JPH10294973A - 車両用遠隔操作装置 - Google Patents
車両用遠隔操作装置Info
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- JPH10294973A JPH10294973A JP11608097A JP11608097A JPH10294973A JP H10294973 A JPH10294973 A JP H10294973A JP 11608097 A JP11608097 A JP 11608097A JP 11608097 A JP11608097 A JP 11608097A JP H10294973 A JPH10294973 A JP H10294973A
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- voltage
- battery voltage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電池切れの警告精度を高めた「車両用遠隔操作
装置」を提供する。 【解決手段】車両に搭載された受信装置50に対して操
作信号を送信し、車両の各種装置58を遠隔操作する車
両用遠隔操作装置10であり、電池電圧検出手段17に
より検出された電池電圧Vが所定電圧V0 以下となった
回数Nが所定回数N0 以上となったときに、警告手段1
9a,19bに出力信号を送信する。
装置」を提供する。 【解決手段】車両に搭載された受信装置50に対して操
作信号を送信し、車両の各種装置58を遠隔操作する車
両用遠隔操作装置10であり、電池電圧検出手段17に
より検出された電池電圧Vが所定電圧V0 以下となった
回数Nが所定回数N0 以上となったときに、警告手段1
9a,19bに出力信号を送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの始動/
停止、ドアロックの施解錠、盗難警報のセット/リセッ
ト、盗難警報監視、トランクオープナ、オートライトキ
ャンセルなどを遠隔操作するための車両用遠隔操作装置
に関し、特に電池寿命の誤警告を防止できる車両用遠隔
操作装置に関する。
停止、ドアロックの施解錠、盗難警報のセット/リセッ
ト、盗難警報監視、トランクオープナ、オートライトキ
ャンセルなどを遠隔操作するための車両用遠隔操作装置
に関し、特に電池寿命の誤警告を防止できる車両用遠隔
操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用遠隔操作装置としては、
例えば特開昭62−41,878号公報に開示されたも
のが知られている。この装置は、赤外線やFM波などの
微弱電波を送信することにより、車両側に設けられたコ
ントローラを制御し、エンジンやドアロックなどを操作
する。
例えば特開昭62−41,878号公報に開示されたも
のが知られている。この装置は、赤外線やFM波などの
微弱電波を送信することにより、車両側に設けられたコ
ントローラを制御し、エンジンやドアロックなどを操作
する。
【0003】ところで、遠隔操作装置(いわゆるリモコ
ン)側には、赤外線や高周波などの信号を発信させるた
めの電池が内蔵されており、電池切れになるとLEDや
ブザーにて使用者に知らせるようになっている。
ン)側には、赤外線や高周波などの信号を発信させるた
めの電池が内蔵されており、電池切れになるとLEDや
ブザーにて使用者に知らせるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両用遠隔操作装置では、電池切れか否かの判断は電池
の電圧値のみを測定することにより行われていたので
(上記公報参照)、電池容量があるにも拘わらず電池切
れ警告が作動してしまうという問題があった。特に、電
池は温度が低いほど電圧降下が大きいので、リモコンを
低温で使用すると誤警告が生じることが少なくない。
車両用遠隔操作装置では、電池切れか否かの判断は電池
の電圧値のみを測定することにより行われていたので
(上記公報参照)、電池容量があるにも拘わらず電池切
れ警告が作動してしまうという問題があった。特に、電
池は温度が低いほど電圧降下が大きいので、リモコンを
低温で使用すると誤警告が生じることが少なくない。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、電池切れの警告精度を高め
た車両用遠隔操作装置を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、電池切れの警告精度を高め
た車両用遠隔操作装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の車両用遠隔操作装置は、車両に搭載
された受信装置に対して操作信号を送信し、前記車両の
各種装置を遠隔操作する車両用遠隔操作装置において、
前記操作信号を発信させる電池と、当該電池の電圧を検
出する電池電圧検出手段と、前記電池の容量が所定値以
下となったことを知らせる警告手段と、前記電池電圧検
出手段により検出された電池電圧が所定電圧以下とな
り、かつこの回数が所定回数以上となったときに、前記
警告手段に出力信号を送信する制御手段とを有すること
を特徴とする。
に、請求項1記載の車両用遠隔操作装置は、車両に搭載
された受信装置に対して操作信号を送信し、前記車両の
各種装置を遠隔操作する車両用遠隔操作装置において、
前記操作信号を発信させる電池と、当該電池の電圧を検
出する電池電圧検出手段と、前記電池の容量が所定値以
下となったことを知らせる警告手段と、前記電池電圧検
出手段により検出された電池電圧が所定電圧以下とな
り、かつこの回数が所定回数以上となったときに、前記
警告手段に出力信号を送信する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0007】車両用遠隔操作装置の電池電圧の変化を調
べたところ、操作信号を発信するとき(負荷時)とそう
でないとき(無負荷時)とでは、図5に示すように、初
期段階では0.1V程度であるものの、発信回数の増加
にともなって0.4V程度の差が生じる。したがって、
例えば定格3Vの電池に対して2.55Vのしきい値を
設定し、電池電圧のみを判断すると、同図に示すように
使用開始直後において既に電池切れ警告が発せられてし
まう。
べたところ、操作信号を発信するとき(負荷時)とそう
でないとき(無負荷時)とでは、図5に示すように、初
期段階では0.1V程度であるものの、発信回数の増加
にともなって0.4V程度の差が生じる。したがって、
例えば定格3Vの電池に対して2.55Vのしきい値を
設定し、電池電圧のみを判断すると、同図に示すように
使用開始直後において既に電池切れ警告が発せられてし
まう。
【0008】しかしながら、請求項1記載の車両用遠隔
操作装置では、単に電池電圧の絶対値のみを検出するの
ではなく、電池電圧が所定電圧以下となり、かつこの回
数が所定回数以上となったときに初めて電池切れの警告
を発するので、電池容量があるにも拘わらず電池切れ警
告が作動してしまうという不具合が解消できる。
操作装置では、単に電池電圧の絶対値のみを検出するの
ではなく、電池電圧が所定電圧以下となり、かつこの回
数が所定回数以上となったときに初めて電池切れの警告
を発するので、電池容量があるにも拘わらず電池切れ警
告が作動してしまうという不具合が解消できる。
【0009】また、請求項2記載の車両用遠隔操作装置
は、前記制御手段は、前記電池電圧検出手段により検出
された電池電圧が所定電圧以下となり、かつこの回数が
所定回数以上となり、さらにこのときの電池電圧が第2
の所定電圧以下となったときに、前記警告手段に出力信
号を送信することを有することを特徴とする。
は、前記制御手段は、前記電池電圧検出手段により検出
された電池電圧が所定電圧以下となり、かつこの回数が
所定回数以上となり、さらにこのときの電池電圧が第2
の所定電圧以下となったときに、前記警告手段に出力信
号を送信することを有することを特徴とする。
【0010】この請求項2記載の車両用遠隔操作装置で
は、電池電圧が所定電圧以下となった回数が所定回数以
上となり、さらにこのときの電池電圧が第2の所定電圧
以下となったときに初めて電池切れの警告を発するの
で、請求項1記載のものに比べて、より電池を使い切る
ことができる。
は、電池電圧が所定電圧以下となった回数が所定回数以
上となり、さらにこのときの電池電圧が第2の所定電圧
以下となったときに初めて電池切れの警告を発するの
で、請求項1記載のものに比べて、より電池を使い切る
ことができる。
【0011】請求項2記載の車両用遠隔操作装置におい
て、第2の所定電圧は第1の所定電圧より低い電圧値で
あれば特に限定されないが、例えば制御手段をマイクロ
コンピュータで構成する場合には、当該マイクロコンピ
ュータのリセット電圧値とすることができる。
て、第2の所定電圧は第1の所定電圧より低い電圧値で
あれば特に限定されないが、例えば制御手段をマイクロ
コンピュータで構成する場合には、当該マイクロコンピ
ュータのリセット電圧値とすることができる。
【0012】請求項1及び2記載の車両用遠隔操作装置
の操作対象は特に限定されず、例えば、エンジンの始動
/停止、ドアロックの施解錠、盗難警報のセット/リセ
ット、盗難警報監視、トランクオープナ、オートライト
キャンセルなどに適用することができる。また、操作信
号も特に限定されず、赤外線信号や高周波電波信号など
の各種無線信号を用いることができる。
の操作対象は特に限定されず、例えば、エンジンの始動
/停止、ドアロックの施解錠、盗難警報のセット/リセ
ット、盗難警報監視、トランクオープナ、オートライト
キャンセルなどに適用することができる。また、操作信
号も特に限定されず、赤外線信号や高周波電波信号など
の各種無線信号を用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態である車両
用遠隔操作システム全体を示すブロック図、図2は同実
施形態の車両用遠隔操作装置を示すブロック図である。
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態である車両
用遠隔操作システム全体を示すブロック図、図2は同実
施形態の車両用遠隔操作装置を示すブロック図である。
【0014】まず図1に示すように、本実施形態の車両
用遠隔操作システム100は、いわゆる使用者が携帯し
て各種の操作信号を送信する車両用遠隔操作装置10
と、車両に搭載され前記遠隔操作装置10からの操作信
号に基づいて各種車載装置58の操作を制御する受信装
置50とからなる。
用遠隔操作システム100は、いわゆる使用者が携帯し
て各種の操作信号を送信する車両用遠隔操作装置10
と、車両に搭載され前記遠隔操作装置10からの操作信
号に基づいて各種車載装置58の操作を制御する受信装
置50とからなる。
【0015】操作対象となる車載装置58は特に限定さ
れないが、本実施形態の遠隔操作システム100では、
エンジンの始動/停止およびドアロックの施解錠を操作
対象とする。エンジンの始動/停止に関する遠隔操作
は、例えば冬の早朝に屋内から遠隔操作することにより
エンジンを始動し、暖機運転や室内暖房を予め実施して
おき、乗車時の運転性や快適感を高めるのに利用され
る。また、ドアロックの施解錠は、キーシリンダにキー
を差し込まなくともドアロックが施錠および解錠できる
ので、きわめて便利であり、特に夜間や両手に荷物を持
っているとき、あるいは頻繁にドアを開閉する場合にそ
の効果が大きい。
れないが、本実施形態の遠隔操作システム100では、
エンジンの始動/停止およびドアロックの施解錠を操作
対象とする。エンジンの始動/停止に関する遠隔操作
は、例えば冬の早朝に屋内から遠隔操作することにより
エンジンを始動し、暖機運転や室内暖房を予め実施して
おき、乗車時の運転性や快適感を高めるのに利用され
る。また、ドアロックの施解錠は、キーシリンダにキー
を差し込まなくともドアロックが施錠および解錠できる
ので、きわめて便利であり、特に夜間や両手に荷物を持
っているとき、あるいは頻繁にドアを開閉する場合にそ
の効果が大きい。
【0016】本実施形態の遠隔操作装置(いわゆるリモ
コン側)10は、図1に示すように本体11に操作ボタ
ン12,13が設けられ、さらに操作信号を送信するた
めのアンテナ14が伸縮自在に設けられている。操作ボ
タン12がエンジンの始動および停止のボタンであり、
操作ボタン13がドアロックの施錠および解錠のボタン
である。特に限定されないが、本実施形態では、これら
の操作ボタン12,13は、押しているときのみONと
なり、ボタンを離すとOFFとなる構造である。
コン側)10は、図1に示すように本体11に操作ボタ
ン12,13が設けられ、さらに操作信号を送信するた
めのアンテナ14が伸縮自在に設けられている。操作ボ
タン12がエンジンの始動および停止のボタンであり、
操作ボタン13がドアロックの施錠および解錠のボタン
である。特に限定されないが、本実施形態では、これら
の操作ボタン12,13は、押しているときのみONと
なり、ボタンを離すとOFFとなる構造である。
【0017】本実施形態の遠隔操作装置10の電気的構
成は、図2に示すように、上述したエンジン始動/停止
の操作ボタン12およびドアロックの施解錠の操作ボタ
ン13の信号が制御回路15に入力されるように接続さ
れている。これらの操作ボタン12,13は電池電源1
6に接続されており、操作ボタン12,13を押すこと
で電池16からの電流がON信号として制御手段15に
流れ、これによって制御手段15は操作ボタン12,1
3のON/OFFを判断する。制御手段15は例えばマ
イクロコンピュータで構成されている。
成は、図2に示すように、上述したエンジン始動/停止
の操作ボタン12およびドアロックの施解錠の操作ボタ
ン13の信号が制御回路15に入力されるように接続さ
れている。これらの操作ボタン12,13は電池電源1
6に接続されており、操作ボタン12,13を押すこと
で電池16からの電流がON信号として制御手段15に
流れ、これによって制御手段15は操作ボタン12,1
3のON/OFFを判断する。制御手段15は例えばマ
イクロコンピュータで構成されている。
【0018】操作ボタン12または13からのON信号
は、制御手段15から高周波発信回路18に送出され、
ここで所定の高周波電波に変調されてアンテナから送信
される。この高周波信号には、当該遠隔操作装置10に
専用の識別コード信号などが符号化されており、この識
別コード信号が合致する受信装置50のみが操作信号を
受け付けるようになっている。
は、制御手段15から高周波発信回路18に送出され、
ここで所定の高周波電波に変調されてアンテナから送信
される。この高周波信号には、当該遠隔操作装置10に
専用の識別コード信号などが符号化されており、この識
別コード信号が合致する受信装置50のみが操作信号を
受け付けるようになっている。
【0019】一方、車両側に搭載される受信装置50
は、図1に示すように、アンテナ51と、当該アンテナ
51で受信した高周波電波を受信する高周波受信回路5
2と、高周波受信回路52で受信した高周波信号を制御
信号に復調する第1の制御回路53と、この第1の制御
回路53からの制御信号を受け、入力部55からの車両
状況を勘案しながら出力部56へ操作信号を送出する第
2の制御回路54とを有する。
は、図1に示すように、アンテナ51と、当該アンテナ
51で受信した高周波電波を受信する高周波受信回路5
2と、高周波受信回路52で受信した高周波信号を制御
信号に復調する第1の制御回路53と、この第1の制御
回路53からの制御信号を受け、入力部55からの車両
状況を勘案しながら出力部56へ操作信号を送出する第
2の制御回路54とを有する。
【0020】特に限定されないが、アンテナ51、高周
波受信回路52および第1の制御回路53は車両のリヤ
パーセルやルームミラーなどに設置される。
波受信回路52および第1の制御回路53は車両のリヤ
パーセルやルームミラーなどに設置される。
【0021】車載センサ57は、例えばパーキングポジ
ション、パーキングブレーキ、ドアポジション、ボンネ
ットポジション、エンジン始動信号、ドアロック状態な
どを検出するセンサで、遠隔操作装置10からの操作信
号を受信したときに、その操作を実行して問題ない状態
かどうか、あるいは操作の実行を確認するために入力部
55を介して第2の制御回路54へ送出される。
ション、パーキングブレーキ、ドアポジション、ボンネ
ットポジション、エンジン始動信号、ドアロック状態な
どを検出するセンサで、遠隔操作装置10からの操作信
号を受信したときに、その操作を実行して問題ない状態
かどうか、あるいは操作の実行を確認するために入力部
55を介して第2の制御回路54へ送出される。
【0022】特に本実施形態の遠隔操作装置10では、
図2に示すように、電池16に、当該電池電圧を検出す
るための電池電圧検出手段17が接続されており、この
電池電圧検出手段17で検出された電池16の電圧値は
制御手段15に送出される。また、制御手段15が電池
容量が所定値以下となったときに使用者にその旨を喚起
するためのLEDランプ19aとブザー19bが設けら
れており、LEDランプ19aは図1に示す本体11の
表面に設置されている。
図2に示すように、電池16に、当該電池電圧を検出す
るための電池電圧検出手段17が接続されており、この
電池電圧検出手段17で検出された電池16の電圧値は
制御手段15に送出される。また、制御手段15が電池
容量が所定値以下となったときに使用者にその旨を喚起
するためのLEDランプ19aとブザー19bが設けら
れており、LEDランプ19aは図1に示す本体11の
表面に設置されている。
【0023】制御手段15では、以下の手順で電池切れ
を検出する。図3は制御手段15における制御フローの
一例を示すフローチャートであり、まずエンジン始動/
停止ボタン12またはドアロック施解錠ボタン13の何
れかが操作されると(ステップ1)、電池電圧検出手段
17によって現在の電池電圧Vを監視し、制御手段15
へ出力する(ステップ2)。
を検出する。図3は制御手段15における制御フローの
一例を示すフローチャートであり、まずエンジン始動/
停止ボタン12またはドアロック施解錠ボタン13の何
れかが操作されると(ステップ1)、電池電圧検出手段
17によって現在の電池電圧Vを監視し、制御手段15
へ出力する(ステップ2)。
【0024】制御手段15では、予め設定された所定電
圧V0 と電池電圧検出手段17から入力された実際の
電池電圧Vとを比較し、実際の電池電圧Vが所定電圧V
0以下に降下しているときはステップ4へ進んでカウン
トを1とする。車両用遠隔操作装置10で用いられるボ
タン電池は一般的には定格3Vであるため、所定電圧V
0 は例えば2.55Vとする。
圧V0 と電池電圧検出手段17から入力された実際の
電池電圧Vとを比較し、実際の電池電圧Vが所定電圧V
0以下に降下しているときはステップ4へ進んでカウン
トを1とする。車両用遠隔操作装置10で用いられるボ
タン電池は一般的には定格3Vであるため、所定電圧V
0 は例えば2.55Vとする。
【0025】次に、ステップ5では、ステップ4にてカ
ウントされた回数Nが所定回数N0以上となったかどう
かを判定する。例えばN0 が4000回である場合に
は、上記の場合はN=1であることからステップ1へ戻
り、何らの警告も発しないが、ステップ1〜4を繰り返
していくうちに、実際の電池電圧Vが所定電圧V0 以下
となるカウント数NがN0 を越えると、もはや電池容量
がないと判断し、ステップ6へ進んで、LEDランプ1
9aを点灯させるとともにブザー19bを鳴らして使用
者に注意を促す。
ウントされた回数Nが所定回数N0以上となったかどう
かを判定する。例えばN0 が4000回である場合に
は、上記の場合はN=1であることからステップ1へ戻
り、何らの警告も発しないが、ステップ1〜4を繰り返
していくうちに、実際の電池電圧Vが所定電圧V0 以下
となるカウント数NがN0 を越えると、もはや電池容量
がないと判断し、ステップ6へ進んで、LEDランプ1
9aを点灯させるとともにブザー19bを鳴らして使用
者に注意を促す。
【0026】図5には、電池電圧と使用回数との関係を
調べた結果が示されているが、従来の電池電圧の検知の
みでは数百回程度で電池切れ警告が発せられ、電池容量
が十分であるにも拘わらず交換していたが、本実施形態
のように操作時の電池電圧が所定電圧V0 以下となって
も、この回数が所定回数N0 以上にならないと警告を発
しないこととすれば、同図に示すように真に電池容量が
少なくなったときに警告を発することができ、電池を使
い切ることができる。
調べた結果が示されているが、従来の電池電圧の検知の
みでは数百回程度で電池切れ警告が発せられ、電池容量
が十分であるにも拘わらず交換していたが、本実施形態
のように操作時の電池電圧が所定電圧V0 以下となって
も、この回数が所定回数N0 以上にならないと警告を発
しないこととすれば、同図に示すように真に電池容量が
少なくなったときに警告を発することができ、電池を使
い切ることができる。
【0027】本発明の制御フローは図3に示す実施形態
にのみ限定されず、種々に改変することができる。図4
は他の実施形態に係る制御フローを示すフローチャート
であり、ステップ11〜15までは図3のステップ1〜
5と同じ動作を行うが、ステップ15にて実際の電池電
圧Vが所定電圧V0 以下となった回数NがN0 を越えて
も、さらにそのときの電池電圧Vが第2の所定電圧Vc
以下とならない限り、警告は発しないこととしている。
この場合の第2の所定電圧Vc は例えばマイクロコンピ
ュータからなる制御手段15のリセット電圧であり、こ
こまでは少なくとも使用できるからである。こうするこ
とにより、さらに電池を使い切ることができる。
にのみ限定されず、種々に改変することができる。図4
は他の実施形態に係る制御フローを示すフローチャート
であり、ステップ11〜15までは図3のステップ1〜
5と同じ動作を行うが、ステップ15にて実際の電池電
圧Vが所定電圧V0 以下となった回数NがN0 を越えて
も、さらにそのときの電池電圧Vが第2の所定電圧Vc
以下とならない限り、警告は発しないこととしている。
この場合の第2の所定電圧Vc は例えばマイクロコンピ
ュータからなる制御手段15のリセット電圧であり、こ
こまでは少なくとも使用できるからである。こうするこ
とにより、さらに電池を使い切ることができる。
【0028】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0029】例えば、本発明の警告手段はLEDランプ
19aやブザー19bにのみ何ら限定されず、またこれ
らの手段が少なくとも一つあればよい。
19aやブザー19bにのみ何ら限定されず、またこれ
らの手段が少なくとも一つあればよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、電池電圧が所定電圧以下となった回数が所定
回数以上となったときに初めて電池切れの警告を発する
ので、電池容量があるにも拘わらず電池切れ警告が作動
してしまうという不具合が解消できる。その結果、電池
を使い切ることができる。
によれば、電池電圧が所定電圧以下となった回数が所定
回数以上となったときに初めて電池切れの警告を発する
ので、電池容量があるにも拘わらず電池切れ警告が作動
してしまうという不具合が解消できる。その結果、電池
を使い切ることができる。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、電池
電圧が所定電圧以下となった回数が所定回数以上とな
り、さらにこのときの電池電圧が第2の所定電圧以下と
なったときに初めて電池切れの警告を発するので、請求
項1記載のものに比べて、より誤警告が防止でき、より
電池を使い切ることができる。
電圧が所定電圧以下となった回数が所定回数以上とな
り、さらにこのときの電池電圧が第2の所定電圧以下と
なったときに初めて電池切れの警告を発するので、請求
項1記載のものに比べて、より誤警告が防止でき、より
電池を使い切ることができる。
【図1】本発明の実施形態である車両用遠隔操作システ
ムを示す図である。
ムを示す図である。
【図2】本発明の実施形態である車両用遠隔操作装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】本発明の車両用遠隔操作装置の制御フローを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】本発明の車両用遠隔操作装置の他の制御フロー
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】電池電圧と使用回数との関係を示すグラフであ
る。
る。
100…車両用遠隔操作システム 10…車両用遠隔操作装置 11…本体 12…エンジン始動/停止ボタン 13…ドアロック施解錠ボタン 14…アンテナ 15…制御手段 16…電池 17…電池電圧検出手段 18…高周波発信回路 19a…LEDランプ(警告手段) 19b…ブザー(警告手段) 50…受信装置 51…アンテナ 58…車載装置(エンジン、ドアロック)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E05B 49/00 E05B 49/00 J 65/20 65/20
Claims (2)
- 【請求項1】車両に搭載された受信装置(50)に対し
て操作信号を送信し、前記車両の各種装置(58)を遠
隔操作する車両用遠隔操作装置(10)において、 前記操作信号を発信させる電池(16)と、 当該電池の電圧を検出する電池電圧検出手段(17)
と、 前記電池の容量が所定値以下となったことを知らせる警
告手段(19a,19b)と、 前記電池電圧検出手段により検出された電池電圧(V)
が所定電圧(V0 )以下となった回数(N)が所定回数
(N0 )以上となったときに、前記警告手段に出力信号
を送信する制御手段(15)とを有することを特徴とす
る車両用遠隔操作装置。 - 【請求項2】前記制御手段(15)は、前記電池電圧検
出手段により検出された電池電圧が所定電圧以下となっ
た回数が所定回数以上となり、さらにこのときの電池電
圧(V)が第2の所定電圧(Vc )以下となったとき
に、前記警告手段に出力信号を送信することを特徴とす
る請求項1記載の車両用遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11608097A JPH10294973A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 車両用遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11608097A JPH10294973A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 車両用遠隔操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10294973A true JPH10294973A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14678226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11608097A Pending JPH10294973A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | 車両用遠隔操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10294973A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001068419A1 (fr) * | 2000-03-16 | 2001-09-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Clef pour vehicule |
JP2007224501A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Honda Motor Co Ltd | 車両用遠隔制御装置 |
JP2009221841A (ja) * | 2009-07-06 | 2009-10-01 | Fujitsu Ten Ltd | 遠隔制御用送信装置、及び遠隔制御用受信装置 |
JP2011132770A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Tokai Rika Co Ltd | 電子キー |
CN107390580A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-11-24 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 汽车蓄电池低电量提醒方法、系统及汽车 |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP11608097A patent/JPH10294973A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107390580B (zh) * | 2017-07-27 | 2019-12-17 | 北京新能源汽车股份有限公司 | 汽车蓄电池低电量提醒方法、系统及汽车 |
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