JPH1111083A - 電子黒板 - Google Patents

電子黒板

Info

Publication number
JPH1111083A
JPH1111083A JP9162261A JP16226197A JPH1111083A JP H1111083 A JPH1111083 A JP H1111083A JP 9162261 A JP9162261 A JP 9162261A JP 16226197 A JP16226197 A JP 16226197A JP H1111083 A JPH1111083 A JP H1111083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording sheet
case
sheet
reference data
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9162261A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoharu Koda
元春 甲田
Koji Hisasue
幸司 久末
Takefusa Ogata
武房 緒方
Shunichi Miyazaki
俊一 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9162261A priority Critical patent/JPH1111083A/ja
Publication of JPH1111083A publication Critical patent/JPH1111083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な白基準データを得ることができ、印字
品質が良好な電子黒板を提供することを目的とする。 【解決手段】 記録シート2をケース1内に巻き上げる
巻き上げ手段と、巻き上げられる記録シートから画像を
読み取る光学ユニット13と、光学ユニットが読み取っ
た画像に基づいて印字を行うプリンタ部と、巻き上げ手
段と光学ユニットとプリンタ部を制御する制御手段とを
備え、制御手段は、光学ユニットが読み取った画像に対
して白基準データによるシェーディング補正を行うと共
に、記録シートの筆記面Wのうち根元部2xを読み取っ
て白基準データを取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録シートの下端
部をケースから引き出せるようにした電子黒板に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子黒板は、会議室などにお
いて広く利用されている。そして、電子黒板の記録シー
トに議事内容などを筆記して、参加者に見やすく掲示す
るだけでなく、参加者自身がメモを取らなくとも、筆記
内容を用紙に印字して、参加者などに配布できるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電子
黒板は、一般に、床面から立設される支持枠に固着され
るものや、会議室などの垂直な壁面に固定された状態で
使用されるものである。しかしながら、このような構成
では、使用者が、別の場所や会議室のテーブル上など
に、電子黒板を移動して使用することができない。
【0004】また、特殊な電子黒板として、箱形のケー
スと、このケースに対して一端部が引き出し可能に支持
された記録シートとを備えるものが提案されている。こ
のものは、概ね大型のスキャナと大型のプリンタを併合
したようなものである。そして、使用者が、この種の電
子黒板のケースを運搬すれば、電子黒板を移動して使用
することも不可能ではない。
【0005】従来のこの種の電子黒板では、記録シート
の上端部をシートローラに固定し、記録シートの下端部
をケースから引き出して使用できるようになっていた。
そして、使用者が、引き出された記録シートに、何らか
の文字列や図形などを記載し、記録シートのコピーボタ
ン等を押すと、引き出された記録シートをケース内に巻
き上げ、光学ユニットで記録シートの画像を読み取り、
プリンタ部で用紙に印字できるようになっている。
【0006】また、このものでは、記録シートから読み
取った画像の画素毎の読み取りのばらつきを補正し、均
一にするため、シェーディング補正を行っており、この
補正には、白基準データが用いられる。そして、この白
基準データは、使用環境の変化や光源の経時変化に対応
するために、コピーのための読み取り開始時に、記録シ
ート上から取得する。
【0007】しかしながら、長期間の使用によって、記
録シートが汚れてくると、適切な白基準データが得られ
ず、印字品質に悪影響を及ぼしていた。
【0008】そこで本発明は、正確な白基準データを得
ることができ、印字品質が良好な電子黒板を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子黒板は、横
長箱状に形成されたケースと、ケースに収納され、ケー
スに対して回転自在に軸支されるシートローラと、下端
部がケースから長手方向と直交する方向に引き出し可能
に支持され、かつ上端部がシートローラに固定される記
録シートと、シートローラを回転させて記録シートをシ
ートローラに巻き付けることにより、ケース内に巻き上
げる巻き上げ手段と、巻き上げられる記録シートから画
像を読み取る光学ユニットと、光学ユニットが読み取っ
た画像に基づいて印字を行うプリンタ部と、巻き上げ手
段と光学ユニットとプリンタ部を制御する制御手段とを
備え、記録シートは、その筆記面がシートローラの中心
側を向くようにシートローラに巻き付けられ、筆記面の
うち、記録シートの上端部付近の根元部は、記録シート
を最大限引き出してもケース内に位置するように配置さ
れ、制御手段は、根元部から白基準データを取得し、取
得した白基準データによって光学ユニットが読み取った
画像に対してシェーディング補正を行う。
【0010】この構成により、正確な白基準データを得
ることができ、印字品質が良好な電子黒板を実現でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の電子黒板は、横長
箱状に形成されたケースと、ケースに収納され、ケース
に対して回転自在に軸支されるシートローラと、下端部
がケースから長手方向と直交する方向に引き出し可能に
支持され、かつ上端部がシートローラに固定される記録
シートと、シートローラを回転させて記録シートをシー
トローラに巻き付けることにより、ケース内に巻き上げ
る巻き上げ手段と、巻き上げられる記録シートから画像
を読み取る光学ユニットと、光学ユニットが読み取った
画像に基づいて印字を行うプリンタ部と、巻き上げ手段
と光学ユニットとプリンタ部を制御する制御手段とを備
え、記録シートは、その筆記面がシートローラの中心側
を向くようにシートローラに巻き付けられ、筆記面のう
ち、記録シートの上端部付近の根元部は、記録シートを
最大限引き出してもケース内に位置するように配置さ
れ、制御手段は、根元部から白基準データを取得し、取
得した白基準データによって光学ユニットが読み取った
画像に対してシェーディング補正を行う。
【0012】この構成により、白基準データは、ケース
内にあり筆記されることはなく、しかも、シートローラ
又は記録シートのケース外に引き出されない部分のみに
接触し、記録シートの他の部分(ケースの外部に引き出
し得る部分)には、接触しない、根元部を、読み取って
取得するものであるため、シェーディング補正に、正確
な白基準データを用いることができ、良好な印字結果が
得られる。
【0013】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態について説明する。ここで図1は本発明の一実施の
形態における電子黒板の斜視図である。図1において、
1は、内部が空洞の横長箱状に形成されたケースであ
る。2は、ケース1から巻き上げ(巻き取り)方向Yの
反対方向に引き出し可能に支持される記録シートであ
る。ここで、巻き上げ方向Yは長手方向Xに直交する。
そして、記録シート2の一端部には、使用者がつかみや
すいように、把手3が半固定されている。
【0014】4、5は、ケース1の前面左側に設けら
れ、図3(a)の破線で示すように、開閉自在に取り付
けられたプリンタ部扉である。プリンタ部扉4、5を開
くと後述するプリンタ部20が露呈し、感熱紙21等を
補充できるようになっている。また、プリンタ部扉4の
下端縁とケース1との間には、狭いスリット6があいて
おり、スリット6から印字済みの感熱紙21が排出さ
れ、プリンタ部扉4の下端縁(鋭角になっている)で、
排出された感熱紙21をカットできるようになってい
る。
【0015】また、ケース1の前面の右側には、コピー
ボタン7、巻き取りボタン8、電源表示ランプ9が配置
され、ケース1の右側面には、外部のプリンタなどの情
報処理装置にデータを転送するため、コネクタ10が設
けられている。
【0016】ケース1の内部は、図2(本発明の一実施
の形態における電子黒板の正面図)のようになってい
る。即ち、ケース1の内部空間は、下側から順に、長手
方向Xと平行な第1の空間S1と第2の空間S2とに分
けられている。そして、下側の第1の空間S1には、そ
のほぼ全長にわたって記録シート2が収納されている。
また、記録シート2の両端部には、ギアキャップ11、
12が装着されており、そのうちの、ギアキャップ11
には、歯車列14を介してパルスモータからなる巻き上
げモータ15の駆動力が伝達されている。
【0017】即ち、巻き上げモータ15を駆動すると、
記録シート2を巻き上げ方向Yに送ることができ、巻き
上げモータ15は巻き上げ手段に相当する。そして、図
2に示すように、ケース1の下端部には、リミットスイ
ッチLSが配置され、リミットスイッチLSが把手3に
当接してオンになると、巻き上げモータ15の駆動が停
止されるようになっている。また、ケース1の下端縁の
すぐ上部には、巻き上げられる記録シート2に記載され
た画像を読み取る光学ユニット13が、記録シート2の
幅いっぱいに配置されている。
【0018】さらに、第1の空間S1の上部に設定され
る第2の空間S2には、左右方向の重量バランスが最良
になるように、左側にプリンタ部20が配置され、右側
に基板部30が配置されている。また図3(a)に示す
ように、プリンタ部20のうち、21は、ロール状の感
熱紙であって、プラテン23とサーマルヘッド24に挟
持され、プラテン23の回転により、矢印N1方向に引
き出される。そして、サーマルヘッド24で印字された
後、スリット6を介して、ケース1の外部に排出され
る。また、感熱紙21の左右には、フランジキャップ2
2が装着されて位置ずれが防止されている。
【0019】また、第1の空間S1において、記録シー
ト2は、ケース1の長手方向に軸方向を有し、かつケー
ス1に対して回転自在に軸支されているシートローラ4
0に、筆記面Wが内側になるように、巻き付けられる。
そして、記録シート2は、位置決め部材18に当接する
と共にガイドローラ19に周接することにより、一定の
位置を通過して巻き上げられるようになっている。そし
て、光学ユニット13は、位置決め部材18に当接する
箇所において、記録シート2に光源16からライン状の
光を照射し、その反射光をラインイメージセンサ17で
読み取るものである。
【0020】また、上述したように、第2の空間S2の
右側には、基板部30が配置されている。そして、図3
(b)に示すように、基板部30では、プリンタ部20
と巻き上げモータ15、送りモータ25及び光学ユニッ
ト13を制御するコントロール基板32がケース1の前
面側に配置され、プリンタ部20と巻き上げモータ1
5、送りモータ25及び光学ユニット13に電力を供給
する電源基板31がケース1の背面側に設置されてい
る。このうち、電源基板31は、大型の部品が実装さ
れ、角チップ等の小型軽量の部品が実装されるコントロ
ール基板32よりも、重い。このため、このような配置
を取ることにより、ケース1の背面側を重くして、ケー
ス1の背面を水平面に設置したときの重量バランスを良
好に保持することができる。
【0021】次に図4を用いて、シートローラ40の構
成を説明する。ここで、図4(a)は、本発明の一実施
の形態における記録シートの取付説明図である。図4
(b)にも示しているように、シートローラ40は、全
体として一定の半径Rを有する円筒状に形成されたロー
ラ本体41を備え、ローラ本体41は、ローラ本体41
の軸方向と平行に、半径Rよりも半径方向中心側に凹ん
だ凹部41aを有する。そして、凹部41aには、貫通
孔41bがあけられ、記録シート2の上端部2aが凹部
41aに密着するように重ねられる。また、上端部2a
にあけられた透孔2bと貫通孔41bとをリベット2c
により連結することにより、記録シート2の上端部2a
は、ローラ本体41に固定されている。
【0022】ローラ本体41には、側方からギアキャッ
プ11の挿入体11bがはめ込まれる。これにより、ロ
ーラ本体41の両サイドは、ギアキャップ11から鍔状
に張り出すフランジ部11cにより位置決めされる。な
お、11aは、歯車列14に噛み合うギアキャップ11
のねじ部である。
【0023】記録シート2の巻き付け方向は、図4
(b)の矢印N2で示すとおりである。そして、凹部4
1aの巻き付け方向N2の上流側には、鋭エッジ41c
があり、下流側には、鈍エッジ41dがある。凹部41
aは、鈍エッジ41dの付近で、記録シート2の厚さ分
だけ一定の半径Rよりも凹んでいる。これにより、記録
シート2が、その上端部2aから巻き上げ方向N2につ
いて一周(一回転)する間においては、一定の半径を持
ち、次の一周では、前の一周よりも、記録シート2の厚
さだけ、巻き付けられる半径が大きくなるので、ローラ
本体41を一定の角速度で回転させると、ローラ本体4
1が一回転する度に、周速度が上昇する。したがって、
ローラ本体41の回転量に応じて、ローラ本体41の回
転速度を下げることにより、光学ユニット13の読み取
り位置を通過する記録シート2の速度の変化を少なくす
ることができる。これにより、画像のひずみや印字むら
を減少できる。
【0024】ここで、記録シート2は、図4(b)及び
図8に示すように、その筆記面Wがローラ本体41の中
心を向くように巻き付けられており、この筆記面Wのう
ち、上端部2aに近い根元部2xは、記録シート2をケ
ース1から最大限引き出しても、ケース1内にある。ま
た、根元部2xは、ローラ本体41又は記録シート2の
うちケース1の外部には引き出されない部分とのみ、接
触し、筆記面Wの他の部分(ケース1の外部に引き出し
得る部分)とは、接触しない。したがって、筆記された
ものの消し忘れや、消しかす、その他、記録シート2の
うちケース1の外部に引き出された部分の汚れが、根元
部2xに転写されてしまうことはなく、又、根元部2x
は、ケース1内でほこりや汚れ等から保護されている。
そこで本発明では、根元部2xを読み取って、白基準デ
ータを得ることとしている。
【0025】次に、図5を用いて、処理ブロックを説明
する。図5に示すように、ラインイメージセンサ17が
出力するアナログの画像信号は、A/D変換器42でデ
ジタルの画像信号に変換され、シェーディング補正回路
43で画素毎の読み取りのばらつき補正がされた上で、
拡大・縮小回路44により、記録シート2と感熱紙21
のサイズの比を考慮してサイジングされる。そして、2
値化回路45で2値化されたうえ、画像メモリ46に格
納される。制御手段としてのCPU47は、このような
画像処理系のほか、装置全体を制御する。バックアップ
メモリ48には、予め標準的な白基準データが保存さ
れ、その値は、その後、後述するチェックを行って適正
と判断された白基準データに、更新されるようになって
いる。また、白基準データメモリ49には、シェーディ
ング補正回路43でシェーディング補正処理を行うため
の白基準データが一時格納される。
【0026】なお、50は、CPU47に制御されて巻
き上げモータ15にパルス列を出力するモータドライバ
である。このパルス列の如何によって、ローラ本体41
の回転方向、回転速度を任意に調節できる。
【0027】次に、ケース1から引き出した記録シート
2に、筆記が行われ、コピーボタン7が押し下げられた
際の動作について、図6を用いて、説明する。
【0028】そして、この引き出された部分の上端は、
図3(a)におけるケース1の下端縁の位置であり、こ
の位置が読み取り開始位置である。
【0029】さて、図6に示すように、コピーボタン7
が押し下げられると、準備段階に入る。即ち、CPU4
7は、光源16を点灯させ(ステップ1)、プリンタ部
20の感熱紙21を逆転させ、サーマルヘッド24から
ケース1側へ出ている分だけ感熱紙21を巻き戻して
(ステップ2、3)、プリンタ部20を停止させる(ス
テップ4)。
【0030】次に、記録シート2の巻き上げ動作に移
る。さて、上述のように、記録シート2の下端部は、自
由端になっており、コピーボタン7が押し下げられた
際、記録シート2は、フリーでテンションが作用せず、
たるんでいることが多い。そこで、本形態では、白基準
データを取得する直前に、記録シート2に適当なテンシ
ョンが加わるように、若干量、記録シート2を巻き上げ
る(ステップ5、6)。
【0031】また、図8に拡大して示しているように、
記録シート2は、読み取り位置付近において、ガイドロ
ーラ19によって位置決め部材18に押しつけられてい
るので、このような移動で、記録シート2にテンション
を与えて、たるみを取り除くことができる。
【0032】たるみを取り除いた上で、ラインイメージ
センサにより記録シート2の表面を読み取り、得られた
データを白基準データとして、A/D変換器42、シェ
ーディング補正回路43を経て、得られたデータを白基
準データメモリ49に格納する(ステップ7)。このよ
うに、通常は、記録シート2の根元部2xにて白基準を
読み取るため、記録シート2の汚れによる悪影響を受け
ずに、正確な白基準データを取得でき、その結果、精度
の高いシェーディング補正を行え、印字品質を向上でき
る。
【0033】また、CPU47は白基準データメモリ4
9の値が、最小値が基準値の半分以上であるなど、予め
定められた範囲に入っており、適正かどうかチェックす
る(ステップ8)。
【0034】適正であれば、白基準データメモリ49の
値をバックアップメモリ48に格納し、バックアップメ
モリ48の値を更新する。一方、適正でなければ、バッ
クアップメモリ48の値を白基準データとして白基準デ
ータメモリ49に書き込む(ステップ10)。このよう
にしたので、上述のように、途中から読み取りを開始し
た際にも、適正な白基準データを使用して、印字結果を
良好にすることができるだけでなく、光源16等が経時
変化しても、これに対応することができる。
【0035】この後、所定量の巻き上げを行うことによ
って、現在の読み取り位置が、読み取り開始位置に一致
するまで記録シート2を移動し(ステップ11)、プリ
ンタ部20において感熱紙21の送りを開始するととも
に(ステップ12)、ラインイメージセンサ17から出
力された画像信号に基づいて、プリンタ部20のサーマ
ルヘッド24が感熱紙21に印字を行う(ステップ1
3)。
【0036】そして、ステップ14にて、リミットスイ
ッチLSをチェックする。リミットスイッチLSがオフ
ならば、記録シート2は未だ全部巻き上げられていない
ので、ステップ15、16の処理を繰り返す。リミット
スイッチLSがオンになると、記録シート2の巻き上げ
を停止し(ステップ17)、光源16を消灯し(ステッ
プ18)、読み取り動作を終了する。その後、感熱紙2
1の送り量が所定量となり、感熱紙21がプリンタ扉4
の下端縁から標準サイズ(例えばA4など)用紙分繰り
出されるまで、感熱紙21を空送りし(ステップ1
9)、プリンタ部20を停止させて(ステップ20)、
一連の処理を終了する。
【0037】また、ステップ15では、図4によって説
明したように、ローラ本体41が一定量(少なくとも一
回転)する毎に、ローラ本体41の回転速度を落として
(ステップ16)、記録シート2を巻き上げ、読み取り
と印字を繰り返す。
【0038】次に、巻き取りボタン8が押し下げられた
際の動作を説明する。この場合には、記録シート2の周
速度が一定である必要はない。したがって、図7のよう
に、ローラ本体41の回転速度の調節は行わず、巻き取
りボタン8が押されると(ステップ21)、ローラ本体
41を一定速度で回転させ、把手3がケース1の下端縁
に至り、リミットスイッチLSがオンになるまで巻き上
げて、停止する(ステップ23)。これにより、ローラ
本体41の回転速度を下げずに、短時間で巻き上げを完
了できる。
【0039】以上のように、本形態によれば、根元部2
xにおいて、白基準データを取得するので、適正なシェ
ーディング補正が行われる。又、仮に、記録シート2が
全部引き出されていない状態で、コピーが指示された場
合でも、バックアップしてある白基準データにより適正
なシェーディング補正を行うことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
正確な白基準データを取得し、良好な印字品質を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における電子黒板の斜視
【図2】本発明の一実施の形態における電子黒板の正面
【図3】(a)図2A−A断面図 (b)図2B−B断面図
【図4】(a)本発明の一実施の形態における記録シー
トの取付説明図 (b)本発明の一実施の形態におけるシートローラの断
面図
【図5】本発明の一実施の形態における電子黒板のブロ
ック図
【図6】本発明の一実施の形態における電子黒板のコピ
ー動作を示すフローチャート
【図7】本発明の一実施の形態における電子黒板の巻き
取り動作を示すフローチャート
【図8】本発明の一実施の形態における読み取り位置の
拡大図
【符号の説明】
1 ケース 2 記録シート 2x 根元部 13 光学ユニット 15 巻き上げモータ 20 プリンタ部 40 シートローラ 47 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 俊一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横長箱状に形成されたケースと、前記ケー
    スに収納され、前記ケースに対して回転自在に軸支され
    るシートローラと、下端部が前記ケースから前記長手方
    向と直交する方向に引き出し可能に支持され、かつ上端
    部が前記シートローラに固定される記録シートと、前記
    シートローラを回転させて前記記録シートを前記シート
    ローラに巻き付けることにより、前記ケース内に巻き上
    げる巻き上げ手段と、巻き上げられる前記記録シートか
    ら画像を読み取る光学ユニットと、前記光学ユニットが
    読み取った画像に基づいて印字を行うプリンタ部と、前
    記巻き上げ手段と前記光学ユニットと前記プリンタ部を
    制御する制御手段とを備え、前記記録シートは、その筆
    記面が前記シートローラの中心側を向くように前記シー
    トローラに巻き付けられ、前記筆記面のうち、前記記録
    シートの上端部付近の根元部は、前記記録シートを最大
    限引き出しても前記ケース内に位置するように配置さ
    れ、前記制御手段は、前記根元部から白基準データを取
    得し、取得した白基準データによって前記光学ユニット
    が読み取った画像に対してシェーディング補正を行うこ
    とを特徴とする電子黒板。
JP9162261A 1997-06-19 1997-06-19 電子黒板 Pending JPH1111083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9162261A JPH1111083A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 電子黒板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9162261A JPH1111083A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 電子黒板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1111083A true JPH1111083A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15751089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9162261A Pending JPH1111083A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 電子黒板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1111083A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880000428B1 (ko) 전자 흑판장치
JPH10109494A (ja) 電子黒板装置
JPH1111083A (ja) 電子黒板
JP3785746B2 (ja) 電子黒板
JPH1111081A (ja) 電子黒板
JPH1111082A (ja) 電子黒板
JPH115396A (ja) 電子黒板
JPH115395A (ja) 電子黒板
JPH115397A (ja) 電子黒板
JPH0226769A (ja) 手動式印刷機
JPH11129687A (ja) 電子黒板
JP3608345B2 (ja) 電子黒板
JPH11268478A (ja) 電子黒板装置
JPH08258358A (ja) 熱転写プリンタのインクフィルム送り装置
JPH047150B2 (ja)
JPH0420057Y2 (ja)
JPS63303569A (ja) 表示板
JPH0580358B2 (ja)
JPH115394A (ja) 電子黒板
JPS6336649A (ja) 複写機兼用フアクシミリ装置
JPH01226273A (ja) 電子黒板装置
JPH05278310A (ja) プリンタ装置
JPH03121649A (ja) 電子黒板
JPH0481914B2 (ja)
JPH02269062A (ja) プリント装置