JP2000251424A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

Info

Publication number
JP2000251424A
JP2000251424A JP11045209A JP4520999A JP2000251424A JP 2000251424 A JP2000251424 A JP 2000251424A JP 11045209 A JP11045209 A JP 11045209A JP 4520999 A JP4520999 A JP 4520999A JP 2000251424 A JP2000251424 A JP 2000251424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
disk
latch mechanism
hook
disk device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11045209A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichiro Morioka
純一郎 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11045209A priority Critical patent/JP2000251424A/ja
Priority to KR1020007011768A priority patent/KR20010042944A/ko
Priority to CN00800625A priority patent/CN1310843A/zh
Priority to PCT/JP2000/000938 priority patent/WO2000051126A2/en
Priority to TW089103066A priority patent/TW460864B/zh
Publication of JP2000251424A publication Critical patent/JP2000251424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2508Magnetic discs

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置外部からの衝撃力の方向と関係なくアク
チュエーターをロックでき、さらに部品点数が少なく構
造が簡単で小型であり、低レベルの衝撃力に対しても応
答することができる慣性ラッチ機構を有するディスク装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 アクチュエータ3がヘッドを保持すると
ともに係合用の指状部45を有し、慣性ラッチ機構11
がディスク2の外縁近傍において重量バランスを保って
回転自在に軸支され、アクチュエータ3の指状部45と
係合可能なフック43を有しており、非動作時において
は慣性ラッチ機構11のフック43がアクチュエータ3
の指状部45と係合し、動作時においては慣性ラッチ機
構11がディスク2の回転動作により生じる空気流によ
り回動してフック43と指状部45との係合が外れるよ
う構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク状の記録媒
体にデータの書き込み及び読み取りを行うディスク装置
に関し、特に、ラップトップ型、携帯型、または他の小
型コンピュータに用いられるディスク装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて、ハード
ディスクやフロッピーディスク等のディスク状の記録媒
体の表面に形成された磁性膜にデータが記録される。デ
ータは磁性膜の同心円状のトラックに磁気ヘッドにより
書き込まれ又は読み取られる。データの書き込み又は読
み取りを行う場合、磁気ヘッドは高速で回転するディス
ク上に形成された薄い空気の層流境界層上に配置され、
磁気ヘッドが磁性面に直線触れることがないよう構成さ
れている。
【0003】ディスクの駆動機構において、一般に、磁
気ヘッドはアクチュエータの先端部の近傍に取り付けら
れている。ロータリ型のアクチュエータにおいては、デ
ィスクの周辺部近傍に配置された回転軸を中心に回動
し、アクチュエータの先端部の磁気ヘッドがディスク表
面上において一定の弧を描いて揺動するよう構成されて
いる。ロータリ型のアクチュエータは回転軸を中心とし
て実質的に釣り合うよう形成されている。従って、完全
な直線方向の衝撃がディスク装置に作用した場合、その
衝撃力は回転軸の両側にあるアクチュエータの部分に等
しく作用し、アクチュエータを動かすことはない。ま
た、アクチュエータの製造過程における一般的なばらつ
きのために生ずる小さな不均衡では、完全な直線方向の
衝撃により非動力式ラッチ機構が外れるような大きな慣
性力が発生することはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のロータリ型のア
クチュエータは、回転軸を中心に微細に揺動するよう構
成されているため、特に回転方向に力が加わる衝撃や加
速に対して移動しやすい構造である。従って、アクチュ
エータには回転方向の衝撃によって生ずる慣性力に対し
て防護する機構を設けることが必要である。これは、ロ
ータリ型のアクチュエータが回転軸を中心にディスク表
面上を弧を描いて揺動しやすい構造を有しているため、
アクチュエータの先端近傍に配設された磁気ヘッドがデ
ィスクに対して不要な接触を起こすことを防止するため
である。この防護の必要性は、ラップトップ型のコンピ
ュータや、更に小型のコンピュータの発達により一層高
まってきた。特に、このようなコンピュータは、悪条件
下で使用されたり、運搬中、または使用していないとき
に揺さぶられたり、他のものにぶつけられたり、時には
落とされたりすることによって、回転する方向に強い力
が加わる衝撃を受けることがある。
【0005】上記このような衝撃に対して、ディスクの
駆動機構が作動していないときにアクチュエータを特定
の位置に保持する防護機構が提案されている。例えば、
日本国特許第2718573号の発明を記載した図面の
図10に開示されている防護機構は、ディスク装置が時
計方向に強い角加速度を有する力を受けた場合にアクチ
ュエータの一端に形成された突起と一時的に係合する慣
性ラッチを設けたものである。この慣性ラッチは、慣性
ボディを非ロック位置にばねにより付勢している。ディ
スク装置に対する衝撃力により角加速度が発生すると、
慣性ボディに生じる慣性モーメントがばねの与圧ばね力
を上回り、慣性ボディが回動して、アクチュエータがロ
ックされるよう構成されていた。従って、慣性モーメン
トがばねの与圧ばね力を越えないような低レベルの外部
衝撃力に対しては、従来の慣性ラッチは機能しないとい
う問題があった。
【0006】ディスク装置において、小型に構成すれば
するほど、スペース上の制約から慣性モーメントを発生
させる慣性ボディを収容できる大きさがますます小さく
なり、発生する慣性モーメントが与圧ばね力を越えるよ
う構成することはさらに困難であった。一方、慣性モー
メントを大きく構成するのではなく、ばねの与圧ばね力
を小さくする方法が考えられるが、ばねの加工性、組み
立て性、摩擦による誤動作などの点からばねの小型化に
は問題があった。従って、従来の慣性ラッチにおいて、
低レベルの外部からの衝撃力に対して機能しないという
問題は、例えば1インチ径のような超小型の駆動機構で
は特に深刻な問題であった。
【0007】上記の低レベルの外部衝撃力に対して機能
しないという問題を解決するものとして、特開平8−3
39645号公報に開示された防護機構がある。この防
護機構は、慣性ラッチとともに磁力を用いた磁気ラッチ
を有するものであり、低、中、及び高のすべてのレベル
の衝撃力に対応するデュアルラッチ機構である。しかし
ながら、このような構成の防護機構は、製造コストが高
く、超小型のディスク装置には2つのラッチ機構を実装
することができないという問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決し、従来のデ
ィスク装置に比べて構造が簡単でありながら、ディスク
の非動作時においてディスク装置に衝撃力が加わったと
き、アクチュエータを衝撃力の方向と関係なく確実にロ
ックできるディスク駆動装置を提供することを目的とす
る。また、本発明は、簡単な構成で低レベルの衝撃力に
対しても確実に反応してアクチュエータをロックできる
ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明のディスク装置は、データを記録するデー
タ記録領域を有するディスク、前記ディスクのデータ記
録領域へのデータの書込み又は前記データ領域からのデ
ータの読取りのためのヘッド、前記ヘッドを保持して前
記ディスクのデータ記録領域上を移動させるとともに係
合用の指状部を有するアクチュエータ、前記アクチュエ
ータを駆動するアクチュエータ駆動手段、前記ディスク
の非動作時において前記アクチュエータの移動を摩擦力
により規制するアクチュエータ移動規制手段、及び前記
ディスクの外縁近傍において重量バランスを保って回転
自在に支軸に軸支され、前記アクチュエータの指状部と
係合可能なフックを有する慣性ラッチ機構、を具備し、
非動作時においては前記慣性ラッチ機構のフックが前記
アクチュエータの指状部と係合し、動作時においては前
記慣性ラッチ機構が前記ディスクの回転動作により生じ
る空気流により支軸の回りに回動して前記フックと前記
指状部との係合が外れるよう構成されている。上記のよ
うに構成された本発明のディスク装置は、部品点数が少
なく簡単な構造で、非動作時のアクチュエータを装置外
部からの衝撃などが生じても確実にロックできる。
【0010】他の観点による発明のディスク装置は、デ
ータを記録するデータ記録領域を有するディスク、前記
ディスクのデータ記録領域へのデータの書込み又は前記
データ領域からのデータの読取りのためのヘッド、前記
ヘッドを保持して前記ディスクのデータ記録領域上を移
動させるとともに係合用の指状部と棒状に突出した舌状
部とを有するアクチュエータ、前記アクチュエータを駆
動するアクチュエータ駆動手段、前記ディスクの非動作
時において前記アクチュエータの移動を摩擦力により規
制するアクチュエータ移動規制手段、及び前記ディスク
の外縁近傍において重量バランスを保って回転自在に支
軸に軸支され、前記アクチュエータの指状部と係合可能
なフックを有する慣性ラッチ機構、を具備し、非動作時
においては前記慣性ラッチ機構のフックが前記アクチュ
エータの指状部と係合し、動作時においては前記慣性ラ
ッチ機構が前記ディスクの回転動作により生じる空気流
により支軸の回りに回動して前記フックと前記指状部と
の係合が外れるよう構成されている。上記のように構成
された本発明によれば、部品点数が少なく簡単な構造
で、非動作時のアクチュエータを装置外部から低レベル
の衝撃力に対しても確実にロックできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク装置の好
ましい実施例について添付の図面を参照して説明する。
【0012】《実施例1》本発明に係る実施例1のディ
スク装置を図1を用いて説明する。図1は、実施例1の
ディスク装置における主要な構成を示す平面図である。
実施例1のディスク装置は、ダイナミックローディング
式の磁気ディスクドライブである。この磁気ディスクド
ライブはベース1に記録媒体であるディスク2及びアク
チュエータ3を有している。ディスク2はスピンドルモ
ータ4により駆動され回転するよう構成されている。ア
クチュエータ3の先端近傍(図1における下端近傍)に
おいて、ディスク2の記録領域へのデータの書込み又は
前記データ領域からのデータ2の読取りのための磁気ヘ
ッド5及びカムフォロワー6が取り付けられている。カ
ムフォロワー6はディスクの非動作時にランプ7の上に
接触し、アクチュエータ3を所定位置に保持する。アク
チュエータ3はピボット軸8により軸支されており、マ
グネット9とアクチュエータコイル10の相互電磁作用
によって磁気ヘッド5がディスク表面上を弧を描くよう
に駆動される。アクチュエータコイル10とマグネット
9とによりボイルコイルモータが構成されており、この
ボイルコイルモータはアクチュエータ3を旋回させて磁
気ヘッド5をディスク2上の所望の位置に位置決めす
る。
【0013】アクチュエータ3の両側に設けられている
クラッシュストップ13、14は、アクチュエータ3が
当接してアクチュエータ3の回動範囲を規制するもので
ある。また、クラッシュストップ13、14は、衝突時
の衝撃力を緩和する働きを有する。一方のクラッシュス
トップ13は円筒形の弾性体から形成されており、ベー
ス1に固定されている。他方のクラッシュストップ14
は板ばねを折り曲げて与圧をかけた状態でベース1に形
成された複数のピンに実装されている。
【0014】図1において、ディスク2の外縁でアクチ
ュエータコイル10の近傍には慣性ラッチ機構11が配
置されている。図2は実施例1における慣性ラッチ機構
11の詳細を示す平面図である。図2に示すように、慣
性ラッチ機構11はアーム41と空気流受感部42とを
有し、シャフト12により軸支されている。アーム41
の先端(アクチュエータコイル10が配置されている
側)には屈曲したフック43と、アクチュエータコイル
10に対向する面が凹面状に形成された誘導部44が設
けられている。慣性ラッチ機構11は、ベース1に圧入
されて固定されたシャフト12に回転自在に取り付けら
れ、シャフト12を中心として左右の重量バランスがと
られている。図3は、実施例1の慣性ラッチ機構11を
図2のA方向から見た側面図である。図3において、斜
線により示した部分がディスク2の外縁の形状に対応し
て凹面に形成されている。この凹面に形成された空気流
受感部42は、ディスク2の回転時に発生するディスク
2の回りの空気流を受ける部分である。
【0015】次に、実施例1のディスク装置における動
作について説明する。最初に、ディスク装置の非動作
時、つまりディスク2が回転していないとき、ディスク
装置が全体として時計方向に加速して回転させられる衝
撃力(以後、この衝撃力を回転衝撃力と称する)を受け
た場合の慣性ラッチ機構11の動作について説明する。
図2と図4は、ディスク装置の非動作時における通常の
状態を示す平面図である。図2はアクチュエータ3の指
状部45が慣性ラッチ機構11の誘導部44と接触して
いる状態を示している。図4は指状部45がアクチュエ
ータ3のフック43と係合可能な位置に配置されている
状態を示している。ディスク装置の非動作時において、
慣性ラッチ機構11は、通常、図2又は図4に示す位置
あるいはその中間の位置にある。
【0016】慣性ラッチ機構11が図4に示す状態の場
合、慣性ラッチ機構11のフック43がアクチュエータ
3の指状部45と係合可能な位置にあり、アクチュエー
タ3はディスク2の表面へ磁気ヘッド5が移動しないよ
うカムフォロワー6とランプ7との接触により保持され
ている。従って、この状態において、ディスク装置が外
部から回転方向の力が加わる回転衝撃力を受けても、ア
クチュエータ3はロックされており、回動することはな
い。慣性ラッチ機構11が、図2に示す位置あるいは図
2と図4の中間の位置にある場合は、ディスク装置の全
体が時計方向の回転衝撃力を受けると、瞬時に慣性ラッ
チ機構11は相対的に反時計方向に回転し、フック43
の内側のエッジがアクチュエータ3の指状部45に接触
するまで移動する(図4参照)。この状態において、慣
性ラッチ機構11のフック43はアクチュエータ3の指
状部45と係合し、アクチュエータ3は磁気ヘッド5が
ディスク2の表面へ移動しないようロックされる。
【0017】ディスク装置の非動作時において、アクチ
ュエータ3のカムフォロワー6はランプ7と接触してお
り、この間には摩擦力が生じている。このため、アクチ
ュエータ3は、ディスク装置に対して小さな回転衝撃力
が加えられても、回動することはなく、その位置に保持
されるよう構成されている。一方、慣性ラッチ機構11
には、その動きを抑制するためのばね等の付勢手段が設
けられていないため、ディスク装置に対する時計方向の
小さな回転衝撃力により瞬時に相対的に反時計方向に回
転する。従って、実施例1のディスク装置が回転衝撃力
を受けた場合、アクチュエータ3より先に慣性ラッチ機
構11が反時計方向に回転して、慣性ラッチ機構11の
フック43と係合しない場合は完全に防止されている。
【0018】次に、実施例1のディスク装置が非動作時
において反時計方向の回転衝撃力を受けた場合について
説明する。図5及び図6はディスク装置に対して反時計
方向の回転衝撃力が加えられた場合の状態を示す平面図
である。図5に示すように、ディスク装置が反時計方向
の回転衝撃力を受けたとき、アクチュエータ3は相対的
に時計方向に回動して、アクチュエータ側面48がクラ
ッシュストップ13に衝突する。通常の衝撃において
は、アクチュエータ3は図5に示す位置で停止する。
【0019】もしディスク装置が過大な反時計方向の回
転衝撃力を受けた場合、その衝突の結果、アクチュエー
タ3は相対的に時計方向へ回動し、クラッシュストップ
13の弾性によってアクチュエータ3が跳ね返り、その
力がカムフォロワー6とランプ7との摩擦力を上回る可
能性がある。しかし、実施例1のディスク装置において
は、このような大きな回転衝撃力を受けたとき、指状部
45の角部47(図5参照)が慣性ラッチ機構11の誘
導部44を押圧し、慣性ラッチ機構11が反時計方向へ
回動する。この状態を図6に示す。図6において、慣性
ラッチ機構11は破線で示すBの位置から実線で示すC
の位置へ移動する。この結果、ディスク装置が大きな回
転衝撃力を受けてアクチュエータ3が反時計方向に跳ね
返ろうとしても、図7に示すようにアクチュエータ3の
指状部45が慣性ラッチ機構11のフック43と係合す
る。従って、アクチュエータ3の反時計方向への跳ね返
り移動は防止され、磁気ヘッド5がディスク2の表面に
接触することは完全に禁止される。
【0020】次に、実施例1のディスク装置における動
作時、即ちディスク2が回転しているときの慣性ラッチ
機構11の動作について説明する。図8は実施例1のデ
ィスク装置の動作時における慣性ラッチ機構11の状態
を示す平面図である。ディスク装置の動作時において、
図8に示すようにディスク2の反時計方向の回転によっ
てディスク2の回りには矢印に示すような空気流が生じ
る。この空気流は慣性ラッチ機構11の空気流受感部4
2にシャフト12を中心として時計方向の回転力を与え
るため、慣性ラッチ機構11が非ロック位置(図8に示
す位置)に移動する。この結果、アクチュエータ3のカ
ムフォロワー6はランプ7から離れてディスク2上を自
由に回動できる状態となる。従って、実施例1のディス
ク装置は、アクチュエータ3の先端近傍に配設された磁
気ヘッド5によりディスク2の表面上に記録再生を行う
ことができる。
【0021】《実施例2》次に、本発明に係る実施例2
のディスク装置について図9から図16を用いて説明す
る。図9は、実施例2のディスク装置の主要な内部構成
を示す平面図である。実施例2において、前述の実施例
1と同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付して
説明を省略する。実施例2のディスク装置はダイナミッ
クローディング式の磁気ディスクドライブである。実施
例2のディスク装置の構成において、前述の実施例1と
異なる点はクラッシュストップ13が省かれている点で
あり、その他の構成は同じである。
【0022】図10は慣性ラッチ機構111の詳細を示
す平面図である。慣性ラッチ機構111はアーム141
及び空気流受感部142を有し、ベース1に圧入して固
定されたシャフト12により軸支されている。アーム1
41の先端(アクチュエータコイル10の配置されてい
る側)にはフック143と誘導部144が形成されてい
る。慣性ラッチ機構111はシャフト12により回転自
在により軸支され、シャフト12を中心として左右の重
量バランスがとられている。図11は、実施例2の慣性
ラッチ機構111を図10のA方向から見た側面図であ
る。図11において、慣性ラッチ機構111は斜線によ
り示した部分がディスク2の外縁の形状に対応して凹面
に形成されている。この凹面に形成された空気流受感部
142は、ディスク2の回転時に発生するディスク2の
回りの空気流を受ける部分である。
【0023】次に、実施例2のディスク装置における動
作について説明する。最初に、ディスク装置の非動作
時、つまりディスク2が回転していないとき、ディスク
装置が回転衝撃力を受けた場合の慣性ラッチ機構111
の動作について説明する。図10と図12は、ディスク
装置の非動作時における通常の状態を示す平面図であ
る。図10はアクチュエータ3の指状部45が慣性ラッ
チ機構111の誘導部144と接触している状態を示し
ている。図12は指状部45が慣性ラッチ機構111の
フック143と係合可能な位置に配置されている状態を
示している。ディスク装置の非動作時において、慣性ラ
ッチ機構111は、通常、図10又は図12に示す位置
あるいはその中間の位置にある。
【0024】慣性ラッチ機構111が図12に示す位置
にある場合、慣性ラッチ機構111はアクチュエータ3
をロックしているので、ディスク装置の外部から回転衝
撃力が加わっても、アクチュエータが回動することはな
い。慣性ラッチ機構111が図10に示す位置あるいは
図10と図12の中間の位置にある場合、ディスク装置
の全体に時計方向の回転衝撃力が加えられると、慣性ラ
ッチ機構111は瞬時に反時計方向に回動する。このた
め、慣性ラッチ機構111のフック143の内側のエッ
ジがアクチュエータ3の指状部45と接触する(図12
参照)。この状態において、慣性ラッチ機構111のフ
ック143は指状部45と係合可能な状態となり、アク
チュエータ3の反時計方向の回動動作は禁止される。
【0025】ディスク装置の非動作時において、アクチ
ュエータ3のカムフォロワー6はランプ7と接触してい
るため、その間には摩擦力が生じている。これにより、
ディスク装置に小さな回転衝撃力が加えられても、その
衝撃によりアクチュエータ3が回動することは抑制され
ている。一方、慣性ラッチ機構111には、その動きを
抑制するためのばね等の付勢手段が設けられていないた
め、僅かな時計方向の回転衝撃力がディスク装置に加え
られても、慣性ラッチ機構111は瞬時に反時計方向に
回転する。実施例2のディスク装置は上記のように構成
されているため、慣性ラッチ機構111はアクチュエー
タ3より先に反時計方向に回転して、指状部45がフッ
ク143と係合しそこなうことはない。
【0026】次に、実施例2のディスク装置が反時計方
向の回転衝撃力を受けた場合について説明する。図13
はディスク装置が反時計方向の回転衝撃力を受けたと
き、アクチュエータ3が相対的に時計方向に回動した状
態を示す平面図である。図13に示すように、アクチュ
エータ3は時計方向に回動して、フック143の頂上部
146に衝突する。通常の衝撃においては、アクチュエ
ータ3は図13に示す位置で停止する。前述の実施例1
においてはアクチュエータ3はクラッシュストップ13
に当接して停止位置が決まっていたが、実施例2のディ
スク装置においてはフック143の頂上部146がクラ
ッシュストップの機能を合わせ持っている。このため、
実施例2のディスク装置においてはクラッシュストップ
が不要な構成となる。
【0027】実施例2のディスク装置に対して、もし反
時計方向の過大な回転衝撃力が加わえられた場合、その
衝突の結果、アーム141のわずかな弾性によってアク
チュエータ3が跳ね返り、その力がカムフォロワー6と
ランプ7との摩擦力を上回る可能性がある。しかし、実
施例2のディスク装置においては、このような大きな回
転衝撃力を受けたとき、指状部45の角部47(図13
参照)が慣性ラッチ機構111の誘導部144を押圧
し、慣性ラッチ機構111が反時計方向へ回動する。こ
の状態を図14に示す。図14において、慣性ラッチ機
構111は破線で示すBの位置から実線で示すCの位置
へ移動する。この結果、ディスク装置が大きな回転衝撃
力を受けてアクチュエータ3が反時計方向に跳ね返ろう
としても、図15に示すようにアクチュエータ3の指状
部45が慣性ラッチ機構111のフック143と確実に
係合する。従って、アクチュエータ3の反時計方向への
移動は防止され、磁気ヘッド5がディスク2の表面に接
触することは完全に禁止される。
【0028】次に、実施例2のディスク装置における動
作時、即ちディスク2が回転しているときの慣性ラッチ
機構111の動作について説明する。図16は実施例2
のディスク装置の動作時における慣性ラッチ機構111
の状態を示す平面図である。ディスク装置の動作時にお
いて、図16に示すようにディスク2の反時計方向の回
転によってディスク2の回りには矢印に示すような空気
流が生じる。この空気流は慣性ラッチ機構111の空気
流受感部142に時計方向の回転力を与えるため、慣性
ラッチ機構111が非ロック位置(図16に示す位置)
に移動する。この結果、アクチュエータ3のカムフォロ
ワー6はランプ7から離れてディスク2上を自由に回動
できる状態となる。従って、実施例2のディスク装置
は、アクチュエータ3の先端近傍に配設された磁気ヘッ
ド5によりディスク2の表面上に記録再生を行うことが
できる。
【0029】《実施例3》次に、本発明に係る実施例3
のディスク装置について図17から図24を用いて説明
する。図17は、実施例3のディスク装置の主要な内部
構成を示す平面図である。実施例3において、前述の実
施例1と同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付
して説明を省略する。実施例3のディスク装置はダイナ
ミックローディング式の磁気ディスクドライブである。
実施例3のディスク装置の構成において、前述の実施例
1と異なる点は慣性ラッチ機構211とその慣性ラッチ
機構211と係合するアクチュエータ3の係合部分の形
状であり、その他の構成は同じである。
【0030】図18は実施例3のディスク装置における
慣性ラッチ機構211の詳細を示す平面図である。実施
例3における慣性ラッチ機構211はアーム241及び
空気流受感部242を有し、ベース1に圧入固定された
シャフト12により軸支されている。アーム241の先
端(アクチュエータコイル10が配置されている側)に
はフック243が形成されている。慣性ラッチ機構21
1はシャフト12により回転自在に軸支されており、シ
ャフト12を中心として左右の重量バランスがとられて
いる。図19は、実施例3の慣性ラッチ機構211を図
18のA方向から見た側面図である。図19において、
慣性ラッチ機構211は斜線により示した部分がディス
ク2の外縁の形状に対応して凹面に形成されている。こ
の凹面に形成された空気流受感部242は、ディスク2
の回転時に発生するディスク2の回りの空気流を受ける
部分である。
【0031】次に、実施例3のディスク装置における動
作について説明する。最初に、ディスク装置の非動作
時、つまりディスク2が回転していないとき、ディスク
装置が回転衝撃力を受けた場合の慣性ラッチ機構211
の動作について説明する。図18と図20は、ディスク
装置の非動作時における通常の状態を示す平面図であ
る。図18はアクチュエータ3の舌状部15が慣性ラッ
チ機構211の先端に形成されたフック243の角部と
接触している状態を示している。図20はアクチュエー
タ3の指状部45が慣性ラッチ機構211のフック24
3と係合可能な位置に配置されている状態を示してい
る。ディスク装置の非動作時において、慣性ラッチ機構
211は、通常、図18又は図20に示す位置あるいは
その中間の位置にある。
【0032】非動作時において慣性ラッチ機構211が
図20に示す位置にある場合、慣性ラッチ機構211は
アクチュエータ3をロックしているので、ディスク装置
の外部から回転衝撃力が加わっても磁気ヘッドがディス
ク2の表面を移動することはない。一方、慣性ラッチ機
構211が図18に示す位置あるいは図18と図20の
中間の位置にある場合、ディスク装置の全体が時計方向
の回転衝撃力を受けたとき、慣性ラッチ機構211は瞬
時に相対的に反時計方向に回動する。この結果、慣性ラ
ッチ機構211のフック243の内側のエッジがアクチ
ュエータ3の指状部分45に接触する(図20参照)。
この状態において、フック243は指状部分45と係合
し、アクチュエータ3は反時計方向への回転が禁止され
る。
【0033】ディスク装置の非動作時において、アクチ
ュエータ3のカムフォロワー6はランプ7と接触してい
るため、その間には摩擦力が生じている。このため、デ
ィスク装置に小さな回転衝撃力が加えられても、その衝
撃によりアクチュエータ3が回動することは抑制されて
いる。一方、慣性ラッチ機構211には、その動きを抑
制するためのばね等の付勢手段が設けられていないた
め、僅かな回転衝撃力がディスク装置に加えられても、
慣性ラッチ機構211は瞬時に反時計方向に回転する。
実施例3のディスク装置は上記のように構成されている
ため、慣性ラッチ機構211はアクチュエータ3より先
に反時計方向に回転して、指状部45がフック243と
係合しそこなうことはない。
【0034】次に、実施例3のディスク装置に対して反
時計方向の回転衝撃力が加わった場合について説明す
る。図21は実施例3のディスク装置が反時計方向の回
転衝撃力を受けた場合の状態を示す慣性ラッチ機構21
1の近傍を示す平面図である。図21に示すように、デ
ィスク装置が反時計方向の回転衝撃力を受けたとき、ア
クチュエータ3は時計方向に回動して、アクチュエータ
3の右側面48がクラッシュストップ13に衝突する。
通常の衝撃の場合には、アクチュエータ3は図21に示
す位置で停止する。
【0035】実施例3のディスク装置に対して、もし反
時計方向の過大な回転衝撃力が加わえられた場合、その
衝突の結果、クラッシュストップ13の弾性によってア
クチュエータ3が跳ね返り、その力がカムフォロワー6
とランプ7との摩擦力を上回る可能性がある。しかし、
実施例3のディスク装置においては、このような大きな
回転衝撃力を受けたとき、舌状部15が慣性ラッチ機構
211のフック243の角部を押圧し、慣性ラッチ機構
211が反時計方向へ回動する。この状態を図22に示
す。図22において、慣性ラッチ機構211は破線で示
すBの位置から実線で示すCの位置へ移動する。この結
果、ディスク装置が大きな回転衝撃力を受けてアクチュ
エータ3が反時計方向に跳ね返ろうとしても、図23に
示すようにアクチュエータ3の指状部45が慣性ラッチ
機構211のフック243と係合する。従って、アクチ
ュエータ3の反時計方向への移動は防止され、磁気ヘッ
ド5がディスク2の表面に接触することは完全に禁止さ
れる。
【0036】次に、実施例3のディスク装置における動
作時、即ちディスク2が回転しているときの慣性ラッチ
機構211の動作について説明する。図24は実施例3
のディスク装置の動作時における慣性ラッチ機構211
の状態を示す平面図である。ディスク装置の動作時にお
いて、図24に示すようにディスク2の反時計方向の回
転によってディスク2の回りには矢印に示すような空気
流が生じる。この空気流は慣性ラッチ機構211の空気
流受感部242に時計方向の回転力を与えるため、慣性
ラッチ機構211が非ロック位置(図24に示す位置)
に移動する。この結果、アクチュエータ3のカムフォロ
ワー6はランプ7から離れてディスク2上を自由に回動
できる状態となる。従って、実施例3のディスク装置
は、アクチュエータ3の先端近傍に配設された磁気ヘッ
ド5によりディスク2の表面上に記録再生を行うことが
できる。
【0037】《実施例4》次に、本発明に係る実施例4
のディスク装置について図25から図32を用いて説明
する。図25は、実施例4のディスク装置の主要な内部
構成を示す平面図である。実施例4において、前述の実
施例1と同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付
して説明を省略する。実施例4のディスク装置はダイナ
ミックローディング式の磁気ディスクドライブである。
実施例4のディスク装置の構成において、前述の実施例
3と異なる点はクラッシュストップ13が省かれている
点であり、その他の構成は同じである。
【0038】図26は実施例4における慣性ラッチ機構
311の詳細を示す平面図である。実施例4の慣性ラッ
チ機構311は、アーム341及び空気流受感部342
を有し、シャフト12により軸支されている。アーム3
41の先端(アクチュエータコイル10の配置されてい
る側)にはフック343が形成されている。実施例4の
慣性ラッチ機構311はベース1に圧入固定されたシャ
フト12により回転自在に軸支されており、シャフト1
2を中心として左右の重量バランスがとられている。図
27は、実施例4における慣性ラッチ機構311を図2
6のA方向から見た側面図である。図27において、慣
性ラッチ機構311は斜線により示した部分がディスク
2の外縁の形状に対応して凹面に形成されている。この
凹面に形成された空気流受感部342は、ディスク2の
回転時に発生するディスク2の回りの空気流を受ける部
分である。
【0039】次に、実施例4のディスク装置における動
作について説明する。最初に、ディスク装置の非動作
時、つまりディスク2が回転していないとき、ディスク
装置が回転衝撃力を受けた場合の慣性ラッチ機構311
の動作について説明する。図26と図28は、ディスク
装置の非動作時における通常の状態を示す平面図であ
る。図26はアクチュエータ3の舌状部15が慣性ラッ
チ機構311の先端に形成されたフック343の角部と
接触している状態を示している。図28はアクチュエー
タ3の指状部45が慣性ラッチ機構311のフック34
3と係合可能な位置に配置されている状態を示してい
る。ディスク装置の非動作時において、慣性ラッチ機構
311は、通常、図26又は図28に示す位置あるいは
その中間の位置にある。実施例4の慣性ラッチ機構31
1が図28に示す位置にある場合、慣性ラッチ機構31
1はアクチュエータ3をロックしているので、ディスク
装置の外部から回転衝撃力が加えられても磁気ヘッドが
ディスク2の表面を移動することはない。
【0040】一方、実施例4の慣性ラッチ機構311が
図26に示す位置あるいは図26と図28の中間の位置
にある場合、ディスク装置の全体が時計方向の回転衝撃
力を受けると、慣性ラッチ機構311は瞬時に反時計方
向に回動する。この結果、フック343の内側のエッジ
がアクチュエータ3の指状部45に接触し、図28に示
す状態となる。この状態において、フック343は指状
部45と係合可能な位置であり、アクチュエータ3の反
時計方向の回動は禁止される。
【0041】ディスク装置の非動作時において、アクチ
ュエータ3のカムフォロワー6はランプ7と接触してい
るため、その間には摩擦力が生じている。これにより、
ディスク装置に小さな回転衝撃力が加えられても、その
衝撃によりアクチュエータ3が回動することは抑制され
ている。一方、慣性ラッチ機構311には、その動きを
抑制するためのばね等の付勢手段が設けられていないた
め、時計方向の僅かな回転衝撃力がディスク装置に加え
られても、慣性ラッチ機構311は瞬時に相対的に反時
計方向に回転する。実施例4のディスク装置は上記のよ
うに構成されているため、慣性ラッチ機構311はアク
チュエータ3より先に反時計方向に回転して、指状部4
5がフック343と係合しそこなうことはない。
【0042】次に、実施例4のディスク装置に対して反
時計方向の回転衝撃力が加わった場合について説明す
る。図29は実施例4のディスク装置が反時計方向の回
転衝撃力を受けた場合の状態を示す慣性ラッチ機構31
1の近傍を示す平面図である。実施例4のディスク装置
が反時計方向の回転衝撃力を受けた場合、図29に示す
ようにアクチュエータ3は時計方向に回動して、フック
343の頂上部346に衝突する。通常の衝撃において
は、アクチュエータ3は図29に示す位置で停止する。
前述の実施例3においては、上記のような場合アクチュ
エータ3がクラッシュストップ13に衝突し、その位置
で停止する。しかし、実施例4のディスク装置において
は、フック343の頂上部346がクラッシュストップ
の機能を合わせ持つため、クラッシュストップが不要と
なる。
【0043】実施例4のディスク装置に対して、もし反
時計方向の過大な回転衝撃力が加わえられた場合、その
衝突の結果、アーム341のわずかな弾性によってアク
チュエータ3が跳ね返り、その力がカムフォロワー6と
ランプ7との摩擦力を上回る可能性がある。しかし、実
施例4のディスク装置においては、このような大きな回
転衝撃力を受けたとき、舌状部15が慣性ラッチ機構3
11のフック343の角部を押圧し、慣性ラッチ機構3
11が反時計方向へ回動する。この状態を図30に示
す。図30において、慣性ラッチ機構311は破線で示
すBの位置から実線で示すCの位置へ移動する。この結
果、ディスク装置が大きな回転衝撃力を受けてアクチュ
エータ3が反時計方向に跳ね返ろうとしても、図31に
示すようにアクチュエータ3の指状部45が慣性ラッチ
機構311のフック343と係合する。従って、アクチ
ュエータ3の反時計方向への移動は防止され、磁気ヘッ
ド5がディスク2の表面に接触することは完全に禁止さ
れる。
【0044】次に、実施例4のディスク装置における動
作時、即ちディスク2が回転しているときの慣性ラッチ
機構311の動作について説明する。図32は実施例4
のディスク装置の動作時における慣性ラッチ機構311
の状態を示す平面図である。ディスク装置の動作時にお
いて、図32に示すようにディスク2の反時計方向の回
転によってディスク2の回りには矢印に示すような空気
流が生じる。この空気流は慣性ラッチ機構311の空気
流受感部342に時計方向の回転力を与えるため、慣性
ラッチ機構311が非ロック位置(図32に示す位置)
に移動する。この結果、アクチュエータ3のカムフォロ
ワー6はランプ7から離れてディスク2上を自由に回動
できる状態となる。従って、実施例4のディスク装置
は、アクチュエータ3の先端近傍に配設された磁気ヘッ
ド5によりディスク2の表面上に記録再生を行うことが
できる。なお、上記の各実施例においては慣性ラッチ機
構を磁性記憶媒体に情報を格納する磁気ディスク装置を
用いて説明したが、本発明の技術的思想は、他の形式の
データ格納用ディスク装置、例えば光磁気ディスク装置
や、相変化型光ディスク装置などにも同様に適用可能で
ある。
【0045】
【発明の効果】以上、実施例について詳細に説明したと
ころから明らかなように、本発明は次の効果を有する。
本発明のディスク装置によれば、従来に比べ構造が簡単
でありながら、非動作時におけるアクチュエータが装置
外部からの衝撃などによる力の方向と関係なく確実にロ
ックされ、磁気ヘッドがディスク表面を揺動することが
防止される。また、本発明によれば、アクチュエータの
ための特別の移動規制部材、例えばクラッシュストップ
を設ける必要がなくなり、部品点数を低減できる効果を
有する。さらに、本発明によれば、従来のディスク装置
において非動作時に慣性ラッチ機構を非ロック位置に保
持するためのばねなどの付勢手段を設ける必要がなくな
り、低レベルの衝撃力に対しても確実に反応してアクチ
ュエータをロックできる高性能のラッチ機構を有するデ
ィスク装置を提供できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1のディスク装置の主要な
構成を示す平面図である。
【図2】実施例1におけるディスク装置の慣性ラッチ機
構の近傍を示す拡大平面図である。
【図3】実施例1におけるディスク装置の慣性ラッチ機
構を示す側面図である。
【図4】実施例1におけるディスク装置の動作を説明す
るための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図5】実施例1におけるディスク装置の動作を説明す
るための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図6】実施例1におけるディスク装置の動作を説明す
るための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図7】実施例1におけるディスク装置の動作を説明す
るための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図8】実施例1におけるディスク装置の動作を説明す
るための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図9】本発明に係る実施例2のディスク装置の主要な
構成を示す平面図である。
【図10】実施例2におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図11】実施例2におけるディスク装置の慣性ラッチ
機構を示す側面図である。
【図12】実施例2におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図13】実施例2におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図14】実施例2におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図15】実施例2におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図16】実施例2におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図17】本発明に係る実施例3のディスク装置の主要
な構成を示す平面図である。
【図18】実施例3におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図19】実施例3におけるディスク装置の慣性ラッチ
機構を示す側面図である。
【図20】実施例3におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図21】実施例3におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図22】実施例3におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図23】実施例3におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図24】実施例3におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図25】本発明に係る実施例4のディスク装置の主要
な構成を示す平面図である。
【図26】実施例4におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図27】実施例4におけるディスク装置の慣性ラッチ
機構を示す側面図である。
【図28】実施例4におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図29】実施例4におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図30】実施例4におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図31】実施例4におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【図32】実施例4におけるディスク装置の動作を説明
するための慣性ラッチ機構の近傍を示す拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース 2 ディスク 3 アクチュエータ 4 スピンドルモータ 5 磁気ヘッド 6 カムフォロワー 7 ランプ 8 ピボット軸 9 マグネット 10 アクチュエータコイル 11 慣性ラッチ 12 シャフト 13 クラッシュストップ 14 クラッシュストップ 15 舌状部 41 アーム 42 空気流受感部 43 フック 44 誘導部 45 指状部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するデータ記録領域を有す
    るディスク、 前記ディスクのデータ記録領域へのデータの書込み又は
    前記データ領域からのデータの読取りのためのヘッド、 前記ヘッドを保持して前記ディスクのデータ記録領域上
    を移動させるとともに係合用の指状部を有するアクチュ
    エータ、 前記アクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動手
    段、 前記ディスクの非動作時において前記アクチュエータの
    移動を摩擦力により規制するアクチュエータ移動規制手
    段、及び前記ディスクの外縁近傍において重量バランス
    を保って回転自在に支軸に軸支され、前記アクチュエー
    タの指状部と係合可能なフックを有する慣性ラッチ機
    構、を具備し、 非動作時においては前記慣性ラッチ機構のフックが前記
    アクチュエータの指状部と係合し、動作時においては前
    記慣性ラッチ機構が前記ディスクの回転動作により生じ
    る空気流により支軸の回りに回動して前記フックと前記
    指状部との係合が外れるよう構成されていることを特徴
    とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記慣性ラッチ機構が装置外部から回転
    衝撃力を受けたとき、前記慣性ラッチ機構が前記アクチ
    ュエータより先に回動して前記フックが前記指状部と係
    合し、前記アクチュエータの移動を禁止するよう構成さ
    れた請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記慣性ラッチ機構が、前記アクチュエ
    ータの方へ突出したアームと空気流受感部を有し、前記
    アームの先端には屈曲したフックと誘導部が形成されて
    おり、非動作時において装置外部から回転衝撃力を受け
    たとき、前記アクチュエータの指状部が前記誘導部を押
    圧して前記フックを前記指状部と係合する位置に移動さ
    せるよう構成した請求項1記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記慣性ラッチ機構の空気流受感部が前
    記ディスクの外縁の形状に応じた凹面を有し、前記ディ
    スクの動作時において前記ディスクの回転による空気流
    を受けるよう構成された請求項3記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 非動作時において、装置外部から回転衝
    撃力を受けたとき、前記慣性ラッチ機構のアームの先端
    が前記アクチュエータと当接して前記アクチュエータの
    移動範囲を規制するよう構成された請求項1、2、3、
    又は4記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 データを記録するデータ記録領域を有す
    るディスク、 前記ディスクのデータ記録領域へのデータの書込み又は
    前記データ領域からのデータの読取りのためのヘッド、 前記ヘッドを保持して前記ディスクのデータ記録領域上
    を移動させるとともに係合用の指状部と棒状に突出した
    舌状部とを有するアクチュエータ、 前記アクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動手
    段、 前記ディスクの非動作時において前記アクチュエータの
    移動を摩擦力により規制するアクチュエータ移動規制手
    段、及び前記ディスクの外縁近傍において重量バランス
    を保って回転自在に支軸に軸支され、前記アクチュエー
    タの指状部と係合可能なフックを有する慣性ラッチ機
    構、を具備し、 非動作時においては前記慣性ラッチ機構のフックが前記
    アクチュエータの指状部と係合し、動作時においては前
    記慣性ラッチ機構が前記ディスクの回転動作により生じ
    る空気流により支軸の回りに回動して前記フックと前記
    指状部との係合が外れるよう構成されていることを特徴
    とするディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記慣性ラッチ機構が装置外部から回転
    衝撃力を受けたとき、前記慣性ラッチ機構が前記アクチ
    ュエータより先に回動して前記フックが前記指状部と係
    合し、前記アクチュエータの移動を禁止するよう構成さ
    れた請求項6記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記慣性ラッチ機構が、前記アクチュエ
    ータの方へ突出したアームと空気流受感部を有し、前記
    アームの先端には前記フックが形成されており、非動作
    時において装置外部から回転衝撃力を受けたとき、前記
    アクチュエータの舌状部が前記フックを押圧して前記フ
    ックを前記指状部と係合する位置に移動させるよう構成
    した請求項6記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記慣性ラッチ機構の空気流受感部が前
    記ディスクの外縁の形状に応じた凹面を有し、前記ディ
    スクの動作時において前記ディスクの回転による空気流
    を受けるよう構成された請求項8記載のディスク装置。
  10. 【請求項10】 非動作時において、装置外部から回転
    衝撃力を受けたとき、前記慣性ラッチ機構のアームの先
    端が前記アクチュエータと当接して前記アクチュエータ
    の移動範囲を規制する機能を有する請求項6、7、8、
    又は9記載のディスク装置。
JP11045209A 1999-02-23 1999-02-23 ディスク装置 Pending JP2000251424A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11045209A JP2000251424A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 ディスク装置
KR1020007011768A KR20010042944A (ko) 1999-02-23 2000-02-18 디스크 장치
CN00800625A CN1310843A (zh) 1999-02-23 2000-02-18 盘装置
PCT/JP2000/000938 WO2000051126A2 (en) 1999-02-23 2000-02-18 Disk apparatus
TW089103066A TW460864B (en) 1999-02-23 2000-02-22 Disk apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11045209A JP2000251424A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000251424A true JP2000251424A (ja) 2000-09-14

Family

ID=12712886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11045209A Pending JP2000251424A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 ディスク装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2000251424A (ja)
KR (1) KR20010042944A (ja)
CN (1) CN1310843A (ja)
TW (1) TW460864B (ja)
WO (1) WO2000051126A2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002190171A (ja) * 2000-10-13 2002-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録装置
KR100408408B1 (ko) * 2001-05-26 2003-12-06 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 액츄에이터 래치장치
US6717774B2 (en) * 2000-12-19 2004-04-06 Hitachi, Ltd. Information recording and reproducing apparatus with an air force latch mechanism
KR100438775B1 (ko) * 2001-11-06 2004-07-05 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 액츄에이터 래치장치
US7423845B2 (en) * 2005-03-24 2008-09-09 Fujitsu Limited Recording disk drive with enhanced swinging member

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6731468B2 (en) * 2001-04-11 2004-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Pawl latch for ramp loading hard disk drivers
JP2003151225A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Fujitsu Ltd ディスク装置
US6967822B2 (en) 2002-04-04 2005-11-22 Samsung Electronics Co, Ltd. Disk drive actuator impact rebound crash stop with bias tab and pusher and crash stop faces
KR20030080875A (ko) * 2002-04-11 2003-10-17 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 액츄에이터 래치장치
JP2005038555A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 慣性ラッチ機構及びそれを用いた情報記録装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4538193A (en) * 1982-11-08 1985-08-27 Quantum Corporation Aerodynamically released safety latch for data transducer assembly in rotating rigid disk data storage device
US4647997A (en) * 1985-04-29 1987-03-03 Plus Development Corporation Aerodynamic latch for disk file actuator
US4692829A (en) * 1985-09-13 1987-09-08 Quantum Corporation Magnetically biased aerodynamically released integral safety latch for rigid disk drive
US4996617A (en) * 1989-01-23 1991-02-26 Seagate Technology, Inc. Disc drive safety latch using shape memory metals
US5296986A (en) * 1990-12-19 1994-03-22 Integral Peripherals, Inc. Rotary intertial latch for disk drive actuator to protect against rotational shock force
US5379171A (en) * 1991-09-25 1995-01-03 Integral Peripherals Microminiature hard disk drive
DE69416067T2 (de) * 1993-09-07 1999-05-27 Seagate Technology Platteneinheit mit Verriegelungssystem für den Abnehmerarm
US5717544A (en) * 1995-11-14 1998-02-10 Quantum Corporation Pressure differential latch for a disk drive

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002190171A (ja) * 2000-10-13 2002-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録装置
US6717774B2 (en) * 2000-12-19 2004-04-06 Hitachi, Ltd. Information recording and reproducing apparatus with an air force latch mechanism
US6728074B2 (en) * 2000-12-19 2004-04-27 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for information recording and reproducing using an air force latch mechanism
KR100408408B1 (ko) * 2001-05-26 2003-12-06 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 액츄에이터 래치장치
US6751067B2 (en) 2001-05-26 2004-06-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Actuator latch of hard disk drive
KR100438775B1 (ko) * 2001-11-06 2004-07-05 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 액츄에이터 래치장치
US6822835B2 (en) 2001-11-06 2004-11-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Actuator latch of hard disk drive
US7423845B2 (en) * 2005-03-24 2008-09-09 Fujitsu Limited Recording disk drive with enhanced swinging member

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010042944A (ko) 2001-05-25
TW460864B (en) 2001-10-21
WO2000051126A2 (en) 2000-08-31
CN1310843A (zh) 2001-08-29
WO2000051126A9 (en) 2001-03-01
WO2000051126A3 (en) 2000-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0830672B1 (en) Dual latch apparatus for restraining a direct access storage device actuator
US5189576A (en) Rotary inertial latch for disk drive actuator
US5448436A (en) Disk drive with shock-resistant rotary actuator
JP3077897B2 (ja) 慣性ラッチ機構およびアクチュエータロック機構ならびにディスクドライブ装置
US6507461B1 (en) Inertial latch for an actuator in a disk drive device
US5296986A (en) Rotary intertial latch for disk drive actuator to protect against rotational shock force
US7564654B2 (en) Actuator latch device for hard disk drive
KR100372681B1 (ko) 단일 레버 양방향 관성 래치
KR100408407B1 (ko) 하드 디스크 드라이브 및 하드 디스크 드라이브액튜에이터 암의 래치 방법
JP2000251424A (ja) ディスク装置
KR100505708B1 (ko) 디스크 드라이브의 싱글 레버형 액츄에이터 래치 장치
KR19990028761A (ko) 회전 충격력에 회전식으로 저항하는 공기가동식 래치결합 기구
JP2001014815A (ja) ヘッドアクチュエータのイナーシャラッチ機構およびこれを備えた情報記録再生装置
JP3839251B2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2003208772A (ja) ディスク装置
JP3927005B2 (ja) アクチュエータのイナーシャラッチ機構、およびこのイナーシャラッチ機構を備えたディスク装置
JP3798565B2 (ja) アクチュエータのイナーシャラッチ機構およびこれを備えた情報記録再生装置
KR20020076762A (ko) 하드디스크 드라이브용 액츄에이터 잠금장치
JP2002100140A (ja) 慣性ラッチ機構及びアクチュエータロック機構ならびにこれを用いた磁気ディスク装置
JP3464992B2 (ja) ディスク装置
JP3341743B2 (ja) ヘッドキャリッジのラッチ機構
CN2605638Y (zh) 磁盘驱动装置
JP2009266327A (ja) ディスク・ドライブ装置
JP2011165255A (ja) ディスク駆動装置