JP2003151225A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2003151225A
JP2003151225A JP2001343655A JP2001343655A JP2003151225A JP 2003151225 A JP2003151225 A JP 2003151225A JP 2001343655 A JP2001343655 A JP 2001343655A JP 2001343655 A JP2001343655 A JP 2001343655A JP 2003151225 A JP2003151225 A JP 2003151225A
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arm
carriage arm
disk
impact
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JP2001343655A
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Keiichi Miyajima
恵一 宮嶋
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • GPHYSICS
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    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
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    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
    • G11B21/21Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider

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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラッチアームの摺動性を改善して、ハードデ
ィスク装置のイナーシャラッチ機構の信頼性を向上する
ことを課題とする。 【解決手段】 イナーシャラッチ機構29は、慣性バラ
ンスアーム50と、キャリッジアーム26をラッチする
役割を有するラッチアーム51とよりなる。ラッチアー
ム51の軸受部60の両端には、断面が半円形状であ
り、形状が環状である凸部60a、60bが形成してあ
る。ラッチアーム51と軸部材80とは、凸部60aが
フランジ部80aに当たって、線接触の状態にある。軸
部材80のフランジ部80aに対する摺動摩擦は、面接
触の摺動摩擦に比べて軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に係
り、特に、先端にヘッドスライダを有しシャーシベース
に回動可能に支持されているキャリッジアームを備えた
ディスク装置に関する。
【0002】情報を磁気記録するハードディスク装置は
コンピュータ装置に組み込まれて使用される。コンピュ
ータ装置のうち、携帯可能であるノート型のコンピュー
タ装置は、ぶつけたり落としたりして、不用に衝撃を受
ける機会が多い。そこで、ノート型のコンピュータ装置
内に組み込まれるハードディスク装置は、デスクトップ
タイプのコンピュータ装置に組み込まれるハードディス
ク装置に比べて、耐衝撃性の高い構造であることが要求
される。
【0003】ノート型のコンピュータ装置内に組み込ま
れるハードディスク装置は、耐衝撃性を上げるために、
ハードディスク装置が停止すると、ヘッドスライダをデ
ィスクの外へ退避させるランプロード方式が採用されて
おり、更に、イナーシャラッチ機構が組み込まれてい
る。イナーシャラッチ機構は、キャリッジアームを回動
させる方向に比較的大きい衝撃を受けたときに動作し
て、回動しようとするキャリッジアームをラッチして回
動しないようにし、ヘッドスライダが停止しているディ
スク上に載ってこれを擦ってディスクに記録されている
データを破損させてしまうことを防止するための機構で
ある。
【0004】このイナーシャラッチ機構は、衝撃を受け
たときに確実に動作することは勿論、その後に、確実に
解除される構成であることが必要である。解除が不完全
であると、ロードコマンドが供給されたときに、キャリ
ッジアームが回動されず、ハードディスク装置が動作し
なくなってしまうからである。
【0005】
【従来の技術】図1(A),(B)はハードディスク装
置に備えてある従来のイナーシャラッチ機構の一部を示
す。10はシャーシベース、11はカバー部材、12は
キャリッジアームをラッチするラッチアームである。ラ
ッチアーム12は、その軸受部12aをシャーシベース
10に植わっている固定軸13に嵌合させて、回動可能
に支持されている。
【0006】ラッチアーム12は、アクチュエータの磁
気回路から外側に漏れている磁束によって吸引されてラ
ッチ解除の位置に留まっている。比較的大きい衝撃を受
けたときに、ラッチアーム12は回動されて、キャリッ
ジアームをラッチする位置に到り、回動しようとするキ
ャリッジアームをラッチして、キャリッジアームの回動
を制限する。衝撃が消滅すると、ラッチアーム12は上
記の漏洩磁束によって吸引されて、回動されて、元の位
置に戻される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ラッチアーム12の軸
受部12aは、上下の端が円環状の平面部12a1,1
2a2である形状である。円環状の平面部12a1が固
定軸13のフランジ部13aの円環状の平面部13a1
に載っており、ラッチアーム12の軸受部12aと固定
軸13のフランジ部13aとの接触状態は面接触であ
る。ラッチアーム12は、面接触の摩擦抵抗に抗しつつ
摺動しながら回動する。ここで、ラッチアーム12の円
環状の平面部12a1とフランジ部13aの円環状の平
面部13a1との間の面接触による摩擦抵抗は、比較的
大きい。よって、ラッチアーム12の回動が円滑に行わ
れ難い傾向があった。
【0008】衝撃がおさまった後にラッチアーム12の
元の回動位置へ戻る回動が不完全であると、キャリッジ
アームに対するラッチの解除が不完全となり、ロードコ
マンドが供給されたときに、キャリッジアームが回動さ
れず、ハードディスク装置が動作しなくなってしまう事
故になってしまう。
【0009】そこで、本発明は、上記課題を解決したデ
ィスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スクエンクロージャー内に、スピンドルモータによって
回転されるディスクと、ヘッドスライダを搭載し、シャ
ーシベースに支持されているキャリッジアームと、衝撃
が作用したときに動作して上記キャリッジアームをラッ
チするイナーシャラッチ機構とを有し、該イナーシャラ
ッチ機構は、衝撃が作用したときに支持部上を摺動して
上記キャリッジアームの軌道内に入り、衝撃がおさまっ
たのちに該支持部上を摺動して上記の軌道の外に出るラ
ッチ部材を有する構成であるディスク装置において、該
ラッチ部材は、該支持部に対向する面に凸部を有する構
成であり、該凸部が該支持部に対して接触する構成とし
たものである。
【0011】ラッチ部材の凸部は、ラッチ部材と支持部
との接触を線又は点接触とし、摺動摩擦を軽減させ、ラ
ッチ部材の摺動性を向上させ、イナーシャラッチ機構の
信頼性を向上させる。
【0012】請求項2の発明は、ディスクエンクロージ
ャー内に、スピンドルモータによって回転されるディス
クと、ヘッドスライダを搭載し、シャーシベースに回動
可能に支持されているキャリッジアームと、衝撃が作用
したときに動作して上記キャリッジアームをラッチする
イナーシャラッチ機構とを有し、該イナーシャラッチ機
構は、軸受部を軸部材に回動可能に支持されており、衝
撃が作用したときに該軸受部の端が支持面上を摺動しつ
つ回動して上記キャリッジアームの軌道内に入り、衝撃
がおさまったのちに該軸受部の端が該支持面上を摺動し
つつ回動して上記の軌道の外に出るラッチ部材を有する
構成であるディスク装置において、該ラッチ部材は、該
軸受部の端に凸部を有する構成であり、該凸部が該支持
面に接触する構成としたものである。
【0013】ラッチ部材の凸部は、ラッチ部材と支持部
との接触を線又は点接触とし、摺動摩擦を軽減させ、ラ
ッチ部材の摺動性を向上させ、イナーシャラッチ機構の
信頼性を向上させる。
【0014】請求項3の発明は、ディスクエンクロージ
ャー内に、スピンドルモータによって回転されるディス
クと、ヘッドスライダを搭載し、シャーシベースに回動
可能に支持されているキャリッジアームと、衝撃が作用
したときに動作して上記キャリッジアームをラッチする
イナーシャラッチ機構とを有し、該イナーシャラッチ機
構は、軸受部を軸部材に回動可能に支持されており、衝
撃が作用したときに該軸受部の端が支持面上を摺動しつ
つ回動して上記キャリッジアームの軌道内に入り、衝撃
がおさまったのちに該軸受部の端が該支持面上を摺動し
つつ回動して上記の軌道の外に出るラッチ部材を有する
構成であるディスク装置において、該ラッチ部材は、該
軸受部の端面が不連続の円弧状面部を有する構成であ
り、該支持面に対して不連続の面接触となる構成とした
ものである。
【0015】ラッチ部材の不連続の円弧状面部は、ラッ
チ部材と支持部との接触面積を制限し、摺動摩擦を軽減
させ、ラッチ部材の摺動性を向上させ、イナーシャラッ
チ機構の信頼性を向上させる。
【0016】請求項4の発明は、ディスクエンクロージ
ャー内に、スピンドルモータによって回転されるディス
クと、ヘッドスライダを搭載し、シャーシベースに回動
可能に支持されているキャリッジアームと、衝撃が作用
したときに動作して上記キャリッジアームをラッチする
イナーシャラッチ機構とを有し、該イナーシャラッチ機
構は、衝撃が作用したときに支持部上を摺動して上記キ
ャリッジアームが回動する軌道内に入り、衝撃がおさま
ったのちに該支持部上を摺動して上記の軌道の外に出る
ラッチ部材を有する構成であるディスク装置において、
該支持部は、該ラッチ部材に対向する面に凸部を有する
構成であり、該ラッチ部材が該凸部に接触する構成とし
たものである。
【0017】支持部の凸部は、ラッチ部材と支持部との
接触を線又は点接触とし、摺動摩擦を軽減させ、ラッチ
部材の摺動性を向上させ、イナーシャラッチ機構の信頼
性を向上させる。
【0018】請求項5の発明は、ディスクエンクロージ
ャー内に、スピンドルモータによって回転されるディス
クと、ヘッドスライダを搭載し、シャーシベースに回動
可能に支持されているキャリッジアームと、衝撃が作用
したときに動作して上記キャリッジアームをラッチする
イナーシャラッチ機構とを有し、該イナーシャラッチ機
構は、軸受部を軸部材に回動可能に支持されており、衝
撃が作用したときに該軸受部の端が支持面上を摺動しつ
つ回動して上記キャリッジアームの軌道内に入り、衝撃
がおさまったのちに、上記キャリッジアームを駆動する
磁気回路からの漏洩磁束によって吸引されて該軸受部の
端が該支持面上を摺動しつつ回動して上記の軌道の外に
出るラッチ部材を有する構成であるディスク装置におい
て、該ラッチ部材は、その一部であって上記漏洩磁束が
作用する部位に、磁性を有する金属の粉末を含有した合
成樹脂で成形した部分を有する構成としたものである。
【0019】上記部分は成形によって形成してあるた
め、形状を自由に出来、よって、漏洩磁束によって吸引
される力を増やすことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】図2(A),(B)は本発明の一
実施例になる2.5インチのハードディスク装置20で
あり、ノート型のコンピュータ装置内に組み込まれる。
図2(A)はカバー部材を取り外した状態で示す。図2
(B)は図2(A)中、B―Bは線に沿う断面図であ
る。X1−X2は長手方向、Y1−Y2は幅方向、Z1
−Z2は高さ方向である。
【0021】ハードディスク装置20は、浅い凹部を有
するシャーシベース21と、シャーシベース21上のス
ピンドルモータ22と、スピンドルモータ22のロータ
に固定してある径が2.5インチの二枚のディスク23
と、シャーシベース21上の軸25に回動可能に支持し
てあるキャリッジアーム26と、このキャリッジアーム
26の先端側のヘッドスライダ27と、シャーシベース
21の上面に設けてありキャリッジアーム26を往復回
動させるボイスコイルモータの構造のアクチュエータ2
8と、シャーシベース21に固定してあるランプ部材3
9と、シャーシベース21の上面に設けてあるイナーシ
ャラッチ機構29等を有する構成である。シャーシベー
ス21と上側のカバー部材30とが密封空間を形成する
ディスクエンクロージャー31を構成する。上記のディ
スク23等はディスクエンクロージャー31内に収容さ
れている。アクチュエータ28は、下側のヨーク35
と、ヨーク35上に固定してある永久磁石36と、永久
磁石36を覆う上側のヨーク37と、キャリッジアーム
26の基部部分26aにこれと一体的に設けてある略四
角形状のコイル38とよりなる構成である。ヨーク35
と永久磁石36とヨーク37とが磁気回路を構成する。
ヘッドスライダ27は端面に磁気ヘッドを有する。
【0022】このハードディスク装置20は、ノート型
パーソナルコンピュータ内に組み込まれ、バッテリーに
よって電力を供給されて駆動されて、以下のように動作
する。
【0023】ディスク23は、スピンドルモータ22に
よって矢印A方向に数1000rpmで回転される。ア
クチュエータ28によって、キャリッジアーム26が矢
印B1−B2方向に回動され、ヘッドスライダ27がデ
ィスク23の面に対して浮上した状態でこの半径方向に
移動され、目的とするトラックを走査して、磁気ヘッド
が情報の書き込み、読み出しを行う。
【0024】ノート型パーソナルコンピュータからアン
ロードコマンドが供給されると、キャリッジアーム26
がB1方向に図2(A)に示す退避位置まで回動され
る。キャリッジアーム26の先端がランプ部材39に支
持されて、ヘッドスライダ27はディスク23の外へ退
避させられた状態となる。また、スピンドルモータ22
が停止される。これによって、ハードディスク装置20
は停止モードとなる。
【0025】停止モード中に、ロードコマンドが供給さ
れると、スピンドルモータ22が起動すると共にアクチ
ュエータ28が駆動されて、キャリッジアーム26がB
2方向に回動され、ランプ部材39からが外れて、ヘッ
ドスライダ27は回転しているディスク23上にロード
されて、ディスク23の面上に浮上して対向し、情報の
書き込み、読み出しを開始する。
【0026】次に、イナーシャラッチ機構29について
説明する。
【0027】イナーシャラッチ機構29は、図3に示
す、慣性バランスアーム50と、ラッチ部材としてのラ
ッチアーム51とよりなる構成である。ラッチアーム5
1はキャリッジアーム26をラッチする役割を有する。
慣性バランスアーム50は、ハードディスク装置20に
キャリッジアーム26を回動させる方向の衝撃が作用し
た場合、即ち、方向がシャーシベース21の面(X−Y
面)と平行である衝撃力が作用した場合においても、空
間的に元の位置に留まって、シャーシベース21と共に
移動するラッチアーム51を軸部材80に関して回動さ
せる役割を有する。
【0028】なお、キャリッジアーム26の基部部分2
6aには、図2(B)中、略X2方向に突き出している
つの部26bが形成してある。ラッチアーム51はこの
つの部26bを係止する。
【0029】図3に示すように、ラッチアーム51は、
合成樹脂製の成形部品であり、軸受部60と、軸受部6
0から一方向に延びているアーム部61と、軸受部60
から逆方向に延びているアーム部62と、アーム部61
の先端のZ2方向に突き出ている凸部61aと、アーム
部62の先端のZ1方向に突き出ている凸部62aと、
アーム部62の基部にZ1方向に突き出ている凸部62
bとを有する。アーム部62の基部の凸部62bの個所
には、U字形状の鉄板部材63がかしめてある。
【0030】軸受部60のZ2方向の端には、図4に併
せて示すように、断面がZ2方向に凸の半径r1の半円
形状であり、形状が環状である凸部60aが形成してあ
る。
【0031】軸受部60のZ1方向の端には、図4に併
せて示すように、断面がZ1方向に凸の半径r2の半円
形状であり、形状が環状である凸部60bが形成してあ
る。
【0032】このラッチアーム51は、図2及び図4に
示すように、シャーシベース21に植わっているフラン
ジ部80a付きの軸部材80に回動可能に支持されてお
り、アクチュエータ28の近くの位置、即ち、反時計方
向に回動されると、アーム部61がキャリッジアーム2
6が反時計方向に回動されるときにつの部26bが移動
する軌道90内に入り込む位置に配置してある。
【0033】図3に示すように、慣性バランスアーム5
0は、細長い形状のアーム本体70と、このアーム本体
70のうちY2方向の端の近くにアーム本体70と一体
成形してある合成樹脂製の軸受部71と、アーム本体7
0のY2方向の端の下面に固定してある錘72と、アー
ム本体70のうちY1方向の先端及びこの近傍にかしめ
てあるピン73,74とよりなる構成である。慣性バラ
ンスアーム50は、軸受部71に関して回動方向にバラ
ンスした寸法形状としてあり、且つ、比較的大きい慣性
モーメントを有する。
【0034】軸受部71のZ2方向の端には、図4に併
せて示すように、断面がZ2方向に凸の半径r3の半円
形状であり、形状が環状である凸部71aが形成してあ
る。
【0035】軸受部71のZ1方向の端には、図4に併
せて示すように、断面がZ1方向に凸の半径r4の半円
形状であり、形状が環状である凸部71bが形成してあ
る。
【0036】この慣性バランスアーム50は、図2及び
図4に示すように、シャーシベース21に植わっている
フランジ部81a付きの軸部材81に回動可能に支持さ
れており、アクチュエータ28の近くに配置してある。
慣性バランスアーム50が回動する面は、キャリッジア
ーム26の回動する面と同じであり、X−Y面である。
【0037】次に、イナーシャラッチ機構29の動作に
ついて説明する。
【0038】イナーシャラッチ機構29は、ハードディ
スク装置50が図2に示す停止モードにあるときに、ハ
ードディスク装置50にキャリッジアーム26を反時計
方向に回動させる方向の衝撃が作用した場合に動作す
る。
【0039】ハードディスク装置50が停止モードにあ
るときには、イナーシャラッチ機構29は、図5(A)
及び図2に示す状態にある。ラッチアーム51は、鉄板
部材63をアクチュエータ28の磁気回路から外側に漏
洩している磁束によって吸引されて時計方向に付勢さ
れ、凸部61aがシャーシベース21の段部21aに当
たってそれ以上の回動を制限された状態にある。アーム
部61は、上記軌道90の外側に位置している。慣性バ
ランスアーム50は、ピン74がアーム部61のX2側
の側面に当接し、アーム本体70のうちY1方向の端の
近くの部分がアーム部62を横切っており、ピン74が
アーム部62のX1側の側面に対向している。
【0040】ハードディスク装置50にX−Y面で反時
計方向に回動する衝撃が作用すると、この衝撃によって
キャリッジアーム26は図2及び図5(A)に示す位置
から反時計方向に回動しようとする。
【0041】しかし、図5(B)に示すように、慣性バ
ランスアーム50はそれ自身が有する慣性力によっても
との位置に留まろうとし、ラッチアーム51はピン74
によって係止されて反時計方向に回動されて、アーム部
61は軌道90内に入り込む。反時計方向に回動を開始
したキャリッジアーム26は、図5(C)に示すよう
に、つの部26bがアーム部61の先端の凸部61aに
係止されてラッチされ、それ以上の回動を制限される。
よって、ヘッドスライダが停止しているディスク23上
に載ることが起きず、ディスク23に記録されているデ
ータが破損されてしまうことが防止される。
【0042】上記の衝撃がおさまると、図6(A)に示
すように、ラッチアーム51がその鉄板部材63をアク
チュエータ28の磁気回路から外側に漏洩している磁束
によって吸引されて時計方向に回動され、これと連動し
て慣性バランスアーム50が反時計方向に回動される。
最終的には、イナーシャラッチ機構29は、図6(B)
に示す元の状態となる。ラッチアーム51が回動される
と、先ず、つの部26bに対するラッチが解除され、続
いて、アーム部61は軌道90の外に出て、キャリッジ
アーム26は反時計方向に回動可能な状態となる。
【0043】ここで、ラッチアーム51と軸部材80と
は、凸部60aがフランジ部80aに当たっており、図
4中、符号100で示す円の線接触の状態にある。慣性
バランスアーム50と軸部材81とは、凸部71aがフ
ランジ部81aに当たっており、同じく、符号101で
示す円の線接触の状態にある。
【0044】衝撃がおさまって、イナーシャラッチ機構
29が、図5(C)に示す状態から図6(A)の状態を
経て図6(B)に示す状態となるときに、ラッチアーム
51は、凸部60aがフランジ部80a上を線接触を維
持しつつ摩擦に抗して摺動しつつ回動される。このとき
の摺動摩擦は、図1に示す従来例の場合の面接触の摺動
摩擦に比べて軽減されている。慣性バランスアーム50
は、凸部71aがフランジ部81a上を線接触を維持し
つつ摩擦に抗して摺動しつつ回動される。このときの摺
動摩擦は、面接触の摺動摩擦に比べて軽減されている。
よって、ラッチアーム51及び慣性バランスアーム50
の摺動性が向上し、よって、イナーシャラッチ機構29
が、図5(C)に示す状態から図6(A)の状態を経て
図6(B)に示す状態に復元する動作は、確実に行われ
る。よって、ロードコマンドが供給されたときに、キャ
リッジアーム26は回動されて、ハードディスク装置5
0は確実に動作を開始する。
【0045】また、凸部61a、71aは共に断面が、
三角形状ではなく、半円形状であるため、磨耗がしにく
く、磨耗に伴なうごみは発生しない。
【0046】なお、ハードディスク装置50が上下反転
した姿勢である場合には、ラッチアーム51は、凸部6
0bがカバー部材30の内面に当たって、符号110で
示す円の線接触の状態の状態にある。慣性バランスアー
ム50は、凸部71bがカバー部材30に当たってお
り、同じく、符号111で示す円の線接触の状態にあ
る。よって、ラッチアーム51及び慣性バランスアーム
50の摺動摩擦は、前記の場合と同じく、面接触の摺動
摩擦に比べて軽減されており、ラッチアーム51及び慣
性バランスアーム50の摺動性が向上し、よって、イナ
ーシャラッチ機構29が、図5(C)に示す状態から図
6(A)の状態を経て図6(B)に示す状態に復元する
動作は、確実に行われる。
【0047】なお、本発明の摺動摩擦を軽減させる構成
は、キャリッジアーム26をラッチする部材が回動する
のではなく、直線的に移動する構成にも適用が可能であ
る。
【0048】次に、ラッチアーム51及び慣性バランス
アーム50の軸受部の変形例について説明する。
【0049】図7(A)は、第1の変形例になる軸受部
120であり、不連続の線接触の例である。軸受部12
0は、不連続の凸部121a、121b、121cを有
する。凸部121a、121b、121cは、断面が半
円形状であり、円弧状であり、周方向上、等間隔に配置
してある。この軸受部120のフランジ部80a等に対
する接触は、図7(B)に、符号122a、122b、
122cで示す円弧となり、不連続の線接触となる。軸
受部120のフランジ部80a等に対する摺動摩擦は、
面接触の摺動摩擦に比べて軽減される。
【0050】図8(A)は、第2の変形例になる軸受部
130であり、点接触の例である。軸受部130は、周
方向上、等間隔に配置してある半球部131a、131
b、131cを有する。この軸受部130のフランジ部
80a等に対する接触は、図8(B)に、符号132
a、132b、132c1で示す点となる。軸受部13
0のフランジ部80a等に対する摺動摩擦は、面接触の
摺動摩擦に比べて軽減される。
【0051】図9(A)は、第3の変形例になる軸受部
140であり、不連続の面接触の例である。軸受部14
0は、環状部に、溝部141が等間隔に形成してあり、
上面が平面である帯状の円弧状面部142a、142
b,142cを有する。円弧状面部142a、142
b,142cは不連続である。この軸受部140のフラ
ンジ部80a等に対する接触は、図9(B)に、符号1
43a、143b、143c1で示す不連続の面接触と
なる。軸受部140のフランジ部80a等に対する摺動
摩擦は、連続の面接触の摺動摩擦に比べて軽減される。
【0052】次に、ラッチアームを支持する軸部材、カ
バー部材の変形例を図10を参照して説明する。
【0053】この変形例は、軸部材及びカバー部材に凸
部を形成して、線接触を得るようにした構成である。
【0054】図10(A)、(B),(C)に示すよう
に、ラッチアーム12の軸受部12aは、上下に、円環
状の平面部12a1、12a2を有する。
【0055】図10(B),(C)に示すように、フラ
ンジ部80Aa付きの軸部材80Aは、フランジ部80
Aaに、断面がZ1方向に凸の半円形状であり、形状が
環状である凸部80Aa1が形成してある。ラッチアー
ム12の軸受部12aの円環状の平面部12a2は、環
状の凸部80Aa1に当接してあり、接触は線接触の状
態である。よって、軸受部12aのフランジ部80Aa
に対する摺動摩擦は、面接触の摺動摩擦に比べて軽減さ
れている。
【0056】図10(A),(B)に示すように、カバ
ー部材30Aには、軸受部12aに対向する場所に、断
面がZ2方向に凸の半円形状であり、形状が環状である
凸部30Aaが形成してある。
【0057】ハードディスク装置が上下反転した姿勢で
ある場合には、ラッチアーム12の軸受部12aの円環
状の平面部12a1が、環状の凸部30Aaに当接し
て、接触は線接触の状態である。よって、軸受部12a
のカバー部材30Aに対する摺動摩擦は、面接触の摺動
摩擦に比べて軽減されている。
【0058】次に、ラッチアームの変形例について、図
11を参照して説明する。
【0059】図11に示すラッチアーム51Aは、アク
チュエータ28から外側に漏洩している磁束によって吸
引されて時計方向に付勢される力が大きくなるようにし
たものである。
【0060】ラッチアーム51Aは、図3に示すラッチ
アーム51と略同じ形状であり、対応する部分には、添
え字Aを付した同じ符号を付す。ラッチアーム51A
は、所謂二色成形の部品であり、最初に、凸部62Ab
を除いた部分を通常の合成樹脂で成形し、次いで、梨地
パターンを付して示す凸部62Abを、磁性を有する金
属の粉末を含有した合成樹脂で成形したものである。図
3中のU字形状の鉄板部材63は有しない。
【0061】凸部62Abは成形型で成形されるため、
鉄板部材63をかしめた構造に比べて、形状を自由に定
めることが可能であり、且つ、寸法の精度を高くするこ
とも可能である。よって、図12(A)に示す通常の状
態で、凸部62Abとアクチュエータ28との間の隙間
g10は、図5(A)中の隙間g1に比べて狭くなって
おり、これに対応して、図12(B)に示す衝撃を受け
てイナーシャラッチ機構29が動作したときの凸部62
Abとアクチュエータ28との間の隙間g11は、図5
(C)中の隙間g2に比べて狭くなる。よって、ラッチ
アーム51Aがアクチュエータ28から外側に漏洩して
いる磁束によって吸引されて時計方向に付勢される力が
図3に示すラッチアーム51を使用した場合に比べて増
す。
【0062】よって、衝撃がおさまった後のラッチアー
ム51Aの図12(A)に示す元の位置へ回動して復元
する動作は円滑に行われる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、衝撃が作用したときに動作してキャリッジアームを
ラッチするイナーシャラッチ機構を有し、該イナーシャ
ラッチ機構は、衝撃が作用したときに支持部上を摺動し
てキャリッジアームが回動する軌道内に入り、衝撃がお
さまったのちに該支持部上を摺動して上記の軌道の外に
出るラッチ部材を有する構成であるディスク装置におい
て、該ラッチ部材は、該支持部に対向する面に凸部を有
する構成であり、該凸部が該支持部に対して接触する構
成としたものであるため、ラッチ部材の凸部は、ラッチ
部材と支持部との接触を線又は点接触とし、摺動摩擦を
軽減させ、ラッチ部材の摺動性を向上させることが出
来、よって、イナーシャラッチ機構の信頼性を向上させ
ることが出来る。
【0064】請求項2の発明は、イナーシャラッチ機構
が、軸受部を軸部材に回動可能に支持されており、衝撃
が作用したときに該軸受部の端が支持面上を摺動しつつ
回動してキャリッジアームが回動する軌道内に入り、衝
撃がおさまったのちに該軸受部の端が該支持面上を摺動
しつつ回動して上記の軌道の外に出るラッチ部材を有す
る構成であるディスク装置において、該ラッチ部材は、
該軸受部の端に凸部を有する構成であり、該凸部が該支
持面に接触する構成としたものであるため、ラッチ部材
の凸部は、ラッチ部材と支持部との接触を線又は点接触
とし、摺動摩擦を軽減させ、ラッチ部材の摺動性を向上
させることが出来、よって、イナーシャラッチ機構の信
頼性を向上させることが出来る。
【0065】請求項3の発明は、イナーシャラッチ機構
が、軸受部を軸部材に回動可能に支持されており、衝撃
が作用したときに該軸受部の端が支持面上を摺動しつつ
回動してキャリッジアームが回動する軌道内に入り、衝
撃がおさまったのちに該軸受部の端が該支持面上を摺動
しつつ回動して上記の軌道の外に出るラッチ部材を有す
る構成であるディスク装置において、該ラッチ部材は、
該軸受部の端に、不連続の円弧状面部を有する構成であ
り、該支持面に対して不連続の面接触となる構成とした
ものであるため、ラッチ部材の不連続の円弧状面部は、
ラッチ部材と支持部との接触面積を制限し、摺動摩擦を
軽減させ、ラッチ部材の摺動性を向上させることが出
来、よって、イナーシャラッチ機構の信頼性を向上させ
ることが出来る。
【0066】請求項4の発明は、イナーシャラッチ機構
が、衝撃が作用したときに支持部上を摺動してキャリッ
ジアームが回動する軌道内に入り、衝撃がおさまったの
ちに該支持部上を摺動して上記の軌道の外に出るラッチ
部材を有する構成であるディスク装置において、該支持
部は、該ラッチ部材に対向する面に凸部を有する構成で
あり、該ラッチ部材が該凸部に接触する構成としたもの
であるため、支持部の凸部は、ラッチ部材と支持部との
接触を線又は点接触とし、摺動摩擦を軽減させ、ラッチ
部材の摺動性を向上させることが出来、よって、イナー
シャラッチ機構の信頼性を向上させることが出来る。
【0067】請求項5の発明は、イナーシャラッチ機構
が、軸受部を軸部材に回動可能に支持されており、衝撃
が作用したときに該軸受部の端が支持面上を摺動しつつ
回動して上記キャリッジアームが回動する軌道内に入
り、衝撃がおさまったのちに、上記キャリッジアームを
駆動する磁気回路からの漏洩磁束によって吸引されて該
軸受部の端が該支持面上を摺動しつつ回動して上記の軌
道の外に出るラッチ部材を有する構成であるディスク装
置において、ラッチ部材は、その一部であって上記漏洩
磁束が作用する部位に、磁性を有する金属の粉末を含有
した合成樹脂で成形した部分を有する構成としたもので
あるため、上記部分は成形によって形成してあることに
よって、形状を自由に出来、よって、漏洩磁束によって
吸引される力を増やすことが可能となり、よって、イナ
ーシャラッチ機構の信頼性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のイナーシャラッチ機構の一部を示す図で
ある。
【図2】本発明の一実施例になるハードディスク装置を
示す図である。
【図3】慣性バランスアーム及びラッチアームを対応さ
せて示す図である。
【図4】図2(A)中、IV-IV線に沿う断面を拡大して
且つ概略的に示す図である。
【図5】ハードディスク装置に衝撃が作用したときのイ
ナーシャラッチ機構の動作を示す図である。
【図6】衝撃がおさまったときのイナーシャラッチ機構
の動作を示す図である。
【図7】第1の変形例になる軸受部を示す図である。
【図8】第2の変形例になる軸受部を示す図である。
【図9】第3の変形例になる軸受部を示す図である。
【図10】軸部材及びカバー部材の変形例を示す図であ
る。
【図11】ラッチアームの変形例を示す図である。
【図12】図11のラッチアームを組み込んだイナーシ
ャラッチ機構を示す図である。
【符号の説明】
20 ハードディスク装置 21 シャーシベース 22 スピンドルモータ 23 ディスク 26 キャリッジアーム 26b つの部 27 ヘッドスライダ 28 アクチュエータ 29 イナーシャラッチ機構 30 カバー部材 31 ディスクエンクロージャー 36 永久磁石 50 慣性バランスアーム 51、51A ラッチアーム 62Ab 凸部 60、120、130、140 軸受部 60a、62b、121a、121b、121c、80
Aa1、30Aa 凸部 63 鉄板部材 80 軸部材 90 軌道 131a、131b、131c 半球部 142a、142b,142c 円弧状面部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクエンクロージャー内に、スピン
    ドルモータによって回転されるディスクと、ヘッドスラ
    イダを搭載し、シャーシベースに支持されているキャリ
    ッジアームと、衝撃が作用したときに動作して上記キャ
    リッジアームをラッチするイナーシャラッチ機構とを有
    し、 該イナーシャラッチ機構は、衝撃が作用したときに支持
    部上を摺動して上記キャリッジアームの軌道内に入り、
    衝撃がおさまったのちに該支持部上を摺動して上記の軌
    道の外に出るラッチ部材を有する構成であるディスク装
    置において、 該ラッチ部材は、該支持部に対向する面に凸部を有する
    構成であり、該凸部が該支持部に対して接触する構成と
    したことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスクエンクロージャー内に、スピン
    ドルモータによって回転されるディスクと、ヘッドスラ
    イダを搭載し、シャーシベースに回動可能に支持されて
    いるキャリッジアームと、衝撃が作用したときに動作し
    て上記キャリッジアームをラッチするイナーシャラッチ
    機構とを有し、 該イナーシャラッチ機構は、軸受部を軸部材に回動可能
    に支持されており、衝撃が作用したときに該軸受部の端
    が支持面上を摺動しつつ回動して上記キャリッジアーム
    の軌道内に入り、衝撃がおさまったのちに該軸受部の端
    が該支持面上を摺動しつつ回動して上記の軌道の外に出
    るラッチ部材を有する構成であるディスク装置におい
    て、 該ラッチ部材は、該軸受部の端に凸部を有する構成であ
    り、該凸部が上記支持面に接触する構成としたことを特
    徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 ディスクエンクロージャー内に、スピン
    ドルモータによって回転されるディスクと、ヘッドスラ
    イダを搭載し、シャーシベースに回動可能に支持されて
    いるキャリッジアームと、衝撃が作用したときに動作し
    て上記キャリッジアームをラッチするイナーシャラッチ
    機構とを有し、 該イナーシャラッチ機構は、軸受部を軸部材に回動可能
    に支持されており、衝撃が作用したときに該軸受部の端
    が支持面上を摺動しつつ回動して上記キャリッジアーム
    の軌道内に入り、衝撃がおさまったのちに該軸受部の端
    が該支持面上を摺動しつつ回動して上記の軌道の外に出
    るラッチ部材を有する構成であるディスク装置におい
    て、 該ラッチ部材は、該軸受部の端面が不連続の円弧状面部
    を有する構成であり、上記支持面に対して不連続の面接
    触となる構成としたことを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 ディスクエンクロージャー内に、スピン
    ドルモータによって回転されるディスクと、ヘッドスラ
    イダを搭載し、シャーシベースに回動可能に支持されて
    いるキャリッジアームと、衝撃が作用したときに動作し
    て上記キャリッジアームをラッチするイナーシャラッチ
    機構とを有し、 該イナーシャラッチ機構は、衝撃が作用したときに支持
    部上を摺動して上記キャリッジアームが回動する軌道内
    に入り、衝撃がおさまったのちに該支持部上を摺動して
    上記の軌道の外に出るラッチ部材を有する構成であるデ
    ィスク装置において、 該支持部は、該ラッチ部材に対向する面に凸部を有する
    構成であり、該ラッチ部材が該凸部に接触する構成とし
    たことを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】 ディスクエンクロージャー内に、スピン
    ドルモータによって回転されるディスクと、ヘッドスラ
    イダを搭載し、シャーシベースに回動可能に支持されて
    いるキャリッジアームと、衝撃が作用したときに動作し
    て上記キャリッジアームをラッチするイナーシャラッチ
    機構とを有し、 該イナーシャラッチ機構は、軸受部を軸部材に回動可能
    に支持されており、衝撃が作用したときに該軸受部の端
    が支持面上を摺動しつつ回動して上記キャリッジアーム
    の軌道内に入り、衝撃がおさまったのちに、上記キャリ
    ッジアームを駆動する磁気回路からの漏洩磁束によって
    吸引されて該軸受部の端が該支持面上を摺動しつつ回動
    して上記の軌道の外に出るラッチ部材を有する構成であ
    るディスク装置において、 該ラッチ部材は、その一部であって上記漏洩磁束が作用
    する部位に、磁性を有する金属の粉末を含有した合成樹
    脂で成形した部分を有する構成としたことを特徴とする
    ディスク装置。
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