JPH11272368A - 情報処理装置、電源管理方法および記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、電源管理方法および記憶媒体

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JPH11272368A
JPH11272368A JP10092252A JP9225298A JPH11272368A JP H11272368 A JPH11272368 A JP H11272368A JP 10092252 A JP10092252 A JP 10092252A JP 9225298 A JP9225298 A JP 9225298A JP H11272368 A JPH11272368 A JP H11272368A
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JP
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power
power switch
illuminance
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JP10092252A
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Toshiaki Iizuka
利明 飯塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの意図に応じた電源スイッチによる装
置本体に対する電力供給およびその遮断を行うための操
作環境を得ることができる情報処理装置を提供する。 【解決手段】 電源管理用コントローラ15は、フラッ
シュROM18に格納されている電源管理用プログラム
に従い電源スイッチ3の押下時間を検出し、検出された
電源スイッチ3の押下時間が設定された基準時間に達す
ると、CPU111などへ電力供給線27を介して電力
の供給開始およびその遮断を行う。電源スイッチ3の押
下時間に対する基準時間は予め決められている複数の時
間の中から選択した1つの時間に設定することが可能で
あり、この基準時間を設定するための基準時間設定処理
はRAM13に格納されているプログラムに従いCPU
11により実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に対する
電力の供給開始およびその遮断を行うための電源スイッ
チの押下時間を検出し、検出された電源スイッチの押下
時間に応じて装置本体に対する電力の供給開始およびそ
の遮断を行う情報処理装置、それに用いられる電源管理
方法および情報処理装置上に電源管理システムを構築す
るためのプログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータなどの情報処理装
置、特にバッテリパックなどを内蔵している携帯可能な
情報処理装置においては、装置本体に対する電力の供給
開始およびその遮断などの電源管理を行うための電源管
理用コントローラが設けられている。この電源管理コン
トローラでは、例えば、装置本体に対する電力の供給開
始およびその遮断を行う際には、電源スイッチの押下時
間を検出し、検出された電源スイッチの押下時間が基準
時間に達したか否かを判定し、該判定結果に基づき装置
本体に対する電力の供給開始およびその遮断を行う。
【0003】次に、ノート型パーソナルコンピュータに
おける電源管理について図9ないし図11を参照しなが
ら説明する。図9は従来の電源管理を行うノート型パー
ソナルコンピュータの外観を示す斜視図、図10は図9
のノート型パーソナルコンピュータの主要部構成を示す
ブロック図、図11は図9のノート型パーソナルコンピ
ュータにおいて行われる電源管理の主要な処理手順を示
すフローチャートである。
【0004】ノート型パーソナルコンピュータ(以下、
ノートパソコンという)は、図9に示すように、装置本
体100と、それに組み込まれている液晶表示パネル
(LCD)2およびキーボード4と、装置本体100の
側部に設けられている電源スイッチ3とを備える。この
ノートパソコンは、図10に示すように、CPU111
と、CPU111にローカルバス25を介して接続され
ているチップセット112、チップセット112にロー
カルバス25を介して接続されているRAM113とを
備える。
【0005】チップセット112には、LCDコントロ
ーラ16がローカルバス29を介して、キーボード・マ
ウスコントローラ17がローカルバス30を介して、電
源管理装置150の電源管理用コントローラ115がロ
ーカルバス28を介してそれぞれ接続されている。LC
Dコントローラ16は、信号線38を介してLCD2を
制御するとともに、電力供給線37を介してLCD2に
電力を供給する。キーボード・マウスコントローラ17
は、キーボード4からのキー信号を信号線40を介して
取り込んでチップセット112に出力するとともに、マ
ウス24からの指示信号を信号線42を介して取り込ん
でチップセット112に出力する。
【0006】電源管理装置150は、上述した電源管理
用コントローラ115と、電力供給/遮断回路14と、
フラッシュROM118とを有し、電源管理用コントロ
ーラ115は電力供給/遮断回路14にローカルバス3
1を介して、フラッシュROM118はローカルバス3
5を介してそれぞれ接続されているとともに、電源スイ
ッチ3に信号線36を介して接続されている。電力供給
/遮断回路14には、ACアダプタ19が電力供給線3
2を介して、バッテリ20が電力供給線33を介してそ
れぞれ接続されている。
【0007】電源管理用コントローラ115は、フラッ
シュROM118に格納されている電源管理用プログラ
ムに従いCPU111、チップセット112などに電力
供給線27を介して電力を供給し、またその遮断を行う
ように電力供給/遮断回路14の動作を制御する。電源
管理用コントローラ115は、演算を行うためのレジス
タR1〜R3と、電源スイッチ3の押下時間を計時する
ためのタイマとを有し、タイマが計時する時間に基づき
電源スイッチ3の押下時間を検出し、検出した電源スイ
ッチ3の押下時間がレジスタR1に保持されている所定
時間に達したか否かを判定し、該判定結果に基づき装置
本体(CPU111、チップセット112、RAM11
3、LCDコントローラ16、キーボード・マウスコン
トローラ17)に電力供給線27を介して電力供給を開
始し、その遮断を行う。具体的には、電力供給を開始す
るために電源スイッチ3が押下されると、電源管理用コ
ントローラ15では、この電源スイッチ3の押下時間の
計時を開始し、電源スイッチ3の押下時間が所定時間T
rに達すると、ローカルバス31を介して制御信号を電
力供給/遮断回路14に出力する。この制御信号により
電力供給/遮断回路14は、ACアダプタ19またはバ
ッテリ20の電力を電力供給線27に供給するように動
作する。また、装置が動作中に電力供給を遮断するため
に電源スイッチ3が押下されて電源スイッチ3の押下時
間が所定時間Trに達すると、制御信号がローカルバス
31を介して電力供給/遮断回路14に出力される。こ
の制御信号により電力供給/遮断回路14は、ACアダ
プタ19またはバッテリ20の電力を電力供給線27に
供給する動作を停止し、装置本体への電力供給が遮断さ
れる。
【0008】次に、電源管理用コントローラ115によ
る上述の電源管理の処理手順について図10を参照しな
がら説明する。
【0009】まず、ステップS71において、フラッシ
ュROM118から電力供給/遮断すべき電源スイッチ
3の押下時間として設定されている所定時間Trを読み
込み、レジスタR1に保存する。続くステップS72で
は、電源スイッチ3の押下を監視し、電源スイッチ3の
押下を検出すると、ステップS73に進む。ステップS
73では、タイマから現在の時刻T2を読み出し、レジ
スタR2に保存する。
【0010】次いで、ステップS74に進み、電源スイ
ッチ3の押下が検出されたか否かを判定し、電源スイッ
チ3が押下されていないと、電源スイッチ3の押下が即
座に中断されたと判断して上記ステップS72に戻り、
再び電源スイッチ3の押下を監視する。電源スイッチ3
が押下されていると、電源スイッチ3の押下が続行され
ていると判断してステップS75に進み、タイマから現
在の時刻T3を読み出し、レジスタR3に保存する。続
くステップS76では、レジスタR3に保存された時刻
T3とレジスタR2に保存された時刻T2とレジスタR
1に保存された所定時間Trとの間でT3−T2>Tr
の関係が成立するか否かを判定する。
【0011】T3−T2>Trの関係が成立していない
ときには、電源スイッチ3の押下時間が所定時間Trに
達していないと判断して再度上記ステップS74に戻
り、電源スイッチ3の押下が継続されているか否かを判
定する。T3−T2>Trの関係が成立すると、電源ス
イッチ3の押下時間が所定時間Trに達したと判断して
ステップS77に進み、ACアダプタ19またはバッテ
リ20の電力を電力供給線27に供給するように電力供
給/遮断回路14の動作を制御する。
【0012】次いで、ステップS78に進み、電源スイ
ッチ3が押下されたか否かを監視し、電源スイッチ3の
押下が検出されると、ステップS79に進み、タイマか
ら現在の時刻T2を読み出し、レジスタR2に保存す
る。
【0013】次いで、ステップS80に進み、電源スイ
ッチ3の押下が検出されたか否かを判定し、電源スイッ
チ3が押下されていないと、電源スイッチ3の押下が即
座に中断されたと判断して上記ステップS78に戻り、
再び電源スイッチ3の押下を監視する。電源スイッチ3
が押下されていると、電源スイッチ3の押下が続行され
ていると判断してステップS81に進み、タイマから現
在の時刻T3を読み出し、レジスタR3に保存する。続
くステップS82では、レジスタR3に保存された時刻
T3とレジスタR2に保存された時刻T2とレジスタR
1に保存された所定時間Trとの間でT3−T2>Tr
の関係が成立するか否かを判定する。
【0014】T3−T2>Trの関係が成立していない
ときには、電源スイッチ3の押下時間が所定時間Trに
達していないと判断して再度上記ステップS80に戻
り、電源スイッチ3の押下が継続されているか否かを判
定する。T3−T2>Trの関係が成立すると、電源ス
イッチ3の押下時間が所定時間Trに達したと判断して
ステップS83に進み、ACアダプタ19またはバッテ
リ20の電力を電力供給線27に供給する動作を停止す
るように電力供給/遮断回路14を制御する。
【0015】次いで、ステップS84に進み、電力供給
/遮断回路14により電力供給が遮断されたか否かを判
定し、電力供給が遮断されないときには、上記ステップ
S72に戻り、電力供給が遮断されるまで該ステップ7
2からの処理が繰り返される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、従来の情報処理装置における電源管理では、検出し
た電源スイッチ3の押下時間がレジスタR1に保持され
ている所定時間Trに達したか否かを判定し、該判定結
果に基づき装置本体(CPU111、チップセット1
2、RAM113、LCDコントローラ16、キーボー
ド・マウスコントローラ17)に電力供給線27を介し
て電力供給を開始し、またその遮断を行うから、ユーザ
は、不用意に電源スイッチ3を所定時間Tr以上押下し
続けることによって意図しない電力の供給および遮断を
行わないように注意する必要があり、ユーザの意図に応
じた電源スイッチ3による装置本体に対する電力供給開
始、その遮断を行うための操作環境を得ることが難し
い。
【0017】本発明の目的は、ユーザの意図に応じた電
源スイッチによる装置本体に対する電力供給およびその
遮断を行うための操作環境を得ることができる情報処理
装置、電源管理方法および記憶媒体を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
装置本体に対する電力の供給開始およびその遮断を行う
ための電源スイッチと、該電源スイッチの押下時間を検
出する検出手段と、前記検出された前記電源スイッチの
押下時間に応じて前記装置本体に対する電力の供給開始
およびその遮断を行う電力制御手段とを備える情報処理
装置において、前記電源スイッチの押下時間に対する基
準時間を変更可能に設定する基準時間設定手段を設け、
前記電力制御手段は、前記検出された押下時間が前記設
定された基準時間に達したか否かを判定し、該判定結果
に基づき前記装置本体に対する電力の供給開始およびそ
の遮断を制御することを特徴とする。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報処理装置において、前記基準時間設定手段は、前記基
準時間として選択可能な複数の時間を表示する表示手段
と、前記表示手段に表示された前記複数の時間の中から
1つの時間を選択する選択手段とを有し、前記選択され
た時間を前記基準時間として設定することを特徴とす
る。
【0020】請求項3記載の発明は、装置本体に対する
電力の供給開始およびその遮断を行うための電源スイッ
チと、該電源スイッチの押下時間を検出する検出手段
と、前記検出された前記電源スイッチの押下時間に応じ
て前記装置本体に対する電力の供給開始およびその遮断
を行う電力制御手段とを備える情報処理装置において、
前記装置本体の外部の各照度毎に対応付けて前記電源ス
イッチの押下時間に対する複数の基準時間を設定する基
準時間設定手段と、前記装置本体の外部の照度を検出す
る照度検出手段とを設け、前記電力制御手段は、前記設
定された複数の基準時間の中から前記検出された前記装
置本体の外部の照度に対応する基準時間を特定し、前記
検出された電源スイッチの押下時間が前記特定された基
準時間に達したか否かを判定し、該判定結果に基づき前
記装置本体に対する電力の供給開始およびその遮断を制
御することを特徴とする。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項3記載の情
報処理装置において、前記基準時間設定手段は、予め設
定された複数の基準照度と該基準照度のそれぞれに対応
付けられている複数の時間とを表示する表示する表示手
段と、前記表示手段に表示された前記各基準照度毎にそ
れに対応付けられている複数の時間を選択する選択手段
とを有し、前記電力制御手段は、前記基準照度毎に対応
付けて選択された時間を保持する保持手段を有し、前記
複数の基準照度の中から前記検出された照度に対応する
基準照度を特定し、該特定された基準照度に対応付けて
選択された前記時間を前記保持手段から読み出して前記
基準時間として特定することを特徴とする。
【0022】請求項5記載の発明は、装置本体に対する
電力の供給開始およびその遮断を行うための電源スイッ
チが設けられている情報処理装置に用いられる電源管理
方法において、前記電源スイッチに対する基準時間を変
更可能に設定する工程と、前記電源スイッチの押下時間
を検出する工程と、該検出した前記電源スイッチの押下
時間が前記設定された基準時間に達したか否かを判定す
る工程と、該判定結果に基づき前記装置本体に対する電
力の供給開始およびその遮断を制御する工程とを有する
ことを特徴とする。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項5記載の電
源管理方法において、前記基準時間を設定する際に、前
記基準時間として選択可能な複数の時間を表示手段に表
示する工程と、前記表示手段に表示された前記複数の時
間の中から1つの時間を選択する工程とを有し、前記選
択された時間を前記基準時間として設定することを特徴
とする。
【0024】請求項7記載の発明は、装置本体に対する
電力の供給開始およびその遮断を行うための電源スイッ
チが設けられている情報処理装置に用いられる電源管理
方法において、前記装置本体の外部の各照度毎に対応付
けて前記電源スイッチの押下時間に対する複数の基準時
間を設定する工程と、前記電源スイッチの押下時間を検
出する工程と、前記装置本体の外部の照度を検出する工
程と、前記設定された複数の基準時間の中から前記検出
された前記装置本体の外部の照度に対応する基準時間を
特定する工程と、前記検出された電源スイッチの押下時
間が前記特定された基準時間に達したか否かを判定する
工程と、該判定結果に基づき前記装置本体に対する電力
の供給開始およびその遮断を制御する工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項7記載の電
源管理方法において、前記基準時間を設定する際に、予
め設定された複数の基準照度と該基準照度のそれぞれに
対応付けられている複数の時間とを表示手段に表示する
工程と、前記表示手段に表示された前記各基準照度毎に
それに対応付けられている複数の時間を選択する工程
と、前記基準照度毎に対応付けて選択された時間を保持
手段に保持する工程を有するとともに、前記基準時間を
特定する際に、前記複数の基準照度の中から前記検出さ
れた照度に対応する基準照度を特定し、該特定された基
準照度に対応付けて選択された前記時間を前記保持手段
から読み出して前記基準時間として特定する工程を有す
ることを特徴とする。
【0026】請求項9記載の発明は、装置本体に対する
電力の供給開始およびその遮断を行うための電源スイッ
チが設けられている情報処理装置上に電源管理システム
を構築するためのプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記プログラムは、前記電源スイッチの押下時間に
対する基準時間を変更可能に設定する基準時間設定モジ
ュールと、前記電源スイッチの押下時間を検出する検出
モジュールと、前記検出された前記電源スイッチの押下
時間が前記設定された基準時間に達したか否かを判定す
る判定モジュールと、該判定結果に基づき前記装置本体
に対する電力の供給開始動作およびその遮断動作を制御
する制御モジュールとを含むことを特徴とする。
【0027】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
記憶媒体において、前記基準時間設定モジュールは、前
記基準時間として選択可能な複数の時間を表示手段に表
示する表示モジュールと、前記表示手段に表示された前
記複数の時間の中から1つの時間を選択する選択モジュ
ールとを有し、前記選択された時間を前記基準時間とし
て設定することを特徴とする。
【0028】請求項11記載の発明は、装置本体に対す
る電力の供給開始およびその遮断を行うための電源スイ
ッチが設けられている情報処理装置上に電源管理システ
ムを構築するためのプログラムを格納した記憶媒体にお
いて、前記プログラムは、前記装置本体の外部の各照度
毎に対応付けて前記電源スイッチの押下時間に対する複
数の基準時間を設定する基準時間設定モジュールと、前
記電源スイッチの押下時間を検出する押下時間検出モジ
ュールと、前記装置本体の外部の照度を検出する照度検
出モジュールと、前記設定された複数の基準時間の中か
ら前記検出された前記装置本体の外部の照度に対応する
基準時間を特定する基準時間特定モジュールと、前記検
出された電源スイッチの押下時間が前記特定された基準
時間に達したか否かを判定する判定モジュールと、該判
定結果に基づき前記装置本体に対する電力の供給開始動
作およびその遮断動作を制御する制御モジュールとを含
むことを特徴とする。
【0029】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の記憶媒体において、前記基準時間設定モジュールは、
予め設定された複数の基準照度と該基準照度のそれぞれ
に対応付けられている複数の時間とを表示手段に表示す
るモジュールと、前記表示手段に表示された前記各基準
照度毎にそれに対応付けられている複数の時間を選択す
るモジュールと、前記基準照度毎に対応付けて選択され
た時間を保持手段に保持するモジュールとを有し、前記
基準時間特定モジュールは、前記複数の基準照度の中か
ら前記検出された照度に対応する基準照度を特定し、該
特定された基準照度に対応付けて選択された前記時間を
前記保持手段から読み出して前記基準時間として特定す
るモジュールを有することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。
【0031】(実施の第1形態)図1は本発明の情報処
理装置の実施の第1形態の外観を示す斜視図、図2は図
1の情報処理装置の主要部構成を示すブロック図であ
る。なお、本実施の形態では、情報処理装置として、ノ
ート型パーソナルコンピュータを例に説明する。
【0032】ノート型パーソナルコンピュータ(以下、
ノートパソコンという)は、図1に示すように、装置本
体1と、装置本体1に組み込まれている液晶表示パネル
(LCD)2およびキーボード4と、装置本体1の側部
に設けられている電源スイッチ3とを備える。このノー
トパソコンは、図2に示すように、CPU11と、CP
U11にローカルバス25を介して接続されているチッ
プセット12、チップセット12にローカルバス25を
介して接続されているRAM13とを備える。
【0033】チップセット12には、LCDコントロー
ラ16がローカルバス29を介して、キーボード・マウ
スコントローラ17がローカルバス30を介して、電源
管理装置50の電源管理用コントローラ15がローカル
バス28を介してそれぞれ接続されている。LCDコン
トローラ16は、信号線38を介してLCD2を制御す
るとともに、電力供給線37を介してLCD2に電力を
供給する。キーボード・マウスコントローラ17は、キ
ーボード4からのキー信号を信号線40を介して取り込
んでチップセット12に出力するとともに、マウス24
からの指示信号を信号線42を介して取り込んでチップ
セット12に出力する。
【0034】電源管理装置50は、上述した電源管理用
コントローラ15と、電力供給/遮断回路14と、フラ
ッシュROM18とを有し、電源管理用コントローラ1
5は電力供給/遮断回路14にローカルバス31を介し
て、フラッシュROM18はローカルバス35を介して
それぞれ接続されているとともに、電源スイッチ3に信
号線36を介して接続されている。電力供給/遮断回路
14には、ACアダプタ19が電力供給線32を介し
て、バッテリ20が電力供給線33を介してそれぞれ接
続されている。
【0035】電源管理用コントローラ15は、演算を行
うためのレジスタR1〜R3と、電源スイッチ3の押下
時間を計時するためのタイマとを有し、フラッシュRO
M18に格納されている電源管理用プログラムに従いC
PU11、チップセット12、RAM13、LCDコン
トローラ16、キーボード・マウスコントローラ17に
電力供給線27を介して電力を供給し、またその遮断を
行うように電力供給/遮断回路14の動作を制御する。
この電源管理用コントローラ15の前記電源管理用プロ
グラムに従う制御には、前記タイマが計時する時刻に基
づき電源スイッチ3の押下時間を検出する検出処理と、
検出された電源スイッチ3の押下時間が設定された基準
時間に達したか否かを判定し、該判定結果に基づき装置
本体(CPU11、チップセット12、RAM13、L
CDコントローラ16、キーボード・マウスコントロー
ラ17)に対する電力の供給開始およびその遮断を行う
電力制御処理とが行われる。また、電源スイッチ3の押
下時間に対する基準時間は予め決められている複数の時
間の中から選択した1つの時間に設定することが可能で
あり、この基準時間を設定するための基準時間設定処理
はRAM13に格納されているプログラムに従いCPU
11により実行される。この基準時間設定処理において
は、基準時間として選択可能な複数の時間をLCD2に
表示し、キーボード4またはマウス24の入力操作に基
づきLCD2に表示された複数の時間の中から1つの時
間を選択し、この選択された時間を前記基準時間として
設定する。ここで、例えば、LCD2に表示される選択
可能な時間としては、0秒、0.5秒、1.0秒、1.
5秒、2.0秒が予め決められており、これらの時間の
中から選択された1つの時間が前記基準時間として設定
される。
【0036】次に、電源管理用コントローラ15による
上述の電源管理の処理手順について図3を参照しながら
説明する。図3は図1の情報処理装置において行われる
電源管理の主要な処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0037】まず、ステップS1において、フラッシュ
ROM18から電力供給/遮断すべき電源スイッチ3の
押下時間として設定されている基準時間Trsを読み込
み、レジスタR1に保存する。ここで、基準時間Trsは
後述する基準時間設定処理により設定された時間であ
る。続くステップS2では、電源スイッチ3の押下を監
視し、電源スイッチ3の押下を検出すると、ステップS
3に進む。ステップS3では、タイマから現在の時刻T
2を読み出し、レジスタR2に保存する。
【0038】次いで、ステップS4に進み、電源スイッ
チ3の押下が検出されたか否かを判定し、電源スイッチ
3が押下されていないと、電源スイッチ3の押下が即座
に中断されたと判断して上記ステップS2に戻り、再び
電源スイッチ3の押下を監視する。電源スイッチ3が押
下されていると、電源スイッチ3の押下が続行されてい
ると判断してステップS5に進み、タイマから現在の時
刻T3を読み出し、レジスタR3に保存する。続くステ
ップS6では、レジスタR3に保存された時刻T3とレ
ジスタR2に保存された時刻T2とレジスタR1に保存
された基準時間Trsとの間でT3−T2>Trsの関係が
成立するか否かを判定する。
【0039】T3−T2>Trsの関係が成立していない
ときには、電源スイッチ3の押下時間が所定時間Trsに
達していないと判断して再度上記ステップS4に戻り、
電源スイッチ3の押下が継続されているか否かを判定す
る。T3−T2>Trsの関係が成立すると、電源スイッ
チ3の押下時間が所定時間Trsに達したと判断してステ
ップS7に進み、ACアダプタ19またはバッテリ20
の電力を電力供給線27に供給するように電力供給/遮
断回路14の動作を制御する。
【0040】次いで、ステップS8に進み、電源スイッ
チ3が押下されたか否かを監視し、電源スイッチ3の押
下が検出されると、ステップS9に進み、タイマから現
在の時刻T2を読み出し、レジスタR2に保存する。
【0041】次いで、ステップS10に進み、電源スイ
ッチ3の押下が検出されたか否かを判定し、電源スイッ
チ3が押下されていないと、電源スイッチ3の押下が即
座に中断されたと判断して上記ステップS8に戻り、再
び電源スイッチ3の押下を監視する。電源スイッチ3が
押下されていると、電源スイッチ3の押下が続行されて
いると判断してステップS11に進み、タイマから現在
の時刻T3を読み出し、レジスタR3に保存する。続く
ステップS12では、レジスタR3に保存された時刻T
3とレジスタR2に保存された時刻T2とレジスタR1
に保存された所定時間Trsとの間でT3−T2>Trsの
関係が成立するか否かを判定する。
【0042】T3−T2>Trsの関係が成立していない
ときには、電源スイッチ3の押下時間が所定時間Trsに
達していないと判断して再度上記ステップS10に戻
り、電源スイッチ3の押下が継続されているか否かを判
定する。T3−T2>Trsの関係が成立すると、電源ス
イッチ3の押下時間が所定時間Trsに達したと判断して
ステップS13に進み、ACアダプタ19またはバッテ
リ20の電力を電力供給線27に供給する動作を停止す
るように電力供給/遮断回路14を制御する。
【0043】次いで、ステップS14に進み、電力供給
/遮断回路14により電力供給が遮断されたか否かを判
定し、電力供給が遮断されないときには、上記ステップ
S2に戻り、電力供給が遮断されるまで該ステップS2
からの処理が繰り返される。
【0044】次に、基準時間Trsの設定処理について図
4を参照しながら説明する。図4は図3の電源管理に用
いられる基準時間の設定処理を示すフローチャートであ
る。
【0045】基準時間Trsを設定するときには、図4に
示すように、まずステップS21において、電力供給の
開始およびその遮断の開始をすべき電源スイッチ3の押
下時間として現在設定されている基準時間TrsをLCD
2に表示し、続くステップS22で、電力供給の開始お
よびその遮断の開始をすべき電源スイッチ3の押下時間
に対する基準時間として予め決定されている複数の時間
の中から所望の時間を選択するための選択画面をLCD
2に表示する。
【0046】次いで、ステップS23に進み、上記選択
画面において表示された各時間の中から1つの時間を選
択するための入力がユーザのキーボード4またはマウス
24の操作により行われることを待ち、この時間を選択
するための入力が行われると、ステップS24に進み、
上記入力により選択された時間(電力供給の開始および
その遮断の開始をすべき電源スイッチ3の押下時間)を
基準時間TrsとしてフラッシュROM18に書き込むよ
うに電源管理用コントローラ15に命令する。
【0047】このように、本実施の形態では、電力供給
の開始およびその遮断の開始をすべき電源スイッチ3の
押下時間に対する基準時間Trsが複数の時間の中から選
択可能であるから、使用状況に応じた基準時間Trsを予
め設定することによって、電源スイッチ3が不用意に押
されて意図しない電力供給が開始されまたはその遮断が
行われることを未然に防止することが可能になる。その
結果、ユーザの意図に応じた電源スイッチ3による装置
本体に対する電力供給およびその遮断を行う操作環境を
得ることができる。例えば、本ノートパソコンを鞄など
に入れて持ち運ぶ場合、選択可能な時間として表示され
た0秒、0.5秒、1.0秒、1.5秒、2.0秒の5
つの時間の中から最も長い時間2.0秒を基準時間Trs
として選択して設定すれば、装置本体1が鞄の中で移動
して電源スイッチ3が不用意に僅かな時間(2.0秒を
超えない範囲内の時間)押下されたことによる意図しな
い電力供給開始を未然に防止することができる。また、
ユーザが即座に電力供給開始およびその遮断を指示する
ことが可能な操作環境を望む場合には、選択可能な時間
として表示された0秒、0.5秒、1.0秒、1.5
秒、2.0秒の5つの時間の中から短い時間0.5秒を
基準時間Trsとして選択して設定すればよい。
【0048】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図5ないし図8を参照しながら説明す
る。図5は本発明の情報処理装置の実施の第2形態の外
観を示す斜視図、図6は図5の情報処理装置の主要部構
成を示すブロック図、図7は図5の情報処理装置におい
て行われる電源管理の主要な処理手順を示すフローチャ
ート、図8は図7の電源管理に用いられる基準時間の設
定処理を示すフローチャートである。
【0049】本実施の形態のノートパソコンは、図5に
示すように、装置本体51と、装置本体51に組み込ま
れている液晶表示パネル(LCD)52およびキーボー
ド55と、装置本体51の側部に設けられている電源ス
イッチ54と、装置本体51の側部に電源スイッチ54
に隣接して設けられている光センサ53とを備える。こ
のパソコンは、図6に示すように、CPU61と、CP
U61にローカルバス76を介して接続されているチッ
プセット62と、チップセット62にローカルバス77
を介して接続されているRAM63とを備える。
【0050】チップセット62には、LCDコントロー
ラ66がローカルバス80を介して、キーボード・マウ
スコントローラ67がローカルバス81を介して、電源
管理装置95の電源管理用コントローラ65がローカル
バス79を介してそれぞれ接続されている。LCDコン
トローラ66は、信号線89を介してLCD52を制御
するとともに、電力供給線89を介してLCD52に電
力を供給する。キーボード・マウスコントローラ67
は、キーボード55からのキー信号を信号線92を介し
て取り込んでチップセット62に出力するとともに、マ
ウス75からの指示信号を信号線94を介して取り込ん
でチップセット62に出力する。
【0051】電源管理装置95は、上述した電源管理用
コントローラ65と、電力供給/遮断回路64と、フラ
ッシュROM86と、光センサ53とを有し、電源管理
用コントローラ65は電力供給/遮断回路64にローカ
ルバス82を介して、フラッシュROM68はローカル
バス86を介して、光センサ53に信号線88を介して
それぞれ接続されているとともに、電源スイッチ54に
信号線87を介して接続されている。電力供給/遮断回
路64には、ACアダプタ70が電力供給線83を介し
て、バッテリ71が電力供給線84を介してそれぞれ接
続されている。
【0052】電源管理用コントローラ65は、演算を行
うためのレジスタR1〜R7と、電源スイッチ54の押
下時間を計時するためのタイマとを有し、フラッシュR
OM68に格納されている電源管理用プログラムに従い
装置本体51(CPU61、チップセット62、RAM
63、LCDコントローラ66、キーボード・マウスコ
ントローラ67)に電力供給線78を介して電力を供給
し、またその遮断を行うように電力供給/遮断回路64
の動作を制御する。
【0053】この電源管理用コントローラ65の前記電
源管理用プログラムに従う制御には、タイマが計時する
時刻に基づき電源スイッチ54の押下時間を検出する工
程と、光センサ53の出力を取り込み、装置本体51の
外部の照度を検出する処理と、後述する基準時間設定処
理により設定された複数の基準時間の中から光センサ5
3で検出された装置本体51の外部の照度に対応する基
準時間を特定する処理と、検出された電源スイッチの押
下時間が前記特定された基準時間に達したか否かを判定
する処理と、該判定結果に基づき装置本体51(CPU
61、チップセット62、RAM63、LCDコントロ
ーラ66、キーボード・マウスコントローラ67)に電
力供給線78を介して電力を供給し、またその遮断を行
うように電力供給/遮断回路64の動作を制御する処理
とが行われる。ここで、基準時間を特定する際には、複
数の基準照度の中から検出された照度に対応する基準照
度を特定し、該特定された基準照度に対応付けて選択さ
れた時間をフラッシュROM68から対応するレジスタ
に読み出して基準時間として特定する。
【0054】前記基準時間を設定するための基準時間設
定処理はRAM63に格納されているプログラムに従い
CPU61により実行される処理であり、この基準時間
設定処理においては、予め設定された複数の基準照度と
該基準照度のそれぞれに対応付けられている複数の時間
とをLCD52に表示する処理と、キーボード55また
はマウス75の入力操作に基づきLCD52に表示され
た各基準照度毎にそれに対応付けられている複数の時間
を選択する処理と、各基準照度毎に対応付けて選択され
た時間を電源管理装置95のフラッシュROM68に書
き込む処理とが行われる。本実施の形態では、装置本体
51の周囲が暗いか明るいかを示す基準となる照度を用
いて、その照度より明るい照度に対する基準時間として
複数の選択可能な時間を表示し、また、その照度より暗
い照度に対する基準時間として複数の選択可能な時間を
表示し、それぞれの照度における複数の時間の中から所
望の時間を選択するようにしている。例えば、明るい、
または暗い各照度に対して選択可能な時間としては、0
秒、0.5秒、1.0秒、1.5秒、2.0秒が予め決
められており、各照度に対して1つの時間が選択され
る。
【0055】次に、電源管理用コントローラ65による
上述の電源管理の処理手順について図7を参照しながら
説明する。
【0056】まず、ステップS31において、フラッシ
ュROM68から装置本体51の周囲が明るい場合にお
ける電力供給/遮断すべき電源スイッチ54の押下時間
として設定されている基準時間Tr1を読み込み、レジス
タR1に保存する。続くステップS32では、フラッシ
ュROM68から装置本体51の周囲が暗い場合におけ
る電力供給/遮断すべき電源スイッチ54の押下時間と
して設定されている基準時間Tr2を読み込み、レジスタ
R2に保存する。ここで、基準時間Tr1,Tr2は後述す
る基準時間設定処理により設定された時間である。そし
て、ステップS33に進み、装置本体51の周囲が暗い
か明るいかを示す基準となる照度lxsを読み込み、レジ
スタR3に保存する。
【0057】次いで、ステップS34に進み、電源スイ
ッチ54の押下を監視し、電源スイッチ54の押下を検
出すると、ステップS35に進む。ステップS35で
は、タイマから現在の時刻T4を読み出し、レジスタR
4に保存する。
【0058】次いで、ステップS36に進み、電源スイ
ッチ54の押下が検出されたか否かを判定し、電源スイ
ッチ54が押下されていないと、電源スイッチ54の押
下が即座に中断されたと判断して上記ステップS34に
戻り、再び電源スイッチ54の押下を監視する。電源ス
イッチ54が押下されていると、電源スイッチ54の押
下が続行されていると判断してステップS37に進み、
タイマから現在の時刻T5を読み出し、レジスタR5に
保存する。続くステップS38では、光センサ53の出
力に基づき検出された装置本体51の周囲の照度lx6を
フラッシュROM68から読み出し、この照度lx6をレ
ジスタR6に保存する。
【0059】次いで、ステップS39に進み、レジスタ
R6に保存された照度lx6とレジスタR3に保存された
lxsとの間でlx6>lxsの関係が成立するか否かを判定
する。lx6>lxsの関係が成立すると、現在の装置本体
51の周囲の照度は明るい照度であると判断してステッ
プS40に進み、レジスタR1の値をレジスタR7にコ
ピーして基準時間Tr1を基準時間T7として設定する。
そして、ステップS42において、レジスタR5に保存
された時刻T5とレジスタR4に保存された時刻T4と
レジスタR7に保存された基準時間T7との間でT5−
T4>T7の関係が成立するか否かを判定する。T5−
T4>T7の関係が成立していないときには、電源スイ
ッチ54の押下時間が所定時間T7すなわちTr1に達し
ていないと判断して再度上記ステップS36に戻り、電
源スイッチ54の押下が継続されているか否かを判定す
る。T5−T4>T7の関係が成立すると、電源スイッ
チ54の押下時間が基準時間Tr1に達したと判断してス
テップS43に進み、ACアダプタ70またはバッテリ
71から電力供給線78への電力供給を開始するように
電力供給/遮断回路64の動作を制御する。
【0060】これに対し、上記ステップS39におい
て、レジスタR6に保存された照度lx6とレジスタR3
に保存されたlxsとの間でlx6>lxsの関係が成立しな
いと判定されると、現在の装置本体51の周囲の照度は
暗い照度であると判断してステップS41に進み、レジ
スタR2の値をレジスタR7にコピーして基準時間Tr2
を基準時間T7として設定する。そして、ステップS4
2において、レジスタR5に保存された時刻T5とレジ
スタR4に保存された時刻T4とレジスタR7に保存さ
れた基準時間T7との間でT5−T4>T7の関係が成
立するか否かを判定する。T5−T4>T7の関係が成
立していないときには、電源スイッチ54の押下時間が
所定時間T7すなわちTr2に達していないと判断して再
度上記ステップS36に戻り、電源スイッチ54の押下
が継続されているか否かを判定する。T5−T4>T7
の関係が成立すると、電源スイッチ54の押下時間が基
準時間Tr2に達したと判断してステップS43に進み、
ACアダプタ70またはバッテリ71の電力を電力供給
線78に供給するように電力供給/遮断回路64の動作
を制御する。
【0061】なお、電力供給開始後には、上述の実施の
第1形態と同様に、電力供給の遮断を行うための処理へ
移行が行われるが、その処理手順は、電力供給開始まで
の手順ほぼ同様の手順で行われるから、その説明は省略
する。
【0062】次に、基準時間Tr1,Tr2の設定処理につ
いて図8を参照しながら説明する。
【0063】基準時間Tr1,Tr2を設定するときには、
図8に示すように、まずステップS51において、電力
供給の開始およびその遮断の開始をすべき電源スイッチ
3の押下時間として現在設定されている、暗い場合の基
準時間と明るい場合の各基準時間Tr1,Tr2をLCD5
2に表示し、続くステップS52で、電力供給の開始お
よびその遮断の開始をすべき電源スイッチ3の押下時間
に対する明るい場合の基準時間として予め決定されてい
る複数の時間の中から所望の時間を選択するための選択
画面をLCD52に表示する。
【0064】次いで、ステップS53に進み、上記選択
画面において表示された各時間の中から1つの時間を選
択するための入力がユーザのキーボード55またはマウ
ス75の操作により行われることを待ち、この時間を選
択するための入力が行われると、ステップS54に進
み、上記入力により選択された時間(電力供給の開始お
よびその遮断の開始をすべき電源スイッチ54の明るい
場合の押下時間)を基準時間Tr1としてフラッシュRO
M68に書き込むように電源管理用コントローラ65に
命令する。
【0065】次いで、ステップS55に進み、電力供給
の開始およびその遮断の開始をすべき電源スイッチ3の
押下時間に対する暗い場合の基準時間として予め決定さ
れている複数の時間の中から所望の時間を選択するため
の選択画面をLCD52に表示する。
【0066】次いで、ステップS56に進み、上記選択
画面において表示された各時間の中から1つの時間を選
択するための入力がユーザのキーボード55またはマウ
ス75の操作により行われることを待ち、この時間を選
択するための入力が行われると、ステップS57に進
み、上記入力により選択された時間(電力供給の開始お
よびその遮断の開始をすべき電源スイッチ54の暗いの
押下時間)を基準時間Tr2としてフラッシュROM68
に書き込むように電源管理用コントローラ65に命令す
る。
【0067】続くステップS58では、装置本体51の周
囲が明るいか暗いかを判断する基準となる複数の照度の
中から所望の1つの照度を選択するための選択画面をL
CD52に表示する。
【0068】次いで、ステップS59に進み、上記選択
画面において表示された各照度の中から1つの照度を選
択するための入力がユーザのキーボード55またはマウ
ス75の操作により行われることを待ち、この照度を選
択するための入力が行われると、ステップS60に進
み、上記入力により選択された照度を装置本体51の周囲
が明るいか暗いかを判断する基準となる照度lxsとして
フラッシュROM68に書き込むように電源管理用コン
トローラ65に命令し、本処理を終了する。
【0069】このように、本実施の形態では、電力供給
の開始およびその遮断の開始をすべき電源スイッチ54
の押下時間に対する基準時間を装置本体51の周囲の明
るさに応じて選択し、その選択した基準に基づき電力供
給の開始およびその遮断を行うから、使用状況に応じた
電源スイッチ54に対する基準時間を予め設定すること
によって、電源スイッチ54が不用意に押されて意図し
ない電力供給が開始されまたはその遮断が行われること
を未然に防止することが可能になる。その結果、ユーザ
の意図に応じた電源スイッチ3による装置本体に対する
電力供給およびその遮断を行う操作環境を得ることがで
きる。
【0070】例えば、明るい、暗い各場合において選択
可能な時間としては、0秒、0.5秒、1.0秒、1.
5秒、2.0秒の5つの時間を設定することができる。
また、暗いか明るいかを判断するための基準となる照度
としては、具体的にその値を表示せずに、「豆電球程
度」などの言葉を表示してその照度の値を代表させるよ
うにすることができる。このようにすれば、具体的に明
るい場合に対する基準時間または暗い場合の基準時間を
設定する際にユーザがどの程度の明るさを基準にして基
準時間が設定されるかを容易に把握することができる。
【0071】また、本ノートパソコンを鞄などに入れて
持ち運ぶ場合、暗い場合の選択可能な時間として表示さ
れた0秒、0.5秒、1.0秒、1.5秒、2.0秒の
5つの時間の中から最も長い時間2.0秒を基準時間T
r2として選択して設定すれば、装置本体1が鞄の中で移
動して電源スイッチ3が不用意に僅かな時間(2.0秒
を超えない範囲内の時間)押下されたことによる意図し
ない電力供給開始を未然に防止することができる。ま
た、明るい場合の選択可能な時間として表示された0
秒、0.5秒、1.0秒、1.5秒、2.0秒の5つの
時間の中から短い時間0.5秒を基準時間Tr1として選
択して設定すれば、鞄から取出した本ノートパソコンへ
の電力供給を電源スイッチ54を短時間押下することによ
って開始することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の情
報処理装置によれば、電源スイッチの押下時間に対する
基準時間を変更可能に設定する基準時間設定手段を設
け、電力制御手段で、検出された押下時間が設定された
基準時間に達したか否かを判定し、該判定結果に基づき
装置本体に対する電力の供給開始およびその遮断を制御
するから、ユーザの意図に応じた電源スイッチによる装
置本体に対する電力供給およびその遮断を行うための操
作環境を得ることができる。
【0073】請求項2記載の情報処理装置によれば、基
準時間設定手段が、基準時間として選択可能な複数の時
間を表示する表示手段と、表示手段に表示された複数の
時間の中から1つの時間を選択する選択手段とを有し、
選択された時間を基準時間として設定するから、基準時
間の変更操作を容易に行うことができる。
【0074】請求項3記載の情報処理装置によれば、装
置本体の外部の各照度毎に対応付けて電源スイッチの押
下時間に対する複数の基準時間を設定する基準時間設定
手段と、装置本体の外部の照度を検出する照度検出手段
とを設け、電力制御手段で、設定された複数の基準時間
の中から前記検出された装置本体の外部の照度に対応す
る基準時間を特定し、検出された電源スイッチの押下時
間が特定された基準時間に達したか否かを判定し、該判
定結果に基づき装置本体に対する電力の供給開始および
その遮断を制御するから、ユーザの意図に応じた電源ス
イッチによる装置本体に対する電力供給およびその遮断
を行うための操作環境を得ることができる。
【0075】請求項4記載の情報処理装置によれば、基
準時間設定手段が、予め設定された複数の基準照度と該
基準照度のそれぞれに対応付けられている複数の時間と
を表示する表示する表示手段と、表示手段に表示された
各基準照度毎にそれに対応付けられている複数の時間を
選択する選択手段とを有し、電力制御手段が、基準照度
毎に対応付けて選択された時間を保持する保持手段を有
し、複数の基準照度の中から検出された照度に対応する
基準照度を特定し、該特定された基準照度に対応付けて
選択された時間を保持手段から読み出して基準時間とし
て特定するから、ユーザが照度に対応付けた所望の時間
を選択するための操作を容易に行うことができる。
【0076】請求項5記載の電源管理方法によれば、電
源スイッチに対する基準時間を変更可能に設定する工程
と、電源スイッチの押下時間を検出する工程と、該検出
した電源スイッチの押下時間が設定された基準時間に達
したか否かを判定する工程と、該判定結果に基づき装置
本体に対する電力の供給開始およびその遮断を制御する
工程とを有するから、ユーザの意図に応じた電源スイッ
チによる装置本体に対する電力供給およびその遮断を行
うための操作環境を得ることができる。
【0077】請求項6記載の電源管理方法によれば、基
準時間を設定する際に、基準時間として選択可能な複数
の時間を表示手段に表示する工程と、表示手段に表示さ
れた複数の時間の中から1つの時間を選択する工程とを
有し、選択された時間を基準時間として設定するから、
基準時間の変更操作を容易に行うことができる。
【0078】請求項7記載の電源管理方法によれば、装
置本体の外部の各照度毎に対応付けて電源スイッチの押
下時間に対する複数の基準時間を設定する工程と、電源
スイッチの押下時間を検出する工程と、装置本体の外部
の照度を検出する工程と、設定された複数の基準時間の
中から検出された装置本体の外部の照度に対応する基準
時間を特定する工程と、検出された電源スイッチの押下
時間が特定された基準時間に達したか否かを判定する工
程と、該判定結果に基づき前記装置本体に対する電力の
供給開始およびその遮断を制御するから、ユーザの意図
に応じた電源スイッチによる装置本体に対する電力供給
およびその遮断を行うための操作環境を得ることができ
る。
【0079】請求項8記載の電源管理方法によれば、基
準時間を設定する際に、予め設定された複数の基準照度
と該基準照度のそれぞれに対応付けられている複数の時
間とを表示手段に表示する工程と、表示手段に表示され
た各基準照度毎にそれに対応付けられている複数の時間
を選択する工程と、基準照度毎に対応付けて選択された
時間を保持手段に保持する工程を有するとともに、基準
時間を特定する際に、複数の基準照度の中から前記検出
された照度に対応する基準照度を特定し、該特定された
基準照度に対応付けて選択された時間を保持手段から読
み出して基準時間として特定する工程を有するから、ユ
ーザが照度に対応付けた所望の時間を選択するための操
作を容易に行うことができる。
【0080】請求項9記載の記憶媒体によれば、プログ
ラムが、電源スイッチの押下時間に対する基準時間を変
更可能に設定する基準時間設定モジュールと、電源スイ
ッチの押下時間を検出する検出モジュールと、検出され
た電源スイッチの押下時間が設定された基準時間に達し
たか否かを判定する判定モジュールと、該判定結果に基
づき装置本体に対する電力の供給開始動作およびその遮
断動作を制御する制御モジュールとを含むから、ユーザ
の意図に応じた電源スイッチによる装置本体に対する電
力供給およびその遮断を行うための操作環境を得ること
ができる。
【0081】請求項10記載の記憶媒体によれば、基準
時間設定モジュールが、基準時間として選択可能な複数
の時間を表示手段に表示する表示モジュールと、表示手
段に表示された複数の時間の中から1つの時間を選択す
る選択モジュールとを有し、選択された時間を基準時間
として設定するから、基準時間の変更操作を容易に行う
ことができる。
【0082】請求項11記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、装置本体の外部の各照度毎に対応付けて前記
電源スイッチの押下時間に対する複数の基準時間を設定
する基準時間設定モジュールと、電源スイッチの押下時
間を検出する押下時間検出モジュールと、装置本体の外
部の照度を検出する照度検出モジュールと、設定された
複数の基準時間の中から前記検出された前記装置本体の
外部の照度に対応する基準時間を特定する基準時間特定
モジュールと、検出された電源スイッチの押下時間が特
定された基準時間に達したか否かを判定する判定モジュ
ールと、該判定結果に基づき装置本体に対する電力の供
給開始動作およびその遮断動作を制御する制御モジュー
ルとを含むから、ユーザが照度に対応付けた所望の時間
を選択するための操作を容易に行うことができる。
【0083】請求項12記載の記憶媒体によれば、基準
時間設定モジュールが、予め設定された複数の基準照度
と該基準照度のそれぞれに対応付けられている複数の時
間とを表示手段に表示するモジュールと、表示手段に表
示された各基準照度毎にそれに対応付けられている複数
の時間を選択するモジュールと、基準照度毎に対応付け
て選択された時間を保持手段に保持するモジュールとを
有し、基準時間特定モジュールが、複数の基準照度の中
から前記検出された照度に対応する基準照度を特定し、
該特定された基準照度に対応付けて選択された時間を保
持手段から読み出して基準時間として特定するモジュー
ルを有するから、ユーザが照度に対応付けた所望の時間
を選択するための操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の実施の第1形態の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1の情報処理装置の主要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1の情報処理装置において行われる電源管理
の主要な処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図3の電源管理に用いられる基準時間の設定処
理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の情報処理装置の実施の第2形態の外観
を示す斜視図である。
【図6】図5の情報処理装置の主要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】図5の情報処理装置において行われる電源管理
の主要な処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図7の電源管理に用いられる基準時間の設定処
理を示すフローチャートである。
【図9】従来の電源管理を行うノート型パーソナルコン
ピュータの外観を示す斜視図である。
【図10】図9のノート型パーソナルコンピュータの主
要部構成を示すブロック図である。
【図11】図9のノート型パーソナルコンピュータにお
いて行われる電源管理の主要な処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1,51 装置本体 2,52 LCD 3,54 電源スイッチ 4,55 キーボード 11,61 CPU 12,62 チップセット 13,63 RAM 14,64 電力供給/遮断回路 15,65 電源管理用コントローラ 16,66 LCDコントローラ 17,67 キーボード・マウスコントローラ 18,68 フラッシュROM 19,70 ACアダプタ 20,71 バッテリ 24,75 マウス 50,95 電源管理装置 53 光センサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対する電力の供給開始および
    その遮断を行うための電源スイッチと、該電源スイッチ
    の押下時間を検出する検出手段と、前記検出された前記
    電源スイッチの押下時間に応じて前記装置本体に対する
    電力の供給開始およびその遮断を行う電力制御手段とを
    備える情報処理装置において、前記電源スイッチの押下
    時間に対する基準時間を変更可能に設定する基準時間設
    定手段を設け、前記電力制御手段は、前記検出された押
    下時間が前記設定された基準時間に達したか否かを判定
    し、該判定結果に基づき前記装置本体に対する電力の供
    給開始およびその遮断を制御することを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記基準時間設定手段は、前記基準時間
    として選択可能な複数の時間を表示する表示手段と、前
    記表示手段に表示された前記複数の時間の中から1つの
    時間を選択する選択手段とを有し、前記選択された時間
    を前記基準時間として設定することを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 装置本体に対する電力の供給開始および
    その遮断を行うための電源スイッチと、該電源スイッチ
    の押下時間を検出する検出手段と、前記検出された前記
    電源スイッチの押下時間に応じて前記装置本体に対する
    電力の供給開始およびその遮断を行う電力制御手段とを
    備える情報処理装置において、前記装置本体の外部の各
    照度毎に対応付けて前記電源スイッチの押下時間に対す
    る複数の基準時間を設定する基準時間設定手段と、前記
    装置本体の外部の照度を検出する照度検出手段とを設
    け、前記電力制御手段は、前記設定された複数の基準時
    間の中から前記検出された前記装置本体の外部の照度に
    対応する基準時間を特定し、前記検出された電源スイッ
    チの押下時間が前記特定された基準時間に達したか否か
    を判定し、該判定結果に基づき前記装置本体に対する電
    力の供給開始およびその遮断を制御することを特徴とす
    る情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記基準時間設定手段は、予め設定され
    た複数の基準照度と該基準照度のそれぞれに対応付けら
    れている複数の時間とを表示する表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された前記各基準照度毎にそれに対
    応付けられている複数の時間を選択する選択手段とを有
    し、前記電力制御手段は、前記基準照度毎に対応付けて
    選択された時間を保持する保持手段を有し、前記複数の
    基準照度の中から前記検出された照度に対応する基準照
    度を特定し、該特定された基準照度に対応付けて選択さ
    れた前記時間を前記保持手段から読み出して前記基準時
    間として特定することを特徴とする請求項3記載の情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 装置本体に対する電力の供給開始および
    その遮断を行うための電源スイッチが設けられている情
    報処理装置に用いられる電源管理方法において、前記電
    源スイッチに対する基準時間を変更可能に設定する工程
    と、前記電源スイッチの押下時間を検出する工程と、該
    検出した前記電源スイッチの押下時間が前記設定された
    基準時間に達したか否かを判定する工程と、該判定結果
    に基づき前記装置本体に対する電力の供給開始およびそ
    の遮断を制御する工程とを有することを特徴とする電源
    管理方法。
  6. 【請求項6】 前記基準時間を設定する際に、前記基準
    時間として選択可能な複数の時間を表示手段に表示する
    工程と、前記表示手段に表示された前記複数の時間の中
    から1つの時間を選択する工程とを有し、前記選択され
    た時間を前記基準時間として設定することを特徴とする
    請求項5記載の電源管理方法。
  7. 【請求項7】 装置本体に対する電力の供給開始および
    その遮断を行うための電源スイッチが設けられている情
    報処理装置に用いられる電源管理方法において、前記装
    置本体の外部の各照度毎に対応付けて前記電源スイッチ
    の押下時間に対する複数の基準時間を設定する工程と、
    前記電源スイッチの押下時間を検出する工程と、前記装
    置本体の外部の照度を検出する工程と、前記設定された
    複数の基準時間の中から前記検出された前記装置本体の
    外部の照度に対応する基準時間を特定する工程と、前記
    検出された電源スイッチの押下時間が前記特定された基
    準時間に達したか否かを判定する工程と、該判定結果に
    基づき前記装置本体に対する電力の供給開始およびその
    遮断を制御する工程とを有することを特徴とする電源管
    理方法。
  8. 【請求項8】 前記基準時間を設定する際に、予め設定
    された複数の基準照度と該基準照度のそれぞれに対応付
    けられている複数の時間とを表示手段に表示する工程
    と、前記表示手段に表示された前記各基準照度毎にそれ
    に対応付けられている複数の時間を選択する工程と、前
    記基準照度毎に対応付けて選択された時間を保持手段に
    保持する工程を有するとともに、前記基準時間を特定す
    る際に、前記複数の基準照度の中から前記検出された照
    度に対応する基準照度を特定し、該特定された基準照度
    に対応付けて選択された前記時間を前記保持手段から読
    み出して前記基準時間として特定する工程を有すること
    を特徴とする請求項7記載の電源管理方法。
  9. 【請求項9】 装置本体に対する電力の供給開始および
    その遮断を行うための電源スイッチが設けられている情
    報処理装置上に電源管理システムを構築するためのプロ
    グラムを格納した記憶媒体において、前記プログラム
    は、前記電源スイッチの押下時間に対する基準時間を変
    更可能に設定する基準時間設定モジュールと、前記電源
    スイッチの押下時間を検出する検出モジュールと、前記
    検出された前記電源スイッチの押下時間が前記設定され
    た基準時間に達したか否かを判定する判定モジュール
    と、該判定結果に基づき前記装置本体に対する電力の供
    給開始動作およびその遮断動作を制御する制御モジュー
    ルとを含むことを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記基準時間設定モジュールは、前記
    基準時間として選択可能な複数の時間を表示手段に表示
    する表示モジュールと、前記表示手段に表示された前記
    複数の時間の中から1つの時間を選択する選択モジュー
    ルとを有し、前記選択された時間を前記基準時間として
    設定することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 装置本体に対する電力の供給開始およ
    びその遮断を行うための電源スイッチが設けられている
    情報処理装置上に電源管理システムを構築するためのプ
    ログラムを格納した記憶媒体において、前記プログラム
    は、前記装置本体の外部の各照度毎に対応付けて前記電
    源スイッチの押下時間に対する複数の基準時間を設定す
    る基準時間設定モジュールと、前記電源スイッチの押下
    時間を検出する押下時間検出モジュールと、前記装置本
    体の外部の照度を検出する照度検出モジュールと、前記
    設定された複数の基準時間の中から前記検出された前記
    装置本体の外部の照度に対応する基準時間を特定する基
    準時間特定モジュールと、前記検出された電源スイッチ
    の押下時間が前記特定された基準時間に達したか否かを
    判定する判定モジュールと、該判定結果に基づき前記装
    置本体に対する電力の供給開始動作およびその遮断動作
    を制御する制御モジュールとを含むことを特徴とする記
    憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記基準時間設定モジュールは、予め
    設定された複数の基準照度と該基準照度のそれぞれに対
    応付けられている複数の時間とを表示手段に表示するモ
    ジュールと、前記表示手段に表示された前記各基準照度
    毎にそれに対応付けられている複数の時間を選択するモ
    ジュールと、前記基準照度毎に対応付けて選択された時
    間を保持手段に保持するモジュールとを有し、前記基準
    時間特定モジュールは、前記複数の基準照度の中から前
    記検出された照度に対応する基準照度を特定し、該特定
    された基準照度に対応付けて選択された前記時間を前記
    保持手段から読み出して前記基準時間として特定するモ
    ジュールを有することを特徴とする請求項11記載の記
    憶媒体。
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Cited By (3)

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JP2003015780A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Seiko Epson Corp 電源制御装置及び電源制御方法
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