JPH1127028A - 車両遠隔操作装置用アンテナユニット - Google Patents

車両遠隔操作装置用アンテナユニット

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Publication number
JPH1127028A
JPH1127028A JP18916997A JP18916997A JPH1127028A JP H1127028 A JPH1127028 A JP H1127028A JP 18916997 A JP18916997 A JP 18916997A JP 18916997 A JP18916997 A JP 18916997A JP H1127028 A JPH1127028 A JP H1127028A
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JP
Japan
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antenna
unit
antenna unit
remote control
vehicle
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Application number
JP18916997A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ueki
徹夫 植木
Kaoru Tanaka
馨 田中
Toshihide Shomura
俊秀 正村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1127028A publication Critical patent/JPH1127028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナ部の構造が簡素かつ低コストで、装着
部位の自由度が高い「車両遠隔操作装置用アンテナユニ
ット」を提供する。 【解決手段】遠隔操作用携帯ユニット1との間で信号を
送受信する車両遠隔操作装置用アンテナユニット2であ
って、アンテナ部213が基板210表面にプリントさ
れている。アンテナ部213は、容量環214を含み、
基板210には、電波信号処理回路22,23が設けら
れている。車両のルームミラーRmに設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの始動/
停止、ドアロックの施解錠、盗難警報のセット/リセッ
ト、盗難警報監視、トランクオープナなどを遠隔操作す
るための車両遠隔操作装置に関し、特にアンテナユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの始動/停止、ドアロックの施
解錠、盗難警報のセット/リセット、盗難警報監視、ト
ランクオープナなどを遠隔操作するための車両遠隔操作
装置の一つとして、例えば特開昭62−41,878号
公報に開示されたものが知られている。これは、携帯ユ
ニットから赤外線やFM波などの微弱電波を送信するこ
とにより、車両側に設けられたリレーユニットを制御
し、エンジンやドアロックなどを操作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯ユニッ
トからの遠隔操作信号を受信したり、リレーユニットか
ら携帯ユニットへ指令の実行状態や実行結果を送信する
ために、図3に示すようなダイポールアンテナ21が車
両のリヤパーセルに設けられている。
【0004】従来のアンテナ21は、同図(A)に示す
ようにアンテナエレメント211とアンテナベース21
2とからなり、アンテナエレメント211は、同図
(B)に示すようにカバー211a内にローディングコ
イル211bが巻回されてなる。なお、送受信電波の処
理回路はリレーユニット内に設けられており、ハーネス
Hを介してアンテナと接続されている。
【0005】しかしながら、このような従来のアンテナ
は、ローディングコイルを作製してこれをカバー内に入
れる構造であるため、製造コストが高くなるという問題
がある。また、棒状をなすアンテナの形状自体が装着部
位の自由度を損ない、リヤパーセルなどのように邪魔に
ならない部位に限られるといった問題もある。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、アンテナ部の構造が簡素か
つ低コストで、装着部位の自由度が高い車両遠隔操作装
置用アンテナユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両遠隔操作装置用アンテナユニットは、
遠隔操作用携帯ユニットとの間で信号を送受信する車両
遠隔操作装置用アンテナユニットであって、アンテナ部
が基板表面にプリントされていることを特徴とする。
【0008】本発明のアンテナユニットでは、アンテナ
部が基板表面へのプリントで形成されているので、製造
が容易であり、しかも自由な形状の平板に形成すること
ができる。
【0009】本発明のアンテナユニットにおいて、特に
限定されないが、前記アンテナ部は容量環を含むことを
特徴とする。アンテナ部の長さを短縮することにより送
受信効率が低下するが、容量環を設けることでアンテナ
ユニットの長さを増加させることなくこの効率低下を補
うことができる。
【0010】本発明のアンテナユニットにおいて、特に
限定されないが、前記基板には、電波信号処理回路が設
けられていることを特徴とする。電波信号処理回路をア
ンテナ部と同じ基板上に設けると、ハーネスによる接続
がないぶん信号の伝達ロスが抑制できる。
【0011】本発明のアンテナユニットは、平板状をな
るため車室内のどこへでも装着することができる。特に
限定されないが、車両のルームミラーに設けると、電波
の送受信に適した位置であって、邪魔にならず、しかも
リレーユニットとのハーネス接続も便利である。
【0012】本発明のアンテナユニットが適用される車
両遠隔操作装置の操作対象は特に限定されず、例えば、
エンジンの始動/停止、ドアロックの施解錠、盗難警報
のセット/リセット、盗難警報のON/OFF、盗難監
視、トランクオープナ、室内温度の検出、バッテリ電圧
の検出などに適用できる。また、操作信号も特に限定さ
れず、赤外線信号や高周波電波信号などの各種無線信号
を用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る車両遠隔操作シ
ステム全体を示すブロック図であり、この車両遠隔操作
システムは、いわゆる使用者が携帯して各種の操作信号
を送信する携帯ユニット1と、車両に搭載され前記携帯
ユニット1との間で操作信号の双方向通信を行うための
アンテナユニット2と、このアンテナユニット2にハー
ネスで接続され、携帯ユニット1からの操作信号に基づ
いて各種車載装置41の操作を制御するリレーユニット
3とからなる。
【0014】操作対象となる車載装置41は特に限定さ
れないが、本実施形態の遠隔操作システムでは、エンジ
ンの始動/停止、ドアロックの施解錠、トランクオープ
ナー、ホーンを操作対象とする。
【0015】エンジンの始動/停止に関する遠隔操作
は、例えば冬の早朝に屋内から遠隔操作することにより
エンジンを始動し、暖機運転や室内暖房を予め実施して
おき、乗車時の運転性や快適感を高めるのに利用され
る。
【0016】また、ドアロックの施解錠やトランクオー
プナーは、キーシリンダにキーを差し込まなくともドア
を施錠および解錠でき、またトランクを開くことができ
るので、きわめて便利であり、特に夜間や両手に荷物を
持っているとき、あるいは頻繁にドアを開閉する場合に
その効果が大きい。
【0017】ホーンの操作は、盗難警報をセットしたと
きのもので、盗難に遭遇したときはホーンを鳴らして周
囲に注意を喚起する。
【0018】本実施形態の携帯ユニット(いわゆるリモ
コン側)1は、同図に示すように操作スイッチ11,1
2,13を有し、さらに操作信号を送受信するためのア
ンテナ14を有している。
【0019】同図には3つの操作スイッチのみを図示し
たが、これら操作スイッチ11,12,13が、上述し
たエンジンの始動および停止、ドアロックの施錠および
解錠、トランクオープナーの開、盗難警報のON/OF
Fの動作スイッチである。特に限定されないが、本実施
形態では、これらの操作スイッチ11,12,13は、
押しているときのみONとなり、スイッチを離すとOF
Fとなるスイッチング構造である。
【0020】本実施形態の携帯ユニット1の電気的構成
は、同図に示すように、上述した操作スイッチ11,1
2および13の信号がCPU(制御回路)15に入力さ
れるように接続されている。このCPU15には電池電
源16から電力が供給されており、操作スイッチ11,
12,13を押すことで電池16からの電流がON信号
としてCPU15に流れ、これによってCPU15は操
作スイッチ11,12,13のON/OFFを判断す
る。
【0021】操作スイッチ11,12または13からの
ON信号は、CPU15から高周波送受信回路17に送
出され、ここで所定の高周波電波に変調されてアンテナ
14から送信される。この高周波信号には、当該携帯ユ
ニット1に専用の識別コード信号などが符号化されてお
り、この識別コード信号が合致するアンテナユニット2
のみが操作信号を受け付けるようになっている。また、
リレーユニット3およびアンテナユニット2からの信号
はアンテナ14で受信され、これが高周波送受信回路1
7で復調されたのちCPU15で信号処理される。
【0022】携帯ユニット1には、液晶表示部18およ
びブザー19が設けられており、リレーユニット3側で
検出された車両状況を所有者に喚起する場合に用いられ
る。たとえば、車両が盗難に遭ったときにはブザー19
が鳴るとともに液晶表示部18にその旨が表示される。
【0023】一方、車両側に搭載されるアンテナユニッ
ト2は、同図に示すように、送受信用アンテナ21と、
当該アンテナ21で受信した高周波電波を制御信号に復
調するとともにリレーユニット3からの制御信号を高周
波電波に変調してアンテナ21から送信する高周波送受
信回路22と、高周波送受信回路22で受信して復調さ
れた制御信号を処理するとともにリレーユニット3から
の制御信号を高周波電波に出力するCPU23とを有し
ている。
【0024】特に、アンテナ21のアンテナ部213
は、図2に示されるように、絶縁性プリント基板210
の表面に波導体材料をプリントするか、またはエッチン
グすることにより構成されている。このアンテナ部21
3は、長さを確保するために蛇行してプリンとされ、さ
らに両端近傍には、比較的面積が大きい容量環214が
形成されている。この容量環214は、アンテナ部21
3の一部を構成するが、アンテナ部213の短縮化によ
り低下する送受信効率を補うために設けられている。し
たがって、アンテナ部213の長さが十分に確保できる
アンテナユニット2であれば省略することも可能であ
る。
【0025】さらに本実施形態のプリント基板210に
は、高周波送受信回路22およびCPU23も実装され
ており、アンテナ部213とダイレクトに接続すること
により信号の伝達ロスを抑制することができる。
【0026】このようなプリント基板210にアンテナ
部213、容量環214、高周波送受信回路22および
CPU23が実装された本実施形態のアンテナユニット
2は、車両のルームミラーRmの裏面などに設置するこ
とができる。
【0027】図1に示されるリレーユニット3も車載さ
れるユニットであり、上述したアンテナユニット2とは
ハーネスHで接続され、CPU23からの制御信号を受
け、入力部33からの車両状況を勘案しながら出力部3
2へ操作信号を送出するとともに、入力部33の車両状
況に応じて携帯ユニット1側へ信号を送出するCPU3
1を有している。なお、このCPU31は車載バッテリ
などの電源34から電力が供給される。
【0028】車載センサ42は、例えばパーキングポジ
ション、パーキングブレーキ、ドアポジション、ボンネ
ットポジション、エンジン始動信号、ドアロック状態な
どを検出するセンサで、携帯ユニット1からの操作信号
を受信したときに、その操作を実行して問題ない状態か
どうかあるいは操作の実行を確認するために、入力部3
3を介してCPU31へ送出される。
【0029】このように、本実施形態のアンテナユニッ
ト2のアンテナ部213は、プリントまたはエッチング
により形成されているので、図3に示す従来のダイポー
ルアンテナでは約330mmの長さが必要であったもの
が、同じ電波を送受信するのに約210mmの長さで足
りることとなった。
【0030】また、アンテナユニット2が平板状に形成
されているのでルームミラーRmの裏面などのように邪
魔にならない部位に装着することができる。
【0031】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ア
ンテナ部が基板表面へのプリントで形成されているの
で、製造が容易で廉価あり、しかも自由な形状の平板に
形成することができる。また、容量環を設けることでア
ンテナユニットの長さを増加させることなくこの効率低
下を補うことができる。
【0033】電波信号処理回路をアンテナ部と同じ基板
上に設けることで、ハーネスによる接続がないぶん信号
の伝達ロスが抑制できる。
【0034】また本発明のアンテナユニットを車両のル
ームミラーに設けると、電波の送受信に適した位置であ
って、邪魔にならず、しかもリレーユニットとのハーネ
ス接続も便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両遠隔操作システムの実施形態
を示す図である。
【図2】本発明のアンテナユニットの実施形態を示す正
面図である。
【図3】従来のダイポールアンテナを示す正面図および
破断図である。
【符号の説明】
1…携帯ユニット 11,12,13…操作スイッチ 14…アンテナ 15…CPU 16…電池 17…高周波送受信回路 18…液晶表示部 19…ブザー 2…アンテナユニット 21…アンテナ 210…基板 213…アンテナ部 214…容量環 22…高周波送受信回路(電波信号処理回路) 23…CPU(電波信号処理回路) 3…リレーユニット 31…CPU 32…出力部 33…入力部 34…電源 41…車載装置 42…車載センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠隔操作用携帯ユニット(1)との間で信
    号を送受信する車両遠隔操作装置用アンテナユニット
    (2)であって、アンテナ部(213)が基板(21
    0)表面にプリントされていることを特徴とする車両遠
    隔操作装置用アンテナユニット。
  2. 【請求項2】前記アンテナ部(213)は、容量環(2
    14)を含むことを特徴とする請求項1記載の車両遠隔
    操作装置用アンテナユニット。
  3. 【請求項3】前記基板(210)には、電波信号処理回
    路(22,23)が設けられていることを特徴とする請
    求項1または2記載の車両遠隔操作装置用アンテナユニ
    ット。
  4. 【請求項4】車両のルームミラー(Rm)に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両遠
    隔操作装置用アンテナユニット。
JP18916997A 1997-06-30 1997-06-30 車両遠隔操作装置用アンテナユニット Pending JPH1127028A (ja)

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JP18916997A JPH1127028A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 車両遠隔操作装置用アンテナユニット

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JP18916997A JPH1127028A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 車両遠隔操作装置用アンテナユニット

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JPH1127028A true JPH1127028A (ja) 1999-01-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112211A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tokai Rika Co Ltd オーディオ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112211A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tokai Rika Co Ltd オーディオ制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050830