JP3927005B2 - アクチュエータのイナーシャラッチ機構、およびこのイナーシャラッチ機構を備えたディスク装置 - Google Patents

アクチュエータのイナーシャラッチ機構、およびこのイナーシャラッチ機構を備えたディスク装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、アクチュエータのイナーシャラッチ機構、およびこのイナーシャラッチ機構を備えたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ等の電子機器においては、大容量のディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置が広く用いられている。一般に、磁気ディスク装置は、ケース内に配設された磁気ディスク、磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータ、磁気ヘッドを支持したヘッドアクチュエータ、ヘッドアクチュエータを駆動するボイスコイルモータ、基板ユニット等を備えている。
【0003】
また、近年、携帯可能な小型のパーソナルコンピュータが普及しつつあり、この種のパーソナルコンピュータに搭載される磁気ディスク装置は、携帯時における衝撃等に対する信頼性の向上が求められている。
【0004】
そこで、磁気ディスク装置の非作動時に磁気ヘッドを保持する機構として、ランプロード機構を備えたものが提案されている。このランプロード機構は、磁気ディスクの外側に設けられたランプを備え、磁気ディスク装置の非作動時、ヘッドアクチュエータは磁気ディスクの外周に位置した退避位置まで回動され、サスペンションがランプに乗り上げる。これにより、磁気ヘッドは、磁気ディスク表面から離間した退避位置に保持され、衝撃を受けた際に磁気ディスクとの衝突が防止される。
【0005】
更に、この種の磁気ディスク装置として、耐衝撃性を一層高めるため、イナーシャラッチ機構を備えたものが提案されている。このイナーシャラッチ機構は、非作動時、磁気ディスク装置に衝撃が作用すると、ヘッドアクチュエータと係合してその回動を規制し、ヘッドアクチュエータを退避位置に保持する。
【0006】
より具体的には、イナーシャラッチ機構は、回転中心からずれた位置に重心を有することで外部からの衝撃加速度により正逆両方向に回転するイナーシャアーム、およびこのイナーシャアームの回転により付勢されて一方向に回転するラッチアームを有し、非作動時における衝撃発生時、ラッチアームの回動の先端に突設されたラッチ爪がヘッドアクチュエータと係合することによりヘッドアクチュエータを退避位置に保持する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した構成のイナーシャラッチ機構では、イナーシャアームおよびラッチアームの応答性を高めるため、各アームが、その回転軸に対してガタを持たせて取り付けられており、軸方向に自由度を持たせて取り付けられている。このため、外部からの衝撃により、各アームが軸方向に振動し、周辺部材の振動特性を悪化させ、またはこの振動により各アームが周辺部材に衝突することによる衝撃音(ジョグル音)を生じる問題があった。
【0008】
特に、比較的質量の大きいイナーシャアームに関して、このジョグル音の問題が大きく、ユーザが装置を振ったときにこのジョグル音を聞くと、故障ではないかと勘違いをしてクレームをつける場合があった。このため、イナーシャアームのジョグル音を低く抑えることが要求されている。
【0009】
例えば、図7にその回転構造を示すように、従来のイナーシャアーム101は、その回転軸102を挿通するための貫通した孔101aを有し、この孔101aを回転軸102に通して回転軸102の肩部102aに係止されて保持される。そして、イナーシャアーム101の回転軸102からの抜けを防止するため、回転軸102の先端を覆う蓋体103を設けてある。さらに、蓋体103の内側から回転軸102を挟む位置関係で2つの半球形状の突起104、105を突設させ、蓋体103とイナーシャアーム101との間の隙間を小さくしている。これにより、イナーシャアーム101の軸方向に沿った振動の振幅を小さくしている。
【0010】
しかし、上記構成によると、装置を裏にした場合、蓋体103の突起104、105がイナーシャアーム101に2点で接触することになり、接触によるモーメントを生じ、イナーシャアーム101の回転を阻害する問題があった。
【0011】
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、いかなる状況でも安定して動作でき、ジョグル音を小さくできるアクチュエータのイナーシャラッチ機構、およびこのイナーシャラッチ機構を備えたディスク装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のアクチュエータのイナーシャラッチ機構は、ディスク状の記録媒体に対してヘッドを移動自在に支持しているとともに所定の退避位置と上記記録媒体上の情報処理位置とへ移動可能なアクチュエータを、上記所定の退避位置へラッチするものであって、上記アクチュエータと係合して該アクチュエータを退避位置にラッチするラッチ位置と、上記アクチュエータから離間してラッチを解除する解除位置と、の間を回動自在に設けられたラッチアームと、その回転軸を受け入れる凹所を有し、外力を受けた際に上記回転軸を中心に回動することで、上記ラッチ部材を上記解除位置からラッチ位置へ回動させるイナーシャアームと、このイナーシャアームの上記凹所と反対側で該イナーシャアームから離間して設けられ、該イナーシャアームの上記回転軸からの抜けを規制する規制部材と、上記回転軸上で上記イナーシャアームおよび規制部材のいずれか一方から突設された唯一の突起と、を備えている。
【0013】
上記発明によると、イナーシャアームが回転軸方向に振動した際、回転軸上に設けられた唯一の突起によりイナーシャアームと規制部材とが接触するため、イナーシャアームの振幅を小さくすることでジョグル音の発生を抑制でき、且つ装置を反転したような状況でも突起の接触によるモーメントを生じることがなく、イナーシャアームを応答性を高くして回転させることができ、イナーシャラッチ機構を安定して動作できる。
【0014】
また、本発明のアクチュエータのイナーシャラッチ機構は、ディスク状の記録媒体に対してヘッドを移動自在に支持しているとともに所定の退避位置と上記記録媒体上の情報処理位置とへ移動可能なアクチュエータを、上記所定の退避位置へラッチするものであって、その回転軸を受け入れる凹所を有し、上記アクチュエータと係合して該アクチュエータを退避位置にラッチするラッチ位置と、上記アクチュエータから離間してラッチを解除する解除位置と、の間を回動自在に設けられたラッチアームと、外力を受けた際に回動することで、上記ラッチ部材を上記回転軸を中心に上記解除位置からラッチ位置へ回動させるイナーシャアームと、上記ラッチアームの上記凹所と反対側で該ラッチアームから離間して設けられ、該ラッチアームの上記回転軸からの抜けを規制する規制部材と、上記回転軸上で上記ラッチアームおよび規制部材のいずれか一方から突設された唯一の突起と、を備えている。
【0015】
上記発明によると、ラッチアームが回転軸方向に振動した際、回転軸上に設けられた唯一の突起によりラッチアームと規制部材とが接触するため、ラッチアームの振幅を小さくすることでジョグル音の発生を抑制でき、且つ装置を反転したような状況でも突起の接触によるモーメントを生じることがなく、ラッチアームを応答性を高くして回転させることができ、イナーシャラッチ機構を安定して動作できる。
【0016】
また、本発明のディスク装置は、ディスク状の記録媒体と、この記録媒体を支持および回転駆動する駆動手段と、上記記録媒体に対して情報処理を行うヘッドと、このヘッドを上記記録媒体に対して移動自在に支持しているとともに、上記記録媒体の外周側に位置した所定の退避位置と上記記録媒体上の情報処理位置とへ移動可能なアクチュエータと、このアクチュエータが上記退避位置に移動している状態で外力を受けた際、上記アクチュエータを上記退避位置へラッチするイナーシャラッチ機構と、を備え、上記イナーシャラッチ機構は、上記アクチュエータと係合して該アクチュエータを上記退避位置にラッチするラッチ位置と、上記アクチュエータから離間してラッチを解除する解除位置と、の間を回動自在に設けられたラッチアームと、その回転軸を受け入れる凹所を有し、外力を受けた際に上記回転軸を中心に回動することで、上記ラッチ部材を上記解除位置からラッチ位置へ回動させるイナーシャアームと、このイナーシャアームの上記凹所と反対側で該イナーシャアームから離間して設けられ、該イナーシャアームの上記回転軸からの抜けを規制する規制部材と、上記回転軸上で上記イナーシャアームおよび規制部材のいずれか一方から突設された唯一の突起と、を備えている。
【0017】
さらに、本発明のディスク装置は、ディスク状の記録媒体と、この記録媒体を支持および回転駆動する駆動手段と、上記記録媒体に対して情報処理を行うヘッドと、このヘッドを上記記録媒体に対して移動自在に支持しているとともに、上記記録媒体の外周側に位置した所定の退避位置と上記記録媒体上の情報処理位置とへ移動可能なアクチュエータと、このアクチュエータが上記退避位置に移動している状態で外力を受けた際、上記アクチュエータを上記退避位置へラッチするイナーシャラッチ機構と、を備え、上記イナーシャラッチ機構は、その回転軸を受け入れる凹所を有し、上記アクチュエータと係合して該アクチュエータを退避位置にラッチするラッチ位置と、上記アクチュエータから離間してラッチを解除する解除位置と、の間を回動自在に設けられたラッチアームと、外力を受けた際に回動することで、上記ラッチ部材を上記回転軸を中心に上記解除位置からラッチ位置へ回動させるイナーシャアームと、上記ラッチアームの上記凹所と反対側で該ラッチアームから離間して設けられ、該ラッチアームの上記回転軸からの抜けを規制する規制部材と、上記回転軸上で上記ラッチアームおよび規制部材のいずれか一方から突設された唯一の突起と、を備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明を磁気ディスク装置に適用した実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
図1には、本実施の形態に係る磁気ディスク装置1の外観を斜視図にして示してある。また、図2には、磁気ディスク装置1に組み込まれたヘッドアクチュエータ18(アクチュエータ)、およびイナーシャラッチ機構50の平面図を概略的に示してある。
【0020】
図1に示すように、磁気ディスク装置1は、上面の開口した矩形箱状のケース10と、複数のねじによりケースにねじ止めされてケースの上端開口を閉塞する図示しないトップカバーと、を有している。
【0021】
ケース10内には、記録媒体としての2枚の磁気ディスク16、この磁気ディスク16を支持および回転させる駆動手段としてのスピンドルモータ12、磁気ディスク16に対して情報の書き込み、読み出しを行なう複数の磁気ヘッド32、これらの磁気ヘッド32を磁気ディスク16に対して移動自在に支持したヘッドアクチュエータ18、ヘッドアクチュエータ18を回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下、VCMと称する)20(図2参照)、磁気ヘッド32が磁気ディスク16の最外周の退避位置に移動した際、磁気ヘッド32を磁気ディスク16から離間した位置に保持するランプロード機構24、ヘッドクチュエータ18を退避位置に保持するイナーシャラッチ機構50(図2参照)、およびヘッドIC等を有する基板ユニット60などが収納されている。
【0022】
磁気ディスク16は、直径65mm(2.5インチ)に形成され、上面および下面に磁気記録層を有している。磁気ディスク16は、スピンドルモータ12のハブ14に同軸的に嵌合されているとともにクランプばねにより保持されている。そして、磁気ディスク16は、スピンドルモータ12によって所定の速度で回転駆動される。
【0023】
図2に詳細に示すように、ヘッドアクチュエータ18は、ケース10の底壁上に固定された軸受組立体26と、軸受組立体26に取り付けられているとともに軸受組立体26から延出した2本のアーム28(一方のみを図示する)と、軸受組立体26に取り付けられアーム28と反対方向に延出した支持フレーム34と、を備えている。各アーム28の延出端には、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション30が固定され、サスペンション30の先端には、図示しないジンバル部を介して磁気ヘッド32が取り付けられている。
【0024】
そして、ヘッドアクチュエータ18は、軸受組立体26を中心として回動自在であり、サスペンション30を介して2本のアーム28に支持された2対の磁気ヘッド32は、アーム28およびサスペンション30と一体的に回動し、磁気ディスク16上の任意の情報処理位置および後述する退避位置へ移動可能となっている。
なお、各磁気ヘッド32は、フレキシブルケーブル62を介して、基板ユニット60に電気的に接続されている。
【0025】
一方、ヘッドクチュエータ18の支持フレーム34は合成樹脂により形成され、この支持フレーム34には、ボイスコイル36が一体的に埋め込まれている。このボイスコイル36は、ケース10の底壁上に固定された一対のヨーク40(一方のみ図示する)間に位置し、これらのヨークとともにVCM20を構成している。そして、ボイスコイル36に通電することにより、ヘッドアクチュエータ18が回動し、磁気ヘッド32は磁気ディスク16の所望のトラック上に移動および位置決めされる。
【0026】
ランプロード機構24は、ケース10の底壁に設けられているとともに磁気ディスク16の外周側に位置し、ヘッドアクチュエータ18が退避位置へ移動された際、その2つのサスペンション30からそれぞれ突出したタブ31をガイドおよび支持する。また、ヘッドアクチュエータ18の支持フレーム34近傍には、ヘッドアクチュエータ18がその退避位置を超えてさらに回動することを防止するためのストッパブロック38が設けられている。
【0027】
また、このように、ヘッドアクチュエータ18が退避位置に設定されている非作動時に、磁気ディスク装置1に衝撃等の外力が加わった際、イナーシャラッチ機構50が作動し、ヘッドアクチュエータ18を退避位置にラッチするようになっている。イナーシャラッチ機構50は、ヘッドアクチュエータ18の支持フレーム34から外方、すなわち、軸受組立体26に対して放射方向に突出した係合突起37を備えている。また、イナーシャラッチ機構50は、ヘッドアクチュエータ18の支持フレーム34の近傍に設けられたラッチアーム51およびイナーシャアーム52を備えている。
【0028】
ラッチアーム51は、ヘッドアクチュエータ18が回動する面と略直交する方向(紙面方向)に延びた回転軸53の周りで回動自在に支持されている。言い換えると、ラッチアーム51は、その一側に回転軸53の先端を受け入れる軸受凹所51aを有する。また、ラッチアーム51は、この回転軸53に対して、支持フレーム34の係合突起37側に位置したラッチ爪51bと、回転軸53に対してラッチ爪51bと反対側に位置したフック51cと、を有している。回転軸53とラッチ爪51bとの距離は、回転軸53とフック51cとの距離に比較して充分長く形成されている。
【0029】
そして、ラッチアーム51は、回転軸53の周りで、図示の解除位置と、ラッチ爪51bが係合突起37と係合するラッチ位置と、の間を回動可能となっている。つまり、ラッチアーム51は、ケース10に衝撃等の外力が作用した際、後述するイナーシャアーム52の作用により、解除位置からラッチ位置に回動し、ラッチ爪51bがヘッドアクチュエータ18の係合突起37と係合してヘッドアクチュエータ18を退避位置へラッチする。
【0030】
一方、イナーシャアーム52は、ヘッドアクチュエータ18が回動する面と略直交する方向(紙面方向)に延びた回転軸54の周りで回動自在に支持されている。言い換えると、イナーシャアーム52は、その一側に回転軸54の先端を受け入れる軸受凹所52aを有する。尚、このイナーシャアーム52は、ラッチアーム51の上に部分的に重なるようにして、ヘッドアクチュエータ18との間にラッチアーム51を挟む位置に隣接対向して配置されている。また、イナーシャアーム52の回転軸54は、イナーシャアーム52の一端部近傍に片寄らせて位置しているとともに、ラッチアーム51の回転軸53と十分に離間して配置されている。
【0031】
イナーシャアーム52の回転軸54から離間した他端部には、ラッチアーム51とヘッドアクチュエータ18との間に位置しラッチアーム51のフック51cと係合可能なピン55がラッチアーム51に向けて突設されている。また、イナーシャアーム52の回転軸54とピン55との中間部には、ピン56がラッチアーム51に向けて突設されている。このピン56は、ヘッドアクチュエータ18の反対側でラッチアーム51と対向しているとともに、ラッチアーム51の回転軸53に対して、ピン55の反対側に位置している。
【0032】
そして、ケース10に衝撃等の外力が作用した際、イナーシャアーム52は外力の作用方向に応じて、回転軸54の周りで時計方向あるいは反時計方向に回動し、ピン55、56を介してラッチアーム51を押圧する。例えば、イナーシャアーム52が回転軸54の周りで時計方向に回転すると、ピン56がラッチアーム51を押圧し、ラッチアーム51が反時計方向に回転する。また、イナーシャアーム52が回転軸54の周りで反時計方向に回転すると、ピン55がラッチアーム51のフック51cを押圧し、ラッチアーム51が反時計方向に回転する。このように、ラッチアーム51が反時計方向に回転すると、ラッチ爪51bがヘッドアクチュエータ18の係合突起37に係合し、ヘッドアクチュエータ18が退避位置にラッチされる。
【0033】
上記のように構成された磁気ディスク装置1によれば、通常の動作時、VCM20によってヘッドアクチュエータ18を回動することにより、磁気ヘッド32は磁気ディスク16の所望のトラック上に移動され、磁気ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行う。
【0034】
また、図1に示すように、磁気ディスク装置1の非動作状態に移行する際、VCM20によってヘッドアクチュエータ18が作動位置から図示の退避に向かって回動されると、磁気ヘッド32は磁気ディスク16の内周側から最外周に向かって移動する。そして、磁気ヘッド32が磁気ディスク16の外周縁近傍まで移動すると、各サスペンション30から延出したタブ31が磁気ディスク16の外周縁から外方へ突出し、それぞれランプロード機構24により、磁気ヘッド32が磁気ディスク16表面から離間した状態にアンロードされる。
【0035】
そして、磁気ディスク装置1が非動作状態のとき、例えば、ケース10に外部衝撃等の大きな外力が作用すると、慣性力によりイナーシャラッチ機構50が作動し、上述したようにヘッドアクチュエータ18をラッチする。これにより、ヘッドアクチュエータ18が退避位置から磁気ディスク16側へ回動することを完全に防止する。
【0036】
なお、磁気ディスク装置1に作用する外力が解除されると、イナーシャラッチ機構50は図示しない復帰手段により、ラッチ解除状態に復帰され、ラッチアーム51が図2に示す解除位置に維持される。つまり、イナーシャラッチ機構50は、磁気ディスク装置1に外力が働いたときにだけ作動する。
【0037】
次に、イナーシャアーム52を回転可能に支持する本発明の第1の実施の形態に係る回転構造について、図3を参照して説明する。尚、ここでは、イナーシャアーム52の回転構造について説明するが、ラッチアーム51にも同様の回転構造が採用されているものとする。
【0038】
イナーシャアーム52は、その回転軸54の先端を受け入れるための円形の軸受凹所52aを有する。この軸受凹所52aを介して回転軸54にセットされたイナーシャアーム52は、回転軸54の大径にされた肩部54aで接触支持される。つまり、回転軸54の先端と軸受凹所52aとは接触しない。また、イナーシャアーム52の軸受凹所52aと反対側でイナーシャアーム52から離間した位置には、イナーシャアーム52が回転軸54から抜けることを規制するための規制部材として機能する上述したトップヨーク40が配設されている。トップヨーク40は、ラッチアーム51側の規制部材としても機能し、各アーム51、52に対して非接触状態でマグネットによりケース10側に固定的に取り付けられている。
【0039】
トップヨーク40のイナーシャアーム52に対向する面40aには、略半球形の突起71が一体的に突設されている。この突起71は、イナーシャアーム52とトップヨーク40との間の隙間をできるだけ減少させるように、回転軸54の延長線上に位置決めされて設けられている。つまり、突起71は、回転軸54上でイナーシャアーム52とトップヨーク40とを点接触可能なように機能する。
【0040】
例えば、イナーシャアーム52が外力により回転軸54方向に振動すると、イナーシャアーム52が回転軸54の肩部54aと突起71の頂点との間で移動を規制される。このため、突起71の頂点とイナーシャアーム52との間の距離を少なくすることによりイナーシャアーム52の振幅を小さくできる。これにより、イナーシャアーム52が振動によって周辺部材と衝突した際の衝撃音(以下、ジョグル音と称する)を小さくできる。
【0041】
また、例えば、トップヨーク40を下にして装置を反転させた場合、イナーシャアーム52がその回転軸54上で突起71の頂点に点接触するため、装置を反転させた状態でも突起71の接触によるモーメントを生じることがなく、イナーシャアーム52を通常通り回転させることができる。言い換えると、本実施の形態の回転構造を採用すると、いかなる状況下においても、イナーシャラッチ機構50を安定して動作させることができる。
【0042】
図4には、本発明の第2の実施の形態に係るイナーシャアーム52の回転構造を図示してある。この実施の形態では、イナーシャアーム52を少なくともその回転中心付近だけプラスティック材料により形成し、イナーシャアーム52がトップヨーク40に対向する面521に突起72を一体的に設けた。この突起72は、上述した第1の実施の形態の突起71と同様に機能する。
【0043】
本実施の形態でも、上述した第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、イナーシャアーム52の突起72の部分をプラスティック材料により形成することにより、トップヨーク40との間の衝突により発生するジョグル音をさらに小さくできる。
【0044】
図5には、本発明の第3の実施の形態に係るイナーシャアーム52の回転構造を図示してある。この実施の形態では、トップヨーク40の代わりに、イナーシャアーム52の面521に突起73を押圧するためのバネ部材74が配設されている。突起73を先端に有するバネ部材74は、ポリアセタールなどの伸縮性のあるプラスティック材料により形成されている。この構造では、突起73の頂点が回転軸54上でイナーシャアーム52の面521に常に点接触されている。
【0045】
本実施の形態でも、上述した第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、突起73をイナーシャアーム52に回転軸54上で常時押圧することにより、イナーシャアーム52の軸方向への振動を吸収できる。これにより、イナーシャアーム52のばたつきに起因したジョグル音をより小さくできる。
【0046】
図6には、本発明の第4の実施の形態に係るイナーシャアーム52の回転構造を図示してある。この実施の形態では、図4に示す第2の実施の形態の突起72にバネ構造を持たせた突起75を採用した。つまり、突起75の肉厚を比較的薄くすることで、突起75自体を弾性変形可能とした。そして、突起75の頂点がトップヨーク40の面40aに回転軸54上で点接触するように位置決め配置した。
【0047】
本実施の形態でも、上述した第2の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、突起75自体を弾性変形可能にしたため、突起75の頂点をトップヨーク40に接触させることができ、イナーシャアーム52のばたつきに起因したジョグル音をより小さくできる。
【0048】
以上のように、本発明によると、イナーシャアーム52が回転軸54を受け入れるための軸受凹所52aを有し、凹所の反対側に隙間を介してトップヨーク40などの規制部材を配置し、規制部材とイナーシャアーム52との間に両者を回転軸54上で点接触可能にせしめるための唯一の突起を設けた。このため、装置を反転したような状況下でも突起の接触によるモーメントを生じることがなく、イナーシャアーム52を安定して回転させることができ、イナーシャラッチ機構50を安定して動作させることができる。また、イナーシャアームと規制部材との間に突起を設けることで、両者の間の隙間を小さくでき、イナーシャアーム52の軸方向への振動を抑制でき、イナーシャアーム52のばたつきに起因したジョグル音を小さくできる。
【0049】
なお、この発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。例えば、上述した第1乃至第4の実施の形態を適宜組み合わせてもく、イナーシャアーム52の材質も容易に変更可能である。
【0050】
また、上述した実施の形態では、イナーシャアーム52の回転構造について説明したが、本発明の回転構造をラッチアーム51に採用することも有効である。
【0051】
その他、この発明は、磁気ディスク装置に限らず、光ディスク装置等の他のディスク装置にも適用可能である。
【0052】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、いかなる状況でも安定して動作でき、ジョグル音を小さくできるアクチュエータのイナーシャラッチ機構、およびこのイナーシャラッチ機構を備えたディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る磁気ディスク装置の概略構成を示す斜視図。
【図2】図1の磁気ディスク装置に組込まれたヘッドアクチュエータおよびイナーシャラッチ機構を示す平面図。
【図3】図2のイナーシャラッチ機構のイナーシャアームの第1の実施の形態に係る回転構造を部分的に拡大して示す部分断面図。
【図4】図2のイナーシャラッチ機構のイナーシャアームの第2の実施の形態に係る回転構造を部分的に拡大して示す部分断面図。
【図5】図2のイナーシャラッチ機構のイナーシャアームの第3の実施の形態に係る回転構造を部分的に拡大して示す部分断面図。
【図6】図2のイナーシャラッチ機構のイナーシャアームの第4の実施の形態に係る回転構造を部分的に拡大して示す部分断面図。
【図7】従来のイナーシャラッチ機構のイナーシャアームの回転構造を部分的に拡大して示す部分断面図。
【符号の説明】
1…磁気ディスク装置、
10…ケース、
12…スピンドルモータ、
16…磁気ディスク、
18…ヘッドアクチュエータ、
20…ボイスコイルモータ、
24…ランプロード機構、
32…磁気ヘッド、
37…係合突起、
40…トップヨーク、
50…イナーシャラッチ機構、
51…ラッチアーム、
52…イナーシャアーム、
51a、52a…軸受凹所、
53、54…回転軸、
71、72、73、75…突起。

Claims (12)

  1. ディスク状の記録媒体に対してヘッドを移動自在に支持しているとともに所定の退避位置と上記記録媒体上の情報処理位置とへ移動可能なアクチュエータを、上記所定の退避位置へラッチするイナーシャラッチ機構であって、
    上記アクチュエータと係合して該アクチュエータを退避位置にラッチするラッチ位置と、上記アクチュエータから離間してラッチを解除する解除位置と、の間を回動自在に設けられたラッチアームと、
    その回転軸を受け入れる凹所を有し、外力を受けた際に上記回転軸を中心に回動することで、上記ラッチ部材を上記解除位置からラッチ位置へ回動させるイナーシャアームと、
    このイナーシャアームの上記凹所と反対側で該イナーシャアームから離間して設けられ、該イナーシャアームの上記回転軸からの抜けを規制する規制部材と、
    上記回転軸上で上記イナーシャアームおよび規制部材のいずれか一方から突設された唯一の突起と、
    を備えていることを特徴とするイナーシャラッチ機構。
  2. 上記突起は、上記イナーシャアームが上記回転軸方向に移動した際、上記イナーシャアームおよび規制部材のいずれか一方に対して上記回転軸上で点接触可能な先端を有することを特徴とする請求項1に記載のイナーシャラッチ機構。
  3. 上記突起は、その先端が上記イナーシャアームおよび規制部材のいずれか一方に上記回転軸上で常時接触する弾性部材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のイナーシャラッチ機構。
  4. ディスク状の記録媒体に対してヘッドを移動自在に支持しているとともに所定の退避位置と上記記録媒体上の情報処理位置とへ移動可能なアクチュエータを、上記所定の退避位置へラッチするイナーシャラッチ機構であって、
    その回転軸を受け入れる凹所を有し、上記アクチュエータと係合して該アクチュエータを退避位置にラッチするラッチ位置と、上記アクチュエータから離間してラッチを解除する解除位置と、の間を回動自在に設けられたラッチアームと、
    外力を受けた際に回動することで、上記ラッチ部材を上記回転軸を中心に上記解除位置からラッチ位置へ回動させるイナーシャアームと、
    上記ラッチアームの上記凹所と反対側で該ラッチアームから離間して設けられ、該ラッチアームの上記回転軸からの抜けを規制する規制部材と、
    上記回転軸上で上記ラッチアームおよび規制部材のいずれか一方から突設された唯一の突起と、
    を備えていることを特徴とするイナーシャラッチ機構。
  5. 上記突起は、上記ラッチアームが上記回転軸方向に移動した際、上記ラッチアームおよび規制部材のいずれか一方に対して上記回転軸上で点接触可能な先端を有することを特徴とする請求項4に記載のイナーシャラッチ機構。
  6. 上記突起は、その先端が上記ラッチアームおよび規制部材のいずれか一方に上記回転軸上で常時接触する弾性部材により形成されていることを特徴とする請求項4に記載のイナーシャラッチ機構。
  7. ディスク状の記録媒体と、
    この記録媒体を支持および回転駆動する駆動手段と、
    上記記録媒体に対して情報処理を行うヘッドと、
    このヘッドを上記記録媒体に対して移動自在に支持しているとともに、上記記録媒体の外周側に位置した所定の退避位置と上記記録媒体上の情報処理位置とへ移動可能なアクチュエータと、
    このアクチュエータが上記退避位置に移動している状態で外力を受けた際、上記アクチュエータを上記退避位置へラッチするイナーシャラッチ機構と、を備え、
    上記イナーシャラッチ機構は、
    上記アクチュエータと係合して該アクチュエータを上記退避位置にラッチするラッチ位置と、上記アクチュエータから離間してラッチを解除する解除位置と、の間を回動自在に設けられたラッチアームと、
    その回転軸を受け入れる凹所を有し、外力を受けた際に上記回転軸を中心に回動することで、上記ラッチ部材を上記解除位置からラッチ位置へ回動させるイナーシャアームと、
    このイナーシャアームの上記凹所と反対側で該イナーシャアームから離間して設けられ、該イナーシャアームの上記回転軸からの抜けを規制する規制部材と、
    上記回転軸上で上記イナーシャアームおよび規制部材のいずれか一方から突設された唯一の突起と、
    を備えていることを特徴とするディスク装置。
  8. 上記突起は、上記イナーシャアームが上記回転軸方向に移動した際、上記イナーシャアームおよび規制部材のいずれか一方に対して上記回転軸上で点接触可能な先端を有することを特徴とする請求項7に記載のディスク装置。
  9. 上記突起は、その先端が上記イナーシャアームおよび規制部材のいずれか一方に上記回転軸上で常時接触する弾性部材により形成されていることを特徴とする請求項7に記載のディスク装置。
  10. ディスク状の記録媒体と、
    この記録媒体を支持および回転駆動する駆動手段と、
    上記記録媒体に対して情報処理を行うヘッドと、
    このヘッドを上記記録媒体に対して移動自在に支持しているとともに、上記記録媒体の外周側に位置した所定の退避位置と上記記録媒体上の情報処理位置とへ移動可能なアクチュエータと、
    このアクチュエータが上記退避位置に移動している状態で外力を受けた際、上記アクチュエータを上記退避位置へラッチするイナーシャラッチ機構と、を備え、
    上記イナーシャラッチ機構は、
    その回転軸を受け入れる凹所を有し、上記アクチュエータと係合して該アクチュエータを退避位置にラッチするラッチ位置と、上記アクチュエータから離間してラッチを解除する解除位置と、の間を回動自在に設けられたラッチアームと、
    外力を受けた際に回動することで、上記ラッチ部材を上記回転軸を中心に上記解除位置からラッチ位置へ回動させるイナーシャアームと、
    上記ラッチアームの上記凹所と反対側で該ラッチアームから離間して設けられ、該ラッチアームの上記回転軸からの抜けを規制する規制部材と、
    上記回転軸上で上記ラッチアームおよび規制部材のいずれか一方から突設された唯一の突起と、
    を備えていることを特徴とするディスク装置。
  11. 上記突起は、上記ラッチアームが上記回転軸方向に移動した際、上記ラッチアームおよび規制部材のいずれか一方に対して上記回転軸上で点接触可能な先端を有することを特徴とする請求項10に記載のディスク装置。
  12. 上記突起は、その先端が上記ラッチアームおよび規制部材のいずれか一方に上記回転軸上で常時接触する弾性部材により形成されていることを特徴とする請求項10に記載のディスク装置。
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