JP2000165105A - 誘電体装置 - Google Patents
誘電体装置Info
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- JP2000165105A JP2000165105A JP11225430A JP22543099A JP2000165105A JP 2000165105 A JP2000165105 A JP 2000165105A JP 11225430 A JP11225430 A JP 11225430A JP 22543099 A JP22543099 A JP 22543099A JP 2000165105 A JP2000165105 A JP 2000165105A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/213—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
- H01P1/2136—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using comb or interdigital filters; using cascaded coaxial cavities
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 最適な容量値やインダクタンス値を得ること
ができ、かつ組み付け容易で、構造が単純な誘電体装置
を提供する。 【解決手段】 内導体6が塗着形成された貫通孔5を具
備する共振器3A〜3C,4A〜4Cを、複数個一方向
に並設してなる誘電共振体1aと、複数の誘電体層11
a〜11eを積層することにより結合回路Yを構成して
なる回路積層体10とを備え、回路積層体10の周側面
のうち長手方向に沿った一側面に露出された結合回路Y
の所要接続端を、端子金具9を介して、誘電共振体1a
の所要共振器の内導体6と、開放端側で電気的に接続し
て誘電体装置Aを構成した。
ができ、かつ組み付け容易で、構造が単純な誘電体装置
を提供する。 【解決手段】 内導体6が塗着形成された貫通孔5を具
備する共振器3A〜3C,4A〜4Cを、複数個一方向
に並設してなる誘電共振体1aと、複数の誘電体層11
a〜11eを積層することにより結合回路Yを構成して
なる回路積層体10とを備え、回路積層体10の周側面
のうち長手方向に沿った一側面に露出された結合回路Y
の所要接続端を、端子金具9を介して、誘電共振体1a
の所要共振器の内導体6と、開放端側で電気的に接続し
て誘電体装置Aを構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話、携帯
電話等の移動体通信機器に用いられる、共振器を複数並
設してなる誘電体デュプレクサ等に用いられる誘電体装
置に関する。
電話等の移動体通信機器に用いられる、共振器を複数並
設してなる誘電体デュプレクサ等に用いられる誘電体装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】共振器を複数個一方向に並設し、かつ貫
通孔が開口する開放端面を除く所要外周面にアース導体
を被覆してなる誘電体デュプレクサを、基板上に載置
し、基板上に結合回路を付設して、所要共振器に結合す
るようにした誘電体デュプレクサは、特開昭63−31
1801号等種々提案されている。
通孔が開口する開放端面を除く所要外周面にアース導体
を被覆してなる誘電体デュプレクサを、基板上に載置
し、基板上に結合回路を付設して、所要共振器に結合す
るようにした誘電体デュプレクサは、特開昭63−31
1801号等種々提案されている。
【0003】これらのものは、各共振器間をLC結合す
る結合用コンデンサ等の回路部材を基板上に実装した
り、該基板上の所要回路を構成するための電路を形成し
ており、これらをシールドケースとなる金属ケースで覆
い、さらに該基板に外部電路と接続する入出力電極を形
成することによりユニット状としてなる。そして、この
ようにユニット状とすることにより、取扱いが容易とな
る。また、この構成にあっては、結合用コンデンサ等を
基板上に別途実装するものであるから、適宜に回路定数
等を設定でき、設計に自由度が与えられる。
る結合用コンデンサ等の回路部材を基板上に実装した
り、該基板上の所要回路を構成するための電路を形成し
ており、これらをシールドケースとなる金属ケースで覆
い、さらに該基板に外部電路と接続する入出力電極を形
成することによりユニット状としてなる。そして、この
ようにユニット状とすることにより、取扱いが容易とな
る。また、この構成にあっては、結合用コンデンサ等を
基板上に別途実装するものであるから、適宜に回路定数
等を設定でき、設計に自由度が与えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来構成に
あっては、各共振器をLC結合するために、各共振器の
貫通孔に嵌入した端子金具を夫々嵌入して、該端子金具
を、基板上に形成した所要電路に、リード線により接続
するようにしており、結線が面倒であり、基板上に結合
用コンデンサを別途実装する必要があり、組み付け工数
が増加し、かつ雑然とした回路配列となって、回路設計
が複雑化する等の問題があった。そこで、図9,10で
示すように誘電共振体と、回路積層体とを備え、相互の
接続により、誘電体デュプレクサを構成するようにした
ものが提案された。
あっては、各共振器をLC結合するために、各共振器の
貫通孔に嵌入した端子金具を夫々嵌入して、該端子金具
を、基板上に形成した所要電路に、リード線により接続
するようにしており、結線が面倒であり、基板上に結合
用コンデンサを別途実装する必要があり、組み付け工数
が増加し、かつ雑然とした回路配列となって、回路設計
が複雑化する等の問題があった。そこで、図9,10で
示すように誘電共振体と、回路積層体とを備え、相互の
接続により、誘電体デュプレクサを構成するようにした
ものが提案された。
【0005】ここで、図9は、複数の共振器bを並設し
てなる誘電共振体aと回路積層体cとからなり、各共振
器bの開放端に突設して内導体と接続させた接続端子d
を、回路積層体cの上面に差し渡して、該回路積層体c
上に形成した接続電極eに半田付け等により接合するこ
とにより組み付けられる。
てなる誘電共振体aと回路積層体cとからなり、各共振
器bの開放端に突設して内導体と接続させた接続端子d
を、回路積層体cの上面に差し渡して、該回路積層体c
上に形成した接続電極eに半田付け等により接合するこ
とにより組み付けられる。
【0006】ところで、かかる構成にあっては各共振器
bから突成した接続端子dを回路積層体cの接続電極e
に接続するものであるから、回路積層体bの厚みを共振
器bのほぼ半分程度とする必要があり、回路積層体cの
厚みが規制される結果、LC結合回路として最適な容量
値やインダクタンス値を得ることができない。
bから突成した接続端子dを回路積層体cの接続電極e
に接続するものであるから、回路積層体bの厚みを共振
器bのほぼ半分程度とする必要があり、回路積層体cの
厚みが規制される結果、LC結合回路として最適な容量
値やインダクタンス値を得ることができない。
【0007】また、図10は複数の共振器nを並設して
なる誘電共振体mと回路積層体pとからなり、誘電共振
体mの開放端面に回路積層体pの平面を直接接合し、各
共振器nの内導体oを回路積層体pの平面に形成したパ
ターン導体(隠れてみえないが、図9の接続電極eに相
当するものと同一)と接続するものである。
なる誘電共振体mと回路積層体pとからなり、誘電共振
体mの開放端面に回路積層体pの平面を直接接合し、各
共振器nの内導体oを回路積層体pの平面に形成したパ
ターン導体(隠れてみえないが、図9の接続電極eに相
当するものと同一)と接続するものである。
【0008】ところで、この構成は、誘電共振体mの開
放端面を回路積層体pの平面に接合し、全体として整一
な直方体状とするものであるから、回路積層体pの平面
形状と誘電共振体mの開放端面形状を一致させる必要が
ある。この為、該回路積層体pの平面を随意に大きくす
ることができず、その形状規制により図9の構成と同
様、LC結合回路として、最適な容量値やインダクタン
ス値を得ることができないという欠点がある。
放端面を回路積層体pの平面に接合し、全体として整一
な直方体状とするものであるから、回路積層体pの平面
形状と誘電共振体mの開放端面形状を一致させる必要が
ある。この為、該回路積層体pの平面を随意に大きくす
ることができず、その形状規制により図9の構成と同
様、LC結合回路として、最適な容量値やインダクタン
ス値を得ることができないという欠点がある。
【0009】さらには、図9の構成は、誘電共振体a
と、回路積層体cとは接続端子dを介して連結されてい
るものであるから、両者の底面が整一な面一となってい
るとは限らず、実装回路基板への装着に際して浮きやガ
タを生じ易い。また図10の構成も、誘電共振体mの底
面と回路積層体pの底面が確実に面一となっていない
と、実装回路基板への装着に際して浮きやガタを生じる
という問題がある。本発明は、かかる従来構成の問題点
を除去するとともに、組み付け容易で、構造が単純な誘
電体装置を提供することを目的とするものである。
と、回路積層体cとは接続端子dを介して連結されてい
るものであるから、両者の底面が整一な面一となってい
るとは限らず、実装回路基板への装着に際して浮きやガ
タを生じ易い。また図10の構成も、誘電共振体mの底
面と回路積層体pの底面が確実に面一となっていない
と、実装回路基板への装着に際して浮きやガタを生じる
という問題がある。本発明は、かかる従来構成の問題点
を除去するとともに、組み付け容易で、構造が単純な誘
電体装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、内導体が塗着
形成された貫通孔を具備する共振器を、複数個一方向に
並設してなる誘電共振体と、複数の誘電体層を積層する
ことにより結合回路を構成してなる回路積層体とを備
え、回路積層体の周側面のうち長手方向に沿った一側面
に露出された結合回路の所要接続端を、端子金具を介し
て、誘電共振体の所要共振器の内導体と、開放端側で電
気的に接続したことを特徴とする誘電体装置である。
形成された貫通孔を具備する共振器を、複数個一方向に
並設してなる誘電共振体と、複数の誘電体層を積層する
ことにより結合回路を構成してなる回路積層体とを備
え、回路積層体の周側面のうち長手方向に沿った一側面
に露出された結合回路の所要接続端を、端子金具を介し
て、誘電共振体の所要共振器の内導体と、開放端側で電
気的に接続したことを特徴とする誘電体装置である。
【0011】かかる構成にあって、回路積層体の周側面
のうち長手方向に沿った一側面で誘電共振体と接続され
るものであるから、誘電体層の面積を適宜に変えても、
総厚は変わらず、組み付けに支障もない。このため、図
9,10で示した従来構成のような形状規制はなく、設
計の自由度が与えられ、LC結合回路として最適な容量
値 やインダクタンス値を得ることができる。
のうち長手方向に沿った一側面で誘電共振体と接続され
るものであるから、誘電体層の面積を適宜に変えても、
総厚は変わらず、組み付けに支障もない。このため、図
9,10で示した従来構成のような形状規制はなく、設
計の自由度が与えられ、LC結合回路として最適な容量
値 やインダクタンス値を得ることができる。
【0012】また、誘電体装置は、誘電共振体と回路積
層体が隣接した単純構造となり、かつ誘電共振体と回路
積層体との電気的接続は、端子金具で接続しているか
ら、リード線やワイヤーボンディング等を必要とせず、
まとまりが良い。
層体が隣接した単純構造となり、かつ誘電共振体と回路
積層体との電気的接続は、端子金具で接続しているか
ら、リード線やワイヤーボンディング等を必要とせず、
まとまりが良い。
【0013】さらに、上述の構成にあって、プリント基
板上に、誘電共振体と、回路積層体とを保持し、さらに
プリント基板上に形成された外部接続端子を、回路積層
体の周側面のうち長手方向に沿った他側面に露出された
結合回路の所要接続端と接続した構成が提案される。
板上に、誘電共振体と、回路積層体とを保持し、さらに
プリント基板上に形成された外部接続端子を、回路積層
体の周側面のうち長手方向に沿った他側面に露出された
結合回路の所要接続端と接続した構成が提案される。
【0014】かかる構成にあって、プリント基板上に誘
電共振体と回路積層体を支持したものであるから、その
底面はプリント基板により整一に形成される。このた
め、実装回路基板への装着に際して浮きや、ガタ付を生
じず、安定的な取付が可能となる。
電共振体と回路積層体を支持したものであるから、その
底面はプリント基板により整一に形成される。このた
め、実装回路基板への装着に際して浮きや、ガタ付を生
じず、安定的な取付が可能となる。
【0015】ここで、前記誘電共振体は、誘電体ブロッ
クに、単一の貫通孔を形成して、その内周面に内導体を
被覆することにより構成される同軸型共振器を複数並設
して構成され得る。このように、構成することにより、
各同軸型共振器の特性を夫々別途に調整でき、適正な特
性の誘電共振体を構成し得る利点がある。この場合に、
各同軸型共振器は、別途、あらかじめ一体化するか、夫
々直接にプリント基板に固定することにより組み付けら
れる。
クに、単一の貫通孔を形成して、その内周面に内導体を
被覆することにより構成される同軸型共振器を複数並設
して構成され得る。このように、構成することにより、
各同軸型共振器の特性を夫々別途に調整でき、適正な特
性の誘電共振体を構成し得る利点がある。この場合に、
各同軸型共振器は、別途、あらかじめ一体化するか、夫
々直接にプリント基板に固定することにより組み付けら
れる。
【0016】または、誘電共振体を、単一の誘電体磁器
ブロックに、複数の貫通孔を形成し、夫々の内周面に内
導体を被覆することにより、該誘電体磁器ブロック内に
共振器を複数並設したものとすることができる。この場
合には、誘電共振体は単一構造であるから、組み付けが
容易となる。また、
ブロックに、複数の貫通孔を形成し、夫々の内周面に内
導体を被覆することにより、該誘電体磁器ブロック内に
共振器を複数並設したものとすることができる。この場
合には、誘電共振体は単一構造であるから、組み付けが
容易となる。また、
【0017】さらに、誘電共振体の共振器群を二つに区
分して、片側区分群を送波部とし、他側区分群を受波部
とすると共に、回路積層体の結合回路を送波部又は/及
び受波部の所要共振器と結合して、所要送受波回路を構
成するようにし、これにより、誘電体デュプレクサを構
成することができる。
分して、片側区分群を送波部とし、他側区分群を受波部
とすると共に、回路積層体の結合回路を送波部又は/及
び受波部の所要共振器と結合して、所要送受波回路を構
成するようにし、これにより、誘電体デュプレクサを構
成することができる。
【0018】この誘電体デュプレクサとして用いる構成
にあって、前記回路積層体を、片側区分群の各共振器と
結合するローパスフィルタ回路部と、他側区分群の各共
振器と結合するバンドパスフィルタ回路部とを備える結
合回路を構成するものとすることができる。
にあって、前記回路積層体を、片側区分群の各共振器と
結合するローパスフィルタ回路部と、他側区分群の各共
振器と結合するバンドパスフィルタ回路部とを備える結
合回路を構成するものとすることができる。
【0019】また、この誘電体デュプレクサとして用い
る構成にあって、前記回路積層体を、片側区分群の各共
振器と結合するローパスフィルタ回路部を備える結合回
路を構成するものとし、回路積層体の一側面に露出され
た結合回路の接続端を、端子金具を介して、誘電共振体
の片側区分群領域の各共振器の内導体と、その開放端側
で電気的に接続すると共に、他側区分群領域に各共振器
の内導体と接続する導電層を形成して、該導電層相互を
容量結合することにより、バンドパスフィルタ回路部を
構成するようにしたようにしたものとしても良い。
る構成にあって、前記回路積層体を、片側区分群の各共
振器と結合するローパスフィルタ回路部を備える結合回
路を構成するものとし、回路積層体の一側面に露出され
た結合回路の接続端を、端子金具を介して、誘電共振体
の片側区分群領域の各共振器の内導体と、その開放端側
で電気的に接続すると共に、他側区分群領域に各共振器
の内導体と接続する導電層を形成して、該導電層相互を
容量結合することにより、バンドパスフィルタ回路部を
構成するようにしたようにしたものとしても良い。
【0020】すなわち、回路積層体は、誘電体層表面に
所要のパターン導体を形成することにより、容易にイン
ダクタを形成できるから、複数のインダクタを備えるロ
ーパスフィルタ回路部を構成するためにのみ回路積層体
を用いて、該回路積層体を送波部と端子金具を介して接
続するようにし、一方、コンデンサのみからなるバンド
パスフィルタ回路部を、従来のように、ザグリ内に導電
被膜を形成したり、または、パターン導体を直接印刷す
る等により、共振器の内導体と接続する導電層を形成し
て、各導電層相互を容量結合するようしたものである。
所要のパターン導体を形成することにより、容易にイン
ダクタを形成できるから、複数のインダクタを備えるロ
ーパスフィルタ回路部を構成するためにのみ回路積層体
を用いて、該回路積層体を送波部と端子金具を介して接
続するようにし、一方、コンデンサのみからなるバンド
パスフィルタ回路部を、従来のように、ザグリ内に導電
被膜を形成したり、または、パターン導体を直接印刷す
る等により、共振器の内導体と接続する導電層を形成し
て、各導電層相互を容量結合するようしたものである。
【0021】かかる各構成にあって、回路積層体の一側
面に、結合回路の所要接続端となる接続導体が内面に形
成された上下方向の導通嵌入溝を形成し、誘電共振体の
各共振器の開放端側で、貫通孔に端子金具を装着して、
該端子金具の接続端を、導通嵌入溝に嵌入することによ
り、該端子金具を介して、所要共振器の内導体を結合回
路の所要接続端に電気的に接続するようにしてなる、端
子金具の接続手段が好適なものとして提案され得る。
面に、結合回路の所要接続端となる接続導体が内面に形
成された上下方向の導通嵌入溝を形成し、誘電共振体の
各共振器の開放端側で、貫通孔に端子金具を装着して、
該端子金具の接続端を、導通嵌入溝に嵌入することによ
り、該端子金具を介して、所要共振器の内導体を結合回
路の所要接続端に電気的に接続するようにしてなる、端
子金具の接続手段が好適なものとして提案され得る。
【0022】
【発明の実施の形態】添付図面に従って、本発明の各実
施例を説明する。尚、各実施例は、いずれも図6で示す
送受波回路を構成するものである。
施例を説明する。尚、各実施例は、いずれも図6で示す
送受波回路を構成するものである。
【0023】図1は、本発明の一実施例の誘電体デュプ
レクサとなる誘電体装置Aを示し、プリント基板40上
に、誘電共振体1aと、回路積層体10とを保持して構
成される。このプリント基板40は、後述する手段によ
り連接された誘電共振体1aと、回路積層体10とを下
方からほぼ整一に覆う平面形状とし、これにより全体
が、扁平な直方体形状にまとめられており、例えば、厚
さ4mm,縦10mm,横23mm(設計例)等として
いる。
レクサとなる誘電体装置Aを示し、プリント基板40上
に、誘電共振体1aと、回路積層体10とを保持して構
成される。このプリント基板40は、後述する手段によ
り連接された誘電共振体1aと、回路積層体10とを下
方からほぼ整一に覆う平面形状とし、これにより全体
が、扁平な直方体形状にまとめられており、例えば、厚
さ4mm,縦10mm,横23mm(設計例)等として
いる。
【0024】ここで誘電共振体1aは、複数の同軸型共
振器を並設してこれを二つに区分し、三つの共振器3
A,3B,3Cからなる片側区分群を送波部Tとし、三
つの共振器4A,4B,4Cからなる他側区分群を受波
部Rとしてなり(図6参照)、各同軸型共振器を夫々プ
リント基板40上に接合して保持されている。この各同
軸型共振器は、夫々を並列状に接合したのち、プリント
基板40上に接合しても良い。
振器を並設してこれを二つに区分し、三つの共振器3
A,3B,3Cからなる片側区分群を送波部Tとし、三
つの共振器4A,4B,4Cからなる他側区分群を受波
部Rとしてなり(図6参照)、各同軸型共振器を夫々プ
リント基板40上に接合して保持されている。この各同
軸型共振器は、夫々を並列状に接合したのち、プリント
基板40上に接合しても良い。
【0025】この共振器3A〜3C,4A〜4Cは、図
3で示すように、酸化チタン系,酸化バリウム系等の誘
電体セラミック材料を焼結してなる誘電体磁器ブロック
2に貫通孔5を形成し、該貫通孔5の内周面に内導体6
を塗着形成してなり、さらに、その貫通孔5が開口する
開放端面8を除く所要外周面にアース導体7を被覆して
いる。この共振器3A〜3C,4A〜4Cは、共振周波
数のλ/4に相当する共振長寸法にほぼ一致させてい
る。そして、この各共振器3A〜3C,4A〜4Cによ
り、図6で示す共振器回路Xが構成される。
3で示すように、酸化チタン系,酸化バリウム系等の誘
電体セラミック材料を焼結してなる誘電体磁器ブロック
2に貫通孔5を形成し、該貫通孔5の内周面に内導体6
を塗着形成してなり、さらに、その貫通孔5が開口する
開放端面8を除く所要外周面にアース導体7を被覆して
いる。この共振器3A〜3C,4A〜4Cは、共振周波
数のλ/4に相当する共振長寸法にほぼ一致させてい
る。そして、この各共振器3A〜3C,4A〜4Cによ
り、図6で示す共振器回路Xが構成される。
【0026】そして、この各貫通孔5には、図2,3で
示すように、刀状の端子金具9を嵌着して、その接続端
を開放端面8から突出させている。
示すように、刀状の端子金具9を嵌着して、その接続端
を開放端面8から突出させている。
【0027】前記回路積層体10は、図4に示すよう
に、ガラスセラミック,ガラスと誘電体セラミック材料
の複合材料、あるいは低融点酸化物等からなり、長方形
状の複数の誘電体層11a〜11eを積層して、これを
一体焼結することにより形成される。この回路積層体1
0の四つの周側面のうち長手方向に沿った一側面10a
は、誘電共振体1aの全開放端面8を整一に覆う長方形
状としており、共振器3A〜3C,4A〜4Cの各貫通
孔5に対応した位置で、少なくとも上端が開放された上
下方向の導通嵌入溝12が複数形成されている。この導
通嵌入溝12は図3で示すように溝内面に導体13が塗
着形成されて導電性を有してなり、後述するように結合
回路の接続端と電気的に接続されている。また、この導
通嵌入溝12は上端が開口したスリット状をなしてお
り、端子金具9の接続端を上方から嵌入し得るようにし
ている。尚、側方から直接嵌入する場合には、開口を要
しないから、導通嵌入溝12は単純な角孔状とすること
もできる。
に、ガラスセラミック,ガラスと誘電体セラミック材料
の複合材料、あるいは低融点酸化物等からなり、長方形
状の複数の誘電体層11a〜11eを積層して、これを
一体焼結することにより形成される。この回路積層体1
0の四つの周側面のうち長手方向に沿った一側面10a
は、誘電共振体1aの全開放端面8を整一に覆う長方形
状としており、共振器3A〜3C,4A〜4Cの各貫通
孔5に対応した位置で、少なくとも上端が開放された上
下方向の導通嵌入溝12が複数形成されている。この導
通嵌入溝12は図3で示すように溝内面に導体13が塗
着形成されて導電性を有してなり、後述するように結合
回路の接続端と電気的に接続されている。また、この導
通嵌入溝12は上端が開口したスリット状をなしてお
り、端子金具9の接続端を上方から嵌入し得るようにし
ている。尚、側方から直接嵌入する場合には、開口を要
しないから、導通嵌入溝12は単純な角孔状とすること
もできる。
【0028】この回路積層体10は、誘電体層11a〜
11eの積層のみにより、図6で示すように、ローパス
フィルタ回路部F1 とバンドパスフィルタ回路部F2
とを備える結合回路Yを構成している。このように、こ
の回路積層体10は誘電体層11a〜11eを一体焼結
して、1チップ化されているため、共振器3A〜3C,
4A〜4Cと端子金具9を介して接続した状態で、上述
したように全体が一様な直方体となり、プリント基板4
0に担持されて、整一な誘電体デュプレクサを容易に構
成し得ることとなる。
11eの積層のみにより、図6で示すように、ローパス
フィルタ回路部F1 とバンドパスフィルタ回路部F2
とを備える結合回路Yを構成している。このように、こ
の回路積層体10は誘電体層11a〜11eを一体焼結
して、1チップ化されているため、共振器3A〜3C,
4A〜4Cと端子金具9を介して接続した状態で、上述
したように全体が一様な直方体となり、プリント基板4
0に担持されて、整一な誘電体デュプレクサを容易に構
成し得ることとなる。
【0029】各誘電体層11a〜11eは、その上面及
び周縁に所要のパターン導体を印刷形成してなるもので
あり、その具体的構成を図4に従って説明する。尚、図
4は、下方から視た分離斜視図である。
び周縁に所要のパターン導体を印刷形成してなるもので
あり、その具体的構成を図4に従って説明する。尚、図
4は、下方から視た分離斜視図である。
【0030】前記誘電体層11cの上面には、コンデン
サ電極14a,14b,14c,14d,14fと誘電
体層11dの肉厚を介して対向するコンデンサ電極15
a,15b,15c,15d,15f(15e;欠番)
が形成され、コンデンサ電極14a,15a間でコンデ
ンサC1 を、コンデンサ電極14b,15b間でコン
デンサC2 を、コンデンサ電極14c,15c間でコ
ンデンサC3 を、コンデンサ電極14d,15d間で
コンデンサC4 を、コンデンサ電極14f,15f間
でコンデンサC7 を構成している。また、誘電体層1
1cの上面にあって、面方向で隣接するコンデンサ電極
14d,14eによりコンデンサC5 を、同じくコン
デンサ電極14e,14fによりコンデンサC6 を夫
々構成している。ここでコンデンサ電極14a,14
b,14c,14d,14fは、上述の各導通嵌入溝1
2と電気的に接続されるものであり、このため、誘電体
層11dの前縁まで延成され、結合回路Yの誘電共振体
1aとの接続端としている。
サ電極14a,14b,14c,14d,14fと誘電
体層11dの肉厚を介して対向するコンデンサ電極15
a,15b,15c,15d,15f(15e;欠番)
が形成され、コンデンサ電極14a,15a間でコンデ
ンサC1 を、コンデンサ電極14b,15b間でコン
デンサC2 を、コンデンサ電極14c,15c間でコ
ンデンサC3 を、コンデンサ電極14d,15d間で
コンデンサC4 を、コンデンサ電極14f,15f間
でコンデンサC7 を構成している。また、誘電体層1
1cの上面にあって、面方向で隣接するコンデンサ電極
14d,14eによりコンデンサC5 を、同じくコン
デンサ電極14e,14fによりコンデンサC6 を夫
々構成している。ここでコンデンサ電極14a,14
b,14c,14d,14fは、上述の各導通嵌入溝1
2と電気的に接続されるものであり、このため、誘電体
層11dの前縁まで延成され、結合回路Yの誘電共振体
1aとの接続端としている。
【0031】一方、前記誘電体層11bの上面には、シ
ールド電極層17が形成され、これにより、各コンデン
サ電極15a,15b,15cとの間に、コンデンサC
8,コンデンサC9 ,コンデンサC10を構成してい
る。このシールド電極層17は、回路積層体10の両端
及び前端に形成されたアースパッド22,22,22を
介して、アース電路と接続される。
ールド電極層17が形成され、これにより、各コンデン
サ電極15a,15b,15cとの間に、コンデンサC
8,コンデンサC9 ,コンデンサC10を構成してい
る。このシールド電極層17は、回路積層体10の両端
及び前端に形成されたアースパッド22,22,22を
介して、アース電路と接続される。
【0032】さらに、前記誘電体層11aの上面には、
蛇行状の電極路が形成され、始端及び終端の接続縁18
a,18dと、その間で分岐した二つの接続端18b,
18cにより、三つのインダクタL1 ,L2 ,L3
を形成している。
蛇行状の電極路が形成され、始端及び終端の接続縁18
a,18dと、その間で分岐した二つの接続端18b,
18cにより、三つのインダクタL1 ,L2 ,L3
を形成している。
【0033】そして、接続縁18aは、回路積層体10
の周側面のうち長手方向に沿った他側面10bに形成し
た送波パッド20aに、コンデンサ電極15aと共に接
続する。また、接続縁18b,18cは、同じく回路積
層体の他側面10bに形成した継電路21a,21b
に、コンデンサ電極15b,15cと共に接続する。さ
らには、接続縁18dは、同じく回路積層体の他側面1
0bに形成したアンテナパッド20bに接続する。
の周側面のうち長手方向に沿った他側面10bに形成し
た送波パッド20aに、コンデンサ電極15aと共に接
続する。また、接続縁18b,18cは、同じく回路積
層体の他側面10bに形成した継電路21a,21b
に、コンデンサ電極15b,15cと共に接続する。さ
らには、接続縁18dは、同じく回路積層体の他側面1
0bに形成したアンテナパッド20bに接続する。
【0034】さらにまた、コンデンサ電極15dも、ア
ンテナパッド20bに接続すると共に、コンデンサ電極
15fは、回路積層体の他側面10bに形成した受波パ
ッド20cと接続する。
ンテナパッド20bに接続すると共に、コンデンサ電極
15fは、回路積層体の他側面10bに形成した受波パ
ッド20cと接続する。
【0035】前記各パッド20a〜20c,アースパッ
ド22及び継電路21a,21bは、誘電体層11a〜
11eを積層して回路積層体10を構成すると同時に、
その長手方向他側面10bに導電材をメタライズするこ
とにより形成される。
ド22及び継電路21a,21bは、誘電体層11a〜
11eを積層して回路積層体10を構成すると同時に、
その長手方向他側面10bに導電材をメタライズするこ
とにより形成される。
【0036】上述の構成からなる回路積層体10は、そ
の他側面にメタライズした各パッド20a〜20c及び
継電路21a,21bを介して、各コンデンサ電極やイ
ンダクタを接続するようにしている。このため、誘電体
基板にスルホールを設ける必要がない。従って、スルホ
ールによる接続の場合には、孔埋め印刷等の工程を要
し、生産性が悪かったが、かかる構成により、生産性が
向上することとなる。
の他側面にメタライズした各パッド20a〜20c及び
継電路21a,21bを介して、各コンデンサ電極やイ
ンダクタを接続するようにしている。このため、誘電体
基板にスルホールを設ける必要がない。従って、スルホ
ールによる接続の場合には、孔埋め印刷等の工程を要
し、生産性が悪かったが、かかる構成により、生産性が
向上することとなる。
【0037】上述したように、回路積層体10は、その
積層後に側面に上述した導通嵌入溝12が形成され、か
つ接続導体13が塗着されて、該接続導体13がコンデ
ンサ電極14a,14b,14c,14d,14fと電
気的に接続される。これにより、次の結合回路Yの接続
端(接続導体13)が回路積層体10の外面に露出する
こととなる。
積層後に側面に上述した導通嵌入溝12が形成され、か
つ接続導体13が塗着されて、該接続導体13がコンデ
ンサ電極14a,14b,14c,14d,14fと電
気的に接続される。これにより、次の結合回路Yの接続
端(接続導体13)が回路積層体10の外面に露出する
こととなる。
【0038】而して、上述の構成からなる回路積層体1
0は、複数の誘電体層11a〜11eを積層して焼結す
るだけで、コンデンサC1 〜C3 ,C8 〜C10,
インダクタL1 〜L3 からなるローパスフィルタ回路
部F1 と、コンデンサC4〜C7 からなるバンドパス
フィルタ回路部F2 が形成され、結合回路Yが構成さ
れる。
0は、複数の誘電体層11a〜11eを積層して焼結す
るだけで、コンデンサC1 〜C3 ,C8 〜C10,
インダクタL1 〜L3 からなるローパスフィルタ回路
部F1 と、コンデンサC4〜C7 からなるバンドパス
フィルタ回路部F2 が形成され、結合回路Yが構成さ
れる。
【0039】そして、プリント基板40上で、回路積層
体10の、前記導通嵌入溝12が配設された側面に対し
て、誘電共振体1aの同軸型共振器3A〜3C,4A〜
4Cの貫通孔5から突出した、端子金具9の先端を導通
嵌入溝12に例えば上方から嵌入して、コンデンサ電極
14a,14b,14c,14d,14fに電気的に接
続するだけで、送波部Tの共振器3A〜3Cに、ローパ
スフィルタ回路部F1が結合し、受波部Rの共振器4A
〜4Cにバンドパスフィルタ回路部F2 が結合して、
該結合回路Yと、送波部Tの共振器3A〜3C,受波部
Rの共振器4A〜4Cからなる共振器回路Xとで、図6
で示す送受波回路が構成されることとなる。
体10の、前記導通嵌入溝12が配設された側面に対し
て、誘電共振体1aの同軸型共振器3A〜3C,4A〜
4Cの貫通孔5から突出した、端子金具9の先端を導通
嵌入溝12に例えば上方から嵌入して、コンデンサ電極
14a,14b,14c,14d,14fに電気的に接
続するだけで、送波部Tの共振器3A〜3Cに、ローパ
スフィルタ回路部F1が結合し、受波部Rの共振器4A
〜4Cにバンドパスフィルタ回路部F2 が結合して、
該結合回路Yと、送波部Tの共振器3A〜3C,受波部
Rの共振器4A〜4Cからなる共振器回路Xとで、図6
で示す送受波回路が構成されることとなる。
【0040】次に、プリント基板40への実装態様につ
き説明する。誘電共振体1aは、図1で示すように、各
パッドを外方にしてプリント基板40上に実装される。
このプリント基板40の裏面には、図5で示すように、
あらかじめ、外部電路と接続可能とした外部接続端子で
ある送波端子41a,アンテナ端子41b,受波端子4
1cが配設される。そして、プリント基板40上の、回
路積層体実装面44に形成された各接続端子42を介し
て、回路積層体10の送波パッド20aを送波端子41
aに、アンテナパッド20bをアンテナ端子41bに、
受波パッド20cを受波端子41cに夫々接続して、該
回路積層体10は、プリント基板40上に接合される。
そして、この回路積層体10に誘電共振体1aの同軸型
共振器3A〜3C,4A〜4Cを、夫々の端子金具9を
各導通嵌入溝12に例えば上方から嵌入してプリント基
板40上に接合し、各同軸型共振器3A〜3C,4A〜
4Cが並設されることとなる。ここで、プリント基板4
0上の回路積層体実装面44を除いた面には、シールド
電極層45が形成されている。
き説明する。誘電共振体1aは、図1で示すように、各
パッドを外方にしてプリント基板40上に実装される。
このプリント基板40の裏面には、図5で示すように、
あらかじめ、外部電路と接続可能とした外部接続端子で
ある送波端子41a,アンテナ端子41b,受波端子4
1cが配設される。そして、プリント基板40上の、回
路積層体実装面44に形成された各接続端子42を介し
て、回路積層体10の送波パッド20aを送波端子41
aに、アンテナパッド20bをアンテナ端子41bに、
受波パッド20cを受波端子41cに夫々接続して、該
回路積層体10は、プリント基板40上に接合される。
そして、この回路積層体10に誘電共振体1aの同軸型
共振器3A〜3C,4A〜4Cを、夫々の端子金具9を
各導通嵌入溝12に例えば上方から嵌入してプリント基
板40上に接合し、各同軸型共振器3A〜3C,4A〜
4Cが並設されることとなる。ここで、プリント基板4
0上の回路積層体実装面44を除いた面には、シールド
電極層45が形成されている。
【0041】而してプリント基板40上に、誘電共振体
1aと回路積層体10とで構成される送受波回路が構成
され、かつ各送波端子41a,アンテナ端子41b,受
波端子41cに外部電路が接続されることとなる。
1aと回路積層体10とで構成される送受波回路が構成
され、かつ各送波端子41a,アンテナ端子41b,受
波端子41cに外部電路が接続されることとなる。
【0042】このように、誘電体装置(誘電体デュプレ
クサ)はユニット化され、入力端子41a,アンテナ端
子41b,出力端子41cに外部電路が接続されて、携
帯電話等の移動体通信機器等に、簡易に適用され得るこ
ととなる。
クサ)はユニット化され、入力端子41a,アンテナ端
子41b,出力端子41cに外部電路が接続されて、携
帯電話等の移動体通信機器等に、簡易に適用され得るこ
ととなる。
【0043】また、プリント基板40上に誘電共振体1
aと回路積層体10を支持した構成であり、誘電体装置
の底面はプリント基板40により整一に形成される。こ
のため、実装回路基板への装着に際して浮きや、ガタ付
を生じず、安定的な取付が可能となる。
aと回路積層体10を支持した構成であり、誘電体装置
の底面はプリント基板40により整一に形成される。こ
のため、実装回路基板への装着に際して浮きや、ガタ付
を生じず、安定的な取付が可能となる。
【0044】上述の構成にあって、回路積層体10の周
側面のうち長手方向に沿った一側面で誘電共振体1aと
接続されるものであるから、誘電体層の面積を適宜に変
えても、総厚は変わらず、組み付けに支障もない。この
ため、図9,10で示した従来構成のような 形状規制
はなく、設計の自由度が与えられ、LC結合回路として
最適な容量値 やインダクタンス値を得ることができ
る。
側面のうち長手方向に沿った一側面で誘電共振体1aと
接続されるものであるから、誘電体層の面積を適宜に変
えても、総厚は変わらず、組み付けに支障もない。この
ため、図9,10で示した従来構成のような 形状規制
はなく、設計の自由度が与えられ、LC結合回路として
最適な容量値 やインダクタンス値を得ることができ
る。
【0045】また、前記誘電共振体1aは、同軸型共振
器3A〜3C,4A〜4Cを、プリント基板40上に複
数並設することにより構成したものであるから、各同軸
型共振器3A〜3C,4A〜4Cの特性を夫々別途に調
整でき、適正な特性の誘電共振体1aを構成し得る利点
がある。尚、上述の組み付けにあって、各同軸型共振器
3A〜3C,4A〜4Cは、別途、あらかじめ一体化す
るか、夫々直接にプリント基板40に固定することによ
り組み付けられる。
器3A〜3C,4A〜4Cを、プリント基板40上に複
数並設することにより構成したものであるから、各同軸
型共振器3A〜3C,4A〜4Cの特性を夫々別途に調
整でき、適正な特性の誘電共振体1aを構成し得る利点
がある。尚、上述の組み付けにあって、各同軸型共振器
3A〜3C,4A〜4Cは、別途、あらかじめ一体化す
るか、夫々直接にプリント基板40に固定することによ
り組み付けられる。
【0046】図7は、第二実施例の誘電体装置Bを示す
ものである。この誘電体装置Bにあっては、単一の誘電
体磁器ブロック30に、複数の貫通孔を形成し、夫々の
内周面に内導体を被覆することにより、単一誘電体磁器
ブロック30内に送波用共振器3a〜3c,受波用共振
器4a〜4cを複数並設して、誘電共振体1bを構成す
るようにし、この誘電共振体1bの開放端面を覆うよう
に同様の回路積層体10が接合される。この構成の誘電
共振体1bにあっては、物理的に単一構造であるから、
組み付けが容易となる利点がある。
ものである。この誘電体装置Bにあっては、単一の誘電
体磁器ブロック30に、複数の貫通孔を形成し、夫々の
内周面に内導体を被覆することにより、単一誘電体磁器
ブロック30内に送波用共振器3a〜3c,受波用共振
器4a〜4cを複数並設して、誘電共振体1bを構成す
るようにし、この誘電共振体1bの開放端面を覆うよう
に同様の回路積層体10が接合される。この構成の誘電
共振体1bにあっては、物理的に単一構造であるから、
組み付けが容易となる利点がある。
【0047】上述の各構成は、回路積層体10の周側面
のうち長手方向に沿った一側面で、共振器群の開放端面
全体を覆うように結合したものであるが、図8の第三実
施例の誘電体装置Cで示すように、送波部Tのみに結合
するようにしても良い。この誘電体装置Cは、誘電共振
体1cの送波部Tの開放端面のみに回路積層体10’を
接合し、さらに、受波部Rには、単一の誘電体磁器ブロ
ック2’に、内導体を被覆した貫通孔を形成して、該内
導体により共振器4A’〜4E’を構成し、さらにその
開放端面で、各共振器4A’〜4E’の内導体と接続す
る導電層30a〜30eを形成して、結合用コンデンサ
を導電層30a〜30e間に結合用コンデンサを構成し
たものである。ここで、31は送波パッド,32はアン
テナパッド及び33は受波パッドである。
のうち長手方向に沿った一側面で、共振器群の開放端面
全体を覆うように結合したものであるが、図8の第三実
施例の誘電体装置Cで示すように、送波部Tのみに結合
するようにしても良い。この誘電体装置Cは、誘電共振
体1cの送波部Tの開放端面のみに回路積層体10’を
接合し、さらに、受波部Rには、単一の誘電体磁器ブロ
ック2’に、内導体を被覆した貫通孔を形成して、該内
導体により共振器4A’〜4E’を構成し、さらにその
開放端面で、各共振器4A’〜4E’の内導体と接続す
る導電層30a〜30eを形成して、結合用コンデンサ
を導電層30a〜30e間に結合用コンデンサを構成し
たものである。ここで、31は送波パッド,32はアン
テナパッド及び33は受波パッドである。
【0048】尚、上述の構成は、誘電体デュプレクサに
用いられる誘電体装置につき説明したが、本発明は、誘
電体デュプレクサに限定されるものではない。
用いられる誘電体装置につき説明したが、本発明は、誘
電体デュプレクサに限定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上述のように、共振器を複数
個一方向に並設してなる誘電共振体と、複数の誘電体層
を積層することにより結合回路を構成してなる回路積層
体とを備え、回路積層体の周側面のうち長手方向に沿っ
た一側面に露出された結合回路の所要接続端を、端子金
具を介して、誘電共振体の所要共振器の内導体と、開放
端側で電気的に接続したものであり、次の効果がある。 1) 誘電共振体と回路積層体との電気的接続は、端子金
具で接続されるから、リード線やワイヤーボンディング
等を必要とせず、まとまりが良く、製造が容易である。 2) 誘電体層の面積を適宜に変えても、総厚は変わらな
いから、携帯電話等の薄型化に逆行することはない。こ
のため、図9,10で示した従来構成のような形状規制
はなく、設計の自由度が与えられ、LC結合回路として
最適な容量値やインダクタンス値を得ることができる。
このため、誘電積層体上に適宜に、コンデンサ電極,イ
ンダクタを形成できて、最適な特性とすることができ
る。 3) 誘電共振体1a〜1c及び誘電体層11a〜11e
のみにより、濾波回路が構成され、機械的強度が増し
て、耐衝撃性が向上する。 4) 結合回路Yが回路積層体10,10’内に閉じ込め
られた構造となるため、外部雰囲気と遮断され、湿度や
メカニカルショック等の外部の影響が受けにくくなり、
特性上安定する。 5) 回路積層体により、結合回路を構成するものである
から、任意の回路定数のものを容易に構成することがで
き、デュプレクサ装置の設計に自由度が与えられる。
個一方向に並設してなる誘電共振体と、複数の誘電体層
を積層することにより結合回路を構成してなる回路積層
体とを備え、回路積層体の周側面のうち長手方向に沿っ
た一側面に露出された結合回路の所要接続端を、端子金
具を介して、誘電共振体の所要共振器の内導体と、開放
端側で電気的に接続したものであり、次の効果がある。 1) 誘電共振体と回路積層体との電気的接続は、端子金
具で接続されるから、リード線やワイヤーボンディング
等を必要とせず、まとまりが良く、製造が容易である。 2) 誘電体層の面積を適宜に変えても、総厚は変わらな
いから、携帯電話等の薄型化に逆行することはない。こ
のため、図9,10で示した従来構成のような形状規制
はなく、設計の自由度が与えられ、LC結合回路として
最適な容量値やインダクタンス値を得ることができる。
このため、誘電積層体上に適宜に、コンデンサ電極,イ
ンダクタを形成できて、最適な特性とすることができ
る。 3) 誘電共振体1a〜1c及び誘電体層11a〜11e
のみにより、濾波回路が構成され、機械的強度が増し
て、耐衝撃性が向上する。 4) 結合回路Yが回路積層体10,10’内に閉じ込め
られた構造となるため、外部雰囲気と遮断され、湿度や
メカニカルショック等の外部の影響が受けにくくなり、
特性上安定する。 5) 回路積層体により、結合回路を構成するものである
から、任意の回路定数のものを容易に構成することがで
き、デュプレクサ装置の設計に自由度が与えられる。
【0050】また、プリント基板上に、誘電共振体と、
回路積層体とを保持し、さらにプリント基板上に形成さ
れた外部接続端子を、回路積層体の周側面のうち長手方
向に沿った他側面に露出された結合回路の所要接続端と
接続した構成にあっては、プリント基板上に誘電共振体
と回路積層体とを配置した単純構造であるから、整一な
直方体とすることができ、その底面はプリント基板によ
り整一に形成される。このため、実装回路基板への装着
に際して浮きや、ガタ付を生じず、安定的な取付が可能
となる。また、濾波回路が小型化し、誘電体基板を小面
積とできて、その全体を小さくすることができる。
回路積層体とを保持し、さらにプリント基板上に形成さ
れた外部接続端子を、回路積層体の周側面のうち長手方
向に沿った他側面に露出された結合回路の所要接続端と
接続した構成にあっては、プリント基板上に誘電共振体
と回路積層体とを配置した単純構造であるから、整一な
直方体とすることができ、その底面はプリント基板によ
り整一に形成される。このため、実装回路基板への装着
に際して浮きや、ガタ付を生じず、安定的な取付が可能
となる。また、濾波回路が小型化し、誘電体基板を小面
積とできて、その全体を小さくすることができる。
【0051】さらにまた、回路積層体の一側面に、結合
回路の所要接続端となる接続導体が内面に形成された上
下方向の導通嵌入溝を形成し、誘電共振体の各共振器の
開放端側で、貫通孔に端子金具を装着して、該端子金具
の接続端を、導通嵌入溝に嵌入することにより、該端子
金具を介して、所要共振器の内導体を結合回路の所要接
続端に電気的に接続するようにした構成にあっては、誘
電共振体と回路積層体との電気的接続は、共振器の貫通
孔に装着された端子金具の端縁を、回路積層体の導通嵌
入溝に嵌入するだけで良く、接続が容易となり、リード
線やワイヤーボンディング等を必要とせず、まとまりが
良く、製造が容易となる。
回路の所要接続端となる接続導体が内面に形成された上
下方向の導通嵌入溝を形成し、誘電共振体の各共振器の
開放端側で、貫通孔に端子金具を装着して、該端子金具
の接続端を、導通嵌入溝に嵌入することにより、該端子
金具を介して、所要共振器の内導体を結合回路の所要接
続端に電気的に接続するようにした構成にあっては、誘
電共振体と回路積層体との電気的接続は、共振器の貫通
孔に装着された端子金具の端縁を、回路積層体の導通嵌
入溝に嵌入するだけで良く、接続が容易となり、リード
線やワイヤーボンディング等を必要とせず、まとまりが
良く、製造が容易となる。
【図1】本発明の第一実施例に係る誘電体装置Xの分離
斜視図である。
斜視図である。
【図2】誘電共振体1aと、回路積層体10との接続手
段を示す要部の斜視図である。
段を示す要部の斜視図である。
【図3】誘電体装置Xの縦断側面図である。
【図4】回路積層体10の分離斜視図である。
【図5】プリント基板40の部分裏面図である。
【図6】本発明の等価回路図である。
【図7】本発明の第二実施例に係る誘電体装置Yの斜視
図である。
図である。
【図8】本発明の第三実施例に係る誘電体装置Zの斜視
図である。
図である。
【図9】従来構成の分離斜視図である。
【図10】他の従来構成の分離斜視図である。
A〜C 誘電体装置 1a〜1c 誘電共振体 2 誘電体磁器ブロック 3A〜3C,4A〜4C 共振器 5 貫通孔 6 内導体 7 アース導体 8 開放端面 9 端子金具 10,10’ 回路積層体 10a 長手方向一側面 10b 長手方向他側面 11a〜11e 誘電体層 12 導通嵌入溝 13 導体 20a 送波パッド 20b アンテナパッド 20c 受波パッド 40 プリント基板 41a〜41c 外部接続端子 T 送波部 R 受波部 F1 ローパスフィルタ回路部 F2 バンドパスフィルタ回路部 X 共振器回路 Y 結合回路
Claims (7)
- 【請求項1】内導体が塗着形成された貫通孔を具備する
共振器を、複数個一方向に並設してなる誘電共振体と、
複数の誘電体層を積層することにより結合回路を構成し
てなる回路積層体とを備え、 回路積層体の周側面のうち長手方向に沿った一側面に露
出された結合回路の所要接続端を、端子金具を介して、
誘電共振体の所要共振器の内導体と、開放端側で電気的
に接続したことを特徴とする誘電体装置。 - 【請求項2】内導体が塗着形成された貫通孔を具備する
共振器を、複数個一方向に並設してなる誘電共振体と、
複数の誘電体層を積層することにより結合回路を構成し
てなる回路積層体とを備え、 回路積層体の周側面のうち長手方向に沿った一側面に露
出された結合回路の所要接続端を、端子金具を介して、
誘電共振体の所要共振器の内導体と、開放端側で電気的
に接続すると共に、プリント基板上に、誘電共振体と、
回路積層体とを保持し、さらにプリント基板上に形成さ
れた外部接続端子を、回路積層体の周側面のうち長手方
向に沿った他側面に露出された結合回路の所要接続端と
接続したことを特徴とする誘電体装置。 - 【請求項3】前記誘電共振体が、誘電体ブロックに、単
一の貫通孔を形成して、その内周面に内導体を被覆する
ことにより構成される同軸型共振器を複数並設して構成
されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の誘電体装置。 - 【請求項4】前記誘電共振体が、単一の誘電体磁器ブロ
ックに、複数の貫通孔を形成し、夫々の内周面に内導体
を被覆することにより、該誘電体磁器ブロック内に共振
器を複数並設して構成されたものであることを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の誘電体装置。 - 【請求項5】誘電共振体の共振器群を二つに区分して、
片側区分群を送波部とし、他側区分群を受波部とすると
共に、回路積層体の結合回路を送波部又は/及び受波部
の所要共振器と結合して、誘電体デュプレクサを構成す
るようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の
いずれかに記載の誘電体装置。 - 【請求項6】前記回路積層体を、片側区分群の各共振器
と結合するローパスフィルタ回路部を備える結合回路を
構成するものとし、回路積層体の周側面のうち長手方向
に沿った一側面に露出された結合回路の接続端を、端子
金具を介して、誘電共振体の片側区分群領域の各共振器
の内導体と、その開放端側で電気的に接続すると共に、
他側区分群領域に各共振器の内導体と接続する導電層を
形成して、該導電層相互を容量結合することにより、バ
ンドパスフィルタ回路部を構成するようにした請求項5
記載の誘電体装置。 - 【請求項7】回路積層体の一側面に、結合回路の所要接
続端となる接続導体が内面に形成された上下方向の導通
嵌入溝を形成し、誘電共振体の各共振器の開放端側で、
貫通孔に端子金具を装着して、該端子金具の接続端を、
導通嵌入溝に嵌入することにより、該端子金具を介し
て、所要共振器の内導体を結合回路の所要接続端に電気
的に接続するようにしたことを特徴とする請求項1乃至
請求項6のいずれかに記載の誘電体装置。
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-
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