JP4330043B2 - 電子黒板装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、手書きで書き込み・消去できる筆記面を有するスクリーンシートを搬送して画情報を読み取り、用紙に記録する電子黒板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子黒板装置では、プリンタによる記録動作を中止する場合、1つのキー操作により記録中止を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、ユーザが誤ってその1つのキーに触れた場合でも記録動作が中断されてしまい、必要な情報がプリントアウトされず、ミスコピーとして処理されるために、時間的にもロスが生じて、用紙も再び必要となり、非常に効率が悪かった。
【0004】
そこで、この発明の第1の目的は、ユーザが誤って1つのキーに触れた場合でも、記録動作が中断されることなくプリントアウトでき、ユーザが希望するときだけ記録動作を中断することができて、時間的ロスおよび用紙の無駄な消費を抑えることができるようにすることにある。
【0005】
第2の目的は、追加コピーモード中に記録中止の操作をしたときは、追加コピー動作の再開だけ可能とすることで、画情報を再び読み込む時間を省き、ユーザの利便性を高めることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、シート搬送部、読取部、および記録部を制御する制御部に、2つのキーが同時に押されたとき記録部の記録動作を中止させるとともに、追加コピーモード中に2つのキーが同時に押されたときは前記記録部による追加コピー動作を許容することを特徴とする。
【0007】
制御部は、2つのキーが同時に押されたときシート搬送部によるシート搬送動作も停止させる。
【0008】
記録動作を中止させる2つのキーとしては、たとえばコピーモードキーと枚数設定キーである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1はこの発明による電子黒板装置の正面図、図2はスクリーンシートの筆記面が2面の場合の断面図、図3は4面の場合の断面図である。
【0012】
図1において、黒板本体1には、スクリーンシート2の筆記面を1面ずつ露呈させる開口部3が設けられ、この開口部3に対する一側に操作部4が設けられている。
【0013】
図2において、開口部3の内側にはスクリーンボード5が設置されており、スクリーンシート2は、開口部3においては、このスクリーンボード5の前面に沿って搬送される。スクリーンシート2は、黒板本体1内において、スクリーンボード5の両端に配置された駆動ローラ6と従動ローラ7とに掛け回されている。図示していないが、従動ローラ7に対してはシートテンション機構、駆動ローラ6に対しては駆動源であるシート搬送用モータが配置されている。
【0014】
また、スクリーンボード5の裏側には、スクリーンシート2の筆記面の画情報を読み取る、光学系である光源(蛍光灯)8、ミラー9、およびレンズ10と、光/電気変換器であるCCD11とからなる読取部12が配置されている。この他、図示していないが黒板本体1内には、読取部12の読取情報を用紙に記録する記録部であるプリンタや電源部などが配置されている。
【0015】
操作部4のキー操作により、スクリーンシート2は図2において矢印a方向へと搬送され、その搬送中にスクリーンシート2上の画情報は、読取部12で電気信号として読み取られ、CPUで処理されてプリンタにより用紙に記録される。
【0016】
図3においては、スクリーンシート2の筆記面を4面とするために、図2の構造に対してスクリーンシート2を案内する従動ローラ13・14が追加されている。
【0017】
図4に、電気的な概要構成を示す。制御部であるCPU15は、ROM(リードオンリーメモリ)16に記憶されているプログラムにしたがい全体を制御する。CPU15は、読取部12で読み取られてゲートアレイ17によりデジタル化された読取データを処理して、RAM(ランダムアクセスメモリ)18に格納し、プリンタ19にて用紙に記録する。
【0018】
また、CPU15は、後述する2つのキーの同時操作による記録動作中止の入力があったときは、プリンタ19のプリント動作を中止させるとともに、シート搬送部によるシート搬送動作を停止させる機能を有する。
【0019】
さらに、CPU15は、追加コピーモード中に2つのキーの同時操作による記録動作中止の入力があったときは、プリンタ19による追加コピー動作を許容する機能も有している。
【0020】
図5は、操作部4の一例を示す。操作部4には、コピースタートキー20とシート送りキー21とシート戻しキー22とコピーモードキー23と枚数設定キー24とが配設されている。
【0021】
次に、動作の流れについて説明する。
図6は、プリンタ19によるプリント動作のメイン処理に関するフローチャートである。プリント開始になった時点で印字動作の初期化を行う(ステップS1)。初期化が終了すると、1ライン毎のデータをチェックする(ステップS2)。1ライン中に画像データがない場合には何も処理しない。画像データが存在する場合には、ラインフィードの有無を判断しながら(ステップS3)、現在のライン以前の画像データが存在しないライン数分だけ用紙のフイード処理を行う(ステップS4)。
【0022】
次に、画像データを格納しているRAM18よりデータを読み出す処理を行い(ステップS5)、プリンタ19に合ったプリントデータに変換し、プリンタ19のバッファメモリ(図示せず)へと出力する(ステップS6)。プリンタ19ヘの出力が終わると、1行分の改行処理を行う(ステップS7)。
【0023】
1ライン分の処理が終了し、全プリントラインが終了したかチェックを行い(ステップS8)、終了しているとプリント終了処理を行ってプリント動作を終了する(ステップS9)。全プリントラインが終了していないと、再び1ラインのデータチェック(ステップS2)ヘと処理が続く。
【0024】
プリント強制終了モードになつた場合は、全プリントラインが終了したかのチェックにおいて、必要ライン数カウンタに最大ライン数がセットされた時点で強制的に全プリントラインが終了したものと、判断をしてプリント終了処理を行い、プリント動作を終了する。
【0025】
図7は、プリント中のキー入力に対する割り込みのフローチャートである。キー入力の有無をチェックし(ステップS11)、コピースタートキー20が押下されたときコピー動作を開始する。この場合の動作は、前記の通りである。
【0026】
プリント中(コピー中)であるかどうか判断し(ステップS12)、プリント中に、図示していない濃度キー、クリーニングキー、カラーモードキー等が押下されると、そのキー押下がこの割込みルーチンにおいてチェックされる。プリント動作を行なっていないときには、通常キー入力処理(ステップS13)がメインルーチンで行われる。プリント中は、後述するプリント中止キー以外の全てのキー入力に対して何も行なわずにリターンする。
【0027】
プリント中止キー、つまりコピーモードキー23と枚数設定キー24とが同時に押下されたかどうかチェックし(ステップS14)、これら2つのキーが同時に押下されたときには、追加コピーモードであるかどうかチェックし(ステップS15)、追加コピーモードでなければプリント停止処理を実行する(ステップS16)。すなわち、プリント強制中止モードに移行して、プリンタ19のプリント動作を中止させるとともに、シート搬送部によるシート搬送動作を停止させる。この場合、図2または図3における矢印a方向の必要ライン数分に見合うだけカウンタに最大ライン数をセットする。
【0028】
また、追加コピーモードの場合は、プリンタ19による追加コピー動作が行えるようにする一方(ステップS17)、その他のプリントモードの場合は、追加コピーを行えないようにして、リターンする。
【0029】
【発明の効果】
この発明によれば、2つのキーが同時に押されたときに記録部の記録動作を中止させるので、ユーザが誤って1つのキーに触れた場合でも、記録動作が中断されることなくプリントアウトでき、ユーザが希望するときだけ記録動作を中断することができて、時間的ロスおよび用紙の無駄な消費を抑えることができる。
【0030】
また、追加コピーモード中に記録中止の操作をしたときは、追加コピー動作だけ可能とするので、画情報を再び読み込む時間を省き、ユーザの利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電子黒板装置の正面図である。
【図2】スクリーンシートの筆記面が2面の場合の断面図である。
【図3】スクリーンシートの筆記面が4面の場合の断面図である。
【図4】電気的な概要構成を示すブロック図である。
【図5】操作部に配置されたキーの一例を示す図である。
【図6】プリンタによるプリント動作のメイン処理に関するフローチャートである。
【図7】プリント中のキー入力に対する割り込みのフローチャートである。
【符号の説明】
2 スクリーンシート
4 操作部
12 読取部
15 CPU(制御部)
19 プリンタ(記録部)
23 コピーモードキー
24 枚数設定キー
Claims (3)
- 手書きで書き込み・消去できる筆記面を有するスクリーンシートを搬送するシート搬送部と、該スクリーンシートの筆記面に書き込まれた画情報を読み取る読取部と、その読み取りに係る情報を用紙に記録する記録部と、これらシート搬送部、読取部、および記録部を制御する制御部とを有する電子黒板装置において、前記制御部は、2つのキーが同時に押されたとき前記記録部の記録動作を中止させるとともに、追加コピーモード中に2つのキーが同時に押されたときは前記記録部による追加コピー動作を許容することを特徴とする、電子黒板装置。
- 前記制御部は、2つのキーが同時に押されたとき前記シート搬送部によるシート搬送動作も停止させることを特徴とする、請求項1に記載の電子黒板装置。
- 2つのキーは、コピーモードキーと枚数設定キーである、請求項1、または2に記載の電子黒板装置。
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