配置されているのが望ましい(図1と図
3を参照)。
【0016】さらに、キャリッジロック装置1は、図4
に示すような制御装置により駆動制御される。この制御
装置は、ロック装置1の圧電素子部材21に駆動用の電
圧を印加するための電源40と、電圧の供給を制御する
ためのスイッチ回路41と、スイッチ回路41を制御す
るコントロール回路42とからなる。コントロール回路
42は、実際にはHDDのCPUである。CPUは、キ
ャリッジ機構2の駆動制御と共に、キャリッジロック装
置1の駆動制御を実行する。 (本実施形態の作用効果)本実施形態では、ランプロー
ド方式のHDDを想定する。ランプロード方式では、デ
ィスク3の最外周側から外側またはその近傍でヘッド4
が位置するように、ヘッドアクチュエータ6がロックさ
れる。ロック状態では、図2に示すように、コイル支持
体6bの溝6cに、ロック装置1のロック部材20が噛
み合って、ヘッドアクチュエータ6の回転駆動を禁止し
ている状態が維持される。このとき、圧電素子部材21
には電圧が印加されておらず、圧電素子部材21のばね
特性またはスプリング部材25の弾性力により、ロック
部材20がコイル支持体6bの溝6cに噛み合ってい
る。この場合、ヘッドアクチュエータ6に対する外部か
らの衝撃荷重の方向によっては、圧電素子部材21が変
形して、ロックが外れやすい状態となる。このため、実
験やコンピュータ・シミュレーションなどを利用して、
圧電素子部材21が変形しにくいロック位置を設定する
のが望ましい。また、概略主線方向30に直交するよう
に、圧電素子部材21の長さ方向を設定するのが望まし
い(図3を参照)。
【0017】一方、HDDが起動して、ヘッド4のシー
ク動作を開始するときには、図4に示すように、コント
ロール回路(CPU)42がスイッチ回路41をオンし
て、ロック装置1に電源40から電圧を印加させる。即
ち、圧電素子部材21は電圧が印加されて、図2に示す
ように、コイル支持体6bとは反対方向(矢印24)に
微小駆動(変移)する。これにより、ロック部材20が
コイル支持体6bの溝6cから外れて、ヘッドアクチュ
エータ6は回転軸6aを中心として回転駆動が可能な状
態となる(ロック解除の状態)。このようなロック解除
の状態において、CPUはVCM7を駆動制御してヘッ
ドアクチュエータ6を回転させて、ヘッド4をディスク
3上の目標位置まで移動させる。このとき、HDDの起
動に応じて、ディスク3はスピンドルモータ8により高
速回転している。
【0018】ここで、キャリッジ機構2が駆動中では、
圧電素子部材21には電圧が印加されている状態が維持
されて、キャリッジロックの解除状態が維持されている
ことが望ましいが、圧電素子部材21への電圧印加を停
止してもよい。この場合、圧電素子部材21はばね特性
に応じて、元の位置(ロック位置)に復帰する。従っ
て、ヘッドアクチュエータ6がHDDの停止時の初期位
置に戻ると、ロック部材20がコイル支持体6bの溝6
cに噛み合って、ヘッドアクチュエータ6はロック状態
となる。
【0019】なお、ここでランプロード方式を前提とし
て説明したが、CSS(contact start
and stop)方式の場合でも同様に適用すること
ができる(図5を参照)。CSS方式の場合には、ディ
スク3の最内周側にCSS領域が設けられて、HDDの
停止時(ロック時)にはヘッド4が当該CSS領域に接
触して停止するように、ヘッドアクチュエータ6がロッ
ク装置1によりロックされることになる。
【0020】以上のように本実施形態によれば、圧電素
子部材21への電圧印加を制御して、圧電素子部材21
の微小駆動を制御することにより、キャリッジ機構2の
ヘッドアクチュエータ6の動作をロック状態に設定した
り、またそのロック状態を解除することができる。この
ようなロック機構であれば、VCM7のリニアリティ
(線形性)に影響を与えず、ロック状態を解除して、ヘ
ッドアクチュエータ6を駆動することができる。従っ
て、シーク動作の開始時に、ヘッドアクチュエータ6に
振動や移動速度変動が発生するような事態を招くこと無
く、ロック状態からロック解除の状態に移行することが
可能となる。
【0021】また、本実施形態のロック装置1では圧電
素子部材21に印加する電圧が必要であるが、低電圧で
変形量が大きいバイモルフ素子などを圧電素子部材21
として使用することにより、HDD全体の消費電力の増
大を招くようなことはない。特に、ロック状態を解除す
るときに、圧電素子部材21への電圧を印加して、ヘッ
ドアクチュエータ6が駆動した後では、圧電素子部材2
1への電圧印加を停止しても差支え無い。要するに、H
DDの動作中に、圧電素子部材21への電圧印加を必ず
しも維持する必要はないため、ロック装置1に要する消
費電力量はHDD全体からみれば僅かである。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、圧
電素子部材を利用したキャリッジロック装置により、デ
ィスク記憶装置の停止時にキャリッジ機構を確実にロッ
クできると共に、特にロック状態の解除時にキャリッジ
機構のヘッドアクチュエータには特別の力を与える必要
はない。このため、ロック状態を解除してシーク動作を
開始するときに、キャリッジ機構のヘッドアクチュエー
タに移動速度変動が発生するような事態を抑制すること
ができる。また、従来の電磁石を利用する方式と比較し
て、圧電素子部材の駆動に必要な消費電力は相対的に僅
かであるため、装置全体の消費電力の増大を招くような
ことはない。要するに、本発明によれば低消費電力でか
つ小型のキャリッジロック装置を実現することができる
ため、本発明を特に小型のディスク記憶装置に適用すれ
ば極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するHDDの要部を示
す図。
【図2】同実施形態のキャリッジの部分的拡大図。
【図3】同実施形態のキャリッジロック機構の構成を示
す図。
【図4】同実施形態のキャリッジロック機構を駆動する
ための回路を説明するためのブロック図。
【図5】同実施形態に関係するキャリッジの動作を説明
するための図。
【符号の説明】
1…キャリッジロック装置 2…キャリッジ機構 3…ディスク 4…ヘッド 5…サスペンション 6…ヘッドアクチュエータ 7…ボイスコイルモータ(VCM) 8…スピンドルモータ 10…回路基板 11…FPC 20…ロック部材 21…圧電素子部材 22…固定部材 23…FPC 40…電源 41…スイッチ回路 42…コントロール回路(CPU) 60…カムアセンブリ 61…エアフィルタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上にデータのリード/ライトを
    行なうためのヘッドを保持し、前記ヘッドを前記ディス
    クの半径方向に移動させるキャリッジ機構を有するディ
    スク記憶装置であって、 圧電素子部材及びロック部材を有し、当該圧電素子部材
    の微小駆動を制御して前記ロック部材により前記キャリ
    ッジ機構の移動をロックし、または前記ロック部材によ
    る前記キャリッジ機構のロック状態を解除するためのキ
    ャリッジロック手段を具備したことを特徴とするディス
    ク記憶装置。
  2. 【請求項2】 ディスク上にデータのリード/ライトを
    行なうためのヘッドを保持し、前記ヘッドを前記ディス
    クの半径方向に移動させるキャリッジ機構を有するディ
    スク記憶装置であって、 圧電素子部材及びロック部材を有し、前記キャリッジ機
    構の一部と前記ロック部材とが係合してキャリッジ機構
    の移動をロックするためのロック機構と、 前記圧電素子部材の微小駆動を制御して、前記ロック部
    材を前記キャリッジ機構の一部に係合させてロックし、
    または前記ロック部材を前記キャリッジ機構から解放さ
    せてロックを解除するロック制御手段とを具備したこと
    を特徴とするディスク記憶装置。
  3. 【請求項3】 ディスク上にデータのリード/ライトを
    行なうためのヘッドを保持し、前記ヘッドを前記ディス
    クの半径方向に移動させるキャリッジ機構を有するディ
    スク記憶装置に適用するキャリッジロック装置であっ
    て、 電圧の印加により所定の方向に微小駆動する圧電素子部
    材と、 前記圧電素子部材に接続して、前記圧電素子部材の駆動
    に応じて前記キャリッジ機構の一部に係合して前記キャ
    リッジ機構の移動をロックし、また前記キャリッジ機構
    の一部から離れてロックを解除するように動作するロッ
    ク部材とを具備したことを特徴とするキャリッジロック
    装置。
  4. 【請求項4】 前記圧電素子部材は、電圧印加時に所定
    の方向に微小駆動し、電圧印加の解除により元の位置に
    復帰するばね特性を有する圧電アクチュエータを構成す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のディ
    スク記憶装置、あるいは請求項3記載のキャリッジロッ
    ク装置。
  5. 【請求項5】 前記キャリッジ機構はヘッドを保持して
    前記ディスクの半径方向に回転駆動するヘッドアクチュ
    エータ及び当該ヘッドアクチュエータを回転駆動させる
    モータ部を有し、 前記キャリッジ機構をロックすべき位置で前記ヘッドア
    クチュエータの一部または前記モータ部の一部と前記ロ
    ック部材とが係合してロック状態を維持し、 前記ロック制御手段は前記圧電素子部材に電圧を印加し
    て微小駆動させて、前記ロック部材を前記ヘッドアクチ
    ュエータの一部または前記モータ部の一部から解放させ
    て解除するように制御することを特徴とする請求項2記
    載のディスク記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記キャリッジ機構はヘッドを保持して
    前記ディスクの半径方向に回転駆動するヘッドアクチュ
    エータ及び当該ヘッドアクチュエータを回転駆動させる
    モータ部を有し、 前記ヘッドアクチュエータの一部または前記モータ部の
    一部には、前記ロック部材と係合するための溝が設けら
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のディスク記憶装置、あるいは請求項3記載のキャリッ
    ジロック装置。
  7. 【請求項7】 前記キャリッジ機構はヘッドを保持して
    前記ディスクの半径方向に回転駆動するヘッドアクチュ
    エータ及び当該ヘッドアクチュエータを回転駆動させる
    モータ部を有し、 前記ヘッドアクチュエータの一部または前記モータ部の
    一部には前記ロック部材と係合するための溝が設けられ
    て、前記キャリッジ機構をロックすべき位置で前記ヘッ
    ドアクチュエータの一部または前記モータ部の一部とが
    前記ロック部材と係合してロック状態を維持し、 前記キャリッジ機構のロックを解除するときに、前記圧
    電素子部材を微小駆動させて、前記ロック部材を前記ヘ
    ッドアクチュエータの一部または前記モータ部の一部か
    ら解放させるように構成されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のディスク記憶装置、あるい
    は請求項3記載のキャリッジロック装置。
JP7230298A 1998-03-20 1998-03-20 ディスク記憶装置及び同装置に適用するキャリッジロック装置 Pending JPH11273277A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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