JPH115394A - 電子黒板 - Google Patents

電子黒板

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Publication number
JPH115394A
JPH115394A JP9160840A JP16084097A JPH115394A JP H115394 A JPH115394 A JP H115394A JP 9160840 A JP9160840 A JP 9160840A JP 16084097 A JP16084097 A JP 16084097A JP H115394 A JPH115394 A JP H115394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording sheet
case
sheet
electronic blackboard
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9160840A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Ezaki
隆博 江崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9160840A priority Critical patent/JPH115394A/ja
Publication of JPH115394A publication Critical patent/JPH115394A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が不正に把手を引いても、破損を防止
できる電子黒板を提供することを目的とする。 【解決手段】 横長箱状に形成されたケースと、一端部
がケースから長手方向と直交する方向に引き出し可能に
支持される記録シート2と、記録シート2をケース内に
巻き上げる巻き上げ手段と、巻き上げられる記録シート
2から画像を読み取る光学ユニットと、光学ユニットが
読み取った画像を処理して印字するプリンタ部とを備
え、記録シート2の一端部2aに、引き出し時に把持で
きるように形成された把手3が、所定以上の力が作用す
ると記録シートから外れるように、半固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬性を向上させ
た電子黒板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子黒板は、会議室などにお
いて広く利用されている。そして、電子黒板の記録シー
トに議事内容などを筆記して、参加者に見やすく掲示す
るだけでなく、参加者自身がメモを取らなくとも、筆記
内容を用紙に印字して、参加者などに配布できるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電子
黒板は、一般に、床面から立設される支持枠に固着され
るものや、会議室などの垂直な壁面に固定された状態で
使用されるものである。しかしながら、このような構成
では、使用者が、別の場所や会議室のテーブル上など
に、電子黒板を移動して使用することができない。
【0004】また、特殊な電子黒板として、箱形のケー
スと、このケースに対して一端部が引き出し可能に支持
された記録シートとを備えるものが提案されている。こ
のものは、概ね大型のスキャナと大型のプリンタを併合
したようなものである。そして、使用者が、この種の電
子黒板のケースを運搬すれば、電子黒板を移動して使用
することも不可能ではない。
【0005】そして、使用者が把持しやすいように、あ
るいは記録シートが垂下した際のおもりとして、従来の
この種の電子黒板には、引き出される記録シートの一端
部に、把手が取り付けられているものがある。
【0006】しかしながら、この把手は、記録シートに
剛結されており、使用者が、力任せに把手を引くと、記
録シートが破損したり、あるいは、内部の巻き上げ手段
に過大な力が作用し、正常に動作しなくなる恐れがあっ
た。
【0007】そこで本発明は、使用者が不正に把手を引
いても、破損を防止できる電子黒板を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電子黒板は、横
長箱状に形成されたケースと、一端部がケースから長手
方向と直交する方向に引き出し可能に支持される記録シ
ートと、記録シートをケース内に巻き上げる巻き上げ手
段と、巻き上げられる記録シートから画像を読み取る光
学ユニットと、光学ユニットが読み取った画像を処理し
て印字するプリンタ部とを備え、記録シートの一端部
に、引き出し時に把持できるように形成された把手が、
所定以上の力が作用すると記録シートから外れるよう
に、半固定されている。
【0009】この構成により、使用者が不正に把手を引
いても、破損を防止できる電子黒板を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の電子黒板は、横長
箱状に形成されたケースと、一端部がケースから長手方
向と直交する方向に引き出し可能に支持される記録シー
トと、記録シートをケース内に巻き上げる巻き上げ手段
と、巻き上げられる記録シートから画像を読み取る光学
ユニットと、光学ユニットが読み取った画像を処理して
印字するプリンタ部とを備え、記録シートの一端部に、
引き出し時に把持できるように形成された把手が、所定
以上の力が作用すると記録シートから外れるように、半
固定されている。
【0011】この構成により、使用者が、力任せに把手
を引くと、把手が記録シートから外れ、記録シートや巻
き上げ手段が、過大な力から保護され、破損が防止され
る。
【0012】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態について説明する。ここで図1は本発明の一実施の
形態における電子黒板の斜視図である。図1において、
1は、内部が空洞の横長箱状に形成されたケースであ
る。2は、ケース1から巻き上げ方向Yの反対方向に引
き出し可能に支持される記録シートである。ここで、巻
き上げ方向Yは長手方向Xに直交する。そして、記録シ
ート2の一端部には、使用者がつかみやすいように、把
手3が半固定されている。
【0013】4、5は、ケース1の前面左側に設けら
れ、図3(a)の破線で示すように、開閉自在に取り付
けられたプリンタ部扉である。プリンタ部扉4、5を開
くと後述するプリンタ部20が露呈し、感熱紙21等を
補充できるようになっている。また、プリンタ部扉4の
下端縁とケース1との間には、狭いスリット6があいて
おり、スリット6から印字済みの感熱紙21が排出さ
れ、プリンタ部扉4の下端縁(鋭角になっている)で、
排出された感熱紙21をカットできるようになってい
る。
【0014】また、ケース1の前面の右側には、コピー
ボタン7、巻き取りボタン8、電源表示ランプ9が配置
され、ケース1の右側面には、外部のプリンタなどの情
報処理装置にデータを転送するため、コネクタ10が設
けられている。
【0015】ケース1の内部は、図2(本発明の一実施
の形態における電子黒板の正面図)のようになってい
る。即ち、ケース1の内部空間は、下側から順に、長手
方向Xと平行な第1の空間S1と第2の空間S2とに分
けられている。そして、下側の第1の空間S1には、そ
のほぼ全長にわたって記録シート2が収納されている。
また、記録シート2の両端部には、ギアキャップ11、
12が装着されており、そのうちの、ギアキャップ11
には、歯車列14を介してパルスモータからなる巻き上
げモータ15の駆動力が伝達されている。
【0016】即ち、巻き上げモータ15を駆動すると、
記録シート2を巻き上げ方向Yに送ることができ、巻き
上げモータ15は巻き上げ手段に相当する。そして、図
2に示すように、ケース1の下端部には、リミットスイ
ッチLSが配置され、リミットスイッチLSが把手3に
当接してオンになると、巻き上げモータ15の駆動が停
止されるようになっている。また、ケース1の下端縁の
すぐ上部には、巻き上げられる記録シート2に記載され
た画像を読み取る光学ユニット13が、記録シート2の
幅いっぱいに配置されている。
【0017】さらに、第1の空間S1の上部に設定され
る第2の空間S2には、左右方向の重量バランスが最良
になるように、左側にプリンタ部20が配置され、右側
に基板部30が配置されている。また図3(a)に示す
ように、プリンタ部20のうち、21は、感熱紙であっ
て、ロール状に巻かれて、その一端部が、スリット6を
介してケース1の外部へ向け、下向き(矢印N1)に引
き出されている。また、感熱紙21の左右には、フラン
ジキャップ22が装着されて位置ずれが防止されてい
る。そして、矢印N1方向に引き出された感熱紙21
は、プラテン23に周接することにより、サーマルヘッ
ド24に密着し、サーマルヘッド24が発熱すると、感
熱紙21に画像が印字されるようになっている。
【0018】また、第1の空間S1において、記録シー
ト2は、ケース1の長手方向に軸方向を有し、かつケー
ス1に対して回転自在に軸支されているシートローラ4
0に巻き付けられる。そして、記録シート2は、位置決
め部材18に当接すると共にガイドローラ19に周接す
ることにより、一定の位置を通過して巻き上げられるよ
うになっている。そして、光学ユニット13は、位置決
め部材18に当接する箇所において、記録シート2に光
源16からライン状の光を照射し、その反射光をライン
イメージセンサ17で読み取るものである。
【0019】また、上述したように、第2の空間S2の
右側には、基板部30が配置されている。そして、図3
(b)に示すように、基板部30では、プリンタ部20
と巻き上げモータ15、送りモータ25及び光学ユニッ
ト13を制御するコントロール基板32がケース1の前
面側に配置され、プリンタ部20と巻き上げモータ1
5、送りモータ25及び光学ユニット13に電力を供給
する電源基板31がケース1の背面側に設置されてい
る。このうち、電源基板31は、大型の部品が実装さ
れ、角チップ等の小型軽量の部品が実装されるコントロ
ール基板32よりも、重い。このため、このような配置
を取ることにより、ケース1の背面側を重くして、ケー
ス1の背面を水平面に設置したときの重量バランスを良
好に保持することができる。
【0020】次に図5を用いて、シートローラ40の構
成を説明する。ここで、図5(a)は、本発明の一実施
の形態における記録シートの取付説明図である。図5
(b)にも示しているように、シートローラ40は、全
体として一定の半径Rを有する円筒状に形成されたロー
ラ本体41を備え、ローラ本体41は、ローラ本体41
の軸方向と平行に、半径Rよりも半径方向中心側に凹ん
だ凹部41aを有する。そして、凹部41aには、貫通
孔41bがあけられ、記録シート2の上端部2eが凹部
41aに密着するように重ねられる。また、上端部2e
にあけられた透孔2fと貫通孔41bとをリベット2g
により連結することにより、記録シート2の上端部2e
は、ローラ本体41に固定されている。
【0021】ローラ本体41には、側方からギアキャッ
プ11の挿入体11bがはめ込まれる。これにより、ロ
ーラ本体41の両サイドは、ギアキャップ11から鍔状
に張り出すフランジ部11cにより位置決めされる。な
お、11aは、歯車列14に噛み合うギアキャップ11
のねじ部である。記録シート2の巻き付け方向は、図5
(b)の矢印N2で示すとおりである。
【0022】次に、図4を用いて、把手3について説明
する。図1に示しているように、この把手3は、引き出
し時に把持しやすいように、中央部が円弧状に膨らんだ
形状をしており、使用者は、この中央部に指をかけられ
るようになっている。中央部に指をかけるようにしたの
で、記録シート2を引く力は、記録シート2の引き出し
方向に対して、左右均等に作用するものである。これに
より、使用者は、記録シート3を、概ね本来の向きにし
か引けず、異常な力が、記録シート2や巻き上げ手段に
作用しにくくなっている。
【0023】そして、次に説明する構成によって、把手
3は、所定以上の力が作用すると記録シート2から外れ
るように、半固定されている。即ち、把手3は、上板3
aと下板3bとに分けられ、上板3aの側縁には、下板
3bに臨む段差部3cが突設され、上板3aと下板3b
とで、記録シート2の下端部2aを上下に挟み、段差部
3cに、記録シート2の下端部2aを当接させるよう
に、取り付けられる。
【0024】また、この下端部2aには、厚さ方向に透
孔2bがあけられ、透孔2bから下向きにスリット2c
が切ってある。そして、図4(b)に示すように、上板
3aと下板3bで、下端部2aを挟んだ際、透孔2bと
一致する位置に、上板3aから下向きに突出する突起3
dが設けられていると共に、下板3bにこの突起3dが
はめ込まれる受け孔3eが形成されている。
【0025】従って、上板3aと下板3bで、下端部2
aを挟むと、突起3dは、透孔2bを貫通し、受け孔3
eに、嵌入する。このとき、使用者が、把手3を力任せ
に引くと、突起3dがずれて、スリット2c内を通って
下端部2aから外れてしまう。このため、記録シート2
や巻き上げ手段を、過大な力から保護することができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
万一把手に過大な力が作用しても、記録シートや巻き上
げ手段を保護することができ、破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における電子黒板の斜視
【図2】本発明の一実施の形態における電子黒板の正面
【図3】(a)図2A−A断面図 (b)図2B−B断面図
【図4】(a)本発明の一実施の形態における把手の斜
視図 (b)本発明の一実施の形態における把手の取付説明図
【図5】(a)本発明の一実施の形態における記録シー
トの取付説明図 (b)本発明の一実施の形態におけるシートローラの断
面図
【符号の説明】
1 ケース 2 記録シート 3 把手 13 光学ユニット 15 巻き上げモータ 20 プリンタ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横長箱状に形成されたケースと、一端部が
    前記ケースから前記長手方向と直交する方向に引き出し
    可能に支持される記録シートと、前記記録シートを前記
    ケース内に巻き上げる巻き上げ手段と、巻き上げられる
    前記記録シートから画像を読み取る光学ユニットと、前
    記光学ユニットが読み取った画像を処理して印字するプ
    リンタ部とを備え、前記記録シートの一端部に、引き出
    し時に把持できるように形成された把手が、所定以上の
    力が作用すると前記記録シートから外れるように、半固
    定されていることを特徴とする電子黒板。
JP9160840A 1997-06-18 1997-06-18 電子黒板 Pending JPH115394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9160840A JPH115394A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 電子黒板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9160840A JPH115394A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 電子黒板

Publications (1)

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JPH115394A true JPH115394A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15723553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9160840A Pending JPH115394A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 電子黒板

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JP (1) JPH115394A (ja)

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