JP2791158B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2791158B2
JP2791158B2 JP2002030A JP203090A JP2791158B2 JP 2791158 B2 JP2791158 B2 JP 2791158B2 JP 2002030 A JP2002030 A JP 2002030A JP 203090 A JP203090 A JP 203090A JP 2791158 B2 JP2791158 B2 JP 2791158B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリント回路基板等を加熱する装置に係
り、とくに基板に電子部品を装着した後、リフローはん
だ付けなどを行うための加熱装置に関するものである。
[従来の技術] プリント回路基板(以下単に「基板」という)などの
電子部品には、クリームはんだ、導電性接着剤、はんだ
メッキ等の導電性接合材料による接続が広く使用されて
いる。
従来、基板にはんだ材料を塗布し、電子部品を装着し
た後、加熱リフローする装置には、熱風による加熱、赤
外線による加熱、あるいは蒸気潜熱を利用した加熱等が
使用されていた。
しかしながら、最近基板の実装密度が高くなるととも
に、電子部品の多様化が進む中で、ランニングコスト、
均一加熱性、生産性の点から、熱風を利用した加熱方法
が注目されている。
例えば特開昭63−278668号公報に示されているよう
に、第5図のような構造の例がある。
第5図において、モータ5aおよび5bでシロッコファン
5cおよび5dをまわす。そして、ヒータ5eで空気を加熱
し、被加熱物である基板5fに、吹き付けることで、リフ
ローする構造になっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来装置の構成では、設
定温度の異なる熱風を吹き出す領域間をまたぐように搬
送部を搬送される基板が位置したとき、異なる温度の熱
風が基板上を沿って本来独立した温度設定領域内へ流れ
込み、温度を変化させてしまうことになる。
この温度変化は、基板が各温度領域間を通過する度合
いによって影響を受けるので、その通過度合いが高いと
きには被加熱物の温度ばらつきを生じることになる。
また、基板に垂直な方向から熱風が吹き付けられる
為、基板の搬送前方と後方とで同一時間に昇温する温度
に大きな差を生じることになる。
本発明は、上記課題を解決するため、搬送される基板
の位置によらず、熱風温度設定領域の温度で安定ししか
も基板の温度を全面同時に昇温することにより、信頼性
の高いリフローはんだ付けを実現することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため本発明は下記の構成からな
る。
(1)電子部品が装着された被加熱物を、複数の温度領
域で熱風加熱する加熱装置において、それぞれ温度の異
なる加熱領域または冷却領域の境界部分に、熱風が前記
被加熱物の搬送方向に対して直交方向より吹き出し、か
つ前記被加熱物の搬送面に沿って略平行に流れるエアー
カーテン部を設けたことを特徴とする加熱装置。
(2)電子部品が装着された被加熱物を熱風加熱する装
置において、被加熱物に熱風を吹き付けるための熱風吹
き付け部と、被加熱物の熱風吹き付け部との間に熱風を
遮蔽する遮蔽板と、被加熱物と熱風吹き付けの必要性に
応じて、遮蔽板を駆動するアクチュエータ部を設けた加
熱装置。
[作用] 本発明は上記した構成によって、それぞれ温度の異な
る加熱領域または冷却領域の境界部分にエアーカーテン
部を設けたので、基板が各温度領域間を通過する度合い
が変化してもこれによっては影響を受けにくく、被加熱
物の温度ばらつき減少することができる。
この結果、様々な電子部品や機構部品が、様々な実装
密度に搭載されている基板などをリフローする場合にお
いて、温度の異なる加熱領域あるいは、冷却領域の境界
部分にエアーカーテンを設けることにより、均一温度に
よる加熱を実現し、信頼性の高いリフローはんだ付けが
できることになる。
また、エアーカーテンにより設定温度領域内温度が独
立した遮蔽板による熱風吹き付けタイミングのコントロ
ールにより、基板内昇温時間差が縮小する装置とするこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例の加熱装置について図を参照
しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例における加熱装置の概略
を示すものである。
第1図において、1aは電子部品を搭載した基板、1bは
ヒータを備えた送風機、1cは熱風吹き出しノズル、1dは
あらかじめ決められた熱風温度を保持している加熱領域
の一つである。1eはエアカーテン部である。
第2図は、第1図中の断面A−A′を示す。
第2図において、2aは電子部品を搭載した基板、2bは
基板を搬送する搬送部、2cは熱風を循環送風するクロス
ファン、2dは熱風温度を設定置にまで加熱するヒータ、
2eは断熱材、また図中矢印は熱風の流れを示す。
以上のように構成した加熱装置について次にその効果
を説明する。
搬送部2bを送られてきた基板1a,2aは、所定の温度に
設定されている熱風によって加熱される際、設定温度の
異なる領域の境界を必ず通過する。この時、基板上に沿
う流れが生じ、一方の熱風が設定温度の異なる他方の領
域内へ流れ込むことになる。
これが加熱に対しての外乱となり、基板の搬入条件に
よって、加熱状態に差異を生じることになる。しかし、
境界部に設けられた基板の搬送方向に直交し、かつ基板
の搬送面に略平行な熱風の流れによって、この異なる温
度の熱風流入を防ぐことができる。このエアーカーテン
は、基板の搬入条件によらず常に各ゾーンの温度独立性
を保持するため、所定の設定温度の熱風が循環してい
る。
第3図は、本発明の一実施例における加熱装置の概略
図第1図の断面B−Bを示す。
図中3aは電子部品を搭載した基板、3bは搬送部、3cは
熱風を循環送風するクロスフローファン、2dは熱風温度
を設定値にまで加熱するヒータ、2eは断熱材、2fは熱風
吹き出しノズル、2gは熱風遮蔽板、2hは遮蔽板駆動部を
示し、図中矢印は熱風の流れを示す。
第4図は、第3図中断面C−C部の遮蔽板と基板、熱
風吹き出し部との関係を示す。図中、4aは基板、4bは熱
風吹き出しノズル、4cは遮蔽板を示す。
以上のように構成した加熱装置について次にその作用
を説明する。
被加熱部である基板が、加熱領域内へ搬送されてくる
とき、搬送前方の基板部分がまず昇温し、最後にこの加
熱領域内へ搬送される後方部分が遅れて昇温するといっ
た基板内での昇温時間差を縮小する為、基板がすべて所
定の加熱冷却内にはいるまでは、熱風を遮蔽板4cによっ
て直接基板には吹き付けない。基板がすべて加熱領域内
に納まり所定の位置に停止してはじめて、遮蔽板4cを取
り除く。ノズル4bから一斉に熱風が基板上へ吹き付けら
れ、同時に昇温していく。
所定の温度まで昇温した時点で再び遮蔽板4cによって
ノズルから基板に吹き付けられる熱風による加熱を遮蔽
する。
所定の温度まで昇温した基板4aは次の加熱領域へと移
動する。
[発明の効果] 以上のように本発明は、様々な電子部品や機構部品
が、様々な実装密度に搭載されている基板などをリフロ
ーする場合において、基板内に均一な温度分布を実現す
ることができ、信頼性の高いリフローはんだ付けが可能
となるという顕著な効果を達成することができる。更に
基板の生産状況あるいは、外気温度の変化によらず、一
定の加熱状態が再現できる為、安定したはんだ付状態を
得ることにつながるものである。
また、エアーカーテンにより設定温度領域内温度が独
立した遮蔽板による熱風吹き付けタイミングのコントロ
ールにより、基板内昇温時間差が縮小する装置とするこ
とができるという顕著な効果も達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例における加熱装置の概略
図、第2図は、第1図中断面A−Aで示すエアーカーテ
ン図、第3図は、第1図中断面B−Bで示す、遮蔽板取
り付け部の図、第4図は、第3図中断面C−Cで示す遮
蔽板の作用説明図、第5図は、従来のはんだ付けフロー
加熱装置の構造を示した図である。 1a:電子部品搭載基板 1b:ヒータを備えた送風機 1c:送風吹き出しノズル 1d:加熱領域 1e:エアーカーテン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 進 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−186270(JP,A) 特開 平1−278965(JP,A) 特開 平4−200861(JP,A) 実開 平4−70267(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 1/008

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品が装着された被加熱物を、複数の
    温度領域で熱風加熱する加熱装置において、それぞれ温
    度の異なる加熱領域または冷却領域の境界部分に、熱風
    が前記被加熱物の搬送方向に対して直交方向より吹き出
    し、かつ前記被加熱物の搬送面に沿って略平行に流れる
    エアーカーテン部を設けたことを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】電子部品が装着された被加熱物を熱風加熱
    する装置において、被加熱物に熱風を吹き付けるための
    熱風吹き付け部と、被加熱物の熱風吹き付け部との間に
    熱風を遮蔽する遮蔽板と、被加熱物と熱風吹き付けの必
    要性に応じて、遮蔽板を駆動するアクチュエータ部を設
    けた加熱装置。
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