JPH047150B2 - - Google Patents

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JPH047150B2
JPH047150B2 JP61043399A JP4339986A JPH047150B2 JP H047150 B2 JPH047150 B2 JP H047150B2 JP 61043399 A JP61043399 A JP 61043399A JP 4339986 A JP4339986 A JP 4339986A JP H047150 B2 JPH047150 B2 JP H047150B2
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Takashi Tsuzuki
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Silver Seiko Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子黒板装置に関し、特に拡大プリ
ント機能付きの電子黒板装置に関する。
〔従来の技術〕
周知のように、電子黒板装置はボード部に書か
れた文字やグラフ等の原稿を縮小判の紙にプリン
トして出力する装置である。
従来、この種の電子黒板装置は、主として会議
等で議題を討論しながらボード部に書き込んだ文
字やグラフ等の原稿を必要枚数分縮小プリントし
て参加者に配布するために使用されていた。
しかし、電子黒板装置は、こうした使われ方ば
かりでなく、例えば報告内容をあらかじめ多面に
わたり記載しておき、オーバーヘツドプロジエク
タ(OHP)の代わりとして使用したり、必要な
諸情報をあらかじめ記載しておき掲示板のように
して使われたりしていた。
一方、電子黒板装置とは反対に、文字やグラフ
等を拡大して多人数に見せる装置として、オーバ
ーヘツドプロジエクタや実物投影機等がある。
オーバーヘツドプロジエクタは、原稿をあらか
じめ透明シートに記載しておいてこれをスクリー
ンに拡大投影して見せる装置であるが、あらかじ
め透明シートに書かれたものしか提示できず、ま
た明室での使用にも限界があつた。
また、実物投影機は、オーバーヘツドプロジエ
クタに対して通常の原稿そのものをスクリーンに
拡大投影して多人数に見せることができるという
利点はあるが、やはり明室での使用には限界があ
つた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の電子黒板装置は、ボード部に書
かれた文字やグラフ等の縮小プリントはできて
も、オーバーヘツドプロジエクタや実物投影機の
ように縮小判の原稿を拡大してボード部上に表示
させることはできなかつたので、会議における報
告等の場合には必要な内容をあらかじめ記載して
おく必要があり、準備の手間および時間がかかる
とともに即応的に表示内容を変更することができ
ないという問題点があつた。
また、原稿があらかじめあるにもかかわらず、
その原稿をボード部上に引き写してから会議等を
行わなければならないので、オーバーヘツドプロ
ジエクタや実物投影機のように短時間で原稿を拡
大して多人数に表示することができないという問
題点があつた。
本発明の目的は、上記の点に鑑み、縮小判の原
稿を拡大プリントして多人数に表示することがで
きるようにした電子黒板装置を提供することにあ
る。
また、本発明の他の目的は、さらに拡大判の原
稿および縮小判の原稿の拡大判および縮小判のプ
リントをとることができる電子黒板装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の電子黒板装置は、紙の大きさが日本工
業規格A列4番等の縮小判原稿から、画像情報を
読み取る縮小判原稿読取り手段と、複数のライン
サーマルヘツドを、1本のプラテンの中心軸に対
して配置角を異ならしめて、千鳥状に配置構成
し、画像情報に基づいて黒板のボードに、上記規
格A列0番等の大きさの拡大判プリントを作成す
る拡大判プリント手段と、上記縮小判原稿読取り
手段によつて読み取られた、上記縮小判原稿の画
像情報に基づいて、上記拡大判プリント手段に拡
大判プリントを作成させる制御手段と、を備える
ことを特徴とする。
また、本発明の電子黒板装置は、紙の大きさが
日本工業規格A列4番等の縮小判原稿から、画像
情報を読み取る縮小判原稿読取り手段と、複数の
ラインサーマルヘツドを、1本のプラテンの中心
軸に対して配置角を異ならしめて、千鳥状に配置
構成し、画像情報に基づいて黒板のボードに、上
記規格A列0番等の大きさの拡大判プリントを作
成する拡大判プリント手段と、黒板のボードに書
かれた上記規格A列0番等の拡大判原稿から、画
像情報を読み取る拡大判原稿読取り手段と、画像
情報に基づいて、上記規格A列4番等の大きさの
縮小判プリントを作成する縮小判プリント手段
と、上記縮小判原稿読取り手段によつて読み取ら
れた、上記縮小判原稿の画像情報に基づいて、上
記拡大判プリント手段に上記拡大判プリントを作
成させる拡大プリントモード、上記拡大判原稿読
取り手段によって読み取られた、上記拡大判原稿
の画像情報に基づいて、上記縮小判プリント手段
に上記縮小判プリントを作成させる縮小プリント
モード、および上記縮小判原稿読取り手段によつ
て読み取られた、上記縮小判原稿の画像情報に基
づいて、上記縮小判プリン手段に上記縮小判プリ
ントを作成させる、等倍プリントモードを含む動
作を制御する制御手段と、を備えることを特徴と
する。
〔作用〕
本発明の電子黒板装置では、縮小判原稿読取り
手段が縮小判原稿から画像情報を読み取り、この
画像情報に基づいて拡大判プリント手段が原稿の
拡大プリントを作成する。
また、本発明の電子黒板装置では、さらに拡大
判原稿読取り手段が拡大判原稿から画像情報を読
み取り、この画像情報に基づいて縮小判プリント
手段が原稿の縮小プリントを作成する。
〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る電子黒板装
置の要部構成図である。本実施例の電子黒板装置
は、例えばA4判でなる縮小判の原稿を読み取る
縮小判原稿読取り部10と、例えばA0判でなる
拡大判のプリントを作成する拡大判プリント部2
0と、例えばA0判でなる拡大判の原稿を読み取
る拡大判原稿読取り部30と、例えばA4判でな
る縮小判のプリントを作成する縮小判プリント部
40と、これら縮小判原稿読取り部10、拡大判
プリント部20、拡大判原稿読取り部30および
縮小判プリント部40の動作を制御する制御部5
0とから、その主要部が構成されている。
縮小判原稿読取り部10は、縮小判原稿を載置
する透明原稿台11と、この原稿台11に載置さ
れた縮小判原稿を照射する光を発生する例えば蛍
光灯でなる光源12と、原稿台11上に載置され
た原稿の走査のために原稿台11を水平方向に往
復動させる駆動用モータ13と、原稿からの光を
反射する反射部材14と、この反射部材14で反
射された原稿の像を結像する結像レンズ15と、
この結像レンズ15によつて原稿像を結像され原
稿台11の移動に伴つて原稿をライン走査するラ
インイメージセンサ16とから、その主要部が構
成されている。
ラインイメージセンサ16は、例えば電荷結合
素子(CCD)等で形成され、縮小判原稿上で12
本/mmの解像度を有するものが使用される。
拡大判プリント部20は、中心軸が垂直方向と
なるように配置されたプラテン21と、このプラ
テン21の周面にA0判のロール紙60を挿通で
きる間〓を介して対向し圧接されて配置された複
数(図において4個)のラインサーマルヘツド2
2a〜22dと、プラテン21を回転駆動する駆
動用モータ23とから、その主要部が構成されて
いる。
ラインサーマルヘツド22a〜22dは、いわ
ゆる端面型のサーマルヘツドであり、第3図に拡
大して示すように、複数のラインサーマルヘツド
22a〜22dがプラテン21の中心軸に対する
配置角を異ならしめて千鳥状に配置されている。
このように複数のラインサーマルヘツド22a〜
22dを千鳥状に配置したのは、1つのラインサ
ーマルヘツドでA0判の全幅にわたつてプリント
可能なものが現在のところ存在しないこと、およ
び複数のラインサーマルヘツド22a〜22dを
一直線上に配置したのでは各ラインサーマルヘツ
ド22a〜22dの両端部にプリントできない部
分が生じることを考慮したためである。複数のラ
インサーマルヘツド22a〜22dをプラテン2
1の中心軸に対して配置角を異ならしめて千鳥状
に配置した結果、先行する位相のラインサーマル
ヘツド22bおよび22dに対するプリント制御
情報を与えるタイミングと後行する位相のライン
サーマルヘツド22aおよび22cに対するプリ
ント制御情報を与えるタイミングとを位相差の分
だけずらす必要が生じることはいうまでもない。
また、ラインサーマルヘツド22a〜22dは、
A4判の原稿を12本/mmの密度で読み取つた画像
情報に基づいてA0判のロール紙60のプリント
を行う場合には、拡大率400%となるので3ドツ
ト/mmの記録密度があれば十分である。なお、6
ドツト/mm、9ドツト/mm等の記録密度を有する
ラインサーマルヘツドを使用して、プリント制御
情報の1ドツトに対して隣接する複数ドツトずつ
同時に駆動するようにしてもよいことはもちろん
である。
ロール紙60は、ラインサーマルヘツド22に
よつてプリント可能な感熱紙で形成されていて、
適宜加筆および加筆原稿部分の訂正、削除等がで
きるようにその表面が透明膜でコートされている
ものであることが望ましい。ただし、加筆原稿部
分の訂正、削除等が不要であれば、かならずしも
表面がコートされている必要はない。
拡大判原稿読取り部30は、中心軸が垂直方向
となるように配置された巻取りローラ31と、こ
の巻取りローラ31に巻き取られたA0判のロー
ル紙60上に書かれた原稿を照射する光を発生す
る例えば蛍光灯でなる光源32と、巻取りローラ
31を回転駆動する駆動用モータ33と、原稿の
像を結像する結像レンズ34と、この結像レンズ
34によつて原稿像を結像され巻取りローラ31
の回転に伴つてA0判原稿であるロール紙60を
ライン走査するラインイメージセンサ35とか
ら、その主要部が構成されている。
ラインイメージセンサ35は、縮小判原稿読取
り部10におけるラインイメージセンサ16と同
様に、例えば電荷結合素子(CCD)等で形成さ
れ、原稿面において3本/mmの解像度を有するも
のが使用される。
縮小判プリント部40は、中心軸が水平方向と
なるように配置されたプラテン41と、このプラ
テン41の周面に例えばA4判の感熱ロール紙6
1を挿通できる間隙を介して対向し圧接されて配
置されたラインサーマルヘツド42と、プラテン
41を回転駆動する駆動用モータ43とから、そ
の主要部が構成されている。
制御部50は、縮小判原稿読取り部10、拡大
判プリント部20、拡大判原稿読取り部30およ
び縮小判プリント部40に制御回路52等を介し
て動作を指示する操作部51と、この操作部51
からの指令を受けて各部に制御信号を送出する制
御回路52と、駆動用モータ13,23,33お
よび43の動作を制御するモータ駆動部53と、
ラインイメージセンサ16および35からの画像
信号を増幅する増幅回路54と、この増幅回路5
4からの画像信号をAD変換するAD変換回路5
5と、このAD変換回路55からのデジタル画像
情報を記憶する記憶回路56と、制御回路52か
らの制御信号に基づいて記憶回路56に格納され
た画像情報をプリント制御信号としてラインサー
マルヘツド22a〜22dおよび42に供給する
印刷制御部57と、各部に電源を供給する電源部
58とから、その主要部が構成されている。
記憶回路56は、1回の原稿走査によつて多数
枚複写が行えるように、少なくとも原稿1枚分の
画像情報を記憶できる容量を持つことが望まし
い。例えば、A4判の原稿を主走査方向および副
走査方向にそれぞれ12本/mmの解像度で読み取つ
た画像情報を1頁分記憶するには、少なくとも
9Mビツト程度の容量が必要となる。ただし、プ
リント毎に原稿走査を行うようにすれば、この容
量より少なくてもすむことはもちろんである。
上述したような各部を備える本実施例の電子黒
板装置は、第2図に示すような外観を有してい
る。すなわち、本実施例の電子黒板装置は、横長
長方形の板状筐体でなる電子黒板装置本体71
と、この本体71の下面両端部から垂下されるよ
うに延出された一対の脚部72aおよび72b
と、本体71の前面のやや右方寄りA0判とほぼ
同じ寸法の長方形状に大きく開口された窓部73
と、本体71の前面の左端下方寄りに設けられた
操作パネル74と、本体71の前面の下端縁の左
端部から前方に向けて延出された複写機載置台7
5と、縮小判原稿読取り部10、縮小判プリント
部40および制御部50を収納し本体71に対し
て着脱可能に複写機載置台75上に載置された複
写機76とから、その主要部が構成されている。
複写機76は、電子黒板装置本体71から取り
外した場合でも、縮小判原稿読取り部10、縮小
判プリント部40および制御部50によりA4判
の複写機として使用可能である。
なお、脚部72aおよび72bの下端部には、
電子黒板装置を容易に移動可能とするための複数
のローラ77が取り付けられている。
次に、このように構成された本実施例の電子黒
板装置の動作について説明する。
本実施例の電子黒板装置の動作は、その使用状
態に応じて、 (1) 拡大プリントモード、 (2) 縮小プリントモード、 (3) 等倍プリントモード の3つの動作モードに大きく分けられるので、こ
れら動作モード毎にその動作について説明する。
(1) 拡大プリントモード このモードは、縮小判原稿読取り部10で原稿
を読み取つて拡大判プリント部20に拡大プリン
トを作成するモードである。
まず、原稿台11にA4判の原稿を載置して操
作パネル74(操作部51)に拡大プリントの指
示を与える。すると、制御回路52からモータ駆
動部53に制御信号が与えられ、駆動用モータ1
3,23および33が回転される。
駆動用モータ13が回転されると、原稿台11
が水平移動し光源12から発せられた光によつて
原稿が照射され、反射部材14および結像レンズ
15を介してラインイメージセンサ16によつて
原稿がライン毎に走査されて画像情報が読み取ら
れる。読み取られた画像情報は、増幅回路54で
増幅され、AD変換回路55でデジタル画像情報
に変換されて記憶回路56に逐次記憶される。
記憶回路56に記憶された画像情報は、制御回
路52からの制御信号に基づいて記憶回路56か
ら読み出され、印刷制御部57を介してラインサ
ーマルヘツド22a〜22dを駆動する。
駆動されたラインサーマルヘツド22a〜22
dは、駆動用モータ23および33の回転に伴つ
てプラテン21側から巻取りローラ31側に給送
されるA0判の感熱ロール紙60に対して原稿の
拡大像をプリントしてゆく。
(2) 縮小プリントモード このモードは、拡大判原稿読取り部30で原稿
を読み取つて縮小判プリント部40に縮小プリン
トを作成するモードである。
まず、操作パネル74(操作部51)に縮小プ
リントの指示を与えると、制御回路52からモー
タ駆動部53に制御信号が与えられ、駆動用モー
タ23,33および43が回転される。
駆動用モータ23および33が回転されると、
原稿を書き込まれたロール紙60がプラテン21
側から巻取りローラ31側に順次巻き取られてい
き、プラテン21、巻取りローラ31間に展張さ
れたロール紙60の裏面側で巻取りローラ31に
巻き付いたロール紙60上に書かれた原稿が光源
32からの光によつて結像レンズ34を介してラ
インイメージセンサ35に読み取られる。
読み取られた画像情報は、増幅回路54で増幅
され、AD変換回路55でデジタル画像情報に変
換されて記憶回路56に逐次記憶される。
記憶回路56に記憶された画像情報は、制御回
路52からの制御信号に基づいて記憶回路56か
ら読み出され、印刷制御部57を介してラインサ
ーマルヘツド42を駆動する。
駆動されたラインサーマルヘツド42は、駆動
用モータ43の回転に伴つてプラテン41、ライ
ンサーマルヘツド42間を給送されるA4判の感
熱ロール紙61に対して原稿の縮小像をプリント
してゆく。
(3) 等倍プリントモード このモードは、縮小判原稿読取り部10で原稿
を読み取つて縮小判プリント部40に等倍プリン
トを作成するモードである。
まず、原稿台11にA4判の原稿を載置して操
作パネル74(操作部51)に等倍プリントの指
示を与える。すると、制御回路52からモータ駆
動部53に制御信号が与えられ、駆動用モータ1
3および43が回転される。
駆動用モータ13が回転されると、原稿台11
が水平移動し光源12から発せられた光によつて
原稿が照射され反射部材14および結像レンズ1
5を介してラインイメージセンサ16によつて原
稿がライン毎に走査されて画像情報が読み取られ
る。読み取られた画像情報は、増幅回路54で増
幅され、AD変換回路55でデジタル画像情報に
変換されて記憶回路56に逐次記憶される。
記憶回路56に記憶された画像情報は、制御回
路52からの制御信号に基づいて記憶回路56か
ら読み出され、印刷制御部57を介してラインサ
ーマルヘツド42を駆動する。
駆動されたラインサーマルヘツド42は、駆動
用モータ43の回転に伴つてプラテン41、ライ
ンサーマルヘツド42間を給送されるA4判の感
熱ロール紙61に対して原稿の等倍像をプリント
してゆく。
なお、等倍プリントモードとしては、拡大判原
稿読取り部30で原稿を読み取つて拡大判プリン
ト部20に等倍プリントを作成するモードも考え
られるが、ほぼ同様の動作となるのでその詳しい
説明は省略する。
第4図は、第1図ないし第3図に示した電子黒
板装置が拡大判原稿読取り部30として光源3
2、結像レンズ34およびラインイメージセンサ
35を使用していたのに対して、密着式のライン
イメージセンサ81を使用するようにしたもので
ある。すなわち、本実施例の電子黒板装置では、
第5図に示すように、駆動用モータ82によつて
本体71の前面に沿つて摺動可能に密着式のライ
ンイメージセンサ81が配置されているととも
に、本体71の窓部73にはロール紙60の前面
側となるように透明シート78が展張されて貼設
されている。
このような本実施例の電子黒板装置では、ライ
ンイメージセンサ81は駆動用モータ82の回転
駆動に伴つて本体71の窓部73の左端から右端
まで移動してロール紙60および透明シート78
上に書かれた原稿を読み取る。
なお、その他の特に言及しなかつた部材および
部分は、第1図ないし第3図に示した実施例の電
子黒板装置における対応部材および部分と同様に
構成されているので、それらの詳しい説明は省略
する。
このように構成された本実施例の電子黒板装置
では、第1図ないし第3図に示した実施例の電子
黒板装置と同様の作用および効果が得られるとと
もに、ロール紙60に拡大プリントした原稿部分
と透明シート78に追記した原稿部分とに分けら
れ、ロール紙60がコート紙でなくとも追記した
原稿部分の追加、修正等が自由に行えるという利
点が得られる。
なお、上記実施例では、拡大判プリント部20
および縮小判プリント部40を感熱記録方式とし
たが、後者の縮小判プリント部40については、
そのいずれか一方または双方を、ワイヤドツト方
式、インクジエツト方式、レーザプリント方式等
の他の方式のプリント部とすることも可能である
ことはいうまでもない。
また、上記実施例では、プリントされた拡大プリ
ントは窓部73に表示された後に次の拡大プリン
ト動作に伴つて巻取りローラ31に巻き取られる
こととなるが、拡大プリントを外部に容易に取り
出せるようにしてもよい。このようにすれば、取
り出した拡大プリントを持ち運んで所望の場所に
掲示することができ、本発明の電子黒板装置の拡
大プリント機能の利用範囲が拡がることとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、縮小判
の原稿を拡大プリントして掲示することができる
ので、原稿をあらかじめ電子黒板装置に多面にわ
たつて記載しておく手間および時間なしに、短時
間で即応的に多人数に拡大表示することができる
という効果がある。
また、拡大プリントを表示することになるの
で、明室においても拡大表示された内容をはつき
りと見ることができるという効果がある。
さらに、縮小判原稿の拡大プリントにさらに追
記した原稿の縮小プリントを作成することができ
るので、会議の結果等をその場で誤りなく配布す
ることができるという効果がある。
さらにまた、拡大判原稿の縮小プリントを保存
することができるので、後日同一の内容を繰り返
し拡大表示することができるという効果がある。
次に、本発明では、拡大判プリント手段を、千
鳥状に配置した複数のラインサーマルヘツドで構
成したので、このラインサーマルヘツドの有効記
録幅より、広い幅を記録することができるととも
に、この複数のラインサーマルヘツドによるプリ
ントが、記録紙幅方向にて連続的にプリント可能
となり、日本工業規格A列0番等の長尺幅の高速
プリントも可能になる。しかも、この千鳥状の配
置によつてラインサーマルヘツド2本分の配置ス
ペースですみ、電子黒板装置がコンパクトにな
る。
また、本発明によると、この千鳥状配置の複数
のラインサーマルヘツドを、1本のプラテンに対
して配置角を変えてプリントするようにしたの
で、例えば2本のプラテンを使用した場合に比べ
て、まず各プラテンの軸間距離精度を保つための
調整が不要となるとともに、さらに個々のプラテ
ン上にプリントの際の、プリントとプリントとの
繋ぎ合わせ精度が低下することがなくなり、高精
度のプリントが可能となる。しかも、1本のプラ
テンですむので、構成が簡略となり電子黒板装置
全体の小型化ができるといつた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る電子黒板装
置の構成を示すブロツク図、第2図は、第1図に
示した電子黒板装置の外観斜視図、第3図は、第
1図中に示したプラテンとラインサーマルヘツド
との関係を示す要部拡大平面図および側面図、第
4図は、本発明の他の実施例に係る電子黒板装置
の外観斜視図、第5図は、第4図に示した電子黒
板装置の要部斜視図である。 図において、10……縮小判原稿読取り部、1
1……原稿台、12,32……光源、13,2
3,33,43,82……駆動用モータ、14…
…反射部材、15,34……結像レンズ、16,
35……ラインイメージセンサ、20……拡大判
プリント部、21,41……プラテン、22a〜
22d,42……ラインサーマルヘツド、30…
…拡大判原稿読取り部、31……巻取りローラ、
40……縮小判プリント部、50……制御部、5
1……操作部、52……制御回路、53……モー
タ駆動部、54……増幅回路、55……AD変換
回路、56……記憶回路、57……印刷制御部、
58……電源部、60……拡大判感熱ロール紙、
61……縮小判感熱ロール紙、71……電子黒板
装置本体、73……窓部、74……操作パネル、
76……複写機、78……透明シート、81……
密着式ラインイメージセンサ、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙の縮小判原稿から、画像情報を読み取る縮
    小判原稿読取り手段と、 複数のラインサーマルヘツドを、1本のプラテ
    ンの中心軸に対して配置角を異ならしめて、千鳥
    状に配置構成し、画像情報に基づいて黒板のボー
    ドに拡大判プリントを作成する拡大判プリント手
    段と、 上記縮小判原稿読取り手段によつて読み取られ
    た、上記縮小判原稿の画像情報に基づいて、上記
    拡大判プリント手段に拡大判プリントを作成させ
    る制御手段と、 を備えることを特徴とする電子黒板装置。 2 紙の縮小判原稿から、画像情報を読み取る縮
    小判原稿読取り手段と、 複数のラインサーマルヘツドを、1本のプラテ
    ンの中心軸に対して配置角を異ならしめて、千鳥
    状に配置構成し、画像情報に基づいて黒板のボー
    ドに拡大判プリントを作成する拡大判プリント手
    段と、 黒板のボードに書かれた拡大判原稿から、画像
    情報を読み取る拡大判原稿読取り手段と、 画像情報に基づいて紙の縮小判プリントを作成
    する縮小判プリント手段と、 上記縮小判原稿読取り手段によつて読み取られ
    た、上記縮小判原稿の画像情報に基づいて、上記
    拡大判プリント手段に上記拡大判プリントを作成
    させる拡大プリントモード、上記拡大判原稿読取
    り手段によつて読み取られた、上記拡大判原稿の
    画像情報に基づいて、上記縮小判プリント手段に
    上記縮小判プリントを作成させる縮小プリントモ
    ード、および上記縮小判原稿読取り手段によつて
    読み取られた、上記縮小判原稿の画像情報に基づ
    いて、上記縮小判プリント手段に上記縮小判プリ
    ントを作成させる、等倍プリントモードを含む動
    作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする電子黒板装置。
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