JP2000124593A - リフロー装置およびリフロー方法 - Google Patents

リフロー装置およびリフロー方法

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JP2000124593A
JP2000124593A JP10298972A JP29897298A JP2000124593A JP 2000124593 A JP2000124593 A JP 2000124593A JP 10298972 A JP10298972 A JP 10298972A JP 29897298 A JP29897298 A JP 29897298A JP 2000124593 A JP2000124593 A JP 2000124593A
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Koichi Nagai
耕一 永井
Masahiro Taniguchi
昌弘 谷口
Kimihito Kuwabara
公仁 桑原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の実装状態や部品特性による各
電子部品の昇温速度のばらつきを抑制し、基板全体の昇
温速度を均一にすることで、特定部品の過昇温を防止
し、プリント基板に対して適切な熱量を加えるリフロー
装置およびリフロー方法を提供する。 【解決手段】 プリント基板4上の部品実装密度や、各
電子部品15の形状、熱容量、耐熱温度等の実装条件に
対応して、均等に配置された開口部13を備える平板か
らなるノズル部12の開口部13を部分的に遮蔽し、プ
リント基板4全体の昇温速度が同一になるように設定し
てリフローはんだ付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、はんだペースト
を印刷したプリント基板上に電子部品を実装した後、は
んだペーストを熱風によって加熱溶融し、電子部品をプ
リント基板にはんだ付け接合にて固定するリフロー装置
およびリフロー方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリフロー装置の場合、リフロー炉
内においてはプリント基板の部品実装状態(部品形状、
部品熱容量、および部品実装密度等)によらず、熱風あ
るいは遠赤外線等の加熱源から均一な加熱量をプリント
基板全面に供給する構成が取られている。また、赤外線
加熱のリフロー炉の場合、加熱対象基板上への赤外線ヒ
ータからの加熱量を、熱容量等の実装条件に応じて制御
するために、過昇温を防止したい部品上に遮蔽マスクを
設ける方法も取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリフロー方法では、プリント基板上に電子部品が実
装された状態においては、電子部品の熱容量、形状等の
部品特性や実装密度等の実装条件によって、均一の加熱
量では個々のはんだ付け面の昇温速度が異なり、最も昇
温速度の遅い部分が所定のはんだ付け必要温度まで昇温
するようにリフロー条件を設定すると、昇温速度の速い
箇所の到達温度が上がり過ぎ、場合によっては電子部品
の耐熱温度を超過し、電子部品の機能破壊を起こす恐れ
があった。
【0004】また、電子部品自体に耐熱性があり、過熱
された状態で機能破壊を起こさずとも、はんだ付け必要
温度以上に昇温することによって無駄な熱量を消費する
こととなる。
【0005】また、赤外線加熱の場合、上記遮蔽を行う
ためのマスク自体が赤外線ヒータにより加熱、昇温され
て一種の赤外線発生源となってしまい、遮蔽マスク下の
電子部品を加熱して、期待する昇温抑制効果が得られな
い場合があった。
【0006】この発明は、上記のような問題を解決する
ためのもので、プリント基板上の実装状態や部品特性に
よる昇温速度のばらつきを抑制し、基板全体の昇温速度
をほぼ均一にすることで、特定の電子部品の過昇温を防
止し、プリント基板に対して適切な熱量を加えることが
できるリフロー装置およびリフロー方法を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、はんだペーストを印刷したプリント基
板上に電子部品を実装した後、はんだペーストを熱風に
よって加熱溶融し、電子部品をプリント基板にはんだ付
け接合するリフロー装置であって、上記熱風を発生する
ヒータ部とプリント基板搬送面との間に、熱風吹き付け
用の開口部が複数形成され、その開口部の部分的な遮蔽
により、プリント基板の任意の位置への加熱量を制御す
るノズル部を配置したことを特徴とするものであり、こ
の構成によれば、プリント基板上の実装状態や部品特性
による昇温速度のばらつきを抑制し、基板全体の昇温速
度をほぼ均一にでき、特定の電子部品の過昇温を防止
し、プリント基板に対して適切な熱量を加えることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1記載の本発明は、はんだ
ペーストを印刷したプリント基板上に電子部品を実装し
た後、はんだペーストを熱風によって加熱溶融し、電子
部品をプリント基板にはんだ付け接合するリフロー装置
であって、上記熱風を発生するヒータ部とプリント基板
搬送面との間に、熱風吹き付け用の開口部が複数形成さ
れ、その開口部の部分的な遮蔽により、プリント基板の
任意の位置への加熱量を制御するノズル部を配置したこ
とを特徴とする。
【0009】この構成によれば、プリント基板上の実装
状態や部品特性の差などの熱容量の差による昇温速度の
ばらつきを抑制することができ、基板全体の昇温速度を
ほぼ均一にすることが可能となり、また、特定の電子部
品の過昇温を防止したり、プリント基板に対して適切な
熱量を加えたりすることができる。
【0010】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
リフロー装置において、ノズル部は、プリント基板に略
平行な姿勢で配置され、プリント基板に略垂直な軸線を
有する多数の開口部が均等に形成された平板であり、プ
リント基板に略平行な姿勢でノズル部を配置し、プリン
ト基板の部品実装密度等の実装状態に応じてノズル部の
開口部を適宜遮蔽する遮蔽手段を設けたことを特徴とす
る。
【0011】この構成において、プリント基板上の実装
状態に対応させて複数の開口部のうちの一部分を遮蔽手
段で遮蔽することにより、静止させたプリント基板の昇
温状態を制御することができる。
【0012】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
リフロー装置において、遮蔽手段は、開口部と略同一の
断面形状もつ円筒形状部と開口部断面積より大なる頭部
とを有するピンであることを特徴とするもので、このピ
ンを開口部に装着することで、ノズル部の所望位置の開
口部を遮蔽することができる。
【0013】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
リフロー装置において、ノズル部の開口部が雌ネジ形状
とされ、遮蔽手段は、この雌ネジ形状の開口部に螺合す
る雄ネジであることを特徴とするもので、この雄ネジを
開口部に螺合させることで、ノズル部の所望位置の開口
部を遮蔽することができる。
【0014】請求項5記載の本発明は、はんだペースト
を印刷したプリント基板上に電子部品を実装した後、は
んだペーストを熱風によって加熱溶融し、電子部品をプ
リント基板にはんだ付け接合するリフロー方法であっ
て、上記熱風を発生するヒータ部とプリント基板搬送面
との間に、熱風吹き付け用の開口部が複数形成されたノ
ズル部を配置し、プリント基板上の実装状態に対応させ
て複数の開口部のうちの一部分を遮蔽することにより、
静止させたプリント基板の昇温状態を制御することを特
徴とする。
【0015】この方法により、プリント基板上の実装状
態や部品特性の差などの熱容量の差による昇温速度のば
らつきを抑制することができ、基板全体の昇温速度をほ
ぼ均一にすることが可能となり、また、特定の電子部品
の過昇温を防止したり、プリント基板に対して適切な熱
量を加えたりすることができる。
【0016】請求項6記載の本発明は、請求項5に記載
のリフロー方法において、開口部の開口面積と、熱風吹
き出し速度と、ノズル部とプリント基板との距離とを、
プリント基板に実装される電子部品の形状および実装密
度に対応して、所望の加熱影響範囲を得るように設定す
ることを特徴とするものであり、この方法によれば、プ
リント基板に実装される電子部品の形状および実装密度
に適した所望の加熱影響範囲を得ることができて、リフ
ロー加熱に際して適切な熱量を加えることができる。
【0017】請求項7記載の本発明は、請求項5または
6に記載のリフロー方法において、ノズル部およびプリ
ント基板が共に昇温した際にプリント基板の所定位置の
昇温制御が可能になるように、ノズル部の熱膨張率とプ
リント基板の熱膨張率とに応じて、ノズル開口部の遮蔽
位置を設定することを特徴とするものであり、この方法
によれば、ノズル部およびプリント基板が加熱された状
態でも、良好な位置に適切な熱量を加えることができ
る。
【0018】以下、本発明の実施の形態に係るリフロー
装置およびリフロー方法について図面を参照しつつ説明
する。図1は本発明の実施の形態に係るリフロー装置の
全体構造を示す概略正面図、図2はリフロー部の拡大概
略断面図である。
【0019】図1に示すように、リフロー装置は、炉体
部としてのプリヒート部1およびリフロー部2と、冷却
部3とを備えている。また、プリヒート部1の終了位置
には、プリント基板4が搬送されてきたことを検知する
プリヒート終了センサ7が配置され、プリント基板4を
搬送する通常の搬送レール5とは別に、プリヒート終了
センサ7に反応したプリント基板4をプリヒート部1の
領域からリフロー部2の領域に強制的に搬送する強制搬
送ユニット6が設けられている。また、8はリフロー部
2の所定位置に上端部が突出自在とされた基板ストッパ
で、プリント基板4が強制搬送ユニット6によって搬送
されてきた際に突出して、プリント基板4をリフロー部
2の所定の位置で位置決めするように構成されている。
【0020】図2に示すように、リフロー部2は熱源ヒ
ータ9と熱風送風ブロア10によって熱風を発生するよ
うになっており、熱風の流路となる熱風チャンバ11の
下方にノズル部12が設置されている。
【0021】図3(a),(b)はリフロー部2のノズ
ル12の拡大斜視図である。図2、図3(a),(b)
に示すように、ノズル部12は、プリント基板4に略平
行な姿勢で配置され、プリント基板4に略垂直な軸線を
有する多数の開口部13が均等に形成されているパンチ
ングメタルなどの平板で構成されている。そして、各開
口部13には遮蔽手段14としてのピン14aや雄ネジ
14bを装着自在とされている。
【0022】つまり、図3(a)に示すように、ノズル
部12の開口部13を単なる貫通孔で形成し、遮蔽手段
14を、開口部13と略同一の断面形状もつ円筒形状部
14cと開口部断面積より大なる頭部14dとを有する
ピン14aで構成したり、図3(b)に示すように、ノ
ズル部12の開口部13をノズル部12の平板部を貫通
する雌ネジ形状とするとともに、遮蔽手段14を、この
雌ネジ形状の開口部13に螺合する雄ネジ14bとす
る。そして、ピン14aを単なる孔形状の開口部13に
挿入したり、雄ネジ14bを雌ネジ形状の開口部13に
螺合させることにより、所望の位置の開口部13を遮蔽
することが可能とされている。なお、ピン14aは通常
の耐熱性を有する材料から製造してもよいが、磁石など
により構成してもよい。
【0023】図4は本発明の実施の形態にかかるリフロ
ー方法を概略的に示す部分切欠正面図である。図4に示
すように、プリント基板4上の加熱量を制御したい部分
(特定の電子部品15の配置箇所等)に対応するノズル
部12の開口部13を、ピン14aや雄ネジ14bから
なる遮蔽手段14により遮蔽する。なお、図4における
16は電子部品15の端子部をはんだ付けするためのは
んだペーストである。
【0024】上機構成において、プリント基板4がリフ
ロー装置内に搬送コンベア5によって投入され、プリヒ
ート部1にて予熱を加えられながら進行し、プリヒート
終了位置のプリヒート終了センサ7に反応すると、この
プリント基板4は強制搬送ユニット6にて搬送コンベア
5の速度とは無関係にリフロー部2内に強制搬送され
る。リフロー部2内の基板ストッパ8の位置まで強制搬
送されたプリント基板4は、基板ストッパ8にて図4に
示す所定の位置に停止する。この停止位置の上方には、
図4に示すように、ノズル部12が配置されており、ノ
ズル部12の開口部13を通った熱風にてプリント基板
4が加熱される。
【0025】この際、プリント基板4上の加熱量を制御
して減少させたい電子部品15に対応するノズル部12
の開口部13は、ピン14aや雄ネジ14bからなる遮
蔽手段14により予め遮蔽されており、垂直方向の熱風
吹き出しによる加熱が防止される。したがって、プリン
ト基板4上の実装状態や部品特性の差などの熱容量の差
による昇温速度のばらつきを抑制することができ、プリ
ント基板4全体の昇温速度をほぼ均一にすることが可能
となり、また、特定の電子部品15の過昇温を防止した
り、プリント基板4に対して適切な熱量を加えたりする
ことができる。
【0026】次に、ノズル部12の条件を変えた場合の
本実施の形態における具体的な過熱防止結果を説明す
る。図5、図6は、ノズル部12における開口部13の
開口径と隣接する開口部13間のピッチの影響を調べた
結果を示すものである。すなわち、開口径Φが5mm
で、隣接ピッチが8mmであるパンチングメタルからな
る第1のノズル部12(図5参照)と、開口径Φが2
mmで、隣接ピッチが3mmであるパンチングメタルか
らなる第2のノズル部12(図6参照)とを用いた場合
での、プリント基板4上の電子部品15の本体温度とリ
ード温度等の温度測定結果である。
【0027】図5に示す第1のノズル部12の場合にお
いて、開口部13の直下に電子部品15がある場合(図
5の(a)参照)と、開口部13の直下から隣接ピッチ
の半分ずらした位置に電子部品15を配置した場合(図
5の(b)参照)とでは、電子部品15の本体温度(図
5の参照)と電子部品15のリード温度(図5の参
照)はほぼ同一温度を示しているが、電子部品15から
5mm離れたプリント基板4上の温度(図5の参照)
は6℃異なっている。これは、ノズル部12であるパン
チングメタルの開口部13を遮蔽した位置と、それに対
応するプリント基板4との位置関係が変わった場合、加
熱条件が変わってしまうことを示しており、均一な昇温
を得るためのノズル条件には好ましくない。
【0028】一方、図6に示すように、第2のノズル部
12を用いて、任意の位置にプリント基板4を移動して
加熱を行い、2個の電子部品15のそれぞれの本体温度
(図6の、参照)とリード温度(図6の、参
照)を測定した結果、任意の3箇所での測定結果から分
かる様にどの測定点においても2℃以内の温度ばらつき
に入っている。これによって、第2のノズル部12(開
口径Φが2mmで、隣接ピッチが3mmであるパンチン
グメタル)を用いる場合の方がプリント基板4を静止さ
せての加熱に適していることがわかる。
【0029】次に、図7により、ノズル部12の開口部
13を遮蔽することにて、過昇温防止対象となる電子部
品15(例えば、アルミ電解コンデンサの場合は本体温
度上限が230℃である)の本体温度(図7の参照)
とリード温度(図7の参照)、また、周囲に隣接する
加熱を妨げてはならない電子部品15(この場合は熱容
量の大きい□23mmのQFPのリード:図7の参
照)に与える影響について条件を変えて測定した実験の
概略図を示し、その測定結果を図7の温度特性図に示
す。
【0030】温度特性図の測定結果からわかるように、
ノズル部12とプリント基板4との間の距離L=20m
mの条件では、ノズル部12を遮蔽した効果がほとんど
見られない。しかし、ノズル部12とプリント基板4と
の間の距離L=15の場合は、ノズル部12を遮蔽する
ことによって過昇温防止対象である電子部品15の本体
温度が約7℃程度低下しながらも、過熱防止対象の電子
部品15のリード、および、近接する電子部品15のリ
ード温度はほとんど変化がない。
【0031】以上の結果から、ノズル部12とプリント
基板4との間の距離L=15mmの場合、近接する電子
部品15に温度影響を与えること無く、過昇温防止対象
の電子部品15の本体の昇温速度のみを低下させること
が可能である。以上の結果から、ノズル部12の条件を
整えることによってプリント基板4の全面を均一に昇温
させることが可能となる。
【0032】このリフロー装置およびリフロー方法によ
れば、プリント基板4の実装状態や部品特性の差などの
熱容量の差による昇温速度のばらつきを抑制することが
でき、プリント基板4全体の昇温速度をほぼ均一にする
ことが可能となり、また、特定の電子部品15の過昇温
を防止したり、プリント基板4に対して適切な熱量を加
えたりすることができる。
【0033】なお、ノズル部12およびプリント基板4
が共に昇温した際にプリント基板4の所定位置の昇温制
御が可能になるように、ノズル部12の熱膨張率とプリ
ント基板4の熱膨張率とに応じて、ノズル部12の開口
部13の遮蔽位置を設定することが望ましく、これによ
り、ノズル部12およびプリント基板13が加熱された
状態で、良好な位置に適切な熱量を加えることができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、熱風を
発生するヒータ部とプリント基板搬送面との間に、熱風
吹き付け用の開口部が複数形成されたノズル部を配置
し、プリント基板上の実装状態に対応させて複数の開口
部のうちの一部分を遮蔽することにより、プリント基板
上の実装状態や電子部品の特性による昇温速度のばらつ
きを抑制し、基板全体の昇温速度をほぼ均一にすること
ができ、また、特定の電子部品の本体温度の過昇温を防
止し、プリント基板のリフロー加熱に際して適切な熱量
を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるリフロー装置の全
体構成を示す概略正面図である。
【図2】同リフロー装置におけるリフロー部の詳細構成
を示す断面図である。
【図3】(a),(b)はそれぞれ同リフロー装置にお
けるリフロー部のノズルの拡大斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかるリフロー方法を概
略的に示す部分切欠正面図である。
【図5】同リフロー方法における、第1のノズル部を概
略的に示す平面図および断面図ならびにその開口部の開
口条件による均熱性能を示す温度特性図である。
【図6】同リフロー方法における、第2のノズル部を概
略的に示す平面図および断面図ならびにその開口部の開
口条件による均熱性能を示す温度特性図である。
【図7】同リフロー方法における、ノズル部を遮蔽した
場合を概略的に示す図およびノズル部を遮蔽することに
よる昇温速度抑制効果を示す温度特性図である。
【符号の説明】
1 プリヒート部 2 リフロー部 3 冷却部 4 プリント基板 5 搬送コンベア 8 基板ストッパ 9 熱源ヒータ 10 熱風送風ブロア 12 ノズル部 13 開口部 14 遮蔽手段 14a ピン(遮蔽手段) 14b 雄ネジ(遮蔽手段) 15 電子部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 公仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E319 AC01 BB05 CC33 CC49 CD29

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだペーストを印刷したプリント基板
    上に電子部品を実装した後、はんだペーストを熱風によ
    って加熱溶融し、電子部品をプリント基板にはんだ付け
    接合するリフロー装置であって、上記熱風を発生するヒ
    ータ部とプリント基板搬送面との間に、熱風吹き付け用
    の開口部が複数形成され、その開口部の部分的な遮蔽に
    より、プリント基板の任意の位置への加熱量を制御する
    ノズル部を配置したことを特徴とするリフロー装置。
  2. 【請求項2】 ノズル部は、プリント基板に略平行な姿
    勢で配置され、プリント基板に略垂直な軸線を有する多
    数の開口部が均等に形成された平板であり、プリント基
    板に略平行な姿勢でノズル部を配置し、プリント基板の
    部品実装密度等の実装状態に応じてノズル部の開口部を
    適宜遮蔽する遮蔽手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のリフロー装置。
  3. 【請求項3】 遮蔽手段は、開口部と略同一の断面形状
    もつ円筒形状部と開口部断面積より大なる頭部とを有す
    るピンであることを特徴とする請求項2記載のリフロー
    装置。
  4. 【請求項4】 ノズル部の開口部が雌ネジ形状とされ、
    遮蔽手段は、この雌ネジ形状の開口部に螺合する雄ネジ
    であることを特徴とする請求項2記載のリフロー装置。
  5. 【請求項5】 はんだペーストを印刷したプリント基板
    上に電子部品を実装した後、はんだペーストを熱風によ
    って加熱溶融し、電子部品をプリント基板にはんだ付け
    接合するリフロー方法であって、上記熱風を発生するヒ
    ータ部とプリント基板搬送面との間に、熱風吹き付け用
    の開口部が複数形成されたノズル部を配置し、プリント
    基板上の実装状態に対応させて複数の開口部のうちの一
    部分を遮蔽することにより、静止させたプリント基板の
    昇温状態を制御することを特徴とするリフロー方法。
  6. 【請求項6】 開口部の開口面積と、熱風吹き出し速度
    と、ノズル部とプリント基板との距離とを、プリント基
    板に実装される電子部品の形状および実装密度に対応し
    て、所望の加熱影響範囲を得るように設定することを特
    徴とする請求項5に記載のリフロー方法。
  7. 【請求項7】 ノズル部およびプリント基板が共に昇温
    した際にプリント基板の所定位置の昇温制御が可能にな
    るように、ノズル部の熱膨張率とプリント基板の熱膨張
    率とに応じて、ノズル開口部の遮蔽位置を設定すること
    を特徴とする請求項5または6に記載のリフロー方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204060A (ja) * 2001-01-04 2002-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd はんだ付け方法およびフローはんだ付け装置
JP2016134606A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 有限会社ヨコタテクニカ 電子部品を搭載した基板を熱風で加熱して半田付けするリフロー炉、その熱風循環ユニット及びアタッチメント並びに基板加熱方法
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