JP2010225213A - 磁気記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッチ機構を構成する部品点数の削減によりコスト削減を図ることができる磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】ラッチ機構60を形成する円筒柱部65と、VCM50の支持アーム33に設けられた係合凸部51、52の一方の係合凸部51、52との当接によりアクチュエータ30をインナーストッパ位置または、アウターストッパ位置に固定し、支持アーム33の係合凸部52とラッチ板部61、62の屈曲部の係合孔とが係合することで、1つのラッチ機構60によりアクチュエータ30をインナー位置または、アウター位置に固定するストッパ機能とアクチュエータを所定の位置にラッチ固定するラッチ機能とを兼用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラッチ機構を備えた磁気記憶装置に関する。
従来から、パーソナルコンピュータ等の電子機器においては、大容量のデータを記憶可能なディスク装置として、HDD(Hard Disc Drive)等の磁気記憶装置が広く用いられている。
一般に、このような磁気記憶装置は、ハウジングの内部に配設された磁気ディスク(磁気記録媒体)と、磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、磁気ヘッドを支持するアクチュエータと、このアクチュエータを駆動するボイスコイルモータとを備えている(特許文献1参照)。
また、このような磁気記憶装置では、外部からの不用意な衝撃や振動に対して、磁気ヘッドの保護を行なう保護機構(ラッチ機構)を備えている。また、磁気記憶装置のハウジングには、アウターストッパおよびインナーストッパによるアクチュエータに対するストッパ機構を備えている。以下、図9〜図11を用いて、従来の磁気記憶装置1′に備えているラッチ機構およびストッパ機構の概要について説明する。
図9は、従来の磁気記憶装置の内部を示す外観図である。この図9は、アクチュエータのアウターストッパ位置を示している。また、図10は、従来のラッチ機構の非作動状態を説明する図である。この図10は、インナーストッパ位置を示している。また、図11は、従来のラッチ機構の作動状態を説明する図である。
図9に示すように、磁気記憶装置1′は、ハウジング2の内部に磁気記録媒体3と、磁気ヘッド4を先端部に設けたアクチュエータ5と、このアクチュエータ5を所定の方向(図9の反時計方向)に回動させるボイスコイルモータ(VCM)6とを有する。
また、この磁気記憶装置1′のハウジング2の一部には、アクチュエータ5をインナー位置(内側)または、アウター位置(内側)にそれぞれ停止(ロック)させるアウターストッパ2aとインナーストッパ2bとが固設されている。
すなわち、図9に示すように、磁気記憶装置1′のアクチュエータ5をアウター位置(外側)にロックする時には、ボイスコイルモータ6の端部7がアウターストッパ2aに当接する位置がアウターストッパ位置となる。
一方、図10に示すように、ボイスコイルモータ6によりアクチュエータ5が回動し、このアクチュエータ5がインナー位置(内側)にロックする時には、ボイスコイルモータ6の端部8がインナーストッパ2bに当接する位置がインナーストッパ位置となる。
また、図9に示すように、ラッチ機構10は、一対のラッチ板部11、12を有するラッチ本体部13と、ラッチ本体部13のほぼ中央部に形成された通孔(図示せず)に設けられた円筒軸14とを備えている。すなわち、ラッチ機構10を形成する一対のラッチ板部11、12を有するラッチ本体部13は、円筒軸14を中心に回動する。
また、一対のラッチ板部11、12のうちラッチ板部11には、ボイスコイルモータ6の端部8に形成された係合凸部9と係合する係合凹部15が形成されている。ラッチ板部12は、磁気記憶装置1′に対して何らかの衝撃による外力が付与された時に、ラッチ機構10が作動するためにバランスをとるためのバランサである。
具体的には、図11に示すように、磁気記憶装置1′に衝撃などの外力が付与された時には、ラッチ機構10のラッチ本体部13が貫性力により所定の方向(図11の矢印方向)に回動する。これにより、ボイスコイルモータ6の端部8に形成された係合凸部9が係合凹部15に係合することで、アクチュエータ5を所定の位置に停止させることができる。
特開2004−355778号公報
ところが、上述した従来の磁気記憶装置の場合には、アクチュエータ5をインナーストッパ位置または、アウターストッパ位置にそれぞれ停止させるために、磁気記憶装置1´のハウジング2の所定位置には、アウターストッパ用のストッパ部2aとインナーストッパ用のストッパ部2bとをそれぞれ別部品として設ける必要がある。
また、ラッチ機構10もハウジング2の所定位置に設ける必要がある。これにより、ストッパ機構およびラッチ機構を形成する部品点数が嵩まるためコスト削減を図ることができないという問題が発生する。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、ストッパ機構およびラッチ機構を形成する部品点数の削減によりコスト削減を図ることができる磁気記憶装置を提供することを目的とする。
開示の磁気記憶装置は、コイルアームの第二係止部と係合することで、アクチュエータをラッチ位置に停止させる係止孔とが形成されたラッチアームと、ラッチアームを回転可能に軸支する軸部と、軸部に設けられ、コイルアームの第一係止部又は第二係止部との当接により前記アクチュエータをインナーストッパ位置又はアウターストッパ位置に停止させるストッパ部とを有するラッチ機構とを備える。
開示の磁気記憶装置は、1つのラッチ機構によりインナーストッパまたは、アウターストッパとしてのストッパ機構とラッチ機構とを兼用することができるため、ストッパ機構およびラッチ機構を構成する部品点数の削減によりコスト削減を図ることができる
図1は、実施例1に係る磁気記憶装置の内部を示す外観図である。 図2は、図1のラッチ機構を示すA矢視図である。 図3は、アクチュエータのインナーストッパ位置を示す図である。 図4は、図3のラッチ機構を示すA矢視図である。 図5は、実施例1に係るラッチ機構を説明する説明図である。 図6は、図5のラッチ機構を示すA矢視図である。 図7は、実施例2に係るラッチ機構を説明する説明図である。 図8は、磁気記憶装置の機能ブロック図である。 図9は、従来の磁気記憶装置の内部を示す外観図である。 図10は、従来のラッチ機構の非作動状態を説明する図である。 図11は、従来のラッチ機構の作動状態を説明する図である。
以下に添付図面を参照して、本願の開示する磁気記憶装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施例1により本願に開示する磁気記憶装置が限定されるものではない。
先ず、実施例1に係る磁気記憶装置1の概要について説明する。ここで、図1は、実施例1に係る磁気記憶装置の内部を示す外観図である。また、この図1は、アクチュエータのアウターストッパ位置を示している。
また、図2は、図1のラッチ機構を示すA矢視図である。また、図3は、アクチュエータのインナーストッパ位置を示す図である。また、図4は、図3のラッチ機構を示すA矢視図である。また、図5は、実施例1に係るラッチ機構を説明する説明図である。また、図6は、図5のラッチ機構を示すA矢視図である。
図1に示すように、磁気記憶装置1は、上面が開口した矩形箱状のハウジング20と、ハウジング20の開口を閉塞するトップカバー(図示せず)とを有している。
図1に示すように、ハウジング20の内部には、データを記録する磁気記録媒体21と、この磁気記録媒体21を支持および回転させるスピンドルモータ22(以下、「SPM」という)と、磁気記録媒体21に対して移動自在に支持したアクチュエータ30とを備えている。
また、アクチュエータ30を回動および位置決めするためのボイスコイルモータ(以下、VCMと称する)50とを備えている。また、アクチュエータ30の先端部には、磁気記録媒体21に対して情報の書き込みおよび読み出しを行なう磁気ヘッド35を設けている。
また、ハウジング20の上部位置(図1の右上部)には、磁気ヘッド35が設けられたアクチュエータ30を磁気記録媒体21の最外周の退避位置に移動した際、磁気ヘッド35を磁気記録媒体21から離間した位置に保持するランプロード機構24を備えている。
ランプロード機構40は、ハウジング20の底板部に固設されるとともに磁気記録媒体21の外周側に配置されている。そして、このランプロード機構40は、アクチュエータ30が退避位置へ移動された際、サスペンション34の先端部に固設されたタブ(図示せず)をガイドおよび支持することで、アクチュエータ30を退避位置に保持する。
また、ハウジング20の下部位置(図1の右下部)には、アクチュエータ30を退避位置に保持するとともに、外部からの不用意な衝撃や振動に対して、磁気ヘッド35を保護するラッチ機構60を備えている。なお、このラッチ機構60の詳細については、後述する。
アクチュエータ30は、ハウジング20の底板部に固設された軸受体31と、この軸受体31に取り付けられているとともに、軸受体31の一端(図1の上端部)から延出したアーム32と、軸受体31の他端(図1の下端部)からアーム32と反対方向に延出した支持アーム33とを備えている。支持アーム33の一端部(図1、2の左側)と他端部(図1、2の右側)には、下方にそれぞれ延出した係合凸部51と係合凸部52とが形成されている。
また、アーム32の延出端には、弾性変形する細長い板状のサスペンション34が固定され、サスペンション34の先端には、ジンバル(図示せず)を介して磁気ヘッド35が取り付けられている。磁気ヘッド35は、磁気記録媒体21に対する情報の書き込みおよび読み出しを行なう。
アクチュエータ30は、軸受体31を中心として回動自在であり、サスペンション34を介してアーム32に支持された磁気ヘッド35は、アーム32およびサスペンション34と一体的に回動し、磁気記録媒体21上の任意の情報の書き込みおよび読み出し位置および磁気記録媒体21から外れた退避位置(ランプロード機構40)へ移動可能となっている。
アクチュエータ30の支持アーム33の内側位置には、ボイスコイル50aが一体的に埋設固定されている。このボイスコイル50aは、ハウジング20の底板の上面に固定されたボトムヨーク(図示せず)とトップヨーク(図示せず)との間に配置され、これら上下に配置されたヨークとともにVCM50(以下、「VCM」という)を形成している。
ボイスコイル50aに通電することにより、アクチュエータ30が所定の方向(反時計方向)に回動し、磁気ヘッド35が磁気記録媒体21の所望のトラック上に移動および位置決めする。
また、サスペンション34のもう一方の端に設けられたヘッド駆動機構であるVCM50の駆動により、サスペンション34が軸受体31を中心とする円弧上を回動し、磁気ヘッド35が磁気記録媒体21のトラック横断方向にシーク移動し、読み書きする対象のトラックを変更する。
ここで、本実施例1では、アクチュエータ30が退避位置に保持されている非作動時に、磁気記憶装置21に衝撃等の外力が加わった際、ラッチ機構50が作動し、アクチュエータ30を退避位置にラッチするようになっている。これにより、衝撃が加わった際にアクチュエータ30が退避位置から磁気記憶装置21の位置に移動することを防止できる。
具体的には、磁気記憶装置1が非動作状態のとき、例えば、ハウジング1に外部衝撃等の大きな外力が作用すると、慣性力によりラッチ機構60が作動し、上述したようにアクチュエータ30を所定の位置にラッチする。これにより、アクチュエータ30が退避位置から磁気記録媒体21側へ回動することを防止する。
[ラッチ機構]
次に、本実施例1の磁気記憶装置1の特徴であるラッチ機構60の詳細について説明する。図1および図2に示すように、ラッチ機構60は、全体が略く字型に形成されている。また、ラッチ機構60は、一対のラッチ板部61、62を有するラッチ本体部63と、ラッチ本体部63のほぼ中央部に形成された通孔64(図2)に設けられた軸部65aが先端部に固設された円筒柱部65とを備えている。すなわち、ラッチ機構60のラッチ本体部63は、円筒柱部65の軸部65aを枢軸として所定の方向(時計方向または、反時計方向)に回動する。ラッチ機構60は、アクチュエータ30およびVCM50の回転揺動範囲の中心部位に配置されている。
後述するように、ラッチ機構60のラッチ本体部63に設けられた円筒柱部65は、アクチュエータ30に対するインナーストッパおよびインナーストッパとして機能する。円筒柱部65の高さ寸法は、VCM50の高さ寸法とほぼ同一寸法となるように設定されている。
また、一対のラッチ板部61、62のうちラッチ板部61には、下方(図2の下側)に向けてほぼ90°屈曲した屈曲部66が形成されている。また、この屈曲部66には、VCM50の支持アーム33に形成された係合凸部52と係合する係合凹部67が形成されている。
以下、本実施例1に係るアクチュエータ4の動作について説明する。すなわち、図1に示すように、VCM50の作動によりアクチュエータ30が時計方向(図1のα方向)に回動した場合、支持アーム33の凸部52の端部52a(図2)とラッチ機構60の円筒柱部65の側面65b(図2)とが当接する。このように、支持アーム33の凸部52の端部52a(図2)とラッチ機構60の円筒柱部65の側面65b(図2)とが当接することによりアクチュエータ4がアウターストッパ位置に停止する。
また、図3、4に示すように、VCM50の作動によりアクチュエータ30が反時計方向(図3のβ方向)に回動した場合、支持アーム33の凸部51の端部51aとラッチ機構60の円筒柱部65の側面65bとが当接する。
このように、支持アーム33の凸部51の端部51aとラッチ機構60の円筒柱部65の側面65bとが当接することによりアクチュエータ4がインナーストッパ位置に停止する。
[ラッチ機構の動作]
次に、本実施例1に係るラッチ機構60の動作について説明する。すなわち、図5、6に示すように、磁気記憶装置1が非動作状態のとき、例えば、磁気記憶装置1のハウジング20に外部衝撃等の大きな外力が作用した場合、ラッチ機構60のラッチ本体部63は、外力の付加による貫性力により反時計方向に回動する。
これにより、VCM50を形成する支持アーム33の係合凸部52とラッチ機構60のラッチ板部62の屈曲部66に形成された係合凹部67とが係合する。このように、動作がロックされることによりアクチュエータ30は、所定の位置に停止することができる。
本実施例1に係る磁気記憶装置1のラッチ機構60によれば、ラッチ機構60を形成するラッチ本体部63に円筒柱部65を枢軸とする一対のラッチ板部61、62を備えており、VCM50の支持アーム33に設けられ係合凸部51、52と円筒柱部65とがそれぞれ当接することで、アクチュエータ30をインナーストッパ位置にまたは、アウタストッパ位置に停止させることができる。
また、アクチュエータ4が何らかの衝撃により不用意に回動した場合でも、VCM50の支持アーム33に設けられた係合凸部51、52とラッチ板部61、62の屈曲部66の係合凹部67とが係合することで、アクチュエータ30をロックすることができる。
これにより、1つのラッチ機構60によりアクチュエータ30をインナー位置または、アウター位置に固定するストッパ機能とアクチュエータ4を所定の位置にラッチ固定するラッチ機能とを兼用することができるため、ストッパ機構およびラッチ機構を構成する部品点数の削減によりコスト削減を図ることができる。
次に、本実施例2に係る磁気記憶装置のラッチ機構について説明する。図7は、本実施例2に係るラッチ機構を説明する説明図である。ここで、前述した実施例1のラッチ機構と同一の部材を示す符号についての詳細な説明は省略する。
図7に示すように、本実施例2では、ラッチ機構70をVCM55の下部に配置している。具体的には、VCM55を形成するボイスコイル50aの下部側の内方位置に設けている。すわなわち、図7に示すように、実施例2に係るラッチ機構70は、全体が略く字型に形成されるとともに、一対のラッチ板部71、72を有するラッチ本体部73を備えている。
また、ラッチ本体部73のほぼ中央部に形成された通孔(図示せず)に設けられた軸部74と円筒柱部75とを備えている。ラッチ機構70のラッチ本体部73は、円筒柱部75の軸部74を枢軸として回動する。
また、一対のラッチ板部71、72のうちラッチ板部72には、VCM55の支持アーム36の腕部端50bと係合する係合凹部77が形成されている。すなわち、本実施例2では、前述した本実施例1と異なりVCM55を形成する支持アーム36の両端部には係合凸部51、52(図1、2)を設ける必要はなく、VCM55の支持アーム36の腕部端50bをラッチ板部72の係合凹部77に係合させることによりラッチ機構70を作動させることができる。
ここで、本実施例2に示すラッチ機構70においても、VCM55の支持アーム36の腕部端50bとラッチ機構70の円筒柱部75の端部とがそれぞれ当接することで、アクチュエータ30をインナーストッパ位置または、アウタストッパ位置に停止させる構成とすることができる。
本実施例2に係る磁気記憶装置のラッチ機構によれば、ラッチ機構70のラッチ本体部73を形成するラッチ板部72に設けられた係合凹部77と、VCM55の支持アーム36に設けられた腕部端50bとが係合することで、アクチュエータ30が不用意に回動した場合でも、アクチュエータ30を所定の位置にロックすることができる。これにより、前述した実施例1と同様に、ラッチ機構を構成する部品点数の削減によりコスト削減を図ることができる。
[磁気記憶装置の構成]
次に、図8を用いて、実施例1および実施例2で説明したラッチ機構を備えた磁気記憶装置の内部構成を説明する。図8は、磁気記憶装置の構成を示す機能ブロック図である。
図8に示すように、磁気記憶装置1は、ホストコンピュータ41と接続されるインターフェース42と、HDC(Hard Disk Controller:ハードディスクコントローラ)43と、SPMドライバ(スピンドルモータドライバ)44と、リード・ライトチャネル45と、VCMドライバ(Voice Coil Motor:ボイスコイルモータ)46と、MCU(Micro Control Unit:マイクロコントロールユニット)47とを備えている。
インターフェース42は、ホストコンピュータ41との間で各種情報に関する通信を制御する手段である。具体的には、ホストコンピュータ41から磁気記録媒体2に送信されるデータの読み込み信号や書き込み要求信号などの各種制御信号を受信し、この受信した信号をHDC13に送信する。
HDC43は、ホストコンピュータ41からインターフェース42を介して各種指示を受け付けて、各機能部に送信する。具体的には、SPMドライバ44による制御指示を受け付けると、この制御指示をSPM22に送信する。
また、磁気ヘッド35に対する制御指示を受け付けると、受け付けた制御指示をVCMドライバ46または、MCU47に送信する。また、データのリード・ライト指示を受け付けると、リード・ライトチャネル45に送信してデータを書き込んだり、データをホストコンピュータ41へ送信する。
SPMドライバ44は、磁気記録媒体2の回転を行なうSPM4の駆動を制御するドライバであり、具体的には、MCU47からの要求指示により、SPM22を起動させるための電流を供給したり、SPM22を停止させるための電流を供給する。
リード・ライトチャネル45は、磁気記録媒体21にデータを書き込むための変調回路やデータを磁気記録媒体21から読み込むための復調回路等を備えており、磁気記録媒体21に対するデータの読み書きを制御する。
VCMドライバ46は、磁気ヘッド35の回動速度(移動速度)または位置を制御する各種制御要求をVCM5に送信し、このVCM50を駆動することで、磁気ヘッド35の回動速度および位置を制御する。
MCU28は、磁気記憶装置1の全体を制御する制御部であり、各制御部の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリなどを有する。
さて、これまで本発明の実施例1、2について説明したが、本発明は上述した実施例1、2以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
すなわち、上記実施例1、2の場合では、ラッチ機構としては、イナーシャルラッチ機構を適用するものとしているが、本実施例1、2に示すラッチ機構は、イナーシャルラッチ機構以外のマグネット式のラッチ機構にも適用することができる。
以上の実施例1、2を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)磁気記録媒体に対して情報の読み書きを行なう磁気ヘッドと、
前記磁気ヘッドが設けられたアクチュエータと、
前記アクチュエータを、前記磁気記録媒体のインナーストッパ位置に停止させるための第一係止部とアウターストッパ位置に停止させるための第二係止部とが形成されたコイルアームと、
前記第二係止部と係合することで、前記アクチュエータをラッチ位置に停止させる係止孔とが形成されたラッチアームと、前記ラッチアームを回転可能に軸支する軸部と、前記軸部に設けられ、前記コイルアームの前記第一係止部又はと第二係止部との当接により前記アクチュエータをインナーストッパ位置又はアウターストッパ位置に停止させるストッパ部とを有するラッチ機構と
を備えたことを特徴とする磁気記憶装置。
(付記2)前記ラッチ機構は、前記コイルアームの回転揺動範囲の中心位置に配設されることを特徴とする付記1に記載の磁気記憶装置。
1、1´ 磁気記憶装置
2、20 ハウジング
3、21 磁気記録媒体
4、35 磁気ヘッド
5、30 アクチュエータ
6、50、55 ボイスコイルモータ(VCM)
15、67、77係合凹部
31 軸受体
32 サスペンション
33、36 支持アーム
34 サスペンション
41 ホストコンピュータ
42 インターフェース
43 HDC
44 SPMドライバ
45 リード・ライトチャネル
46 VCMドライバ
50a ボイスコイル
51、52 係合凸部
60 ラッチ機構
61、62、71、72 ラッチ板部
63 ラッチ本体部
66 屈曲部

Claims (2)

  1. 磁気記録媒体に対して情報の読み書きを行なう磁気ヘッドと、
    前記磁気ヘッドが設けられたアクチュエータと、
    前記アクチュエータを、前記磁気記録媒体のインナーストッパ位置に停止させるための第一係止部とアウターストッパ位置に停止させるための第二係止部とが形成されたコイルアームと、
    前記第二係止部と係合することで、前記アクチュエータをラッチ位置に停止させる係止孔とが形成されたラッチアームと、前記ラッチアームを回転可能に軸支する軸部と、前記軸部に設けられ、前記コイルアームの前記第一係止部又は第二係止部との当接により前記アクチュエータをインナーストッパ位置又はアウターストッパ位置に停止させるストッパ部とを有するラッチ機構と
    を備えたことを特徴とする磁気記憶装置。
  2. 前記ラッチ機構は、前記コイルアームの回転揺動範囲の中心位置に配設されることを特徴とする請求項1に記載の磁気記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113314157A (zh) * 2020-02-10 2021-08-27 日本发条株式会社 一种磁盘装置用悬架的制造方法及该制造方法使用的悬架组件

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