JPH1127004A - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
- Publication number
- JPH1127004A JPH1127004A JP19320997A JP19320997A JPH1127004A JP H1127004 A JPH1127004 A JP H1127004A JP 19320997 A JP19320997 A JP 19320997A JP 19320997 A JP19320997 A JP 19320997A JP H1127004 A JPH1127004 A JP H1127004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- dielectric
- laminate
- resonator
- coaxial resonator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 波形整形が容易で、小型で、機械的強度の高
い誘電体フィルタを提供する。 【解決手段】 共振器3A,3Bを複数個一方向に並設
し、かつ所要外周面にアース導体7を被覆してなる誘電
体同軸共振器ブロック2aの、その上面又は下面に、複
数の誘電体層11a〜11dを積層してなる回路積層体
10aを配設し、該回路積層体10aによりパターン回
路Yを担持して、該パターン回路Yを共振器回路Xと接
続することにより所要濾波回路を構成するようにした。
い誘電体フィルタを提供する。 【解決手段】 共振器3A,3Bを複数個一方向に並設
し、かつ所要外周面にアース導体7を被覆してなる誘電
体同軸共振器ブロック2aの、その上面又は下面に、複
数の誘電体層11a〜11dを積層してなる回路積層体
10aを配設し、該回路積層体10aによりパターン回
路Yを担持して、該パターン回路Yを共振器回路Xと接
続することにより所要濾波回路を構成するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話、携帯
電話等の移動体通信機器に用いられる、共振器を複数並
設してなる誘電体フィルタに関する。
電話等の移動体通信機器に用いられる、共振器を複数並
設してなる誘電体フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図8で示すように、誘電体同軸共振器ブ
ロックaに、貫通孔の内周面に導電層を形成してなる共
振導体により構成される共振器bを複数個一方向に並設
し、かつ貫通孔が開口する開放端面を除く所要外周面に
アース導体cを被覆すると共に、一端側の共振器tと結
合する入力端子パッドP1 をアース導体cと区画して側
面に形成し、他端側の共振器tと結合する出力端子パッ
ドP2 をアース導体cと区画して側面に形成してなる誘
電体フィルタは種々提案されている。この構成は、同図
で示すように、開放端面で、各貫通孔の口端に形成した
ザグリdの表面に導電被膜を被覆したり、該開放面にパ
ターン導体を印刷する等により、各共振器の共振導体に
接続する導電層eを形成し、各導電層e相互を結合し
て、これによりバンドパスフィルタを構成するようにし
ている。
ロックaに、貫通孔の内周面に導電層を形成してなる共
振導体により構成される共振器bを複数個一方向に並設
し、かつ貫通孔が開口する開放端面を除く所要外周面に
アース導体cを被覆すると共に、一端側の共振器tと結
合する入力端子パッドP1 をアース導体cと区画して側
面に形成し、他端側の共振器tと結合する出力端子パッ
ドP2 をアース導体cと区画して側面に形成してなる誘
電体フィルタは種々提案されている。この構成は、同図
で示すように、開放端面で、各貫通孔の口端に形成した
ザグリdの表面に導電被膜を被覆したり、該開放面にパ
ターン導体を印刷する等により、各共振器の共振導体に
接続する導電層eを形成し、各導電層e相互を結合し
て、これによりバンドパスフィルタを構成するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、ザグリやパターンの形成によって、共振器相互を結
合するための回路を形成した場合には、得られる回路定
数に限界があり、設計に制約を生じる。さらには、バン
ドエリミネートフィルタを構成する誘電体フィルタに、
ローパスフィルタや、ハイパスフィルタを結合して、高
周波側又は低周波側の特性を調整する必要のある場合も
ある。
に、ザグリやパターンの形成によって、共振器相互を結
合するための回路を形成した場合には、得られる回路定
数に限界があり、設計に制約を生じる。さらには、バン
ドエリミネートフィルタを構成する誘電体フィルタに、
ローパスフィルタや、ハイパスフィルタを結合して、高
周波側又は低周波側の特性を調整する必要のある場合も
ある。
【0004】そこで、このような課題を達成するため
に、コイルやコンデンサ等の集中定数部品を使用したも
のが提案された。しかるにかかる構成にあっては、設計
に自由度が与えられる反面、組み付け工数が増加し、か
つ形態も直方体のような整一な形状とならず、寸法が大
きくなり、かつ雑然とした回路配列となって、回路設計
が複雑化し、さらには機械的強度も低下する等の問題が
あった。本発明は、かかる問題点を除去することを目的
とするものである。
に、コイルやコンデンサ等の集中定数部品を使用したも
のが提案された。しかるにかかる構成にあっては、設計
に自由度が与えられる反面、組み付け工数が増加し、か
つ形態も直方体のような整一な形状とならず、寸法が大
きくなり、かつ雑然とした回路配列となって、回路設計
が複雑化し、さらには機械的強度も低下する等の問題が
あった。本発明は、かかる問題点を除去することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、共振器が複数
個並設され、かつ所要外周面にアース導体が被覆されて
なり、各共振器が結線されてなる共振器回路を担持する
誘電体同軸共振器ブロックの、その上面又は下面のいず
れか一方又は両方に、複数の誘電体層が積層されてな
り、その積層面に形成した複数の電極パターンが結線さ
れてなるパターン回路を担持する回路積層体を配設し、
誘電体同軸共振器ブロックの共振器回路に回路積層体の
パターン回路を接続することにより所要濾波回路を構成
するようにしたことを特徴とする誘電体フィルタであ
る。
個並設され、かつ所要外周面にアース導体が被覆されて
なり、各共振器が結線されてなる共振器回路を担持する
誘電体同軸共振器ブロックの、その上面又は下面のいず
れか一方又は両方に、複数の誘電体層が積層されてな
り、その積層面に形成した複数の電極パターンが結線さ
れてなるパターン回路を担持する回路積層体を配設し、
誘電体同軸共振器ブロックの共振器回路に回路積層体の
パターン回路を接続することにより所要濾波回路を構成
するようにしたことを特徴とする誘電体フィルタであ
る。
【0006】かかる構成にあって、誘電体同軸共振器ブ
ロックの上面又は下面のいずれか一方又は両方に誘電体
層が配設された単純構成により、整一な形状の誘電体フ
ィルタが形成されると共に、回路積層体の構造を選定す
ることにより、任意の回路定数のものを構成することが
できる。
ロックの上面又は下面のいずれか一方又は両方に誘電体
層が配設された単純構成により、整一な形状の誘電体フ
ィルタが形成されると共に、回路積層体の構造を選定す
ることにより、任意の回路定数のものを構成することが
できる。
【0007】ここで、誘電体同軸共振器ブロックを誘電
体磁器により一体的に形成し、その上面又は下面のいず
れか一方又は両方に、複数の誘電体層を積層して焼結し
て、1チップ構造とした回路積層体を接合するようにし
ても良い。このように、回路積層体を1チップ構造とす
ることにより、誘電体同軸共振器ブロックの側面に、該
チップを接合するだけで、容易に誘電体フィルタを構成
し得ることとなる。
体磁器により一体的に形成し、その上面又は下面のいず
れか一方又は両方に、複数の誘電体層を積層して焼結し
て、1チップ構造とした回路積層体を接合するようにし
ても良い。このように、回路積層体を1チップ構造とす
ることにより、誘電体同軸共振器ブロックの側面に、該
チップを接合するだけで、容易に誘電体フィルタを構成
し得ることとなる。
【0008】また、前記誘電体同軸共振器ブロックを、
複数枚の誘電体層を積層して構成するようにし、回路積
層体を構成する誘電体層と共に積層して、一体焼結する
ようにしても良い。これにより、同一材料から多数枚の
誘電体層を形成して、これを積層した後に焼結するだけ
で誘電体フィルタを構成することができ、その全体を一
体焼結するものであるから、機械的強度が向上すると共
に、生産性が良好となる。
複数枚の誘電体層を積層して構成するようにし、回路積
層体を構成する誘電体層と共に積層して、一体焼結する
ようにしても良い。これにより、同一材料から多数枚の
誘電体層を形成して、これを積層した後に焼結するだけ
で誘電体フィルタを構成することができ、その全体を一
体焼結するものであるから、機械的強度が向上すると共
に、生産性が良好となる。
【0009】前記回路積層体により構成されるパターン
回路としては、各共振器と結合するローパスフィルタ回
路又はハイパスフィルタ回路のいずれをも形成すること
ができ、バンドエリミネートフィルタを構成する誘電体
フィルタに、ローパスフィルタを結合して、共振波形の
高周波側の減衰特性を急峻としたり、またはハイパスフ
ィルタを結合して、低周波側の減衰特性を急峻とするこ
とができる。
回路としては、各共振器と結合するローパスフィルタ回
路又はハイパスフィルタ回路のいずれをも形成すること
ができ、バンドエリミネートフィルタを構成する誘電体
フィルタに、ローパスフィルタを結合して、共振波形の
高周波側の減衰特性を急峻としたり、またはハイパスフ
ィルタを結合して、低周波側の減衰特性を急峻とするこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1,2は、本発明の第一実施例
を示し、酸化チタン系,酸化バリウム系等の誘電体セラ
ミック材料を焼結してなる直方体形状の誘電体同軸共振
器ブロック2aに、二つの共振器3A,3Bを一方向に
平行に配設し、その上下面のいずれか、ここでは下面に
回路積層体10aを接合してなる誘電体フィルタ1aを
示す。
を示し、酸化チタン系,酸化バリウム系等の誘電体セラ
ミック材料を焼結してなる直方体形状の誘電体同軸共振
器ブロック2aに、二つの共振器3A,3Bを一方向に
平行に配設し、その上下面のいずれか、ここでは下面に
回路積層体10aを接合してなる誘電体フィルタ1aを
示す。
【0011】前記共振器3A,3Bは、図2で示すよう
に、円管状の貫通孔5に夫々共振導体6を塗着形成して
なり、さらに、その貫通孔5が開口する開放端面8と下
面を除く外周面にアース導体7を被覆している。この共
振器3A,3Bは、共振周波数のλ/4に相当する共振
長寸法にほぼ一致させている。そして、前記誘電体同軸
共振器ブロック2aの開放端面8には、共振器3A,3
Bから、該延出導体9a,9bが延出される。さらに、
該延出導体9a,9bと間隔を置いて接続導体12a,
12bが形成され、延出導体9a,9b,接続導体12
a,12b間でコンデンサC3 ,C4 を構成している。
そしてこの共振器3AとコンデンサC3及び共振器3B
とコンデンサC4 により、図3で示す、バンドエリミネ
ートフィルタである共振器回路Xが構成される。
に、円管状の貫通孔5に夫々共振導体6を塗着形成して
なり、さらに、その貫通孔5が開口する開放端面8と下
面を除く外周面にアース導体7を被覆している。この共
振器3A,3Bは、共振周波数のλ/4に相当する共振
長寸法にほぼ一致させている。そして、前記誘電体同軸
共振器ブロック2aの開放端面8には、共振器3A,3
Bから、該延出導体9a,9bが延出される。さらに、
該延出導体9a,9bと間隔を置いて接続導体12a,
12bが形成され、延出導体9a,9b,接続導体12
a,12b間でコンデンサC3 ,C4 を構成している。
そしてこの共振器3AとコンデンサC3及び共振器3B
とコンデンサC4 により、図3で示す、バンドエリミネ
ートフィルタである共振器回路Xが構成される。
【0012】回路積層体10aはローパスフィルタ回路
であるパターン回路Yを担持するものであって、ガラス
セラミック,ガラスと誘電体セラミック材料の複合材
料、あるいは低融点酸化物等の誘電体セラミック材料か
らなり、しかも誘電体同軸共振器ブロック2aの平面形
状と一致した方形状の複数の誘電体層11a〜11dを
積層し、これを一体焼結して、1チップ構造とすること
により形成される。このため、この1チップ化された回
路積層体10aを、誘電体同軸共振器ブロック2aの下
面へ接合することにより、全体が一様な直方体をなす、
整一な誘電体フィルタ1aを容易に構成し得ることとな
る。
であるパターン回路Yを担持するものであって、ガラス
セラミック,ガラスと誘電体セラミック材料の複合材
料、あるいは低融点酸化物等の誘電体セラミック材料か
らなり、しかも誘電体同軸共振器ブロック2aの平面形
状と一致した方形状の複数の誘電体層11a〜11dを
積層し、これを一体焼結して、1チップ構造とすること
により形成される。このため、この1チップ化された回
路積層体10aを、誘電体同軸共振器ブロック2aの下
面へ接合することにより、全体が一様な直方体をなす、
整一な誘電体フィルタ1aを容易に構成し得ることとな
る。
【0013】そしてこの回路積層体10aにより担持さ
れるパターン回路(ローパスフィルタ回路)Yは、共振
器ブロック2aの開放端面8に形成されたコンデンサC
3 ,C4 の接続導体12a,12bに、後述する回路積
層体10aに形成された接続導体16a,16bが接続
することにより、共振器回路Xと結合することとなる。
れるパターン回路(ローパスフィルタ回路)Yは、共振
器ブロック2aの開放端面8に形成されたコンデンサC
3 ,C4 の接続導体12a,12bに、後述する回路積
層体10aに形成された接続導体16a,16bが接続
することにより、共振器回路Xと結合することとなる。
【0014】各誘電体層11a〜11dは、表裏面に所
要の電極パターンをスクリーン印刷等の手段で印刷形成
してなるものであり、その具体的構成につき説明する。
要の電極パターンをスクリーン印刷等の手段で印刷形成
してなるものであり、その具体的構成につき説明する。
【0015】誘電体層11aの上面と周側面には、アー
ス電極層15が形成されると共に、その端縁に接続導体
12a,12bと接続する接続導体16a,16bがア
ース電極層15と区画して形成される。誘電体層11a
の下面には導体が形成されない。
ス電極層15が形成されると共に、その端縁に接続導体
12a,12bと接続する接続導体16a,16bがア
ース電極層15と区画して形成される。誘電体層11a
の下面には導体が形成されない。
【0016】誘電体層11bの上面には、蛇行状線路か
らなるインダクタLがU字状に形成され、その両端は、
夫々前端縁に形成された接続導体18a,18bと接続
される。
らなるインダクタLがU字状に形成され、その両端は、
夫々前端縁に形成された接続導体18a,18bと接続
される。
【0017】誘電体層11cの上面には、前端縁に形成
した接続導体21a,21bと接続するコンデンサ電極
20a,20bが形成されている。
した接続導体21a,21bと接続するコンデンサ電極
20a,20bが形成されている。
【0018】さらに誘電体層11dの下面にはアース電
極層24が形成され、前記誘電体層11cのコンデンサ
電極20a,20bと、アース電極24とが誘電体層1
1c,11dの厚みを介して対置することにより、コン
デンサC1 ,C2 を構成している。また誘電体層11d
の下面には、アース電極層24と区画して入力パッドI
と出力パッドOとが形成され、誘電体層11dの前端縁
に形成した接続導体25a,25bと夫々電気的に接続
される。
極層24が形成され、前記誘電体層11cのコンデンサ
電極20a,20bと、アース電極24とが誘電体層1
1c,11dの厚みを介して対置することにより、コン
デンサC1 ,C2 を構成している。また誘電体層11d
の下面には、アース電極層24と区画して入力パッドI
と出力パッドOとが形成され、誘電体層11dの前端縁
に形成した接続導体25a,25bと夫々電気的に接続
される。
【0019】そして、各誘電体層11a〜11dを積層
することにより、その前縁側で上下方向で一致する接続
導体16a,18a,21a,25aと、接続導体16
b,18b,21b,25bとを夫々接続する。これに
より、前端側でインダクタLの一端,コンデンサ電極2
0a及び入力パッドIが接続し、かつインダクタLの他
端,コンデンサ電極20b及び出力パッドOが接続す
る。
することにより、その前縁側で上下方向で一致する接続
導体16a,18a,21a,25aと、接続導体16
b,18b,21b,25bとを夫々接続する。これに
より、前端側でインダクタLの一端,コンデンサ電極2
0a及び入力パッドIが接続し、かつインダクタLの他
端,コンデンサ電極20b及び出力パッドOが接続す
る。
【0020】而して、かかる構成からなる誘電体層11
a〜11dを積層し、これを一体焼結することにより1
チップ構造の回路積層体10aが形成され、上述の構成
により、ローパスフィルタ回路Yを担持することとな
る。そして、この回路積層体10aは、誘電体同軸共振
器ブロック2aの下面に接合され、前縁一側で接続導体
16a,18a,21a,25aからなる電路を接続導
体12aに接続し、前縁他側で接続導体16b,18
b,21b,25bからなる電路を接続導体12bに接
続する。
a〜11dを積層し、これを一体焼結することにより1
チップ構造の回路積層体10aが形成され、上述の構成
により、ローパスフィルタ回路Yを担持することとな
る。そして、この回路積層体10aは、誘電体同軸共振
器ブロック2aの下面に接合され、前縁一側で接続導体
16a,18a,21a,25aからなる電路を接続導
体12aに接続し、前縁他側で接続導体16b,18
b,21b,25bからなる電路を接続導体12bに接
続する。
【0021】尚、各接続導体12a,16a,18a,
21a,25a及び接続導体12b,16b,18b,
21b,25bの各接続は、前記回路積層体10aを誘
電体同軸共振器ブロック2の下面に接合した後に、導電
塗料を塗布することにより、容易かつ確実に行ない得る
こととなる。
21a,25a及び接続導体12b,16b,18b,
21b,25bの各接続は、前記回路積層体10aを誘
電体同軸共振器ブロック2の下面に接合した後に、導電
塗料を塗布することにより、容易かつ確実に行ない得る
こととなる。
【0022】而して、かかる構成により、バンドエリミ
ネートフィルタ回路を構成する共振器回路Xと、ローパ
スフィルタ回路を構成するパターン回路Yとからなる図
3の濾波回路が構成されることとなる。かかる構成にあ
っては、回路X,Yが内部に閉じ込められた構造となる
ため、外部雰囲気と遮断され、湿度やメカニカルショッ
ク等の外部の影響が受けにくくなる。
ネートフィルタ回路を構成する共振器回路Xと、ローパ
スフィルタ回路を構成するパターン回路Yとからなる図
3の濾波回路が構成されることとなる。かかる構成にあ
っては、回路X,Yが内部に閉じ込められた構造となる
ため、外部雰囲気と遮断され、湿度やメカニカルショッ
ク等の外部の影響が受けにくくなる。
【0023】図4〜6は、本発明の第二実施例を示し、
多数枚の誘電体層30a〜30nを積層して一体焼結す
ることにより構成される誘電体フィルタ1bを示すもの
である。かかる構成にあっては、誘電体層30a〜30
gを積層して誘電体同軸共振器ブロック2bを構成し、
誘電体層30h〜30nを積層して回路積層体10bを
構成してなる。
多数枚の誘電体層30a〜30nを積層して一体焼結す
ることにより構成される誘電体フィルタ1bを示すもの
である。かかる構成にあっては、誘電体層30a〜30
gを積層して誘電体同軸共振器ブロック2bを構成し、
誘電体層30h〜30nを積層して回路積層体10bを
構成してなる。
【0024】ここで誘電体同軸共振器ブロック2bを構
成する誘電体層30a〜30gは、図5の構成からな
り、その積層により、図4で示すように、内面に共振導
体36a,36bが形成された二つの長孔35,35が
形成されるものであり、該共振導体36a,36bによ
り共振器3A,3Bを構成するものである。この誘電体
層30a〜30gは、ガラスセラミック,ガラスと誘電
体セラミック材料の複合材料、あるいは低融点酸化物等
の誘電体セラミック材料からなる。この長孔35,35
(共振導体36a,36b)は、共振周波数のλ/4に
相当する共振長寸法にほぼ一致させている。
成する誘電体層30a〜30gは、図5の構成からな
り、その積層により、図4で示すように、内面に共振導
体36a,36bが形成された二つの長孔35,35が
形成されるものであり、該共振導体36a,36bによ
り共振器3A,3Bを構成するものである。この誘電体
層30a〜30gは、ガラスセラミック,ガラスと誘電
体セラミック材料の複合材料、あるいは低融点酸化物等
の誘電体セラミック材料からなる。この長孔35,35
(共振導体36a,36b)は、共振周波数のλ/4に
相当する共振長寸法にほぼ一致させている。
【0025】そして誘電体層30aの下面に共振導体3
6の一部を構成する部分導電層37,37が長尺状に形
成され、誘電体層30b〜30fには夫々長孔35,3
5の一部を構成する長尺状の矩形孔38,38が形成さ
れて、該矩形孔38,38の周面に部分導電層37,3
7が形成される。前記矩形孔38,38は図5で示すよ
うに、中央部に広幅となるように、幅設定がなされる。
そして最下部の誘電体層30gにも部分導電層37,3
7が長尺状に形成されると共に、該部分導電層37,3
7の端部位置で、下方へ貫通する内部に導電塗料が被覆
された導通孔39a,39bが形成される。また、誘電
体層30aの上面及び各誘電体層30b〜30gの四周
面には、夫々アース電極層40が形成される。さらに
は、このアース電極層40に共振導体36の一端が導通
するよう、各矩形孔の周囲に形成した部分導電層の一端
を延成して、この延長導電層37’をアース電極層40
に接続するようにしている。
6の一部を構成する部分導電層37,37が長尺状に形
成され、誘電体層30b〜30fには夫々長孔35,3
5の一部を構成する長尺状の矩形孔38,38が形成さ
れて、該矩形孔38,38の周面に部分導電層37,3
7が形成される。前記矩形孔38,38は図5で示すよ
うに、中央部に広幅となるように、幅設定がなされる。
そして最下部の誘電体層30gにも部分導電層37,3
7が長尺状に形成されると共に、該部分導電層37,3
7の端部位置で、下方へ貫通する内部に導電塗料が被覆
された導通孔39a,39bが形成される。また、誘電
体層30aの上面及び各誘電体層30b〜30gの四周
面には、夫々アース電極層40が形成される。さらに
は、このアース電極層40に共振導体36の一端が導通
するよう、各矩形孔の周囲に形成した部分導電層の一端
を延成して、この延長導電層37’をアース電極層40
に接続するようにしている。
【0026】而して、前記誘電体同軸共振器ブロック2
bは、各誘電体層30a〜30gの積層により、その内
部に、一端を導通孔39a,39bを介して下方に電気
的に導出させた、共振導体36a,36bを備えると共
に、その下面を除いて周面がアース電極層40で被覆さ
れることとなる。
bは、各誘電体層30a〜30gの積層により、その内
部に、一端を導通孔39a,39bを介して下方に電気
的に導出させた、共振導体36a,36bを備えると共
に、その下面を除いて周面がアース電極層40で被覆さ
れることとなる。
【0027】次に、誘電体層30h〜30nを積層して
構成される回路積層体10bの構成を図6に従って説明
する。
構成される回路積層体10bの構成を図6に従って説明
する。
【0028】各誘電体層30h〜30nは、その表裏面
に所要の電極パターンをスクリーン印刷等の手段で印刷
形成してなる。
に所要の電極パターンをスクリーン印刷等の手段で印刷
形成してなる。
【0029】ここで誘電体層30hの上面には、アース
電極層40が形成されると共に、その端縁部に前記導通
孔39a,39bと接続するスルホール41a,41b
がアース電極層40と電気的に区画して形成される。こ
の誘電体層30hの下面には導体が形成されない。
電極層40が形成されると共に、その端縁部に前記導通
孔39a,39bと接続するスルホール41a,41b
がアース電極層40と電気的に区画して形成される。こ
の誘電体層30hの下面には導体が形成されない。
【0030】また、誘電体層30iの上面には、前記ス
ルホール41a,41bと接続するコンデンサ電極42
a,42bが形成され、誘電体層30jの上面には前記
コンデンサ電極42a,42bとの間で、コンデンサC
3 ,C4 (図3参照)を構成するコンデンサ電極43
a,43bが形成されている。さらに、誘電体層30k
の上面には、蛇行状線路からなるU字状インダクタLが
形成されている。
ルホール41a,41bと接続するコンデンサ電極42
a,42bが形成され、誘電体層30jの上面には前記
コンデンサ電極42a,42bとの間で、コンデンサC
3 ,C4 (図3参照)を構成するコンデンサ電極43
a,43bが形成されている。さらに、誘電体層30k
の上面には、蛇行状線路からなるU字状インダクタLが
形成されている。
【0031】さらに、誘電体層30lの上面には、コン
デンサ電極44a,44bが形成され、一側のコンデン
サ電極44aはスルホール45a,46aを通してコン
デンサ電極43aとインダクタLの一端に接続し、他側
のコンデンサ電極44bはスルホール45b,46bを
通してコンデンサ電極43bとインダクタLの他端に接
続している。
デンサ電極44a,44bが形成され、一側のコンデン
サ電極44aはスルホール45a,46aを通してコン
デンサ電極43aとインダクタLの一端に接続し、他側
のコンデンサ電極44bはスルホール45b,46bを
通してコンデンサ電極43bとインダクタLの他端に接
続している。
【0032】さらにまた、誘電体層30mの上面には、
コンデンサ電極47a,47bが形成され、前記コンデ
ンサ電極44a,44bと夫々誘電体層30lを介して
対置することにより、コンデンサC1 ,C2 を構成して
いる。
コンデンサ電極47a,47bが形成され、前記コンデ
ンサ電極44a,44bと夫々誘電体層30lを介して
対置することにより、コンデンサC1 ,C2 を構成して
いる。
【0033】そして最下層の誘電体層30nの下面には
アース電極48が形成され、さらにアース電極48と区
画して入力パッドIと出力パッドOとが形成されてい
る。
アース電極48が形成され、さらにアース電極48と区
画して入力パッドIと出力パッドOとが形成されてい
る。
【0034】而して、誘電体層30a〜30gと誘電体
層30h〜30nを積層することにより、誘電体同軸共
振器ブロック2b,回路積層体10bが構成され、これ
を一体的に焼結することにより、バンドエリミネートフ
ィルタ回路を構成する共振器回路Xと、ローパスフィル
タ回路を構成するパターン回路Zとからなる図3の濾波
回路が構成されることとなる。
層30h〜30nを積層することにより、誘電体同軸共
振器ブロック2b,回路積層体10bが構成され、これ
を一体的に焼結することにより、バンドエリミネートフ
ィルタ回路を構成する共振器回路Xと、ローパスフィル
タ回路を構成するパターン回路Zとからなる図3の濾波
回路が構成されることとなる。
【0035】このように、この誘電体フィルタ1bは、
誘電体層30a〜30lを積層して、同時焼結すること
により1チップ化したものであるから、各誘電体層30
a〜30lを同一材料でシート状に形成し、スルホール
を形成した後、夫々にスクリーン印刷により、所要導電
層を形成し、さらにこれらを積層した後、一体的に焼結
することにより生産できるから、製造が容易であり、量
産性に優れると共に、機械的強度が高い。
誘電体層30a〜30lを積層して、同時焼結すること
により1チップ化したものであるから、各誘電体層30
a〜30lを同一材料でシート状に形成し、スルホール
を形成した後、夫々にスクリーン印刷により、所要導電
層を形成し、さらにこれらを積層した後、一体的に焼結
することにより生産できるから、製造が容易であり、量
産性に優れると共に、機械的強度が高い。
【0036】上述の構成にあっては、第一実施例と同様
に、回路が内部に隠蔽された状態となって、回路X,Z
が内部に閉じ込められた構造となるため、外部雰囲気と
遮断され、湿度やメカニカルショック等の外部の影響が
受けにくくなると共に、第一実施例と異なり、各スルホ
ールにより、各誘電体層の所要電路を接続するものであ
り、その表面にアース電極40と、入力パッドI及び出
力パッドOとが露出するだけであり、表面に導通路が全
く露出することが無く、電気的安定性が特に向上する。
に、回路が内部に隠蔽された状態となって、回路X,Z
が内部に閉じ込められた構造となるため、外部雰囲気と
遮断され、湿度やメカニカルショック等の外部の影響が
受けにくくなると共に、第一実施例と異なり、各スルホ
ールにより、各誘電体層の所要電路を接続するものであ
り、その表面にアース電極40と、入力パッドI及び出
力パッドOとが露出するだけであり、表面に導通路が全
く露出することが無く、電気的安定性が特に向上する。
【0037】而して、図7で示すように、誘電体同軸共
振器ブロック2a,2bからなるバンドエリミネートフ
ィルタ(共振器回路X)に、回路積層体10a,10b
からなるローパスフィルタ回路(パターン回路Y,Z)
を結合することにより、共振波形の高周波側の減衰特性
を急峻とする波形整形が可能となる。また、回路積層体
に担持されたパターン回路によりハイパスフィルタ回路
を構成することもでき、これにより共振波形の低周波側
の減衰特性を急峻とする波形整形が可能となる。
振器ブロック2a,2bからなるバンドエリミネートフ
ィルタ(共振器回路X)に、回路積層体10a,10b
からなるローパスフィルタ回路(パターン回路Y,Z)
を結合することにより、共振波形の高周波側の減衰特性
を急峻とする波形整形が可能となる。また、回路積層体
に担持されたパターン回路によりハイパスフィルタ回路
を構成することもでき、これにより共振波形の低周波側
の減衰特性を急峻とする波形整形が可能となる。
【0038】上記各実施例において、回路積層体10
a,10bは、共振器ブロック2a,2bの下面側に配
設したが、上面側に設けても良く、さらに回路積層体
を、要素毎に2分し、例えば、コンデンサを含む積層誘
電体層と、インダクタとを含む積層誘電体層とに2分
し、一方の誘電体層を共振器ブロックの上面に、他方の
誘電体層をその下面に配設することもできる。
a,10bは、共振器ブロック2a,2bの下面側に配
設したが、上面側に設けても良く、さらに回路積層体
を、要素毎に2分し、例えば、コンデンサを含む積層誘
電体層と、インダクタとを含む積層誘電体層とに2分
し、一方の誘電体層を共振器ブロックの上面に、他方の
誘電体層をその下面に配設することもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上述のように、共振器3A,
3Bを複数個一方向に並設してなる誘電体同軸共振器ブ
ロック2a,2bの、その上面又は下面のいずれか一方
又は両方に、複数の誘電体層を積層してなる回路積層体
10a,10bを配設し、該回路積層体10a,10b
によりパターン回路Y,Zを担持して、該パターン回路
Y,Zを共振器回路Xと接続することにより所要濾波回
路を構成するようにしたものであるから、 1) 共振器回路Xに、回路積層体からなるローパスフィ
ルタ回路等のパターン回路Y,Zを、複雑な構成を要せ
ず、簡易に結合させることができ、共振波形の波形整形
を容易に行なうことができる。 2) その全体を整一な単純形状とすることができ、小型
化が可能となって、省スペース化することができる。 3) 誘電体同軸共振器ブロック及び誘電体層のみによる
ものであるから、機械的強度が向上する。 4) パターン回路Y,Zが回路積層体回路積層体10
a,10b内に閉じ込められた構造となるため、外部雰
囲気と遮断され、湿度やメカニカルショック等の外部の
影響が受けにくくなり、特性上安定する。 5) 回路積層体により、回路を構成するものであるか
ら、任意の回路定数のものを容易に構成することがで
き、フィルタの設計に自由度が与えられる。 6) 回路積層体を複数の誘電体層を積層して焼結するこ
とにより1チップ化した場合には、誘電体同軸共振器ブ
ロックに、回路積層体を接合するだけで組み付けること
ができ、製造容易で、量産性に優れる。
3Bを複数個一方向に並設してなる誘電体同軸共振器ブ
ロック2a,2bの、その上面又は下面のいずれか一方
又は両方に、複数の誘電体層を積層してなる回路積層体
10a,10bを配設し、該回路積層体10a,10b
によりパターン回路Y,Zを担持して、該パターン回路
Y,Zを共振器回路Xと接続することにより所要濾波回
路を構成するようにしたものであるから、 1) 共振器回路Xに、回路積層体からなるローパスフィ
ルタ回路等のパターン回路Y,Zを、複雑な構成を要せ
ず、簡易に結合させることができ、共振波形の波形整形
を容易に行なうことができる。 2) その全体を整一な単純形状とすることができ、小型
化が可能となって、省スペース化することができる。 3) 誘電体同軸共振器ブロック及び誘電体層のみによる
ものであるから、機械的強度が向上する。 4) パターン回路Y,Zが回路積層体回路積層体10
a,10b内に閉じ込められた構造となるため、外部雰
囲気と遮断され、湿度やメカニカルショック等の外部の
影響が受けにくくなり、特性上安定する。 5) 回路積層体により、回路を構成するものであるか
ら、任意の回路定数のものを容易に構成することがで
き、フィルタの設計に自由度が与えられる。 6) 回路積層体を複数の誘電体層を積層して焼結するこ
とにより1チップ化した場合には、誘電体同軸共振器ブ
ロックに、回路積層体を接合するだけで組み付けること
ができ、製造容易で、量産性に優れる。
【0040】さらに誘電体同軸共振器ブロックが、複数
枚の誘電体層を積層して構成するようにし、かつ回路積
層体を構成する誘電体層と共に積層して、一体焼結した
構成にあっては、 7) 各誘電体層を同一材料で、シート状に形成し、夫々
に、所要導電層を形成して積層した後、一体的に焼結す
ることにより製造できるから、製造容易であり、量産性
に富む。 8) 一部のみでなく、その全体を一体焼結するものであ
るから、機械的強度がさらに向上する。
枚の誘電体層を積層して構成するようにし、かつ回路積
層体を構成する誘電体層と共に積層して、一体焼結した
構成にあっては、 7) 各誘電体層を同一材料で、シート状に形成し、夫々
に、所要導電層を形成して積層した後、一体的に焼結す
ることにより製造できるから、製造容易であり、量産性
に富む。 8) 一部のみでなく、その全体を一体焼結するものであ
るから、機械的強度がさらに向上する。
【図1】本発明の第一実施例に係る誘電体フィルタ1a
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例に係る誘電体フィルタ1a
の分離斜視図である。
の分離斜視図である。
【図3】第一実施例に係るローパスフィルタの等価回路
図である。
図である。
【図4】本発明の第二実施例に係る誘電体フィルタ1b
の正面図であり、誘電体同軸共振器ブロック2bのみを
部分的に切断して示す。
の正面図であり、誘電体同軸共振器ブロック2bのみを
部分的に切断して示す。
【図5】誘電体同軸共振器ブロック2bの構成を示す分
離斜視図である。
離斜視図である。
【図6】回路積層体10bの構成を示す分離斜視図であ
る。
る。
【図7】バンドエリミネートフィルタと、ローパスフィ
ルタとの組み合わせによる波形整形を示す説明図であ
る。
ルタとの組み合わせによる波形整形を示す説明図であ
る。
【図8】従来構成の誘電体フィルタDの斜視図である。
1a,1b 誘電体フィルタ 2a,2b 誘電体同軸共振器ブロック 3A,3B 共振器 7 アース導体 8 開放端面 10a,10b 回路積層体 11a〜11d 誘電体層 21,31 出力端子パッド 30a〜30n 誘電体層 37 部分導電層 X 共振器回路 Y,Z パターン回路
Claims (4)
- 【請求項1】共振器が複数個並設され、かつ所要外周面
にアース導体が被覆されてなり、各共振器が結線されて
なる共振器回路を担持する誘電体同軸共振器ブロック
の、その上面又は下面のいずれか一方又は両方に、複数
の誘電体層が積層されてなり、その積層面に形成した複
数の電極パターンが結線されてなるパターン回路を担持
する回路積層体を配設し、誘電体同軸共振器ブロックの
共振器回路に回路積層体のパターン回路を接続すること
により所要濾波回路を構成するようにしたことを特徴と
する誘電体フィルタ。 - 【請求項2】前記誘電体同軸共振器ブロックの上面又は
下面のいずれか一方又は両方に、複数の誘電体層を積層
して焼結することにより、1チップ構造としてなる回路
積層体を接合したことを特徴とする請求項1記載の誘電
体フィルタ。 - 【請求項3】前記誘電体同軸共振器ブロックが、複数枚
の誘電体層を積層して構成するようにし、かつ回路積層
体を構成する誘電体層と共に積層して、一体焼結された
ものであることを特徴とする請求項1記載の誘電体フィ
ルタ。 - 【請求項4】前記回路積層体に担持されるパターン回路
が、各共振器と結合するローパスフィルタ回路又はハイ
パスフィルタ回路であることを特徴とする請求項1乃至
請求項3記載の誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19320997A JPH1127004A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19320997A JPH1127004A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 誘電体フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127004A true JPH1127004A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16304124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19320997A Pending JPH1127004A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1127004A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022161178A1 (zh) * | 2021-01-30 | 2022-08-04 | 华为技术有限公司 | 一种带阻滤波器和多阻带滤波器 |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP19320997A patent/JPH1127004A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022161178A1 (zh) * | 2021-01-30 | 2022-08-04 | 华为技术有限公司 | 一种带阻滤波器和多阻带滤波器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5777533A (en) | LC filter with external electrodes only on a smaller layer | |
JP2000307370A (ja) | Lcフィルタ | |
JPH04246901A (ja) | 高周波フィルタ | |
CN104756403B (zh) | Lc滤波器单元体以及lc滤波器 | |
JPH10308607A (ja) | 誘電体デュプレクサ装置 | |
US6181223B1 (en) | Dielectric duplexer device | |
JPH1127004A (ja) | 誘電体フィルタ | |
JPH11145754A (ja) | 積層型lcフィルタ | |
JP2002280864A (ja) | 電力2分配回路及び電力2分配部品 | |
JPH0371710A (ja) | 共振器及びバンドパスフィルタ | |
JPH09294042A (ja) | 積層型分波器 | |
JP3623079B2 (ja) | 誘電体フィルタ及びその製造方法 | |
JPH0338813A (ja) | Lc複合部品 | |
JPH10308605A (ja) | 誘電体フィルタ装置 | |
JPH1127006A (ja) | 誘電体フィルタ | |
JP2000165105A (ja) | 誘電体装置 | |
JPH03155609A (ja) | Lc複合部品 | |
JPH03263311A (ja) | 積層複合部品 | |
JPH10303604A (ja) | 誘電体デュプレクサ | |
JPH11284470A (ja) | 共振回路部品 | |
JPH1127008A (ja) | 誘電体フィルタの周波数調整方法 | |
JPH10190311A (ja) | 誘電体フィルタ | |
JP2585865Y2 (ja) | 誘電体ストリップライン共振器 | |
JP3781237B2 (ja) | 積層型フィルタ | |
JP2703439B2 (ja) | 誘電体フィルタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040412 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040816 |