JPH10308605A - 誘電体フィルタ装置 - Google Patents

誘電体フィルタ装置

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JPH10308605A
JPH10308605A JP13434897A JP13434897A JPH10308605A JP H10308605 A JPH10308605 A JP H10308605A JP 13434897 A JP13434897 A JP 13434897A JP 13434897 A JP13434897 A JP 13434897A JP H10308605 A JPH10308605 A JP H10308605A
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JP
Japan
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dielectric
circuit
dielectric filter
filter device
filter
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JP13434897A
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English (en)
Inventor
Kenji Ito
憲治 伊藤
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、製造容易な誘電体フィルタ装置を提
供する。 【解決手段】 誘電体磁器ブロック2の開放端面8に、
複数の誘電体層11a〜11f,21a〜21eを積層
してなる回路積層体10a,10bを配設して、その結
合回路L,Bを共振器回路Xの所要共振器3A〜3Cと
結合してなる誘電体フィルタ1a,1bを、基板30上
に実装して、これを金属ケース35で覆ったものであ
り、このため、その全体を整一な単純形状とすることが
でき、小型化が可能となる。また、回路積層体10a,
10bを複数の誘電体層11a〜11f,21a〜21
eを積層して焼結することにより1チップ化した場合に
は、誘電体磁器ブロック2の開放端面8に、回路積層体
を接合するだけで誘電体フィルタを製造することがで
き、このため誘電体フィルタ装置自体の製造が容易とな
って、量産性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話、携帯
電話等の移動体通信機器に用いられる、共振器を複数並
設してなる誘電体フィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】共振器を複数個一方向に並設し、かつ貫
通孔が開口する開放端面を除く所要外周面にアース導体
を被覆してなる誘電体フィルタを、基板上に載置し、基
板上に結合回路を付設して、所要共振器に結合するよう
にし、さらに金属ケース内に誘電体磁器ブロックと結合
回路とを覆うようにした誘電体フィルタ装置は、特開昭
61−208902号,特開昭63−311801号等
種々提案されている。
【0003】これらのものは、各共振器間を結合する結
合用コンデンサ等の回路部材を基板上に実装したり、該
基板上の所要回路を構成するための電路を形成してお
り、これらをシールドケースとなる金属ケースで覆い、
さらに該基板に外部電路と接続する入出力電極を形成す
ることによりユニット状としてなる。そして、このよう
にユニット状とすることにより、共振器ユニット等とし
て用いられる。この構成にあっては、結合用コンデンサ
等を基板上に別途実装するものであるから、適宜に回路
定数等を設定でき、設計に自由度が与えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来構成に
あっては、各共振器を結合するために、各共振器に、金
属端子を夫々嵌入して、該金属端子を、基板上に形成し
た所要電路に接続するようにしており、結線が面倒であ
り、基板上に結合用コンデンサを別途実装する必要があ
り、組み付け工数が増加し、かつ雑然とした回路配列と
なって、回路設計が複雑化する等の問題があった。本発
明は、かかる問題点を除去することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、共振器を複数
個一方向に並設してなる誘電体フィルタを、基板上に載
置すると共に、基板上に結合回路を付設して、誘電体フ
ィルタの所要共振器に結合するようにした誘電体フィル
タ装置において、複数の誘電体層を積層することにより
回路積層体を配設して、該回路積層体により前記結合回
路を構成し、該回路積層体を、誘電体フィルタの開放端
面に接合することにより、その結合回路を所要共振器と
結合して、所要濾波回路を構成するようにしたことを特
徴とする誘電体フィルタ装置である。
【0006】かかる構成にあって、基板上で、誘電体フ
ィルタに回路積層体が配設されると共に、その表面に形
成される入出力端子パッドに、基板に設けられて、外部
電路と接続する入出力端子が電気的に接続される。
【0007】かかる構成にあって、誘電体磁器ブロック
の開口端面に誘電体層が配設された単純構成により、結
合回路が構成されることとなり、組み付け容易で、回路
構成が単純化する。
【0008】上述の構成にあって、前記誘電体フィルタ
は、誘電体ブロックに、単一の貫通孔を形成して、その
内周面に内導体を被覆することにより構成される同軸型
共振器を、基板上に複数並設して構成され得る。このよ
うに、構成することにより、各同軸型共振器の特性を夫
々別途に調整でき、適正な特性の誘電体フィルタを構成
し得る利点がある。この場合に、各同軸型共振器は、別
途、あらかじめ一体化するか、夫々直接に基板に固定す
ることにより組み付けられる。
【0009】また、前記誘電体フィルタは、誘電体磁器
ブロックに、複数の貫通孔を形成し、夫々の内周面に内
導体を被覆することにより、単一誘電体磁器ブロック内
に共振器を複数並成して構成することもできる。この場
合には、誘電体フィルタは単一構造であるから、組み付
けが容易となる。
【0010】上述の構成にあって、前記誘電体磁器ブロ
ックの開放端面に、複数の誘電体層を積層して焼結し
て、1チップ構造とした回路積層体を接合したものが提
案される。このように、回路積層体を1チップ構造とす
ることにより、誘電体磁器ブロックの開口端面に、該チ
ップを接合するだけで、回路積層体を誘電体フィルタの
一部として一体化でき、該誘電体フィルタを基板上に組
み付けるだけで、容易に誘電体フィルタ装置を構成し得
ることとなる。
【0011】前記回路積層体により構成される結合回路
は、各共振器と結合して、ローパスフィルタを構成する
ローパスフィルタ結合回路又はバンドパスフィルタを構
成するバンドパスフィルタ結合回路とすることができ
る。さらにハイパスフィルタを構成するハイパスフィル
タ結合回路を適用する場合もある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1,2は、本発明の一実施例を
示し、三つの同軸型共振器3A〜3Cを並設して、相互
に接合することにより誘電体フィルタ1aを構成し、各
同軸型共振器3A〜3Cの全開放端面8を覆うように回
路積層体10aを接合して、基板30上に実装し、さら
に誘電体フィルタ1aを覆うようにシールドケースとし
ての金属ケース35を被着してなる誘電体フィルタ装置
の構成を示すものである。尚、各同軸型共振器3A〜3
Cは、夫々を並列状に接合せずに、基板30上に実装し
た状態で隣接するようにしても良い。
【0013】この誘電体フィルタ1a,回路積層体10
aは、図6で示すローパスフィルタとして用いられるも
のであり、その構成を図3,4に従って詳細に説明す
る。この同軸型共振器3A〜3Cは、図5で示すよう
に、酸化チタン系,酸化バリウム系等の誘電体セラミッ
ク材料を焼結してなる誘電体磁器ブロック2に単一の貫
通孔5を形成して、その内周面に内導体6を被覆するこ
とにより構成され、さらに、その貫通孔5が開口する開
放端面8を除く所要外周面にアース導体7を被覆してい
る。この共振器3A〜3Cは、共振周波数のλ/4に相
当する共振長寸法にほぼ一致させている。そして、この
共振器3A〜3Cにより、図6で示す共振器回路Xが構
成される。
【0014】前記開放端面8には、ローパスフィルタ結
合回路Lを構成する回路積層体10aが接合される。こ
の回路積層体10aは、ガラスセラミック,ガラスと誘
電体セラミック材料の複合材料、あるいは低融点酸化物
等からなり、しかも誘電体磁器ブロック2の開放端面8
の形状と一致した長方形状の複数の誘電体層11a〜1
1fを積層し、これを一体焼結して、1チップ構造とす
ることにより形成される。また、この回路積層体10a
は、誘電体層11a〜11fの積層のみにより、ローパ
スフィルタ結合回路Lが共振器回路Xの所要共振器3A
〜3Cと結合して、ローパスフィルタを構成している。
このように、この回路積層体10aは誘電体層11a〜
11fを一体焼結して、1チップ化されているため、誘
電体フィルタ1aの開放端面8上への接合により、全体
が扁平状の直方体をなす、整一な形状に容易に構成し得
ることとなる。
【0015】各誘電体層11a〜11fは、その上面に
所要のパターン導体を印刷形成し、さらに、スルホール
を穿設してなるものであり、その具体的構成につき説明
する。
【0016】誘電体層11aの上面には、共振器3A〜
3Cに対向する部位に、電極層12a,12b,12c
と共振器3A〜3Cの内導体と接続するスルホールhが
形成される。
【0017】また、誘電体層11bの上面にも、共振器
3A〜3Cに対向する部位に、電極層13a,13b,
13cが形成され、これにより、共振器3A〜3B、電
極層13a,13b,13c間で、誘電体層11bの厚
さと、電極層12a〜12e、13a〜13eの電極面
積により容量が定まるローパスフィルタ結合回路Lのコ
ンデンサC1 〜C3 (図6参照)が構成されることとな
る。
【0018】さらに、誘電体層11cには、前記電極層
13a,13b,13cと接続するスルホールhが貫通
状に形成され、その上面で各スルホールh間に、蛇行状
の導電路からなるインダクタL1 〜L3 が形成される。
【0019】誘電体層11dの上面には、前記電極層1
3aとスルホールhを介して接続される入出力延出路1
5aと、同じく前記電極層13cとスルホールhを介し
て接続される入出力延出路15bとが形成される。
【0020】誘電体層11eの上面には、電極層17
a,17b,17cが形成されて、夫々誘電体層11
c,11d,11eを貫通するスルホールhを介して電
極層13a,13b,13cと接続される。
【0021】さらに誘電体層11fは、その表面にアー
ス導体21が形成され、このアース導体21と、電極層
17a,17b,17cが誘電体層11fを介して対峙
してコンデンサC4 〜C6 を構成している。
【0022】かかる誘電体層11a〜11fが積層され
た後に、その積層体の上面には、前記入出力延出路15
aと接続する入出力端子パッド18aと、入出力延出路
15bと接続する入出力端子パッド18bと、回路積層
体10aのアース導体21と誘電体磁器ブロック2のア
ース導体7とを接続するアース導体19とが形成され
る。
【0023】而して、誘電体磁器ブロック2の開放端に
複数の誘電体層11a〜11fからなる回路積層体10
aを接合するだけで、コンデンサC1 〜C3 ,C4 〜C
6 ,インダクタL1 〜L3 からなるローパスフィルタ結
合回路Lが形成され、該ローパスフィルタ結合回路Lが
共振器回路Xの所要共振器3A〜3Cと結合して、図6
で示すローパスフィルタ回路が構成されることとなる。
【0024】図7,8は誘電体フィルタ1bにバンドパ
スフィルタ結合回路Bを構成する回路積層体10bを接
合した第二実施例を示す。この誘電体フィルタ1bは、
複数の誘電体層21a〜21eを積層してなり、誘電体
磁器ブロック2に回路積層体10bを接合することによ
り、共振器回路Xの所要共振器3A〜3Cと結合して、
図9で示すバンドパスフィルタを構成するようにしたも
のである。尚、誘電体磁器ブロック2の構造は第一実施
例と同様であり、同一符号を付して説明を省略する。
【0025】ここで誘電体層21aには、共振器3A〜
3Cに対向する部位に、夫々スルホールhが形成され、
共振器3A〜3Cの内導体と接続される。
【0026】誘電体層21bにも、共振器3A〜3Cに
対向する部位に、スルホールhが形成され、その上面に
各スルホールh間で、該スルホールhに接続するコ字状
電極を、夫々対向してなるコンデンサC12,C13が形成
される。
【0027】また、誘電体層21cには、各誘電体層2
1a,21b,21cに貫通形成したスルホールhを介
して共振器3A,3Cと接続する電極層22a,22b
が形成される。
【0028】さらに、誘電体層21dの上面には、電極
層22a,22cと対向して、電極層21dの厚みによ
りコンデンサC11,C14を構成する電極層23a,23
bが形成され、該電極層23aには入出力延出路26a
が延成され、同じく前記電極層23cには入出力延出路
26bが延成される。そして、誘電体層21eには、そ
の表面にアース導体25が形成される。
【0029】かかる誘電体層21a〜21eが積層され
た後に、その積層体の上面には、前記入出力延出路26
aと接続する入出力端子パッド27aと、入出力延出路
26bと接続する入出力端子パッド27bと、回路積層
体のアース導体25と誘電体ブロックのアース導体7と
を接続するアース導体28とが形成される。
【0030】而して、誘電体磁器ブロック2の開放端に
複数の誘電体層21a〜21eからなる回路積層体10
bを接合するだけで、コンデンサC11〜C14からなるバ
ンドパスフィルタ結合回路Bを構成することができ、こ
れが共振器3A〜3Cと結合して、図9で示す構成のバ
ンドパスフィルタが構成されることとなる。
【0031】次に上述した回路積層体10a,10bを
一体化した誘電体フィルタ1a,1bは、図1,2で示
すように、基板30上に実装される。すなわち、この基
板30にはあらかじめ、外部電路と接続可能とした入出
力端子31a,31bが配設される。そして、前記誘電
体フィルタ1a,1bを、入出力端子パッド18a,1
8b、27a,27bを下面にして基板30上に被着
し、該入出力端子31a,31bと接続された基板30
上に形成された電路32,32に、入出力端子パッド1
8a,18b、27a,27bを電気的に接続すること
により、入出力端子31a,31bを誘電体フィルタ1
a,1bの所要濾波回路と接続する。この入出力端子3
1a,31bは金属ケース35を被着した状態にあって
露出状となり、外部電路との接続が容易となる。
【0032】このように、基板30上に、誘電体フィル
タ1a,1bを実装した後に、金属ケース35が前記誘
電体フィルタ1a,1bを覆うように被着され、前記入
出力電極31a,31bが外部に露出し、外部電路との
接続が可能となる。而して、該誘電体フィルタ装置は、
ユニット化され、共振器ユニット等として用いられるこ
ととなる。
【0033】上述の各実施例にあって、前記誘電体フィ
ルタを複数の同軸型共振器により構成するようにしてい
るが、図10で示すように、誘電体磁器ブロックに、複
数の貫通孔を形成し、夫々の内周面に内導体を被覆する
ことにより、単一誘電体磁器ブロック40内に共振器を
複数並成して構成するようにした誘電体フィルタ1cを
適用して、誘電体フィルタ装置を構成しても良い。尚、
同図にあって、図1と同一構成は、同一符号を付して説
明を省略する。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述のように、誘電体磁器ブ
ロック2の開放端面8に、複数の誘電体層11a〜11
f,21a〜21eを積層してなる回路積層体10a,
10bを配設して、その結合回路L,Bを共振器回路X
の所要共振器3A〜3Cと結合してなる誘電体フィルタ
を、基板30上に実装して、これを金属ケース35で覆
ったものであり、このため、 1) その全体を整一な単純形状とすることができ、濾波
回路が小型化し、誘電体基板を小面積とできて、その全
体を小さくすることができる。 2) 結合回路L,Bが回路積層体10a,10b内に閉
じ込められた構造となるため、基板上での配線が簡易と
なり、製造が容易となる。また、外部雰 囲気と遮断さ
れ、湿度やメカニカルショック等の外部の影響が受けに
くくなり 、特性上安定すると共に、機械的強度が増し
て、耐衝撃性が向上する。 3) 回路積層体10a,10bにより、結合回路を構成
するものであるから、任意の回路定数のものを容易に構
成することができ、誘電体フィルタ装置の設計に自由度
が与えられる。 4) 回路積層体10a,10bを複数の誘電体層11a
〜11f,21a〜21eを積層して焼結することによ
り1チップ化した場合には、誘電体磁器ブロック2の開
放端面8に、回路積層体を接合するだけで誘電体フィル
タを製造することができ、このため誘電体フィルタ装置
自体の製造が容易となって、量産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るケース35を分離した
誘電体フィルタ装置の斜視図である。
【図2】誘電体フィルタ1a,1b,回路積層体10
a,10b等を分離した状態の誘電体フィルタ装置の斜
視図である。
【図3】本発明に係る誘電体フィルタ1aの分離斜視図
である。
【図4】本発明に係る誘電体フィルタ1aの斜視図であ
る。
【図5】誘電体磁器ブロック2の一部の縦断側面図であ
る。
【図6】誘電体フィルタ1aに係るローパスフィルタの
等価回路図である。
【図7】本発明の他例に係る誘電体フィルタ1bの分離
斜視図である。
【図8】本発明の他例に係る誘電体フィルタ1bの斜視
図である。
【図9】誘電体フィルタ1bに係るバンドパスフィルタ
の等価回路図である。
【図10】誘電体フィルタ1cを備えた誘電体フィルタ
装置の分離斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c 誘電体フィルタ 2 誘電体磁器ブロック 3A〜3C 共振器 7 アース導体 8 開放端面 10a,10b 回路積層体 11a〜11f 誘電体層 21a〜21e 誘電体層 18a,18b 入出力端子パッド 27a,27b 入出力端子パッド 30 基板 31a,31b 入出力端子 35 金属ケース L ローパスフィルタ結合回路 B バンドパスフィルタ結合回路
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、誘電体層11bの上面にも、共振器
3A〜3Cに対向する部位に、電極層13a,13b,
13cが形成され、これにより、共振器3A〜3B、電
極層13a,13b,13c間で、誘電体層11bの厚
さと、電極層12a〜12、13a〜13の電極面
積により容量が定まるローパスフィルタ結合回路Lのコ
ンデンサC〜C(図6参照)が構成されることとな
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】誘電体層11eの上面には、電極層20
a,20b,20cが形成されて、夫々誘電体層11
c,11d,11eを貫通するスルホールhを介して電
極層13a,13b,13cと接続される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】さらに誘電体層11fは、その表面にアー
ス導体21が形成され、このアース導体21と、電極層
20a,20b,20cが誘電体層11fを介して対峙
してコンデンサC〜Cを構成している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】かかる誘電体層11a〜11fが積層され
た後に、その積層体の上面には、前記入出力延出路15
aと接続する入出力端子パッド18aと、入出力延出路
15bと接続する入出力端子パッド18bと、回路積層
体10aのアース導体17と誘電体磁器ブロック2のア
ース導体7とを接続するアース導体19とが形成され
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共振器を複数個一方向に並設してなる誘電
    体フィルタを、基板上に載置すると共に、基板上に結合
    回路を付設して、誘電体フィルタの所要共振器に結合す
    るようにした誘電体フィルタ装置において、 複数の誘電体層を積層することにより回路積層体を配設
    して、該回路積層体により前記結合回路を構成し、該回
    路積層体を、誘電体フィルタの開放端面に接合すること
    により、その結合回路を所要共振器と結合して、所要濾
    波回路を構成するようにしたことを特徴とする誘電体フ
    ィルタ装置。
  2. 【請求項2】前記誘電体フィルタが、誘電体ブロック
    に、単一の貫通孔を形成して、その内周面に内導体を被
    覆することにより構成される同軸型共振器を、基板上に
    複数並設して構成されたものであることを特徴とする請
    求項1記載の誘電体フィルタ装置。
  3. 【請求項3】前記誘電体フィルタが、誘電体磁器ブロッ
    クに、複数の貫通孔を形成し、夫々の内周面に内導体を
    被覆することにより、単一誘電体磁器ブロック内に共振
    器を複数並成して構成されたものであることを特徴とす
    る請求項1記載の誘電体フィルタ装置。
  4. 【請求項4】前記誘電体磁器ブロックの開放端面に、複
    数の誘電体層を積層して焼結して、1チップ構造とした
    回路積層体を接合したことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3記載の誘電体フィルタ装置。
  5. 【請求項5】前記回路積層体により構成される結合回路
    が、各共振器と結合するローパスフィルタ結合回路又は
    バンドパスフィルタ結合回路あるいはハイパスフィルタ
    結合回路であることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    記載の誘電体フィルタ装置。
JP13434897A 1997-05-07 1997-05-07 誘電体フィルタ装置 Pending JPH10308605A (ja)

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JP13434897A JPH10308605A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 誘電体フィルタ装置
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JP (1) JPH10308605A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100553168B1 (ko) * 2003-04-29 2006-02-22 권정자 비데용 순간 온수 가열식 히터
JP2010147791A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Tdk Corp 積層電子部品及び電子デバイス

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KR100553168B1 (ko) * 2003-04-29 2006-02-22 권정자 비데용 순간 온수 가열식 히터
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