JPH0897606A - 誘電体フィルタの特性調整方法 - Google Patents
誘電体フィルタの特性調整方法Info
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- JPH0897606A JPH0897606A JP22701194A JP22701194A JPH0897606A JP H0897606 A JPH0897606 A JP H0897606A JP 22701194 A JP22701194 A JP 22701194A JP 22701194 A JP22701194 A JP 22701194A JP H0897606 A JPH0897606 A JP H0897606A
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- Japan
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- electrodes
- dielectric filter
- capacitor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】超音波加工機を用いることによって、回路基
板、多層基板、トリプレートフィルタ基板に形成した回
路構成要素電極の一部を削減して特性を調整する誘電体
フィルタの特性調整方法を提供する。 【構成】誘電体フィルタの回路構成要素電極18a,1
8b,18c,14,15,16,17の一部を、超音
波加工機により削って、特性調整を行うことを特徴とす
る誘電体フィルタの特性調整方法。
板、多層基板、トリプレートフィルタ基板に形成した回
路構成要素電極の一部を削減して特性を調整する誘電体
フィルタの特性調整方法を提供する。 【構成】誘電体フィルタの回路構成要素電極18a,1
8b,18c,14,15,16,17の一部を、超音
波加工機により削って、特性調整を行うことを特徴とす
る誘電体フィルタの特性調整方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体共振器に付帯す
る基板に形成された回路構成要素電極の一部を、超音波
加工機により削って、特性を調整する誘電体フィルタの
特性調整方法に関する。
る基板に形成された回路構成要素電極の一部を、超音波
加工機により削って、特性を調整する誘電体フィルタの
特性調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、誘電体フィルタの回路構成要素、
例えば、インダクタ、キャパシタ、レジスタ、伝送線路
等を、回路基板または多層基板に形成して構成した誘電
体フィルタの特性調整は、リュータ等の切削手段により
行っていた。
例えば、インダクタ、キャパシタ、レジスタ、伝送線路
等を、回路基板または多層基板に形成して構成した誘電
体フィルタの特性調整は、リュータ等の切削手段により
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誘電体フィルタの特性調整方法は、細部調整ができず、
特性調整には限界があって、不良率の低減にはさほど寄
与していなかった。
誘電体フィルタの特性調整方法は、細部調整ができず、
特性調整には限界があって、不良率の低減にはさほど寄
与していなかった。
【0004】したがって、本発明は、超音波加工機を用
いることによって、回路基板上に形成された表面回路要
素電極は勿論のこと、多層基板、トリプレートフィルタ
基板等の内部回路要素電極をも表裏から削減して特性を
調整する誘電体フィルタの特性調整方法を提供すること
を目的とする。
いることによって、回路基板上に形成された表面回路要
素電極は勿論のこと、多層基板、トリプレートフィルタ
基板等の内部回路要素電極をも表裏から削減して特性を
調整する誘電体フィルタの特性調整方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題に対する解
決手段は、誘電体フィルタの基板に形成された回路構成
要素電極の一部を、超音波加工機により削って、特性調
整を行うことを特徴とする誘電体フィルタの特性調整方
法である。
決手段は、誘電体フィルタの基板に形成された回路構成
要素電極の一部を、超音波加工機により削って、特性調
整を行うことを特徴とする誘電体フィルタの特性調整方
法である。
【0006】
【作用】本発明は、超音波加工機を用いて、誘電体フィ
ルタの回路構成要素電極の一部を削って特性調整を行う
ので、微細な調整を行うことができ、放棄不良の減少、
したがって不良率の改善を図ることができる。また、自
動化も可能なため、精密調整ができ、調整時間の短縮も
図ることができる。
ルタの回路構成要素電極の一部を削って特性調整を行う
ので、微細な調整を行うことができ、放棄不良の減少、
したがって不良率の改善を図ることができる。また、自
動化も可能なため、精密調整ができ、調整時間の短縮も
図ることができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1はアンテナ共用器型誘電体フィルタ
の展開斜視図、図2は図1に示す多層基板の展開斜視
図、図3は図1に示すアンテナ共用器型誘電体フィルタ
の等価回路図、図4は図1に示すアンテナ共用器型誘電
体フィルタの組み立て断面形態図である。
して説明する。図1はアンテナ共用器型誘電体フィルタ
の展開斜視図、図2は図1に示す多層基板の展開斜視
図、図3は図1に示すアンテナ共用器型誘電体フィルタ
の等価回路図、図4は図1に示すアンテナ共用器型誘電
体フィルタの組み立て断面形態図である。
【0008】図1において、R1〜R7は共振器で、内
導体が形成された貫通共振器孔を有し、その外面には開
放端面1aを除いて、外導体がそれぞれ設けられてい
る。t1〜t7は接続端子で、その半分が共振器R1〜
R7の共振器孔にそれぞれ挿入され、残りの半分が外に
出ている。2は多連角コンデンサで、表面に3個のコン
デンサ電極2a、2b、2cが設けられている。多連角
コンデンサ2の裏面には、表面の電極にそれぞれ対向す
る電極が設けられている。
導体が形成された貫通共振器孔を有し、その外面には開
放端面1aを除いて、外導体がそれぞれ設けられてい
る。t1〜t7は接続端子で、その半分が共振器R1〜
R7の共振器孔にそれぞれ挿入され、残りの半分が外に
出ている。2は多連角コンデンサで、表面に3個のコン
デンサ電極2a、2b、2cが設けられている。多連角
コンデンサ2の裏面には、表面の電極にそれぞれ対向す
る電極が設けられている。
【0009】3は多層基板で、この多層基板3の積層基
板を分解したものが図2に示される。10は第1層基
板、20は第2層基板、30は第3層基板、40は第4
層基板である。第1層基板10において、11〜17は
コンデンサ電極、18a、18b、18cはインダクタ
パターン電極である。
板を分解したものが図2に示される。10は第1層基
板、20は第2層基板、30は第3層基板、40は第4
層基板である。第1層基板10において、11〜17は
コンデンサ電極、18a、18b、18cはインダクタ
パターン電極である。
【0010】第2層基板20において、18d、18
e、18fはインダクタパターン電極である。また、2
1、22、23、24はコンデンサ電極である。
e、18fはインダクタパターン電極である。また、2
1、22、23、24はコンデンサ電極である。
【0011】第3層基板30において、31、32、3
3、34はコンデンサ電極である。第4層基板40にお
いて、41はアース電極、42は送信端子Tx、43は
アンテナ端子ANT、44は受信端子Rxである。
3、34はコンデンサ電極である。第4層基板40にお
いて、41はアース電極、42は送信端子Tx、43は
アンテナ端子ANT、44は受信端子Rxである。
【0012】図2に示す第1層基板10〜第4層基板4
0は、積層されて図1に示す多層基板3が形成される
が、つぎに、上記各種電極の接続の態様および、これら
の電極により形成される回路構成要素について説明す
る。
0は、積層されて図1に示す多層基板3が形成される
が、つぎに、上記各種電極の接続の態様および、これら
の電極により形成される回路構成要素について説明す
る。
【0013】第1層基板10のコンデンサ電極11、1
2、13およびインダクタパターン電極18cの一端
は、第2層基板20のインダクタパターン電極18d、
18e、18f、コンデンサ電極21のそれぞれの一端
を介して、第3層基板30のコンデンサ電極31、3
2、33、34に、一点鎖線で示すように、スルーホー
ルによりそれぞれ接続されている。また、第1層基板1
0のインダクタパターン電極18a、18b、18cの
他端と、第2層基板20のインダクタパターン電極18
d、18e、18fの他端は、同様にスルーホールによ
りそれぞれ接続されている。第2層基板20のインダク
タパターン電極18dの一端と、第4層基板40の送信
端子42とは側面電極を介して接続されている。第1層
基板10のインダクタパターン電極18cの他端は、第
2層基板20のコンデンサ電極21の他端および第3層
基板30のコンデンサ電極34を介して、第4層基板4
0のアンテナ端子43に側面電極により接続されてい
る。
2、13およびインダクタパターン電極18cの一端
は、第2層基板20のインダクタパターン電極18d、
18e、18f、コンデンサ電極21のそれぞれの一端
を介して、第3層基板30のコンデンサ電極31、3
2、33、34に、一点鎖線で示すように、スルーホー
ルによりそれぞれ接続されている。また、第1層基板1
0のインダクタパターン電極18a、18b、18cの
他端と、第2層基板20のインダクタパターン電極18
d、18e、18fの他端は、同様にスルーホールによ
りそれぞれ接続されている。第2層基板20のインダク
タパターン電極18dの一端と、第4層基板40の送信
端子42とは側面電極を介して接続されている。第1層
基板10のインダクタパターン電極18cの他端は、第
2層基板20のコンデンサ電極21の他端および第3層
基板30のコンデンサ電極34を介して、第4層基板4
0のアンテナ端子43に側面電極により接続されてい
る。
【0014】図1に示す多連角コンデンサ2は、多層基
板3のコンデンサ電極11、12、13上に載置され
て、図3の等価回路に示すように、トラップコンデンサ
C5、C6、C7を構成する。第3層基板30のコンデ
ンサ電極31、32、33、34と、第4層基板40の
アース電極41との間に、浮遊容量C1、C2、C3、
C4が形成される。
板3のコンデンサ電極11、12、13上に載置され
て、図3の等価回路に示すように、トラップコンデンサ
C5、C6、C7を構成する。第3層基板30のコンデ
ンサ電極31、32、33、34と、第4層基板40の
アース電極41との間に、浮遊容量C1、C2、C3、
C4が形成される。
【0015】第1層基板10のインダクタパターン電極
18a、18b、18cと第2層基板20のインダクタ
パターン電極18d、18e、18fは、上述のように
接続されて、インダクタL1、L2、L3がそれぞれ形
成される。
18a、18b、18cと第2層基板20のインダクタ
パターン電極18d、18e、18fは、上述のように
接続されて、インダクタL1、L2、L3がそれぞれ形
成される。
【0016】上記の回路構成要素は、図3に示すよう
に、送信(Tx)側フィルタを構成することになる。つ
ぎに、受信(Rx)側フィルタの回路構成要素につい
て、説明する。
に、送信(Tx)側フィルタを構成することになる。つ
ぎに、受信(Rx)側フィルタの回路構成要素につい
て、説明する。
【0017】第1層基板10のコンデンサ電極14と第
2層基板20のコンデンサ電極21との間で結合コンデ
ンサC8が、コンデンサ電極14、15および第2層基
板20のコンデンサ電極21の間で結合コンデンサC9
が、コンデンサ電極C15、16および第2層基板20
のコンデンサ電極22との間で結合コンデンサC10
が、コンデンサ電極16と24との間で結合コンデンサ
C11が、コンデンサ電極17と24との間で、トラッ
プコンデンサC12が、それぞれ形成される。コンデン
サ電極24は、側面電極を介して受信端子44(Rx)
に接続される。そして、これらの回路構成要素は、図3
に示すように、受信(Rx)側フィルタを構成すること
になる。
2層基板20のコンデンサ電極21との間で結合コンデ
ンサC8が、コンデンサ電極14、15および第2層基
板20のコンデンサ電極21の間で結合コンデンサC9
が、コンデンサ電極C15、16および第2層基板20
のコンデンサ電極22との間で結合コンデンサC10
が、コンデンサ電極16と24との間で結合コンデンサ
C11が、コンデンサ電極17と24との間で、トラッ
プコンデンサC12が、それぞれ形成される。コンデン
サ電極24は、側面電極を介して受信端子44(Rx)
に接続される。そして、これらの回路構成要素は、図3
に示すように、受信(Rx)側フィルタを構成すること
になる。
【0018】そして、図1に示すように、多連角コンデ
ンサ2の電極2a、2b、2c、多層基板3の電極1
4、15、16、17上には、共振器R1〜R7の接続
端子t1〜t7が、それぞれ接続される。
ンサ2の電極2a、2b、2c、多層基板3の電極1
4、15、16、17上には、共振器R1〜R7の接続
端子t1〜t7が、それぞれ接続される。
【0019】本実施例の対象となるアンテナ共用器型誘
電体フィルタは以上のような構成よりなるが、つぎに、
この誘電体フィルタを用いて、本実施例の特性調整方法
について説明する。
電体フィルタは以上のような構成よりなるが、つぎに、
この誘電体フィルタを用いて、本実施例の特性調整方法
について説明する。
【0020】図1に示す多層基板3に、多連角コンンデ
ンサ2および共振器R1〜R7が接続された状態におい
て、超音波加工機の切削工具により、多層基板3の表面
または裏面から、多層基板3に積層形成されている回路
構成要素電極の一部を削って、それらのチューニング等
の特性調整を行う。特性調整は、コンデンサ電極の削減
により、結合容量、浮遊容量、トラップ容量の調整、ま
たはコイルパターン電極の削減もしくはコイルパターン
並列電極の切断により、インピーダンスもしくはインダ
クタンスの調整などを行う。
ンサ2および共振器R1〜R7が接続された状態におい
て、超音波加工機の切削工具により、多層基板3の表面
または裏面から、多層基板3に積層形成されている回路
構成要素電極の一部を削って、それらのチューニング等
の特性調整を行う。特性調整は、コンデンサ電極の削減
により、結合容量、浮遊容量、トラップ容量の調整、ま
たはコイルパターン電極の削減もしくはコイルパターン
並列電極の切断により、インピーダンスもしくはインダ
クタンスの調整などを行う。
【0021】図2を用いて具体的に説明する。破線丸印
箇所aを多層基板3の表面または裏面から削って、浮遊
容量C1、C2、C3、C4の調整を行う。破線丸印箇
所bを多層基板3の表面から削って、結合容量C8、C
9、C10、C11の調整を行う。破線丸印箇所cを多
層基板3の表面から削って、トラップ容量C12の調整
を行う。破線丸印箇所dを多層基板3の表面から一部削
って、インピーダンスの調整、また破線丸印箇所eのコ
イルパターン並列電極を切断して、インダクタンスの調
整を行う。
箇所aを多層基板3の表面または裏面から削って、浮遊
容量C1、C2、C3、C4の調整を行う。破線丸印箇
所bを多層基板3の表面から削って、結合容量C8、C
9、C10、C11の調整を行う。破線丸印箇所cを多
層基板3の表面から削って、トラップ容量C12の調整
を行う。破線丸印箇所dを多層基板3の表面から一部削
って、インピーダンスの調整、また破線丸印箇所eのコ
イルパターン並列電極を切断して、インダクタンスの調
整を行う。
【0022】なお、本実施例においては、上記特性調整
後、図4に示すように、シールドカバー4を取り付け
て、アンテナ共用器型誘電体フィルタが完成することに
なる。つぎに、本発明をトリプレート型誘電体フィルタ
に応用した場合について説明する。図5はトリプレート
型誘電体フィルタが貼り合わされる前の上下基板の斜視
図で、図6は図5に示す上下基板を貼り合わせたトリプ
レート型誘電体フィルタの斜視図、図7は回路構成図で
ある。
後、図4に示すように、シールドカバー4を取り付け
て、アンテナ共用器型誘電体フィルタが完成することに
なる。つぎに、本発明をトリプレート型誘電体フィルタ
に応用した場合について説明する。図5はトリプレート
型誘電体フィルタが貼り合わされる前の上下基板の斜視
図で、図6は図5に示す上下基板を貼り合わせたトリプ
レート型誘電体フィルタの斜視図、図7は回路構成図で
ある。
【0023】図5において、51a、51bはそれぞれ
誘電体の上下基板で、これらの上下基板51a、51b
には内導体52、53が適宜の間隔をおいて設けられて
いる。これらの内導体52、53の一端は開放端を構成
し、他端は外導体に接続されている。そして、内導体5
2、53の適宜の箇所からは、引出電極52a、53a
がそれぞれ引き出されている。これらの上下基板51
a、51bは、図6に示すように、貼り合わされて、ト
リプレート型誘電体フィルタが構成される。このトリプ
レート型誘電体フィルタの外面は、引出電極52a、5
3aの周囲を除いて主として外導体で被覆されている。
そして、内導体52、53は共振器を構成することにな
る。その回路構成が図7に示される。
誘電体の上下基板で、これらの上下基板51a、51b
には内導体52、53が適宜の間隔をおいて設けられて
いる。これらの内導体52、53の一端は開放端を構成
し、他端は外導体に接続されている。そして、内導体5
2、53の適宜の箇所からは、引出電極52a、53a
がそれぞれ引き出されている。これらの上下基板51
a、51bは、図6に示すように、貼り合わされて、ト
リプレート型誘電体フィルタが構成される。このトリプ
レート型誘電体フィルタの外面は、引出電極52a、5
3aの周囲を除いて主として外導体で被覆されている。
そして、内導体52、53は共振器を構成することにな
る。その回路構成が図7に示される。
【0024】つぎに、図5に示す誘電体上基板51aを
用いて、特性調整方法について説明する。内導体52、
53の開放端部fを、超音波加工機の切削工具により、
図6に示す貼り合わされた誘電体フィルタの表面または
裏面から削ることによって、周波数の調整を行う。ま
た、内導体52、53の対抗する内側gを同様に削っ
て、結合係数の調整を行う。また、引出電極52a、5
3aの一部hを同様に削って外部結合の調整を行う。
用いて、特性調整方法について説明する。内導体52、
53の開放端部fを、超音波加工機の切削工具により、
図6に示す貼り合わされた誘電体フィルタの表面または
裏面から削ることによって、周波数の調整を行う。ま
た、内導体52、53の対抗する内側gを同様に削っ
て、結合係数の調整を行う。また、引出電極52a、5
3aの一部hを同様に削って外部結合の調整を行う。
【0025】上記実施例においては、所定の回路構成要
素電極を削って特性調整をしたが、別に調整用の電極を
設けておいて、この電極を超音波加工機により削ること
により特性調整を行ってもよい。なお、特性調整の粗調
整は、超音波加工機の大型工具で行い、微調整は小型工
具で行うことになる。
素電極を削って特性調整をしたが、別に調整用の電極を
設けておいて、この電極を超音波加工機により削ること
により特性調整を行ってもよい。なお、特性調整の粗調
整は、超音波加工機の大型工具で行い、微調整は小型工
具で行うことになる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、回路基板、多層基板、トリプ
レートフィルタ基板などに形成した誘電体フィルタの回
路構成要素電極の一部を、超音波加工機により削って特
性調整を行うので、微細な調整を行うことができ、放棄
不良の減少、したがって不良率の改善を図ることができ
る。また、自動化も可能なため、精密調整ができ、調整
時間の短縮も図ることができる。
レートフィルタ基板などに形成した誘電体フィルタの回
路構成要素電極の一部を、超音波加工機により削って特
性調整を行うので、微細な調整を行うことができ、放棄
不良の減少、したがって不良率の改善を図ることができ
る。また、自動化も可能なため、精密調整ができ、調整
時間の短縮も図ることができる。
【図1】 本発明の一実施例の実施対象となる誘電体フ
ィルタの展開斜視図
ィルタの展開斜視図
【図2】 図1に示す多層基板の展開斜視図
【図3】 図1に示す誘電体フィルタの等価回路図
【図4】 図1に示す誘電体フィルタの組立断面形態図
【図5】 本発明の他の実施例の実施対象となるトリプ
レート型誘電体フィルタの展開斜視図
レート型誘電体フィルタの展開斜視図
【図6】 図5に示すトリプレート型誘電体フィルタの
組立斜視図
組立斜視図
【図7】 図5に示すトリプレート型誘電体フィルタの
回路構成図
回路構成図
R1〜R7 共振器 t1〜t7 接続端子 1a 開放端面 2 多連角コンデンサ 2a、2b、2c コンデンサ電極 3 多層基板 4 シールドカバー 10 第1層基板 11〜17 コンデンサ電極 18a〜18f インダクタパターン電極 20 第2層基板 21〜24 コンデンサ電極 30 第3層基板 31〜34 コンデンサ電極 40 第4層基板 41 アース電極 42 送信端子Tx 43 アンテナ端子ANT 44 受信端子Rx 51a、51b 基板 52、53 内導体(共振器) 52a、53a 引出電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01P 1/213 M 11/00 L
Claims (1)
- 【請求項1】 誘電体フィルタの基板に形成された回路
構成要素電極の一部を、超音波加工機により削って、特
性調整を行うことを特徴とする誘電体フィルタの特性調
整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22701194A JPH0897606A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 誘電体フィルタの特性調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22701194A JPH0897606A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 誘電体フィルタの特性調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0897606A true JPH0897606A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16854122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22701194A Pending JPH0897606A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 誘電体フィルタの特性調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0897606A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09186504A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-15 | Samsung Electro Mech Co Ltd | デュプレックス誘電体フィルター |
EP0989626A3 (en) * | 1998-09-24 | 2001-11-14 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Dielectric filter device |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP22701194A patent/JPH0897606A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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