JP2003041823A - ワイヤレスドアロック装置 - Google Patents

ワイヤレスドアロック装置

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JP2003041823A JP2001235428A JP2001235428A JP2003041823A JP 2003041823 A JP2003041823 A JP 2003041823A JP 2001235428 A JP2001235428 A JP 2001235428A JP 2001235428 A JP2001235428 A JP 2001235428A JP 2003041823 A JP2003041823 A JP 2003041823A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信機の通信エリアの変更を、ドライバーが
携帯する送信機から簡単かつ容易に行うえるようにす
る。 【解決手段】 受信機8は、常に送信機6から送信され
るIDコードと電波の強さを監視し、作業者が受信機8
に近づいて通信エリア内まで進入すると、受信機8の電
波が設定レベルより強くなるから、リアドア3のロック
が解除される。登録作業者が通信エリアから離れると、
送信機6から送信される電波が設定レベルより弱くなる
から、リアドア3が自動的にロックされる。通信エリア
Aの設定は、受信機8から希望する位置まで離れた状態
で送信機6のオンスイッチ10とオフスイッチ11を同時に
押すことで設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーをキーシリン
ダに差し込む操作を行うことなくドアロック機構のロッ
ク及びアンロックが可能なワイヤレスドアロック装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワイヤレスドアロック装置(謂
所、キーレスエントリ装置)が用いられ、これによって
車両のドアロック及びアンロックが行なわれるようにな
ってきた。
【0003】このようなキーレスエントリ装置は、車両
に設けた制御手段と、ドライバーが所持する携帯型の送
信機とから構成され、ドライバーが所持する発信機によ
って車両から離れた位置で車両のドアロック及びアンロ
ックを可能としている。これにより、従来のキーをキー
シリンダに差し込むといった煩わしい操作を行う必要が
ない。しかし、このようなキーレスエントリ装置は、ド
アのロック及びアンロックを操作する際、送信機を取り
出して操作する必要があるため、例えば、貨物自動車で
は荷役作業時などにおいて両手が塞がった状態でドアロ
ック及びアンロック操作を行う場合が多いことから、ド
アロック及びアンロックを送信機で行うキーレスエント
リ装置はやや操作性に難がある。
【0004】そこで、車両側に設けた受信機によってド
ライバーが携帯する送信機から送信される電波を常に監
視し、ドライバーが受信機に予め設定された通信エリア
内に進入した際、ドアロック及びアンロックを行うワイ
ヤレスドアロック装置も知られている。このようなワイ
ヤレスドアロック装置は、携帯型の送信機を所持したド
ライバーが予め設定した通信エリア内に近づくと、ドア
のロックが自動的に解除され、逆に設定した通信エリア
外までドライバーが遠ざかって行ったとき、ドアはロッ
クされるようになっている。
【0005】このようなワイヤレスドアロック装置は、
ドライバーが送信機を取り出してドアロック及びアンロ
ックの操作を行う必要はないが、予め設定された通信エ
リア、すなわち、ドライバーがどれくらい車両のそばに
近づいてからドアのロックを解除させるか、あるいは、
ドライバーがどれくらい車両から離れてからドアをロッ
クさせるかは個々の使用者によって設定できたほうが使
い勝手は良い。しかし、従来、この種のワイヤレスドア
ロック装置は、通信エリアの変更に際して、受信機側を
電気的に調整などして通信エリアを変更していた。この
ため、使用者が簡単に容易に通信エリアを変更すること
が難しい面があった。
【0006】そこで、本発明は、送信機の通信エリアの
変更を、ドライバーが携帯する送信機から簡単かつ容易
に行うことができるワイヤレスドアロック装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のワイ
ヤレスドアロック装置は、携帯型の送信機と、ドアロッ
ク機構の近傍に取り付けられ前記送信機から送信された
電波を受信する受信機と、この受信機で受信した電波が
設定レベルより強いか否かで前記ドアロック装置のロッ
ク及びアンロックを制御する制御手段とを有し、前記制
御手段は、前記送信機からの通信エリア変更命令を受け
て前記設定レベルを可変する設定レベル可変手段を備え
ているものである。
【0008】請求項1の構成により、受信機は、常に送
信機から送信される電波の強さを監視しており、送信機
から送信される電波の電波の強さを解析し、これを登録
された設定レベルの電波の強さと比較している。これに
より、登録作業者がドアロック機構(受信機)に近づい
て設定された通信エリア内まで進入すると、送信機から
送信される電波が登録された設定レベルより強くなるか
ら、ドアロック機構のロック解除の指令信号を出力さ
れ、ドアのロックが解除される。また、登録作業者が通
信エリアから離れると、送信機から送信される電波が設
定レベルより弱くなるから、ロックの指令信号を出力さ
れ、ドアが自動的にロックされる。また、通信エリアの
変更は、送信機からの通信エリア変更命令を受けて設定
レベル可変手段によって設定レベルを変えることによっ
て成される。
【0009】本発明の請求項2のワイヤレスドアロック
装置は、前記請求項1記載のワイヤレスドアロック装置
において、前記設定レベル可変手段が前記送信機に設け
たスイッチ手段を有し、前記通信エリアを設定する際、
使用者が希望する通信エリアに応じて前記受信機から離
れた位置から前記スイッチ手段を操作することによっ
て、この受信機からの電波の強さを設定レベルとして記
憶するように構成されているものである。
【0010】請求項2の構成により、通信エリアを例え
ば3mに設定したい場合、受信機から3m離れた位置か
ら送信機のスイッチ手段を操作して通信エリアの設定を
行うことで、その位置から発信された電波の強さを記憶
し、これを設定レベルとして記憶する。これにより、送
信機を携帯した作業者がドアロック機構(受信機)に3
m近づけば、ドアが自動的にロック解除される。
【0011】請求項3のワイヤレスドアロック装置の構
成は、請求項1又は2記載のワイヤレスドアロック装置
において、前記ドアロック機構が貨物自動車に設けられ
ているものである。
【0012】請求項3の構成により、荷役作業が伴う貨
物自動車にあっては、荷役作業時に両手が塞がった状態
でもドアロック及びアンロック操作が可能となる。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き、図1乃至図5を参照して説明する。なお、本実施例
では、ワイヤレスドアロック装置を貨物自動車1に搭載
された荷箱2を開閉するリアドア3に適用した場合を例
として説明する。
【0014】リアドア3にはドアロック機構4が固定さ
れている。ドアロック機構4は電動アクチュエータ5を
備え、この電動アクチュエータ5によってドアロック機
構4のロック・アンロックを行うようにしている。ま
た、ドアロック機構4には送信機6からの電波を受信す
るアンテナ7を備えた受信機8が内蔵されるとともに、
ドアロック機構4の外面側に前記受信機8の受信状態や
ドアロック機構4が解除されているか否かを表示するL
EDランプ9が設けられている。
【0015】前記送信機6には、スイッチ手段たるオン
スイッチ10とオフスイッチ11及びLEDランプ12が設け
られている。また、送信機6は、送信機6毎に異なる固
有のIDコードを送信するようになっている。前記オン
・オフスイッチ10,11は、送信機6のオン・オフ、すな
わち、オンスイッチ10を操作することによって送信機6
を作動させて送信機6から電波を送信し、オフスイッチ
11を操作すると送信機6は停止するが、これらオン・オ
フスイッチ10,11は、前記受信機8に送信機6のIDコ
ードを登録する際、送信機6の通信エリアAを設定ある
いは通信エリアAの変更を行う際にも使用する。これら
IDコードの登録と通信エリアAを設定する方法は後述
する。
【0016】前記受信機8は、制御手段である制御回路
15を備えており、この制御回路15には前記送信機6のI
Dコードを記憶する記憶手段16、前記送信機6から送信
された電波の強さを記憶してこれを設定レベルとして記
憶するエリア設定手段17、前記受信器8で受信された前
記送信機6から送信された電波の強度を解析して前記エ
リア設定手段17に記憶された設定レベルと比較する判定
手段18、タイマ手段19、送信機6からの通信エリア変更
命令を受けてエリア設定手段17に記憶された設定レベル
を可変する設定レベル可変手段20などの信号が出力さ
れ、これら信号に基いて制御回路15はドアロック機構4
のロック・アンロックを駆動する電動アクチュエータ5
を制御する。また、受信機8には、送信機6毎に異なる
固有のIDコードを記憶する際に操作する登録スイッチ
24が設けられている。
【0017】次に、受信機5に送信機6のIDコードを
登録する方法について、図2のフローチャートを参照し
て説明する。まず、ステップ1で受信機8の登録スイッ
チ24を投入すると、タイマ手段19が時間の計時動作し
(ステップS2)、登録スイッチ24を1秒以上押し続け
ているか否かを判定し(ステップS3)、「YES」で
あればID登録モードに移行する(ステップS4)。こ
の時、ドアロック機構4に設けたLEDランプ9を点滅
させID登録モードであることを登録作業者に報知す
る。ID登録モードにおいて、タイマ手段19によって登
録作業者が登録スイッチ24を投入してから10秒以内にオ
ン・オフスイッチ10,11を同時に操作されたか否かを判
定(ステップS5)し、「YES」であれば送信機6の
個有のIDコードと登録指令コードが送信機6から送信
される(ステップS6)。この時、前記LEDランプ9
の点滅周期が早くなる。そして、登録作業者が登録スイ
ッチ24を投入してから10秒以内に2回目のオン・オフス
イッチ10,11が操作された否か判定し(ステップS
7)、「YES」であれば制御回路15の記憶手段16に送
信機6から送信されたIDコードを記憶して受信機8に
IDコードを登録する(ステップS8)。なお、IDコ
ードを登録する際、登録スイッチ24を投入してから10秒
以内に2回目のオン・オフスイッチ10,11が操作される
と、LEDランプ9が一旦、消灯し、そのオン・オフス
イッチ10,11を所定時間継続的に押し続けられると、L
EDランプ9が3回点滅してIDコードの登録が終了し
たことを登録作業者に知らせる。そして、IDコードの
登録が終了すると、通常動作モードとなる(ステップS
9)。この時、送信機6の通信エリアAは最長、すなわ
ち、受信機8の受信感度は最大となるように設定され
る。
【0018】次ぎに送信機6の通信エリアAを設定する
方法について、図3のフローチャートを参照して説明す
る。前述したように受信機8にIDコードの登録が完了
すると、送信機6の通信エリアAは最大となる。このた
め、登録作業者にとって最適な送信機6の通信エリアA
となるように通信エリアAを変更する。送信機6の通信
エリアAを変更するには、まず、オンスイッチ10によっ
て送信機6の電源を投入し、通常動作モードとする(ス
テップS1)。この状態でオンスイッチ10とオフスイッ
チ11を同時に1秒以上押し続ける(ステップS2)こと
によって送信機6から受信機7に通信エリア変更命令が
発せられる。これにより、送信機6からIDコードと登
録指令コードが送信され(ステップS3)、この時、送
信機6からはIDコードと登録指令コードが5秒間送信
される。この送信中は送信機6のLEDランプ12が点滅
するとともに、受信機8のLEDランプ9が点滅する。
また、送信機6からIDコードと登録指令コードを送信
する位置が登録作業者が希望する通信エリアAの最大範
囲となる。そして、送信機6から送信されたIDコード
が受信機8に登録されたIDコードと一致するか否かを
判定し(ステップS4)、送信されたIDコードが受信
機8に登録されたIDコードと一致した場合、登録指令
コードが送信されている否かを判定し(ステップS
5)、「YES」であれば、送信機6から送信する電波
の強さを一定時間アベレージングし、これを設定レベル
としてエリア設定手段17に記憶して登録する、これによ
り、送信機6の通信エリアAが設定される(ステップS
6)。通信エリアAの設定終了時にはLEDランプ12の
点滅が2秒間停止して消灯した後、点灯する。通信エリ
アAを設定しない場合、LEDランプ12は点滅から点灯
し、消灯はしない。
【0019】このようして、受信機5に送信機6のID
コードと通信エリアAを登録することによって、登録作
業者(車両の所有者または使用者)が携帯する送信機6
の電源を投入すると、通常動作モードとなり、送信機6
からは2秒間隔でIDコードが発信される。受信機8で
は、常に送信機6から送信されるIDコードと電波の強
さを監視しており、送信機6から送信されるIDコード
が、判定手段18により受信機8に記憶されたIDコード
と一致しているか否かを判定するとともに、送信機6か
ら送信される電波の強さと、受信機8に記憶された設定
レベルの電波の強さと比較している。したがって、登録
作業者が荷役作業などで、リアドア3のドアロック機構
4に近づいて設定された通信エリアA内まで進入する
と、登録された電波の強さが設定レベルより強くなるか
ら、送信機6から送信されるIDコードと登録されたI
Dコードとが一致している場合に限り、制御回路15から
ドアロック機構4の電動アクチュエータ5にロック解除
の指令信号を出力され、リアドア3のロックが解除され
る。この場合、受信機7のLEDランプ9が点灯する。
また、登録作業者が通信エリアAから離れると、送信機
6から送信される電波の強さが設定レベルより弱くなる
から、制御回路15からドアロック機構4の電動アクチュ
エータ5にロックの指令信号を出力され、リアドア3が
自動的にロックされる。この時、受信機7のLEDラン
プ9は消灯する。また、設定された送信機6の通信エリ
アを変更する場合、図3のフローチャートの動作を行え
ば、簡単に通信エリアを変更が可能である。すなわち、
送信機6の通信エリアが5mに設定され、これを3mに
変更した場合、受信機8から3m離れた位置でオンスイ
ッチ10とオフスイッチ11を同時操作すれば、受信機8か
ら3m離れた位置から発信された受信機8の電波の強さ
が記憶される。
【0020】以上のように、本実施例では、登録作業者
が送信機6を携帯し、その送信機6の通信エリアAに進
入することによって、リアドア3が自動的にアンロック
され、通信エリアAから出るとリアドア3が自動的にロ
ックされる。したがって、荷役作業時などにおいて両手
が塞がった状態でもリアドア3のロック操作を行うこと
できができる。また、送信機6から送信されるIDコー
ドと、登録されたIDコードとが一致していない場合、
ドアロック機構4は解除されることができないので、セ
キュリティの面でも問題がない。また、送信機6を紛失
した場合、再度、新たな送信機6のIDコードを受信機
8に記憶することで簡単に送信機6のIDコードを登録
し直すことができる。また、送信機6の通信エリアAの
変更も簡単に行うことができる。すなわち、通信エリア
Aを例えば3mに設定したい場合、受信機8から3m離
れた位置から送信機6のオンスイッチ10とオフスイッチ
11を同時に押して通信エリアAの設定を行うことで、送
信機6を携帯した作業者がドアロック機構4(受信機
8)に3m近づけば、リアドア3が自動的にロック解除
される。このように、送信機6の通信エリアAの範囲を
簡単に設定することができるため、貨物自動車の大きさ
や、作業者の作業形態などに応じて送信機6の通信エリ
アAを簡単に設定することができる。しかも、通信エリ
アAの設定作業は、送信機6のオン・オフスイッチ10,1
1を同時に押すことによって行うものであるから、受信
機8側を電気的に調整して行う方法に比べて簡単かつ容
易である。さらに、登録作業者が希望する距離だけ受信
機8から離れて通信エリアAの設定を行うことから、登
録作業者にとって通信エリアAの範囲も直感的に判断し
やすいため、通信エリアAの設定時に、その通信エリア
Aの範囲を明確に認識できる。また、送信機6には通信
エリア変更命令を発するオン・オフスイッチ10,11が備
えてあり、そのオン・オフスイッチ10,11を同時操作す
ることによって送信機6側から通信エリアを簡単に変更
することができる。このため、従来、この種のワイヤレ
スドアロック装置は、通信エリアの変更に際して、受信
機側を電気的に調整などして通信エリアを変更していた
が、本実施例では、送信機6のオン・オフスイッチ10,
11を同時に押すといった極めて簡単な操作で通信エリア
を簡単に変更することが可能となる。しかも、そのオン
・オフスイッチ10,11は単独で操作することによって送
信機6のオン・オフを行うものであるため、このような
送信機6のオン・オフスイッチ10,11を利用して通信エ
リアAの変更を行うものであるため、送信機6の小型化
にも貢献する。また、未使用時に送信機6にオフすれ
ば、内蔵する電池(図示せず)の消費も抑えられる。
【0021】以上、本発明の実施例を詳述したが,本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前
記実施例では、貨物自動車に適用した例を示したが、普
通自動車に用いてもよく、また、車両用に限らず、各種
のロック装置に適用可能である。また、ドアロック機構
の基本的構成あるいはIDの登録方法や通信エリアの設
定方法も前記実施例に限定されるものではない。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1のワイヤレスドアロッ
ク装置によれば、携帯型の送信機と、ドアロック機構の
近傍に取り付けられ前記送信機から送信された電波を受
信する受信機と、この受信機で受信した電波が設定レベ
ルより強いか否かで前記ドアロック装置のロック及びア
ンロックを制御する制御手段とを有し、前記制御手段
は、前記送信機からの通信エリア変更命令を受けて前記
設定レベルを可変する設定レベル可変手段を備えている
ものであるから、登録作業者がドアロック機構(受信
機)に近づいて設定された通信エリア内まで進入すると
ドアのロックが解除され、登録作業者が通信エリアから
離れると、ドアが自動的にロックされる。また、通信エ
リアは送信機からの通信エリア変更命令を受けて送信機
側から簡単に変更するができる。
【0023】本発明の請求項2のワイヤレスドアロック
装置によれば、前記請求項1記載のワイヤレスドアロッ
ク装置において、前記設定レベル可変手段が前記送信機
に設けたスイッチ手段を有し、前記通信エリアを設定す
る際、使用者が希望する通信エリアに応じて前記受信機
から離れた位置から前記スイッチ手段を操作することに
よって、この受信機からの電波の強さを設定レベルとし
て記憶するように構成されているものであるから、送信
機の通信エリアの範囲を、送信機のスイッチ手段によっ
て簡単に設定することができるとともに、登録作業者が
希望する距離だけ受信機から離れて通信エリアの設定を
行うことから、登録作業者にとって通信エリアAの範囲
も直感的に判断しやすいため、通信エリアの設定時に、
その通信エリアの範囲を明確に認識できる。
【0024】請求項3のワイヤレスドアロック装置によ
えば、請求項1又は2記載のワイヤレスドアロック装置
において、前記ドアロック機構が貨物自動車に設けられ
ているものであるから、荷役作業を伴うことが多い貨物
自動車にあっては、荷役作業時などで両手が塞がった状
態でもドアロック及びアンロック操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すドアロック装置の概略
説明図である。
【図2】同上IDコードの登録方法を示すフローチャー
トである。
【図3】同上通信エリアの設定レベルの登録方法を示す
フローチャートである。
【図4】同上ドアロック機構を示し、図4(A)はドア
ロック機構の正面図、図4(B)はドアロック機構の背
面図である。
【図5】同上制御手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 貨物自動車 4 ドアロック機構 6 送信機 8 受信機 10 オンスイッチ(スイッチ手段) 11 オフスイッチ(スイッチ手段) 15 制御回路(制御手段) 20 設定レベル可変手段 A 通信エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB21 CC20 CC27 DD06 FF23 FF36 HH01 HH04 JJ03 KK03 LL01 TT03 UU03 VV01 5K048 AA04 BA42 BA52 CA11 DB01 DC01 EA21 EB02 EB06 HA04 HA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型の送信機と、ドアロック機構の近
    傍に取り付けられ前記送信機から送信された電波を受信
    する受信機と、この受信機で受信した電波が設定レベル
    より強いか否かで前記ドアロック装置のロック及びアン
    ロックを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、
    前記送信機からの通信エリア変更命令を受けて前記設定
    レベルを可変する設定レベル可変手段を備えていること
    を特徴とするワイヤレスドアロック装置。
  2. 【請求項2】 前記設定レベル可変手段が前記送信機に
    設けたスイッチ手段を有し、前記通信エリアを設定する
    際、使用者が希望する通信エリアに応じて前記受信機か
    ら離れた位置から前記スイッチ手段を操作することによ
    って、この受信機からの電波の強さを設定レベルとして
    記憶するように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のワイヤレスドアロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ドアロック機構が貨物自動車に設け
    られていることを特徴とする請求項1又は2記載のワイ
    ヤレスドアロック装置ワイヤレスドアロック装置。
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