JPH11268478A - 電子黒板装置 - Google Patents
電子黒板装置Info
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- JPH11268478A JPH11268478A JP7016498A JP7016498A JPH11268478A JP H11268478 A JPH11268478 A JP H11268478A JP 7016498 A JP7016498 A JP 7016498A JP 7016498 A JP7016498 A JP 7016498A JP H11268478 A JPH11268478 A JP H11268478A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- electronic blackboard
- reading
- case
- winding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯性に優れた電子黒板装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 記録シート2を引き出した状態でコピー
ボタン7が押下されると、先ず、イメージセンサを介し
て筆記シート2の表面を読み取る。読み取ったデータは
判別回路で、所定のパターンと一致するかどうか判別さ
れ、一致する場合には筆記シート2が所定量引き出され
ていると判断してコピー動作を開始し、一致しない場合
には使用者に対して警告音を発する。
を目的とする。 【解決手段】 記録シート2を引き出した状態でコピー
ボタン7が押下されると、先ず、イメージセンサを介し
て筆記シート2の表面を読み取る。読み取ったデータは
判別回路で、所定のパターンと一致するかどうか判別さ
れ、一致する場合には筆記シート2が所定量引き出され
ていると判断してコピー動作を開始し、一致しない場合
には使用者に対して警告音を発する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬性を向上させ
た電子黒板装置に関するものである。
た電子黒板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子黒板装置は、会議室など
において広く利用されている。そして、電子黒板装置の
記録シートに議事内容などを筆記して、参加者に見やす
く掲示するだけでなく、参加者自身がメモを取らなくと
も、筆記内用を用紙に印字して、参加者などに配布でき
るようになっている。
において広く利用されている。そして、電子黒板装置の
記録シートに議事内容などを筆記して、参加者に見やす
く掲示するだけでなく、参加者自身がメモを取らなくと
も、筆記内用を用紙に印字して、参加者などに配布でき
るようになっている。
【0003】このような電子黒板装置においては、近年
その携帯性を高めるために、特願平9−162235号
等に示されているように、巻き取りタイプのものが提案
されている。
その携帯性を高めるために、特願平9−162235号
等に示されているように、巻き取りタイプのものが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シートを巻
き取るタイプの電子黒板装置においては、巻き取り時に
読取位置でのシートの搬送速度を一定に保つため、シー
トを巻き取るためのモータの回転速度を徐々に遅くする
という制御を行っている。従って、仮にシートを完全に
引き出していない状態からコピーを行うと、シートの巻
き取り速度が読み取り及び印字速度に対して適切な状態
とはならず、得られた印刷結果はシートに書かれた内容
と比べて歪んだものとなっていた。
き取るタイプの電子黒板装置においては、巻き取り時に
読取位置でのシートの搬送速度を一定に保つため、シー
トを巻き取るためのモータの回転速度を徐々に遅くする
という制御を行っている。従って、仮にシートを完全に
引き出していない状態からコピーを行うと、シートの巻
き取り速度が読み取り及び印字速度に対して適切な状態
とはならず、得られた印刷結果はシートに書かれた内容
と比べて歪んだものとなっていた。
【0005】そこで本発明は、電子黒板装置の本来の機
能を損なわず、かつ手軽に移動して所望の場所で使用で
きるとともに、誤って歪んだ印刷結果を得ることがない
ような電子黒板装置を提供することを目的とする。
能を損なわず、かつ手軽に移動して所望の場所で使用で
きるとともに、誤って歪んだ印刷結果を得ることがない
ような電子黒板装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子黒板装置
は、上記問題点を解決するために、筺体と、前記筺体内
において回転可能に取り付けられたローラと、前記ロー
ラに巻き取り可能に取り付けられた長尺状の筆記シート
と、前記ローラを回転させることによって前記筆記シー
トを巻き取る巻取制御手段と、前記筺体内にあって前記
巻取制御手段によって巻き取られる前記筆記シートに書
かれた情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によっ
て読み取られた情報を印字媒体に印字する印字手段と、
前記筆記シートが前記筺体から所定量引き出されている
か否かを判別する判別手段と、前記判別手段による判別
結果に応じて前記巻取制御手段、前記読取手段、前記印
字手段による処理を制限する手段を有する。
は、上記問題点を解決するために、筺体と、前記筺体内
において回転可能に取り付けられたローラと、前記ロー
ラに巻き取り可能に取り付けられた長尺状の筆記シート
と、前記ローラを回転させることによって前記筆記シー
トを巻き取る巻取制御手段と、前記筺体内にあって前記
巻取制御手段によって巻き取られる前記筆記シートに書
かれた情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によっ
て読み取られた情報を印字媒体に印字する印字手段と、
前記筆記シートが前記筺体から所定量引き出されている
か否かを判別する判別手段と、前記判別手段による判別
結果に応じて前記巻取制御手段、前記読取手段、前記印
字手段による処理を制限する手段を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の電子黒板装置は、
筺体と、前記筺体内において回転可能に取り付けられた
ローラと、前記ローラに巻き取り可能に取り付けられた
長尺状の筆記シートと、前記ローラを回転させることに
よって前記筆記シートを巻き取る巻取制御手段と、前記
筺体内にあって前記巻取制御手段によって巻き取られる
前記筆記シートに書かれた情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られた情報を印字媒体に印
字する印字手段と、前記筆記シートが前記筺体から所定
量引き出されているか否かを判別する判別手段と、前記
判別手段による判別結果に応じて前記巻取制御手段、前
記読取手段、前記印字手段による処理を制限する手段を
有するものである。
筺体と、前記筺体内において回転可能に取り付けられた
ローラと、前記ローラに巻き取り可能に取り付けられた
長尺状の筆記シートと、前記ローラを回転させることに
よって前記筆記シートを巻き取る巻取制御手段と、前記
筺体内にあって前記巻取制御手段によって巻き取られる
前記筆記シートに書かれた情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られた情報を印字媒体に印
字する印字手段と、前記筆記シートが前記筺体から所定
量引き出されているか否かを判別する判別手段と、前記
判別手段による判別結果に応じて前記巻取制御手段、前
記読取手段、前記印字手段による処理を制限する手段を
有するものである。
【0008】この構成により、携帯性に優れた電子黒板
装置を提供できると共に、誤って歪んだ出力結果を得て
しまう場合がない。
装置を提供できると共に、誤って歪んだ出力結果を得て
しまう場合がない。
【0009】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態について説明する。ここで図1は本発明の一実施の
形態における電子黒板装置の斜視図である。図1におい
て、1は、内部が空洞の横長箱状に形成されたケースで
ある。2は、ケース1から巻き取り方向Yの反対方向に
引き出し可能に支持される記録シートである。ここで、
巻き取り方向Yは長手方向Xに直交する。そして、記録シ
ート2の一端部には、使用者がつかみやすいように、把
手3が半固定されている。
形態について説明する。ここで図1は本発明の一実施の
形態における電子黒板装置の斜視図である。図1におい
て、1は、内部が空洞の横長箱状に形成されたケースで
ある。2は、ケース1から巻き取り方向Yの反対方向に
引き出し可能に支持される記録シートである。ここで、
巻き取り方向Yは長手方向Xに直交する。そして、記録シ
ート2の一端部には、使用者がつかみやすいように、把
手3が半固定されている。
【0010】4、5は、ケース1の前面左側に設けら
れ、図3の破線で示すように、開閉自在に取り付けられ
たプリンタ部扉である。プリンタ部扉4、5を開くと後
述するプリンタ部20が露呈し、感熱紙21等を補充で
きるようになっている。また、プリンタ部扉4の下端縁
とケース1との間には、狭いスリット6があいており、
スリット6から印字済みの感熱紙21が排出され、プリ
ンタ部扉4の下端縁(鋭角になっている)で、排出され
た感熱紙21をカットできるようになっている。
れ、図3の破線で示すように、開閉自在に取り付けられ
たプリンタ部扉である。プリンタ部扉4、5を開くと後
述するプリンタ部20が露呈し、感熱紙21等を補充で
きるようになっている。また、プリンタ部扉4の下端縁
とケース1との間には、狭いスリット6があいており、
スリット6から印字済みの感熱紙21が排出され、プリ
ンタ部扉4の下端縁(鋭角になっている)で、排出され
た感熱紙21をカットできるようになっている。
【0011】また、ケース1の前面の右側には、コピー
ボタン7、巻き取りボタン8、電源表示ランプ9が配置
され、ケース1の右側面には、外部のプリンタなどの情
報処理装置にデータを転送するため、インターフェース
(以下、I/F)10が設けられている。
ボタン7、巻き取りボタン8、電源表示ランプ9が配置
され、ケース1の右側面には、外部のプリンタなどの情
報処理装置にデータを転送するため、インターフェース
(以下、I/F)10が設けられている。
【0012】ケース1の内部は、図2(本発明の一実施
の形態における電子黒板装置の正面図)のようになって
いる。即ち、ケース1の内部空間は、下側から順に、長
手方向Xと平行な第1の空間S1と第2の空間S2とに
分けられている。そして、下側の第1の空間S1には、
そのほぼ全長にわたって記録シート2が収納されてい
る。また、記録シート2の両端部には、ギアギャップ1
1、12が装着されており、そのうちの、ギアギャップ
11には、歯車列14を介してパルスモータからなる巻
き取りモータ15の駆動力が伝達されている。
の形態における電子黒板装置の正面図)のようになって
いる。即ち、ケース1の内部空間は、下側から順に、長
手方向Xと平行な第1の空間S1と第2の空間S2とに
分けられている。そして、下側の第1の空間S1には、
そのほぼ全長にわたって記録シート2が収納されてい
る。また、記録シート2の両端部には、ギアギャップ1
1、12が装着されており、そのうちの、ギアギャップ
11には、歯車列14を介してパルスモータからなる巻
き取りモータ15の駆動力が伝達されている。
【0013】即ち、巻き取りモータ15を駆動すると、
記録シート2を巻き取り方向Yに送ることができる。そ
して、図2に示すように、ケース1の下端部には、リミ
ットスイッチLSが配置され、リミットスイッチLSが
把手3に当接してオンになると、巻き取りモータ15の
駆動が停止されるようになっている。また、ケース1の
下端縁のすぐ上部には、巻き取られる記録シート2に記
載された画像を読み取る光学ユニット13が、記録シー
ト2の幅いっぱいに配置されている。
記録シート2を巻き取り方向Yに送ることができる。そ
して、図2に示すように、ケース1の下端部には、リミ
ットスイッチLSが配置され、リミットスイッチLSが
把手3に当接してオンになると、巻き取りモータ15の
駆動が停止されるようになっている。また、ケース1の
下端縁のすぐ上部には、巻き取られる記録シート2に記
載された画像を読み取る光学ユニット13が、記録シー
ト2の幅いっぱいに配置されている。
【0014】さらに、第1の空間S1の上部に設定され
る第2の空間S2には、左右方向の重量バランスが最良
になるように、左側にプリンタ部20が配置され、右側
に基板部30が配置されている。また図3に示すよう
に、プリンタ部20のうち、21はロール状の感熱紙で
あって、左右には、フランジキャップ22が装着されて
位置ずれが防止されている。この感熱紙21は、プラテ
ン23とサーマルヘッド24に狭持され、紙送りモータ
25で駆動されるプラテン23の回転により矢印N1方
向へ搬送されるとともに、サーマルヘッド24によって
印字が行われ、スリット6を介してケース1の外部へ排
出される。
る第2の空間S2には、左右方向の重量バランスが最良
になるように、左側にプリンタ部20が配置され、右側
に基板部30が配置されている。また図3に示すよう
に、プリンタ部20のうち、21はロール状の感熱紙で
あって、左右には、フランジキャップ22が装着されて
位置ずれが防止されている。この感熱紙21は、プラテ
ン23とサーマルヘッド24に狭持され、紙送りモータ
25で駆動されるプラテン23の回転により矢印N1方
向へ搬送されるとともに、サーマルヘッド24によって
印字が行われ、スリット6を介してケース1の外部へ排
出される。
【0015】また、第1の空間S1において、記録シー
ト2は、ケース1の長手方向に軸方向を有し、かつケー
ス1に対して回転自在に軸支されているシートローラ4
0に、筆記面Wが内側になるように巻き付けられる。そ
して、記録シート2は、位置決め部材18に当接すると
共にガイドローラ19に周接することにより、一定の位
置を通過して巻き取られるようになっている。そして、
光学ユニット13は、位置決め部材18に当接する箇所
において、記録シート2に光源16からライン状の光を
照射し、その反射光をイメージセンサ17で読み取るも
のである。
ト2は、ケース1の長手方向に軸方向を有し、かつケー
ス1に対して回転自在に軸支されているシートローラ4
0に、筆記面Wが内側になるように巻き付けられる。そ
して、記録シート2は、位置決め部材18に当接すると
共にガイドローラ19に周接することにより、一定の位
置を通過して巻き取られるようになっている。そして、
光学ユニット13は、位置決め部材18に当接する箇所
において、記録シート2に光源16からライン状の光を
照射し、その反射光をイメージセンサ17で読み取るも
のである。
【0016】また、上述したように、第2の空間S2の
右側には、基板部30が配置されている。そして、図4
に示すように、基板部30では、プリンタ部20と巻き
取りモータ15、紙送りモータ25及び光学ユニット1
3を制御するコントロール基板32がケース1の前面側
に配置され、プリンタ部20と巻き取りモータ15、紙
送りモータ25及び光学ユニット13に電力を供給する
電源基板31がケース1の背面側に設置されている。こ
のうち、電源基板31は、大型の部品が実装され、角チ
ップ等の小型軽量の部品が実装されるコントロール基板
32よりも重い。このため、このような配置を取ること
により、ケース1の背面側を重くして、ケース1の背面
を水平面に設置したときの重量バランスを良好に保持す
ることができる。
右側には、基板部30が配置されている。そして、図4
に示すように、基板部30では、プリンタ部20と巻き
取りモータ15、紙送りモータ25及び光学ユニット1
3を制御するコントロール基板32がケース1の前面側
に配置され、プリンタ部20と巻き取りモータ15、紙
送りモータ25及び光学ユニット13に電力を供給する
電源基板31がケース1の背面側に設置されている。こ
のうち、電源基板31は、大型の部品が実装され、角チ
ップ等の小型軽量の部品が実装されるコントロール基板
32よりも重い。このため、このような配置を取ること
により、ケース1の背面側を重くして、ケース1の背面
を水平面に設置したときの重量バランスを良好に保持す
ることができる。
【0017】図8は、記録シート2をシートローラ40
から取り外して広げた場合の証メンズであるが、記録シ
ート2のシートローラ40への取り付け側端部分には、
マーク2aが付けられている。このマーク2aは、記録
シート2が完全に引き出された状態で光学ユニット13
により読み取られる位置に、Y方向に所定の幅をもって
付されている。このマーク2aを光学ユニット13で読
み取って、所定のパターンと照合することにより、筆記
シート2が所定位置まで引き出されているか否かを判別
することができる。
から取り外して広げた場合の証メンズであるが、記録シ
ート2のシートローラ40への取り付け側端部分には、
マーク2aが付けられている。このマーク2aは、記録
シート2が完全に引き出された状態で光学ユニット13
により読み取られる位置に、Y方向に所定の幅をもって
付されている。このマーク2aを光学ユニット13で読
み取って、所定のパターンと照合することにより、筆記
シート2が所定位置まで引き出されているか否かを判別
することができる。
【0018】次に、図5を用いて処理ブロックを説明す
る。図5に示すように、イメージセンサ17が出力する
アナログの画像信号は、A/D変換器42でデジタル画
像信号に変換され、シェーディング補正回路43で画素
毎のばらつきが補正された上で、縮小回路44により感
熱ヘッド24による印字の画素数に応じて縮小処理され
る。そして、2値化回路45で2値化された後、サーマ
ルヘッド24にて出力される。CPU47は、以上のよ
うな画像処理系のほか、装置全体を制御する。
る。図5に示すように、イメージセンサ17が出力する
アナログの画像信号は、A/D変換器42でデジタル画
像信号に変換され、シェーディング補正回路43で画素
毎のばらつきが補正された上で、縮小回路44により感
熱ヘッド24による印字の画素数に応じて縮小処理され
る。そして、2値化回路45で2値化された後、サーマ
ルヘッド24にて出力される。CPU47は、以上のよ
うな画像処理系のほか、装置全体を制御する。
【0019】判別回路48は、筆記シート2上のマーク
2aに対応するパターンを記憶しており、イメージセン
サ17から読み取ったデータが、このパターンに一致す
るか否かを判別するものである。
2aに対応するパターンを記憶しており、イメージセン
サ17から読み取ったデータが、このパターンに一致す
るか否かを判別するものである。
【0020】尚、モータドライバ50は巻き取りモータ
15を、また、モータドライバ50は紙送りモータ25
を駆動するものであって、CPU47の制御の下に巻き
取りモータ15,紙送りモータ25の回転量、回転方
向、回転速度を任意に調節するものである。
15を、また、モータドライバ50は紙送りモータ25
を駆動するものであって、CPU47の制御の下に巻き
取りモータ15,紙送りモータ25の回転量、回転方
向、回転速度を任意に調節するものである。
【0021】次に、記録シート2がケース1から引き出
された状態でコピーボタン7が押し下げられた際の動作
について、図6、図7を用いて説明する。
された状態でコピーボタン7が押し下げられた際の動作
について、図6、図7を用いて説明する。
【0022】先ず、コピーボタン7が押し下げられる
と、CPU47は、光源16を点灯させ(ステップ
1)、イメージセンサ17により記録シート2の表面を
読み取る(ステップ2)。そして、CPU47は、読み
取ったデータを判別回路48へ送り、マーク2aのパタ
ーンと一致するか否かを判別させる(ステップ3)。そ
して、一致すれば記録シート2が所定位置まで引き出さ
れていると判断し、ステップ7以降で読み取り・印字を
行う。また、一致しなければステップ5で警告音を発
し、ステップ6で光源16を消灯させて処理を終了す
る。
と、CPU47は、光源16を点灯させ(ステップ
1)、イメージセンサ17により記録シート2の表面を
読み取る(ステップ2)。そして、CPU47は、読み
取ったデータを判別回路48へ送り、マーク2aのパタ
ーンと一致するか否かを判別させる(ステップ3)。そ
して、一致すれば記録シート2が所定位置まで引き出さ
れていると判断し、ステップ7以降で読み取り・印字を
行う。また、一致しなければステップ5で警告音を発
し、ステップ6で光源16を消灯させて処理を終了す
る。
【0023】記録シート2が所定位置まで引き出されて
いると判断した場合、CPU47は、巻き取りモータ1
5を駆動して、筆記シート2の巻き取りを開始させる
(ステップ7)。ここで、筆記シート2の巻き取り径
は、巻き取りが進に連れて次第に大きくなる。従って、
巻き取りモータ15を一定の速度で回転させると、光学
ユニット13による読み取り位置における筆記シート2
の搬送速度も、次第に速くなり、光学ユニット13によ
る読み取り及びサーマルヘッド24による印字は所定の
タイミングで行われるために、印字結果は歪んでしま
う。そのため、CPU47はモータドライバ50を制御
して、巻き取りモータ15の回転速度を徐々に遅くし
て、読取位置での筆記シート2の速度をほぼ一定とす
る。
いると判断した場合、CPU47は、巻き取りモータ1
5を駆動して、筆記シート2の巻き取りを開始させる
(ステップ7)。ここで、筆記シート2の巻き取り径
は、巻き取りが進に連れて次第に大きくなる。従って、
巻き取りモータ15を一定の速度で回転させると、光学
ユニット13による読み取り位置における筆記シート2
の搬送速度も、次第に速くなり、光学ユニット13によ
る読み取り及びサーマルヘッド24による印字は所定の
タイミングで行われるために、印字結果は歪んでしま
う。そのため、CPU47はモータドライバ50を制御
して、巻き取りモータ15の回転速度を徐々に遅くし
て、読取位置での筆記シート2の速度をほぼ一定とす
る。
【0024】この後、記録シート2を所定量(記録シー
ト2の引き出されていた部分のうち、把手3の反対側の
端部が読取部分に達する量)巻き取った段階で(ステッ
プ8)、モータドライバ61により紙送りモータ25を
駆動して感熱紙21の搬送を開始するとともに(ステッ
プ9)、イメージセンサ17から読み取りを行いつつサ
ーマルヘッド24によって感熱紙21に印字を行う(ス
テップ10)。そして、リミットスイッチLSがオンに
なるまで読み取り・印字が行われ、リミットスイッチL
Sがオンになると(ステップ11)、イメージセンサ1
7による読み取り及びサーマルヘッド24の駆動を停止
して(ステップ12)、記録シート2の巻き取り及び感
熱紙21の送りを停止させ(ステップ13、14)、光
源16を消灯する(ステップ15)。
ト2の引き出されていた部分のうち、把手3の反対側の
端部が読取部分に達する量)巻き取った段階で(ステッ
プ8)、モータドライバ61により紙送りモータ25を
駆動して感熱紙21の搬送を開始するとともに(ステッ
プ9)、イメージセンサ17から読み取りを行いつつサ
ーマルヘッド24によって感熱紙21に印字を行う(ス
テップ10)。そして、リミットスイッチLSがオンに
なるまで読み取り・印字が行われ、リミットスイッチL
Sがオンになると(ステップ11)、イメージセンサ1
7による読み取り及びサーマルヘッド24の駆動を停止
して(ステップ12)、記録シート2の巻き取り及び感
熱紙21の送りを停止させ(ステップ13、14)、光
源16を消灯する(ステップ15)。
【0025】巻き取りボタン8が押下された場合には、
判別回路48による処理を行うことなく、一定の速さで
筆記シート2の巻き取りを行う。
判別回路48による処理を行うことなく、一定の速さで
筆記シート2の巻き取りを行う。
【0026】以上のように本実施の形態の電子黒板装置
は、携帯性に優れている。また、筆記シートが所定量以
上引き出されていない場合には、コピー動作を禁止する
とともに、そのような状態からコピー指示が行われた場
合には、警告を発することによって、誤って歪んだ印字
結果を得ることがなく、また、使用者に対して筆記シー
トを所定量引き出してからコピーを行うことを促すこと
ができる。
は、携帯性に優れている。また、筆記シートが所定量以
上引き出されていない場合には、コピー動作を禁止する
とともに、そのような状態からコピー指示が行われた場
合には、警告を発することによって、誤って歪んだ印字
結果を得ることがなく、また、使用者に対して筆記シー
トを所定量引き出してからコピーを行うことを促すこと
ができる。
【0027】尚、筆記シートが所定量引き出されている
ことの判別方法は、本実施の形態に限定されるものでは
ない。
ことの判別方法は、本実施の形態に限定されるものでは
ない。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
携帯性に優れた電子黒板装置を得ることができるととも
に、誤って歪んだ印字結果を得ることがない。
携帯性に優れた電子黒板装置を得ることができるととも
に、誤って歪んだ印字結果を得ることがない。
【図1】本発明の一実施の形態における電子黒板装置の
斜視図
斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における電子黒板装置の
正面図
正面図
【図3】図2におけるA−A断面図
【図4】図2におけるB−B断面図
【図5】本発明の実施の形態における電子黒板装置のブ
ロック図
ロック図
【図6】同電子黒板装置の処理フローチャート
【図7】同電子黒板装置の処理フローチャート
【図8】同電子黒板装置における筆記シートの正面図
1 ケース 2 記録シート(筆記シート) 13 光学ユニット 15 巻き取りモータ 20 プリンタ部 30 基板部 31 電源基板 32 コントロール基板 S1 第1の空間 S2 第2の空間
Claims (1)
- 【請求項1】筺体と、前記筺体内において回転可能に取
り付けられたローラと、前記ローラに巻き取り可能に取
り付けられた長尺状のシートと、前記ローラを回転させ
ることによって前記筆記シートを巻き取る巻取制御手段
と、前記筺体内にあって前記巻取制御手段によって巻き
取られる前記筆記シートに書かれた情報を読み取る読取
手段と、前記読取手段によって読み取られた情報を印字
媒体に印字する印字手段と、前記筆記シートが前記筺対
から所定量引き出されているか否かを判別する判別手段
と、前記判別手段による判別結果に応じて前記巻取制御
手段、前記読取手段、前記印字手段による処理を制限す
る手段を有することを特徴とする電子黒板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016498A JPH11268478A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 電子黒板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016498A JPH11268478A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 電子黒板装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268478A true JPH11268478A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13423648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7016498A Pending JPH11268478A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 電子黒板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11268478A (ja) |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP7016498A patent/JPH11268478A/ja active Pending
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