JP2000038955A - 車両用遠隔操作装置 - Google Patents

車両用遠隔操作装置

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JP2000038955A
JP2000038955A JP20758198A JP20758198A JP2000038955A JP 2000038955 A JP2000038955 A JP 2000038955A JP 20758198 A JP20758198 A JP 20758198A JP 20758198 A JP20758198 A JP 20758198A JP 2000038955 A JP2000038955 A JP 2000038955A
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JP
Japan
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vehicle
signal
transmitter
engine
receiver
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JP20758198A
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Inventor
Tetsuo Ueki
徹夫 植木
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Marelli Corp
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Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンのアイドリング時間を送信器を用いて
簡単に変更できる車両用遠隔操作装置を提供する。 【解決手段】エンジンの始動信号と停止信号とを発信す
る送信器30と、送信器からのエンジン始動信号および
停止信号を受信し、操作信号に応じた駆動信号を車両側
へ出力する受信器20とを備えた車両用遠隔操作装置で
あり、受信器は、送信器からエンジンの始動信号および
停止信号の両操作信号を同時に受信すると、車両側への
駆動信号の出力時間を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの始動/
停止、ドアロックの施解錠、盗難警報のセット/リセッ
ト、盗難警報監視、トランクオープナ、オートライトキ
ャンセルなどの遠隔操作を可能とするための車両用遠隔
操作装置に関し、特に送信器にてアイドリング時間の設
定変更が可能な車両用遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの始動/停止、ドアロックの施
解錠、盗難警報のセット/リセット、盗難警報監視、ト
ランクオープナなどを遠隔操作するための車両用遠隔操
作装置としては、例えば特開昭54−49,721号公
報、実開昭62−150,585号公報に開示されたも
のが知られている。これらは、携帯型送信器から赤外線
やFM波などの微弱電波を送信することにより、車両側
に設けられた受信器を制御してドアロック装置の施解錠
や盗難警報監視に利用するものである。
【0003】こうした車両用遠隔操作装置は、操作者が
携帯する送信器と、車両に装着される受信器とから構成
されており、受信器には車両側からの各種センサ信号が
入力されるとともに車両側の駆動部へ駆動信号が出力さ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
始動機能を有する車両用遠隔操作装置では、送信器から
エンジン始動信号が送出されると、受信器側のハードウ
ェアスイッチで設定された時間(たとえば10分または
20分)だけエンジンを始動して暖機運転や窓の曇り取
りに供されるようになっている。
【0005】ところが、冬場において使用する際は20
分程度の暖機運転でないと窓の曇りが充分に払拭できな
いが、夏場に20分も暖機運転するとエンジンが暖まり
過ぎて燃料が無駄になる。したがって、一年に何回かは
ハードウェアスイッチを切り替える必要があるが、受信
器はインストルメントパネルのダッシュボードの裏側な
どのような奥まったデッドスペースに搭載されることが
殆どであるため、手前側の車両部品までも取り外してス
イッチの切り替えを行わなければならず、その作業はき
わめて煩わしかった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、エンジンのアイドリング時
間を送信器を用いて簡単に変更できる車両用遠隔操作装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両用遠隔操作装置は、少なくともエンジ
ンの始動信号と停止信号とを発信する送信器(30)
と、前記送信器からのエンジン始動信号および停止信号
を受信し、前記操作信号に応じた駆動信号を車両側へ出
力する受信器(20)と、を備えた車両用遠隔操作装置
において、前記受信器は、前記送信器からエンジンの始
動信号および停止信号の両操作信号を同時に受信する
と、前記車両側への駆動信号の出力時間を変更すること
を特徴とする。
【0008】本発明の車両用遠隔操作装置では、送信器
からエンジンの始動信号を発信すると、受信器ではこの
始動信号を受信して車両側へ予め決められた時間だけエ
ンジンの駆動信号を出力する。この出力時間がエンジン
のアイドリング時間となるが、冬季などではアイドリン
グ時間を長くして窓の曇りを除去することが望ましく、
夏期などではアイドリング時間を短くして必要最小限の
暖機運転とすることで燃料消費を抑えることが好ましい
とされる。
【0009】本発明の車両用遠隔操作装置では、こうし
たアイドリング時間の変更を、送信器の操作ボタンの押
し方によりアイドリング時間変更信号を受信器へ発信す
ることで、受信器から車両側へ出力される駆動信号の出
力時間を変更する。このように、本発明の車両用遠隔操
作装置では、送信器の既存の操作ボタンを利用した複合
信号とこれを受信する受信器の論理回路とによって簡単
にアイドリング時間を変更することができるので、受信
器にハードウェアスイッチを設ける必要もなく、またそ
の都度車両部品を取り外してこうしたハードウェアスイ
ッチを切り替える煩わしさも回避することができる。
【0010】本発明の車両用遠隔操作装置により操作さ
れる車両の駆動部は、少なくともエンジンの始動および
停止を行うエンジン始動装置であれば良く、その他の駆
動部としては特に限定はされず、ドアロックの施解錠を
行うドアロック装置、自車両が盗難等に遭遇したときに
警報を発する盗難警報装置、トランクオープナ装置など
を含んでも良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態の車両用遠
隔操作装置全体を示すブロック図、図2は同実施形態の
アイドリング時間の変更手順を示すフローチャートであ
る。
【0012】まず図1に示すように、本実施形態の車両
用遠隔操作装置は、車両10に搭載され、複数の車載セ
ンサ11からの車両状態に関する信号が入力されるとと
もに、一又はそれ以上の車載装置12へ動作指令信号を
送出する受信器20と、使用者に携帯されて各種の操作
信号を受信器20へ送信する送信器30とから構成され
ている。
【0013】操作対象となる車載装置12は特に限定さ
れないが、本実施形態の遠隔操作装置では、少なくとも
エンジンの始動/停止を対象とするが、これ以外にもド
アロックの施解錠等々を操作対象としても良い。
【0014】エンジンの始動/停止に関する遠隔操作
は、例えば冬の早朝に屋内から遠隔操作することにより
エンジンを始動し、暖機運転や室内暖房を予め実施して
おき、乗車時の運転性や快適感を高めるのに利用され
る。また、本実施形態では採用されていないが、ドアロ
ックの施解錠は、キーシリンダにキーを差し込まなくと
もドアロックが施錠および解錠できるので、きわめて便
利であり、特に夜間や両手に荷物を持っているとき、あ
るいは頻繁にドアを開閉する場合にその効果が大きい。
【0015】本実施形態の送信器(いわゆるリモコン)
30は、本体31に操作ボタン32,33が設けられ、
さらに操作信号を送信するためのアンテナ34が伸縮自
在に設けられている。操作ボタン32がエンジンの始動
ボタンであり、操作ボタン33がエンジンの停止ボタン
である。特に限定されないが、本実施形態では、これら
の操作ボタン32,33は、押しているときのみONと
なり、ボタンを離すとOFFとなるスイッチ構造であ
る。
【0016】こうした送信器30では、エンジン始動/
停止の操作ボタン32および33の信号が、本体31に
内蔵された制御回路(例えば電子回路やマイクロコンピ
ュータ)に入力され、操作ボタン32,33がONであ
るかOFFであるかが判断される。この操作ボタン32
または33からのON信号は、制御回路から、本体31
に内蔵された高周波発信回路に送出され、ここで所定の
高周波電波に変調されてアンテナ34から送信される。
この高周波信号には、当該送信器30に専用の識別コー
ド信号などが符号化されており、この識別コード信号が
合致する受信器20のみが操作信号を受け付けるように
なっている。
【0017】一方、車両側に搭載される受信器20は、
アンテナ21と、当該アンテナ21で受信した高周波電
波を受信する高周波受信回路22と、高周波受信回路2
2で受信した高周波信号を制御信号に復調する第1の制
御回路23と、この第1の制御回路23からの制御信号
を受け、入力部27からの車両状況を勘案しながら出力
部28へ操作信号を送出する第2の制御回路25とを有
する。
【0018】特に限定されないが、アンテナ21、高周
波受信回路22、第1の制御回路23は、車両のリヤパ
ーセルやルームミラー裏などに設置される。
【0019】車載センサ11は、例えばトランスミッシ
ョンのシフトレバーのパーキング位置、パーキングブレ
ーキ(サイドブレーキ)、ドアポジション、エンジンフ
ードポジション、エンジン始動信号などをそれぞれ検出
する複数のセンサであり、送信器30からのエンジンの
始動信号を受信したときに、エンジンを始動して問題な
い状態かどうか、あるいは操作の実行を確認するために
入力部27を介して第2の制御回路25へ送出される。
【0020】トランスミッションのシフトレバーのパー
キング位置は、車種によってはインストルメントパネル
のインジケータに表示されるので、当該インジケータの
配線が共用される。また、インストルメントパネルにシ
フトレバーのインジケータが設けられていない車種にお
いては、インヒビタスイッチからの信号が共用される。
インストルメントパネルにシフトレバーのインジケータ
が設けられている場合には、その配線を利用しやすいの
でこれを優先して用いるが、これがない車種の場合に
は、インヒビタスイッチは、オートマチックトランスミ
ッションのマニュアルバルブレバーの位置を検出するセ
ンサであって、ニュートラルまたはパーキング位置以外
はスタータを作動させないために全車に設けられている
ので、この配線を利用する。
【0021】特に本実施形態の送信器30には、本体3
1内に設けられた電子回路またはマイクロコンピュータ
に図2に示す論理回路が格納されている。すなわち、送
信器30に設けられたエンジン始動ボタン32およびエ
ンジン停止ボタン33を同時に5秒間押すと、アイドリ
ング時間を変更するためのコードを有する信号が送出さ
れる。もちろん、エンジン始動ボタン32またはエンジ
ン停止ボタン33の何れか一方を押したときはその押さ
れた操作信号が送出され、また両ボタン32,33を同
時に押したがそれが5秒未満であるときは何らの信号も
送出されない。なお、この5秒間という数値は本発明の
必須要件ではないが、誤って両ボタン32,33を押し
たときにアイドリング時間の変更コード信号が送出され
るのを防止するためにこの程度の時間を確保することが
望ましい。
【0022】これに対して、本実施形態の受信器20に
は、たとえば第2の制御回路25(第1の制御回路23
であっても何ら問題はない。)に図3に示す論理回路が
格納されている。すなわち、上述した送信器30からア
イドリング時間を変更するコードを有する信号を受信し
たら、それまでのアイドリング時間設定フラグを反転さ
せる。このアイドリング時間設定フラグは、たとえばア
イドリング時間が10分である場合と、20分である場
合との何れかを選択するためのフラグである。なお、ア
イドリング時間を3種類以上に設定することも可能であ
る。
【0023】このように、本実施形態の車両用遠隔操作
装置によれば、アイドリング時間の変更(10分または
20分)を、送信器30の既存の操作ボタン32,33
を利用したアイドリング時間変更信号と、これを受信す
る受信器20の論理回路とのみによって簡単に変更する
ことができるので、受信器20にハードウェアスイッチ
を設ける必要もなく、またその都度車両部品を取り外し
てこうしたハードウェアスイッチを切り替える煩わしさ
も回避することができる。
【0024】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0025】たとえば、送信器30および受信器20の
何れも双方向通信可能な送受信回路を採用することで、
現在のアイドリング時間の設定が何分になっているかを
送信器30に表示するなどして操作者に認識させること
がより好ましい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、送信
器の既存の操作ボタンを利用した複合信号とこれを受信
する受信器の論理回路とによって簡単にアイドリング時
間を変更することができるので、受信器にハードウェア
スイッチを設ける必要もなく、またその都度車両部品を
取り外してこうしたハードウェアスイッチを切り替える
煩わしさも回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用遠隔操作装置の実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】本発明におけるアイドリング時間を変更する際
の送信器側の情報処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明におけるアイドリング時間を変更する際
の受信器側の情報処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10…車両 11…車載センサ(パーキングポジションセンサ他) 12…車載装置(エンジンスタータ) 20…受信器 21…アンテナ 22…高周波受信回路 23…第1の制御回路 25…第2の制御回路 27…入力部 28…出力部 30…送信器 31…本体 32…エンジン始動ボタン 33…エンジン停止ボタン 34…アンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともエンジンの始動信号と停止信号
    とを発信する送信器と、 前記送信器からのエンジン始動信号および停止信号を受
    信し、前記操作信号に応じた駆動信号を車両側へ出力す
    る受信器と、を備えた車両用遠隔操作装置において、 前記受信器は、前記送信器からエンジンの始動信号およ
    び停止信号の両操作信号を同時に受信すると、前記車両
    側への駆動信号の出力時間を変更することを特徴とする
    車両用遠隔操作装置。
JP20758198A 1998-07-23 1998-07-23 車両用遠隔操作装置 Pending JP2000038955A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051208A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Honda Motor Co Ltd 車両の制御仕様変更装置
JP2014201892A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車両用携帯機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051208A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Honda Motor Co Ltd 車両の制御仕様変更装置
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