JPH1120616A - 車両盗難監視用遠隔操作装置 - Google Patents

車両盗難監視用遠隔操作装置

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JPH1120616A
JPH1120616A JP18770097A JP18770097A JPH1120616A JP H1120616 A JPH1120616 A JP H1120616A JP 18770097 A JP18770097 A JP 18770097A JP 18770097 A JP18770097 A JP 18770097A JP H1120616 A JPH1120616 A JP H1120616A
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JP
Japan
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vehicle
theft
signal
seconds
remote control
Prior art date
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Pending
Application number
JP18770097A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ueki
徹夫 植木
Kaoru Tanaka
馨 田中
Kojiro Nakamura
康次郎 中村
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Publication of JPH1120616A publication Critical patent/JPH1120616A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電池寿命を長くした「車両盗難監視用遠隔操作
装置」を提供する。 【解決手段】車両に搭載された盗難検出センサ42から
の信号に基づいて車両が盗難された旨の信号を受信する
車両盗難監視用遠隔操作装置1であって、車両が盗難さ
れた旨の信号を待機する盗難監視モードのときは間欠的
に受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の盗難を遠隔
地で監視するための装置に関し、特に電池寿命を長くで
きる車両盗難監視用遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの始動/停止、ドアロックの施
解錠、盗難警報のセット/リセット、盗難警報監視、ト
ランクオープナなどを遠隔操作するための車両用遠隔操
作装置の一つとして、例えば特開昭62−41,878
号公報に開示されたものが知られている。この装置は、
赤外線やFM波などの微弱電波を送信することにより、
車両側に設けられたコントローラを制御し、エンジンや
ドアロックなどを操作する。
【0003】遠隔操作装置のなかには、車両を離れる際
に盗難警報をセットしておけば、遠隔地でも車両の盗難
を監視できる機能が付加されたものもある。この種の盗
難監視用遠隔操作装置では、車両が盗難に遭ったことを
たとえばドア開閉センサやショックセンサなどで感知
し、車載送信器から所有者が携帯する受信器へその旨の
信号を送信するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遠隔操作装
置(いわゆるリモコン)側には、車両が盗難に遭遇して
いることを所有者に知らせるためのLEDやブザーが内
蔵されているが、これらは専ら内蔵電池で駆動される。
また、送信機能を備えたものでは、さらに赤外線や高周
波などの信号を発信させるためにも電池が消費される。
【0005】しかしながら、従来の車両盗難監視用遠隔
操作装置では、車両を離れて盗難監視モードになってい
る間は、常に受信可能とされていたので、電池の消費電
力が大きくなり電池寿命が短くなるという問題があっ
た。特に、盗難監視モードは、一昼夜といった長時間使
用されるのが普通であるので、電池寿命の長さは重要な
問題であった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、電池寿命を長くした車両盗
難監視用遠隔操作装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両盗難監視用遠隔操作装置は、車両に搭
載された盗難検出センサからの信号に基づいて車両が盗
難された旨の信号を受信する車両盗難監視用遠隔操作装
置において、前記車両が盗難された旨の信号を待機する
盗難監視モードのときは、間欠的に受信を行うことを特
徴とする。
【0008】本発明の車両盗難監視用遠隔操作装置で
は、盗難監視モードにおいては連続的に受信するのでは
なく、間欠的に受信を行うので、そのぶん消費電力が少
なくなって電池寿命が長くなる。
【0009】本発明の車両盗難監視用遠隔操作装置にお
いて、前記間欠的な受信は、前記車両が盗難された旨の
信号の送信ON時間に対して少なくとも一またはそれ以
上の回数行われることが好ましい。かかる頻度で受信す
ることで、間欠的受信であっても車両が盗難された旨の
信号を即座に受信することができる。
【0010】本発明の車両盗難監視用遠隔操作装置の操
作対象は特に限定されず、少なくとも盗難監視機能を備
えたものであれば、これに例えば、エンジンの始動/停
止、ドアロックの施解錠、盗難警報のセット/リセッ
ト、盗難警報のON/OFF、トランクオープナ、室内
温度の検出、バッテリ電圧の検出などの諸機能を付加す
ることができる。また、操作信号も特に限定されず、赤
外線信号や高周波電波信号などの各種無線信号を用いる
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態である車両
盗難監視用遠隔操作システム全体を示すブロック図であ
り、本実施形態の車両盗難監視用遠隔操作システムは、
いわゆる使用者が携帯して各種の操作信号を送信する携
帯ユニット1と、車両に搭載され前記携帯ユニット1と
の間で操作信号の双方向通信を行うためのアンテナユニ
ット2と、このアンテナユニット2にハーネスで接続さ
れ、携帯ユニット1からの操作信号に基づいて各種車載
装置41の操作を制御するリレーユニット3とからな
る。
【0012】操作対象となる車載装置41は特に限定さ
れないが、本実施形態の遠隔操作システムでは、エンジ
ンの始動/停止、ドアロックの施解錠、トランクオープ
ナー、盗難警報のセット/リセット、ホーンを操作対象
とする。
【0013】エンジンの始動/停止に関する遠隔操作
は、例えば冬の早朝に屋内から遠隔操作することにより
エンジンを始動し、暖機運転や室内暖房を予め実施して
おき、乗車時の運転性や快適感を高めるのに利用され
る。
【0014】また、ドアロックの施解錠やトランクオー
プナーは、キーシリンダにキーを差し込まなくともドア
を施錠および解錠でき、またトランクを開くことができ
るので、きわめて便利であり、特に夜間や両手に荷物を
持っているとき、あるいは頻繁にドアを開閉する場合に
その効果が大きい。
【0015】ホーンの操作は、盗難警報をセットしたと
きのもので、盗難に遭遇したときはホーンを鳴らして周
囲に注意を喚起する。
【0016】本実施形態の携帯ユニット(いわゆるリモ
コン側)1は、同図に示すように操作スイッチ11,1
2,13を有し、さらに操作信号を送受信するためのア
ンテナ14を有している。
【0017】同図には3つの操作スイッチのみを図示し
たが、これら操作スイッチ11,12,13が、上述し
たエンジンの始動および停止、ドアロックの施錠および
解錠、トランクオープナーの開、盗難警報のON/OF
Fの動作スイッチである。特に限定されないが、本実施
形態では、これらの操作スイッチ11,12,13は、
押しているときのみONとなり、スイッチを離すとOF
Fとなるスイッチング構造である。
【0018】本実施形態の携帯ユニット1の電気的構成
は、同図に示すように、上述した操作スイッチ11,1
2および13の信号がCPU(制御回路)15に入力さ
れるように接続されている。このCPU15には電池電
源16から電力が供給されており、操作スイッチ11,
12,13を押すことで電池16からの電流がON信号
としてCPU15に流れ、これによってCPU15は操
作スイッチ11,12,13のON/OFFを判断す
る。
【0019】操作スイッチ11,12または13からの
ON信号は、CPU15から高周波送受信回路17に送
出され、ここで所定の高周波電波に変調されてアンテナ
14から送信される。この高周波信号には、当該携帯ユ
ニット1に専用の識別コード信号などが符号化されてお
り、この識別コード信号が合致するアンテナユニット2
のみが操作信号を受け付けるようになっている。また、
リレーユニット3およびアンテナユニット2からの信号
はアンテナ14で受信され、これが高周波送受信回路1
7で復調されたのちCPU15で信号処理される。
【0020】携帯ユニット1には、液晶表示部18およ
びブザー19が設けられており、リレーユニット3側で
検出された車両状況を所有者に喚起する場合に用いられ
る。たとえば、車両が盗難に遭ったときにはブザー19
が鳴るとともに液晶表示部18にその旨が表示される。
【0021】一方、車両側に搭載されるアンテナユニッ
ト2は、同図に示すように、送受信用アンテナ21と、
当該アンテナ21で受信した高周波電波を制御信号に復
調するとともにリレーユニット3からの制御信号を高周
波電波に変調してアンテナ21から送信する高周波送受
信回路22と、高周波送受信回路22で受信して復調さ
れた制御信号を処理するとともにリレーユニット3から
の制御信号を高周波電波に出力するCPU23とを有し
ている。特に限定されないが、アンテナ21、高周波送
受信回路22およびCPU23は車両のリヤパーセルや
ルームミラーなどに設置することができる。
【0022】また、リレーユニット3も車載されるユニ
ットであり、上述したアンテナユニット2とはハーネス
Hで接続され、CPU23からの制御信号を受け、入力
部33からの車両状況を勘案しながら出力部32へ操作
信号を送出するとともに、入力部33の車両状況に応じ
て携帯ユニット1側へ信号を送出するCPU31を有し
ている。なお、このCPU31は車載バッテリなどの電
源34から電力が供給される。
【0023】車載センサ42は、例えばパーキングポジ
ション、パーキングブレーキ、ドアポジション、ボンネ
ットポジション、エンジン始動信号、ドアロック状態な
どを検出するセンサで、携帯ユニット1からの操作信号
を受信したときに、その操作を実行して問題ない状態か
どうかあるいは操作の実行を確認するために、入力部3
3を介してCPU31へ送出される。
【0024】次に盗難監視モードにおける動作について
説明する。図2〜4はCPU15における制御手順を示
すフローチャートであり、図2は携帯ユニット1からの
送信時のフローチャート、図3および4は同じく携帯ユ
ニット1の受信時のフローチャートである。
【0025】図2に示されるように、まずステップ1に
て携帯ユニット1から盗難監視モードの設定を行うと、
ステップ2で液晶表示部18に盗難監視モード指令が入
力された旨が表示されるとともにブザー19がスタンバ
イする。
【0026】そして、この送信準備に入り、3秒タイマ
ーがセットされたのちデータが送信される(ステップ3
〜5)。送信が正常に完了すると受信準備に入るが(ス
テップ6→8→9)、3秒経過しても送信完了とならな
いときも強制的に送信を終了する(ステップ6→7→
8)。つまり、盗難警報モードの送信は3秒以内に限ら
れている。送信を終了してから1秒経過後に受信待機状
態になる(ステップ9〜11)。
【0027】この携帯ユニット1からの操作指令に対す
る実行状態および結果は、携帯ユニット1の液晶表示部
18およびブザー19で確認することができる。すなわ
ち、図3に示されるように、まず5秒タイマーがセット
されてから5秒以内に送信が完了すると、そのデータ処
理が実行され警報発生フラグの有無がチェックされる
(ステップ21→22→28→29→30)。このとき
は、通常警報発生していないので、ステップ33から3
4へ進み、警報監視モードに入る。
【0028】警報監視モードにおいては、図4に示すよ
うに、まずステップ351にて監視最大時間(本実施形
態では11時間とする)内かどうかを判断したのち、設
定初期時間(本実施形態では10分とする)内は間欠受
信を行うことなく、これを経過したら、3秒タイマーを
セットし、この3秒間内で0.15秒受信し、0.7秒
受信を停止する動作を繰り返す(ステップ353〜35
5)。図5(A)にこの受信および受信停止のタイムチ
ャートを示す。
【0029】なお、リレーユニット3からの盗難警報信
号は、図5(B)に示すように3秒間のONと2秒間の
OFFを繰り返すので、携帯ユニット1側の受信が0.
15秒の間欠受信を行っても当該リレーユニット3側か
らの信号出力に対しては必ず受信できるタイミングとな
っている。
【0030】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、盗
難監視モードにおいては連続的に受信するのではなく間
欠的に受信を行うので、そのぶん消費電力が少なくなっ
て電池寿命が長くなり、盗難監視モードのような長時間
の使用に適することとなる。
【0032】また、車両が盗難された旨の信号の送信O
N時間に対して少なくとも一またはそれ以上の頻度で受
信するので、間欠的受信であっても車両が盗難された旨
の信号を即座に受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である車両盗難監視用遠隔操
作システムを示す図である。
【図2】本発明の車両盗難監視用遠隔操作装置の制御フ
ローを示すフローチャートである。
【図3】本発明の車両盗難監視用遠隔操作装置の制御フ
ローを示すフローチャートである。
【図4】本発明の車両盗難監視用遠隔操作装置の制御フ
ローを示すフローチャートである。
【図5】本発明の送受信タイミングを説明するためのタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1…携帯ユニット 11,12,13…操作スイッチ 14…アンテナ 15…CPU 16…電池 17…高周波送受信回路 18…液晶表示部 19…ブザー 2…アンテナユニット 21…アンテナ 22…高周波送受信回路 23…CPU 3…リレーユニット 31…CPU 32…出力部 33…入力部 34…電源 41…車載装置 42…車載センサ(盗難検出センサ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載された盗難検出センサ(42)
    からの信号に基づいて車両が盗難された旨の信号を受信
    する車両盗難監視用遠隔操作装置(1)において、 前記車両が盗難された旨の信号を待機する盗難監視モー
    ドのときは、間欠的に受信を行うことを特徴とする車両
    盗難監視用遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】前記間欠的な受信は、前記車両が盗難され
    た旨の信号の送信ON時間に対して少なくとも一または
    それ以上の回数行われることを特徴とする請求項1記載
    の車両盗難監視用遠隔操作装置。
JP18770097A 1997-06-27 1997-06-27 車両盗難監視用遠隔操作装置 Pending JPH1120616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018597A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Tokyo Gas Co Ltd 警報器
JP2016007025A (ja) * 2010-05-25 2016-01-14 ジャガー ランド ローバー リミテッドJaguar Land Rover Limited 車両通信

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