JPH1126928A - 電子ユニットの半田付け装置 - Google Patents

電子ユニットの半田付け装置

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JPH1126928A
JPH1126928A JP10075236A JP7523698A JPH1126928A JP H1126928 A JPH1126928 A JP H1126928A JP 10075236 A JP10075236 A JP 10075236A JP 7523698 A JP7523698 A JP 7523698A JP H1126928 A JPH1126928 A JP H1126928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフロー半田による電子ユニットの製造に関
し、高温による非耐熱部品を保護するとともに良好な半
田付けをし修正作業を少なくする。 【解決手段】 コンベア81と、リフロー半田付けされ
る電子ユニットが搬送されるパレットと、このパレット
に近接して設けられたリフロー炉とを備え、前記リフロ
ー炉の前記電子ユニットを形成するプリント基板32の
表面に装着された異形部品57側の温度は、前記プリン
ト基板32の裏面に装着されたチップ部品37側の温度
よりマスクパレット103を用いて低くしたものであ
る。これにより、課題を解決することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフロー半田によ
る電子ユニットの半田付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の電子ユニットの半田付け装
置について説明する。従来の電子ユニットの半田付け装
置は、図17に示すように、面実装部品であるチップ部
品1や、異形部品としてのリード線付き部品2の装着さ
れたプリント基板3を金属製のフレーム4に挿入して半
田ディップ層5で一括ディップ半田付けをしていた。
【0003】ディップ半田付けを行う理由は、異形部品
のうち電解コンデンサやIFTトランス等の非耐熱部品
は光熱に弱いため、これらの部品の品質劣化を防ぐため
にはどうしてもディップ半田付けを行わざるを得なかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなディップ半田では、プリント基板3に挿入されるリ
ード線6間がつながって(半田ブリッジ)ショートした
り、リード線の挿入孔で片目半田が生じたり、あるいは
ディップ半田の付着しないところ(7)が生じたりし
て、後工程でこれらを作業者が手作業で修正しなければ
ならなかった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、高温による非耐熱部品を保護するとともに半田付
け品質が良好で修正作業の少ないリフロー半田による電
子ユニットの半田付け装置を提供することを目的とした
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子ユニットの半田付け装置は、搬送手段
と、この搬送手段で搬送されるとともにリフロー半田付
けされる電子ユニットが装着されたパレットと、このパ
レットが内部を貫通するように設けられたリフロー炉と
を備え、前記リフロー炉はプリント基板に装着された耐
熱部品側を加熱する熱風炉と、前記プリント基板に装着
された非耐熱部品側を冷却する冷風炉とを有し、前記パ
レットには下方にプリント基板の非耐熱部品挿入側を上
にして電子ユニットを装着し、前記パレットの上方に前
記冷風炉を設けるとともに、前記パレットは非耐熱部品
の装着位置に対応する位置に冷風が通過する孔を設けた
マスクパレットとし、前記電子ユニットに装着されたプ
リント基板の温度を予め定められた時間予熱した後、ク
リーム半田溶融温度以上に設定するとともにプリント基
板の表面に装着された非耐熱部品側の温度を前記プリン
ト基板の裏面に装着された耐熱部品である面実装部品側
の温度より低くしたものである。
【0007】これにより、電子ユニットの半田付けにお
いて、高温による非耐熱部品を保護するとともにリフロ
ー半田付けにより半田付け品質が良好となり修正作業は
大幅に少なくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、搬送手段と、この搬送手段で搬送されるとともにリ
フロー半田付けされる電子ユニットが装着されたパレッ
トと、このパレットが内部を貫通するように設けられた
リフロー炉とを備え、前記リフロー炉はプリント基板に
装着された耐熱部品側を加熱する熱風炉と、前記プリン
ト基板に装着された非耐熱部品側を冷却する冷風炉とを
有し、前記パレットには下方にプリント基板の非耐熱部
品挿入側を上にして電子ユニットを装着し、前記パレッ
トの上方に前記冷風炉を設けるとともに、前記パレット
は非耐熱部品の装着位置に対応する位置に冷風が通過す
る孔を設けたマスクパレットとし、前記電子ユニットに
装着されたプリント基板の温度を予め定められた時間予
熱した後、クリーム半田溶融温度以上に設定するととも
にプリント基板の表面に装着された非耐熱部品側の温度
を前記プリント基板の裏面に装着された耐熱部品である
面実装部品側の温度より低くした電子ユニットの半田付
け装置であり、非耐熱部品側の温度は、非耐熱部品のみ
冷風で冷却して保護するとともに他の場所はマスクパレ
ットにより、冷風の影響が少なくなるので、非耐熱部品
が保護されるとともにリフロー半田付けができ、半田付
け品質が良好となるとともに修正作業は大幅に少なくな
る。
【0009】また、熱風炉と冷風炉とを夫々独立して設
けているので、温度設定が容易となる。
【0010】請求項2に記載の発明は、プリント基板の
表面に装着されるとともに熱伝導率の大きい異形部品の
上方は冷風を遮るようにマスクパレットが配設された請
求項1に記載の電子ユニットの半田付け装置であり、熱
伝導率の大きい部品の上方に冷風を遮るマスクパレット
を設けているので、これらの熱伝導率の大きい部品を介
してプリント基板の面実装部品側が冷却されることはな
く、面実装部品側の半田付け品質を良好に保つことがで
きる。
【0011】請求項3に記載の発明は、電子ユニットを
構成するフレームと仕切り板の上方は冷風を遮るように
マスクパレットが配設された請求項2に記載の電子ユニ
ットの半田付け装置であり、熱伝導率の大きいフレーム
及び仕切り板の上方に冷風を遮るマスクパレットを設け
ているので、熱伝導率の大きいフレームや仕切り板を介
してプリント基板の面実装部品側が冷却されることはな
く、面実装部品側の半田付け品質を良好に保つことがで
きる。
【0012】請求項4に記載の発明は、フレームの上端
とマスクパレットとの間に略3mmの空隙を設けた請求項
3に記載の電子ユニットの半田付け装置であり、この間
隔を設けることにより、マスクパレットは高熱伝導率部
品であるフレームから熱を奪うことはなく、良好な半田
付けができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、一枚の冷風遮蔽
板に電子ユニット複数個分のマスクパレットを形成した
請求項2に記載の電子ユニットの半田付け装置であり、
一度に複数個の電子ユニットの半田付けができ、生産効
率が向上する。
【0014】請求項6に記載の発明は、熱風を420度
から450度とするとともに冷風を略90度とした請求
項1に記載の電子ユニットの半田付け装置であり、この
ように熱風炉と冷風炉の温度を設定することにより、非
耐熱部品を確実に保護するとともにプリント基板の耐熱
部品側の半田付け品質を良好に保つことができる。
【0015】請求項7に記載の発明のリフロー炉は、プ
リント基板の裏面温度を略90秒間100度から160
度で予熱した後、略20秒間200度以上に加熱する請
求項1に記載の電子ユニットの半田付け装置であり、こ
のようにプリント基板の表面温度を設定することによ
り、非耐熱部品を確実に保護するとともにプリント基板
の耐熱部品側の半田付け品質を良好に保つことができ
る。
【0016】請求項8に記載の発明のリフロー炉は、2
00度以上に加熱した後、電子ユニットのフレームに装
着された入力端子の根元のみを230度から260度の
熱風で加熱する請求項7に記載の電子ユニットの半田付
け装置であり、フレームに装着された入力端子の半田付
けが同一工程でできる。
【0017】請求項9に記載の発明のマスクパレット
は、リフロー炉内で切れ間なく連続して搬送される請求
項1に記載の電子ユニットの半田付け装置であり、マス
クパレットで熱風炉と冷風炉とを分離しているので、そ
れぞれの炉の温度管理が容易となる。
【0018】請求項10に記載の発明は、搬送手段と、
この搬送手段で搬送されるとともにリフロー半田付けさ
れる電子ユニットが装着されたパレットと、このパレッ
トが内部を貫通するように設けられたリフロー炉とを備
え、前記リフロー炉はパレットの下方に設けられたヒー
タと、前記パレットと前記ヒータとの間に形成される空
隙の熱気を吸い取る吸熱ダクトを設け、前記電子ユニッ
トに装着されたプリント基板の温度を予め定められた時
間予熱した後、クリーム半田溶融温度以上に設定すると
ともにプリント基板の表面に装着された非耐熱部品側の
温度を前記プリント基板の裏面に装着された耐熱部品で
ある面実装部品側の温度より低くした電子ユニットの半
田付け装置であり、非耐熱部品側の温度は、吸引ダクト
で熱気が吸い取られるので、非耐熱部品が保護されると
ともにリフロー半田付けができ、半田付け品質が良好と
なるとともに修正作業は大幅に少なくなる。
【0019】また、炉が一つで良いので、小型化と低コ
スト化が図れる。請求項11に記載の発明のパレットの
底には、プリント基板の裏面に装着された耐熱部品に対
応する位置に孔を設けた請求項10に記載の電子ユニッ
トの半田付け装置であり、耐熱部品を確実に融着するこ
とができるとともに、他の部分に不要な熱を加えないの
で、非耐熱部品が保護される。
【0020】請求項12に記載の発明は、パレットの底
に凹部を設け、この凹部の底にプリント基板の裏面に装
着された耐熱部品に対応する位置に孔を設けるととも
に、この凹部を形成する材料の厚みは、前記パレットを
形成する材料の厚みの略半分とした請求項10に記載の
電子ユニットの半田付け装置であり、パレットの強度を
保つとともに、凹部にリフロー熱を奪われることがなく
良好なリフロー半田付けができる。
【0021】請求項13に記載の発明のヒータの幅は、
パレットの幅の略2倍とした請求項10に記載の電子ユ
ニットの半田付け装置であり、パレットには万遍なく均
一にヒータの熱が加わるので、半田付け品質が良い。
【0022】請求項14に記載の発明のリフロー炉は、
プリント基板の裏面を略90秒間100度から160度
に予熱した後、略20秒間200度以上に加熱する請求
項10に記載の電子ユニットの半田付け装置であり、こ
のようにプリント基板の表面温度を設定することによ
り、非耐熱部品を確実に保護するとともにプリント基板
の耐熱部品側の半田付け品質を良好に保つことができ
る。
【0023】請求項15に記載の発明のリフロー炉は、
200度以上に加熱した後、電子ユニットのフレームに
装着された入力端子の根元のみを230度から260度
の熱風で加熱する請求項14に記載の電子ユニットの半
田付け装置であり、フレームに装着された入力端子の半
田付けが同一工程でできる。
【0024】請求項16に記載の発明は、電子ユニット
を搬送するネットコンベアと、前記電子ユニットを載置
した状態でこのネットコンベアが内部を貫通するととも
に、このネットコンベアの上方を冷風が対流し、下方を
熱風が対流するリフロー炉とを備え、前記リフロー炉に
は、前記電子ユニットのフレームに設けられた接続端子
の上方に前記冷風を遮断する遮蔽板を設けた電子ユニッ
トの半田付け装置であり、非耐熱部品側の温度は、冷風
で冷却されるので、非耐熱部品が保護されるとともにリ
フロー半田付けができ、半田付け品質が良好となるとと
もに修正作業は大幅に少なくなる。
【0025】また、熱風と冷風を対流させることによ
り、パレットは不要となり、電子ユニットは搬送手段で
あるネットコンベアに直接載置され、作業性の向上と低
コスト化が図れる。
【0026】更に、遮蔽板を設けているので、このリフ
ロー炉の中で電子ユニットの接続端子のリフロー半田付
けができる。
【0027】請求項17に記載の発明は、ネットコンベ
アと電子ユニットとを分離する分離手段を設けた請求項
16に記載の電子ユニットの半田付け装置であり、例
え、電子ユニットに付着したペースト等で電子ユニット
がネットコンベアに貼着していたとしても分離手段で分
離され、作業効率が向上する。
【0028】請求項18に記載の発明の分離手段の分離
度は調整可能とした請求項17に記載の電子ユニットの
半田付け装置であり、電子ユニットの大きさに応じて最
適の値に調整することができる。
【0029】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1(a)は、リフロー炉の側面図で
あり、(b)はこのリフロー炉内の温度分布図である。
図1(a)において、81は搬送手段としてのコンベア
であり、このコンベア81上をパレット(図示せず)に
載置された電子ユニット(図示せず)が搬送されてく
る。82,83,84,85はコンベア81の下方に設
けられた熱風炉である。また、この熱風炉82,83,
84,85に対応してコンベア81の上方には冷風炉8
6,87,88,89が設けられている。90a,90
bは熱風炉85の出口に隣接して設けられており、電子
ユニットの入力端子の半田付け専用の熱風炉である。炉
82〜89は同様の構成をしており、熱風炉82〜84
と冷風炉86〜88はコンベア81の進行方向に対して
直角に配置されており、熱風炉85と冷風炉89はコン
ベア81の進行方向と同じ方向に配置されている。直角
方向の幅は略70cmであり、前記同じ方向の長さは略1
mである。そして、このリフロー炉の温度分布は図1
(b)に示すようになっている。すなわち、図1(b)
において、縦軸Tは温度(摂氏)であり、横軸tは時間
(秒)である。熱風炉82と冷風炉86とで構成される
第1の炉を通過する時間91で(温度を立ち上げ)電子
ユニットを予熱する。次に、熱風炉83と冷風炉87と
で構成される第2の炉を通過する時間92では先の予熱
温度が保たれる。次の熱風炉84と冷風炉88とで構成
される第3の炉を通過する時間93でも同様に先の予熱
温度が保たれる。そして、熱風炉85と冷風炉89とで
構成される第4の炉を通過する時間94でプリント基板
(図示せず)の一方の面に装着されたチップ部品(耐熱
部品であるとともに面実装部品でもある)面の温度を高
温にしてリフロー半田付けをするとともに、冷風炉89
でプリント基板の他方の面に装着された温度に弱い異形
部品(電解コンデンサや、IFTトランス等で代表され
る非耐熱部品)を冷却して、これらの異形部品を保護す
る。その後、電子ユニットのフレームに装着された入力
端子(接栓)の半田付け専用の熱風炉90a,90bで
入力端子をフレームに半田付けする。
【0030】図2は、炉82〜89の断面図である。図
2において、96は一方が開口した釜であり、この釜9
6は開口に向かって広がった側面を有している。そして
この側面には、ヒータ97が設けられている。そして、
この釜96の略中央に攪拌用のファン98が設けられて
いる。また、99は釜96の開口に設けられた整流板で
あり、この整流板99には孔99aが格子状に設けられ
ている。したがって、ヒータ97で、温められた空気は
ファン98で攪拌され整流板99の孔99aを通って一
方向に整流された熱風となる。また、この熱風の温度は
ヒータ97で制御される。なお、この制御温度が異なる
のみで冷風炉も同様の構成である。
【0031】図3は、電子ユニットのフレーム71に装
着された入力端子72の根元に塗布されたクリーム半田
73を溶融して固着する専用の熱風炉90a,90bで
ある。この熱風炉90a,90bは、直線状に並んだ孔
90cより230度から260度の熱風が噴出される。
【0032】図4は、リフロー炉のコンベア81近傍の
平面図である。100は、コンベア81上を搬送される
パレットである。このようにパレット100はリフロー
炉内で切れ間なく連続して流れるようになっている。し
たがって、このパレット100で熱風炉82〜85と冷
風炉86〜89を熱的に分離するので、各炉は独立して
温度制御ができ、温度設定が容易となる。
【0033】図5は、リフロー炉のパレット100近傍
の断面図である。図5において、81はコンベアであ
り、このコンベア81上にはパレット100が載置され
て搬送される。パレット100の底面103は後述する
ように孔を設けたマスクパレットになっている。114
は電子ユニットであり、磁石80で着脱自在にマスクパ
レット103に吸着されている。101は熱風であり、
102は冷風である。このように、熱風101と冷風1
02とはマスクパレット103で分離されているので、
リフロー時の温度制御が容易に行える。
【0034】図6はリフロー炉の要部断面図である。図
6において、71は電子ユニットのフレームであり、3
2はこのフレーム71内に装着されたプリント基板であ
る。そして、このプリント基板32にはチップ部品3
7、異形部品(コイル、IFTトランス、マイラーコン
デンサ、リード線等)が装着されている。そして、この
プリント基板32のチップ部品37が装着された一方の
面には420度〜450度の熱風101が加えられてお
り、異形部品の装着された他方の面には略90度の冷風
102が噴出されている。また、103は冷風102を
遮断するマスクパレットであり略1mm厚のステンレスで
できている。このマスクパレット103は、耐熱性のあ
る材料で酸化しないものが良い。103aは、マスクパ
レット103に設けられた孔であり、この孔103aを
通って冷風102が高熱に弱い異形部品(例えば、電解
コンデンサ、IFTトランス等)を冷却するようになっ
ている。このことにより、高熱に弱い部品でも半田付け
品質の良いリフロー半田をすることができる。また、熱
伝導性の高い部品(コイル、リード線、マイラーコンデ
ンサ)や、金属製のフレーム71、金属製の仕切板71
cの上方はマスクパレット103で冷風102の流入を
遮断する。これは、冷風102がこれら熱伝導性の高い
部品に当たると、この高熱伝導性のためにプリント基板
32のチップ部品37の実装面も冷やしてしまうことに
より、リフロー熱が奪われ良好な半田付けができないか
らである。また、フレーム71とマスクパレット103
との間には空隙104(略3mm)を設けておくことが重
要であり、この空隙104により、フレーム71や仕切
板71cの熱をマスクパレット103が奪わないように
なっている。この熱風101側のプリント基板32のチ
ップ部品37の装着面の温度変化を図に示す。図7にお
いて、縦軸Tは温度(摂氏)であり、横軸tは時間
(秒)である。先ず、t1〜t2までの略90秒間の温
度T1は100度〜160度に保ち、次のt3〜t5ま
での略20秒間の温度T2は200度以上に保つように
している。なお、このときの最高温度T3は220度〜
240度である。このような温度制御をすることによっ
て、異形部品(例えば57)は、プリント基板32にク
リーム半田42aで確実に固着される。また、チップ部
品37もプリント基板32に確実に固着される。このよ
うにして、高熱に弱い異形部品を確実に保護するととも
にプリント基板32のチップ部品37側の半田付け品質
を良好に保つことができる。
【0035】図8は、マスクパレット103の平面図で
ある。点線で示した71はフレームであり、71cは仕
切板である。103aは高熱に弱い異形部品に冷風を送
るための孔である。105はマイラーコンデンサやコイ
ルに代表される熱伝導性の高い部品である。このよう
に、マスクパレット103は高熱に弱い異形部品をリフ
ロー熱から保護するとともに、熱伝導性の高い部品には
冷風が当たるのを遮断して、良好な半田付け品質を保つ
ようにしている。
【0036】図9は、一枚の冷風遮蔽板106に3枚の
マスクパレット103を形成したものである。このよう
に一枚の冷風遮蔽板106に複数個のマスクパレット1
03を形成することにより、生産効率の向上を図ること
ができる。
【0037】(実施の形態2)図10は、実施の形態2
であり、リフロー炉を構成する温熱炉の要部断面図であ
る。図10において、111は赤外線ヒータであり、こ
の赤外線ヒータ111の上方に略2mmの空隙を介してマ
スクパレット112がコンベア113上を搬送可能に設
けられている。そしてこのマスクパレット112内には
電子ユニット114が載置されている。この電子ユニッ
ト114は今までの例で述べた電子ユニットである。
【0038】そして、赤外線ヒータ111とマスクパレ
ット112の空隙110の両端からは吸熱ダクト115
が設けられている。この吸熱ダクト115で赤外線ヒー
タ111からの熱を吸熱することにより、炉内の温度を
制御するものである。このように、吸熱ダクト115を
用いることにより、炉内の温度を制御して非耐熱部品で
ある異形部品を保護することができる。また、本実施の
形態においては冷風炉が不要となり、コスト合理化が図
れるものである。この赤外線ヒータ111の幅111a
は略480mmであり、マスクパレット112の幅112
aは略280mmである。このように、赤外線ヒータ11
1の幅111aをマスクパレット112の幅112aの
幅の略2倍にしているので、マスクパレット112には
均一な熱が加えられる。
【0039】図11は、マスクパレット112の斜視図
である。このように、マスクパレット112の底面11
2cには孔112dが複数個設けられている。この孔1
12dはプリント基板32の耐熱部品の位置に対応して
設けており、耐熱部品におけるクリーム半田の溶融を容
易にしている。すなわち、孔112dに対応するプリン
ト基板32の面は、他の面より温度が高くなり、このこ
とにより、耐熱部品と非耐熱部品との温度差制御を更に
容易にしている。ここで、面実装部品の一例であるチッ
プ部品は耐熱部品に分類される。また、異形部品のうち
電解コンデンサやIFTトランス等は非耐熱部品に分類
され、マイラーコンデンサやコイル等は高熱伝導部品に
分類される。
【0040】図12はパレットの他の例における斜視図
であり、図13はその断面図である。図12、図13に
おいて、本実施の形態においては、パレット117の底
部に更に凹部118を2個形成し、この凹部118の底
面に熱風の通過する孔を設けてマスクパレットとしてい
る。凹部118を2個設けたのは一度に2個の電子ユニ
ット114をリフロー半田付けするためである。また、
パレット117は1.0mm厚のステンレス材を用いてい
る。これ以下にするとパレットの強度が保てなくなるた
めにこの厚さにしている。しかしながら、1.0mmでは
リフロー熱が奪われて良好な半田付けができないので、
電子ユニット114が載置される凹部118は0.5mm
厚のステンレス材を用いて、奪われる熱量を小さくし良
好な半田付けができるようにしている。
【0041】図14(a)は、実施の形態2におけるリ
フロー炉の側面図であり、(b)はこのリフロー炉内の
温度分布図である。図14(a)において、121〜1
27は図10で説明したリフロー炉を構成する温熱炉で
あり、この温熱炉121〜127が7個直列に接続され
てリフロー炉を構成している。113は搬送手段として
のコンベアであり、このコンベア113上をパレット
(図示せず)に載置された電子ユニット114(図示せ
ず)が搬送されてくる。111はヒータであり、一つの
温熱炉121にそれぞれ3個のヒータ111が装着され
ている。また、115はダクトであり、コンベア113
を介して前記ヒータ111に対向して設けられている。
【0042】このリフロー炉の全体の長さは略6500
mmであり、コンベア113の速度は毎分略1.4mmであ
る。そして、このリフロー炉の温度分布は図14(b)
に示されるようになっている。すなわち、図14(b)
において、縦軸Tは温度(摂氏)であり、横軸tは時間
(秒)である。温熱炉121を通過する時間131で
(温度を立ち上げ)電子ユニット114を予熱する。次
に、温熱炉122〜124を通過する時間132〜13
4は先の予熱温度が保たれる。次の温熱炉125〜12
6を通過する時間135〜136でプリント基板(図示
せず)の一方の面に装着されたチップ部品面の温度を高
温にしてリフロー半田付けをする。このとき、プリント
基板の他方の面に装着された温度に弱い異形部品(電解
コンデンサや、IFTトランス等)の性能が保たれるよ
うに温熱炉内の温度が保たれ、これらの異形部品を保護
する。その後、電子ユニットのフレームに装着された入
力端子(接栓)の専用の温熱炉127で入力端子をフレ
ームに半田付けする。また、138は冷却ファンであ
り、リフロー炉から流出する電子ユニットを冷却する。
【0043】このようにリフロー半田付けされたもの
は、ディップ半田付けされた従来の工法によるものと比
較すると、後工程での手作業による半田修正作業が極め
て少なく(ディップ半田付けの略40分の1)なり、仕
上がり状態を見ただけで、その品質の良さは明確に判
る。
【0044】(実施の形態3)図15は、実施の形態3
であり、リフロー炉30bの要部断面図である。図15
において、140はリフロー炉30b内を貫通して設け
られたネットコンベアであり、このネットコンベア14
0上には電子ユニット114が載置されて搬送される。
リフロー炉30bは複数の炉141に分かれている。こ
れらの炉141は実施の形態1や2で述べたように、ネ
ットコンベア140の流れに従って、温度の立ち上げに
より電子ユニット114を100度から160度に予熱
し、続いてこの予熱温度を略90秒間保持する。そし
て、最後の炉141aで略20秒間200度以上に加熱
して、リフロー半田付けを行う。142は炉141aの
下からネットコンベア140に向かって対流する熱風で
あり、143は炉141aの上からネットコンベア14
0に向かって対流する冷風である。
【0045】このように、熱風142と冷風143を対
流させることにより、熱風142と冷風143はネット
コンベア140近傍で分離される。従って、熱風142
と冷風143を分離するパレットは不要となる。
【0046】144はこの冷風143が電子ユニット1
14のフレーム71に装着された入力端子72(接続端
子の一例として用いた)に直接触れないように遮蔽する
遮蔽板である。この遮蔽板144はリフロー炉30bの
最後に位置する炉141aにのみ設けられており、熱容
量の大きいF型接栓である入力端子72の熱が冷風14
3で奪われないように設けられている。このようにし
て、入力端子72はフレーム71に熱風142の熱でリ
フロー半田付けされる。
【0047】図16は異なる方向から見た炉141aの
断面図である。遮蔽板144は厚さ2〜3mmのステンレ
スで形成されている。これは熱風142内に置かれても
錆びないためである。また、この遮蔽板144は電子ユ
ニット114の天面から略3mmの位置に設けられてい
る。この寸法145は3〜15mm程度が適当と思われ
る。また、入力端子72のフレーム71側146へは略
2mm侵入し、入力端子72の先端側147へは略30mm
突出している。この寸法はこれより大きくても構わな
い。このように遮蔽板144を設けることにより、熱風
142が142aに示すように入力端子72の回りを流
れ、リフロー半田付けがなされる訳である。
【0048】図15において、148はネットコンベア
140の下方に設けられるとともにリフロー炉30bの
出口に設けられたローラであり、ネットコンベア140
を微小距離149持ち上げるように成っている。これ
は、電子ユニット114のネットコンベア140への粘
着を剥がすためのものである。また、このローラ148
は上下方向にねじ締めにより5〜10mm調整可能に設け
られている。
【0049】このように、本電子ユニットの半田付け装
置は、電子ユニット114を搬送するネットコンベア1
40と、電子ユニット114を載置した状態でこのネッ
トコンベア140が内部を貫通するとともに、このネッ
トコンベア140の上方を冷風143が対流し、下方を
熱風142が対流するリフロー炉30bで構成されてお
り、このリフロー炉30bには、電子ユニット114の
フレーム71に設けられた入力端子72の上方に冷風1
43を遮断する遮蔽板144を設けている。従って、非
耐熱部品側の温度は冷風143で冷却されるので、非耐
熱部品が保護されるとともにリフロー半田付けができ、
半田付け品質は良好となり、修正作業は大幅に少なくな
る。
【0050】また、熱風142と冷風143を対流させ
ることにより、パレットは不要となり、電子ユニット1
14は搬送手段であるネットコンベア140に直接載置
され、作業性の向上と低コスト化が図れる。
【0051】更に、遮蔽板144を設けているので、こ
のリフロー炉30bの中で電子ユニット114の入力端
子72の半田付けができる。
【0052】また、ネットコンベア140と電子ユニッ
ト114とをローラ148を用いて分離するので、例
え、電子ユニット114に付着したペースト等で電子ユ
ニット114がネットコンベア140に貼着していたと
しても分離され、作業効率が向上する。
【0053】更に、このローラ148によるネットコン
ベア140と電子ユニット114との分離度は調整可能
であり、電子ユニット114の大きさに応じて最適の値
に調整することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送手段
と、この搬送手段で搬送されるとともにリフロー半田付
けされる電子ユニットが装着されたパレットと、このパ
レットが内部を貫通するように設けられたリフロー炉と
を備え、前記リフロー炉はプリント基板に装着された耐
熱部品側を加熱する熱風炉と、前記プリント基板に装着
された非耐熱部品側を冷却する冷風炉とを有し、前記パ
レットには下方にプリント基板の非耐熱部品挿入側を上
にして電子ユニットを装着し、前記パレットの上方に前
記冷風炉を設けるとともに、前記パレットは非耐熱部品
の装着位置に対応する位置に冷風が通過する孔を設けた
マスクパレットとし、前記電子ユニットに装着されたプ
リント基板の温度を予め定められた時間予熱した後、ク
リーム半田溶融温度以上に設定するとともにプリント基
板の表面に装着された非耐熱部品側の温度を前記プリン
ト基板の裏面に装着された耐熱部品である面実装部品側
の温度より低くした電子ユニットの半田付け装置であ
り、非耐熱部品側の温度は、非耐熱部品のみ冷風で冷却
して保護するとともに他の場所はマスクパレットによ
り、冷風の影響が少なくなるので、非耐熱部品が保護さ
れるとともにリフロー半田付けができ、半田付け品質が
良好となるとともに修正作業は大幅に少なくなる。ま
た、熱風炉と冷風炉とを夫々独立して設けているので、
温度設定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1におけるリフロー
炉の側面図 (b)同温度分布図
【図2】同リフロー炉を構成する釜の断面図
【図3】同リフロー炉の入力端子接合専用の熱風炉近傍
の斜視図
【図4】同リフロー炉のコンベア近傍の平面図
【図5】同リフロー炉のコンベア近傍の断面図
【図6】同リフロー炉の要部断面図
【図7】同リフロー炉の温度分布図
【図8】同リフロー炉のマスクパレットの平面図
【図9】同リフロー炉のマスクパレットが形成された冷
風遮蔽板の斜視図
【図10】本発明の実施の形態2におけるリフロー炉を
構成する温熱炉の要部断面図
【図11】同リフロー炉のパレットの斜視図
【図12】同リフロー炉の他の例によるパレットの斜視
【図13】同リフロー炉の他の例によるパレットの断面
【図14】(a)実施の形態2におけるリフロー炉の側
面図 (b)同温度分布図
【図15】本発明の実施の形態3におけるリフロー炉の
要部断面図
【図16】同他の面から見たフロー炉の要部断面図
【図17】従来の電子ユニットの半田付け装置の要部断
面図
【符号の説明】
32 プリント基板 37 チップ部品 57 異形部品 71 フレーム 81 コンベア 82 熱風炉 83 熱風炉 84 熱風炉 85 熱風炉 86 冷風炉 87 冷風炉 88 冷風炉 89 冷風炉 100 パレット 101 熱風 102 冷風 103 マスクパレット 114 電子ユニット

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段と、この搬送手段で搬送される
    とともにリフロー半田付けされる電子ユニットが装着さ
    れたパレットと、このパレットが内部を貫通するように
    設けられたリフロー炉とを備え、前記リフロー炉はプリ
    ント基板に装着された耐熱部品側を加熱する熱風炉と、
    前記プリント基板に装着された非耐熱部品側を冷却する
    冷風炉とを有し、前記パレットには下方にプリント基板
    の非耐熱部品挿入側を上にして電子ユニットを装着し、
    前記パレットの上方に前記冷風炉を設けるとともに、前
    記パレットは非耐熱部品の装着位置に対応する位置に冷
    風が通過する孔を設けたマスクパレットとし、前記電子
    ユニットに装着されたプリント基板の温度を予め定めら
    れた時間予熱した後、クリーム半田溶融温度以上に設定
    するとともにプリント基板の表面に装着された非耐熱部
    品側の温度を前記プリント基板の裏面に装着された耐熱
    部品である面実装部品側の温度より低くした電子ユニッ
    トの半田付け装置。
  2. 【請求項2】 プリント基板の表面に装着されるととも
    に熱伝導率の大きいあるいは、熱容量の大きい異形部品
    の上方は冷風を遮るようにマスクパレットが配設された
    請求項1に記載の電子ユニットの半田付け装置。
  3. 【請求項3】 電子ユニットを構成するフレームと仕切
    り板の上方は冷風を遮るようにマスクパレットが配設さ
    れた請求項2に記載の電子ユニットの半田付け装置。
  4. 【請求項4】 フレームの上端とマスクパレットとの間
    に略3mmの空隙を設けた請求項3に記載の電子ユニット
    の半田付け装置。
  5. 【請求項5】 一枚の冷風遮蔽板に電子ユニット複数個
    分のマスクパレットを形成した請求項2に記載の電子ユ
    ニットの半田付け装置。
  6. 【請求項6】 熱風を420度から450度とするとと
    もに冷風を略90度とした請求項1に記載の電子ユニッ
    トの半田付け装置。
  7. 【請求項7】 リフロー炉は、プリント基板の裏面温度
    を略90秒間100度から160度で予熱した後、略2
    0秒間200度以上に加熱する請求項1に記載の電子ユ
    ニットの半田付け装置。
  8. 【請求項8】 リフロー炉は、200度以上に加熱した
    後、電子ユニットのフレームに装着された入力端子の根
    元のみを230度から260度の熱風で加熱する請求項
    7に記載の電子ユニットの半田付け装置。
  9. 【請求項9】 マスクパレットはリフロー炉内で、切れ
    間なく連続して搬送される請求項1に記載の電子ユニッ
    トの半田付け装置。
  10. 【請求項10】 搬送手段と、この搬送手段で搬送され
    るとともにリフロー半田付けされる電子ユニットが装着
    されたパレットと、このパレットが内部を貫通するよう
    に設けられたリフロー炉とを備え、前記リフロー炉はパ
    レットの下方に設けられたヒータと、前記パレットと前
    記ヒータとの間に形成される空隙の熱気を吸い取る吸熱
    ダクトを設け、前記電子ユニットに装着されたプリント
    基板の温度を予め定められた時間予熱した後、クリーム
    半田溶融温度以上に設定するとともにプリント基板の表
    面に装着された非耐熱部品側の温度を前記プリント基板
    の裏面に装着された耐熱部品である面実装部品側の温度
    より低くした電子ユニットの半田付け装置。
  11. 【請求項11】 パレットの底にはプリント基板の裏面
    に装着された耐熱部品に対応する位置に孔を設けた請求
    項10に記載の電子ユニットの半田付け装置。
  12. 【請求項12】 パレットの底に凹部を設け、この凹部
    の底にプリント基板の裏面に装着された耐熱部品に対応
    する位置に孔を設けるとともに、この凹部を形成する材
    料の厚みは、前記パレットを形成する材料の厚みの略半
    分とした請求項10に記載の電子ユニットの半田付け装
    置。
  13. 【請求項13】 ヒータの幅は、パレットの幅の略2倍
    とした請求項10に記載の電子ユニットの半田付け装
    置。
  14. 【請求項14】 リフロー炉は、プリント基板の裏面を
    略90秒間100度から160度に予熱した後、略20
    秒間200度以上に加熱する請求項10に記載の電子ユ
    ニットの半田付け装置。
  15. 【請求項15】 リフロー炉は、200度以上に加熱し
    た後、電子ユニットのフレームに装着された入力端子の
    根元のみを230度から260度の熱風で加熱する請求
    項14に記載の電子ユニットの半田付け装置。
  16. 【請求項16】 電子ユニットを搬送するネットコンベ
    アと、前記電子ユニットを載置した状態でこのネットコ
    ンベアが内部を貫通するとともに、このネットコンベア
    の上方を冷風が対流し、下方を熱風が対流するリフロー
    炉とを備え、前記リフロー炉には、前記電子ユニットの
    フレームに設けられた接続端子の上方に前記冷風を遮断
    する遮蔽板を設けた電子ユニットの半田付け装置。
  17. 【請求項17】 ネットコンベアと電子ユニットとを分
    離する分離手段を設けた請求項16に記載の電子ユニッ
    トの半田付け装置。
  18. 【請求項18】 分離手段の分離度は調整可能とした請
    求項17に記載の電子ユニットの半田付け装置。
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